CODE願いの代償ネタバレ!ドラマ最終回の結末は?

code願いの代償ネタバレ!ドラマ最終回の結末は原作と違う?
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読売テレビ・日本テレビ系列で2023年7月2日(日)夜10時30分から放送されたドラマ「CODE願いの代償」のネタバレをお伝えします!

主演は坂口健太郎さん、そしてその他豪華キャストの出演でも話題になったCODEですが、ついに最終回を迎えました。

この記事では、「code願いの代償」の原作ネタバレや、ドラマのあらすじを考察しながらまとめています。

このページでわかること

code願いの代償」について

  • 原作の最終回の結末はどうなる?原作ネタバレ
  • ドラマ最終回までの全話ネタバレ・あらすじと考察
  • ドラマの最終回は原作と違う?結末予想

ドラマ「code願いの代償」のネタバレを中心に気になる情報をまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

目次

【CODE願いの代償】原作ドラマのネタバレあらすじと最終回結末

code願いの代償」は、台湾の大ヒットドラマ「浮士德遊戲(英題:CODE)」「浮士德遊戲2(英題:CODE2)」が原作となっています。

原作「浮士德遊戲(英題:CODE)」のネタバレあらすじ

シーズン1の主人公は銀行員のアレックス

銀行の財務部に務めているアレックスは、平凡で冴えないサラリーマンです。

彼はある日、友人のフランクからどんな願いも叶えるというアプリ「CODE」を教えてもらいます。

しかしこのアプリは無条件で願いを叶えてくれるわけではなく、願いの大きさにより課題を与えてきます。

その課題をこなしながら願いを叶えていったアレックスは、ついに大金を手に入れます。

ですが、徐々に人間不信に陥ってしまいます。

欲望にまみれたアレックスは、最終的に犯罪事件を引き起こし、事故死してしまうのでした…。

原作「浮士德遊戲2(英題:CODE2)」のネタバレあらすじ

第2シーズンの主人公は、刑事のリャン・レンジエ

第1シーズンで事故死したアレックスが巻き起こした事件の捜査をすることになったレンジエが、事件を追っているうちに「CODE」というアプリの存在を知り…。

そんな最中、恋人ルオユンをエレベーター事故で亡くしてしまいます。

レンジエは、謎の人物に「恋人の死の真相を知りたければCODEをダウンロードしろ」と指示されます。

レンジエは恋人の死の真相を明かそうとしますが、CODEからは別の指示が届き続けます。

行き詰まっていたところで、とある記者からアプリの真相を解明するべく協力を求められます。

そしてレンジエは、記者とともにCODEの謎に迫っていくことに…。

以上が原作台湾ドラマ「浮士德遊戲(英題:CODE)」のネタバレあらすじとなっています!

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原作台湾ドラマと日本リメイク版の違いは?

日本リメイク版となる「code願いの代償」は、婚約者が事故死してしまうところから物語が始まります。

台湾版で言うと、シーズン2からのスタートとなりそうですね。

ストーリーは日本版オリジナルの要素が含まれるそうで、台湾版の原作と違う結末最終回を迎えることも予想されます。

登場人物は原作と違う?

日本リメイク版台湾オリジナル版
主人公二宮湊人
(坂口健太郎)
リャン・レンジエ
(シュウ・ジエカイ)
記者椎名一樹
(染谷将太)
ズーシン
(チョン・ヤオ)
婚約者七海悠香
(臼田あさ美)
ルオユン
(イレブン・ヤオ)

日本版のキャストは「code願いの代償」キャスト相関図記事にて画像付きで詳しくまとめています。

原作ドラマだと主人公の相棒となる記者は女性だったり、配役が微妙に原作と違うようです!

【CODE願いの代償】ドラマのネタバレあらすじと考察

CODE願いの代償」のあらすじ

刑事の二宮湊人(坂口健太郎)は、不審なエレベーター事故により婚約者の悠香(臼田あさ美)を亡くしてしまいます。

婚約者の死を事故だと思えない二宮のもとに、どんな願いも叶えるという謎のアプリ「CODE」が届きます。

二宮は、このアプリを使って婚約者死の真相を追うことに。

しかし、このアプリを使うことには大きな代償が待ち構えていました…。

さらにはCODEの謎を追うフリー記者・椎名一樹(染谷将太)が、二宮の行動を嗅ぎ回ります。

婚約者の死の真相、そして謎のアプリ「CODE」の陰謀を紐解いていくノンストップ・クライム・サスペンス!

第1話のネタバレあらすじ

ある日、バッティングセンターで誰かを待っていた神奈川県警暴力団対策課の刑事・二宮湊人

その相手は、クラブ店員であり、情報屋という裏の顔を持つ男・柏木淳二でした。

彼から岡山組薬物の取引をすると聞いた湊人は、翌朝、ボウリング場まで尾行しました。

普通にボウリングを楽しんでいる彼らの傍らに、目立つようにアタッシュケースが置かれていました。

一瞬全員がレーンに目を向けた隙に、誰かがアタッシュケースをすり替えました。

そして、幹部らしき男が若い男にアタッシュケースを渡すと、中には大量の薬物が

それを見届けた湊人達は、彼らの前に突入しました。

突然の騒ぎに、全く事態が呑み込めていない、幹部・岡山

ですが、その場で薬物の陽性反応が出て、覚せい剤所持の現行犯で手錠をかけられたのでした。

一方その頃

ケースをすり替えた犯人は、中身が腕時計だったことに思わず首を捻りましたが、そのままどこかの倉庫らしき場所に放置し、去って行きました。

その後

神奈川県警に連行された岡山は、湊人の同僚・百田優から取り調べを受けましたが、中身は誕生日プレゼントの腕時計だったと弁明しました。

岡山組逮捕に上層部は大喜びでしたが、湊人は岡山がなぜ急にヘマをしたのか、腑に落ちませんでした。

そんな中

湊人は恋人の七海悠香と交際5周年を迎えようとしていました。

鑑識課で働いている悠香も多忙で、すぐにひき逃げ事故の現場検証に駆り出されました。

忙しく動き回る彼女を、遠目から撮影する男がいましたが、誰も彼に気づきませんでした。

その夜

先に帰宅し、危なっかしい手つきで包丁を握っている湊人。

しばらくして帰って来た悠香は、湊人が作ったカレーに思わず笑みをこぼしました。

そして、不意を突いて妊娠報告

湊人は戸惑いつつも、予定通り彼女にプロポーズしたのでした。

そんな幸せいっぱいの中、突然急ぎの仕事で呼び出されてしまった悠香。

復旧したドライブレコーダーの映像を確認していると、来客の連絡が。

ひとりでエレベーターに乗り込むと、17Fで突然停止し、その直後に急速度で落下し始めました。

一方その頃

車内で悠香を待っていた湊人は、作業着を着た男が車で出て行くのを見かけたものの、特に気には留めませんでした。

ですが、その直後に救急車のサイレンが鳴り響き、悠香に電話をかけるも無反応。

女性がエレベーターの落下事故に巻き込まれたと聞いた湊人が、もう一度電話をかけると、ストレッチャーで運ばれていく人物の傍で、着信音が鳴り響きました。

湊人が顔を確認すると、それは血まみれで微動だにしない悠香でした。

湊人は思わずその場に泣き崩れましたが、彼女を乗せた救急車はそのまま走り去って行きました。

その様子を遠目から見ていた椎名一樹が、誰かに電話をかけ、悠香を犠牲者と呼びました。

そして、「彼女はプレイヤーじゃなかった」と意味深な発言をすると、今度は仲川悟という男を見張ることにしたのでした。

大学生の仲川悟は、同じクラスに好きな女性がいました。

彼女が海外旅行に行きたがっていると知った悟は、急いでスマホで何かを検索し、どこかへ駆け出しました。

そして、倉庫のような場所からアタッシュケースを持ち出した悟は、100万円をゲットしました。

喜んだ彼は、すぐに彼女をフランス旅行に誘い、CODEというアプリを開きました。

そこにはアタッシュケースをある場所に運ぶという任務が記載されていました。

一方その頃

神奈川県警では、悠香のエレベーター事故の捜査が行われていました。

管理会社によると、メンテナンスは半年前から行われておらず、あの日作業員らしき人物を見かけた湊人は、不信感を募らせました。

その後、湊人が監視カメラを確認すると、なぜか事故の前後だけ作動していなかったことがわかりました。

管理会社にも押しかけ、事実確認しようとしましたが、無下に断られ、会社ぐるみで何か隠していると喚き散らしました。

そこに通りかかった優から「また昔のような自分に戻るつもりか」と怒鳴られ、ハッと我に返った湊人。

暴力的だった自分を諭し、穏やかな人格に変えてくれたのが悠香だったことを思い出したのです。

彼女を偲ぶ湊人は、その夜ジュエリーショップに赴き、婚約指輪を購入したのでした。

遺影を眺め、激しく落ち込んでいると、突然大学時代の知人・佐々木慎介から今何か欲しいものはないかと連絡がありました。

そして、送られてきたQRコードを何気なくタップすると、CODEというアプリが勝手にインストールされてしまいました。

願い事を聞かれ、思わず悠香の声が聞きたいと打ってしまった湊人。

すると、宛先不明のメールが届き、なぜか妊婦検診をしながら湊人に語り掛ける悠香の動画が添付されていました。

わけがわからないままの湊人に、慎介が電話でCODEの説明を始めました。

  • まず、望みを叶えてもらう。
  • 望みが叶ったら、CODEに指示された任務を行う。
  • 任務が成功したら、また望みが叶う。

全く腑に落ちない湊人でしたが、慎介は人に話すなと口止めして、さっさと電話を切ってしまいました。

翌朝

湊人がスマホを確認すると、CODEからある任務が送られてきました。

同じようにも任務を受け取っていて、彼女と別れると、急いでタクシーに乗り込みました。

それを監視していた一樹は、タクシーを尾行しました。

一方

任務に従い、とある地下道にやって来た湊人は、不自然に中央に置かれているアタッシュケースを、銀行の地下駐車場に運びました。

そこへ、悟を乗せたタクシーが滑り込んできました。

悟がアタッシュケースを開けると、拳銃が入っていて、現金輸送車から1億円を奪えと指示が。

そこにちょうど、現金輸送車が到着し、警備員がアタッシュケースを運び始めました。

拳銃を手にしたものの、怖くてそのまま逃げ出した悟。

その後を、一樹が慌てて追跡しました。

任務を遂行できなければ制裁が下るという警告を無視し、尚も逃げ続ける悟。

制裁実行のメッセージを受け取った直後、背後からトラックに轢かれ、即死しました。

そんな彼の無残な姿を目の当たりにした一樹は、その場に茫然と立ち尽くすのでした。

一方

無事に任務終了した湊人は、次に悠香の死の真相を望みました。

すると、殺人犯という動画が届き、管理会社の人間がエレベーターの細工をしているような様子が映っていました。

瞬時に、あの日自分が目撃した作業着の男が犯人だと悟った湊人。

すぐに任務は来ませんでしたが、その時一樹から悠香の事件のことで会いたいと連絡が来ました。

彼も悠香が事故死ではないと睨んでおり、事件について何か知っているようなそぶりを見せられた湊人は、より一層心をざわつかせたのでした。

のっけから、天国から地獄に真っ逆さまの湊人。

いくら悠香のことで思考停止してたとはいえ、さすがに大して親しくもない知人から勧められた怪しすぎるアプリを、いきなり使うのは迂闊すぎる!

