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ブルーモーメントのネタバレ原作はある?最終回結末までのあらすじ全話

ブルーモーメントのネタバレ原作はある?最終回結末までのあらすじ全話
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2024年4月スタートのフジテレビ系水曜ドラマ「ブルーモーメント」。

気象学の天才が自然災害から人々の命を守るヒーロードラマです。

メインキャストは俳優・山下智久さん!

  • ブルーモーメントのネタバレ!原作はある?
  • ブルーモーメントのドラマ全話ネタバレとあらすじ
  • ブルーモーメントの最終回結末予想と考察

今回は「ブルーモーメント」の原作や全話ネタバレ、最終回の結末予想までまとめてみました。

ドラマ「ブルーモーメント」のキャスト相関図については別記事でまとめていますので合わせてご覧ください。

ブルーモーメントのキャスト相関図はこちら

目次

ブルーモーメントのネタバレ!原作漫画や小説はある?

ブルーモーメント」には原作漫画があります!

原作漫画の登場人物をご紹介します♪

原作漫画の登場人物

  • 晴原 柑九朗(はるはら かんくろう)
    └気象庁気象研究所所属の研究官。
  • 雲田 彩(くもた あや)
    └晴原の研究助手。
  • 白波 陸(しらなみ りく)
    └精神科医。

主人公は「晴原 柑九朗(はるはら かんくろう)」!

晴原は気象庁気象研究所所属の研究官でもありますが、同時に自然災害から人の命を守るSDM本部(特別災害対策本部)の一員でもあります。

災害発生現場の第一線で人々の命を守るため、奮闘しています。

ちなみに、タイトルの「ブルーモーメント」は日の出前と日の入り後のわずかな間に、街全体が濃い青色に染まる時間のこと!

ブルーモーメントを見られることはいつもと何ら変わりない朝を無事に迎えられることを意味するそうです。

ブルーモーメント原作漫画を最終回結末までネタバレ

ブルーモーメント原作漫画の最終回結末までのネタバレをご紹介します。

こちらは2024年4月現在で2巻まで発刊されています。

1話ごとのストーリーではありますが、注目したいネタバレポイントは2つ!

