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転職の魔王様の原作ネタバレと最終回結末は?ドラマのあらすじも!

転職の魔王様の原作ネタバレと最終回結末は?ドラマのあらすじも!
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2023年7月17日月曜夜10時スタートの新ドラマ「転職の魔王様」の原作ネタバレをご紹介します!

原作は、2021年に発売された額賀澪さんの小説です。

この転職というテーマに興味を持つ方も多いのではないでしょうか?

主演キャストは成田凌さん、そしてヒロインは小芝風花さんが務めます。

  • 「転職の魔王様」に原作はあるのか?
  • 物語の中で恋愛要素は出てくるのか?
  • 最終回にはどんな結末が待っているのか?

気になることが沢山ありますよね!

今回は「転職の魔王様」の原作ネタバレを中心に、あらすじ登場人物、そして最終回の結末も予想していきますよ♪

「転職の魔王様」のドラマの放送がされる前に原作のネタバレ内容をしっかりと予習していきましょう!

目次

転職の魔王様の原作小説登場人物のネタバレ!

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転職という言葉が珍しくもない現代、様々な理由で仕事を変える人は多くいます。

「転職の魔王様」はそんな現代の働く人に、仕事と人生の両方との向き合い方を教えてくれる物語です。

登場する人物たちも個性的なキャラクターばかり!

ここでは「転職の魔王様」の原作小説に出てくる登場人物ネタバレをご紹介します♪

来栖 嵐

  • 転職エージェント会社「シェパード・キャリア」のキャリアアドバイザー。
  • 求職者の心をへし折るような発言、冷酷に見える対応から「魔王様」と呼ばれる。
  • 足が不自由で、特徴的な杖をついている。

未谷千晴

  • 新卒で大手広告代理店に就職していたが、3年も立たずに過労で退社。
  • 叔母である洋子の勧めで「シェパード・キャリア」で転職先を探す。

落合洋子

  • 「シェパード・キャリア」の社長。
  • 千春の叔母で、自身の会社を通して転職活動することを後押しする。

広沢英里子

  • 来栖と同じ「シェパード・キャリア」のキャリアアドバイザー。
  • 童顔でフランクな性格。

横山潤也

  • 「シェパード・キャリア」の営業職。

転職の魔王様の原作ネタバレ!あらすじを最終回結末まで

「転職の魔王様」の原作は作家の額賀澪さんによる短編集です。

転職エージェント会社である「シェパード・キャリア」で起こる5つの話が描かれています。

原作のあらすじを1話ずつ最終回の結末までネタバレしていきます!