刑事なのに詐欺かも?とか全く疑わないし、情報屋まで雇ってるし、もしかして、湊人自身も相当ヤバイ奴なのでは?と邪推してしまいましたよ。

それにしても、CODEの任務がヤバすぎる。

バケツリレーを彷彿とさせながら、同じアタッシュケースを運んでるようで、知らない間に中身が入れ替わってる。

最初は簡単な任務だけで望みを叶えておいて、回数こなすごとにどんどんハードル上げて、逃げられないところまで追い込む。

そして、もう後戻りできないと気づいた時には、命まで取られてしまう。

これはもはや、一生クリアできないクソゲーですね。

人の目先の欲とか、楽して得したいという心理を上手くついた、新手の詐欺ですよ。

飴と鞭の使い方も絶妙だし、自分が洗脳されてることにも気づかない。

もちろんフィクションなんだけど、ある程度のラインまでは実現可能だと思わせてしまうリアリティが、余計に怖いですね。

この先、悠香のことに囚われすぎて、湊人がどんどん泥沼にハマっていくんじゃないかと、今からハラハラしてしまいます。

何か知ってそうな一樹が、ストッパーになってくれることを期待するしかないですね。

今回撮影場所となったロケ地はCODEロケ地撮影場所まとめの記事でご紹介していますので、ぜひロケ地巡りの参考にしてくださいね。

第2話のネタバレあらすじ

一樹と待ち合わせ、とあるカフェにやって来た湊人

遅れてやって来た一樹は、「まさか本当に来るとは」と少し驚いた顔を見せました。

はやる気持ちを抑え、食い気味に悠香の情報を引き出そうとする湊人。

ですが、湊人が何も話さないとわかると、一樹はさっさと店を出てしまいました。

ただし、こっそり潜んでいたに、湊人のスマホをハッキングさせるというお土産を持って。

一方その頃

とあるバーでは、甲斐グループ代表の甲斐篤志がホステスに「岡山組が潰れたのはCODEというアプリのおかげだ」と自慢気に語っていました。

彼女は「そんなアプリなら自分も使ってみたい」と目を輝かせましたが、「そんなもんあるわけない」と鼻で笑う取り巻き。

ですが、そのおこぼれで3億円の仕事が舞い込んだと上機嫌で語る篤志を、店員の柏木淳二がこっそり盗聴しているのでした。

翌日

湊人は上司の田波秋生にCODEで手に入れた動画を見せ、管理会社の作業員がエレベーターに細工したのだと訴えました。

必死の湊人と対照的に、動画の出所を訝しみ、全く聞く耳を持たない田波。

その上、捜査からも外すと突き放され、落ち込む湊人は、友人の優にも動画を見せました。

彼も田波と同じ反応を見せたものの、自分が代わりに聞き込みに行くと言い、湊人の言い分は信じてくれた様子。

少しホッとした湊人は、バッティングセンターに向かい、柏木から篤志の薬物取引の情報を得ました。

そして、柏木から結婚を控えていると聞かされ、また悠香との幸せな日々を思い出す湊人なのでした。

一方

湊人と別れたは、管理会社に向かい、先日湊人が暴れたことを謝罪しました。

社員は厳罰を望んでいると不機嫌そうでしたが、優がエレベーター事故のことをちらつかせると、顔色が一変するのでした。

その頃、湊人は柏木から聞いた情報を署に持ち帰っていましたが、そこに優が現れ、例の作業員の情報を渡しました。

その男・寺島3ヶ月前に辞めた元作業員で、その理由は不明。

その前後から急に羽振りが良くなり、辞める時に作業着も持ち出したとのことでした。

翌朝

柏木がバーのゴミ出しをしていると、突然何者かに襲われました。

犯人は甲斐グループの一味でした。

というのも、昨夜篤志は、取引情報がどこかから漏れていると疑い、CODEを使って柏木が犯人だと突き止めていたのです。

柏木はそのままトラックで拉致され、どこかへ連れ去られてしまいました。

その後、しばらくして目を覚ました柏木。

手足を拘束され、資材置き場のような場所に転がっていました。

篤志の手下・木下から「誰に情報を流しているのか教えろ」と殴る蹴るの暴行を受ける柏木。

その頃

湊人と優は、寺島の自宅を訪れていましたが、彼は何かを待ちながらそわそわした様子でした。

そして、凝視していたスマホでCODEからの任務を受け取ると、窓から逃げ出そうとしました。

素早くそれに気づき、必死に取り押さえようとする優。

彼を振り切り、尚も逃げ続ける寺島を、必死に追いかける湊人。

そこに帽子を被った黒ずくめの女性が現れ、寺島は彼女が乗り捨てた車に乗って逃走するのでした。

その直後、茫然と見送る湊人の元には、CODEから新たな指令が。

その内容は、暴行を受けている柏木の動画で、彼を助けるというものでした。

タイムリミットが迫る中、場所もわからず、パニックに陥る湊人。

そこに一樹が現れ、現場へと誘導しました。

事態が呑み込めないまま、柏木を探す湊人。

ようやく見つけた柏木は、瀕死の状態で、

  • 甲斐グループの木下にやられたこと
  • 取引場所と時間が変わること

を告げました。

そこまで言うと、意識を失った柏木。

湊人の必死の蘇生も虚しく、彼はその場で息を引き取りました

怒りに震える湊人は、その足で篤志の元に向かったものの、木下は不在。

自分は無関係だと言い張り、柏木にも非があると主張する篤志に、湊人は何もできませんでした。

湊人が肩を落として署に戻って来ると、怪我をして手当てを受けている優。

寺島を追ったものの、彼は途中で別の車に乗り換え、車を乗り捨てていました。

さらに、その車も盗難車

手掛かりは完全に途絶えてしまいました。

そして、CODEから制裁実行のメッセージを受け取った湊人。

その直後、監察官の渡辺に呼び出され、柏木が情報提供を強要されていたのではと問い質されました。

クレームを入れたのは柏木の婚約者で、訴訟の覚悟があるとのことでした。

田波は必死にフォローしましたが、渡辺は冷たく謹慎処分を言い渡し、その場を去りました。

その夜

再び佐々木慎介と連絡を取った湊人。

そこでCODEに関する新情報を得ました。

  • 任務に失敗すると制裁が下る。
  • 願いを書くページに、星が3つあり、任務に失敗すると、星がひとつ減る。
  • 星がある間は、まだ願いが叶う。
  • 3つ目の星が消える時の制裁は死。

「これを踏まえた上で、また願い事をするか考えろ」と言い、電話は切れました。

そして、ハッキングされていたマルウェアを削除したというメッセージも見た湊人。

心当たりのある湊人は、翌朝一樹を埠頭のような場所に呼び出しました。

ハッキングを問いただすと、あっさり認める一樹。

悠香のことを記事にするつもりかと迫られると、そのことについては何も知らないと弁明しました。

彼の知りたいことはCODEについてのみ。

CODEのユーザーを追っていた一樹は、仲川悟の任務にも湊人が関わっていたことを告げ、知らない間に犯罪の片棒を担いだことになると脅してきました。

さらに、CODEは犯罪の温床になる危険なアプリだと教えた上で、出所を知りたがる一樹。

上手くはぐらかす湊人に、彼は「まだ使うつもりなのか」と少し心配するようなそぶりを見せました。

そこに、寺島が見つかったという連絡が。

急いで署に戻ると、湊人の前には変わり果てた姿の寺島が横たわっていました。

死因は薬物の過剰摂取でしたが、署内では事故死で処理される予定

湊人は殺人だと訴えましたが、事件は収束だと告げられ、愕然としました。

上層部にやましいことがあり、悠香の事件をうやむやにしようとしていると優に憤る湊人。

単独で動くと決めた湊人を、例の帽子の女性が遠目から監視していました。

その夜

CODEに寺島の共犯者を知りたいと願った湊人。

送られて来た動画には、寺島と田波が会っているところが映っていました。

その直後に指令が届き、湊人はどこかの地下駐車場へ。

田波の命令で湊人を尾行していた優と八重樫は、車に隠れ、その様子を見ていました。

湊人が受け取ったアタッシュケースの中身は、目出し帽と拳銃

その瞬間、「いつか犯罪に巻き込まれる」という一樹の言葉がフラッシュバックしたのでした。

まだ2話なのに、一気に怪しい人が増えましたね。

特に怪しすぎる帽子の女性は、恐らくCODE側の人間だと思いますが、署内に入り込んでるあたり、警察とも繋がりのある人物?

田波が寺島とつるんでたことから、上層部がやはり何か知られたくないことを隠してるっぽいですね。

やたらと湊人に突っ込まれないように必死だし、優も協力的なようで田波の言いなりだし、誰を信じたらいいのか、わからなくなってしまいます。

そして、それ以上に、CODE側は大勢の人を巻き込んで何をさせたいのか、今のところ全くわからないのが気になります。

飴と鞭仕様なのは十分わかりましたが、もし人が翻弄される姿を楽しむだけが目的だとしたら、開発者は相当なサイコパスですね。

佐々木は完全にサクラ確定ですが、ユーザーと犠牲者の選定基準も謎だし、まだまだCODEは闇が深そうですね。

それにしても、ここまで警告されてるのに、何故湊人はまだ使うの?

そうじゃないと話が進まないというツッコミはなしにしても、簡単に尾行もハッキングもされちゃうし、警察官の自覚ゼロなんじゃ?

他意があろうがなかろうが、「お前、もう勝手に動くな!」と言いたくなる周囲の気持ちがよくわかります。

目出し帽に拳銃って、きっと悟の任務の続きですよね?