  • 雲田彩と晴原柑九朗の関係
  • 晴原柑九朗の過去

以上のネタバレポイントを詳しく見ていきましょう。

雲田彩と晴原柑九朗の関係

雲田彩はハッキリものを言う性格が合わず前職を退職することに。

そんな中、気象庁気象研究所の求人募集を見つけ、晴原の部下としてやってきます。

気象新人ぶりとハッキリものをいう性格が合わず、晴原は拒絶

出会いは険悪なモードですが、雲田がのちに気象の意味を理解することでクビを免れ、部下として一緒に働くことに。

ドラマでは「名前がいい」という理由で一発逆転するようですが、漫画では徐々にお互いが心を開いて行く様子が描かれています。

晴原柑九朗の過去

雲田との関係から冷たく見えてしまう晴原は、忘れもしない大きな過去を抱えていました。

それは、晴原の妻である、そして息子が災害で亡くなっていたことです。

緊急要請のせいで最後の妻の話も聞けなかった晴原は灯の父に責められながらも灯の意思を継ぐため「SDM本部設置」を実現しました。

自然災害が起きるたびに目を背けたくなる過去と重ね合わせているのかもしれませんね。

ブルーモーメントドラマのネタバレあらすじ

第1話のネタバレとあらすじ

人気気象予報士

テレビのお天気コーナーで、笑顔で視聴者に天気の事を伝える晴原柑九朗(山下智久)。

彼の本業は、気象庁気象研究所所属の研究官ですが、多くの人に自然の対応を伝える為にテレビに出ていました。

ですが、職場の気象庁気象研究所では、無愛想で新人にも容赦がない人物

今度発足するSDM(特別災害対策本部)のチーフになる晴原の助手として派遣職員の雲田彩(出口夏希)がやってきます。

ただ、初出勤早々、ゲリラ豪雨にやられたとびしょ濡れでやってきた彩。

「ここで働く奴が、予想されていた雨をゲリラと呼んでびしょ濡れなんてありえない」

クビにされそうになる彩ですが、そもそも採用したのはそっちだと反論。

「募集要項に天気に興味ある人とは書かれてなかったし!」

実は助手はいらないと考えていた晴原ですが、部長の上野香澄(平岩紙)が勝手に求人をかけていたのです。

雪崩の遭難事故

SDMは、衆議院議員の園部肇一(舘ひろし)により発足された組織。

5年をかけて漸く試験運用までこぎ着けましたが、私情で作った組織だと多くの反感を買っていました

総務大臣・立花藍(真矢ミキ)などからも、人材不足の中で稼働することを疑問視されていて…。

そんな時、福島県北部で雪崩に巻き込まれた10名を助ける為に、SDMの出動が決定。

早速現地へ飛ぶために、晴原は向かいますが、彩も同行させる様に上野に言われてしまいます。

仕方なく連れて行く晴原ですが、今回の出動で「天気予報は何のためにあるのか」という答えを出すように彩に言うのでした。

因縁の関係

ヘリポートへ向かうと消防班のチーフの佐竹尚人(音尾琢真)と隊員の園部優吾(水上恒司)がいました。

晴原が佐竹と話していると「あなたはこのSDMを危険に晒す存在だ。人命を救う事に執着している」と否定してくる優吾。

人命を救う為ならと考えている晴原は、優吾の言い分を否定しません。

実はこの2人にはある因縁がありましたが、それを彩は知らない為、重たい空気に困惑。

初出動に早くも壁が

様々な分野のプロフェッショナルが揃ったSDM。

しかし、テレビでチャラチャラしているイメージのあるハルカンが指揮する事に山岳救助隊たちは反発。

「今までやれていたことを、いきなり外部の人間がやる必要はない!」

しかしそんな言葉を「どうでもいいプライド」だと晴原は一蹴します。

更に反感を買う事になりますが、佐竹が第一優先すべきことを問われ、反論は止みました

晴原は、気象情報から救助にかけられる時間は2時間だと伝え、早速捜索隊も2班に分かれ雪崩発生地へ向かいます。

避難指示の拡大

最新気象情報が入るSDM本部指揮車両が到着し、そこからの情報で避難地域の拡大。

しかし、そう簡単には拡大が出来ないだろうと考え、晴原は直接市長に危険を知らせます

案の定「そこまでする必要はない」「クレームがくるから」と言ってくる始末。

「あの時、あーしてれば良かった」「こうなるとは思いもしなかった」というのが、被害に遭ったあとの人々の声

それを知っている晴原は、市長が想像するクレームよりも重い声が届くと話します。

市長は自分の責任にはしたくないので、SDMの判断のものだと公表すると言うのでした。

クレーム処理

「クレーム処理は全てSDMで構わない」と晴原は市長に言った結果、本部指揮車両では電話の嵐

その処理に追われる彩は、その中の1つの子供たちのスポーツイベントに直接出向きます。

参加者たちからは、自然をなめている声が飛び交いました。

「天気予報何ていつも当たらないし、楽しみにしてたのにウザイ!」

「強制でもない事に大げさすぎるんですよ」

「何も起きなかったとき、中止しなくて良かったって思うんだから…」

そんな声に彩は、自分の姉が強風による工事現場の機材落下による事故を思い出します。

「突然、起こるんです。起きてから後悔しても遅いんです」

彩の必死の呼びかけにより、イベントは中止になります。

要救助者

10名の遭難者の内、6名が発見されましたが、残り4名は登山初心者だと分かりました。

4名がいると思われる雪崩現場は、想像以上のもので広範囲。

30分以内に見つけないと、4名の命が危険

奇跡が起こるのを待つのではなく、奇跡は備えておくものと考える晴原。

最低限の知識を入れていれば、生存率はあがると。

晴原がやってきたハルカンというものは、こういう時に使えるようにする為だと彩は気付きます。

晴原は、初心者とはいえ、その奇跡が起きている事を信じ、捜索範囲を定めました。

雪の中に埋もれた要救助者を見つけるトランシーバー・ビーコンが反応し、3名が救助されます。

しかし、最後の1人の前田琢巳(久田悠貴)が見つかりません。

天気予報とは

彩は晴原に出された「天気予報は何のためにあるのか」の答えを伝えます。

毎日の生活に欠かせない天気予報ですが、前提として命を危険に晒さないためのものだと。

正解を導き出した彩に晴原は、SDMのジャケットを着る事を認めるのでした。

次なる自然の驚異

優吾が琢巳を発見するも、崖の直ぐ近くにいた為、救出は難しいと判断。

佐竹は落ちそうになる琢巳を助ける為に、駆け寄ってキャッチします。

実は、琢巳は佐竹の娘・前田明日香(山口まゆ)の夫だったのです。

しかし10M下に2人共滑落してしまい、ヘリでの救助しか不可能な二重遭難に。

天候が荒れているため、救助のヘリも飛べません…。

晴原の原点

実は5年前、晴原は婚約者の園部灯(本田翼)を川の氾濫で亡くしてしまいます

危険だと分かっていて住民たちを非難させていたはずの灯。

しかし、灯は1人静止も聞かずに危険区域へ向かっているのが目撃されていました。

突然、灯を失った晴原は「今夜伝えたいことがある」という言葉が聞けないことを灯の父の肇一に話します。

肇一は、灯が晴原の子供を妊娠していた事を伝えようとしていたんだろうと伝えるのでした。

今年は地震が多く、改めて災害を見直す年と感じています。

しかし、いつどこで起きるかは誰にもわかりません。

そのためにも、備えと言うのはとても大事なことです。

第1話とてもスピーディーでまさかの前編だったw

第2話のネタバレとあらすじ

二重遭難

前田琢巳(久田悠貴)を救助する為に、一緒に崖へ転落してしまった佐竹尚人(音尾琢真)。

琢巳の妻・前田明日香(山口まゆ)から佐竹が父親だと聞かされるSDM。

私情で冷静な判断をしなかった結果だと判明します。

救助をしたいものの、吹雪が止まない限りヘリは出せません。

その為にも、吹雪の止む時間を特定しなければいけないのですが、晴原はこう全員に言います。

「俺のやるべき事は、絶対がない気象予測を100%にすることだ」

新たな災害

そんな中でも災害は容赦なく襲ってきます。

吹雪が酷く避難していた母娘が、雪に車を突っ込んでしまい身動きできなくなる通報が入りました。

今の時点では、助かる命を優先すべきだと園部優吾(水上恒司)はその現場へ。

佐竹から教わった“助からない命より助かる命を助ける”を決断した優吾。

しかし、明日香は夫の救助かと駆け寄りますが、別の救助と聞いて焦ります。

このままでは、夫と父が死んでしまう…。

雲田彩(出口夏希)と丸山ひかる(仁村紗和)は明日香を落ち着かせます。

そして彩は優吾に「助けてきてください。助けを求めている人を」と伝えました。

親子はどこに?

救助に向かった優吾たちですが、車内には誰もいません

周囲を捜索しますが、母娘は見当たらず晴原は、風の弱い北東に向かったはずだと指示。

それでも視界はどんどん悪くなってきて、これ以上の捜索は自分たちも危険。

そんな時は深呼吸をして空を見るように佐竹に言われていた優吾。

それを実行すると、優吾は雪に埋もれていた母娘を見つける事に成功しました。

いつもの日常から一変

普段通りの会話をして明日香は琢巳を送っていました。

しかし、そんな会話が最後になるかもしれないという不安と一緒に、なぜ夫だけがこんな目に?と思います。

それは、彩も同じ気持ちな時がありました。

それは、姉がつむじ風に巻き込まれ工事現場の下敷きになった時。

命は助かったものの、二度と歩けない身体になったからです。

「災害に対して、どうして自分が?となるのか…その答えは1つです」

そう言う丸山は、災害遺児を経験をしていて、その答えを持っていました。

災害に巻き込まれたのは運が良くなかったから

残酷な事実ではありますが、それが唯一の答えだと。

その話を聞いた彩は、自分が今ここにいても役に立たないと感じました。

次々起こる災害の連鎖

これから大規模な停電が起こることが予想されます。

次々と無線に救助要請が入りますが、晴原は何名かこっちに戻るように指示。

漸く、佐竹たちを助けるチャンスが生まれたからです。

100%の救助

タイムリミットは日が暮れる前と迫っている中、20分後の10分間なら可能だと言われる優吾。

しかしその予測も100%ではないとして優吾は救助へは行けないと話します。

かつて、園部灯(本田翼)を亡くした時のような同じ過ちを起こさないために。

「我々は命をかけますが、自分自身が戻るのが大事だと佐竹さんから教わりました!」

撤退を決断するのが何倍も難しいと言われた晴原は優吾に感謝します。

今のままでは命をかけるのは間違っているのに気づきました。

「俺もヘリに乗って、状況を見極める。君たちレスキューの使命を果たさせる

晴原の決意に優吾は、園部肇一(舘ひろし)に判断を委ねます。

肇一は、自分が全責任を負う事、現場の意見を尊重すると指示するのでした。

9分間の救助

吹雪の中、ヘリは佐竹たちがいる崖の上へと到着。

晴原の読み通りに吹雪が止んだタイミングでホバリング。

残された時間は9分と短い時間しか残されていませんでした。

下へ降りると2人の意識があり、琢巳から救助を開始します。

琢巳の救助を完了した後、佐竹の救助に向かおうとしますが、天候が予想以上に早く悪化しそうに。

残り2分となり、急いで佐竹の救助へと向かう優吾ですが…。

隊長が呼吸をしていません!

残された1分で蘇生するしかなく、優吾は心マを始めます。

「隊長の帰りを待っている人がいます!レスキューは帰らないとだめです」

その時、佐竹の呼吸が戻り急いでヘリに戻った優吾。

しかし途中で巻き上げが絡まってしまい、晴原は手を伸ばし2人を持ち上げます。

急いでヘリは離脱し、無事に全員が戻ってきました。

いつ誰が災害に巻き込まれてもおかしくないからこそ、生きて戻れたことに感謝をする晴原たち。

ブルーモーメント

彩は気象について全身全霊で勉強して力を付けたいと決意します。

そして、気になっていた灯の存在について質問をする彩。

5年前の関東南部豪雨で、大切な人を失ったと話す晴原。

晴原と灯は、大学で知り合い気象を学ぶきっかけも灯であると教えてくれます。

晴原は彩は、その日の朝をブルーモーメントで迎えました。

立花が反対する理由

立花藍(真矢ミキ)は、SDMに対して希望・戸惑い・憤怒を感じていると肇一に言います。

そして、灯の身勝手な行動で、多くの人が犠牲になったと。

佐竹と優吾

今回のSDMの件は、伝説のレスキューとして記事が上がりました。

数多くの命も救っているが、それよりも助けられなかった命の重さが襲ったのだろう。

そして、その結果私情で動いてしまった佐竹。

その無謀な行動は、レスキューには不必要で危険なものだと優吾は言います。

佐竹も同じ気持ちで、一線から退くことを決めるのでした。

新たなSDM

晴原は、佐竹の穴埋めを優吾にやらせると言います。

階級と年齢に関係なく任命するのがSDMであると反論は許さない晴原。

命を助ける為には、暴走しがちな晴原。

それを止める役目を優吾がやることになりました。

そして、SDMの医療チームとして汐見早霧(夏帆)に辞令がおりますが、本人は拒否。

実は天才脳神経外科医でしたが、今はメスも握れないトラウマを抱えていて…。

灯の行動はやはり問題行動だったのか。

立花さんがあそこまで怒っているのは、5年前に何かありそうですね。

そして、汐見先生にはどんな過去が?