原作第1話ネタバレ

そんなこと自分で決めてください

未谷千晴は叔母の洋子の勧めで「シェパード・エージェント」で転職活動を始めます。

千晴の担当についたのは「転職の魔王様」と呼ばれる男、来栖嵐でした。

千晴は来栖に「どんな会社でもいいから働きたい」と訴えますが、それは本心ではないことを来栖は見抜きました。

来栖は千晴に大手のアパレル会社の宣伝部の仕事を紹介します。

ですが模擬面接の際、自分の価値観で物事を決められない千晴に、来栖は「今のあなたはどこに行っても家畜のように働かされる」と言い放ちました。

「私は、どうすればいいんでしょうか」

と涙ながらに聞く千晴に来栖は冷たく

そんなこと自分で決めてください。大人なんですから

と、言うのでした。

こんな状態でアパレル会社の面接は受けられないと、選考を辞退する千晴に対しても淡々と対応する来栖。

「今後のビジョンが見えたら合致する会社を紹介するし、必ず内定もさせる」

という励ましにも聞こえる言葉も冷徹に言われると響きません。

自分探しをする間、どこかでバイトをしようとする千晴に、叔母で「シェパード・キャリア」の社長である洋子は自分の会社で働くよう提案します。

晴れて働くことになった千晴の教育係となったのはあの「魔王様」来栖でした。

原作第2話ネタバレ

周りが転職するから焦って自分も、ですか

文具メーカーの派遣社員として働く宇佐美由夏は同じ会社で派遣社員として働く七恵が転職活動をしていると聞かされました。

それと同時に結婚間近だと思っていた彼氏からも突然別れを告げられ、途方にくれます。

同僚と彼氏から裏切られたような心情になった由夏は「シェパード・キャリア」で転職活動をすることに。

転職のきっかけを正直に話す由夏に来栖は冷たく

周りが転職するから焦って自分も、ですか

と言うのでした。

小規模のソフトウェアメーカーに内定した由夏でしたが、今と変わらない年収や仕事内容のままでいいのかと踏ん切りがつかず、転職を迷います。

そんな中、彼氏だった克幸が由夏と同じ会社の女性社員と浮気していたことが発覚します。

何かがふっきれた由夏はソフトウェアメーカーの内定を辞退します。

今よりも年収が見込める、何より楽しく働けるところを探したいと自分が本当に希望する条件を見つけることが出来たのです。

32歳という転職限界年齢ギリギリの由夏の転職活動は茨の道だと予想されますが、自分が納得して未来を考えることの出来る人生の1歩を踏み出したのは確かなのでした。

原作第3話ネタバレ

転職は口コミサイトで店を選ぶのとは違うんです

広告代理店の営業職として働く笹川直哉は、社会人4年目になっても全くと言っていいほど評価されない自分の現状に疑問を感じていました。

就活サイトでみた「転職」という言葉をきっかけに「シェパード・キャリア」を通して転職活動を始めます。

千晴はハキハキと受け答えをする笹川を見て転職活動は簡単にいくだろうと来栖に話します。

ですが、来栖は笹川が「元気で会社に従順なキャラクター」を演じているのだと見抜きました。

就活時に企業が求める若者像を演じたまま内定をもらって働き始めても、最初の人物像を崩すことが出来ず、苦しくなる人間は少なからず居るといいます。

数日後、笹川は上司から押し付けられた仕事でミスを犯します。

その対応のため新しい会社の面接も行けなくなってしまいました。

徹夜明けで対応を終えた笹川のもとに、来栖から「これから面接に来るように」と連絡が入り、ボロボロの状態で現れた笹川に来栖は

それくらいが笹川さんらしいですよ

と、嫌味か励ましか判断つかない声掛けをし、笹川が面接に向かう背中を見送ります。

来栖は先方の会社に、笹川が面接をキャンセルしたのは元の会社でトラブルの責任を最後まで果たしたからだ、と伝えていたのです。

素の自分で面接を受けた笹川は無事内定をもらい、偽ることのない自分を評価してもらえる仕事をしていけることになりました。

原作第4話ネタバレ

どうだっていいんです。あなたの人生に比べたら

突然シェパード・キャリアに現れたのは来栖の元カノだと名乗る剣崎莉子という女性。

剣崎は最初こそ転職する気はなかったが、同棲をする漫画家の彼氏を養わねばと考えていました。

来栖と会ったことで転職する覚悟を決めた剣崎。

家に帰り、漫画家の彼氏に転職すると伝えると

君が好きな仕事をしてほしい

と本音を聞きます。

彼の想いと、連載が決まったことで、転職の必要がなくなった剣崎は転職活動を辞めることになったが、未来の不安がなくなった彼女は清々しい表情でした。

原作第5話ネタバレ

仕事に夢を見ないのはご自由です

求職者としてやってきた戸松卓郎は、実は来栖が足を怪我するきっかけの事故で、加害者となった女性の恋人でした。

当時の事故の原因は過労で、戸松は相手の会社の違法な残業の実態や、パワハラを内部告発し、和解しています。

このことがあってから戸松は理不尽なことが許せず、さらに恋人の罪滅ぼしのために会社の待遇が気に入らないと盾ついてきたのでした。

求職者として転職活動してきた戸松は来栖がシェパード・キャリアにいることを知り、転職を諦めると言い出します。

そんな戸松に

自分を犠牲にして会社を良くしたって、貴方の未来はこれっぽっちも明るくならない。

と来栖はいうのでした。

戸松は来栖が加害者である恋人を恨んでおらず、むしろ罪悪感すら感じていることを知ります。

全てを理解し、吹っ切れた戸松はもう過去にとらわれず前向きに転職活動を再開することを決意します。

原作の最終回結末をネタバレ

千晴はシェパード・キャリアでキャリアアドバイザーに!

原作小説の最終回の結末ネタバレとしてはそのままシェパード・キャリアに正社員として入社しています。

原作では来栖に付いて様々な求職者に出会ってきた千晴。

常に自分にできる仕事は何なのかを模索していた千晴は、自身も求職者としてシェパード・キャリアに来たことから求職者に寄り添えるCAになることを決意します。

まだまだ来栖ら先輩CAに学ぶことはありますが、一人前を目指して頑張る千晴は立派な社会人です♪

ドラマでは原作と違う最終回の結末を迎えたりするのでしょうか・・・?

転職の魔王様に恋愛要素はある?

原作には明確な恋愛要素はありません

男女がバディを組んでいく物語に有りがちなのが恋愛要素です。

「転職の魔王様」の原作ではメインとなる来栖と千晴の間に恋が生まれることはありませんでした

千晴は普通の女の子といえますが、来栖は「魔王」と呼ばれてしまうくらい冷徹に見られてしまうので、恋愛というイメージは出来ないかもしれません。

ですが、原作の中では来栖の元カノが出てきたりと冷徹な来栖も恋愛をしていた時があるようです。

ですが、ドラマでは原作小説にはいない人物も登場しています。

その人物たちによって新たな人間関係が生まれ、原作とは違う最終回の結末で、恋が生まれたりするかもしれませんね♪

ドラマ転職の魔王様のネタバレとあらすじ!

2023年7月17日夜10時の新ドラマ「転職の魔王様」。

来栖役の成田凌さんと千晴役の小芝風花さんら名俳優さんたちがどのようにキャラクターを表現するのか楽しみですね!

成田が演じる、転職エージェント会社「シェパードキャリア」のキャリアアドバイザー来栖と、のちに来栖の相棒となる小芝演じる未谷千晴(ひつじたに・ちはる)のコンビを中心に、異色の転職エージェントたちが奮闘する1話完結の爽快で痛快なストーリー。毎回さまざまな事情を抱えた転職希望者が登場し、その人間模様はもちろん、転職業界の実態や知られざる裏側も垣間見ることができる。

日刊スポーツ

それではドラマ「転職の魔王様」のネタバレをみていきましょう!

第1話ネタバレ

未谷千晴はパワハラによる体調不良のため、前の会社を辞め、叔母の落合洋子が社長の転職エージェンシー「シェパードキャリア」で転職活動をしようとしていました。

千晴は叔母の洋子に転職相談に乗ってもらおうとしたところ、千晴の相談に乗ったキャリアアドバイザーが魔王様と呼ばれている来栖嵐でした。

千晴は、転職相談の前日に他のシェパードキャリア利用者の男性に刺されそうになった来栖と面識はありますが、来栖はその3年前から千晴と面識があるようです。

しかし、千晴は覚えていませんでした。

ある日、千晴は来栖から良い転職先を紹介されます。

両親に期待をかけられながらも、自分が前の会社を辞めた本当の理由味覚障害であることを両親に隠していました。

千晴が再びシェパードキャリアに転職相談に来たあと、来栖は千晴が味覚障害であることを見抜き、千晴の今の気持ちは本音かどうか尋ねます。

千晴は「本心でないけれど本音だ」と言い、次の転職先の面接を受けるため、準備を進めていました。

しかし面接当日、千晴を自宅まで迎えに来た来栖に何と、彼女が退職した前の会社に連れて行かれてしまいます。

千晴は前の職場で仕事の引き継ぎをした同僚の成果とパワハラ上司を目にし、精神的に追い詰められ、道路で自殺を図ろうとしていました。

しかし、来栖に止められ、「自分の人生このままでいいのか」と問われ、千晴は泣きながら「転職しても前の会社にいたときと同じ繰り返しになる」と転職先の面接の辞退を申し出ます。