手遅れにならないうちに、誰かが湊人の暴走を止めてくれるよう、願うばかりです。

第3話のネタバレあらすじ

とある倉庫に拳銃入りのアタッシュケースを運ぶよう指示された湊人

徒歩で現地に向かいますが、その後を優と八重樫が尾行していました。

上手くふたりをまいた湊人は、偶然篤志の取引現場に遭遇。

そこに、木下を助けろという新たな指示が。

湊人が戸惑っていると、木下が高飛びするためのパスポートを受け取りに来ました。

ですが、篤志は彼を切り捨てるつもり満々。

手下が拳銃をぶっ放し、木下の足を直撃しました。

そこに飛び出し、銃で手下のひとりを脅しながら、木下を助けようとする湊人。

ですが、篤志は手下ひとりの命などいらないと、全く動じません。

湊人も殺すつもりで、じりじりと詰め寄ってくる篤志。

そこへ、優と八重樫、そして数人の刑事達が踏み込んで来ました。

八重樫が薬物を見つけたことで、現場は大混乱。

その隙に、篤志だけは逃走を図ったのでした。

事件がひと段落し、どうして単独行動したのかと、湊人を問い詰める八重樫。

優にも取引情報の出所を聞かれましたが、湊人は口をつぐみ、その場を立ち去りました。

翌朝

早速田波に呼び出された湊人。

意外にも活躍を褒められ、柏木の婚約者からの訴えが取り下げられたと告げられました。

謹慎も解かれ、ホッとしたのも束の間。

本庁への異動を打診されると、まだやり残したことがあると渋い顔をしました。

思い切って寺島を立ち入り禁止区域に誘導した人物がいると打ち明ける湊人。

さらに、殺人を事故に偽装した人間に心当たりがないかと探りを入れると、あっさりはぐらかされてしまいました。

腑に落ちない湊人は、優に話を聞いてもらうことに。

「どんな相手でも疑いがあるなら調べる」とサバサバした態度にホッとした湊人は、寺島と田波の密会現場の動画を見せました。

一瞬戸惑ったものの、協力を約束する優。

彼が味方だとわかると、単独行動はしないと約束する湊人なのでした。

一方その頃

同じ動画を解析していた

彼女も寺島が悠香を殺した犯人だと考えていましたが、寺島はすでに死亡。

それでもめげずに、次のターゲットをすでに見つけていた咲。

それは、湊人にCODEを紹介した佐々木慎介でした。

早速湊人の名を語り、佐々木の勤務先の不動産会社を訪れた一樹。

ですが、目黒という男性から、佐々木は3ヶ月前にすでに退職したと告げられました。

これみよがしに、莫大な遺産と不動産投資をちらつかせ、情報を引き出そうとする一樹。

目黒も渋りましたが、何とか口説き落とし、夜に会う約束を取り付けたのでした。

一方

署内で優に協力してもらい、田波のことを調べ始めた湊人。

こっそりと彼の手帳を持ち出すと、その中に怪しげな数字を見つけました。

さっぱり見当がつかないと、首を横に振る優。

こうして捜査は、一気に壁にぶち当たったのでした。

その夜

約束通り、目黒と面会した一樹。

佐々木の退職理由が、1億円の横領だったことを聞き出しました。

ですが、佐々木は会社の上層部が国交省に賄賂を渡していたと逆に会社側を脅し、表向きは自主退職という形で終止符。

警察沙汰には発展しませんでした。

とはいえ、なぜ少額ずつではなく、一度に1億円を盗んだのか、腑に落ちない目黒。

真相を聞き出そうにも、佐々木はすでに転居済で、完全に音信不通になっていました。

それでも食い下がり、佐々木の潜伏先を聞き出した一樹。

ダメ元で現場を訪れると、偶然にも彼を見つけ出しました。

ですが、一樹が名乗る間もなく、一目散に逃げだす佐々木。

必死に追いかける一樹から、湊人とCODEの名前を聞くと、突然抵抗をやめました。

彼は落ち着かない様子で、一樹がCODEを使っていないとわかると、すぐにスマホの電源を切るよう指示するのでした。

一方

田波の手帳の中身を解析し、数字の意味を見つけていた優。

それは、彼の口座の不正入金の記録でした。

田波は2ヶ月ほど前から、誰かから現金を受け取り、相手に足がつかないように自分で入金していたのではと考える優。

まだ半信半疑だったものの、湊人は自分で金の出所を探ることにしたのでした。

一方その頃

街中で警官の警備の目をかいくぐる、怪しげな男が。

彼は両手にアタッシュケースを持ち、コインロッカーに入れると、鍵を置いて立ち去りました。

その直後に帽子の女性が現れ、ケースを持ち出すと、とある地下駐車場に向かいます。

そして、ケースは別の人間の手に渡りますが、その中身はまたもや拳銃。

受け取った人間は、ノーリアクションのまま、車で立ち去るのでした。

その夜

湊人が自宅で優からもらった資料を調べていると、突然インターホンが。

車を当てられたと聞き、確認しに行くと、業者らしき男にいきなり殴りかかられました。

そして再び目覚めると、気絶していた間に家捜しされていたのか、部屋はぐちゃぐちゃ。

入金記録のコピーが持ち去られていました

さらに、銀行側でも不正入金の記録が抹消されており、ついえる手掛かり。

ふと脳裏に優しかった頃の田波の姿が浮かびつつも、ますます疑惑を深める湊人なのでした。

翌朝

田波はとある陸橋で、以前から湊人を監視していた帽子の女性に封筒を手渡しました。

そして、何食わぬ顔で署に戻って来る田波。

そんな彼を早速捕まえ、湊人は不正入金のことを問い質しました。

しらばっくれる田波は、寺島との動画を見せられると、さらに逆ギレ。

「自分には悠香を殺す理由がない」と断言しました。

そこへ突然現れ、田波が悠香とやり取りしたメールを見せる

悠香は、田波が暴力団と繋がりがあることを突き止めており、上層部に報告するつもりでした。

田波が口封じのために悠香を殺したなら、辻褄が合うと問い質す優。

まだ言い逃れる理由を必死に考えている田波に、優は逮捕状を突きつけました。

ようやく観念した田波に、神妙な顔つきで手錠をかけた湊人。

ですが、田波の取り調べはさせてもらえませんでした。

そんな中

腑に落ちずもやもやしている湊人の元に、来客が。

それは、佐々木の名を語った一樹でした。

彼の取り次ぎで、佐々木本人と話せたものの、何だか噛み合わない会話。

一樹の手引きで佐々木のところへ向かうと、その後を誰かが尾行していました。

それには気づかず、とある山奥に連れて来られた湊人。

佐々木は

  • CODEを勧めたのは自分ではないこと
  • 営業のトップになりたくてCODEを使い始めたこと

を打ち明けました。

仕事での栄光と、高級車やブランドものという、物理的な利益。

でも、その代償に与えられた任務は、契約書の偽造や横領など、明らかに犯罪行為でした。

そして、逮捕されたくないと願った佐々木は、上層部の賄賂の事実を手に入れたものの、その代償は殺人だったのです。

恐ろしくなった佐々木は任務を放棄して逃亡。

CODEの追跡に怯える佐々木は、スマホやパソコン、そして家も手放し、ここに雲隠れしたのでした。

そして、CODEからは逃げられないという彼の言葉通り、3人の背後に怪しげな目出し帽の男達が迫っていたのでした。

序盤からうさんくさかった佐々木が、まさかのなりすまし!

