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フェルマーの料理ネタバレを最新話まで!打ち切り説や漫画の結末も!

フェルマーの料理の原作ネタバレは?最終回の結末予想やあらすじも!
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2023年10月スタートのTBS系新金曜ドラマ「フェルマーの料理」の原作ネタバレや、最終回結末の予想をご紹介します!

「フェルマーの料理」は月刊少年マガジンにて2018年から不定期連載されている人気作品です。

ドラマの主演キャストを務めるのは高橋文哉さんと志尊淳さん!

人気作品のドラマ化とあって、今から「フェルマーの料理」がどんな物語なのか気になりますよね。

また「打ち切り」説や「海の秘密」も気になるところです!

この記事では

  • 「フェルマーの料理」の原作の最新話までネタバレ
  • 打ち切り説について
  • 海のネタバレ
  • ドラマのあらすじと最終回の結末予想

が一度に知れちゃいますよ♪

天才数学少年と料理という今までになかった組み合わせにどんな科学反応が起きるのか楽しみですね♩

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目次

フェルマーの料理の原作ネタバレ!登場人物は?

原作に登場するキャラクターをネタバレ!

「フェルマーの料理」ではレストラン「K」を中心に個性的な人物達が登場します♪

北田 岳

  • 高校3年生。数学の天才。
  • 数学者の道を挫折してしまった。

朝倉 海

  • 23歳の天才シェフ。
  • 数学の才能と同時に料理の才能もあると見抜く。

魚見 亜由

  • 岳の同級生。
  • 岳と同じ学食でアルバイトをしている。

西門理事長

  • 岳の通う私立ヴェルス学園の理事長。
  • 私立ヴェルス学園を一代で築いた。

赤松 蘭菜

  • 海のレストラン、「K」で働く料理人。

武蔵 神楽

  • 数学オリンピック日本代表。
  • 料理の道に行った岳を冷めた目でみていた。

北田勲

  • 岳の父。
  • 男手ひとつで岳を育ててきた。

寧々

  • レストラン「K」の給仕。
  • 厚い眼鏡が特徴的。

布袋

  • レストラン「K」の料理人。
  • 長髪の黒髪が特徴。

乾孫六

  • 「K」の料理人。
  • 京都の老舗割烹の息子。

広瀬一太郎

  • 岳と武蔵と幼い頃から数学者を目指していた。

ドラマ「フェルマーの料理」のキャスト相関図>>

フェルマーの料理の原作あらすじを最新話までネタバレ!

「フェルマーの料理」の原作ネタバレをご紹介します!