そんな千晴に来栖は、「千晴が周りではなく自分で決めたことで千晴の人生は今よりもっと良くなる」ことを伝えました。

その後、来栖は千晴の前の会社の上司に「パワハラは殺人だ」と伝えます。

また、千晴が辞退した転職先の面接は前に来栖を刺そうとしていたシェパードキャリアの他の利用者の男性が採用になったことが分かり、丸く収まります。

そこから千晴は両親に本音を全部話し、転職活動を休むことを伝え、叔母の下でキャリアアドバイザー見習いとして働くことになったのです。

第2話ネタバレ

千晴は転職エージェントの見習いとして雇って貰っているということで、早朝からみんなの机を掃除します。

ところが、そんなことよりも自分のことに時間を作る方が良いと、来栖に突っぱねられてしまうのでした。

そこへ、正規で転職したいという宇佐美由香という30代の女性が現れます。

宇佐美は大卒後、内定がもらえず派遣社員として長く務めてきました。

ところが、結婚を前提に交際している彼氏、克行から「結婚相手は正規で働いている人が良い」という理由で別れたいと言われてしまいます。

「30過ぎた女性がいきなり自分の都合で正規で転職できるわけがない。」と厳しく言い放つ来栖を見た千晴は、言い方がきついと注意しました。

それならば、と宇佐美の担当を千晴がする様に言いつけられてしまいます。

克行に別れを告げられたばかりの宇佐美の元へ、千晴と来栖は挨拶に訪れました。

宇佐美は失恋でやけ酒しており、2人は自宅にに送ることになります。

宇佐美の自宅に訪れた来栖と千晴は、家中の電化製品の質の良さがやけに印象に残りました。

翌朝、来栖が出社すると机の上に宇佐美向けの転職候補企業の資料が置かれていました。

千晴が徹夜で探したものでしたが、やり直しを指示されます。

千晴が選択した企業はどこも宇佐美の経歴ではハードルの高いものばかりだったのです。

後日、宇佐美に面談で就職先候補のリストを提示すると企業の募集内容を見て少し落胆した様子でした。

派遣経験しかない宇佐美が内定をとれそうな企業を候補として提示したので、宇佐美にとっては期待はずれだったのです。

ですが、宇佐美は早く正社員になりたいということもあり、面接の話を進めるよう千晴に頼みます。

面接の結果、寺田ソフトという小さな会社に内定が決まりました。

別の日、来栖は甘いものが好きだという理由で、犬飼と山口主催の合コンに参加することになります。

ケーキの小ネタが行き過ぎた来栖は女性たちにドン引きされてしまいますが、偶然参加女性の一人に宇佐美の同僚がいました。

せめて転職だけは上手くいってほしいという彼女に来栖は理由を聞きます。

宇佐美の同僚は、克行が二股をかけていることに気づいてしまい、それを伝えるか迷っていたのです。

その後、宇佐美から内定した寺田ソフトの件を考えたいという申し出がありました。

どうしたら良いかわからない、教えて欲しいと言う宇佐美。

来栖は千晴にも言ったように、返答期限は1週間延ばすが、自分で決めることだと言い放ちます。

返答当日、宇佐美はまだ返事を出せないでいました。

来栖はそんな彼女をある店に呼び出します。

なんとそこには仲よさげば女性と克行の姿がありました。

ショックを受ける宇佐美を前に、「二股かけている男のことよりも自分の人生を考えた方が、マシです。」と来栖は言います。

何てことをしているんだ、と来栖を見て驚く千晴でしたが、その言葉に何か吹っ切れた宇佐美は店に入り、克行の頬を叩き、自ら別れを告げました。

叩かれた克行は宇佐美のことをなにも取柄が無いと無能呼ばわりします。

そんな克行に来栖は

宇佐美には10年間の派遣社員の経験があり、それぞれの職場に順応してきた。

克行が取引先の仕事を得られるようになったのも宇佐美のおかげである。

そして後輩を励まし、困っている人を放っておけない、人を思いやれる、そんな人だ。

と言い返します。

帰り道、宇佐美は寺田ソフトの内定を辞退したいと申し出ました。

妥協しないでやりたい事が出来る会社に行きたいと言うのです。

その話を聞いた千晴は張り切りますが、来栖がもう用意していました。

通販グッズの企画職の求人です。

酔った宇佐美を送って行った時、来栖は電化製品の使い心地を記したノートを発見しており、その熱意を感じ取っていたのでした。

宇佐美は自信が無いようでしたが、やりたいとはっきり答え、無事に内定が決まります。

2話では千晴が初めてキャリアアドバイザーとして仕事をしましたね!

宇佐美が彼氏の浮気現場に連れられたときは心が痛みました・・・

そこで克行が言った「取り柄がない」という言葉。

自分の取り柄を自覚して、更に仕事にも活かしている人は実はあまり居ないのではないでしょうか。

自分の取り柄が分からなくて宇佐美に共感できる人も多いかもしれませんね。

そこで来栖が職場に長くいる=一定の場所に従順できる。

という言い換えで宇佐美の取り柄を指摘したときは、見方をかえればその人の取り柄になるのだと関心しました!