え?じゃあ、湊人は今まで誰としゃべってたの?って、思わず背中がゾクッとしました。

本物の佐々木は、とても人を騙せそうなタイプじゃなかったし。

そもそも、身の丈に合わない幸せを求めようとするのが間違いですよね。

彼はもう完全に死亡フラグ立っちゃった感じですが、十分甘い汁を吸ってるし、自業自得かと。

でも、正義感の強い湊人のことだから、きっと助けようとして、またドツボにハマっていく予感しかありません。

今回も大事な書類ほったらかしたままで鍵もかけずに出て行くとか、相変わらずセキュリティ意識皆無でしたしね。

一樹も一樹で、オフレコな話を警察内のロビーでするわ、案の定尾行されるわで、張り込み系には絶対向いてないと思います。

こんなポンコツコンビでこの先大丈夫か?と心配になりますが、そこは優が上手くフォローしてくれるんじゃないかと期待してます。

第4話のネタバレあらすじ

CODEに怯える佐々木は、湊人二度とCODEを使わないよう忠告しました。

ですが、その時、突然背後から銃声が。

CODE側に密告されたのではと湊人と一樹を疑い始めた佐々木。

パニック状態で外に飛び出した彼を追いかける、目出し帽の男達

そのうちのひとりから銃を奪った湊人は、佐々木を襲った理由を問い質しました。

それが任務だったと言い、逆らうと殺されると怯える男。

その間に、湊人を監視していた女性が割り込み、今度は彼女が銃で湊人を狙いました。

その隙に男は車で逃走。

続けてやって来た別の車に乗って、女性も急いでその場から去って行きました。

慌てて後を追いかけようとした湊人と一樹。

ですが、車の後輪がパンクさせられており、結局取り逃がしてしまったのでした。

その後

署に戻り、立ち去った車が盗難車だったことを聞かされた湊人。

監視カメラもなく、追跡は難しいと言われ、まだ佐々木は生きているかもしれないのにと苛立ちを隠せませんでした。

ですが、翌朝見つかった佐々木は、すでに変わり果てた姿。

死因は、寺島と同じ、覚せい剤の過剰摂取でした。

全く腑に落ちず、ますますもやもやする湊人。

そこにまた一樹が現れ、自分とのアジトに案内しました。

自分が調べていたCODEの情報を開示した一樹。

その中に悠香の写真を見つけた湊人は、彼女の死にCODEが関わっていたことを確信しました。

それに対し、田波がCODEを使って寺島に悠香の殺害を依頼したのではと考えた一樹。

彼もまた、恩人の三宅をCODEのせいで亡くしていました。

その復讐のためにCODEを探っていると聞いた湊人は、一樹と咲のハッキング能力を信じ、手を組むことに。

とりあえずの目的は3つ。

  • CODEの管理側と思われる、謎の女性の正体を暴く。
  • 女性を乗せて逃げた車の追跡。
  • 田波がCODE使用者だという証拠を見つける。

田波を調べることにした湊人は、早速彼に面会を取りつけました。

取り調べで黙秘を続けている田波は、自分はやっていないとまだ開き直っており、誰かに嵌められたと弁明。

湊人は田波がCODEに悠香の死を願ったのではと食い下がりましたが、彼はCODEの存在すら知らない様子。

そして、「自分の見ているものが真実とは限らない」とだけ言い残し、その場を立ち去りました。

一方その頃

咲は車の行方を探していたものの、監視カメラが一切なく手詰まり。

捜査範囲を3㎞圏内に広げると一樹に言われ、思わずげんなりしてしまう咲なのでした。

同じ頃

とある建物の一角では、男性を狙っている怪しげな目出し帽の男達が。

それを取り押さえたのは、例の女性でしたが、それは要人警護の訓練でした。

彼女の名は、三輪円

実は彼女はとある警備会社所属のSPだったのです。

女性ながら、抜群の防御能力を評価され、正社員登用を打診された円。

ですが、神妙な表情でやんわりと断ると、そのままどこかへ向かいました。

一方その頃

とある病院では、ピエロのバルーンアートに夢中になる子供達の姿が。

その中には円の息子・芯の姿もありました。

彼は拡張型心筋症の治療のために、この病院に入院しています。

難病のため、心臓の移植手術が必要で、海外治療には3億5000万円もの大金が必要でした。

時間がないと焦る円。

実は彼女は、芯の手術費用のためにCODEを使ってお金を貯めていたのでした。

一方

監視カメラをハッキングするも、車の捜査に難航している咲。

田波本人から証言が取れなかった湊人は、彼のスマホを盗み出すという暴挙に。

ですが、すぐに八重樫に見つかってしまい、にも咎められました。

「今のお前の姿を見たら、悠香が悲しむ」と言われ、ハッとした湊人。

結局、地道に車を探すことに専念しましたが、最後の最後にピンと来た車が。

助手席に乗っていた人物の腕にはめられたミサンガが決め手となり、湊人はそれが円だと確信を得たのです。

さらに、乗っていた車は交通機動隊の覆面パトカー

その所有は、警視庁内部になっていました。

ですが、おかしなことに当日持ち出された記録も映像も一切なし。

悠香の事件の時と状況が似ていると感じた湊人。

一樹も、警察内部にCODEの協力者がいるとにらんでいました。

手詰まりになった湊人は、CODEに署内のCODE使用者は誰かと尋ねることに。

その答えはふたり。

ひとりは自分。

そして、もうひとりは・・・。

翌日

湊人はまた署の屋上にを呼び出しました。

そして唐突に、「お前が殺した佐々木は、俺の同級生だった」と告げる湊人。

とぼけようとしたものの、もう言い逃れできないと覚悟した優は、あっさりプレイヤーだと認めました。

実は佐々木を襲った目出し帽の男達の中に優も混じっており、逃走のゴタゴタに乗じて、佐々木を殺していたのです。

あと星がひとつしかなく、死の制裁を恐れて任務に従うしかなかったと弁明する優。

ですが、悠香の殺害を願った件には答えず、過去のことを話し始めました。

  • 優が知能班に異動になる前、幼馴染が政治家の汚職事件に巻き込まれ、殺されたこと。
  • その事件は、警察に揉み消されたこと。

彼の復讐に燃える優は、事件に関わった人間を皆殺しにしようと考え、CODEを利用したのでした。

関係者を次々に始末したものの、最後のひとりを湊人に捕まえられてしまったと、悔しそうな表情をする優。

そこに、湊人を殺せという新たな任務が。

湊人は尚も悠香の件を問い質しましたが、「自分は任務に従っただけで、田波を陥れ、悠香の死を願った人物は他にいる」と食い下がる優。

ですが、やはり多少は良心の呵責があり、苦悶の表情で湊人に謝り、任務に従おうと銃を向けました。

銃を向け合い、静かににらみ合うふたり。

ですが、優は銃口を自分の首元に押し当て、引き金を引きました。

優が血まみれで床に倒れ込んだ直後、彼のスマホに非通知着信が。

無意識に応答した湊人の耳元に飛び込んで来た、優の声。

それは徐々に機械音声に変わり、「自分が悠香を殺した」と衝撃の告白をするのでした。

今回は謎の伏線回収が多すぎて、感情と頭の整理が追い付かないほどでしたね。

CODEに関わる人達の事情も色々わかってきたわけですが。

まず、恩人の復讐のためにCODEに執着している一樹。

同じく、幼馴染の復讐のためにCODEを利用していた優。

ふたりが散々呆れながらも、湊人に協力的だったのは、やはり大切な人を殺されてしまったという境遇に仲間意識を感じていたからなのかなと思いました。

それでも、いくら自分の大切な人の仇討ちのためとはいえ、親友の大切な人を陥れていい理由にはならないし、任務を言い訳にした優はずるいです。

まあ、とばっちりで誤認逮捕されてしまった田波が一番不憫でしたけどね。

寺島との密会動画もフェイクだったとしたら、こんなに都合よくやりたい放題のCODE、思った以上にヤバすぎ。

もうこれだけ何人も自分の身をもってCODEの危険性を教えてるんだから、本当に今度こそCODEから手を引いてくれ、湊人!と叫びたくなります。

でも、真犯人が出て来たことで、またCODEに頼ってしまうんでしょうねえ、彼は。

毒にも薬にもなってしまうところが巧妙ですが、上手くCODEを使いこなせるかが今後の鍵になりそうですね。

第5話のネタバレあらすじ

悠香を殺した真犯人からの電話を受けた湊人。

「これ以上悠香の事件を調べるな。自分の仲間が警察の中にいる」と警告し、電話は切れてしまいます。

怒りに震えながらも、やりきれない気持ちでの遺体を見下ろす湊人なのでした。

数日後

ふと制服の袖口が破れていることに気づき、ふと悠香のことを思い出した湊人。

以前、彼女のジャケットの袖口が破れていたことがあり、子供の頃から裁縫が得意だった湊人が直してあげたのです。

一生大事に着るとはしゃぐ悠香を、苦笑しながらも微笑ましく見守った湊人。

そんな遠い日の思い出に、また胸を締め付けられたのでした。

そんな風にぼんやりしていた湊人を心配して、声をかけて来た八重樫

田波が冤罪だったことがわかり、釈放されることになったとうれしそうに報告しました。

ですが、優が彼を嵌めた理由が釈然としません。

湊人は一樹と咲にも報告しますが、結局事態は振り出しに戻っただけでした。

そして、未だ湊人には任務の音沙汰もなし。

「もうこれ以上犠牲者を増やさないように、確実に任務をこなす」と息まく湊人に対し、「願いと任務を繰り返すと抜け出せなくなる」とあくまで冷静な一樹。

まだ田波の潔白を信用できない一樹は、またもや険悪な空気を作り出したのでした。

翌朝

無事に釈放された田波。

彼の顔を見るなり謝罪した湊人は、自宅に八重樫も招いて、田波の出所を喜び合いました。

まだ優のことが腑に落ちない八重樫は、酒の力を借りて本音を吐露。

酔いが回ったのか、そのまま寝落ちしてしまいました。

田波も同じ気持ちだと知り、思い切ってCODEのことを打ち明けた湊人。

悠香のために、湊人が不可解な行動を取っていたとようやく悟った田波は、「もっと早く打ち明けて欲しかった」とやりきれないようにつぶやいたのでした。

その後

田波に頼んで、西尾管理官に面会した湊人。

改めて本庁行きを断り、田波の口添えで、正式に悠香の事件を調べられることになりました。

一樹と咲はますます犯人に狙われやすくなるのではと少し心配したものの、逆にその権限を利用しようと思い直します。

そして、悠香が最後に担当した、工藤泉の事件を洗い直して欲しいと頼みました。

あの夜、悠香が突然呼び出されたことに不信感を持っている湊人。

事件解決に繋がるかもしれないと、一樹の提案を快諾したのでした。

一方その頃

病院からの容体が急変したと連絡を受けていた

確実に体調が悪化する中、まだまだ手術費用が足りず、不安を隠し切れませんでした。

そんな中、円のスマホにCODEからある任務が。

実は看護師の中にもプレイヤーがおり、彼女から託されたアタッシュケースを受け取った円。

中身は拳銃で、湊人を殺せという任務でした。

しかも彼女は、次失敗すれば死の制裁を受けるという、まさに背水の陣。

彼女に選択の余地はありませんでした。

一方その頃

鑑識課で工藤泉の事件の資料を受け取っていた湊人。

犯人はまだ捜査中で、進展は特にありませんでした。

そんな中、悠香の同僚だった石原宏美に呼び出された湊人。

  • あの日、悠香を呼び出したのが自分だったこと
  • 解析していたドライブレコーダーの映像が記録から抹消されていること
  • 悠香がその映像を事前にUSBにコピーしていたこと

を打ち明けられました。

そして、湊人と別れた直後、不審な男ふたりに脅される宏美。

自宅の住所まで特定されていることに、ただただゾッとするのでした。

その夜

自宅に一樹を呼び、悠香の遺品を探し始めた湊人。

ですが、USBは見つかりません。

手詰まりかと思われた中、直したはずのジャケットの袖がまた破れており、その中にまさかのUSBが。

驚くふたりの元に、咲から田波の映像がフェイクだったとさらに驚きの報告が入りました。

寺島が立ち入り禁止区域に入れたのは、誰かが外部から遠隔操作したからではと考える咲。

3人はCODEがフェイク動画を送って来たことにも疑問を感じ始めました。

その時

突然部屋が停電し、通話も強制終了。

実は、湊人殺害計画を実行するため、円がこっそりブレーカーを落としたのでした。

ですが、共犯者の目出し帽の男は、あっさり湊人に捕まってしまいます。

そして、銃を構えた円の背後には、こっそり潜んでいた八重樫が。

銃を置き、一旦降伏すると見せかけ、逃走する円。

八重樫が後を追いましたが、そのまま車で逃げ切られてしまいました。

目出し帽の男も逃げようとしましたが、道路に出たところでトラックに轢かれ、即死。

彼の素性もわからず、円が乗り捨てた車も盗難車でした。

その円は、芯の容体が再び悪化したと連絡を受け、病院へ。

医者から移植手術を急かされ、ますます困惑します。

その間にも、迫りくる任務の時間制限。

死を悟り、円が涙していると、湊人と一樹が現れました。

実は、逃走した円を、すぐに一樹が尾行していたのでした。

湊人は円が佐々木の死と悠香の事件にも関わっているのではと問い詰めます。

円は子供の手術費用のためにCODEを使ったと自白。

そのために悠香の命を犠牲にしたのかと憤る湊人。

ですが、一樹に諫められ、円に手錠をかけて親子共に保護することにしました。

そんな中、円のスマホには任務失敗と死の制裁の警告が。

そして、湊人のスマホには、円をある場所に連れて行けと言う指示が下りました。

芯のために死のうとする円に憤るふたり。

これ以上犠牲者を出さないためと、湊人はCODEを無視し、スマホの電源を落としました。

その後

警察に移動し、USBのデータを確認し始めた湊人と一樹。

泉が事故に遭った後、彼女のスマホが勝手に誰かに電話をかけ、彼女の声で会話していたのです。

その映像を見て、「こうやって、CODEは自己増殖する」と意味深発言をする円。

円いわく、プレイヤーが死ぬと、CODEが自動的にその関係者の中から次のプレイヤーを選別し、本人になりすましてCODEを使わせるよう誘導するというのです。

さらに詳しく問い質そうとしたその時、突然甲斐篤志から電話が。

芯に危害を加えるとほのめかせ、湊人を病院に誘い出します。

念のため、病院で警護している田波にも忠告した湊人でしたが、田波を見つけた瞬間、彼は銃弾に倒れました。

犯人は篤志で、「本当の狙いは芯ではなく、田波の方だった」とあざ笑いながら湊人に告げたのでした。

今回は、CODEが意志を持ったAIだという、さらにヤバイ情報が出てきましたね。

それにも関わらず、病院の看護師といい、目出し帽の男といい、気軽にCODEに手を出す人のなんと多いこと!

得体の知れないアプリに手を出すとこうなるという、リアルな私達に対する警告にも思えてきますね。

悠香はCODEの秘密に気づいて口封じに殺された説がますます濃厚になってきたし、湊人の周りには、いつどこに刺客が潜んでいるかわからない緊迫状態。

その上、湊人が下手に動くと、身近な人がどんどん犠牲になるとか、どんな苦行だよ!

それでも、湊人はまだCODEに近づこうとするんでしょうけどね。

相変わらず家の鍵締め忘れるとか、ポンコツ具合は健在だし、円もしっかりしてるようで、あっさり一樹につけられてるし。

田波もようやくいい人認定されたのに、これであっさり退場?

これじゃ本当にとかげの尻尾切りみたいだし、警察上層部は湊人を孤立させようと目論んでるとか?

円の立ち位置は相変わらず微妙なままだけど、CODEについては詳しそうだし、今後味方になってくれることを願うばかりですね。

第6話のネタバレあらすじ

田波の死から一夜明け、一樹は廃倉庫のような場所にを呼び出しました。

自分や湊人の行動が全てCODE側にバレていると、いきなり彼女を問い詰める一樹。

円は、篤志が自分と同じモニターになったのではと考えていました。

モニターというのは、CODEとプレイヤーの仲介役で、主な仕事はプレイヤーの監視と任務のフォロー、そして失敗した時の制裁の実行役

そして、モニターはプレイヤーの中から無作為に選ばれている

制裁は必ずしも自ら手を下すわけではないが、自分の意志とは関係なく、指示に従って行わなければならない。

その説明がいまいち腑に落ちない一樹は、円がモニターになった理由をさらに問い質しました。

そして、観念したように、自分の過去を話し始める円。

  • の病気がわかった頃、警察官を辞職した。
  • 夫は芯が生まれてすぐに事故で他界しており、自分の給料だけでは手術費用が賄えない。
  • CODEに頼ってお金を手に入れようとしたが、それでも足りなかった。
  • そんな時、突然モニターに誘われ、もっと大金を手に入れられるという欲に駆られて、心が揺れた。
  • でも、モニターのルールは、任務の失敗1回で死の制裁を受けるという、さらにキツイもの。
  • 本当はプレイヤーの時点で何度もやめようとしたが、1ヶ月ごとに次の願いの催促が来てしまう。
  • 願いを入れなければ制裁を下されてしまう。
  • いずれにしろ、もうCODEから逃げられないと悟り、モニターになるしかなかった。

そう語る中で、円自身にも腑に落ちない点がありました。

それは、湊人殺害指令のタイミング。

普通は、星が残りひとつのプレイヤーにのみ、死の制裁指示が下るはずなのです。

ですが、あの時点では湊人の星は残り2つで、任務の失敗もしていなかった。

それなのに、湊人はなぜ命を狙われた?