第3話のネタバレとあらすじ

天才脳外科医からの転落

どんな難しいオペも成功させてきた汐見早霧(夏帆)は、ある件で一変します。

手術は成功するものの、保険金が入ると願っていた親からネグレクトを受けていた柚希

生きる事に絶望を持っていた柚希は、汐見の目の前で病院の屋上から飛び降ります

近くにあったベッドのシーツの回収車をクッションにしようと急ぎました。

柚希は命は助かりますが、その代わりに汐見は右手を負傷しメスが握れない身体に。

「助けた事を後悔しているでしょ」と柚希から問われる汐見は、その答えを言えませんでした。

SDMの医療班

医療班のメンバーを不安視する晴原柑九朗(山下智久)。

人手不足の中、優秀な医師ほど、SDMに集まるとは思えないと思う晴原。

医療界では力を持つ志賀浩一郎(神保悟志)が統括責任者となった事で、数名が選ばれます。

資料を見ながら怖い顔をしている晴原ですが、街中でハルカンとして声をかけられます。

瞬時にハルカン顔になり神対応をするのに、雲田彩(出口夏希)はもはや二重人格を使いこなしているように見えました。

医療班研修初日

まず、面接を始める晴原ですが、集まった5名のエントリーシートを見ると…。

「刈谷先生、あなたがここで目指す事は、志賀先生を目指す、志賀先生のように…と志賀先生しか書かれてないぞ」

更に問題は、汐見が目指す事を白紙にしたこと。

手を以前のようにする間の腰かけにしてるだけで、感謝をして欲しいとまで言ってきます。

そんな考えは迷惑だとばっさりな晴原に同感な園部優吾(水上恒司)。

「要救助者も、あなたみたいな考えな人では不安を煽るだけだ」

危険があるからこそ、しっかりとした信念を持つ人間を望む晴原。

「命のバトンを繋ぐためにも、これでは困る。覚悟が足りなさすぎる」

強風注意報地域で火災

火災発生地は、過去に鎮火に30時間がかかった地域でした。

初研修の医療班出動に後ろ向きの志賀。

しかし、そんな逃げ腰では、助かるものも助からないと晴原は出動をすべきと判断。

園部肇一(舘ひろし)も、SDMの出動を許可をします。

医療班

現場へ向かうとトリアージなどを医療班が行います。

汐見も参加をしようとしますが、手を理由に志賀から医療行為を禁止されてしまいました。

医療資器材を運ぶことしか許されませんが、汐見は言い返しません。

気象班

彩はあれから気象を独学で勉強し、気象予報士を目指すと晴原に伝えます。

それが本気ならば、今晴原が何を考えているか問いました。

4月なのに気温が暑いと感じる晴原は、過去の大火よりも酷い事になるかもしれないと危惧。

火事の原因

避難所では、榎田という男性が避難住民から責められていました

自宅で物を燃やしたことが原因で、火災が発生したため謝る榎田。

しかし、榎田は倒れてしまい、医療班が見ようとしますが、「火災の原因の奴を先にみるな」と声を上げられてしまいます。

榎田の様子を見た汐見は、罵倒する住民に「ほっといても良い命なんてない!」と言いました。

治療をしようとする汐見ですが、医療ミスを恐れる志賀に止められてしまい…。

「あなたは、命に対して全力で対応するって言っていたはずでは…」

優吾にそういわれた汐見は、言い返すことは出来ませんでした。

更に被害が拡大

被害が拡大した場合、住宅街と花見をしている公園客まで巻き込まれてしまいます。

距離を取って消火活動をしようとする優吾ですが、晴原は止めました。

今、鎮火の行動をしなければ、今後消火活動が出来なくなると。

そこで、分単位で風速を見極めると晴原は伝えます。

晴原の作戦に優吾は乗る事を決め、晴原に命を預けました。

医療班の方も拠点変更地へ向かいますが、汐見だけは除外する志賀。

統括責任者の立場を越権行為している事に危惧する優吾。

「医療班の中には、優秀な医師もいるので調べてください」と肇一に頼みます。

汐見のトラウマ

晴原は、汐見を呼び出し、医療の本気が発揮できない理由を突き付けます。

手の怪我ではなく、心の問題だからと。

柚希の件で、絶望を感じた汐見に晴原は、希望を捨てるように伝えます。

そして、絶望を知ったからこそ見えてくるものがあると晴原は言うのでした。

避難者の中の体調不良者

避難者が火災による有毒ガスや煙ではなく、フェーン現象による熱中症が疑われました。

殆どの患者が熱中症と診断されましたが、意識障害を起こした男性が!

この状況に彩は汐見に指示を仰ぎますが、志賀はそれを止めます

「私と対立する院長側の人間は使えない!私のキャリアを傷つける事は許さない!」

その言葉に、誰もが目を疑い白い目で見ます。

男性の家族の妻と娘が、必死に助けて欲しいと叫ぶ声が響きました。

汐見は現場に向かうと決意しますが、志賀はそれを許しません。

「私は、今自分にできる事をするので、あなたの指示には従いません」

そんな医療班に晴原は、他のメンバーたちに、君たちはどうすると問いました。

全員が、汐見に判断してもらうべきだと声を上げます。

志賀はそれでも反対する為、肇一は上に立つ人間に必要なことを伝えます。

「現場の意見を無視し、自分の傲慢な考えを押し付けてはいけない」

そういう人間を“老害”と誰もが思うのでした。

火災現場

晴原は、優吾のいる現場へ向かい、隊員たちの命を預かっているからと自分の目で判断しに来ます。

危険な風を伝え、風の弱まるのを見分け、鎮火させるタイミングを伝えます。

一気に放水を開始し、強力な火災は鎮火に成功!

患者の病名

汐見が現場に到着し、男性の既往歴を家族に確認すると不整脈が判明

更に花見をしていたので、ずっと座ったままで、立ち上がってから体調を崩したと。

肺血栓塞栓症を疑った汐見がエコーで確認すると、血栓が詰まっていました。

しかし、心停止を起こしてしまい心臓マッサージを始めます。

「必ず助けます!あなたを助けてみせる!」

無事に心拍も戻り、患者は病院へと搬送されるのでした。

新しい医療統括責任者

晴原は、新しい統括責任者として、汐見を任命します。

しかし、それを受ける前に、柚希と向き合わなければいけないと病院へ。

「助けた事を後悔しているでしょ」の質問に答える為に。

あの日、柚希を助けたことは全く後悔していない汐見。

後悔していることは、もっと上手く柚希を助けていたらというものでした。

握りつぶされた記事

園部灯(本田翼)の身勝手な行動で、5年前に多くの命が亡くなったという記事が明日出ると聞かされる晴原。

5年前に出るはずの記事でしたが、誰かが握りつぶしたものでした。

肇一がやったと立花藍(真矢ミキ)は疑っていましたが、肇一ではないと話します。

肇一から話を聞いた晴原は、灯の死に関係している人間がいると知るのでした。

2例目も無事に成功しましたが、まだまだ問題は山積みの様子。

なんでも、邪魔する輩はいるもんですね…。

灯の死は、天災じゃない可能性が出てきた?!