宇佐美の取り柄を早いうちから見つけていた来栖。

来栖は魔王様と呼ばれるほど冷たいと思われていますが、実はそうではないのかもしれませんね♪

第3話ネタバレ

大手食品会社で営業担当の笹川は、体育会系のノリの良さで接待に励む入社4年目です。

来栖が笹川と面接するために選んだ店は、ネット口コミで評価が低いところだったので羊谷があり得ないと注意しました。

ところが来栖は、「他の誰かの意見よりも、自分で体験した方が良い」と言います。

面談した笹川は、いかにも一流企業のできる営業マンでした。

パワハラ上司が正当に評価してくれないため、転職を決意したといいます。

千晴は優秀な人で、すぐに転職先が見つかりそうだと感じますが、来栖は不安顔です。

千晴がそのことを尋ねると、笹川はウケのいい営業マンを演じる、仮面をつけた状態なので厄介かもしれないといいます。

入社して、とりあえず3年は頑張ってきた笹川。

同期が次々と退職していく中、3年以上勤めてきたことを自負していました。

ですが、辞めていった同期たちが自分のやりたいことで、しっかり自分の居場所を見つけていることに愕然とします。

会社を辞めなかっただけで、何も実績を残せていない自分が薄っぺらく、何もない人間だと現実を突きつけられ、自信を喪失してしまいました。

来栖から社員を多角的に評価してくれる会社を紹介され、面接を受けることにした笹川でしたが、面接当日、上司のミスによって商品の発注に影響が出てしまいます。

笹川は上司のミスを押し付けられる形になってしまいました。

面接も辞退し、チームのメンバーと徹夜で作業を行います。

何とか無事に作業を終わらせて、笹川はチームのメンバーに感謝の言葉をかけました。

ですが、逆にメンバーから温かい言葉をかけられて、自分の強みや勤務した3年が無駄ではなかったことに気づかされるのです。

徹夜明けの朝、来栖が会社に訪ねてきました。

笹川が面接を受ける予定だった会社に頭を下げ、面接の時間を変更してもらったのだと言います。

驚く笹川でしたが、自信を持って面接に向かうことができました。

取引先へのお詫びの宴席では、笹川が取引先の社長が好んでいるお酒を用意していたので、上司は笹川が大事な存在だと気づきます。

ですが次の日、笹川は上司に退職願を渡しました。

面接を受けた会社は、笹川の仕事を最後まで投げ出さないことを評価し、無事内定が決まったのです。

来栖に笹川の面接日を延期させてほしいとお願いしたのは、千晴でした。

「君は、転職者に寄り添う力を持っている」と、来栖は千晴を誉めます。

後日、犬飼たちが「来栖の寝顔動画がバズりだした。」と騒いでいると早速来客が来ました。

その女性は来栖の元カノだというのです。

3話では魔王様の前の職場の回想シーンもありました!

来栖も過去、なにか辛いことがあったから、今は転職者に厳しいことが分かる内容でしたね。

転職者を守れるのは同じ立場にあった者だからこそ。

転職者から苦情が来ても魔王様をクビにすることは出来なかった、と言った社長に納得です。

そして今回も共感出来る部分が沢山ありました。

笹川のように社会の中では無意識に仮面をつけている人も多いのではないでしょうか。

自分の頑張りをしっかり見てくれる会社に転職することができた笹川。

きっと退職していった同期のようにいきいきと仕事が出来るはずですね♪

そして最後に出てきた来栖の元カノ。

元カノを眼の前にして千晴の心境にもどんな変化が起きていくのか、次話も楽しみですね!