ふたりが首を捻っていると、そこに湊人が現れ、田波が死んだことを責めました。

ですが、それ以上に悔しそうな表情を浮かべる円。

田波は、円の警察学校時代の恩人で、彼女が警察を辞めてからもずっと気にかけてくれていました。

そして、以前彼が円と会っていたのは、芯の手術費用の足しにと、お金を貸すためだったのです。

円は監視していただけという一樹のフォローも耳に入らず、間接的にでも関わっていたことに怒りを抑えきれない湊人。

円に銃を向け、緊迫した状況の中、外から物音が。

まだ湊人と円の命を狙っているプレイヤー達が、湊人の後を尾行していたのです。

銃を構え、中に踏み込んでくる黒ずくめの男達。

円と湊人は必死に応戦し、銃撃戦の大乱闘に発展します。

そんな中、右腕を撃たれ、大ピンチの円。

とっさに湊人に助けられたものの、落としたミサンガを拾おうとして、また男に銃で狙われます。

それを庇った湊人は、背中を撃たれ、そのまま意識を失いました。

その後、病院に緊急搬送され、手術で一命を取り留めた湊人。

ですが、意識は戻らないまま。

その頃

一樹のアジトに匿われていた円は、責任を感じ、沈んだ表情を浮かべていました。

その上で、なぜ一樹達がこんな危険を冒してまでCODEのことを調べているのか、素直な疑問をぶつけてきます。

一樹は「復讐のため」だと、重い口を開きました。

3年前

職場の上司のパワハラから一樹を救ってくれた、咲の兄・三宅直人

人に頼りたくないと尖っている一樹の努力を認めた上で、「もっと人間らしくなれ」と諭す直人。

そこで一樹と咲を引き合わせ、ふたりのコミュ障ぶりに思わず苦笑しました。

それでも、何度か会ううちに、少しずつ打ち解け始めたふたり。

そして半年前

直人は一樹と咲に元人気アイドル・桐生大輝のスキャンダルを追っていることを打ち明けました。

彼は最近クラブの豪遊や煽り運転など異常行動が目立ち、直人は薬物に手を出していると睨んだものの、実際はシロ。

それは実はCODEの指示によるものだったのです。

CODEに興味を持った直人は、ふたりにも協力を仰ぎ、色々調べ始めました。

そして3ヶ月前

桐生が急死。

その死因は、覚せい剤の多量摂取によるものでした。

その頃から、直人もおかしくなり、仕事でミスを繰り返すように。

CODEのことはこれ以上調べるなと一樹に釘を刺し、廃倉庫に連れ出しました。

桐生の死因が捏造されたことは認めたものの、CODEについては言葉を濁し、「危険だから関わるな」の一点張り。

それから数日後、直人は突然職場に退職届を提出し、姿を消しました。

心配でたまらない一樹と咲。

そこに、直人から電話が。

「咲を頼む」と遺言のようなことを言われ、困惑する一樹。

そして、直人のスマホをハッキングしていた咲は、彼がCODEを使っていたことを知ったのでした。

それから1週間後

覚せい剤の過剰摂取が原因で、水死体で発見された直人。

冷静になると、一樹は直人の異常行動がCODEの制裁によるものだと確信しました。

最後にふたりの命を守るため、CODEの願いの犠牲になった直人。

咲は彼の写真を眺めながら、自己犠牲の精神を改めて思い出し、苦笑しました。

そんな中

直人の写真を見て、何かを思い出した円。

彼女はプレイヤーの監視中に、直人の姿を見ていました。

彼が受け取ったアタッシュケースの中身は、アプリの開発会社の入館証

何だか妙な胸騒ぎを感じる円なのでした。

一方その頃

ケアリングクラウンのピエロのメイクをしていた市川省吾

そこに部下の石井理央が現れ、「小島明日香が動き始めた」と意味深発言をしました。

同じ頃、小島明日香アプリ開発部に唯一所属している社員だと突き止めていた一樹と咲。

ずっとどこかに雲隠れしていた彼女を見つけ出し、接触を試みました。

そんなふたりを、理央と男達が見張っていましたが、途中でまかれてしまいます。

理央は悔しそうに市川に報告しますが、彼は全く気に留めていませんでした。

その頃

無事にアジトに明日香を連れて来ていたふたり。

明日香は悠香の死に驚き、「自分のせいだ」とつぶやきました。

彼女は悠香の友人で、CODEの開発に関わっている人物です。

開発途中で悠香に相談を持ち掛けていた彼女。

悠香は明日香に協力し、CODEのことを調べていました。

「そのせいで悠香は殺された」のだと嘆く明日香。

その話を聞き、驚きを隠せない一樹達なのでした。

今回はついに、アプリ開発関係者というキーマンが現れましたね。

そして、悠香がやはりCODEの秘密を探ったことで殺されたことも確定。

明日香も完全に雲隠れ状態で、他の開発者は全員が退職済。

彼らはすでに管理側に消された可能性もあるし、CODEのことを知ってる人間がどんどん消えて行くのは、地味に怖いです。

プレイヤー側も、結局死ぬまで逃げられないし、もしかしたら、最終的に湊人も殺される運命なのかも!?

本当に、知れば知るほど恐ろしいアプリですね。

甘い汁を吸って気が大きくなったところにつけ込んで、勝ち逃げできないように追い込んでくる。

プレイヤー達はCODEに翻弄されるうちに完全に精神崩壊しているように見えるけど、篤志だけはそれがない。

それどころか、モニターになってますますテンションが上がってるような気がします。

彼の鋼メンタルには感心してしまいますが、ここまでリスクを冒してまで大金を手に入れたい理由ってなんなんでしょうね。

市川の立ち位置もいまいち微妙なままだし、真相に辿り着けるのはまだまだ先のようですね。

第7話のネタバレあらすじ

CODEから湊人殺害の指示を受けた甲斐と他のプレイヤー達は、緊急隊員の振りをして、病院に忍び込もうとしました。

ですが、不審に思い、足止めする刑事。

その制止を振り切って病室に突入するも、部屋はもぬけの殻。

そこに、銃を構えた八重樫達がやって来ました。

甲斐が湊人のスマホの位置情報を頼りにしていることに気づいていた彼は、事前に湊人を別室に移し、誰もいない部屋をわざと厳重警備していたのです。

そして、銃での威嚇も虚しく、あっさり身柄確保される甲斐なのでした。

一方その頃

湊人と同じ病室にいました。

ふたりの無事を聞き、心底ホッとする円と明日香

一樹と咲は、明日香の話を伝えに、病院へと向かったのでした。

その頃

警察署に送致されていた甲斐は、そのまま留置所へ。

ですが、その直後、スマホをこっそり持ち込んでいると疑うふたりの警官によって、手錠で両腕の自由を奪われました。

そのまま、任務失敗で絶命した甲斐。

実は、警官達はCODEのプレイヤーで、彼らのスマホには任務完了の表示が現れていたのでした。

その後

しばらくして、病院に着いた一樹と咲。

早速湊人を呼び出し、

  • 甲斐が管理側に回っていたこと
  • CODEのアプリ開発者・小島明日香を見つけ出したこと
  • 彼女が悠香の友人だったこと
  • CODEは当初は普通のアプリだったこと

を告げました。

1年前

新規プロジェクトとしてCODEの開発に携わり始めた明日香

上司から特別に高額報酬がもらえると聞き、浮き足立っていました。

ですが、その後秘密保持契約書を書かされ、少し不安が芽生え始めます。

そして、3ヶ月前

明日香の前に突然三宅直人が現れました。

自分の開発したアプリで死者が出ていると問い質され、ますます不安になる明日香。

その場は強引にやり過ごしましたが、同僚にも何も話すなと脅され、困った明日香は、悠香に相談を持ち掛けました。

話を聞き、自分も不審に思った悠香は、早速調査を開始。

同僚の石原宏美から、生前の桐生大輝が願いが何でも叶うと豪語していたと聞かされ、明日香の願いが叶うマッチングアプリという話と頭の中で繋がりました。

それから数日後

一緒にCODEを開発していた同僚・塚本が突然退職したと聞かされた明日香。

不審に思い、その夜、悠香と共に彼のパソコン内に侵入しました。

そこで、CODEの発注元がSRSP COMPANYというペーパーカンパニーだと発覚。

さらに、明日香の作ったプログラムも書き換えられていました

そのデータをコピーし、さらに詳しく調べ出した明日香。

そこで、相互協力のルールを無視するユーザーを排除するために、星3つのルールを新たに追加し、3回命令を無視すると殺害指令が下るというデータを見つけました。

それは架空の話だと笑い飛ばそうとする悠香でしたが、それは現実に起こっていて、途中で逃げられないよう、最後は犯罪に誘導される仕組みになっていると怯える明日香なのでした。