第4話のネタバレとあらすじ

灯の記事

5年前の関東南部豪雨の園部灯(本田翼)の記事が世間に晒されます。

これでSDMの正式運用が延期に追い込まれますが、記事には信憑性はありません。

突然の灯の記事に園部優吾(水上恒司)は朝からイライラしていました。

姉の様に慕ってた灯を貶す記事が許せないからです。

「太陽の様な彼女をこんな風に侮辱するのは許せません!」

しかし灯の婚約者の晴原柑九朗(山下智久)は、通常運転で…。

「SDMの事を良く言う人もいれば、良く思わない人間もいるからこういうものは出る」

彩の地元へ

SDMは災害現場にだけ行くのではなく、防災知識を持ってもらう為の活動もしています。

今回行く場所は、半年前に台風の被害があった千葉県。

そこは彩の地元で、姉の雲田真紀(石井杏奈)も市役所の市民生活課担当者で働いていました。

真紀は3年前のつむじ風で、歩けない身体となってしまい、明るかった姉から笑顔が消えます。

一生懸命支える彩でしたが、彩がやる事は、ただ真紀を傷つけるものでしかありませんでした

防災知識イベント

SDMが来てくれたことで、参加した子供たちは大喜び。

晴原も外面のハルカンをやりますが、晴原の本性を知る彩たちの目は冷めています。

SDM車両に大興奮する子供たちに驚く優吾ですが、汐見早霧(夏帆)は心の底に押し込めている子もいると感じていました。

そこに真紀が挨拶をしにSDMメンバーたちと会います。

子供たちに防災の授業をする晴原は、航平という男の子が予測は必ず当たるのか質問してきます。

ある程度は当たる事を晴原は伝えますが、航平は不満げ。

段々イライラしてくる晴原は、本性が出てきそうになり彩に止められます

落ち着きを取り戻す晴原に、航平は「ダブルレインボーは予測できるの?」と質問してきました。

観たら願いを叶えられるダブルレインボーですが、観られる可能性があることが分かった航平は隣にいる実花に話しかけます。

しかし、実花は「そういうことはしなくていい!」と言って席を離れてしまいました。

航平は、実花の祖父がダブルレインボーを観た事があって、いつか一緒に観に行くと約束をしていたのです。

その祖父もこの前の台風で亡くなってしまっていました

実花の心の傷

真紀は、実花に寄り添ってあげ、話を聞いてあげます。

そこで、実花は祖父に誕生日に貰ったぬいぐるみを見せ、忘れたくないと話しました。

そこに彩がやってきて消防実習のことを実花に伝えると、ぬいぐるみを預かって欲しいとお願いされます。

実花が去った後、真紀は「自分も同じように辛い目に遭ってるから分かる」と彩に言います。

そして、真紀は彩に自分の事はいいから、彩の道へ進むように言うのでした。

消防実習を終えた実花にほつれた所を直したぬいぐるみを返します。

「なんで、勝手なことするの?!酷いよ!」と実花は過呼吸を起こして倒れてしまいました。

直ぐに処置はされましたが、イベントはこのまま終了することになりました。

自分の安易な行動で、実花を傷つけてしまったと感じる彩。

そんな彩に「雲田さんがやったことは、ただのおせっかいで傲慢だよ」と丸山ひかる(仁村紗和)は言います。

「お前にそれを支える力はないだろ」と晴原も注意し車に戻ってしまいました。

彩の想い

翌朝、彩は晴原に今溢れる自分の想いを言いたくて仕方ないと伝えます。

しかし、悩み相談は一切受け付けない晴原に、中国語で話す彩。

支えられない自分は、口を出してはいけないのか?

「雲田がやっているおせっかいも続ければ愛情に感じるかもしれない。それを貫けるのはお前次第だ」

車の外でその話を聞いていた優吾たちも、タイミングを見て車内へ。

彩の笑顔を見ると、優吾は心を照らす太陽観ないな存在だと感じます。

それは、まさに灯のような存在で、だから晴原が惹かれるのでは?と優吾は感じるのでした。

台風の進路変更

晴原は、台風の進路が大きく変わる事を本部に報告します。

1時間後にミニスーパーセルによる竜巻が、千葉県を襲うと警告。

そして、危険な地域として今自分たちがいる場所で、地元と協力し合い避難活動を開始します。

巨大なつむじ風は、3年前のつむじ風と似ていると上野香澄(平岩紙)は分析しました。

その話を聞いた彩は、自分はそのつむじ風の経験者だから、自分がテレビの前で危険を伝える事を決めます。

彩が伝える竜巻の恐怖

彩は、災害経験者として話し始めます。

普段と変わらない生活をしていたけれど、突然のつむじ風により大切な人が目の前で被害に遭ったと伝えました。

人生を一変してしまう災害が、今迫っていると彩は必死に呼びかけます。

屋外にいる場合…直ちに建物内に避難。

屋内では天戸や窓を閉め、建物の中心に避難。

そんな彩の姿を見る真紀は、災害で助かった人も心を傷つくサバイバーズ・ギルトのことを教える汐見。

「目に見える辛さと見えない辛さをお2人は分かるのでは?」

航平がいない

航平がいないことに気付く汐見ですが、そこに避難活動していた優吾から見かけた連絡が来ます。

直ぐに竜巻が来るから保護するように指示する晴原ですが、竜巻は既に迫っていて…。

航平が消えた理由

航平は、実花の祖母のことが心配で抜け出していました。

なんとか無事だったものの、危険な行動だと優吾に怒られる航平

ダブルレインボーを

実花がこの町から引っ越す前に、一緒にダブルレインボーを見たいと思っていた航平。

そして、彩は晴原がそれが見られるか調べていた事に気付いていました。

一時間後に雨が降るからと出発の準備を始めます。

彩は真紀にこれからもおせっかいを続けると宣言しました。

妹の成長を見た真紀は、自分も前に進むと誓うのです。

準備をする晴原たちは、これから異常気象が当たり前の生活を今の子どもたちは生きていく事になると話します。

それでも、力強く過ごしていきたいと願いました。

そして、ダブルレインボーを全員で見る事が出来、それぞれが虹に願いを込めます。

新たな刺客?

SDMの警察班総括責任者として、立花藍(真矢ミキ)のスパイが送り込まれる事になりました。

そして、その責任者は立花の夫の沢渡満(橋本じゅん)。

更に沢渡は晴原に接触し、灯を最後に見たのは自分で、あの日彼女がどうしてあんな行動をしたのか気になっていたのです。

ここに来て灯と接触した事ある人物が!

予告を見ると、もしかして立花さんと沢渡さんの子供が被害にあったから、恨んでるんじゃ?

第5話のネタバレとあらすじ

新しい仲間

警察班の総括責任者として、沢渡満(橋本じゅん)がSDMでやってきます。

立花藍(真矢ミキ)の推薦で選ばれた沢渡ですが、実は立花の夫です。

沢渡は就任早々、メンバーたちに自分はスパイの立場だとハッキリ言います。

そして、SDMは晴原による空気によって、メンバー達が流されていると危機感を持っていました。

雹が町を襲うまで…

次のSDM案件は、数時間後に雹が町を襲うというものです。

茨城県平岡市へ向かうSDMでしたが、まだ避難が全く始まってない事に唖然。

晴原柑九朗(山下智久)は、市役所職員の畑中大輔を叱責します。

農作物の被害だと思っていた畑中ですが、人命に関わるものだと聞いて焦り急いで防災無線をかけるのでした。

初動が出来ていないとメモをする沢渡と、晴原の言動に違和感を覚える雲田彩(出口夏希)。

現場で避難誘導に動く園部優吾(水上恒司)たちに沢渡はあることを伝えます。

「農作物を気にしていた点から、ギリギリまで作業をしているかもしれない」

案の定、畑へ向かうと全く避難行動をしない農家たちに、警察と消防が避難を呼びかけます。

雹が通過するものの

晴原の読み通り、急に平岡市の町に暗い雲が覆い、ハンドボールサイズの雹が襲い掛かりました。

車のボンネットや窓を容赦なく破壊し、様々なものを砕いて行くのです。

雹が落ち着いたのも束の間、次は雹によって起きた気候変動による濃い霧が発生してしまいます!

そんな時、畑仕事をしていた妊婦の矢崎里沙(木﨑ゆりあ)がお腹に直撃してしまい危険な状態に。

急いで緊急搬送をしたいのですが、濃霧で安全に病院まで行けない事態になってしまいます。

晴原は分析をして病院へ向かうルートを探し出します。

しかし、そこに避難誘導に当たっていた畑中が車に轢かれたと無線が入りました。

2人を救うには…

畑中を拾って病院に向かう事も考えましたが、これでは2人共助からない可能性が出ます。

晴原はまず矢崎の搬送を選択しました。

沢渡は指揮塔である園部肇一(舘ひろし)ではなく、現場判断というのが間違っていると話します。

しかしそれでも、現場の目で聞いた声を優先したい肇一は、現場判断を譲りません。

「晴原が今回の判断をしたのは、沢渡さんがいるからだ」

実は、晴原は畑中を助ける事を諦めておらず、同時に最適な安全なルートを探っていました。

SDMはやはり危険だと思う沢渡ですが、立花に「男ならウジウジ言ってないで動け!」と尻を叩かれた気分になります。

沢渡は、彩と一緒に畑中が事故にあった現場へと向かいました。

そして、晴原の指示で無事に2人は病院へ運ばれ一命を取り留め、矢崎は女の子を出産!