原作1巻のあらすじとネタバレ

私立ヴェルス学園3年生の北田岳は数学の才能を活かすことが出来ず、数学オリンピックの答案用紙を白紙で提出してしまいました。

それに激怒した私立ヴェルス学園理事長の西門は岳の奨学金の取りやめをしてしまいます。

仕方なく学内の学食でアルバイトをしだした岳は、同じくアルバイトをしている魚見 亜由に賄いとしてナポリタンを作りました。

北田、美味すぎるよ・・・!これ。

その様子を見ていた朝倉海は、岳がフォークを45度に温めていたこと、具材の扱いやケチャップの入れ方が普通と違うことに興味を持ちます。

岳は西門から再度数学の大会への出場を打診されるが、数学への熱意がなくなっており、断ってしまいました。

西門のプライドを傷付けた岳は今までの奨学金の返済と退学を命じられてしまいます。

途方にくれる岳の前に再び海が現れます。

海は、西門が主催する食事会で岳がナポリタンを振舞うよう指示しました。

戸惑う岳だったが、完成したナポリタンを振舞うと招待されていた客達はあまりの美味しさに驚きます。

そして、岳のような才能ある生徒がいる学園に出資額を増額するとまで言い出します。

西門は岳の奨学金の廃止と退学を撤回するしかなくなってしまいました。

結果的に海に助けられた岳。

お礼を言いかけた岳に海は

いつか俺のところへ来ないか?
お前の数学的思考は、料理のためにある

と、岳がいつか自分の店に来る時を待っているというのでした。

原作2巻のあらすじとネタバレ

私立ヴェルス学園を無事卒業した岳。

東大の合格は出ていたが、それを蹴って海のいるレストラン「K」で働く道を選択をしました。

「K」の正式の仲間になる条件に海が出したのは、15名程度居るスタッフ全員に認められる賄いを作ること。

期間は7日間です。

「K」の厨房に初めて入った岳は店を回すスタッフ達の動きについていくことが出来ず、開始1時間で追い出されてしまいます。

初日の賄いで肉じゃがを作った岳。

しかし、認めたのはたったの2人でした。

それから毎日激務に追われながら賄いを作りますが、全く評価を得られません。

途方にくれている岳に近くまで来ていた亜由が声をかけてきます。

亜由は怪我で水泳の練習が出来ない間、料理にハマり、岳にお弁当を作ってきてくれていたのでした。

亜由が作ってきたお弁当は故郷の麦味噌をふんだんに使っており、生まれたときから慣れ親しんだ味に涙がでてしまいます。

それを見た岳は閃きました。

店に戻った岳は賄いを作ります。

そして作り上げたのはまたも肉じゃが

ですが今度は肉自体に肉じゃがの味をつけ、マッシュポテトを添え、ナイフとフォークを使って食べる今までに見たことのないものでした。

外国籍の多い「K」のスタッフに日本の味である普通の肉じゃがを出しても何も感じない。

それならば世界中の誰が食べても美味しいと思える肉じゃがを、と考えたのが肉じゃがという味のポテンシャルを最大限引き出したその一皿だったのです。

無事全員から認めてもらえた岳は「K」の新たな仲間として迎えられたのでした。

原作3巻のあらすじとネタバレ

季節は半年経ち、岳は毎日「K」の厨房で忙しく働いていました。

賄いも皆に好評ではありますが、まだお客さん相手に料理は作れていません。

そんな中、夢にはかつて同じ数学者を目指す仲間であった広瀬が出てくるようになりました。

岳は無意識に広瀬に対し、苦手意識があったのです。

そんな広瀬が招かれている授賞式のケータリングの依頼が「K」に舞い込みます。

海は岳にこの日の料理を一品作れと命じました。

悩んだ岳は東大に進学した武蔵に相談しに行きます。

武蔵からは

”楽しい”に支配されたあなたは無敵

と言われ、広瀬の存在で数学の楽しさを失ったことに気づきます。

一方、授賞式の料理は「K」のキッチンメンバーの中で前菜、スープ、肉料理のパートはエントリー制となりました。

それぞれ自信のあるパートにエントリーする中で、岳は誰も予想していなかった3パート全てにエントリーします。

お客さんに料理を作るという大きな目標を目の前にし、料理に対しての楽しさも湧き出てきた岳。

そんな岳が審査当日、出した料理はまさかの1皿でした。

最新話:原作4巻のあらすじとネタバレ

かつて惨敗した数学者・広瀬へ料理を振る舞う機会を得るために奮闘する岳。

広瀬に料理を振る舞うためには、「K」メンバーに勝たなければなりません。

岳は“自分にしかできないこと”を考えた一皿を完成させるのでした。

しかし結果は前菜、スープ、肉料理の3パートすべてが惨敗。

結果は

  • 赤松蘭菜:前菜
  • 王明剣:スープ
  • 宍戸邦彦:肉料理
  • ウィヴィア・ミロ:魚料理
  • 岳:デザート

となったのです。

岳は作ったことのないデザートを担当することになったのでした。

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フェルマーの料理の連載に打ち切り説があるって本当?

実際、「フェルマーの料理」漫画は打ち切りになっていません。

ではなぜ打ち切り説が流れているのでしょうか?

それは

  • 「フェルマーの料理」が1年休載したことがあること。
  • 「フェルマーの料理」が不定期連載であること。
  • 前作「てんまんアラカルト」が打ち切りに近い形で終わっている。

という3つの原因があると考えられます。

あまりにも連載が止まったため、ファンの間でも「打ち切りになってしまったのでは?」という声が上がってしまったのかもしれないですね。

確かに1年も休載されてしまうと心配になりますよね。

前作「てんまんアラカルト」が打ち切りに近かったので、最終回までに同じようになってしまうのではないかという心配からも打ち切り説が流れてしまう火種になってしまっています。

原作者の小林有吾さんは、「フェルマーの料理」と一緒に「アオアシ」も手掛けており、2作品とも不定期での連載となっていますよ。

現時点では、フェルマーの料理は打ち切りにはなっていないので大丈夫です♩

フェルマーの料理ドラマあらすじを最終回までネタバレ!

ドラマ「フェルマーの料理」のあらすじを最終回の結末までネタバレしていきます!

