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アンチヒーローのネタバレ原作は?最終回結末までのあらすじ全話

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2024年4月スタートのTBS系日曜ドラマ「アンチヒーロー」。

正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。バタフライエフェクトを彷彿とさせる、前代未聞の逆転パラドックスが起こる弁護士ドラマです。

主演は、長谷川博己さんです。

この記事でわかること
  • アンチヒーローのネタバレ!原作はある
  • アンチヒーローのドラマ全話ネタバレあらすじ
  • アンチヒーローの最終回結末予想と考察

今回は、「アンチヒーロー」の原作やドラマ全話ネタバレ、最終回の結末予想までまとめました。

ドラマ「アンチヒーロー」のキャスト相関図については、別記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。

目次

アンチヒーローのネタバレ!原作漫画や小説はある?

『アンチヒーロー』4月期日曜劇場【公式】

「アンチヒーロー」に原作はありません!

日本の司法が舞台となる完全オリジナル脚本のドラマです。

ネタバレが全くない状態なので、毎話の放送が待ち遠しくなります。

脚本を担当するのは、山本奈奈さん・李正美さん・宮本勇人さん・福田哲平さんの4名です。

それぞれの脚本家の方の代表作品を紹介します。

山本奈奈さんの手がけた代表作品

担当作品
  • ドラゴン桜2 第6話・第9話(2021年 TBS)
  • 監察医朝顔2022スペシャル(2022年 フジテレビ)
  • モトカレ←リトライ(2022年 MBS・テレビ神奈川)
  • 私がヒモを飼うなんて(2023年 TBS)
  • VIVANT(2023年 TBS)

脚本家デビューしてからの暦が浅く、共同脚本の作品が多いですが、第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を共同で受賞していることから、脚本家としての実力は相当は確かなものと言えるでしょう。

李正美さんの手がけた代表作品

担当作品
  • せいせいするほど、愛してる(2016年 TBS)
  • 集団左遷‼(2017年 TBS)
  • 半沢直樹 第2シリーズ(2020年 TBS)
  • ドラゴン桜2(2021年 TBS)
  • VIVANT(2023年 TBS)

李正美さんは視聴率の高いTBS系の日曜劇場の作品を多く手がけていることから、将来を期待されている脚本家さんです。

宮本勇人さんの手がけた代表作品

担当作品
  • 高嶺のハナさん(2021年 BSテレビ東京)
  • DCU(2022年 TBS)
  • 高嶺のハナさん2(2022年 BSテレビ東京)
  • 君に届け(2023年 Netflixシリーズ)
  • VIVANT(2023年 TBS

第5回TBS連ドラ・シナリオ大賞にて入選をしている実力派の脚本家です。

福田哲平さんの手がけた代表作品

担当作品
  • らせんの迷宮~DNA科学捜査~(2021年 テレビ東京)
  • レッドアイズ 監視捜査班(2021年 日本テレビ)
  • パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~(2022年 日本テレビ)
  • 大病院占拠(2023年 日本テレビ)
  • 新空港占拠(2024年 日本テレビ)

これまで手がけている作品は、警察ものの作品が多いです。また、新空港占拠など、今放送中のドラマも手がけ注目されている脚本家です。

4名のうち3名が人気ドラマ「VIVANT」の脚本を務めていたことから、今回の「アンチヒーロー」も大いに期待できる春ドラマになりそうです。

アンチヒーローの基本情報


TBS公式 YouTuboo

“正義とは果たして何なのか?” “世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?” を問いかける

現時点でわかっているドラマ「アンチヒーロー」の簡単な基本情報をお伝えします。

放送日と最終回はいつ?

アンチヒーローの放送開始日は2024年4月14日、最終回は2024年6月16日と予想!

過去のTBS日9ドラマ放送期間と話数
作品タイトル放送期間
マイファミリー2022年4月10日〜6月12日
オールドルーキー2022年6月26日〜9月4日
アトムの童2022年10月16日〜12月11日
Get Ready!2023年1月8日〜3月12日
ラストマン-全盲の捜査官-2023年4月23日〜6月26日
VIVANT2023年7月16日〜9月17日
さよならマエストロ2024年1月14日〜3月31日

TBS日曜ドラマは10話構成で放送されることが多いです

予想通り延期もなく毎週放送されるとしたら最終回は、6月16日になるのではないかと予想しました。

アンチヒーローの設定

アンチヒーローの放送開始前に知っておきたいストーリー設定をご紹介します。

【アンチヒーロー】はどんな物語?

物語の主人公は、アンチな弁護士。

なぜアンチな弁護士と言われてしまうのか?

その理由とは、犯罪者と決めつけられる証拠が100%あるにも関わらず、無罪を勝ち取る腕があるからだ。

殺人者までも無罪にしてしまう弁護士は、加害者にとってはヒーローだが、被害者からするとアンチヒーロー。

どの目線から見るかでヒーローの定義は変わってしまう。

弁護士の正義とは?世間の正義とは?

自身の正義について、改めて考えさせられるリーガルドラマ

日本の刑事裁判での有罪率は99.9%と言われている。長谷川演じる弁護士は、残り0.1%に隠された「無罪の証拠」を探し依頼人を救う救世主のような人間ではない。たとえ、犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士。ヒーローとは言い難い、限りなくダークで危険な人物だ。しかしこのドラマを見た視聴者は、こう自問自答することになるだろう。「正義の反対は、本当に悪なのだろうか・・・?」

アンチヒーロー / TBS
【アンチヒーロー】キャストは?