全て話を聞き終え、悠香がCODEに深く関わっていたことにショックを隠し切れない湊人。

そこに明日香本人が現れ、一樹の補足説明を始めました。

2ヶ月前

まだ桐生のことを調べていた悠香。

そこで、直人が桐生と同じ死因で亡くなっていたことも知りました。

さらに、彼の遺留品の中には、SRSP COMPANYというメモが。

悠香がその住所を調べると、ウェルネスハートピアというNPO法人のホームページに繋がりました。

その代表は、株式会社ランリーテクノロジーという会社で、国とも取引のある大企業でした。

その話を聞き、もう一度塚本のパソコンに侵入した明日香。

そこで、またプログラムが書き換えられていることに気づきました。

その後、悠香と合流し、CODEの開発者について調べると消されてしまうと告げる明日香。

後は自分が引き取ると安心させたものの、湊人にも相談できず、ひとりで抱え込んでしまう悠香なのでした。

そんな中、上司に交渉し、プログラムを書き換えてもらえることになったと喜ぶ明日香。

それは悠香のためについた嘘でしたが、今後のために実践することにしました。

ですが、その夜、突然上司に拉致されそうになり、命からがら逃げ出します。

それが何度も続き、とうとう明日香は雲隠れすることにしたのでした。

その頃、悠香も妊娠がわかり、一旦CODEからは手を引くことに。

ですが、偶然工藤泉の事故の件でCODEの秘密を知ってしまい、恐らく消されてしまったのだろうと予想がつきました。

それらを全て話し終え、「全部自分のせいだ」と涙交じりで謝罪する明日香。

悠香の変化に気づいてあげられなかったと悔いる湊人。

隣で聞いていた一樹と咲も、いたたまれない気持ちになるのでした。

そして翌朝

事件解決まで八重樫に保護されることになった明日香。

一旦冷静になった湊人は、改めて彼女にお礼を言いました。

そして、芯に円のメッセージ動画を見せる咲。

もう自分のことも許しているような湊人の様子をスマホ越しに見て、安堵の涙を流す円なのでした。

そしてその頃、すでにランリーと総務省の繋がりを掴んでいた一樹と咲。

ランリーは量子コンピューターをすでに稼働させており、それがCODEに関係あるかもしれないとにらむ一樹は、ランリーの社長・市川省吾との接触を提案しました。

そして数日後

市川に取材を申し込んだ一樹と咲。

ですが、本人に会うことは叶いませんでした。

その頃、病院で絵を描いて遊んでいた湊人と芯。

クレヨンを探しに湊人がその場を離れた隙に、市川が接触してきました。

彼がケアリングクラウンのピエロだとわかった芯は、少し安心し、円が喜ぶプレゼントをもらえるという誘いに乗ってしまいます。

そして、そのまま芯は、どこかに連れ去られてしまったのでした。

今回は、とうとうCODEの全貌が明らかになりましたね。

最初は普通のマッチングアプリだったという設定にも驚きましたが、そりゃ、そんな楽して望みが叶うとか、いいとこ取りしようと悪用する人が出て来るのも頷けます。

でも、そんな自分勝手な一部の人間のせいで、どんどんCODEが改悪されていったなら、迷惑極まりない話ですよ。

まあ、そこは人間の心理をうまく突いてるわけですけど。

CODEに関する情報を調べただけで殺されるとわかった以上、もう明日香以外の開発者はすでにこの世にいない可能性が高いですね。

結局のところ、一番のとばっちりは悠香だし、湊人も明日香を恨むに恨めないところが、特にいたたまれなかったです。

何となく、市川がラスボスっぽい雰囲気になってきたし、これから国家を巻き込んで何をしようとしてるのか、不安要素しか感じられません。

とりあえず、芯と引き換えに円が殺されるとかいう、不穏なフラグじゃないことを祈ります。

第8話のネタバレあらすじ

取材でランリー社を訪れていた一樹と咲

この日は市川が戻って来ないと聞かされ、困った素振りを見せましたが、何とか食い下がり、システム開発部への侵入に成功しました。

一樹が時間稼ぎをしている間、咲は隙を見てパソコンに盗聴器を仕掛け、機密データを抜き取りました。

その頃

が行方不明になり、病院内を探し回っていた湊人

屋上でようやく見つけると、そこには市川が一緒にいました。

彼があっさり身分を打ち明けたことに、少し困惑しつつも、CODEのことでカマをかけてみる湊人。

ですが、市川はその存在をはっきりと認めた上で、「CODEが危険なのではなく、悪用する人間の方に問題がある」と断言しました。

湊人は、尚も市川がCODEを作ったんだろうと詰め寄りますが、その追及をあっさりはぐらかし、その場を去ってしまった市川。

秘書の石井理央は、湊人を危険視していましたが、市川は「しばらく泳がせる」と余裕の表情を向けるのでした。

その後

すぐに自主退院を決めた湊人。

八重樫から、田波が亡くなったことでこれ以上CODEの捜査ができなくなったと聞かされ、しばらく休みを取って、自分で動くことにしました。

その時、芯が現れ、円と同じミサンガを渡してくれました。

「これを持ってると願いが叶う」と言われ、少し複雑な心境になったものの、笑顔で受け取る湊人なのでした。

一方その頃

開発部の監視カメラをハッキングし始めていた

そこに湊人も合流し、チーフプログラマーの後藤芳樹と市川が新システム開発の話をしているところを目撃しました。

ですが、後藤はCODEの使用継続を不安視しており、何となく不穏な雰囲気に。

市川の真意を測りかねる湊人は、後藤に接触することにしました。

翌朝

後藤の自宅前から尾行を始めた一樹と湊人。

ですが、後藤は突然出前配達員の自転車と衝突し、その場に倒れ込みました。

その隙に、後藤の首筋に注射針を刺して、そのまま立ち去った配達員。

湊人が後藤に話を聞こうとしたその時、彼は突然苦しみ出し、再び倒れました。

実はその配達員もCODEプレイヤーで、後藤を襲ったのは任務だったのです。

その後、しばらくして後藤は心臓発作で亡くなりました

湊人は、CODEを使って市川が後藤を殺させたと考えていましたが、「タイミングが良すぎる」と不信感を抱く咲。

一樹も「こちらの動きが把握されているのでは」と、少し不安になるのでした。

そして翌朝

警察官が何者かに襲われたというニュースを見た一樹と湊人。

CODEが原因だと触れられており、驚きを隠せません。

そこで、犯人の取り調べをした八重樫から、闇ウェーブという闇サイトでCODEがばら撒かれているという情報を得た湊人。

一樹も「知人経由で広まるという、CODEのルールが変わりつつある」と眉をひそめました。

SNS上では、CODEの噂が広まり、使ってみたいとつぶやく人が続出。

これも市川の計画の一部ではないかと疑う湊人は、再びランリーのハッキング映像を確認しました。

ですが、まっすぐこちらを見て、カウントダウンを始める市川。

カウント0になった瞬間、落ちてしまうカメラ映像。

実は、市川は最初から咲のハッキングに気づいていて、静観していたのでした。

そして、その直後から、SNS上で一気に拡散を始めたCODE。

中には任務でCODEを拡散させられた者もおり、市川の目論見に見当もつかない湊人は苛立ち始めます。

その上、円からケアリングクラウンに行く日だけ警備が手薄になると聞いたものの、直近の予定はすでにキャンセル済み。

そんな時、湊人の元に、CODEから願い事の催促メッセージが来ました。

それを見て、CODEに市川のボディガードになりたいと願い、彼を拉致する計画を提案する咲。

何もしなくても制裁が下るならと覚悟を決めた湊人は、円と一樹を市川のボディガードにすることを願ったのでした。

翌日

とある地下駐車場で他のプレイヤーから車を与えられた湊人達。

車内には警備会社のIDカードもあり、ふたりは無事ボディガードに付くことができました。

その後をこっそり尾行する湊人と咲。

ですが、市川は全く動じず、そのまま湊人と一樹に拉致されました。

そして、湊人の任務を引き受けることにした咲と円。

指示された地下道に向かうと、その中央にアタッシュケースが置かれていました。

その頃

市川を自分のアジトに連れて来ていた一樹と湊人。

湊人は早速「自分の計画を邪魔しようとした後藤を始末したんだろ」と問い質します。

それでも余裕を崩さない市川は、湊人が悠香のことを引き合いに出すと、「彼女が殺されたのはCODEを悪用したからじゃないのか」と矛先を変えました。

悠香の人間性を否定され、逆上しそうになる湊人。

「何もしゃべらないなら、証拠動画をネット上に流す」と脅しますが、市川は「もう計画は止められない」「お前の仲間も悠香と同じ目に遭うかもしれない」とにやり。

その時

とあるビルにアタッシュケースを置いてきた円と咲は、他のプレイヤーの不審な動きを確かめるため、ビルに近づきます。

次の瞬間、ビルが爆音と共に燃え上がり、ふたりはまともにその衝撃波を浴びたのでした。

ここにきて、無尽蔵にプレイヤーが増えるとか、予想外のカオス展開ですね。

ネットに落ちてる出所も分からないアプリに安易に手を出す若者達。

利便性にばかり目が行って、肝心な危険性のことをあえて報道しないマスコミにも、他のユーザーにも悪意を感じます。

でも、それ以上に、思考停止してる若者の多さにゾッとさせられました。

なんとなく、市川はCODEで人間性をテストして、国民をふるいにかけてるようにも見えましたが、何を目指してるんでしょうね。

確かに初期段階のCODEは夢のアプリだったかもしれませんが、それを自分の都合のいいように改悪させたのは、恐らく市川自身だと思います。

彼の理想論はどこか薄っぺらくて、身近に危険視する人がいるくらいだし、相当な危険思想の持ち主なのは間違いなさそうです。

予告にも出て来ない咲の安否が心配ですが、とりあえず円が守ってくれてると信じたいですね。

第9話のネタバレあらすじ

湊人一樹市川を問い詰めていた時、八重樫から電話がかかってきました。

その内容は、神奈川県内で同時多発的に爆発が起こり、いずれの現場からも同型のアタッシュケースが見つかったというもの。

彼は全ての事件がCODE絡みだと考えており、湊人に連絡してきたのです。

そして、その現場のひとつに映っていた容疑者が、アタッシュケースをビル内に置いた咲でした。

その防犯カメラ映像はテレビでも報道され、咲は突然指名手配犯になってしまいます。

湊人は市川に銃を向け、「お前がこうなるよう仕向けたんだろう」と問い質しました。

ですが、全く顔色を変えない市川。

CODEの開発に関わっていると認めたものの、自分が作ったのはあくまでも純粋なマッチングアプリで、今のCODEは自分が知ってるものとは別物だと言い訳を始めました。

さらに、「犯罪絡みの任務も、全て誰かの願いから始まっている」と、あくまで無関係の姿勢を貫く市川は、「咲を助けたいならCODEを使えばいい」とさらに煽ってきました。

そんな中

突然咲から電話が。

一緒にいたの話によると、任務に使ったアタッシュケースは空で、咲は誰かに嵌められたことがわかりました。

その話を聞き、急いで咲を助けに向かう一樹。

残った湊人は、八重樫に市川の逮捕状と家宅捜索の令状を取るよう頼みました。

それでも余裕を崩さない市川。

その間にも、一樹のアジトの傍で新たなビル爆発が起こります。

慌てた湊人は、また彼の頭に黒い布を被せ、どこかへ連れ去るのでした。

一方その頃

咲と円がいるカラオケボックスに到着していた一樹。

すでに警察が先回りしていましたが、店員が対応に追われている隙にこっそり潜入し、無事にふたりを助け出したのでした。

一方

市川を連れて、ランリーにやって来ていた湊人。

会社の玄関口では、神奈川県知事の青柳と、滝田総務副大臣が迎え入れられ、続いて県警本部長の相沢も現れました。

頑なにミーティングの内容を明かそうとしない市川に腹を立てた湊人は、彼をトランクに押し込め、相沢に接触します。

ですが、彼女は湊人の主張を話半分に聞き流し、逆に拘束しようとしました。

その場は市川に助けられたものの、スマホを取り上げられ、社内の一室に閉じ込められた湊人。

そのことは、市川によって一樹達にも伝えられました。

動揺した一樹は、思わずCODEをネット検索してしまいます。

ですが、直前でハッと我に返り、インストールせずに湊人を助けに行くことにしたのでした。

その後

ランリー社で予定通り開かれたミーティング。

その内容は、国民の個人情報を収集し、政治や世論の動向を予測するプロフェットというAIを実用化するというものでした。

その思想に危機感を示す青柳

ですが、滝田は、CODEが犯罪予備軍を増加させていることを指摘し、市川は「プロフェットを使えば犯罪者情報を事前に検知し、CODEのような悪質なプログラムを破壊できる」と煽りました。