第4話ネタバレ

「シェパードキャリア」にやってきたのは、来栖の元カノ剣崎莉子

元カノと聞いて、社員たちは大騒ぎです。

彼女はSNSで話題になっていた動画が来栖であることに気づき、彼の元を訪れました。

2人の面談に同席していた千春は何とかして場を和ませようとしますが、空気は最悪のまま莉子はその場を去ってしまいます。

ところが翌日、莉子から正式な面談日程のメールが千春の元に送られてきました。

莉子の勤める会社はオンラインの教育系コンテンツを製作・配信する会社です。

ですが、最近ライバル会社に追い上げられ、業績は下がる一方でした。

彼女は、現在同棲している漫画家志望の彼氏の稼ぎが良くないため、今の2倍の報酬がもらえる競合会社に転職しようとします。

そんな莉子に来栖が紹介したのは、まさにそのライバル会社でした。

しかし、莉子がまだ今の会社に愛と誇りを持っていることが会話の端々から伝わっており、転職理由に納得できない来栖。

莉子に自分でじっくり考えろと言い放ち席を離れてしまいました。

千晴と2人になった莉子は以前の来栖について話します。

昔の来栖はバレー部の部長などもして、友達もたくさんいました。

就職後は商社に勤め、エネルギー事業を任され意欲満々だったのに、不慮の事故で重い後遺症を負うことになります。

足を引きずりながら頑張ったものの、今まで全身全霊をかけて取り組んできた仕事を外されてしまいました。

それが原因で会社も辞めてしまったのだと。

その日、家に帰った莉子は彼氏である周平に、今の仕事を辞めて別の会社を探すことにしたと打ち明けました。

反対だった周平は来栖の元へ出向き、莉子に仕事をやめさせないでほしいと頼みます。

今の仕事にやりがいを持っている莉子が好きだったため、自分の為に転職して欲しくなかったのです。

翌朝、莉子は千晴から連絡を受け「シェパードキャリア」に行くとそこに周介がいました。

自分のために好きな会社を辞めるのは間違ってる、別れよう。と莉子に告げる周平。

その言葉を聞き、莉子は出て行ってしまいました。

莉子を追っていった来栖は、二人が別れた時と同じことを繰り返すのかと説得します。

怪我で落ち込む来栖を支え続けるのに疲れた莉子。

前と同じように働けなくなって、莉子に心を閉ざした来栖。

結果、ずるずると別れてしまった二人。

今度はちゃんと本音で向き合えという言葉に、周介と改めて話し合うことになりました。

再会した2人は、お互いの本音をぶつけ合います。

周介は漫画家として連載を取ることを信じて欲しいということ、莉子は今の会社を続けたいことを伝え和解しました。

その後、莉子が改めてシェパードキャリアを訪れてきました。

周介は連載が決まり、2人は結婚することになったと報告します。

再会した時には、険悪ムードだった来栖と莉子でしたが、最後はお互いの幸せを祈り、良い別れをすることができました。

4話では来栖の過去というものが大きく見えました。

千晴も本当はずっと気になっていた部分だったと思います。

最初は来栖に未練があってやってきた元カノなのかと思いましたが、仕事、生活に思い詰めた矢先の光だったのでしょう。

そして今回は一瞬の事故で大きく変わる人生の残酷さに、胸がいっぱいになった回でもありました。

自暴自棄になった来栖にも心が痛みますが、莉子も隣で見ていられないほどだったのだと思います。

そんなとき出会った周平は莉子を支えるのに十分な人だったのですね。

結果、来栖もやりがいのある仕事を見つけ、莉子も周平と結婚し、一件落着かと思われましたが、次回も来栖の事故絡みの依頼者です。

来栖の過去、そして本音が垣間見れる回になりそうですね。

第5話ネタバレ

もうすぐ研修期間の終了が迫る千晴は、洋子に28歳で3回の転職歴を持つ戸松卓郎を担当するよう任されます。

千晴は来栖がそばにいない不安を感じつつも、戸松との面談に挑みます。

戸松は自らの転職歴をネガティブにとらえていました。

何とかフォローしようとする千晴でしたが、戸松は「仕事に夢は持っていない」と冷めた態度。

困った千晴は来栖の助けを求めるも、来栖は「手は貸せない」と珍しく感情的な態度を見せるのでした。

その後、戸松は千晴の推薦で会社の面接を受けますが、消極的な態度と低い自己肯定感により不採用となってしまいます。

千晴は戸松がなぜ自ら成功や幸せから遠ざかろうとしているのか疑問に思い、理由を聞きますが、戸松は心を開いてくれません。

そんな中、偶然に来栖が現れ、車でを見た戸松が激昂します。

戸松と来栖の過去

戸松は以前、ブラック企業で働いており、そこには結婚を決めたマナミも一緒に働いていました。

ある日マナミは残業続きで居眠り運転をしてしまい、来栖を巻き込む事故を起こしてしまったのです。

来栖は足に大怪我を負いましたが、マナミは亡くなってしまい、戸松は「マナミの前に来栖がいなければ事故にならなかった」と言ったのでした。

マナミの両親は会社を訴え、戸松が内部告発をしたことで和解します。

戸松は会社を辞め、職を転々としていました。

戸松は死んだマナミを憐れみ、こんな事になったのは来栖のせいだと思っていたのです。

来栖がマナミの葬儀に出席したのは、

  • マナミが事故を起こす寸前に目を覚ましたこと
  • 逃げる様に自分に言っていたこと

を両親に伝えたいと思っていましたが、来栖を見た2人は頭を下げるばかりだったため言うことができませんでした。

来栖は事故に遭い足を怪我したことで杖が必要な体になり、今までやり甲斐を感じていた仕事から外されたことを戸松に話しました。

戸松は来栖も失うものが大きかったことを知り、自分の思いの愚かさに気づいたのです。

千晴の試用期間は終わり、これからもシェパードキヤリアで働くことに決まりました。

戸松の社会や会社に対する不信感は相当なものでしたが、千晴が親身になって暖かく接した事や来栖から事故の状況や、戸松の知らなかった事実を聞くことが出来て誤解が解け、気持ちも和らいだ様子で良かったです。

来栖も言っていたように、千晴が居なかったら、あるいは、他の人が担当していたら、戸松と来栖が向き合うこともなかったでしょう。

戸松が立ち直れることもなく、人生を楽しいものにしようともしなかったと思います。

千晴は最初来栖に良い印象を持っていませんでしたが、一緒に仕事をしているうちに「信頼できる人」ということが分かり、今では千晴も自信を持って行動し考えを言えるようになりました。

来栖の表情も明るくなり、お互いに良い影響を与えているのが嬉しいです。

さらに今後は、来栖と千晴に恋愛感情が少しずつ湧いてきたりするのかな~なんて思っちゃいました。

第6話ネタバレ

晴れて「シェパードキャリア」の正社員となった千晴は仕事に意欲満々。

口喧嘩はしつつ、魔王こと来栖とのコンビも順調です。

そんな二人に振られたのは、「転職王子」と呼ばれる八王子道正の担当。

これまでにシェパードキャリアで6回転職をしており、広沢が2回の転職を担当しましたが、今回は辞退したいと申し出ます。

不動産業界一筋16年の敏腕営業マンの八王子は、現在の会社は3年目。

転職理由を聞くと「飽きちゃった」と明るく答えます。

会社は業界の例にもれず、ノルマがきつくパワハラまがいの暴言が飛び交うところ。

契約が取れない社員に指導もなく、八王子はそんな中、親切にアドバイスする存在です。

会社でなぜが八王子の転職の噂が広がり、上司は昇進話を出して引き留めに必死に。

けれど実は、八王子に出世欲は皆無。

いつまでも一線で仕事したい八王子は、管理職の話が出るタイミングで転職してきたのです。

ですが、40歳を目前にして、これまでと同じようにすんなり転職できなくなっていました。

後日、八王子は来栖から紹介された企業の面接を受けましたが不採用でした。自信満々だったので、意外だったようです。

来栖は、責任ある立場で活躍して欲しいのに転職を繰り返す前提で転職活動をし続けている八王子は安心して採用できる人材ではないと伝えます。

が、八王子はそんなに偉くなることが大切なのかと言って帰ってしまいます。

会社に戻った八王子は上司が自分のことを悪く言っているのを聞いてしまいました。

八王子は自分が思い上がっていたことに気がつきます。

面談日、八王子は前回のことを詫びました。

そして転職活動を続けるか、今の会社に残るべきか迷っていると言うと、来栖はこれまで試したことのないやり方を試したらどうかと勧めます。

八王子は転職を辞め、初めて管理職を引き受けることにしました。

ところが、ノルマを管理する側になると、契約を取れない社員を叱り飛ばすことに。

そんな自分に落ち込み、初心を思い出した八王子は、丁寧に若手を指導し契約獲得に繋げます。

ですが、ノルマ達成だけを考えろと上司に指導され、どうしたらいいか分からなくなってしまいました。

様子を見に会社に訪れた来栖のアドバイスで、自分が求める仕事環境を得るため、独立を決めます。

八王子の転職がなくなり、来栖と千晴の今までの働きは無駄になるかと思いきや、新会社の社員募集を八王子から頼まれ、「シェパードキャリア」も潤うことになりました。

ふとした出会いから、ベンチで仕事の話をすることになった千晴と天満聖司

千晴が今回の結末を報告した後、コンビを組むのが“魔王”と聞き、天満の表情が変わるのでした。

6話では千晴がキャリアアドバイザーとして1歩成長したように感じました!

「シェパードキャリア」の収益にならないにもかかわらず、求職者のことを優先してアドバイスした千晴。

この姿勢は来栖が教えたのではなく、千晴は最初からそうでしたが今回その実力を発揮していたように思います。

八王子も言っていたようにこの2人が担当で良かったと思わせたのも流石でした。

ですが転職ではなく起業を勧める来栖には驚きましたね!