キャストについては情報が解禁され次第追記していきます。

アンチヒーローのネタバレあらすじ

ここでは、アンチヒーローの第1話〜最新話までのあらすじとネタバレ考察をご紹介してきます。

第1話のネタバレとあらすじ

あなたを有罪から無罪へ

拘置所にやってきた弁護士・明墨正樹(長谷川博己)。

明墨は殺人事件を起こした緋山啓太(岩田剛典)に面会。

単刀直入に、緋山に殺人をしたのか?問いますが、緋山は答えません。

犯罪者という烙印を押されたら、罪を償っても外の世界は緋山を人殺しにしか見ないと話す明墨。

黙り続ける緋山に明墨は更にこう言い放つのでした。

「あなたの有罪を無罪に私がしましょう」

クセのある弁護士

そんな明墨は、その裁判の準備の為に、検事と裁判官に会いに行くためにタクシーに乗ります。

しかし、約束の時間に遅れそうになり、早く着かないものかとタクシードライバー(宮永秀平)に笑顔で圧をかけます

このままだとスピード違反になると思うドライバーでしたが、仕方なく速度超過。

結果、路地にひっそりいた白バイ警察官(須田邦裕)に止められてしまいます。

警察官はドライバーに速度超過を伝えますが、それを調べる為の追尾に問題があると明墨は警察官に言うのでした。

更に取り締まるなら堂々と見えるところにいるべきだと言う明墨。

「都内の道は、想像以上に危険すぎますからね」

パワハラ殺人事件

明墨が行った先では、検事の姫野(馬場徹)に嫌味を言われます。

「相変わらずお忙しいですねー。明墨先生」

明墨も笑顔でかわす中、事件の概要が話されます。

羽木精工の社長・羽木朝雄(山本浩司)を殺害した緋山。

長時間の労働と残業をさせられていた緋山ですが、言い争いの結果、自宅に戻った社長をハンマーで殴り殺してしまうのでした。

2人のやり取りは、眼鏡の忘れ物を取りに来た従業員の尾形仁史(一ノ瀬ワタル)の証言から取られたものです。

更に、緋山が殺した証拠としては…。

  • 自宅にあった緋山の指紋。
  • 防犯カメラによる入出映像。
  • 被害者の爪にあった緋山のDNA。
  • 尾形の証言

振り回される赤峰

殺人事件と裁判員裁判が初めての弁護士・赤峰柊斗(北村匠海)。

減刑を求める裁判になるかと考えていましたが、どうやら違う空気が流れます。

パラリーガルの青山憲治(林泰文)に、明墨に合流するように言われ向かいました。

そして、被害者家族に会いに行っていた紫ノ宮飛鳥(堀田真由)と合流する赤峰。

工場に行くと明墨が、社長の湊とボール遊びをしていました。

父親が亡くなってショックを受けていないか心配していた紫ノ宮ですが、元気そうで安心します。

明墨は、この事件をどう見るか赤峰に問うと、緋山の犯行だと答えます。

緋山は無罪を主張しているが、検察側の証拠が4つもあるため、それは難しいと感じる赤峰。

「証拠は多い方が、俺たち弁護士にはラッキーなんだ」

証拠が多いというのは、逆に追い込まれそうですが、それは違うことを紫ノ宮は指摘。

例えば、証拠の防犯カメラは、緋山が事件時に出てきたというものというだけ。

今回の事件の強い証拠となるのは、殺害に使った凶器か、出勤時に着ていた緋山のジャンパーの存在です。

今回の4つの証拠は、1つ1つは弱いものであるという証拠だと話す明墨。

3人は休憩中の尾形に話を聞きに行きますが、弁護士という身分を隠して話を聞き出そうとします。

尾形は事件当時の話をしますが、それはまるで用意された台詞のようだと気付く明墨。

そして赤峰は、尾形が近視なのに眼鏡を忘れた事に疑問を抱くのでした。

明墨のやり方に、緋山が無罪だと確信しているから動いているのか質問します。

しかしどうやら明墨にも、緋山が無罪と確信しているわけではないと言われてしまうのです。

赤峰はパワハラを受けたから殺害してしまったと思っていますが、それは弁護士として間違いだと指摘されます。

更に本当に犯罪を起こしたかは、弁護士には無関係だと切り捨てる明墨。

「証拠を集め有罪を立証するのが検察だ。俺たちはその証拠を潰せばいいのさ」

不審な尾形

尾形を調べると、若いころから職を転々として長く続かないようです。

何か原因があるのではないかと、事務所では話されます。

更に、尾形の証言の仕方が検察に仕込まれているような言い方なので、何か尾形に問題があるのではないかと疑いました。

尾形を尾行する赤峰は、彼が競馬にハマっていることが分かります。

その尾形を証人にしている姫野は、今回の裁判は問題ないと上司の緑川歩佳(木村佳乃)に報告。

「証拠はしっかり固めているのでご安心ください。殺人犯を無罪にされたらこの国も終わりですよ」

弁護人の証人は被害者家族

第一回公判を迎え、姫野は緋山が犯人だと言う証拠を次々に提示します。

そして、パワハラの限界を迎えた緋山が殺してしまったんじゃないかと。

姫野の尋問が終わると、次は明墨が用意した被害者遺族の証言。

しかしなんと妻の羽木春子(馬渕英里何)ではなく、息子の湊が証言として呼ばれていたのです。

湊は紫ノ宮からの質問に答えていく形で証言を取りました。

ボール遊びをしてくれる緋山は、自宅の棚の上のボールを取ってくれたと。

つまり、提出していた証拠の指紋は、事件でついたものとは限らないからです。

姫野は5歳の湊の証言は、信用性がないと言います。

しかし、湊の証言は立派な証言であるため、信用性に関しては裁判員たちに託されました

緋山のパワハラのきっかけ

明墨はこの証言を得る為に、春子を説得しに羽木家を訪れます。

緋山を犯人だと思っていない明墨は、湊の証言によりひっくり返ると。

そして、社長と緋山のパワハラの始まりが、春子の何気ない一言からだと話す明墨。

髪を変えた緋山を褒めただけですが、好意があると噂になっていたのです。

その噂を耳にしていた社長が、緋山に嫌がらせをしたのかもしれない。

もしこれが冤罪の場合、殺人犯として死刑の判決を受けた場合、死刑執行を待ち続ける事例があると話します。

湊の証言

湊たちを送り届けた紫ノ宮は、従業員の佐藤涼(前原瑞樹)と話している会話を聞いてゾクっとします。

それは、佐藤が家の棚にいってしまったボールを取ってあげた会話だったからです。

明墨のもう1つの顔

紗耶(近藤華)からの連絡に、笑顔で対応する明墨。

ペットのミル(ライズ)のリードを新しくする為に、2つ買ったそうです。

電話を切った後、通行人にぶつかってしまった紗耶。

落としてしまったリードを拾ってくれた女性にお礼も言わずに、その場から逃げる様に立ち去るのでした。

疑惑の尾形

ギャンブルとお酒好きのせいなのか、150万円も借金をしている尾形

更に社長からも30万円程を借りていたらしく、トラブルも目撃されていました。

ずっと尾形を尾行していた赤峰は、やはり眼鏡を忘れた事に引っかかります。

そして、次の競馬の日に尾形の後ろでわざとらしく登場する明墨と赤峰

馬券が当たったフリをして、尾形を飲みに誘うのでした。

高架下の居酒屋で、色々話を聞く明墨は自分の身分を明かします。

検察側の証人の尾形は、弁護士側につくつもりはないときっぱり言いました。

「問題ありません。しかし、今日ここでお金を貰った、奢ってもらったは内緒にして頂きたい」

証人利益強要罪というものになるからと話す明墨。

尾形は今日の事は喋らないとビクビクしながら帰るのでした。

そんな強要罪はありませんよ」という赤峰。

「無知とは怖いものだ。けど、教えない君も怖いねー」と明峰は言うのでした。

その帰り道、赤峰はコンビニの謎の店員(細田善彦)に挨拶をしますが、店員は黙って仕事に戻ります。

赤峰は深く頭を下げるのでした。

第二回公判

証言に立った尾形は、眼鏡の忘れ物を取りに行った時に2人の争う声が聞こえたと証言します。

明峰はその証言の検証をする為に、現場環境に似せた場所で少々台詞を変えて再生しました。

ですが、この会話は社長と緋山が口論したような台詞ではないにも関わらず、尾形は証言を変えなかったのです。

それを聞いた法廷はざわつき始めます。

次に再生したものは、台詞のみのものを流すと、尾形は動揺を見せ始めるのです。

「あなたが忘れたのは眼鏡じゃない。補聴器じゃないですか?」

実は尾形はAPDという聴覚情報処理障害だったのです。

これまで尾形が仕事を転々としていた原因は、この障害によるものでした。

障害を知られてしまった尾形は姫野に怒りをぶつけます。

「姫野検事は、このこと知っていた上に証言させましたね」と明墨は言いました。

休廷の間、尾形は明墨にも障害をバラされたことを怒ります。

人殺しを庇って、何も罪もない自分がこんな目に遭わなくてはいけないのか。

「私は、あなたの病気を公表してでも、緋山さんを無罪にしなくてはいけないんでね」

明墨は自分は仕事をしているだけだと尾形に言い放ち、尾形は自分はまた仕事を失うと訴えます。

「私は利用できるものは全て利用しますよ。あなたの人生がどこに行こうと知った事ではない」

あくまでも弁護士は、依頼の利益の為に動くから。

そんなことを言い放つ明墨ですが、尾形に最後に一言伝えます。

「業務に支障が出ない範囲での病気による解雇は不当解雇ですよ」

なんと、今まで尾形を不当解雇した会社を全て訴えれば、1千万円は賠償金が取れると。

おまけに無償で受けると言う明墨。

「障害を理由に差別する連中のことは、許す必要はない」

公判が再開し、姫野は次なる一手として、消えていた使われた凶器を提出するのでした。

その頃、とある刑務所では紗耶に似た少女を描く刑務所にいる男(尾形直人)が…。

彼の部屋には、明墨とのやりとりをしている手紙が置かれていました。

これこそ、日曜劇場!やっぱり日本ドラマでも別格枠!

99.9とはまた違うドラマになっていますね。

アンチな弁護士の主人公だけれど、訳アリが凄いですね。

アンチヒーローチェック

このドラマを観る上で「おー」となった点をピックアップ!

スピード違反の知らせ方

100mの追尾をして速度を測ってからサイレンを鳴らさなければいけない。

→今回の場合は70mの追尾で、明墨の録画した映像から3秒しかない為、120キロ出さないと白バイは追いつかないと指摘。

被告人の保護をする弁護士

被告人である依頼者の正当な利益を守る保護者の立場が弁護士。

有罪判決が確定するまでは、無罪として扱い保護されるべきだからです。

刑事訴訟法大143条

裁判所は、この法律に特別の定のある場合を除いては、何人でも証人 としてこれを尋問することができる。

APD(聴覚情報処理障害)

日常生活には問題ないが、雑踏や賑やかな場所では、聞き取れない。

※個人差があるものです。

第2話のネタバレとあらすじ

見つかった凶器のハンマー

姫野(馬場徹)は、証人の尾形仁史(一ノ瀬ワタル)が証言の信ぴょう性がないとして形勢が悪くなります

そこで新しい証拠として、行方不明だった凶器を提出するのでした。

ですが、その急に見つかった証拠は、あまりにも不自然と明墨法律事務所ではある疑いを持ちます。

それは、この証拠は偽装されたものではないかというもの。

偽装された証拠?

明墨正樹(長谷川博己)は、検察庁へ出向き過去の姫野の裁判記録を調べます。

姫野の経歴から、相当なプレッシャーがかかっているものだと想像がつきました。

しかしだからと言って、検事が証拠を偽装するものだろうかと疑う赤峰柊斗(北村匠海)。

日本の検挙した有罪率は99.9%だからこそ、無罪など許されないと言う無言の圧

そこで、証拠とされたDNAを調べた大学教授・中島忠雄(谷田歩)を調べるとある事実が判明

これまでも姫野が関わっていた事件に協力していたのです。

大学へ潜入

捏造された証拠の証拠を掴む為に、大学へ潜入することになります。

紫ノ宮飛鳥(堀田真由)、白木凛(大島優子)、赤峰は学生に扮して資料を手に入れました。

そして、DNAを見つけた検査室への潜入を試みますが、暗証番号が分からず入れません。

そこで赤峰は、検査は1人でやらないのでは?と疑問が浮かびます。

紫ノ宮は、学生たちに話を聞き、中島教授の助教授・水卜健太朗(内村遙)がいることを突き止めました。

更に水卜を追い詰める為に、明墨は帰宅途中に突撃します。

事件の調査に関係しているのではないかと聞きながら、水卜に圧をかける明墨。

関係ないと立ち去る水卜ですが…。

証拠を握るために

揺さぶられた水卜が、不正な証拠を隠滅させると考えた明墨。

見張りをしていた赤峰は、明墨の読み通りに現れた水卜に声をかけます。

しかし、無理に取り上げたカバンの中身には証拠はありませんでした。

水卜に、この件を報告すると言われてしまった赤峰。

西東京弁護士会事務局長(安藤彰剛)に呼び出された明墨と赤峰。

自分の指導がなっていなかったと明墨はとぼけますが、中島は激怒します。

鶴の一声で、自分たちをどうとも出来るという中島に対して明墨は…。

「どうぞどうぞ。したければどうぞ。姫野検事にも」と笑顔で部屋を出るのでした。

自分のせいにされた赤峰は、このままだと懲戒処分を受けてしまうと不安に…。

「心配はいらない。そうなる前に証拠を見つければいい」

そう言って、明墨は赤峰を置いてどこかへ行ってしまうのでした。

緋山に話を聞きに行く赤峰

赤峰は緋山啓太(岩田剛典)に接見しに行き、緋山が置かれている状況を話します。

そして、今のままでは有罪になってしまうと。

諦めているように見える赤峰に緋山は「明墨先生なら、諦めないと思います」と言うのでした。

赤峰は緋山に本当に羽木朝雄(山本浩司)をやってないのか?聞くと「やってません」と答える緋山。

赤峰は、半年前の冤罪事件を救った明墨に憧れ、この事務所に来たと話します。

そして、このまま緋山を信じていいかを聞いてくる赤峰。

何かを伝えようとする緋山ですが、そこに明墨が現れ、聞けないままに。

証拠の捏造を証明させる裁判

法廷には、証言に立った中島の反対尋問をする明墨。

決定的となった被害者の爪にあった緋山のDNAを調べた中島。

明墨は、検査は1回だけで2回はやっていないのか確認します。

明墨はこの検査室では、衛生管理とセキュリティー面からおかしな点を指摘

何故なら、この部屋に入るときは白衣を着て、使用後はクリーニングに出します。

しかしこの日に利用した人数と、クリーニングで回収した白衣の数一致していないと判明。

「こんなものでは、再鑑定の証拠にはならないでしょ」と嘲笑う中島。

明墨は再鑑定されていた時間に、何をしていたのかを質問。

中島は、水卜と毎週その時間は必ず打ち合わせをしていると答えます。

そこで明墨は事前開示していない証拠を提出すると言いますが、姫野は反対。

坂口裁判長(井上肇)は、冤罪を起こさない為にその証拠の利用を認めるのでした。

捏造の真相

水卜に先程の中島のアリバイ証言が捏造されたものだと証言する動画を流します。

更に、DNAの再鑑定を認め、中島からの指示だと証言。

その動画は虚偽だと言う中島ですが、中島のパワハラが原因だと言い返す明墨。

水卜が証言をしたのは、中島への不満と水卜の論文を奪っていたからです。

それを見抜いていた明墨は、今回の問題が明るみになれば、優秀な水卜の将来も終わると警告。

証拠となるはずの改ざん記録は中島によって処分されていましたが、水卜はこっそり保管していました。

これにより、被害者の爪にあったDNAは偽装だと証明されます。

「姫野検事。これまでのあなたの裁判でも同じ汚い手を使ったのでは?」と話す明墨。

日本の裁判の盲点

そもそもなぜ、こんなことが起きてしまったのかを話す明墨。

日本の刑事裁判の有罪率99.9%。

検察官が起訴すれば、無罪になる事はないのです。

警察は誤認逮捕などしない、誰もがそう思っているから。

0.1%しかない無罪という可能性。

しかし、そんなことは誰も決めてはいないのに、決められたレールに乗るしかない…。

感情を押しこらせて生きているのが、日本社会の現実。

「私たちは司法に関わる立場です。人の一生を左右する立場だから、流されてはいけない!冤罪は決して許されない!