危機的な状況だからこそ

彩は、ずっと抱えていた違和感の答えが分かったと晴原に伝えます。

それは、晴原の言動は危機感を伝えたい気持ちは分かるけど、人を萎縮させてしまうかもしれないということ。

「もう少し、人に優しく言ってあげるべきです。空気も大事ですから」

それを言われた晴原は、素直に心がけると約束します。

立花と沢渡

立花がSDMへ味方になる時と、敵になる発言をする真意を肇一は突き止めます。

それは、園部灯(本田翼)が死んだあの日、立花の秘書もまた犠牲になっていたからです。

現場にいる沢渡に救助を頼みますが、上層部の命令が避難誘導だった沢渡は動けませんでした。

沢渡は間違った事はしていないと理解しつつも、立花は沢渡を責めてしまいそれから2人は別居に。

今回の件の後、離婚届を出した沢渡ですが、もう一度やり直したいと婚姻届けを立花に渡すのでした。

5年前の真相を知る人物

5年前の生存者の中に、月命日を避けて前日に献花をしている人物がいることを突き止める沢渡。

その話を聞いた晴原は、その日に現場へ行くと…。

そこにいたのは、SDMメンバーの丸山ひかる(仁村紗和)だったのです。

これはどこでもいえる事ではないでしょうか。

“空気”を感じながら人は生きていきますからね。

ただ、災害が起きるかもしれない現場での晴原の言動は間違ってないとは思うけど。

優しく言うのは初動の段階までだと個人的には思ってしまったな…。

第6話のネタバレとあらすじ

慰霊碑の前にいたのは

関東南部豪雨の月命日の前日に現れる人物がいると教えてもらった晴原柑九朗(山下智久)

そこに行くと、SDMのドライバーの丸山ひかる(仁村紗和)がいました。

いつかはバレると思っていた丸山ですが、何も伝える事は出来ないと立ち去っていしまします。

園部灯(本田翼)の死の真相を知っていると思われますが、何も聞けず…。

晴原は、灯と初めて出会った大学時代を思い出します。

出会いは人と関わらない晴原に、灯が晴原に興味を抱き声をかけてきました。

灯を煩く思っていた晴原ですが、灯に気象学の事を教えてもらい、2人の距離は徐々に近づきます。

上野の息子

上野香澄(平岩紙)の息子の海斗(石塚陸翔)が晴原に話しかけてきます。

実は母親の事で話があると声をかけてきたのです。

事情を聞くと、上野が忙しいあまりに、自分との約束を破りまくっているという話でした。

上野の尽力で今のSDMがあるのも事実ですが、上野を頼りすぎていたかもしれないと晴原は思いました。

そこに上野がやってきて、海斗がいた事に驚きます。

直ぐに夫に迎えに来てもらいますが、海斗からこう切り出されてしまいます。

「明日の紙飛行機大会にも来てくれなかったら、もう約束なんかしない」

息子との約束を守りたいのは勿論ですが、上野がここまでSDMに尽力をするのは、灯との約束もあったからです。

実は、上野は灯の大学の先輩で晴原や藤村四季(田中圭)とも、大学時代に出会っていたのでした。

被災地への支援物資

次のSDMの案件は、3日前の静岡巨大地震で取り残された町民に物資を届ける事。

その為に実用化を試みる事になったのが、防災用のドローン。

しかしその実用試験が行われる日は、明日で海斗との約束が危ぶまれ…。

少し晴原に似ている海斗は、必ず決勝戦まで勝ち残ると決めていました。

予定通りに終われば、決勝戦までには間に合うのでは?と雲田彩(出口夏希)は思いますが…。

丸山の過去

その頃、丸山の過去を調べた園部優吾(水上恒司)は、丸山を呼び出します。

「あなたは、あの町で保育士として働いていたんですね」

しかし、それでも丸山は何も語りませんでした。

ドローンの実験

救援物資を届けたドローンと同時に、汐見早霧(夏帆)はオンライン診療を始めます。

上野の計算で、バッテリーを無駄にせず最短ルートで安全にドローンを誘導。

無事に物資を届け終わり、上野は紙飛行機大会会場へ。

しかし、その直後に地震で怪我をした足が急に痛くなったと要救助者が現れます。

汐見の診断で、足が壊死を起こす可能性があり、今すぐ抗菌薬等を届けるように要請しました。

しかし、天候が先程より悪くなっただけではなく、バッテリーも残り僅か。

晴原が、最短ルートを導き出しますが、電波が届かなくなってしまいます。

晴原はドローンの近くまで行きますが、残された彩では、天候の計算が間に合いません。

そこに、無線を聞いていた上野が戻ってきてくれ、医療物資が届きました。

SDMが生まれた日

これで一安心ですが、これで完全に海斗に嫌われたとがっかりする上野。

そして、灯との約束は守れているだろうかと考えます。

そんな上野に晴原は、SDMの生まれた日を教えます。

それは、2016年2月10日で、それは海斗の誕生日でした。

海斗の生まれた日に、灯は日記にSDMの構想などを書き始めたのです。

灯の夢は今も、SDMと一緒に歩んでいると。

海斗との約束

大会は終わってしまいましたが、上野たちは会場へ。

上野は海斗に約束をまた破ってしまった事を謝りました。

海斗は優勝した紙飛行機で、もう一度母親の前で飛行機を飛ばします

海斗は母親の約束を破った分だけ、多くの命を救っている事。

そして、気象災害は予測できないものであることを晴原に聞いていました。

「僕のお母さんはかっこよくて、僕はお母さんが好き」

真相を知る人物は…

優吾は丸山に、灯の行動と死の真相を知りたいと関係者は思っていると伝えます。

「実は、あの日から晴原さんは未だにドーナッツが食べれないんだ」

あの日、藤村からドーナッツを貰っていた晴原は、翌日に灯と食べるつもりでした。

しかし、その日は訪れる事はなく…。

その話を終えると、丸山のスマホを見ながら話し始めます。

正式運用が決定するまで口止めをされていた丸山

そして、その口止めしていた人物が今から晴原に真相を話すと言います。

その人物とは、上野香澄だったのです!

ちょっと、上野さんは予想外だったよ!

一体、あの日何があったんででしょうか。

灯は責められるような事をしたわけではないと何故、誰も生存者は言わなかったのか…。

そして、海斗くんがいい子過ぎる!!

第7話のネタバレとあらすじ

上野が語った5年前に起きた事

晴原柑九朗(山下智久)は、5年前の真実を突然知る事に…。

それを語ったのは、丸山ひかる(仁村紗和)ではなく上野香澄(平岩紙)でした。

実は、関東南部豪雨の現場には、上野もいたのです。

そして、亡くなった人がいた公民館で何があったかが語られます。

灯は、危険があるため2階よりも上への避難も指示しました。

その後、ある理由は灯は、この場から離れます。

その直後、ネット情報に混乱が起き、灯の言う事を聞かず1階に残った人も。

しかし、そこにどんどん水が浸水してきて、気付いた時はもう遅く…。

屋上に逃げた避難者は、浸水に襲われませんでした。

知らない間に鍵が閉められ、1階から出られず亡くなってしまったのです。

助けを呼ぶ音が響きながらも、誰も扉を開ける事はありませんでした。

その罪悪感から、生存者たちは真実を語ることが出来なかったのです。

そして、一番知りたい灯が何故、公民館を離れたのか?