第1話

早くに母親を亡くして父子家庭で育った岳は、小さい頃から数学が好きで、将来は数学者になるのだと信じて疑いませんでした。

岳の父も岳の数学の才能を認めており、岳の夢を応援すると共に、岳を東大に入れるということが自身の夢になっていました。

名門高校に特待生として入学して頑張っていた岳でしたが、数学仲間と受けた数学オリンピック選考会で自身の実力の無さを実感してしまい、数学オリンピックを落としてしまいます。

数学者の道を諦めて、数学オリンピックへの再挑戦も辞退した岳。

理事長の西門は岳に多額の投資をしていたこともあり、数学を諦めた岳を裏切り者として退学処分として切り捨てます。

父の夢もあり東大を目指していた岳は、退学の取り消しを西門に懇願しますが、自身だけでなく父親のことも酷く言われ、余計に落ち込みます。

そんな時、海という青年が声を掛けてきました。

海はシェフをしており、たまたま岳のバイトする学食で岳の作ったまかないのナポリタンを食べ、岳の料理人としての才能を感じ取っていたのです。

岳を料理人としてスカウトした海でしたが、岳は自身の料理の才能に気が付いておらず、聞く耳を持ちません。

数日経った日曜日、実家に帰った岳は、父に退学の事実を告げられずにいました。

そんな時岳は、同級生でバイト仲間の魚見から買い物に誘われます。

ところがそれは岳を海の店に連れて行くための、海の作戦でした。

実は海は、若くして二つ星レストランのシェフを担う天才シェフだったのです。

そして、この日は海の店で、西門理事長が著名人を招いての会食を行なう日でした。

天才シェフである海の店を貸し切りにしてご機嫌な西門。

海は、「メインディッシュは特別なものを用意している」と話し、メインディッシュが素晴らしいものになったら、シェフを讃えるようにと約束をさせました。

そして西門には内緒で、岳にメインディッシュとしてナポリタンを作らせたのです。

戸惑う岳でしたが、料理をする中で数学の知識を使う場面が多いことに気が付き、いつの間にか料理に楽しさを見出していました。

出来上がった岳のナポリタンは会食に出され、皆から驚くほどの称賛を受けます。

海は西門達の前で、ナポリタンを作ったシェフが岳だと明かし、岳が数学の観点から、逆算したり食器の温度さえも調節して料理を素晴らしいものにしたと説明します。

更には、西門が自らの生徒をサプライズで紹介したのだと皆に嘘を付き、西門に岳へ頭を下げさせたのです。

それにより、岳の退学は取り消され、無事に卒業まで通うことが出来ました。

ただ岳は、東大を受けて合格したものの、自らの料理の才能を見出してくれた海のもとで料理をしたいと、入学を辞退したのです。

西門は再び激怒しますが、岳は「学園の実績には残る」と冷静に対処します。

ところが、もう一人辞退を快く思わない人がいました。岳の父です。

夢だった、息子の東大入学が叶わぬことで落ち込んでいた父は、岳と目も合わせずにいたのです。

そんな父に岳はナポリタンを作り、料理の道へ行くことへの決意を改めて告げます。

そんな岳の言葉で、父はようやく心の整理が付き、岳を笑顔で見送るのでした。

海の店に着いた岳は、そこで海の店の料理人達に認められなければクビだと告げられましたが、自信をなくすどころか、ワクワクすると笑顔を見せたのでした。


料理を作るうえで、手順を正しく行なったり、食器の温度まで調整していた岳が、それを当たり前としていたことに驚きました。

自分にとっての常識が、他人にとっては天才的な工夫になり得ることもあるのだと教えてもらいました。

ただ、たまに出てきた未来の岳が、他のシェフに厳しくしているシーンを見て、自分ができるんだから他の人にもできるはずだというマイナスな常識になってしまうのではないかと思うとともに、海が岳を負の世界に落としてしまうのではないかと心配になりました。