この明墨の論破により、緋山は無罪を勝ち取ることが出来ました。

そして、姫野と中島の件は、全国ニュースとして大きく連日取り上げられるのです。

緋山は本当に無罪なのか?

緋山のことが気になった赤峰は、緋山の後を追うとスクラップ場に着きます。

そこで見かけたのは、血の付いた作業着を処分する緋山の姿があり…。

罪深いのはどちら?

赤峰は事務所に戻り、犯人は緋山だったのかと聞きます。

「先生の正義って一体、なんなんですか?」

その質問に明墨はある例えを出します。

自分の大切な人がいる所で、目の前に刃物を持った人物が現れる。

このままでは殺されてしまう時、自分も刃物を持っていたらどうするのか?

「僕は…守るためにやるでしょう」と答える赤峰。

大切なものを守るために罪を犯してしまった者、殺意があったけれどしなかった者。

どちらが、罪深いだろうか?

「私は君の正義を否定はしない。しかし、私も同じだ。私の意志を貫く」

そのまま赤峰は事務所をあとにするのでした。

謎めいた明墨の周り

刑務所にいる男(尾形直人)に面会希望の手紙を出す明墨。

しかしその手紙は開かれないまま、置かれていて…。

そして、明墨がいない間に紫ノ宮は、明墨のデスクを探ります。

そこには、保護犬の冊子があり、その中に写る紗耶(近藤華)の所に付箋で…。

“紗耶が可愛く犬と写っています”

その紗耶は児童養護施設のゆめみらいの家に帰ってきていました。

その頃、明墨はモモセレイコという女性の墓参りに

2018年に40歳で亡くなったレイコの墓石に、花を手向け涙を流すのでした。

赤峰が見ていたノートの32歳の男は、路上傷害事件を起こしている。

つまり、謎の店員(細田善彦)かな?

本当に緋山は無罪なのか?

第3話のネタバレとあらすじ

保護犬施設にいる明墨

紫ノ宮飛鳥(堀田真由)は、明墨正樹(長谷川博己)のデスクから見つけた保護犬施設へ向かいます。

そこには、犬の散歩から戻ってきた明墨と紗耶(近藤華)がいました。

気付かれないようにその現場を撮影する紫ノ宮。

傷害事件の裁判

明墨が次に担当した案件は、富田正一郎(田島亮)が工藤弘和(宮尾俊太郎)に暴行したもの。

クラブで言い争いになり、店を出た工藤がフードを被った男の襲撃に遭います。

最初は顔が見えなかったものの、照明のライトで正一郎の顔を認識し犯人が特定されました。

正一郎は富田誠司(山崎銀之丞)という議員の息子である為、通常の暴行事件より世間の注目を浴びていて…。

犯人は正一郎?

事件現場となった場所と直前までいたクラブへと出向く明墨たち。

紫ノ宮、赤峰は防犯カメラなどの映像を確認をしますが、決定的瞬間の映像は手に入れられませんでした

しかし、クラブの店長の三上(小栗基裕)の証言により、工藤にかなりの悪評があるとわかります。

正一郎以外の客にも悪態をつき、自慢げに話す人間だと。

赤峰が担当した冤罪事件

そもそも正一郎が犯人ではないと思えない赤峰は、今回の調査に違和感がありました。

また、緋山啓太(岩田剛典)のときのように、無罪にする気なのかと明墨に問います。

実は赤峰がこの事務所に来る前に受けていた裁判にも、正一郎が関係していたのです。

その時も暴行を起こしたのは正一郎ですが、一緒にいて止めに入った松永(細田善彦)がやったと周りが証言

そのことで松永は、傷害事件の犯人として有罪判決を受けていたからです。

必死に松永の無罪を訴える赤峰ですが、事務所にも圧力がかかり担当弁護士も外されてしまいました。

「あの時と一緒で、また父親が金を使って証言をでっちあげているんだ!」

しかし、そのでっちあげている証拠は何処にもないと明墨は一蹴。

「松永さんが無罪にならなかったのは、君が至らなかったからで、法律のせいでも議員のせいでもない」

見つかったドライブレコーダー

犯行時刻に現場を映したドライブレコーダーを見つける赤峰。

しかし、その映像は既に明墨に引き取られていました。

明墨が無罪に持っていくには不都合な映像があるからもみ消していると思う赤峰。

ですが、明墨はその映像を赤峰たちに見せると、赤峰は驚きます。

何故なら、それは正一郎が犯人ではないと証明できるものだったからです。

「かつての事件での犯人と思っているから、今回も犯人は彼だと思った。それは、弁護士として一番してはいけない事だ」

傷害事件の結末

検察側は、事件の証言をしている木田(水野勝)が嘘をついている証拠として、例のドライブレコーダーを公判に出します。

しかし、その映像は赤峰たちが見たものとは違うものでした。

その映像は、正一郎が犯人だと証明するには十分でしたが、更に止めの一撃を緑川歩佳(木村佳乃)は出します。

それは、ドライブレコーダーを提供した蒲生(小松利昌)への買収映像。

富田議員の秘書の小杉和昭(渡辺邦斗)が、映像の提出を控えるように渡した映像が流れた事で、傍聴席はざわつきます。

その結果、自分たちも裏切られたと明墨は、依頼の弁護を降りると話したことで、公判は終了しました。

今回は明墨の敗北に見える中、この結果は明墨が仕組んだものだと緑川も紫ノ宮も感じます。

事実、富田議員にドライブレコーダーの存在が気がかりだと明墨は忠告していました。

しかし、賄賂を渡すように指示したつもりもなければ、それを言った証拠もないと明墨は富田議員を相手にしません。

そして、このようにしたのは、赤峰のためだと紫ノ宮は少々驚くのでした。

赤峰の想い

実は明墨は松永の判決裁判に来ていたと青山憲治(林泰文)から聞く赤峰。

赤峰は、諦めていない松永の再審を誓います。

そして、明墨のこれまでの担当事件を確認したいと感じた赤峰はファイルを探しました。

しかし資料は5年分しかなく…。

「この事務所は5年前に始まったから。それまでは弁護士じゃなくて検事をしてたのよ」

そう白木凛(大島優子)に教えてもらう赤峰。

刑務所の男

その頃明墨は、手紙を出していた刑務所の男(尾形直人)とようやく面会が叶っていたのです。

「ようやく、会う事が叶いました。志水さん」

少しずつ物語が進み、明らかになった事も。

やっぱり、悪には鉄槌をしているから、緋山は無罪だよね?