それを聞いても、個人情報を悪用する者が出て来ると、あくまで反対の姿勢を崩さない青柳。

そのやり取りは、なぜかモニターを通じて湊人にも公開されていました。

そのことを早速、ちょうど助けに来ていた一樹に報告した湊人。

まだ監禁の身でしたが、見張りのスマホをこっそりくすね、彼の隙をついてまんまと脱出に成功しました。

一方その間

偶然アタッシュケースを持ったCODEプレイヤーを見かけ、後をつけていた一樹。

拳銃の受け渡しを目撃した彼は、プレイヤーの男を脅し、これから青柳が襲われることを聞き出しました。

そして、すんでのところで、銃殺を免れた青柳。

犯人ふたりは八重樫に取り押さえられました。

そして、その様子を遠目から見ていた市川。

湊人がミーティングを見せられた理由を問い質すと、彼は笑みを浮かべ、「プロフェットならCODEを瞬時に壊滅できることを知らせたかった」と答えました。

ようやく市川の真の目的が、「プロフェットを実用化させるためにCODEを作った」ことだと気づいた湊人。

CODEでわざと騒ぎを起こし、その鎮圧にはプロフェットが必要不可欠だと人々に刷り込む。

だから、最後まで反対する青柳も殺そうとした。

市川の目論見を自分達が阻止したことで、この計画は頓挫したと宣言する湊人。

さらにCODEで犯罪を誘発した証拠を突き止め、記事にすると息まくふたりに、市川はあざ笑うように「自分はCODEなど使ったことがない」と断言しました。

そして、「CODEの管理場所に案内する」と言ったものの、地下駐車場に誘導する市川。

そこには沢山のプレイヤーが待ち構えており、一気に乱闘騒ぎになりました。

まんまと嵌められたものの、暴漢達の制止を振り切り、何とか車で脱出するふたり。

それと同時刻

円のスマホに、芯の主治医の須藤からテレビ電話がかかってきました。

芯はすぐに処置が必要な状況ながら、ふたりはプレイヤーによって救急車内に拘束中。

そのまま居場所がわからないまま、救急車は走り出してしまいました。

茫然とする円と咲。

続いて、謎の男から電話があり、「これから送られる任務に成功すれば死の制裁はなかったことにするが、失敗すれば別の誰かが死ぬことになる」と告げられました。

そして、とある地下駐車場へ行くように指示された円。

彼女はひとりで目的地へと走り出し、駐車場で車に乗り込むと、また別の場所へと誘導されるのでした。

一方その頃

青柳に面会しに来ていた市川。

「CODEを放置すれば、また命を狙われるかもしれない」と脅しをかけてきました。

そして、さりげなくプロフェット計画に賛同することを匂わせる市川。

青柳は思わず顔をこわばらせて固まってしまうのでした。

同じ頃

アタッシュケースを持って、ある廃ビルにやって来ていた円。

その一室には、ピエロの仮面を被せられた何者かが椅子に拘束されていました。

その様子を、スマホで実況中継されている一樹と湊人。

そのピエロの正体は咲で、円は爆弾入りのアタッシュケースを彼女に渡すよう指示されてしまいます。

咲の命か、芯の命か。

究極の二択を迫られ、ただ愕然とする円なのでした。

ついに市川の真の目的が明らかになりましたね。

でも、犯罪を未然に防ぐためとかいう都合のいい理由をつけて、国民の個人情報を全て把握できるシステムの主導権を握りたいとか、やっぱ思考回路がぶっ飛んでる!

今のところ、CODEの改悪を知らぬ存ぜぬで通してるけど、それだとプロフェットの必要性に全く説得力がないんですよね。

となると、やはり、湊人のCODEを使ってプロフェットゴリ押し説が有力かと思います。

直人と悠香がどこまで勘づいてたかはわかりませんが、少なくとも後藤はそのことを知ってたわけですよね?

つまり、つっこまれるとボロが出るという認識は市川自身にもあるわけで。

これ、絶対後でプロフェットに不具合とかミスとか起こっても、またしらばっくれるわけでしょ?

最終的に認めたのは滝田だとか、責任転嫁して。

市川の二枚舌に騙されてることに全く気付いてない滝田だけど、この人って国の偉いさんだよね?

こんなんで、この先の日本、本当に大丈夫!?

でも、それ以上にラスト5分の衝撃がすごかったですね。

確かに市川って、若干マジシャンみたいなとこあったけども!

一体いつの間にどうやって咲を誘拐したの?

こんなの、どう考えてもCODE使わないと無理でしょ。

兄を殺された上に、指名手配犯になって、2回も殺されそうになるとか、咲の苦行どんだけ!?

この後どう動くの、円?

驚異的な身体能力で、爆弾置いた瞬間に咲を椅子ごと運び出すとか?(笑)

予告見る限り、ふたりとも無事なんだろうけど、そうなると芯は?

全部の正解がわからないので、来週答え合わせをするまでヤキモキしそうですね。

第10話(最終回)のネタバレあらすじ

は、のために自分が犠牲になると言い出しました。

ですが、見過ごせず、慌てて咲の拘束を解く

咲はギリギリで爆弾を別室に放り出し、ビルは大爆発。

そこで一樹のスマホ映像も切れてしまいました。

そこへ、八重樫から芯が無事見つかったという連絡が。

続いて円からも連絡があり、咲が爆発に巻き込まれ、瀕死の状態だと告げられました。

緊急手術が行われ、気が気でない一樹。

そこへ、市川青柳の緊急記者会見のニュースが飛び込んできました。

その内容は、神奈川県内でのプロフェットの実用化が決まったというもの。

市川は、青柳が自ら無差別テロの標的になったことで、プロフェットの必要性を痛感したのだと力説し、配信を見ていたネット民達も、賛成ムードに傾いているようでした。

市川の計画によると、これから19時間以内にCODEを壊滅させ、そこからプロフェットのAIが個人情報を集め、危険人物をあぶりだすと、秘密裏に始末するというのです。

さすがの滝田もこの強引なやり方には少し危機感を持っていますが、市川は「国民には排除とわからないようにうまく社会的に抹殺する」と余裕の笑みを浮かべるのでした。

その後

手術で一命を取り留めたものの、一向に目を覚まさない咲。

怒りを露わにする一樹とは対照的に、市川の罪を公にして、計画を食い止めるべきだとあくまで冷静な湊人。

そんな中、市川の画策で、青柳襲撃の犯人に仕立て上げられ、警察にマークされてしまった湊人。

とっさに八重樫を盾にし、車で逃走を図ります。

その後、一樹が市川に復讐するためにCODEを使うだろうと考えた湊人は、青柳に直談判。

あなたを襲わせたのは市川だと話し、彼の罪を暴きたいと協力を仰ぎます。

少し戸惑ったものの、会うと約束した青柳。

ですが、湊人は待ち合わせに向かう途中で、男達に突然襲われました。

何とか振り切ったものの、ふと犠牲になった悠香達のことを思い出し、自分の不甲斐なさに落ち込む湊人。

その時、自分を呼ぶ悠香の声が聞こえ、腕を握られたような感覚を覚えます。

もちろん、そこには誰もいませんでしたが、しばらく茫然としたまま、動けない湊人なのでした。

翌朝

アタッシュケースを持って、どこかへと車で向かっていた一樹。

そして同じ頃、湊人は、市川の公演会場へと乗り込んでいました。

銃で脅し、自分の罪を洗いざらい生配信で白状しろと迫る湊人。

ですが、カメラはすぐに切られてしまいます。

そして、オフレコになった途端、プロフェット実用化のためにCODEを作ったと認めた市川。

人間の本性をCODEで暴き、プロフェットに管理される必要があると証明したかったと告げました。

さらに、CODEに関するとんでもない事実を話し始めた市川。

  • CODEをコントロールしているのは、アプリに搭載されたAI自身。
  • そのAIはプレイヤーの個人情報を抜き出して吟味し、自分の意志で他人とマッチングさせる。
  • ネット情報も取り込み、自ら学習するAIは、制裁のルールも自ら考え出した。
  • さらに暴走し始めたAIは、自分の存在を脅かす人間を排除し始めた。

全てを聞いた後、AIに悠香を殺されたと告げられ、茫然とする湊人。

さらに市川は、湊人が悠香の事故死を疑問視したせいで、AIが別の犯人を仕立て上げる羽目になり、危険人物として排除対象になってしまったと追い打ちをかけました。

AIはターゲットをあの手この手で地の果てまで追いかけ、死ぬまで追いつめる。

悠香を殺した犯人なんて実在しない。

感情が追い付かず、困惑する湊人を、「あなたはCODEを使い続けて誰を救えたんだ?」と問い質す市川。

そして、「人を貶める自分勝手な感情が、CODEを暴走させる原因になった」と結論付けました。

彼の言い分が全く理解できず、今にも発砲しそうになる衝動を必死に抑える湊人。

そこに、全身に爆弾の束を巻き付けた一樹が現れました。

市川と無理心中する覚悟も辞さない一樹。

それでも笑顔を崩さない市川は、「たった今プロフェットのオンライン化が完了した」と喜々として告げました。

そして次の瞬間、一樹と湊人のスマホから消えてしまったCODE。

それは、他のプレイヤー達も例外ではありませんでした。

そんな中、少しずつ冷静さを取り戻した湊人。

復讐という醜い感情に囚われた結果、悠香が止めようとしたCODEに頼り、新たな犠牲者を増やしてしまった。

復讐からは何も生まれないという事実を、何より後悔していたのです。

それでも、復讐ではなく、あくまで市川の罪を暴くことで悠香の無念を晴らしたいと断言する湊人。

一樹は爆破を諦め、ふたりは突入してきた警察に確保されました。

「これでゲームオーバーだ」と、勝ち誇る市川。

ですが、実はこのやり取りはずっとライブ配信されていて、世論は一気にプロフェット反対に傾いていました。

そしてその時、市川のスマホに、不審な着信が。

相手はCODEのAIで、自分を排除するプロフェットを妨害するために、カメラを起動させていたと告げました。

自らの欲望の実現のために作ったAIに、足元をすくわれてしまった市川。

絶望し、衝動的に銃身自殺を図ろうとしますが、湊人に阻止されてしまいます。

そしてその時、咲が無事に目を覚ましたと聞き、ふたりはほっと胸を撫でおろすのでした。

その後、市川は逮捕され、青柳はすぐにプロフェット導入を撤回しました。

それから1か月後

悠香のお墓参りにやってきた湊人。

全て終わったと報告し、近いうちにCODEの真実が白日の下にさらされると満足げでした。

一方その頃、獄中でも、懲りずに執筆を続けていた一樹。

そして、円と咲は、芯の治療費のためにクラウドファンディングを立ち上げ、間もなく目標額を達成するところでした。

芯の元気そうな声を聞き、思わず笑みが漏れた湊人。

ですが、その直後、突然すれ違った通行人に銃で撃たれてしまいました。

湊人が道路に倒れ込んだのを確認し、急いで立ち去って行く男。

その手には、しっかりとスマホが握られていました。

そして、次の瞬間、湊人のスマホに自動インストールされたCODE

そのAIは、湊人の声を真似て、誰かに電話をかけ始めます。

手を伸ばしたものの、湊人は何もできず、そのままゆっくりと目を閉じたのでした。

ここにきて、最後の最後に予想外のバッドエンドって!!

市川は、ほんとに、とんでもない悪魔を生み出してしまいましたね。

復讐からは何も生まれないって、湊人自身もわかってたはずなのに。

でも、まだCODEを止めようとする執念を察知されてたとしたら、ある意味優秀すぎるでしょ、このAI。

結局のところ、歪んだ理想論という名の欲望で、市川も自滅することになったし。

将来的に、こんな風に人間より機械やシステムが優位に立つという構図が成り立つかもしれないと、かなり恐ろしくなりました。

いくら綺麗事を並べ立てても、人間の幸せは必ず何かの犠牲の上に成り立ってるということを思い知らされた気分です。

かなり後味は悪いですが、とりあえず、一樹の命が助かって、円と咲と芯だけでも未来に希望が持てる展開になったのが、せめてもの救いかなと思いました。

【CODE願いの代償】ドラマ最終回までの結末と考察!原作とどう違う?

ドラマ最終回の結末は、台湾オリジナルの原作と違うストーリーになる可能性も!

日本リメイク版となる「code願いの代償」は、オリジナル要素が多数含まれるそう。

全く先が読めない物語の展開ですが、最終回の結末を予想考察してみました!

結末予想と考察①:婚約者・悠香は生きている?

第1話で、いきなりエレベーター事故に巻き込まれて命を落としてしまう婚約者の悠香

実は悠香は生きていて、物語の鍵を握っているのではないか?

という結末を予想します!

結末予想と考察②:CODEを作ったのは悠香?

さらに「CODE」を作ったのが悠香で、さらに一連の事件の黒幕・「CODE」へ指示を送っている人物は、悠香だったり…?