第2話

海の店で働く事になった岳でしたが、上京して早々に海から「1週間で店の従業員全員から、まかないの合格を貰えないとクビだ」と言い渡されます。

事前に言われていた期限よりも短い日数になったことに動揺する岳。

それに加え戦場のような厨房で、岳は初日の業務をスムーズにこなす事ができず時間が無くなり、まかないを作ることさえ出来なかったのです。

落ち込む岳は、翌日が臨時休業になったのを利用して、同じく上京していた魚見と再会しました。

魚見も、上京したことで周囲との差に悩まされており、そんな魚見の話を聞く中で、岳は改めて気を引き締め、1回目となるまかないに挑みます。

寧々が「皆疲れている」という発言をしたのをヒントに、ホッとする家庭料理をイメージして肉じゃがを作った岳。

従業員からの味の評価が高かったのとは裏腹に、全員の合格点を貰うことが出来ませんでした。

料理への意識の甘さを強く指摘された岳は混乱を起こし、翌日からも見当違いなまかないばかり作り、合格点を貰えぬまま時だけが過ぎました。

そんな中、再び魚見と会った岳は、魚見が故郷の味で作ったお弁当を食べさせてもらったことで何かに閃きます。

そして、再びまかないについて考え、6日目のまかないで肉じゃがをイメージした肉料理を提供しました。

それは多国籍な従業員を想いつつ、どこかの国に偏らない、懐かしいを超越した料理でした。

岳は、数学と同じで料理も無限大なのだと気が付いたのです。

そんな料理に、皆が合格点を付けて、晴れて岳は正式採用となりました。

しかし、乾だけは、岳自身の存在を認められずにいるのでした。

まかないや厨房での動き等、全てを数学と結びつけて動く岳に、改めて凄さを感じました。

そして、そのようにして岳から数学を消さないようにしている海のことも、凄いと感じました。

恐らくこれからも、すべての困難を数字で解決するのだろうと楽しみになります。

いまだ乾からは認められていない様子の岳でしたが、それもきっと、数学の観点から解決してしまうのだろうなと感じました。

そして、2024年で性格が変わってしまった岳を責める乾を見ていたら、後にとても仲良くなるのではないかとも予想できました。

第3話

まかないで高評価を受け、ほとんどの従業員から名前を教えてもらった岳は、より一層仕事に対してやる気を出していました。

しかし1人だけ名前を教えてくれない青年がおり、岳は接し方に戸惑います。

その青年の名は乾孫六と言い、有名な京都の料亭の息子でした。

その家柄もあり何年も料理の修行をしたにも関わらず、自分よりも優遇される岳に良い想いを抱いていません。

そんな中、海が店の臨時営業を皆に告げます。

そして、その日の厨房を岳に任せ、ヘルプには孫六を指名したのです。

日の浅い岳と、そんな岳と関係の悪い孫六の組み合わせに周囲は難色を示しましたが、海の意思は揺らぎませんでした。

戸惑う岳に対して更に海は、当日の客人は一組で、特別な客人なので失礼のないようにとプレッシャーを与えます。

どんな料理が良いか悩んだ岳は、蘭菜が自らの担当するまかないで利用した『旨味の相乗効果』を参考にすることにします。

とは言え、各食材の旨味成分など分からない岳は、当日孫六に書き出しをお願いします。

孫六は進んで書き出しをしますが、旨味の相乗効果に必要な条件など、大切なことは敢えて教えませんでした。

そのため、構想していた料理が出来なかった岳のもとに、ついに客人がやってきます。

その客人は国会議員の武蔵でした。

武蔵は岳がナポリタンを振る舞ったVIP客の中におり、「再び岳の料理を食べたい」と、娘と共にやってきたのです。

更に岳を驚かせたのは、その武蔵の娘が、高校で共に数学オリンピックを目指す仲だった幼馴染の神楽だったことでした。

神楽は数学オリンピックで優秀な成績を納め、有名となっていました。

岳にとって神楽は、自分が数学の楽しさを失ったことを最初に見抜ぬいて叱咤してきた特別な相手。

料理人となった岳を見た神楽は、数学から逃げたつまらない人間だと再び叱咤しました。

しかし岳は、そんな神楽に最高の料理を提供するべく、数学的思考で改めてレシピを考えます。

それは、鯛を使ったレシピで、魚を捌いたことの無い岳は、動画を参考に必死に調理したのです。

料理が完成し、あとは料理を提供するだけでしたが、岳が少し神楽と話すために厨房を空けた隙に、孫六が全て食べてしまいます。

食べ散らかされた皿を見た岳は絶句しますが、孫六は悔しそうに岳の料理が美味しかったと告げ涙しました。

更には、

  • 努力する自分よりも岳が優遇される不条理さ
  • もしかしたら岳が料理を作れずに自らの出番があるかもしれないとレシピを多く考えた惨めさ

も孫六は岳にぶつけたのです。

そのレシピノートを見た岳は震えました。

そこには、皿に蓋をすることで料理の香りを最大限に生かすというアイディアが記されていたのです。

それをもとにレシピを提案した岳は、孫六と共に新たな料理を作りました。