正一郎、黒だったし、なんなら松永さんの事件も加害者じゃんw

第4話のネタバレとあらすじ

死刑囚との面会

死刑囚の志水裕策(尾形直人)に毎月手紙を出していた明墨正樹(長谷川博己)。

やっと志水に面会が出来ますが、志水は下を向いたまま…。

そしてただ一言、明墨に伝えたいことがありました。

それは、もう手紙を出さないで欲しいという要望だけ。

志水は、死刑が執行されるその時を静かに待つことを望んでいましたが、明墨にそのつもりはありませんでした。

明墨が拘置所から出てきた所をこっそりつけていた赤峰柊斗(北村匠海)。

面会相手が志水だと突き止め、その名前を検索かけるとある事件がヒットします。

糸井一家殺人事件の殺人犯として、志水は逮捕されていました。

動機は一緒に会社の金を横領していた糸井から分け前を無くすためと記載が…。

その事件は今から12年前の事件で、その頃はまだ明墨は検事でした。

明墨の事を調べる人間はもう一人

この前、明墨が訪問していた保護犬施設に向かった紫ノ宮飛鳥(堀田真由)。

そして、そこの職員の仁科(朝夏まなと)から、犬たちが人間の身勝手で捨てられた話を聞きます。

施設内を歩き回ると、明墨と一緒にいた紗耶(近藤華)を見かけます。

そして、紗耶が写る写真を目にした紫ノ宮は、紗耶の隣に写る女性・桃瀬(吹石一恵)が気にかかるのでした

次の事件は、依頼じゃなく

別の日、紫ノ宮と赤峰は次の仕事の為に、ホテルへ向かいました。

そこに現れたのは、敏腕弁護士の宇野雅人(和田聰宏)で、彼と同じエレベーターに乗り込みます。

他にも一緒に女性が乗りますが、宇野は1人で降りたので、赤峰たちも一緒に降りました。

廊下の隅に隠れ、別の階で降りたはずの先程の女性が、宇野のいる部屋へと入り込むのを目撃

その証拠写真をばっちり撮影し、それを弱みに今、宇野が担当している事件を奪い取ろうと画策する明墨

休日の宇野とその家族の目の前に現れ、明墨はカードマジックをして宇野の娘を喜ばせます。

そして、宇野に渡したカードには、あの日の不倫写真が…。

真っ青になった宇野は、明墨の要望に応じるしかありませんでした。

連続女性暴行事件

守屋瀬奈(搗宮姫奈)、遠山香澄(諸星すみれ)がナイフで突き付けられ襲われた事件が発生。

連続して女性を狙った犯人ですが、3件目の犯行の仙道絵里(早見あかり)に反抗されてしまい、顔がバレてしまいます

その結果、来栖礼二(渡邊圭祐)が逮捕され、宇野が弁護していました。

しかし、依頼ではなく何故かその案件を奪い取った明墨の目的を、赤峰や紫ノ宮は知りません。

2人を置いて、仙道に会いに行った明墨は、彼女の証言に疑問点があり、話を聞きに行っていました。

実は、仙道は襲われて逃げたと言いますが、不自然な点がいくつかあったからです。

  • 歩いて数歩の距離のコンビニに何故か助けを呼ばなかった。
  • コンビニなどから、悲鳴などの声の証言がなかった。

しかし、仙道は気が動転していたからと誤魔化す様子を見せるのでした。

明墨を追う赤峰

赤峰は、明墨がこれまで担当した案件を振り返っていました。

そして、どれも何か繋がっているんじゃないかと言うと千葉県警に何かあるのではと気付きます。

調べ物をしている所を青山憲治(林泰文)に見られてしまいますが、誤魔化しました。

しかししっかり青山はそれを見ていて明墨に報告。

「大丈夫です。このまま見て見ぬふりを青山さんはしてください」

明墨は、赤峰の行動を黙認していました。

そして、赤峰は帰り際に松永(細田善彦)に会いに行き、必ず松永の無罪を証明すると伝えていて…。

人の本性

来栖の人間性を調べると、働いているバーの店長・岡添(浪川大輔)からは予想通りの答えが来ます。

「女を遊ぶもんだと思ってるクソ野郎ですよ」

しかし、住んでいるマンションの住人からの証言では真逆なものが。

「ゴミも捨てに行ってくれたり優しい青年だよ」

赤峰は、どれも来栖の顔なのだろうと思いながらもどこか複雑な思いがありました。

それは、明墨が緋山啓太(岩田剛典)を無罪にしたり、富田親子に容赦ないやり方をしている理由にも理由があるはずだからと。

そして、明墨に対しての疑問を紫ノ宮に話しますが、その時に志水の事件を聞いた紫ノ宮は驚く顔を見せるのでした。

偽証の証言

仙道の友人の久美(田中真琴)から仙道が来栖のストーカーだと言う情報を得る明墨たち。

そこから事件の真相が浮かび上がります。

お店のSNSの写真に写る来栖を見た仙道が、来栖に好意を抱きアタックするものの、見向きもされません。

そんな時、来栖が自分以外の女性を襲っている犯人かもしれないと聞いた仙道は、嫉妬という憎悪で来栖をハメたのではないかと考えました。

警察の大西周平(前角洋平)と癒着があったと思われる宇野。

この事件は最初から有罪に向くように仕組まれたものだと考えられました。

1件目と2件目は、来栖も認めていたが3件目を認めていなかったからくりはこれだったのです。

そして、明墨が担当に変わったと聞いた刑事部長の倉田功(藤木直人)が、仙道の家に入っていた現場も明墨たちは押さえていました。

倉田が隠していること

そんな時、千葉県警から出てくる倉田を止める紫ノ宮を見てしまう赤峰。

2人の会話から、赤峰は2人が親子だと気づきます。

紫ノ宮は、倉田との関係と事務所に入った経緯を赤峰に話します。

昔は優しかった父ですが、12年前から様子が変わり、母親と離婚

当時担当していたと思われる事件が、糸井一家殺人事件だと思われました。

まだ子供だった紫ノ宮は、父がなぜ変わったのかまでは理解できずにいたのです。

それでも、父との関係は良好で、弁護士になる事も応援してくれました。

しかし大学を卒業して、父のいる家に向かった所に、男と口論している現場を目撃。

男とは明墨であり「隠蔽したのはあなたじゃないのか?」と詰め寄っていました。

その光景が頭から離れない紫ノ宮でしたが、司法試験合格後に更に驚く事が。

明墨の事務所から正式雇用の通知がきたからです。

最初から明墨は、自分を利用するために、この事務所に自分を呼んだと思っている紫ノ宮。

そして、長年の疑問が志水と明墨が関係があると知り、紐解けそうになります。

その明墨はその頃、料亭で楽しむ伊達原泰輔(野村萬斎)と会っていました。

浪川さん、バー店長wボイスがカッコいいよ!!

そして、シークレットキャストとして、桃瀬レイコ(吹石一恵)、倉田功(藤木直人)が登場!

次回は、何かが明らかになる?!

っていうか、仙道さん怖すぎw

そして、子供に接触する明墨がただただ不審者(笑)

第5話のネタバレとあらすじ

明墨と伊達原

伊達原泰輔(野村萬斎)に呼び出された明墨正樹(長谷川博己)。

明墨が検事だった時以来の再会でしたが、用件を早く終わらせたい明墨。

「昔は慕われていたが、今は嫌われたか…」とガッカリする伊達原。

さっさと本題を話したらどうだという態度の明墨に、伊達原は明墨の行動に疑問を抱いていました。

「糸井一家殺人事件の犯人は志水だ。そして、彼を死刑囚にしたのは君だろ

全てが終わった事件を蒸し返す明墨の行動が気に入らない伊達原。

利用する理由

紫ノ宮飛鳥(堀田真由)は、明墨が倉田功(藤木直人)に会いに来た時の話をします。

「私の父は何を隠蔽したんですか?糸井一家殺人事件では?」

そして、倉田の娘だからこの事務所に誘った事を明墨は認めます。

「君と私が知りたい真実を知るために、協力し合おうじゃないか」

均衡を崩す策

来栖礼二(渡邊圭祐)の3件目が、虚偽の事件だという証拠を掴む行動に出る明墨たち。

明墨は赤い風船を持って、娘のお迎えに来ている宇野雅人(和田聰宏)の元へ。

仕事が上手くいっていない宇野に、仙道絵里(早見あかり)の件を話します。

何も知らないという体で、宇野にあることをさせる明墨。

そして次に狙ったのが仙道で、赤峰柊斗(北村匠海)が上手く仙道を喫茶店に連れ出します。

赤峰が明墨の部下だと知ると、仙道は怪訝な顔を見せました。

仙道に明墨と宇野が話していた内容を聞かせますが、それに入っていた音声は明墨たちが用意していた台本を読んでいただけで…。

「あなたの事件が、でっち上げだと言う証拠を我々は握っています」

気分を害した仙道が帰ろうとすると、赤峰は今後裁判でこの証拠が出たら罪に問われると言われてしまいました。

父との対峙

紫ノ宮は、倉田に会いに久々に実家を訪れます。

その家での想い出を感じながらも、弁護士になってから一度も帰っていなかったと話す紫ノ宮。

そして紫ノ宮は、警察が不正をしているのではないかと聞きますが、勿論倉田は何も話しません。

ずっと尊敬していた父が変わったのは、糸井一家殺人事件からじゃないか…。

娘が必死に訴えますが、父は決して認める事はありませんでした。

必ず証拠を法廷に出して、真相を世間に知らせると紫ノ宮は決別して家を出ます。

しかし、これも全て明墨たちが考えた作戦でした。

弁護人を追い詰める一手

明墨たちの行動に、不安が募る仙道でしたが、倉田からは心配は不要と言われるだけ。

しかし、そんな中職場の受付に、来栖の女遊びの写真が送られ、不安が頂点に。

その写真を持って仙道は、倉田と大西周平(前角洋平)に会いに行きます。

そして、赤峰との会話を録音した脅迫音声データを提出するのでした。

逆転裁判

証人として出廷した仙道でしたが、弁護士たちが怖いと泣きだします。

喫茶店での赤峰に警告された時の会話の録音データが法廷に流れました。

ざわつく中、黙ってしまう仙道に話しかける検察官。

しかし、次に仙道が口を開くと、これは脅迫ではなく相談だと言い始めます。

実は、写真を送り付けた後、仙道を事務所に連れてきていた赤峰。

そこで、来栖が無実だという証拠を見せ、仙道が虚偽証言を証明します。

このままだと、虚偽罪に問われてしまう仙道ですが、ここで仙道にある提案をしました。

それは、警察に利用されていた偽装に協力者という被害者という立場になればいいと助言する明墨。

来栖が許せない仙道なので、紫ノ宮は彼が無罪放免になることはないと説得。

どちらが、自分にとって良いのかは明白でした。

仙道の証言により、弁護士から検察・警察への目が変わります。

この件は、世間を大きく更に騒がせる結果へ。

勿論、仙道も罪がある為、明墨が彼女の弁護を受け持ち、来栖を有罪にする事を約束します。

後日、明墨は記者会見を開き、今回の様な不正が過去にもあるんじゃないかと話します。

そして、来栖が虚偽の主張をしていた為、来栖の弁護を辞任し、宇野に担当が戻ったと発表しました。

火消しが始まり…

これから調べられる身となる倉田は、身辺を整理していました。

そして、今回の件で父が誰かを守るために、不正に手を出したんじゃないかと疑う紫ノ宮。

昔の様に憧れた父に戻って欲しいだけの紫ノ宮ですが…。

そこに、大勢の刑事がやってきて倉田は、娘の目の前で逮捕されてしまいます。

倉田の逮捕は、口封じだろうと話す明墨。

しかし、これからどうしたらいいか分からない紫ノ宮。

「弁護士として、倉田の娘として、自分の意志を貫きなさい」

明墨と〇〇

明墨が部屋で待っていた相手に会いに行きます。

「頼んでいたものは、入手できそうですか?」

それに答えたのは、緋山啓太(岩田剛典)でした。

「ええ。手に入れられそうです」

計画していたことを行動に移そうと2人は頷くのでした。

映画好きの長谷川さん、今回はペニーワイズかw

赤い風船でもう二週連続、子供の前に不審者だからね(笑)

そして、緋山さんがもう探偵の助手のようなポジションに…。

2人はいつからの知り合いなのかで、話が変わってくるぞ…。

第6話のネタバレとあらすじ

明墨が密会している相手

明墨正樹(長谷川博己)が誰もいない事務所で会っていたのは…。

「町工場社長殺人事件」の被告人だった緋山啓太(岩田剛典)。

それを戻ってきた赤峰柊斗(北村匠海)は見かけてしまいます。

緋山が事務所から出てきそうになるので、咄嗟に隠れる赤峰でしたが、明墨に「顔を出せばいいのに」と言われてしまいます。

控訴審の話をしていただけだと話す明墨に、赤峰は少し動揺しました。

翌日、その話を紫ノ宮飛鳥(堀田真由)に話すと、緋山の件と父親の件は繋がっているのでは?と疑う2人。

実は、倉田功(藤木直人)の弁護を引き受けに面会しに行った紫ノ宮。

しかし、父親に弁護を断られ、全ての罪を受け入れ刑に重んじるとまで言われていたのです。

更に、面会を終えた紫ノ宮に、伊達原泰輔(野村萬斎)が助言してきたのに不信感を抱きました。

「身内を弁護をするのは、君の為にもならないよ」

赤峰は、緋山を無罪にした意味が、あるんじゃないかと考えます。

緋山が明墨に12年前の何かを調べさせている事江越という人物を探している事

そこから、志水裕策(尾形直人)の「糸井一家殺人事件」が関係していると考えずにはいられません。

情報漏洩の裁判

次に明墨が担当する裁判は、沢原麻希(珠城りょう)の有罪判決を無罪へと持ち込むもの。

出版社の副編集長だった沢原が、会社内の情報を漏洩したとされていますが、本人は否認。

しかし、社員ID情報提供先からの報酬が銀行口座に振り込まれている証拠から有罪判決。

IDは紛失していたこと、報酬は警察に言われるまで気づかなかったと話す沢原。

状況証拠だけではなく、提供されたUSBには、沢原の指紋が付いていたのが決定打に。

沢原を陥れた人物は?