利益関係なく、本当にその人のことを考えているのでしょう。

結果、シェパードキャリアが潤うことになって良かったです♪

来栖も少し性格が丸くなってきたように感じます。

次回は女性同士でコンビを組み、女性の求職者を担当するようです。

女性ならではの問題に立ち向かうことになりそうですね♪

第7話ネタバレ

同僚で子育て中の先輩、広沢の夫が1週間の出張になってしまい、千晴はその間、広沢のサポートをすることになりました。

広沢と千晴が担当する今回の転職者は皆川晶穂、30歳。

同棲して1年になる学生時代からの恋人にプロポーズされるも、無職の現在、結婚に踏み切れないでいる女性です。

皆川は大学を卒業後、製薬会社で8年勤務し、退職後、シェパードキャリアにやってきました。

前職の製薬会社はやりがいはあったものの、激務だったのが退職の理由だと言います。

転職先の候補として、広沢が紹介した別の製薬会社は、育児休暇などが充実していて、女性が働きやすい職場だと説明しました。

広沢は女性の働き方の一例として自身も子育て中だと話し、千晴が広沢をサポートをしていると話します。

ですが、帰り際に皆川は千晴に担当の広沢を交代してほしいと言い残し、帰ってしまいました。

担当交代の理由がわからずにいた千晴でしたが、来栖と皆川の自宅に訪問し、事情を聴くことにします。

皆川は以前の会社で産休、育児で時短勤務をした憧れの先輩、日下部さやかの仕事のフォローを一手に引き受けるも、会社は人員の補充をしてくれず、疲れ切ってしまっていました。

なのに会社は女性が働きやすい企業だとアピールまでしていたことに皆川は憤り、退職に至ったという経緯を知ります。

退職時に、先輩女性に怒りをぶつけてしまったことも悔やんでいました。

後日、来栖と千晴は皆川を呼び出します。

紹介したい会社があると言われ晶穂が「シェパードキャリア」に行くと、姿を見せたのは元先輩の日下部でした。

皆川に紹介したのは以前の職場である製薬会社だったのです。

日下部は、皆川の退職をきっかけに、日下部をはじめとした人たちで働き方改革が行われ、新たに人員募集をすることになったと話します。

また会社に戻ってほしい、自分を信じてほしいと日下部に言われ、皆川は退職時のことを謝罪し、復職すると決めました。

復職したことで、恋人との結婚も前向きに考えることにします。

今回の件で協力してくれた来栖に感謝を告げる千晴。

来栖は「幸せになってもらいたいだけです」とつぶやきますが、千晴には聞こえていません。

来栖は社長である洋子が珍しく面談の資料を持っていたことを不思議に感じました。

その資料には五十嵐という男の名が書いており、調べてみると洋子が勧めた会社の面談を立て続けに辞退しています。

洋子は五十嵐の元に電話をすると、母親と思われる女性が「いつも会社を紹介して貰っているのに、すみません。」と返すのでした。

7話では女性ならではの問題が描かれましたね。

出産育児で仕事ができなくなることというのは昔から問題視されています。

男性の中にも育休をとる人が増えてきましたが、やっぱりまだ女性が多いのが現状です。

当人が非常に苦しいということだけでなく、しわ寄せがくる周りの人も厳しい状況に陥る様子が描かれていて現実的だと思いました。

人員の補充をせず、女性の働きやすさをアピールする会社も出てきましたが、これも珍しいことではないと思います。

日下部たちが声を上げ会社を変えたように、このような運動が現実でも広がるといいですね♪

そして最後の洋子が電話していた五十嵐は何者なのでしょうか。

今までの面接を辞退しているのも気になります。

社長の洋子自ら受け持つ求職者とはどんな繋がりがあるのか次話も楽しみですね♪

第8話ネタバレ

今回来栖と千晴が担当する転職者は、フリーライターの石岡遥太

面談場所のカフェで落ち合うと、実はもう一社転職エージェントを呼んでいると言います。

そこにやってきたのは天間でした。

実は天間は同業者だったのです。

天間は転職者の間で天使様と呼ばれ、魔王様と呼ばれる来栖とは真逆の仕事ぶりでした。

大学卒業後からフリーライターをしている石岡。

会社勤めもライターの幅を広げると考え、ネットメディア、出版広告企業を希望します。

しかし来栖は、未経験業界に行けるのは25歳までとバッサリ。

自分は未経験じゃないと石岡は言い返しますが、記事が古いためフリーターと見られると言い切ります。

ムッとした石岡に天間は、ライターの才能は確か、大手は難しいかもしれないが他の業界で探せるかもと穏やかに話し、石岡の機嫌も戻りました。

次回の企業紹介も一緒にやることで、ひとまず別れた両社。

会社で千晴は天間の応対を大絶賛。

営業の横山は、その名をどこかで聞いたことがあると考えていました。

後日、来栖と千晴は石岡に旅行会社の求人を提示します。

その会社は編集者兼ライターを、正社員として募集していました。

石岡がプライベートで書く旅行ブログは読み手を惹きつけるような面白さがあり、千晴はそのことに目をつけ、来栖と話し合って決めたのです。

一方天間が推したのは、有名なニュースアプリの会社。

石岡の希望に過不足ない会社でした。

もちろん石岡は天間の提示したニュースアプリの会社を希望。

天間はそれならば一日企業見学に行って様子を見てくると言います。

職場環境を自分で確認してくるのが天間のやり方でした。

帰り道、よくそこまでできるなと千晴はオフィスで話します。

横山によると天間は“天使”と呼ばれ、求職者に大評判のアドバイザー。

ですが以前、求職者に紹介した会社で不正があり、その求職者だった人も逮捕されてしまう、ということがあったといいます。

そのため、天間は求職者を送る前に自身で見学に行くようになりました。

しかし、その仕事ぶりを評価した上司が他のキャリアアドバイザーにも同様の働きをするよう求めたため、同僚たちから反感を買い、天間の会社では大量の社員が辞めたそうです。