それは、鯛茶漬けをモチーフとした香り立つ料理。

その料理は、岳が神楽と共に過ごした思い出をも参考にしたものでした。

武蔵親子は料理にとても感動し、神楽も岳のことを見直したのです。

全てが終わった後、孫六は岳に自らの名前を教えました。

そして笑顔を見せて岳を認めたのでした。

しかし岳は、全ての従業員の名前を知った途端に、淋しい気持ちが沸き上がってきます。

そしてその1年後、岳は、孫六との思い出の料理を突っぱねるほどの冷たい人間となっていたのでした。

海が陰で交流を持つ渋谷と淡島としていた会話が気になりました。

「そろそろ先生の相手もしなくて済むと思う」「まだあの店は続ける」等と言う会話・・・

その会話の内容と時折出てくる1年後の岳の姿から、もしかしたら岳は、海から渋谷と淡島の相手を引き継いでしまうのではないかと感じています。

まだ、2人と海との関係は分かりませんが、海の性格も決して好かれるものではないので、人を変えてしまうような良くないものなのではないかと不安を感じます。

第4話

孫六と仲良くなった岳はスーパーへ買い出しに来ていました。

孫六と他愛もない話で盛り上がるほど距離を縮めた様子です。

賄で作るカレーの福神漬を探していると謎の男(早乙女太一)が怪しい動きをしながら接近。

謎の男は岳が持っているカゴに入っている材料で南インドカレーを作る事に気づき、「アチャールを付け合せにしたほうがいい」とアドバイスをします。

簡単に作れて調和が取れる」と聞いた岳は「調和」という言葉に反応している様子。

そして相変わらず大忙しなレストラン・Kの厨房。

前菜は、食欲を駆り立てるスターターで確かな味と華やかな見た目客をコースの世界へ引き込む瞬発力が必要。

それを発した後、何かを考えるように表情が変わった海は来月からコースの担当を変更すると突然言い出します。

海は理由として「ワタヌキテッペイという男から予約が入った」と告げます。

綿貫哲平は世界で強い影響力を持つレストランレビュアー。

今回で綿貫が2度目の来店で、前回の評価では日本トップレベルの名店と言われ高評価かと思われました。

しかし、綿貫が「通いたい」という言葉を使わなければ最高評価ではないということがわかります。

そこで、今回は最高評価を狙うためにコース料理のポジション替えを行うと発表しました。

全員がチャンスと捉える中、ポジション発表がされる。

スープは王、魚は布袋、メインは蘭菜と決まる中、岳が前菜担当に選ばれる。

店の評価を決める大事なポジションで入って2週間の岳が選ばれることに衝撃を受けるシェフたち。

岳は海から「岳はまだプロじゃないから俺には必要のない人間、プロになれ」と伝えられ更に緊張が高まる岳。

皆が試行錯誤でメニューを決める中、蘭菜は仕事を終えてジャージで毎回走って帰っています。

「料理に力強さが足りない」と過去に客から言われた女性の蘭菜は、体力づくりのために人一倍努力していました。

料理の正解が見えないと困る岳は魚見の顔を見て「綿貫の顔が見えないから」とひらめきます。

そこで綿貫の今までのレビューから情報を収集し、メニューを作っていきますが「相手の顔を毎回調べるのか」と蘭菜に厳しい言葉をかけられます。

ある日、仕事終わりにメニューのことで頭を抱えて入った中華料理屋で蘭菜に偶然会い一緒に食事をすることに。

「岳には岳の苦悩がある」と蘭菜からアドバイスを受け、蘭菜が客前に姿を見せない理由は女性が作った料理だと知られたくなかったと判明します。

海は蘭菜に「いつになったら自分を超えるのか」と謎の発言を残していました。

孫六は岳の前菜の食材選びに付き合っていました。

岳は目隠しして選んだイチジクを前菜の食材として選び、正解を解くことに。

イチジクは加熱すると甘みだけが残り複雑な味が消えてしまうので活かしきれません。

試行錯誤する中、ついに綿貫哲平が来店します。

岳は海に味見をさせて、ついに前菜を綿貫に出します。

岳が作ったのはイチジクのベニエという料理。

イチジクをあえて揚げたことに対して疑問を持つ海でしたが、

  • 素材本来の味が失われない=イチジクの高温調理ができると判明。
  • イチジクの繊維が損なわれない温度で52度を計算。
  • 焼きではできなかったが揚げでは成功し、生では表せないジューシーさを出すことができた。

と説明し、海を唸らせます。

そして綿貫のレビューがすぐに更新されました。

岳は料理の意外性は褒められているものの、水分量の多い料理を作ってしまったため、次に来るスープを考えられておらずマイナスをとってしまいます。

そのアドバイスを参考に、数日後、上にかけるスープをソースに変えることにしてみた岳。

そうすると、海から招待を受けた再び綿貫が店を訪問。

前菜を変えた岳のおかげで「通いたい名店」認定され、大成功しました。

その一方で蘭菜は突然海に「店を返せ」と言い始めます。

実は3年前に蘭菜の母の店は海に奪われていたのでした。

ついに岳の料理を客に提供することになりましたね!