早速調査に向かう明墨たちは、これまでの弁護活動の取材を受けに出版社へ。

そこで今の副編集長の上田其一(河内大和)に沢原の事をちゃっかり聞く明墨。

話を聞く中で、上田のバッグにGPSをこっそり入れる明墨は、最後に沢原の弁護人と名乗って帰ります。

色々と調べていく中で、赤峰は上田と沢原の雑誌の違いに注目しました。

沢原が部下の頃、上田は加崎達也(相島一之)の記事を出す事を許さなかったのです。

沢原が出世し加崎の記事が出るようになると、部数は伸び売れに売れたと分かります。

上田が副編集長になってからは、その記事はパッタリと止みました。

その代わりに出てきたのが、加崎とは敵対派閥の記事だったりと、加崎と上田の関係が疑われます。

明墨が接触するもう1人

明墨は、休日に紗耶(近藤華)がいる養護施設のボランティアをしている瀬古成美(神野三鈴)に会いに行きます。

ここで会ったのは偶然だと判り切ったウソをつく明墨に呆れる瀬古。

瀬古は次の裁判で、自分と境遇が似ているから沢原のことは、心を痛めていると話します。

自分も、時代は違えども女性という立場で嫌な思いをしてきたからと。

無実を勝ち取らなければ意味がない

赤峰は、松永理人(細田善彦)に会いに行きますが「アイツも逮捕されたから満足です」と言われてしまいます。

富田正一郎(田島亮)が捕まったのは、あの傷害事件だけ

松永の事件は、何も解決していないと赤峰は、再審をしたいと告げます。

松永も自分で調べて、それがどれほど難しい事か分かっているからこそ諦めていました

「僕は必ず、あなたの無実だと証明できる証拠を見つけて見せます!!」

控訴審の結果

上田のGPSから、新たな証拠を手に入れた明墨たちでしたが、それは証拠として認められませんでした。

実は上田にGPSのことが気付かれていて、違法で集めた証拠だと検事・品川(近藤公園)に言われてしまいます。

重要性を感じる証拠だと瀬古も判断しますが、違法で手に入れたものは認められないと却下。

全ては繋がっている?

新たな証拠を掴まなくてはいけないと焦る赤峰ですが、明墨は全く慌てていません

そこで紫ノ宮と赤峰は、これまでの明墨が担当した事件を見直します。

全てが繋がっているように見えませんが、紫ノ宮はある女の子も関係していると思いました。

明墨が行っている保護権施設にいるミル(ライズ)にそっくりな犬を連れた牧野紗耶(近藤華)。

誰なのか最初は分からなかったけれど、紗耶は現在17歳と分かりある人物と接点が見つかります。

それは、志水には当時5歳の娘がいたということ。

12年後なら17歳になる点から、紗耶が志水の娘じゃないかと推察

明墨の次のターゲット

そこに明墨が事務所に戻ってきて、2人は明墨の狙いを話します。

志水の裁判だけじゃなく松永の裁判も担当していた瀬古がターゲットだと。

最高裁判事を狙っている瀬古は、大物たちとの繋がりも大事にしているはず。

案の定、今回の裁判にも出てきている点から、癒着は確定したのも同然

今回、明墨はわざと瀬古と接触し、自分たちの証拠を握りつぶさせました。

「瀬古の本性をあぶりだそうじゃないか」

明墨は、赤峰と紫ノ宮に自分の狙いを全て話すのでした。

その頃、瀬古は伊達原と飲んでいました。

明墨にこれまでの血反吐を吐く努力を無駄にされるつもりはないと話す瀬古。

そんな瀬古に、伊達原は「明墨は油断ならない男ですよー。油断した奴らは人生終わりますから」と話しました。

ほぼ、事前発表キャストが出た6話です!

しかし、まだ出ません(笑)この方→迫田孝也さん。

どの事件も結局、糸井一家に関わっているかと思うと恐ろしいな…。

緋山は、もはやワトソンポジションに変わっていますが。

第7話のネタバレとあらすじ

加崎と瀬古の関係

明墨法律事務所では、瀬古成美(神野三鈴)を弾劾裁判にかける準備に入っていました。

加崎達也(相島一之)との関係が明らかになれば、引きずり落とせるからです。

その為にも、加崎主催のパーティーへ参加をします。

加崎が参加者達へ挨拶をしている間に瀬古に接触する明墨正樹(長谷川博己)。

たまたまだとあからさまな言い方をする明墨を警戒する瀬古。

そこに、瀬古の名前を怒鳴り声で叫びながらパーティー会場にやってきた人物が…。

それは、逮捕されていたはずの富田誠司(山崎銀之丞)でした。

富田を落ち着かせる瀬古は、ホテルの一室へ連れていきます。

自分は富田の味方で、根回しもした結果、これ位で済んでいると話す瀬古。

富田は納得がいきませんが、その会話は全て盗聴で明墨達に筒抜けで…。

次の一手

瀬古に裏切られた富田の次に明墨達が接触した相手は、富田の元秘書・小杉和昭(渡辺邦斗)。

最初は口を割りませんでしたが、富田が小杉を見捨てた事実を言われ、明墨達側へ。

赤峰柊斗(北村匠海)は、小杉に松永理人(細田善彦)の事件の真相を問います。

悪いようにはしないと明墨達が安心させると、小杉は賄賂を渡した事を話しました。

赤峰は再審の際の証人になって欲しいとお願いし、小杉は証言に立つ約束をします。

事務所の外まで明墨は小杉を連れていき、決して不利になることにはならないと念を押しました。

しかし、その2人の様子を隠れて撮影する菊池大輝(山下幸輝)が…。

松永の再審へ

証言が得られた事を喜んだ赤峰は、証人が出たと松永に報告しに行きます。

これで、再審が出来ると話す赤峰でしたが、後日小杉から辞退の連絡が入りました。

沢原麻希(珠城りょう)の協力で、小杉が加崎の秘書になっていると判明します。

この状況に、明墨は沢原にある事を調べて欲しいと頼みました。

そしてその結果を持って富田の事務所へ向かいます。

富田は、小杉に鬼電していましたが、勿論小杉は出ません。

明墨は、沢原に調べさせた瀬古と小杉が組んだことで、富田はハメられたからこうなったと話します。

そして、瀬古たちは富田を再逮捕させようと動いていると警告するのでした。

更に富田正一郎(田島亮)の件にも、2人は関わっていると話す明墨。

瀬古へ問う明墨

明墨は準備が全て整った事で、瀬古に会いに行きます。

「最後にあなたに確認したいことがあります。あなたは胸を張って自分は罪を犯していないと言えますか?」

養護施設でボランティア活動をしている瀬古を慕う子どもたちは多いです。

そんな子供たちを裏切った行動はしていないのか?