上野の辛い表情を見た晴原は「今はそれ以上は教えなくて問題ない」と伝えます。

気象観測船の事故

そこに気象観測船と漁船が接触事故を起こしたという一報が入りました。

更に、観測船は異常な水蒸気が観測され、線状降水帯から集中豪雨が起きると予測。

観測データから予測する為にも、まずは安全な場所まで船を誘導する必要がありました。

船長の保科正樹(津田健次郎)と連絡をする晴原。

安全な場所へと誘導する晴原ですが、船では火災パニックが起きていました。

晴原は保科に頼み、全員に無線が届くようにお願いします。

そして、晴原は大切な人を浮かべて欲しいと生きる希望を伝えました。

その気持ちを保科も感じ、助かったら一緒に飲みに行こうと約束します。

誘導を開始する晴原ですが、突然電気系統がストップし、レーダーから船が消えました。

何も無ければ5分後に、海上保安庁と合流するはずだと願う晴原。

しかし、5分経っても連絡がありません。

そこに、海上保安庁から連絡が入り、沈没するものの、全員助かったと!

そして、保科は気象データも無事だと伝え、データはSDMへ。

集中豪雨で予測される災害

園部肇一(舘ひろし)が留守の間、立花藍(真矢ミキ)が指揮をすることに。

晴原はハザードマップよりも、その基準を満たしていないボーダーラインが危険だと報告。

そして、予想通りボーダーラインで大きな被害が発生します。

ですが、晴原たちの予測のお陰で、誰も犠牲になることはありませんでした。

避難をしていなかったらゾッとすると感じる立花。

回避が出来た様に思われましたが、晴原は全くマークをしていないエリアに不安視

そして、そのエリアには介護施設があり、確実に避難した方が良いと言えないと指示は出しにくい場所でした。

明確にするため、地質を調べに行く山形広暉(岡部大)。

逃げ遅れた要救助者

そしてその頃、土砂崩れで逃げ遅れた要救助者を助けに向かう園部優吾(水上恒司)。

要救助者は、足を挟まれ動けませんでした。

またいつ土砂崩れが起きるか分からない為。搬送を急ごうとします。

しかし、メタボリックシンドロームの可能性が要救助者にはありました。

汐見早霧(夏帆)は直ぐに処置を始め、何とか動かせる様にします。

全員が家から避難しようとしますが、汐見の上の屋根が落ちてきてしまいます。

間一髪で優吾が助けに入りますが、足を負傷してしまったのです。

土石流の傾斜が限界を迎えていたので、急いで2人は逃げました。

介護施設への危険性が

山形に調べさせていた情報が届いた晴原は解析をします。

結果、大きな石が施設を襲う可能性が出てきて、介護施設の避難が始まりました。

立花は事前に人員を確保していて、沢渡満(橋本じゅん)が施設への避難を開始。

SDMに必要

皆が協力している現場を見た雲田彩(出口夏希)は、上野が必要だと話します。

晴原も同じ気持ちですが、上野は本心は違うはずだと感じていました。

5年間も晴原を欺いていた自分は、ここに残るべきではないと。

しかし上野も辛かったと晴原は責める事はありませんでした。

「あなたはもう自分を許すべきです。そして、灯の為に尽力してきたんです」

そして、上野が残る事を灯も望んでいることだからと。

避難誘導を

迅速に避難誘導を終え、バスが出発します。

晴原は気になる事があり、計算をするとバスの行先に土石流が起きると判明。

急いでバスを追いかける晴原は、バスにバックをするように指示し避難は成功。

直後、轟音の先へ振り返ると、目の前には巨大な石と一緒に来た土石流が!!