そして孫六はもちろん、蘭菜からもアドバイスを受けるくらい距離を縮めている岳にかなりの成長を感じました。

そして、蘭菜の母のレストランがKとして海が奪っていたということが明らかになりかなりの衝撃が。

海は一体何を考えているのか、回を重ねるごとに謎が深まります。

第5話

蘭菜の母・桜は3年前、海に店を奪われたことが原因で心身が崩壊していました。

料理すらできなくなった母の店を取り戻して、もう一度母に料理をしてもらうことを決めたと言います。

海に店を奪われた時に言われた「自分を超えることが出来たら店を返してやる」という言葉通り店を返してもらおうとするも、「欠けているものがある」と言い「いつまでたっても見えない」と罵倒する海。

ショックを受けている蘭菜に「もう店に来るな、出てけ」とまで言い、蘭菜は店を飛び出してしまいます。

ある日、海とよく密会を重ねている渋谷は私立ヴェルス学園の理事長である西門に料理を振る舞っていました。

そこで西門は1枚の書類を出し、「海はもうシェフではいられない」とレストラン・Kの買収計画を持ち出します。

蘭菜は海に言われた言葉を考えながら、いつも通りランニングに励んでいました。

そこに1台の車が止まり、窓から出てきたのは西門。

レストラン・Kを買収するという話を蘭菜にも伝えます。

その後、蘭菜は久しぶりに実家に帰り、母親に「料理をしよう」と伝えるも、「料理はやめた」とだけ伝える蘭菜の母・桜。

蘭菜が視線を移すと、そこにはスーパーで買ったであろう惣菜が置いてあり、料理は完全にやめてしまったことがわかります。

「必ず店を取り返す」と伝えるも、当時のことを思い出し怯えるような表情を見せる桜でした。

蘭菜がクビになったレストラン・K

蘭菜がいなくてもすんなり切り替えて仕事をする海に不安がある岳やシェフたち。

閉店後、岳は海のもとを伺い、なぜ桜の店を奪ったのか聞きます。

「立地が気に入ったから」とだけしか言わず、本当の気持ちがわからないままの海に混乱する岳。

岳に対して、「お前がしたいこと、するべきことは何」と真っ直ぐな目をして聞く海の姿に圧倒されてしまいます。

後日、したいこと・するべきことを考えていた岳のもとに父・勲がやってきます。

友達がいないのか心配する勲に孫六、神楽、魚見を紹介すると「どちらも友達なのか?」と魚見と神楽を怪しむ勲。

岳が「友達」とはっきり伝えると納得行かない表情を見せる魚見と神楽。

フレンチトーストを皆で食べているときに孫六の食の知識がここでも働きます。

フレンチトーストの豆知識

  • フレンチトーストは元々スイーツではなかった。
  • フランス語で「パンペルデュ」といい、意味は「ダメになったパン」。
  • 売れ残って固くなったパンを美味しく出来ないか考えて出来た料理。