瀬古は恥じる行動はしていないとバッサリ言い返すのでした。

瀬古の弾劾裁判

富田は、瀬古にこれまでやった賄賂を含めた全ての悪行を暴露。

その取材をした沢原によって、動画がアップされそれはあっという間に拡散されるのでした。

反響は大きく、瀬古は加崎に助けを求めますが、全く連絡が取れません。

自分がこうなったのは全て伊達原泰輔(野村萬斎)に指示されたからだと、何とかしてほしいと藁にも縋る瀬古。

「僕はそんなお願いはしたことは一度もないよ」

伊達原が全く助ける気がないのが分かった瀬古は、全てを裁判で暴露すると言い放ちます。

しかし、伊達原は今の瀬古が何を言っても世論は信用しないと、笑って返すのでした。

こうして、瀬古の弾劾裁判が決まり、瀬古は終焉を迎えます。

実は明墨たちは、小杉が裏切る事も全て計算に入れていて、菊池にもわざと撮影させていたのでした。

全てを失った瀬古

瀬古はもう自分には力が無くなり、廃人の様に誰もいない法廷に座ります。

そこに明墨がやってきて、全てを奪った明墨に恨み節を話す瀬古。

しかし、それは全て自分がやった事への結果だと切り捨てる明墨。

「男のあなたには絶対に理解できない!女性がここまで来るのはどれほど大変かを!」

女性を軽視する社会で嫌な思いをしてきた瀬古は、自分がやらないとと考えていました。

しかし瀬古は、女性の立場を守るためどころか、同じ思いがある沢原に冤罪を与えたと明墨は話します。

「誰よりも理解をしているはずのあなたは、男の邪魔だった彼女を弾圧する事に手を貸した

そして、明墨は先日自分が会いに行ったのは、微かに瀬古に希望があったからです。

それは養護施設で見せていた瀬古は嘘ではないと信じたかったから。

しかし、それは違ったようだと明墨は残念そうに話します。

松永と沢原の冤罪裁判

富田が警察へ自首した事で、瀬古の弾劾裁判が開かれました。

その頃、沢原の再審も始まり、無事に無罪判決。

赤峰も松永と共に再審へ向かいました。

松永の事件は、警察・検察がずさんな捜査、弁護士も見捨て、裁判官は癒着。

誰も松永の人生に対して、責任と覚悟を持っていなかったと赤峰は法廷で語ります。

そして、松永の判決は、無罪が裁判官から言い渡されました。

こんなに時間がかかってしまった事を詫びる赤峰。

松永は、誰も信じる事が出来なくなっていたが、赤峰のおかげで信じる事が出来ると話します。

赤峰に涙を流しながら、感謝を伝えるのでした。

次なる冤罪事件

無罪が決まった沢原は、無事に別の出版社で就職することが出来ました。

感謝を伝える沢原は、今回の事で冤罪事件について興味を持つようになったと話します。

そこで、明墨は糸井一家殺人事件の話を沢原に伝え、記事にしてもらいました。

それはあっという間にニュースとなり、志水裕策(尾形直人)も新聞を目にします。

もうほっといて欲しいと願う志水に、娘の牧野紗耶(近藤華)が成長していることを伝えました。

娘の事は考えないようにしている志水に、明墨は紗耶も会いたがっている事を伝えますが…。

「死刑囚の私に会いたい人間はいない」

このまま志水が死ねば、紗耶は殺人犯の娘としての烙印を押されたままになると明墨は言います。

「私は、あなたを必ず無罪にして紗耶さんと会わせます!」

しかし、志水は再審する気はなく面会室を後にしました。

それぞれの思惑

明墨のデスクにある糸井一家殺人事件のファイルを目にする紫ノ宮飛鳥(堀田真由)。

青山憲治(林泰文)が突然話しかけてくるので驚く紫ノ宮。

その頃、緋山啓太(岩田剛典)は明墨に江越の居場所が分かったと報告。

明墨は近いうちに、緋山に会いに行くと約束をしました。

緋山が自宅に帰るとそこには赤峰が居て、明墨との事を全て話すように要求。

そして、緋山が捨てた血の付いた緋山の作業着を見せるのでした。

全てを話すとき

そして、明墨はニュースを見て寝込んでいる紗耶の元を訪れます。

何も言わない紗耶に、全てを話すときが来たと明墨は伝えました。

「こうなってしまったのは、全て私が悪いんだ。紗耶」

ホント、あなたがやらせたとしても、それを断らなかった瀬古に言う言葉はないですね。

結局、やっていることは同じじゃんって。

丁度、朝ドラ「虎に翼」でも女性が軽視されている描き方をしているので、重ねてしまいました。

第8話のネタバレとあらすじ

町工場社長殺人事件の真相

赤峰柊斗(北村匠海)は、緋山啓太(岩田剛典)の自宅へ向かいます。

ごみ処理所で捨てた緋山の血の付いた作業着を見せました。

緋山は観念し家の中に赤峰を招き入れます。

そして、緋山は自分が羽木朝雄(山本浩司)を殺したと認めました。

羽木を殺してしまった原因は、羽木のパワーハラスメント。

病気の母親が危険だと連絡が入り、休みを願い出た緋山。

しかし「サボって休むなら解雇する」と羽木に言われてしまうのでした。

苦労して正社員になった緋山は、仕事を失うわけにはいかず我慢します。

結果、母親は亡くなりますが、事件があった日は、羽木は禁句を口にしてしまいました。

育ちが悪いのは、死んだ母親のせいだと言われた緋山は、堪忍袋の緒が切れます。

緋山を無罪にした理由

自分の罪を受け入れていた緋山の元に、弁護士が接見しに来ました。

それが、明墨でスピルドアに昔所属していた緋山に会いに来たのです。

その組織は、様々な闇バイトを行っていて、お金に困っていた緋山は一時的にその仕事をしていました。

その中で、公園で撮影した盗撮に明墨は興味を持っていたのです。

それを雇い主の江越に渡したら、元のデータはないと緋山は話します。

明墨は江越と接触したことがある緋山に、江越を探して欲しいと頼みました。

しかし、今自分は殺人犯としてここにいるから無理な話です。

そこで、明墨は緋山を無罪にして、手伝わせていると赤峰は思いますが…。

全てが終われば、自首をします。殺人はどんなに償っても許せるものではない」

緋山はこんな底辺な自分でも、人助けが出来ると思っていました。

全てを知った赤峰と紫ノ宮

紫ノ宮も、明墨のデスクで糸井家の資料を見ている所を青山憲治(林泰文)に見つかってしまいます。

そこで、その資料は明墨の元同僚の桃瀬礼子(吹石一恵)から託されたものだと聞かされました。

志水裕策(尾形直人)の冤罪を疑った桃瀬は、独自に調べますが病気が見つかり亡くなってしまいます。

こうして、赤峰と紫ノ宮は明墨の狙いを理解し、協力を申し出るのでした。

冤罪を引き起こした明墨

明墨は、牧野紗耶(近藤華)に全てを話しますが、突然の事に返す言葉がありません。

当時、明墨は検事として志水の事情聴取を高圧的に行っていました

検察の正義を疑っていなかった明墨は、どんどん志水を追い込みます。

そして、自白を取った原因となったのが、志水の家族でした。

夫が殺人犯となり、直ぐに離婚し紗耶を連れて家を出て行った元妻。

しかし、その直後元妻は交通事故で亡くなり、紗耶は養護施設に行く事に。

冤罪かもしれないと明墨が気付いたのは、死刑判決から6年も経過していたのです。

そして、当時志水の無罪が証明できたものがありました。

緋山の盗撮映像には、志水が映っていたという情報があったのです!

しかしそれは、倉田功(藤木直人)達にもみ消されていたのでした。

江越に接触

志水の無罪を証明するに不可欠な、江越が持っている盗撮動画。

それを手に入れる為に、緋山が調べると江越と連絡を取る事に成功します。

現在、スピルドアは投資詐欺をしていると判明し、赤峰がおとりになることに。

偽名で江越(迫田孝也)に接触することに成功します。

遠目で緋山から本人だと確認が取れた明墨達は次なる作戦へと移行します。

再会した親子

紗耶は事務所にやってきて今の気持ちを明墨に伝えます。

色々考えたけど、これまで自分にしてくれたことは罪悪感なのか?

明墨は、否定することなく、贖罪だったと。

しかしそれだけではなく、紗耶の為に全力で取り組んでいると伝えます。

明墨の気持ちを聞いた紗耶は、父の無実を証明するという言葉を信じ…。

「お父さんに、会いたいよ」

直ぐに志水との接見をセッティングをする明墨。

志水は成長した紗耶の姿に涙を流し、苦労を掛けた事を謝りました。

簡単に苦労を掛けたと言われても、そんなレベルではなかったと紗耶は涙します。

父の口から、横領をしたのは事実でも、殺人はしてないと聞かされた紗耶。

「私は、犯罪者だろうとお父さんにそばにいて欲しかった」

明墨が必ず無罪にしてくれると紗耶に説得された志水は、再審を決めます。

江越との対決

数日間の青山の調査で、江越が後藤秀一という妻子もちのサラリーマンだと判明。

表の顔がそれなりにある人物なので、脅す材料を得たと思う明墨達。

しかしここ数日、緋山を監視している菊池大輝(山下幸輝)の存在も気がかりでした。

まだ江越の事は突き止めていないと考え、赤峰と緋山は囮役になります。

目を背けている間に、明墨は江越に接近し交渉を始めました。

簡単には江越が動画を渡さないと踏んだ明墨は、江越に交渉をします。

謝礼も弾むから、緋山が撮影した動画を全て渡して欲しいと。

最初は乗り気を見せますが、交渉は決裂してしまいます。

そこに菊池がやってきて、全ては仕組まれたものでした。

脅迫をしていないから逮捕は出来ないと、刑事たちを引き連れ引き上げる菊池。

手に入れるはずだった動画は、伊達原泰輔(野村萬斎)の元へ行ってしまうのでした。

そして、伊達原は「盗撮は許せない」と笑いながらデータを足で破壊します。

伊達原VS明墨法律事務所

唯一の切り札だった動画を失った明墨達は撃沈。

そこに伊達原が、後輩が開業したのにお祝いもしていなかったと笑いながらやってきます。

一緒に緑川歩佳(木村佳乃)もやってきました。

伊達原は、このまま弁護士として続けたいなら、余計な事をしないように釘を刺しに来たのは見え見え。

こんな所にいるより、検事に転職したら?と事務所メンバーに言ってくる始末。

「ご心配無用。ここにいるメンバーは渡しませんよ」

2人のやり取りを終えると、緑川は明墨に目を合わせ伊達原と事務所を後にします。

伊達原は、明墨が自分と似ているからこそ、明墨は勝てないと緑川に不敵な笑みで言うのでした。

緋山はやってました( >_<)

そして、伊達原完全に証拠隠滅罪じゃんw

緑川さんは、桃瀬さんと知り合いの可能性あるから、味方だと信じたい!

第9話のネタバレとあらすじ

証拠が消え去り

糸井一家殺人事件の犯人とされている志水裕策(尾形直人)。

しかし志水は事件当時、公園で娘のぬいぐるみを探していました。

その現場で、女性を盗撮していた緋山啓太(岩田剛典)の協力で、動画獲得直前まで行きますが…。

伊達原泰輔(野村萬斎)達に先を越され、動画は手に入らない事態に。

せっかくの希望を手に入れられなかった明墨正樹(長谷川博己)は、志水に面会で謝ります。

しかし、明墨の事を最初から恨んでもいなかった志水。

横領という罪を起こし、ウソの自白は自分が招いたことだと。

明墨のおかげで娘とも再会し、自分達の為に努力をしてくれていたと感謝を述べます。

これで十分だと考えている志水に、必ず再審に持ち込む証拠を探すと明墨は誓いました。

糸井一家の事件背景

しかし、この動画の証拠自体も明墨が5年をかけて見つけたもの

そう簡単ではなく、明墨達は当時の捜査資料を読み直します。

一家の死因は高濃度のタリウムによる毒殺

事件前夜、客を招いた一家は食後、嘔吐・下痢などの症状で病院を受診

翌日、毒殺された遺体となって発見されました。

そこで、糸井に近しい人間を調べると、それが志水だったのです。

桃瀬が調べた資料

青山憲治(林泰文)は、桃瀬礼子(吹石一恵)の調査資料を渡します。

実は、桃瀬は青山の大学の後輩で、青山も弁護士を目指していました

5年前に明墨と再会し、桃瀬の最期を知った青山。

そして、赤峰柊斗(北村匠海)が桃瀬によく似ていると話すのでした。

後日、赤峰は桃瀬の実家へ行き、桃瀬が調べていた資料の追加を貰い受けます。

更に、桃瀬が書いていた日記を赤峰に託すのでした。

赤峰が預かった桃瀬の日記を手渡された明墨は、それを読み始めます。

桃瀬の日記

伊達原泰輔(野村萬斎)の元で働くことになった桃瀬は、希望と期待を膨らませていました。

しかし、そんなある日、志水の証拠を握り潰したと噂を耳にし、それを疑う桃瀬。

独断で調べ始めた桃瀬は、同期の明墨にその相談をしますが、相手にされません。

あとで判った事ですが、明墨が志水の担当検事だと知り、桃瀬は1人で調べる事に。

深澤刑事から盗撮動画の話を聞いた桃瀬ですが、証言には立ってもらえず…。

そして、桃瀬は志水に面会を試みたり、牧野紗耶(近藤華)に会いに行きます。

どんどん心を開いてくれる紗耶でしたが、宇都宮へ異動になってしまった桃瀬

そして、忙しい桃瀬は身体の異変に気付き、病院に行くと入院することになり、余命を悟ります。

自分はもう出来ないからと、明墨に全てを託したのです。

「このファイルには、志水さんの無実だって思えるから…見て欲しいの」

そして、明墨は桃瀬がファイルを開くと、自分へ宛てた手紙がありました。

明墨君へ…

志水さんの無実を証明して。

病気になったから私にはわかるの。

命は無限ではないからこそ、大事にしなければいけないと。

私はもうダメだけど、助かる命が目の前にあるから。

罪を犯していない人が、命を奪われて良い訳はない。

司法権力の強がりにあってはいけないと、検事として感じているの。

司法を信じられるものであるようにしたい。

その未来で、私は明墨君の隣にいたかった…。

桃瀬の手紙を、明墨は同じ様に想っていると涙を流すのでした。

明墨は、桃瀬はきっと事務所の皆がこれまでしてくれた事に感謝しているはずだと伝えます。

その言葉に白木凛(大島優子)は…。

証言は出来ない

こっそり子供たちの様子を見る瀬古成美(神野三鈴)。

弾劾裁判でも黙秘を続けている瀬古に、明墨は声をかけます。

そして、桃瀬から志水の冤罪を聞かされた瀬古は、養護施設のボランティアをしていると思われました。

明墨は、それよりもすべきことがあると話しますが、伊達原はそう簡単にいかないと警告をします。

しかし明墨は、伊達原が何をしてこようと自分は諦めるつもりはないと話しました。

伊達原からの妨害

そんな時、明墨たちが緋山の証拠隠滅を疑う週刊誌が世に出てしまいます。

早速対策をする明墨たちですが、動きにくくなってしまいました。

そして、赤峰は志水に事件当時の話を聞きに行き、被疑者ノートを預かります。

志水のノート

そこには、目をそむけたくなる内容が、細かく書かれていました。

何日も何時間も飲まず食わずで警察から尋問を受けていた志水。

そんな時、妻が事故で亡くなったと聞き、限界を向かえてしまい自白をしてしまうのでした。

その先に書かれていたのは、紗耶に会いたいと何回も書かれていたのです。

赤峰と紫ノ宮飛鳥(堀田真由)は、ノートを見て言葉が出ません。

しかし紫ノ宮は、ノートの中にある刑事が口にした一家の症状が気になりました。

眼瞼麻痺、弛緩性麻痺と言う刑事ですが、タリウムにそんな症状は出ないはず。

鑑定結果

科警研で調べた結果、タリウムだと発表しています。

眼瞼麻痺、弛緩性麻痺と言う刑事の勘違いとは考えにくいです。

そこで、考えられたのが途中で毒物の名前が書き換えられていたと言う事。

このままでは、志水の起訴が難しいため、志水が入手できる毒物に変えたのでは?