ですが、晴原を助ける為に上野が突き飛ばしますが…。

上野は晴原の目の前で…。

生存者達は真実を話したら、世間から袋叩きに遭う内容でしたね。

しかし、助かるはずだった命を見捨てるではないし、開けていたら…。

専門家の情報より、誰が書いたかもわからない情報を信じたのが間違いです。

厳しい事を言う事ですが、自らの判断で人のせいにしてはいけない…。

第8話のネタバレとあらすじ

土石流の犠牲者

避難したバスを守る為に、土石流の危険を知らせる晴原柑九朗(山下智久)。

しかし、バスを避難させた直後に、大量の土石流が襲い掛かろうとします。

土石流が襲い掛かる直前に上野香澄(平岩紙)は、晴原を突き飛ばしました。

「晴原君!生きるのよ!!」

それが、晴原が見た生きた上野を見た最後に…。

そのまま気を失った晴原が目を覚ますと、上野が亡くなったと聞かされます。

灯の死の真相

こんな時だけれども、上野が話せないからと丸山ひかる(仁村紗和)が重い口を開きます。

それは、関東南部豪雨で起きた灯の行動の真相です。

実は、あの日保育園で海斗ともう1人の園児と丸山が残されていました。

足を怪我していた上野の代わりに、灯は海斗を迎えに行きます。

灯は海斗を連れ、丸山はもう1人の園児を連れて避難を始めました。

しかし、途中はぐれてしまい、翌日発見されたのは海斗のみ。

海斗は、高い木に灯の雨具で固定されていて助かりましたが、灯は亡くなってしまいます。

自分を助けてくれた灯の事を思い出すと、パニック発作を起こしてしまう海斗。

息子の為に、上野は灯の話をするのを避けたのです。

それから贖罪のつもりで、SDMに尽力を尽くしていた上野。

その真相に、SDMは言葉が出ませんでした。

そこに、知らせを聞いた上野雄介(是近敦之)と上野海斗(石塚陸翔)が駆け付けますが…。

半年後…

上野の件で、SDMは活動停止になり事故の調査が始まります。

上野が亡くなって半年後、雲田彩(出口夏希)は気象予報士になっていました。

藤村四季(田中圭)の出る番組で、お天気コーナーを担当することになった彩。

そして当の晴原は、急ぎでもない研究に没頭していました。

晴原の事が心配で園部優吾(水上恒司)と汐見早霧(夏帆)も会いに行きます。

自分の精神状態は問題ないと話す晴原ですが、優吾は晴原が調査に回答していない理由を聞きました。

優吾は晴原が、SDMの再始動に反対しているかもしれないことに動揺を隠せません。

晴原の説得を優吾は試みますが、汐見はそれを止めます。

汐見は、晴原みたいなタイプは、辛い気持ちを声に出しにくいと考えていました。

しかし、上野の為にも再始動すべきだと優吾は思っていて…。

そして、晴原が回答してこない為、SDMの今後の事も議員たちが話し合っていました。

晴原だけではなく、園部肇一(舘ひろし)も回答を控えている事で、話が進みません。

ただ、肇一は晴原の回答次第だと周りをざわつかせるのでした。

晴原を心配する彩

気になる水蒸気を発見した彩は、晴原に相談します。

しかし、彩も気象予報士の為「自分で考えろ」と言われてしまいました。

彩は、上野が亡くなってから気象予測をしなくなった晴原。

「先生のせいで2人が亡くなったわけではありません」

彩にそう言われた晴原は「自然災害を100%の予測は不可能」だと答えます。

周りが自分を心配している事は判っている晴原ですが、どうしても上野の最期が頭から離れません。

危険な雷が

彩は気になった気象予測を藤村に相談します。

埼玉県で危険な雷が襲い掛かり、それは命に関わる事だと。

その雷は、過去に1時間で3000回以上も発生があるからです。

彩は、夕方のニュースの時間に、そのことを伝えたいとお願いします。

しかし、衆議院議員の新島元樹(伊藤英明)をゲストに呼んでいる為、不可能だと言われてしまいました。

更に、影響力の高いテレビは、確実じゃないと伝えられないと却下されます。

手立てがない彩は、晴原に相談しようか悩みますが連絡できません。

そこで、山形広暉(岡部大)の力を借りようと電話をかけました。

母の死

晴原は、雄介から海斗がいなくなったと連絡を受け外に探しに行きます。

どうやら海斗が灯の雨具を見つけてしまい…。

海斗を見つけた晴原ですが、海斗は聞きたい事があるようです。

彩も電話で繋ぎ、優吾と汐見も海斗の話を聞きに行きました。

海斗はあの日、灯を助けてくれた時の事を思い出したと話します。

そして、灯が自分を守り、それを気にしていた母は晴原を助けたのかと。

その瞬間、母は自分の事を考えなかったのだろうかと考える海斗。

晴原は、海斗が生まれた日の話をします。

命の大切さを話し、目の前の命を救うために動くだろうと。

「僕のお母さんは、皆さんにとってどんな存在ですか?」

SDMのお姉さんで、信頼できる上司で仲間だと答えるSDMメンバー。

海斗は、母の様に強く生きたいと思いながらも、辛い気持ちがあります。

海斗の辛い気持ちは、晴原にも痛いほど判り、自分も辛い事を口にしました。

この気持ちがどうしようもない時に、母がくれた動画があると見せてくれる海斗。

「苦しみは財産になるから、海斗は強くなるよ。それが堪えられないときは、頼れる人を頼るのよ」

上野の強く生きて欲しいという願いが込められた動画。

晴原は、海斗に自分を海斗の頼れる存在として入れて欲しいとお願いします。

上野の想いを引き継ぎたい晴原は、ずっと海斗の味方だと話すのでした。

晴原復活

彩は、命を守るために、力を貸して欲しいと晴原に言います。

SDMのメンバー達は、正確な雷発生位置を調べる為に、行動を開始。

しかし、藤村は新島が来るのに、こっちを優先にしたら自分は終わりだとGOサインを出しません。

晴原が観測をすると、彩の予測は正しいと藤村を説得。

「ここで危険を知らせなかったら、危険な目にあって後悔する人がいる」

上層部がご機嫌な中、藤村は新島たちに頭を下げます。

勿論、上層部はたかが雷の事などテロップで十分と言いますが…。

「人命に関わる一大事なんだ!何が優先かくらい考えろ!!」

遂、口から出てしまった藤村は、きっと晴原ならこう言うと誤魔化します。

そして、新島は人命優先だと藤村の判断は正しいと擁護しました。

SDM再始動

雷の予報が正確だった為、藤村は局長賞が取れるかもしれないと喜びます。

そこで、感謝の気持ちのドーナツをSDMに送りました。

灯の死からドーナツを避けていた晴原も、ドーナツを食べます。

SDM再始動に喜ぶ一同でしたが、藤村から大変な事が起きたと電話が入りました。

肇一が関わっている国家防災プロジェクトの工場がガス爆発事故を起こしたのです。

肇一から安心安全エネルギーと聞いていた住民たち。

事故は先月起こっていて、隠蔽だと住民が声を上げたのでした。

そんな時、SDMではスーパー台風の警報が鳴り響き…。

ラスボスに海猿を持ってきたフジテレビw

伊藤さんが悪だと「悪の教典」を思い出す…。

人の足を引っ張るの何とかならないものか。

協力し合った方が世界は平和だよ~。

海斗君をみなさい!立派すぎるじゃないですか(涙)

第9話のネタバレとあらすじ

肇一の裏金疑惑

国家プロジェクトの工場が爆発した事で、住民から不信感を抱かれる園部肇一(舘ひろし)。

そもそも工場が、肇一の裏金として流れているとまで話になります。

肇一の政策活動費や企業献金を公にする事は簡単なことではありません。

何故なら、肇一が公開した場合、他の議員も公開しなくてはいけないからです。

そして、これを仕組んだのが新島元樹(伊藤英明)だと疑う立花藍(真矢ミキ)。

案の定、新島は今後SDMは自分が引き継ぎたいと晴原柑九朗(山下智久)に伝えます。

園部優吾(水上恒司)も、隠蔽と不正は事実なのか肇一に聞きました。

勿論、肇一は否認しSDMは、安心します。

工場の事故原因

事故原因として考えられるものが、静電気によるガス引火です。

しかし静電気にもガスにも気を付けていたのに、事故は起きました。

調べた結果、工場からガス漏れは無かったので、どこからガスが起きたのか分からないままで…。

危険な台風

南鳥島近海で巨大台風が発生し、その台風は勢力を衰えるどころか強まる可能性がありました。

5000人以上出した伊勢湾台風を越えるスーパー台風が関東直撃が予想されます。

1都4県の指揮をSDMが取る会議が行われますが、反応はよくありません。

何故なら、2日半前に避難を始め、更に企業や交通網も事前ストップ。

現実味がない為、住民の賛同が得られないと反対を受けます。

そして、肇一がいる限りは、従来の避難誘導になると言われてしまいます。

工場の爆発原因

肇一が現場に行きますが、住民たちから帰るように言われ、話が進まず。

真実を明らかにする為に、SDMは工場のガス爆発を調べ始めます。

放射冷却というものが起きていれば、工場の外からガスが漏れている可能性があると疑う晴原。

調べると、工場の外で、ガスの臭いがしたという証言を得ますが、ガスは臭わないはずで…。

医師会への調整

志賀浩一郎(神保悟志)にSDMへの協力を頼む汐見早霧(夏帆)。

しかし、老害呼ばわりされた志賀は、全く相手にしません。

優吾は、志賀に対しての不信感を抱いていた為、話すだけ無駄だと考えますが、汐見は違いました。

災害関連死を誰よりも分かっているあなたなら、この要請の意味が判るはずです」

後日、優吾は志賀に、汐見が最初に頼ったのは志賀だと伝えに行きます。

長年、災害医療に携わる志賀を尊敬している汐見。

優吾は、志賀とは違う医師を薦めますが、志賀を慕う汐見がいることを伝えます。

台風のルート

上陸4日前に大体の進路を特定しますが、やはり避難指示などは従来とは変わらないと言われる晴原。

そして、雲田彩(出口夏希)は台風のデータから気になる数値が。

「これはもしかして、予想以上の何かが起きるのでは?」

肇一の記者会見

SDMの対応をスムーズにする為に、会見を開きます。

辞任会見かと思われましたが、政策活動費の詳細を公開すると発表。

肇一は、全身全霊で困難に立ち向かうという政治家の信念を語るのでした。

判明した事故原因

ガスが漏れたと思われる場所が、公民館だと特定する晴原。

そこは事故当時、誰もいませんでしたが、改装工事を行っていました。

防犯カメラの映像とガスの使用履歴を手に入れ、公民館が原因だと判明。

実は、公民館の改装工事をする際、ガスの元栓を完全に締め切っていなかったことが原因。

更に納期の遅れから、朝から作業をしていた作業員のまさる。

まさるは否定をしますが、防犯カメラの映像から言い逃れが出来ず。

刑事責任が問われる業務上過失致死傷に当たるもので、まさるは住民たちに謝罪します。

台風へ向けて

1都4県からも問題が解決出来た事で、協力が得られるように。

志賀も医師の調達で協力してくれることが決まります。

上陸2日前に、晴原、優吾、彩はヘリコプターで台風に近づき観測。

そこで、遠隔豪雨が埼玉県を襲うと予測し現場へ向かいます。

しかし、そこは避難が始まったばかりで、遠隔豪雨が直撃する可能性がありました。

急いで避難誘導をしますが、目の前で地割れが発生し6名が落下

優吾が助けに行きますが、既に3名が心肺停止状態に…。

更に、30分以内に川の氾濫がここを直撃する可能性が!!

最終章は前後編だけあってとても見ごたえがあります。

こんだけ早く非難していてもこうなるのが自然災害の恐ろしさ。

今年も気象が異常なので、何もなかったと言えるように、前もっての行動が大事ですね。

「こうなるとは思わなった」そう言わせない信念があるSDMは、この困難をどう気に抜けるのか?!