孫六の知識に感動する勲を差し置き、神楽が突然「北田くんのことを友達だと思ったことはない」と口を開きます。

誰もがそこで告白だと思い、心の準備をするも、「仲間だと思っている」と神楽らしくない言葉で言い表すのでした。

勲は「岳にいい仲間がいてよかった」「生まれてからずっと応援しながら心配している」と心から伝えました。

蘭菜が店を去る日

寧々は蘭菜の荷物をまとめて渡す際に、「お母様の心を壊したのは本当に海なのでしょうか」と意味深な言葉を伝えているところを岳は影からみていました。

蘭菜はその言葉を聞いても、「母から料理を奪ったのは紛れもなく海」と断言するのでした。

その後、蘭菜がやってきたのは、西門のもと。

雇用契約書を提示され「一緒にレストランを取り戻そう」と言われるも、眉間にシワを寄せる蘭菜。

西門は蘭菜の料理を食べたことがないのに、評価をしてくることを怪しむ蘭菜でしたが、結局ペンを取ってしまいます。

一方、岳がやってきたのは赤松家

桜はKで働く娘の蘭菜の様子が気になるようで、自分の料理をさせてもらえたか心配な様子。

岳はKで働く前の孤独な自分と、今の蘭菜の状態が似ていることが心配で救い出したいと桜に伝えます。

ひとりでは難しいから桜の力を貸してほしいとお願いします。

その夜、蘭菜が実家へ帰ると、久しぶりに台所に立つ母の姿と岳。

子羊の料理を作り、それを満面の笑みで堪能する岳と昔の自分を比べながら涙をこぼす蘭菜。

蘭菜も口にしますが、顔が一瞬曇ってしまいました。

それを見た桜は学に「蘭菜の料理と、私の料理はどっちが美味しい?」と聞きます。

正直な岳は蘭菜と答えますが、正直すぎる岳にブランクがあるからとすかさずフォローをする蘭菜。

しかし、桜は「自分にブランクがあるからじゃなく、海が蘭菜を成長させてくれた」と答えるのでした。

そこから蘭菜の母・桜の過去が明らかになります。

  • 桜が料理を辞めたのは、海のせいではない。
  • 買収される前から心をが折れていた。
  • 一度立ち退きをお願いされるも断る→それをお願いしたのが西門。
  • そこから西門の嫌がらせが始まる。

海から買収のお願いをされたときは、内心ホッとしたと言います。

「憎まれても彼女を成長させる」と直接お願いをしていた海に対して、桜は海に蘭菜を託すことにしたのでした。

そして桜は蘭菜に問います。

今の蘭菜がしたいことは?、着いていきたいのは誰?

その質問にただ頷き、涙を流す蘭菜なのでした。

「孤高」という文字を眺めていた海のもとに、岳と蘭菜がやってきます。

「何しに来た」という海に対して「最後のチャンスがほしい」という蘭菜。

「もうチャンスをやった、岳も何をしている」と若干声を荒げる海に「これが僕のやりたいこと」と真っ直ぐ伝える岳。

それに対して急にクスクスと笑い始め、「明日ランチの時間に西門が来るから2人で一皿振る舞え」とミッションを下します。

その日から岳と蘭菜で、蘭菜がKに残るためのレシピを考え始めます。

桜が言っていた子羊がスーパーで普通に購入できるようになったことと、孫六の言っていたフレンチトーストの話を思い出し、料理から数字が見えてレシピを思いつく岳。

店に西門が来店

西門が話をする前に、「究極の逸品がある」と、西門に興味を示させます。

厨房では岳と蘭菜の指示で、せわしなく動いていました。

子羊のローストを仕上げた蘭菜は、西門に料理を運ぶのを岳にやってもらいます。

女性のシェフということを表に出したくない桜の思いを受け継いでいるのでした。

子羊のローストに焼き茄子と子羊のパンペルデュを付け合わせで作った岳と蘭。

その作戦は大成功

「私が知っているパンペルデュではない」と西門を感動させる一皿を作った蘭と岳。

時代が変われば、モノの見方も変わる、常識も変わるという認識で作った料理。

「シェフを呼んでこい」と言われた岳は蘭菜を呼ぶも、「女だからといって料理人として認められたくないことをもう味わいたくない」と逃げそうになります。

しかし「時代を変えよう」という厨房のシェフたちの一言で、蘭菜は西門の前に立ちます。

実は蘭菜は雇用契約書を提示された際、ペンをとったもののサインをしていません。

蘭菜は西門が「美味しい」という一言を言わなかったことに気づいていました

海と蘭菜に責められ、悔しがる西門は「こちらには海に関する秘密がある」と怪しい一言を言い残し店を去ります。

西門が去った後、海に「これからは堂々と自分の料理を作るからKで働かせてほしい」と再度お願いをします。

すると海は「これからは1人の料理人としてKで働け」と蘭菜を認め、蘭菜はKのシェフとして店に残ることになりました。

Kに蘭菜が戻ってきたことによって、活気を取り戻したKの厨房。

桜も後に来店したようで、岳はKのスタッフと桜が一緒に撮った写真を店に飾りました。

ある日、ニコニコした岳に海は「あまり群れるな」と突然言い出し、

時間がない、もう二度と無駄なことに時間を使うな。

と厳しく言い放つのでした。

Kが元々蘭菜の母・桜の店であることが明らかになり終わった先週の第4話でしたが、桜が本当の理由を話してくれたおかげで、蘭菜が無事にお店に戻ってくることができました。