無事内定を貰った石岡はなんと、2週間で退職願を出してしまいます。

慌てて石岡に連絡を取った千晴。

理由を聞くと、天間が一日企業見学をした際、石岡のことをベタ褒めしたため、ハードルが上がっており、いざ来てみたら期待はずれ、と言っているのを聞いてしまったと言います。

天間は石岡の事をちゃんと見ていなかったと伝え、翌日、石岡にもう一度提案したいと申し出ました。

石岡の過去の記事を読み、テクニックに頼った記事ではなく自分らしい文章で勝負すべきだ、やりたいことをやるべきだと天間は伝えます。

石岡は来栖たちが紹介していた旅行会社にに転職した方がいいのかと聞き返しました。

しかし、天間は今の転職先でやりたいことをアピールして勝負するのだといい、今の会社が旅行系のメデイアの立ち上げも検討しているという情報も仕入れていました。

石岡は心機一転、今の会社で頑張る事を決心します。

次の日、シェパードキャリアで洋子が「面白そうだったので、採用した」と、新しい社員を連れてきました。

続いて現れたのは天間。

天使魔王が同じ職場に揃ったのです。

そんな中、社長である洋子の携帯に着信が入ります。

それは担当している転職希望者の親からでした。

8話では天間が何者なのかがようやく分かりましたね!

まさか同業者、しかも魔王様とは正反対の天使様だとは思いませんでした。

千晴はいつもの来栖とは違う人当たりの良い天間のやり方が気に入ったようでしたね。

でもやはり最後にビシッとまとめるのは魔王様だったのも面白かったです♪

そして、まさか天間がシェパードキャリアに転職してくるとは思いませんでしたが、魔王様と天使がいれば怖いものなしの会社になりそうです。

今後、魔王様と天使はぶつかるのか、はたまた協力するのか、2人の関係と千晴との関わりが楽しみですね♪

そして洋子が受け持つ求職者が明らかになりそうです。

社長としてシェパードキャリアを立ち上げた理由も関係してそうですね。

第9話ネタバレ

シェパードキャリアの社長、洋子のところに電話がかかってきたあと、洋子は慌てて飛び出していきます。

向かった先は、元恋人の五十嵐君雄の家です。

電話の相手は五十嵐君雄の母。

君雄は洋子が唯一担当している求職者です。

部屋に閉じこもりきりだった君雄が自殺するかもしれないという内容の電話でした。

洋子が心配でオフィスで待っていた千晴と来栖は、洋子から君雄のことを聞きます。

洋子がまだ旅行業界で働いているときに君雄は小学校の先生でした。

とてもまじめな人でしたが、10年前突然学校を辞めてひきこもってしまいます

理由を明かさないまま別れを告げられましたが、洋子はそんな元恋人のためにシェパードキャリアを立ち上げ、いろいろな就職先を案内してきたのです。

来栖と千晴は何か手助け出来ないかと動き出します。

求職者として来た来栖に転職エージェントを勧め、新しい道を拓いてくれた洋子は来栖の恩人でもあったのです。
君雄の過去を調べ、君雄の家へ行き母親に事情を聴きます。

両親から話を聞くと、子供に慕われる教師だったという君雄。

見せてもらった文集と寄せ書きに、「藤川孝介」という人物だけが何も書いていないことに来栖は気づきました。

藤川に話を聞きたいと思っても、どうしたら見つけられるのか、困っていた二人に「シェパードキャリア」の社員が声をかけてきます。

洋子が困っているのを察した社員たち。

千晴から話を聞き、社内全員で「藤川孝介」を探し始めます。

洋子が再び君雄を訪ねると、部屋に姿はなく「探さないで」という書置きがありました。

必死で探すと、まさに川に飛び込もうとしていた君雄を洋子は見つけます。

君雄がひきこもりになったのは、空白のページだった藤川という生徒が原因でした。

当時いじめを受けていた孝介は、担任だった君雄に相談をしていましたが、返って事態が悪化し、不登校になってしまいます。

「学校に行けなくなったのは先生のせい」と言われたことが、君雄が仕事を辞め、引きこもる原因となりました。

「俺のせいで、洋子の人生も狂わせてしまった。」と言う五十嵐ですが、洋子は

そうかもしれないけど、良い仲間に出会えて幸せだよ。

と話し、君雄を会社に連れて行きます。

シェパードキャリアでは、スタッフたちがひきこもり経験者たちのためのセッションを開いていました。

そこである青年が、ひきこもりから脱出出来た経験を語っている姿を、五十嵐は目にします。

その青年は藤川孝介だったのです。

孝介は5年ほど引きこもっていましたが、今では無事に就職し、友達も出来ていました。

五十嵐はそれを見て、自分は42歳だからもうやり直せないと言います。

今さらの就職に腰が引ける君雄。

しかし来栖、千晴は寄り添っていくと力強く言葉をかけるのでした。

後日、洋子が来栖を呼びます。

戻ってきた千晴がちょうど聞いてしまったのは、来栖に大阪支社へ転勤させる話をしている場面でした。

ようやく洋子が唯一担当していた五十嵐との関係が明らかになりましたね。

引きこもってしまった君雄のためにシェパードキャリアを立ち上げた洋子。

本当にたくましくて素敵な女性だと思いました。

きっと君雄とその家族は洋子が居なかったら社会から取り残されてしまっていたかもしれません。

そして今回見えたのがシェパードキャリアの社員達の絆です。

みんなが一丸となって洋子のために動く姿は心温まるものがありました。

こんな職場で働いてみたいですね♪

最後にあった来栖の異動疑惑

聞いてしまった千晴は動揺が隠しきれません。

2人の関係も気になりますが、もし来栖が居なくなってしまうとなると、千晴のキャリアアドバイザーとしての成長も試されそうです。

次話も目が離せませんね!