黒幕である婚約者と二宮は、敵対することになってしまった。

という結末を予想します!

結末予想と考察③:CODEの裏に闇組織?

2話の時点で「CODE」は知らない間に犯罪へと誘導されていく危険なアプリだと判明しました。

恐らく、その裏には巨大な闇組織がありそうです。

そして、それは警察上層部と繋がっていて、警察の人間は賄賂をもらう代わりに、その犯罪行為を握りつぶしているとか?

それなら、執拗に秘密を嗅ぎまわる湊人を徹底的に排除しようとする動きも理解できますね。

最終的に秘密を全て知ってしまった湊人は、組織に消されてしまう?

という結末を予想します!

結末予想と考察④:CODEは壮大な国家プロジェクト?

5話で、円の口から、「CODE」は意志を持つAIで、なりすましを使って自己増殖するという情報が語られました。

さらに、湊人に送られた田波の動画もフェイク動画だったことが判明。

プレイヤーさえも欺いて、どんどん犯罪へ、死へと向かわせていく危険すぎるアプリ。

ここまで来ると、人口を意図的に減らそうとしてる?と邪推してしまいます。

いずれは、人の手を借りず、AIだけで成り立つ社会を構築しようとしてるとか?

オリジナル版は、復讐の道具に使われていたようですが、今作でも誰かの悪意が絡んでいそうな気もします。

実は、全ては国家の理不尽な政策によって生まれた悲劇だった

という結末を予想します!

果たして【CODEの背後に潜む陰謀】とは一体なんなんでしょうか…。

3話の時点で、湊人の上司・田波が暴力団から賄賂をもらっていたことが判明し、逮捕されました。

暴力団対策課と言いながら、今まで金と引き換えに彼らの罪を見逃してたとすると、相当な二枚舌ですね。

とはいえ、湊人と優にあっさり尻尾を掴まれてるし、本来は嘘をつけない性格なのかもしれませんね。

そういう意味では、トカゲの尻尾切りにあったのは、ちょっとかわいそうな気もしますが。

湊人や部下達を裏切ってたわけですから、優の言う通り、やはり罰を受けるのは妥当かと。

そして、田波は謎の帽子の女性とも接触していましたね。

恐らくCODE側の人間だと思われる彼女は、これで警察と繋がっていることが確定しました。

彼女自身も任務の手助けをしているようだし、ますますCODEの目的が気になりますね。

実はCODEを操る闇組織は、警察を乗っ取ろうとしてるとか!?

そこは後々明かされていきそうですね。

そして、4話ではさらに新事実が。

3話で散々疑われていた田波が、実はCODEプレーヤーだった優に嵌められていたことが判明。

こうなると、湊人が入手した寺島との密会動画も真偽が怪しくなってきました。

その優は、自分の罪の責任を取って、まさかの銃身自殺!

この事件も後々警察に揉み消されるんでしょうが、田波だけは無事に釈放されて欲しいですね。

そして、謎の帽子の女性の正体も判明。

彼女はCODEプレイヤーであり、警察とも繋がりのあるSPでした。

CODE側の人間なのかはまだはっきりしてませんが、息子の手術費のためにCODEを使ってお金を稼いでいるということだけはわかりました。

でも、管理側なら、任務という手間をかけなくてもお金なんて手に入りそうですよね?

彼女には、まだ語られていない秘密がありそうですね。

ところで

5話までで、謎に包まれたCODEについても、少しずつその正体が明らかになって来ました。

そこで、現時点でのCODEに関する情報を一度整理してみたいと思います。

CODEの能力とは

  • 自動インストール
  • なりすまし
  • フェイク動画の作成

具体的には

  • 望みを入力し、承認されれば、どんなことでも叶う
  • 望みが叶ったら、ひとつ任務を課せられる
  • 任務に失敗、または放棄するとペナルティが課せられる
  • 失敗のチャンスは2回まで
  • 3回失敗すると、死の制裁が下る
  • そのプレイヤーが死ぬと、その人の知り合いの中から次のターゲットを自動で探す
  • 本人になりすまして、次のターゲットをCODEに誘導する

主なプレイヤー

  • 三宅直人:咲の兄。CODEの用途は不明だが、過去にCODEが原因で死亡。
  • 工藤泉:悠香が最後に担当したひき逃げ事故の被害者。CODEの用途は不明。
  • 仲川悟:大学生。好きな相手に貢ぐため、大金を願った。最後の殺人任務を放棄し、交通事故死。
  • 寺島貴司:エレベーター管理会社の元作業員。悠香殺害の実行犯。自分の私欲のためにCODEを使っていた。最終的に薬物の多量摂取のため、死亡。
  • 佐々木慎介:湊人の大学時代の知人。営業成績を上げたくてCODEに頼った。死の制裁から逃れるため、雲隠れしていたが、最終的に薬物の多量摂取のため、死亡。
  • 百田優:湊人の親友。CODEの用途は不明だが、任務のために田波を陥れていた。最後の湊人殺害の任務を放棄し、銃身自殺。
  • 二宮湊人:悠香の死の真相を知るため、CODEを利用中。
  • 甲斐篤志:半グレ集団・甲斐グループのトップ。現在のところ、自分に害になる相手を排除する目的でCODEを使用中。湊人を目の敵にしている。
  • 三輪円:警備会社勤務のSP。田波と知り合いで、警察組織とも何らかの繋がりがある?息子・芯の手術費用のためにCODEを利用中。管理側?とも疑われており、なぜかCODEにも詳しい。
  • その他:病院の看護師、目出し帽の男など 自分の快楽目的?軽い気持ちで使っているが、死の制裁をギリギリで知り、理不尽に殺された者も。

そして、6話で新たに新事実が判明。

  • 直人は元アイドル・桐生大輝のスキャンダルを追ううち、彼がCODEプレイヤーだと知り、自らも一樹と咲に内緒でCODEを使っていた。
  • 桐生大輝は薬物の過剰摂取で死亡。(おそらく死因は捏造)
  • 直人の死因は薬物の過剰摂取による溺死。(推定。捏造の可能性も?)
  • 円と篤志はプレイヤーからモニターに昇格した。

モニターとは

  • プレイヤーの中から無作為に選ばれる、プレイヤーの監視役
  • 任務のフォローをしたり、任務失敗の時の制裁を下す役目もあり
  • プレイヤーの時より、大きな願いが叶う
  • 任務に1回失敗すると即、死の制裁が下る

モニターは、プレイヤーよりハイリスクハイリターンになっただけで、CODEの支配下にあるのは変わらないようですね。

一度使ってしまうと、死ぬまで逃げられないアプリって、もはや殺人兵器!?

「CODE」には、まだまだ闇が潜んでいそうです。

7話では、そんなCODEの生い立ちもようやく明かされました。

最初は単なるマッチングアプリだったようですが、一部の悪質なユーザーのせいで、どんどん死へと追い込まれる改悪がされたとか。

そして、CODEを作らせたのが、どうやら市川省吾っぽい?

国家を巻き込んで何やら画策してるようですが、胡散臭さ満載!

8話の時点で、この事実はほぼ確定したものの、未だ詳細は闇の中。

でも、市川が周囲の反対を押し切ってまで、CODEをどんどん世間に広めようとする本当の理由って?

彼のいう、CODEで悪人や弱者が淘汰され、幸せになれる理想の世界って何?

まさか、某漫画のように、「俺が新世界の神になる!」とか思ってたりする?(笑)

湊人達が探ろうとすればするほど、曖昧な言動ばかりで、かえって混乱させられてしまいます。

でも、ギリギリまで手の内を見せないあたり、一番嫌なタイプの黒幕なことだけは確かですね。

原作ドラマでは、次から次へと「CODE」からの任務が送られ続ける上に、主人公の刑事は恋人の死の真相を追うためどんどん翻弄されていくみたいです。

どんなストーリー展開になるのか、毎回続きが待ち遠しいですね!

ドラマ最終回の結末を考察

そして、色々考察してきたCODEも、いよいよ大詰め。

9話では、市川がついにCODEの開発に関わっていたことを自白しました。

そして、水面下では、国民の個人情報を全て把握するAI「プロフェット」の実用化計画が進行中で、これをゴリ押しするために、CODEを使って犯罪を次々起こしているらしいことも判明しました。

量子コンピューターの時点で何となく怪しい匂いはありましたが、この国家プロジェクト、思った以上にヤバかったです。

そして、最終回では、全ての謎が明らかに。

CODEとは、学習型のAIで、プレイヤーの個人情報だけではなく、ネット情報も取り込んで、どんどん性能をアップデートさせていくというものでした。

しかも、プレイヤーの使い勝手云々ではなく、CODE自身の都合のいいように。

ある意味頭のいいAIは、色んなタイプの人間の思考パターンを集めて分析して、その先にある深層心理にまで入り込んで、人間以上に人間を理解してしまったということになりますね。

つまり、知らない間に独自の進化を続けていたCODEに対して、市川が「自分が知ってるCODEとは違うものになってる」と言ったのは、嘘じゃなかったってこと。

本当のことしか言ってないのにここまで信じてもらえない市川が、ちょっと可哀想になってきました。

でも、まあ、それも自業自得。

消えてもいつの間にか復活するという、CODE地獄のループを作ってしまった罪は相当重いですよ?

開発者でさえ制御できない今、市川と政府はどう事態を収束させるつもりなんでしょうね。

まあ、最終的には罪の擦り付け合いになるんでしょうけど。

一瞬希望が見えてからの絶望感は、思った以上にショックが大きいです。

ちなみに、オリジナル版は、プログラマーが復讐のためにCODEを改悪したというバックボーンがあったようですが、今作は全てがAIのせい。

物理的な犯人がいないところが、誰を憎めばいいかわからない湊人のやりきれなさを増長して、より救いようのない気分にさせられました。

また、オリジナル版では、プロフェットは実際に稼働していて、CODEと戦うシーンがあったようですが、それだと市川の思惑通りになってしまうから、変わったのかな?

個人的には、自分の欲望のために作ったAIに逆に夢を潰されるという、因果応報な展開は良かったと思います。

AIは感情に流されない分、たとえ生みの親であっても忖度しないという、徹底した冷酷さを見せつけてくれました。

最近はチャットGPIとか自動生成AIツールとか流行ってますけど、これも過信しすぎると、いつか痛い目見るよという警鐘のようにも思えました。

今はまだフィクションだけど、こんな未来がないとも言えない、絶妙なリアリティを感じさせられる作品になっていたと思います。

【CODE願いの代償】原作ネタバレとドラマ最終回までの結末・考察まとめ

CODE願いの代償」とは…

ネタバレ・原作は?

台湾ドラマ「浮士德遊戲(英題:CODE)」が原作!

最終回結末は?

日本リメイク版は、湊人がCODEプレイヤーに銃殺されるという、まさかのバッドエンド!

今回は、読売テレビ・日本テレビ系列で2023年7月2日(日)夜10時30分スタートの日曜ドラマ、「CODE願いの代償」についての情報をまとめました!

坂口健太郎さんが日テレ系ドラマに2クール連続出演となる今作。

また同時間帯に放送の「ブラッシュアップライフ」に出演していた染谷将太さんが、この時間帯に再び登場ということでも話題になっていたドラマ「CODE願いの代償」。

大人気台湾ドラマのリメイクということで、ストーリー展開も毎週考察合戦が過熱!

CODEのイメージも二転三転して、最後まで謎を残したまま、スピーディーに駆け抜けました。

オリジナル版とは違う部分もそこそこあるようなので、両方見比べてみるのも面白いかもしれませんね。

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