第10話のネタバレとあらすじ

初の犠牲者

避難誘導中に、道路の突然の陥没により4名が亡くなってしまいます

自然の猛威にSDMとは言え、無力だと痛感するSDMメンバーたち。

晴原柑九朗(山下智久)は、理不尽だからこそチームの力で最後まで戦うんだと鼓舞します。

予想が難しかったとはいえ、園部肇一(舘ひろし)は今回の犠牲者が出た責任は自分にあると記者の前で発言。

そして、SDMは4名の命を背負っていくと伝えるのでした。

慣れない人の死

園部優吾(水上恒司)は、犠牲者が出た事でこれまでも経験していても慣れないと思います。

汐見早霧(夏帆)も気持ちは同じですが、慣れないと前にもいけないと考えていました。

落ち込んでいる時、汐見は肉を食べて休んで翌日を迎えると決めているようです。

何気ない日常を一瞬で奪う災害から守りたいと願う汐見。

風台風

今回の台風は風が強い風台風で、今後風による被害が起きると予測されます。

高層マンションなどが多く、在宅避難者が多数いるエリアに直撃が予想されました。

しかし、そのエリアは停電と通信障害が起き、防災無線しか稼働しておらず…。

現場へ向かう雲田彩(出口夏希)ですが、防風のせいで全く防災無線が聞こえないと報告。

彩と丸山ひかる(仁村紗和)が声かけをして危険性を伝えます。

しかし、一部の住民が自主避難をしていると聞いた彩は、そこへ向かいました。

風で吹き飛ばされたバイクが家の窓を破壊して避難をしてきた2家族。

予測より強い風に、晴原も何かが起きていると感じます。

現場を見た彩は、これから強い風が起きると、ビルへの避難を呼びかけました。

しかし、風で足を取られてしまった中西舞を助けに向かう兄の中西亘。

兄妹を緊急保護する為に、SDM車両に逃げた彩たち。

しかし、強風により車が吹き飛ばされ、倒壊したビルの下敷きになってしまいます。

シートベルトをしていた兄妹は怪我をせずに済みましたが、彩は下敷きになっていました。

更に、丸山と逃げた住本夫妻の夫は風で机で身体を強打し怪我。

そして、中西の妻は子供たちを捜しに行こうとして吹き飛ばされ行方が分かりませんでした

都市型防風災害

2つの高層ビルが原因で、車を吹き飛ばす威力を生んだと考えられた事態。

時速250キロの風が彩たちを襲ったと考えられました。

彩の咄嗟の判断で全員助かった結果でしたが、このあとが不安な丸山。

山形広暉(岡部大)は、丸山がいるビルはこの暴風雨に耐えられると安心させます。

安全な建物の奥へ行く丸山と中西と住本夫妻。

要救助者を助ける手立て

彩たちを助ける手段を考えた晴原ですが、あまりにも危険で言葉が出ません。

それを察した優吾は、晴原の考えを理解し、話すように伝えます。

晴原の案は救助ヘリで、台風の目の中を移動するというものでした。

理論上は行けますが、台風の進路を予測しなくてはいけません。

更に、連携が少しでもズレれば、命を失いかねないと。

最強の自然災害に立ち向かうチームを作った晴原を信じる仲間たち。

晴原は、全員の覚悟を聞いて優吾、汐見と共に台風の目へ向かいます。

移動中に並行してくる消防車両があり、そこにいたのは佐竹尚人(音尾琢真)でした。

肇一から要請を貰った佐竹も一緒に救助へ向かいます。

台風の目の限られた時間

彩は怖がる亘と舞に、明日したい事を聞きました。

「お母さんと喧嘩しちゃったから、お母さんのご飯を食べたい」

舞がそういうと、亘も同じ気持ちでした。

そして、彩はSDMの仲間たちと命を守るために戦う事を願います。

現場に到着した晴原は、兄妹たちの母親を捜しに向かいました。

物音がした方に行くと、瓦礫の下にいた母親を発見し、急いで助け出します。

汐見は、住本の手当をし住本の一命を繋げます。

優吾と佐竹は、車両の兄妹の安否を確認し先に2人を救助しました。

しかし、呼吸はしていても彩は既に意識がありません。

兄妹と優吾は晴原たちに合流し、親子は再会を果たします。

亘は晴原に、彩がSDMの仲間たちと命を守るために戦いたいことを伝えます。

要救助者たち

台風の目のタイムリミットギリギリで彩を救出した優吾と佐竹。

全員で離脱するものの、台風の進路に問題が発生。

別の病院に行く事になり、山形が病院を探すことになりますが、病院まで行けるか確認できません。

沢渡満(橋本じゅん)は、避難誘導を終え山形が出した病院候補から移動可能な病院を絞ります。

一時は危険な状態でしたが、彩を含めた全員の命が繋がりました。

SDMの正式運用決定

数か月後、反対の声は相変わらずあるものの、今回の台風被害を最小限に収めたSDM。

立花藍(真矢ミキ)は、晴原に正式運用のゴーサインが出たと報告します。

しかし、晴原はその正式運用の辞退を申し出るのでした。

今のSDMは未完成のままで、このまま運用してしまうと対応仕切れない部分があると。

海洋気象や津波に対しての対応が出来ない現状。

政局が万が一変われば、SDM自体が無くなる可能性もありました。

しかし肇一は、それで消えるならそこまでだと現場の意見を尊重します。

ブルーモーメント

その日の朝、チーム全員でブルーモーメントを見ます。

正式運用を断った事が勿体ないと言いながらも、園部灯(本田翼)の夢見たSDMの姿を目指そうと。

まだまだ課題が山積みなSDM。

特に晴原1人に頼っていては、ダメだろうと仲間たちは言います。

今日も昨日と同じ景色を見れる奇跡は当たり前ではない。

災害が多い日本だからこそ、この奇跡を守らなければいけない。

そして、このチームなら困難を乗り越えられると晴原は仲間たちに話すのでした。

最後の最後に声だけの次回ドラマのバトンタッチがありましたね。

小池栄子さんと仲野大賀さん!!

そして、SDMらしい最終回でした。

晴原が人を思いやれてるし、彩は逞しく成長したし。

視聴率はイマイチですが、シリーズ化してほしいな。

気象学にスポット当てて凄く良いドラマだった。

ブルーモーメントドラマあらすじと最終回までを考察

ブルーモーメント」の最終回の考察を何パターンか予測してみました!

原作漫画がまだ完結していないため、色々な予想ができますよね。

原作漫画とドラマで結末が変わってしまうのかに注目です!

結末予想① 雲田が正式に採用される

派遣で採用された雲田が気象研究所に正式採用されると予想!

性格などの問題から職を転々としていた雲田が派遣で採用されますが、仕事にやりがいを感じて正式に採用されるのではないでしょうか?

また、原作漫画では晴原との関係も仕事上でだんだん認められているということなのでドラマでも雲田の成長がみられそうですよね!

そして、国が設置した「SDM(特別災害対策本部)」は正式採用されるかにも注目したいところです。

結末予想② 晴原か雲田が危険になる

災害現場に向かう仕事のため、メインキャラクターが危険な目にあってしまうという結末も予想!

豪雨や雷だけでなく地震や土砂災害などの現場にも向かう仕事なので常に危険とは隣り合わせ。

そのため、雲田か晴原のどちらかが危険な目にあってしまうというストーリーがあってもおかしくはなさそうですよね。

そんな悲しい話がないに越したことはないのですが、もしも危険な目にあってしまっても知識や意思の強さから上手く乗り越えられるはずです!

ブルーモーメント原作ネタバレと最終回結末まとめ

ドラマ「ブルーモーメント」まとめ

  • 現在2巻まで発刊されている漫画が原作。
  • 毎話現場が異なるストーリー。
  • 主人公の過去とヒロインとの関係がポイント。

今回は2024年4月フジテレビ系水曜ドラマ「ブルーモーメント」のネタバレ情報をお伝えしました。

この春、ハラハラドキドキするドラマになること間違いなしです!

今後のドラマのネタバレに関しては放送されるごとに更新していきますのでお楽しみに♪

ブルーモーメントのキャスト相関図はこちら

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