第10話ネタバレ

「シェパードキャリア」の大阪支社設立の立ち上げを任された来栖。

話が終わって部屋から出てきた来栖に大阪に行くのかと千晴が聞くと、お守りから解放されるから爽快な気分だと言われてしまいます。

来栖は早速、下見のために2週間程出張することになりました。

千晴はこれを機に独り立ちすることになり、早速案件の履歴書を渡されます。

まだまだ不安そうな千晴に、洋子は天間に千晴のサポートを頼むのでした。

担当することになったのは、矢吹健一

大手レストランチェーンでシステムエンジニアをしてきた男性で、希望は今の二倍の年収。

家族の今後をシミュレーションした結果、収入を増やさねばと思ったのだといいます。

どんな仕事でもやる、と意気込む矢吹。

千晴は資格とキャリアを武器に、異業種、フィンテック業界への転職を勧めます。

矢吹も乗り気でしたが、実は転職の話を妻・江美里に内緒で進めていたのです。

2社目の面接で内定をもらうことが出来た矢吹と千晴は大喜び。

ところが、話を聞いた妻が反対と言い出していると電話があり、千晴は慌てて自宅を訪れます。

大反対の妻と、何が不満だとカッとする矢吹。

けれど言い合いの最中、妻はストレスで倒れてしまいます。

病院でも矢吹の子供たちに仲良しのパパとママを返してと泣かれ、すっかり落ち込んだ千晴。

夜、雨の中いつもの川べりのベンチで涙ぐんでいると傘を差し出されます。

ちょうど大阪から戻って来た来栖でした。

来栖は天間から電話があり、千晴が落ち込んでいる事を聞いていました。

飲み物を入れてくれた来栖に今までのことを話します。

家族のことを考えずに進めた結果家族をバラバラにした、自分には向いてないと嘆く千晴。

そんな千晴に来栖は過去、3年ほど前に千晴に会ったときの話をします。

仕事を辞め、恋人と別れ、自暴自棄のなか階段ですべって転んだ来栖。

そんな来栖を抱き起し、背負って階段を上がってくれた。その女性が千晴だったのです。

これから働くことを楽しみにしており、自分の名前は千回晴れると書いて千晴と言うのだと話をして暗い心を晴らした来栖の恩人でした。

そして、来栖は千晴に弱音を吐くのもいい、困ったら頼ればいいと優しい言葉を掛けました。

そんな二人の様子を天間が笑顔で見ていました。

翌日、千晴は来栖と一緒に矢吹宅を訪れます。

千晴は家族の気持ちを理解していなかったことに気付き、そのことを謝りました。

そして、矢吹は家族思いの人だと思っていたが違うかもしれない、仕事を頑張る事で家にいる妻の苦労が見えていなかったのではないか、と千晴の思いを述べました。

二人のすれ違いに気づいた千晴のおかげで夫婦仲は戻り、家族の希望が叶う会社に矢吹は転職したのでした。

帰り道、千晴と来栖が歩いていると、ひとりの男性に声をかけられます。

来栖が商社にいた頃の同期・児玉でした。

児玉は来栖に

俺と一緒にアフリカで働かないか?

と来栖を誘います。

今回、3年前にあったの千晴と来栖の出会いがわかりましたね。

来栖は千晴との出会いを自分の人生に希望を持てたことで印象に残っていたようですが、千晴は全然覚えていませんでした。

人に親切にする事や、お世話をすることが当たり前の性格だからなのでしょう。

千晴の名前の由来も素敵でしたね♪

矢吹の転職サポートは失敗となりそうでしたが、しっかりと見直し、無事家族が幸せになれる結果に軌道修正しましたね。

立派なキャリアアドバイザーになっていると感じたエピソードでした♪

そして商社にいた頃の同期・児玉に一緒にアフリカで働こうと誘われた来栖。

自分が元々やりたかった仕事をやれるチャンスですよね。

ですが希望としてはこのまま千晴たちとキャリアアドバイザーを続けてほしいと思ってしまいます・・・。

最終回ネタバレ

放送後、追記します。

ドラマ転職の魔王様は原作と違う?ドラマの最終回の結末予想!

原作には描かれなかった来栖と千晴のその後がドラマでは見れる可能性!

「転職の魔王様」は原作小説では1話完結の物語でしたが、どうやらドラマも同じように1話完結というのは変わりません。

ですが、ドラマに合わせて原作のその後を描いた小説が発売されることが決定しています。

原作とは違う最終回の結末がありそうですね!

そこでドラマの最終回の結末を予想してみます!

結末予想①シェパード・キャリアで働き続ける

千晴はこのまま来栖の側にいる?

来栖に魅力を感じ、今のまま来栖の側で仕事をしていくことを選ぶ可能性もあると考えます。

魅力というのは人としてなのか、はたまた恋愛としてなのかはわかりませんが、冷たい来栖の裏側を一緒に仕事をしていた中で垣間見た千晴の心には何かしら変化が起きるでしょう。

恋愛要素が絡んでく可能性があるかもしれません。

結末予想②千晴は自分のやりたいことを見つけ、転職する

様々な求職者と関わったことで勇気をもらう?

千晴は元々自分がやりたい仕事を見つけるため、期限付きでシェパード・キャリアで働きます。

来栖の元で様々な求職者を新たな転職先に送っていく中で、自分のやりたい仕事というのもわかってくるでしょう。

自身の転職を成功させ、自分が求め、誇りを持てる仕事をする社会人として旅立つのではないでしょうか。

どちらにせよ、千晴を応援したくなるような結末を迎える最終回になりそうですよね!

ドラマ転職の魔王様の原作ネタバレと最終回の結末予想まとめ

「転職の魔王様」の原作小説ネタバレとドラマの最終回予想をご紹介しました!

ドラマでは、原作小説にはいなかった登場人物が来栖と千晴に関わってきたり、新たなシーンが追加されたりしています。

ドラマに合わせて発売される「転職の魔王様2.0」という小説も新たに発売されるくらいですので、原作ネタバレを知っている人も、最終回の結末まで目が離せません!

今作は転職というのが当たり前になった現代に仕事とは何なのか、この仕事をしていく自分の未来はどうなのかということを考えさせられる物語です。

様々な転職希望者の中にはきっと自身と近い悩みを持っている人物もいることでしょう。

自分の仕事に向き合うことは自分の人生に向き合うこと。

来栖は千晴だけでなく、視聴者の私達にも本当にやりたいことは何なのか導きだしてくれそうですね♪

ドラマを見終わったとき、自分自身と仕事を見直すことになるのは間違いなさそうです。

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