更に、桃瀬も気付いていたのではないかと考え、毒物の症状を調べると…。

ボツリヌストキシンという毒物が、被害者たちの症状と一致。

そして、この鑑定結果を出した平塚聡に会いに行く赤峰。

倉田に面会

確信を得た明墨と紫ノ宮は、倉田功(藤木直人)に会いに行きます。

そこで、明墨は、倉田もまた娘の人質に口をつぐんでいると推察。

しかし、自分の為に無罪の人がこんな酷い目にあっているなんて信じられないと話す紫ノ宮。

そして、志水のノートを見せ、志水の気持ちが分からないのかと訴えました。

倉田は、考えない日は一日もなかったと言いながら、当時の話をします。

しかし、志水の裁判が始まっていた為、レールから外れるわけにいかないと伊達原は判断。

こんな事が明らかになれば、自分達だけでは済まないと嘆く伊達原。

世間の厳しい目に晒されるのは、家族も同じだと話す伊達原に言い返せない倉田。

そんな自分勝手な考えに明墨は、過去は取り戻せなくても志水のこれからの時間を救えると話します。

そして、倉田は平塚が毒を特定をしたが、既に彼は病死していると告げました。

次に逮捕されたのは…

明墨は、桃瀬の墓で黄色い花束を持った人物を会っていました。

そしてその後、事務所にやってきた警察によって明墨は逮捕されてしまいます。

緋山の件で、証拠隠滅税で逮捕状が出たのです。

その頃、伊達原の元に緋山の作業着を持って現れた白木

「もう私は用済みの様ですから、ご遠慮なさらず」

突然の逮捕に、赤峰と紫ノ宮は呆然としますが、明墨は2人に全てを託すのでした。

明墨逮捕されちゃったよ?!でもわざとでは?

墓場で会っていたのは、誰だろうか?

うーん、白木と実は組んでるんじゃないかと信じたいよ。

じゃないと、大島優子がそうなると「VIVAVT」で旦那さん黒幕だったやん…。

第10話のネタバレとあらすじ

明墨と伊達原

牢屋の中にいる明墨正樹(長谷川博己)に会いに行く伊達原泰輔(野村萬斎)。

検察官として有力な人材だった明墨の落ちぶれた姿を見た伊達原は、自らの生い立ちを話します。

司法の社会に踏み入れた伊達原ですが、田舎者で三流大学出の自分は軽んじられていたと。

だからこそ、力を付けてきたと話す伊達原。

伊達原のくだらない正義を否定する明墨は、この世の悪を作る元凶だと言います。

「君は殺人鬼を世に放ったじゃないか。そっちのほうが怖いよ」

そして、大切な家族を守るために、人を殺せるかと問う伊達原に、即答にナイフを振り下ろすと答える明墨。

家族を守るためなら、人は行動するんだ。

だからこそ、自分は守っただけだと話す伊達原。

「桃太郎は、鬼の家族の事を考えて退治してないでしょ」

どちらが正義なのか、法律を上手く使えば自分が正義になると伊達原は勝ち誇りながら去っていきます。

明墨の逮捕

明墨の逮捕は、世間を大きく騒がせ、緋山啓太(岩田剛典)も再逮捕。

更に自分達を裏切った白木凛(大島優子)とは連絡が取れない赤峰柊斗(北村匠海)。

そんな中でも自分達で証拠集めをします。

平塚の元部下の金田から、証拠偽証の後悔をしていた発言を得ることが出来ました。

事務所に戻る途中で、赤峰と紫ノ宮飛鳥(堀田真由)は、白木とバッタリ遭遇。

冷めた態度の白木は、明墨がやっている犯罪行為は見逃せないと裏切った理由を話しました。

第1公判

白木も法廷で、ジャンパーの提出と緋山が殺人犯だと証言。

そして緋山も法廷に出廷し、自分が犯人だと認めました。

罪を償う意思を示し、ジャンパーの処分の指示は明墨からのものだと話します。

明墨が何故そんなことをしたのかと伊達原が問うと、冤罪を晴らすためだと答えました。

動画の話も始めた緋山ですが、その動画がないことも話します。

明墨自身も、証拠隠滅も指示し、冤罪を晴らす為だと。

「私は、志水裕策(尾形直人)さんの冤罪を証明する」

糸井一家殺人事件は冤罪か

沢原麻希(珠城りょう)の記事を持ち出す伊達原は、印象操作だと言います。

しかし、明墨は桃瀬礼子(吹石一恵)が残したファイルには、全てが書かれていると返しました。

そこには、証拠を隠滅指示したのは、伊達原だと。

「このファイルに書いてあるのは、根拠のない内容ばかりです」

更に桃瀬は病気で弱っていた為、人を救いたい使命感だと言いがかりをつけます。

「そして被告人は、桃瀬さんの意志を継いで、検察を辞めましたからね」

ヒーローになりたい願望ではないかと話す伊達原。

そんな伊達原の必死さに明墨は、その行動を怪しみますが、伊達原は言い返します。

「怪しい人間の事を調べるのが我々検事です。更に元身内なら検察の恥になりますからね」

そして、明墨は志水の再審請求を出すための、新証拠が見つかったと突然言います。

しかし、赤峰と紫ノ宮もそれは初耳でした。

新証拠とは?

事務所に戻った赤峰と紫ノ宮は、青山憲治(林泰文)に話したいことがあると言われます。

そして、伊達原は白木からボツリヌストキシンが切り札だと聞き出しました。

第2公判では、この新証拠が焦点に。

ボツリヌストキシンは、専門家でないと手に入らないもの。

しかし、タリウムなら当時の管理の仕方では、志水でも誰でも手に入れられるものでした。

科捜研の資料室で手に入れられた資料には、タリウムではなくボツリヌストキシンと明記。

当時の捜査資料には、タリウムの記載しかありません。

志水は犯行を否認し続けていましたが、最長の拘留が過ぎようとしていました。

つまり、ここでボツリヌストキシンと判明するのは、検察にとってはマズイ証拠。

だからこそ、鑑定結果を書き換えたのではないか?

しかし、伊達原はその矛盾を説明できると語り始めます。

ボツリヌストキシンが最初に検出されたのを認めますが、後日タリウムも発見されたと報告。

そして、ボツリヌストキシンは致死量ではないことを話します。

更に、伊達原は検査結果表を提出し、そこには2つの物質が発見されていたと明記が。

致死量ではない方は、捜査に誤解を生むから消去したと話す伊達原。

科捜研の資料

しかし、同じ検査結果のはずなのに何故書いてあることが違うのか?

伊達原は、資料室で手に入れた弁護士よりも科捜研から直接手に入れた自分が正しいと言い放ちます。

「あなたたちの書類は、捏造しない限り、この世にあるはずがない!」

その言葉に食いつく明墨は、なぜあるはずがないと言い切れるのかと聞きます。

「あなたは必死に資料室で、それを探していたはずですよ。伊達原さん」

更に、自分達が用意した隠しカメラに、資料室に出入りした伊達原が映っていると言います。

証拠を得る為に

明墨は、映像を再生する際に、伊達原に求釈明を願います。

坂口裁判長(井上肇)に許可された明墨は、映像を再生しました。

そこには、資料の棚から平塚のファイルを取り出し、中の資料を抜き出す映像が。

そして、伊達原はその資料を処分したと考える明墨。

しかし伊達原が処分したのは、明墨が用意した資料で、伊達原を罠にハメたのです。

この映像を撮る為に、検察内部に協力者が?

青ざめる伊達原は、菊池大輝(山下幸輝)を見ますが、勿論首を振ります。

まさかと思って見た先の緑川歩佳(木村佳乃)は、微笑みました。

「怪しい人間の事を調べるのが我々検事です。更に元身内なら検察の恥になりますからね」

協力者

第2公判の3日前に、事務所にやってきた緑川と白木。

赤峰たちは、そこで初めて明墨が立てた作戦を聞くのでした。

そして、緑川は司法修習で明墨と桃瀬と同期で、初めてその話を聞いた時、信じなかったと。

これが事実だと気づいた時には、桃瀬の命は尽きようとしていて。

ファイルと託された明墨と緑川は、この日の為に時間を使います。

しかし進展することが無かったが、羽木工場の事件から急展開することに。

そして、自らを逮捕され、法廷に伊達原を出す為に、白木に託す明墨。

追い詰められた伊達原は、何も言わず法廷を去るのでした。

伊達原の裁判

瀬古成美(神野三鈴)も記者会見を開き、志水の命がかかっていると再調査を希望します。

瀬古が動いたことで、世間も司法も無視できなくなると緑川は瀬古に感謝しました。

自分とは違い、強く立ち向かう緑川を誇らしい瀬古。

「瀬古さんも先頭に立ってきたし、過ちと向き合ってる強い人です!」

緑川の尽力もあり、伊達原も起訴し公判まで持ち運べました。

しかし、覚えがないとしか言わない伊達原。

当時の証人として倉田功(藤木直人)も呼ばれ、伊達原の行き過ぎた正義感を話します。

「私たちがしてきたことは、自分達の為にした事で、真犯人を逃した罪があります」

倉田は、志水の家族と国民に頭を下げ詫びるのでした。

冤罪の過ち

明墨も証言に立ち、当時の検事としての自分の行動を恥じると証言。

そして、牧野紗耶(近藤華)と志水の妻と出会った日の話をします。

夫が殺人犯だと信じられない妻と娘を見た明墨。

父親とただ過ごしたいと願った紗耶から奪った自分達は罪深い。

明墨は、伊達原結奈(十文字陽菜)との時間は、人から奪ったものから生まれたものだと話します。

しかし、他人を蹴落としても守る事もあると声を荒げる伊達原。

「一度でも道を外せば、世の中は決して許されないんだよ」

そんな理不尽な世の中が現実だと話す伊達原に、明墨は娘にも同じことが言えるかと問います。

世の中は、理不尽で突然命を落とすことがある現実。

富と権力を私利私欲に使う人間もいる現実。

自分の物差しで、人を評価する現実。

法律でさえも、人が作ったものであるからこそ、本当に正しいのかと。

熱く語る明墨を笑う伊達原。

「大切な人を守るためなら、私は犯罪を犯すでしょう。そして、その人間と一緒に地獄に堕ち見張り続ける」

明墨は、伊達原に自分の覚悟を伝えるのでした。

それぞれが…

緋山は逮捕前に、明墨に協力できたことを感謝します。

しかし、冤罪を晴らす行動をしても、人を殺した罪は軽減されないと明墨に言われました。

罪を犯せば、許される事はないかもしれない。

しかし、今後どうなるかは緋山が、被害者遺族にどう向き合うか次第だと。

緋山は、刑務所から羽木春子(馬渕英里何)と息子に手紙を書くのでした。

そして、倉田は娘に弁護から外れてもらいます。

父親としてかっこ悪い姿を見られたくないと笑い、紫ノ宮も、娘として会いに行くと応えました。

そんなとき、伊達原が不正を見た事で、志水の再審が決まります。

志水は拘置所から出ることが出来、12年ぶりに娘を抱きしめるのでした。

明墨と赤峰

無事に釈放されたことを聞いた明墨は、赤峰にお礼を伝えます。

そして、赤峰は自分を雇った理由が疑問だったので、聞いてみました。

それは、初めて赤峰を見た時に、彼なら志水の無実を突き止められると感じたからだと。

「君の信念を感じてね。結果も出してくれた」

そして、赤峰は法律とは何なのか改めて考えたと話します。

罪を償っても、世の中は公平でもなく許してもくれない。

それに立ち向かうには、戦うアンチヒーローが必要だと思うと。

「今度は私が、あなたを無罪にします」

結局、白木さんと明墨はどんな関係なんだろうと謎がw

糸井一家の犯人は、このドラマでは重要視していない感じなのは感じてましたが、本当に判明しなかった!

そして、最後の最後に豪華ゲストたちと流石日曜劇場でした。

30分以上CMが無いのもまるで「鬼滅の刃」の最終回のようだ。

アンチヒーローの最終回結末予想と考察

最終回の結末は予想と考察は、ドラマ放送後に追記いたします。

アンチヒーローの原作ネタバレと最終回結末まとめ

 「アンチヒーロー」まとめ

  • 原作漫画や原作小説などはないオリジナルドラマ
  • 主演は長谷川博己さん
  • 放送は全10回と予想!

今回は2024年4月スタートのTBS系日曜ドラマ「アンチヒーロー」についての情報をお伝えしました。

この春、注目のドラマとなること間違いなしです。

今後、放送ごとにあらすじとネタバレを更新していきます。

原作・ネタバレが一切ない今作。どのようなストーリー展開になるのか、今から待ち遠しいですね。

考察①登場人物たちの名前の共通点

色の名前の人物に何か共通点がある?

1話→白木凛(大島優子)、紫ノ宮飛鳥(堀田真由)、緑川歩佳(木村佳乃)、緋山啓太(岩田剛典)、赤峰柊斗(北村匠海)、青山憲治(林泰文)、明墨正樹(長谷川博己)。

2話→モモセレイコ(吹石一恵)※桃瀬or百瀬の可能性あり。※4話で桃瀬と判明!

3.4話→志水裕策(尾形直人)

主人公をはじめとして、名前に色が付いていますが、弁護士、パラリーガル、検事、容疑者などと規則性が現在ありません

味方と敵として見分けているのか?色で有罪と無罪と判断しているのか?

※伊達原泰輔(野村萬斎)には色が入っていないのもまた怪しさが増します!

判明している事

この作品のテーマカラーが至極色で、峰、ノ宮の混ざった色の事を示している。

考察②役名不明の謎めいたキャラ

このドラマはVIVANTのように、キャスト事前公開ですが役名が不明!

1話→謎の店員(細田善彦)と刑務所にいる男(尾形直人)がいます。

店員の方は、赤峰柊斗(北村匠海)と関係がありそうです。

暴力事件を担当したことがある赤峰なので、その時の被害者か加害者ではないでしょうか?

恐らく、加害者だとしても、それは勘違いか冤罪の可能性があるのではないでしょうか。

2話→赤峰が見ていた路上傷害事件の記録が書かれたノートの32歳の男が店員さん?

3話で判明したこと

富田正一郎(田島亮)の暴行事件で、有罪の冤罪判決を受けた松永だと判明。

現場にいたもの、正一郎を止めに入ますが、自分が暴行をしたと富田誠司(山崎銀之丞)の根回しに遭ってしまいます。

6話で判明したこと

松永理人(細田善彦)の裁判の判決をしていたのは、瀬古成美(神野三鈴)だと判明。

更に賄賂を渡され、有罪判決をしていると明墨は睨んでいます。

刑務所の男の方は、恐らく「ラストマン」と同じの可能性が高いです。

更に、紗耶(近藤華)は彼の娘ではないでしょうか?

沙耶は他人に顔を見られるのを怯えているように見えます。

人殺しの娘として後ろ指を指される生活をしてきたのではないでしょうか?

恐らく、それは10年経験している可能性があります。

その理由は、羽木春子(馬渕英里何)に話していた10年前の例はこの人の事ではないかと。

3話で判明→名前は志水。

4話で判明→糸井一家殺人事件の殺人犯(冤罪の可能性大)

7話で判明したこと

牧野紗耶(近藤華)が娘だと判明!

そうなると、母親は誰なのか?牧野という苗字は母親なのか?親戚筋か?

8話で判明したこと

志水が犯人だと思った妻は離婚し、紗耶を連れて家を出ます。

しかし、直後に妻は事故死し紗耶は養護施設へ行く事になった。

考察③羽木社長を殺害した犯人は?

羽木朝雄(山本浩司)を殺害した犯人は、緋山啓太(岩田剛典)なのか?

あの岩ちゃんが犯人?!と言いたいが、殺人犯ではなくても「砂の塔〜知りすぎた隣人」で犯人だった過去があります。

なので、一概に犯人ではないと言い切れません

しかし、殺人犯だからと言って無罪に本気に明墨正樹(長谷川博己)がするとは思えません。

なので、緋山はハメられたのか、誰かを庇っている可能性がありますが…。

緋山は無罪を主張をしていますので、ハメられた方なのでしょうか。

指紋の件は、結局子供の記憶を利用した捏造感が否めませんが、本当にそうなのかも1話だけでは何とも言えませんね。

2話→無罪確定後、緋山は血のついた作業着を処分

出たばかりなのに、あまりにも軽率な行動すぎるので、明墨に指示されたんじゃないか?

そして、緋山の耳の後ろには謎の入れ墨のマークもありますので、何か意味があるのかもしれません。

5話→何かを探すように頼まれていた緋山が再登場!

6話→携帯電話を調べたり、江越という人物を探している模様。

7話→緋山の血痕付き作業着を赤峰が持ってきました!

8話→スピルドアという闇バイト組織に所属していた過去があり、その時に受けた盗撮を江越から受けていた。

そして、その時に撮った映像に、糸井家殺人事件の犯行時刻に、公園で娘のぬいぐるみを探していた志水が映っていました。江越を探すために、明墨に協力。

全てが終わったら自首をすることを決めています。

考察④モモセレイコと明墨の関係

明墨の正義は彼女に関りがある?

2018年に亡くなっている40歳の恐らく女性のお墓の墓参りに来ていた明墨。

彼女の墓石で涙をしている明墨の様子から、何か過去にあると思われます。

その前のシーンでは、刑務所にいる男(尾形直人)と紗耶(近藤華)のシーンがあったので、可能性としては3人は家族の可能性?

モモセレイコとは何者か
  • 刑務所にいる男(尾形直人)の妻と紗耶(近藤華)の母?
  • 明墨の恋人?
  • 明墨の依頼人?
  • 冤罪被害者?

4話で判明→動物保護施設の職員

8話で判明→明墨の同僚で、志水の冤罪を疑い調べるものの、病気が見つかり、明墨に全て託して亡くなる。

考察⓹糸井一家殺人事件

12年前の事件は冤罪事件?!

事件の概要

12年前に起きた千葉県で起きた糸井家の父・母・娘が殺害された事件。

金品が盗まれていない為、怨恨として捜査が開始。

糸井と一緒に志水が会社の金を横領し、独り占めにする為に殺害。

最初は否認をする志水裕策(尾形直人)ですが、のちに犯行を認める。

その後、死刑判決を受け控訴もなく裁判終了し、現在死刑執行を待つ志水。

紫ノ宮飛鳥(堀田真由)が大学を卒業した日に、明墨が倉田功(藤木直人)に隠蔽と突き詰めている

その点からも、志水は冤罪の可能性が高い。

だとすれば真犯人は?

この流れは、日曜劇場では過去に2作品あります。

「ラストマン」主人公の父親が冤罪として服役→病死。

犯人→主人公の弟の里親。

「99.9-刑事専門弁護士-」…主人公の父親が冤罪で逮捕→心労で死亡。

犯人→地元の警察官。当時証言もあったが、起訴後の為もみ消される。

今回はどうなるのでしょうか?

  • 警察にとって不都合な相手
  • 警察関係者や大物人物の家族または本人

日曜劇場あるあるなので、冤罪なのは確実でしょう。

誰が犯人候補?

既に発表されているキャストとは限りません。

「VIVANT」の場合は、最終回まで原因となった人物は出てきませんでした。

そして、第4話で吹石一恵さん、藤木直人さんが出たりと、非公開のビックキャストの可能性が高い!

そもそも、糸井家は警察がいう横領だとしたら、妻と娘を殺すことに疑問を持たない方がおかしい!

他局ドラマ「トレース〜科捜研の男〜」での主人公の家族殺害の犯人は、長女と関係がある先生と長男の同級生たちで親は警察関係者ともみ消し。

これまでに判明したこと

6話→死刑判決を下した裁判官が瀬古成美で、関わっていた人物に伊達原。

江越という人物が何かに関わっている?

8話→江越は志水の映像を持っていただけだと判明。

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