今回のお話の中で、「蘭菜を1人にさせない」という岳の力強い言葉が印象に残っています。

どんなに難しいミッションを任されても、周りと協力して新しいアイデアを生み出し、素敵な一皿を作る岳にとても感動してしまいました。

第6話

岳は相変わらず魚見とは何でも話せるようで、今回は布袋の話をしていました。

布袋は料理長である岳のかわりに怒るのが仕事と伝えながら、布袋の素晴らしさを語ります。

そんな岳に魚見は「いつかは布袋を抜く立場にならないといけないんじゃない?」と伝えると、勝ち負けをつけるのが嫌いな岳は少し顔が曇ってしまいます。

ある日岳はまかないに「焼かないオムライス」をKのスタッフに提供。

焼かないオムライス

  • 85度のお湯で卵を湯煎。
  • かき混ぜるスピードは1分間に200回転が目安。
  • かき混ぜながら火を入れてもったりしてきたら湯煎から外す。

またもや数学を利用して素晴らしい料理を生み出した岳に布袋は関心している様子。

ある日、蘭菜が休みの日に考えたレシピを実践しにKを訪れると、そこには海の姿が。

声をかけると「帰る」といい、今回は蘭菜の試食もせずに帰ってしまいました。

海は岳の焼かないオムライスをもとに卵かけご飯を作りました。

ライスをリゾットに帰ることでトロトロとした食感がさらに増していることに気づき、岳は海と自分の料理に差があることを解説します。

そして海は岳にどうなりたいかを問うと、岳は「海みたいになりたい」と。

しかし、そのためには蹴散らさないと行けないライバルが大勢いることを伝えられ、勝ち負けを付けるのが嫌いな岳はまた顔を曇らせるのでした。

岳はKのシェフたちに将来どうなりたいかを聞くと、シェフたちみんないつか海みたいになることを目標としていたことがわかりました。

そして布袋にも聞くと、布袋は以前自分の店を持っていたことを知ります。

海の下で働くことを決めて店を閉めたという本気度です。

岳はみんな同じ志を持っているシェフたちと更に同士として団結するのでした。

超高級で行われるパーティーの料理監修をKが務めることに

しかし、海は参加せず、シェフたちにレシピを考えてもらうと言います。

代表シェフには布袋が選ばれるも、それ以外のレシピに関してはコンペを開催することに。

何を作ってもいいが、勝てるのは1人だけ

その勝者が今回のパーティーのフルコースをまとめ上げることになります。

シェフたちは自分の名前が売れるこのコンペにやる気を見せている様子でしたが、数学オリンピックでのトラウマから勝ち負けが嫌いな岳はひるんでしまいます。

海はそんな岳を見て、また怪しげな笑みを浮かべるのでした。

コンペに本気を出すKのシェフたち

岳のまかないも食べずにみんなコンペのことに集中し始めます。

そんな岳をみて海は「勝負はもう始まってる」と忠告。

岳は数学から競争を嫌いなことに気が付き、怖がっていました。

岳が怖がっているのを見て布袋は「コンペに参加しなければ勝つことも負けることもない」と伝え少しでも岳に安心感を与えます。

コンペに出ないことを決めた岳。

それを聞いた孫六は海に期待されていることから出たほうがいいと伝えますが、パーティー料理はすごく難しいから手伝ってもらえると助かるとのこと。

パーティーでの料理というのは…

  • あくまでも脇役。
  • コース料理の数々がさりげなく食べる人に受け入れられる料理。
  • それでいて特別で忘れられない味にしなければいけない。

パーティー料理に答えがないことがわかった岳は思わず目をキラキラさせて興味を持ちます。

しかしコンペという勝負事になってしまうと、思わず元気がなくなる岳に「自分がどうしたいか考えて」とアドバイスをする魚見。

ある日、岳はまた海が家に帰っていないことに気が付き外に出るとスーパーから出る海の姿を見つけて思わず駆け寄ろうとします。

しかし海が向かったのは家とは真逆の方向。

行く場所が気になって気づかれないように海を尾行しはじめます。

海が向かったのは岳と住んでいる家ではなく、別の大きな家の前。

そこで岳に尾行されてることに気がついた海は呼び止め、その家の中に招き入れます。

すると、上裸の男と「やっと会えた」と岳との対面を喜ぶ謎の男・渋谷。

海は2人に世話になっているから夜食を提供しているとのこと。

そこで改めて「海と一緒に料理の歴史を変えたい」と海に伝えるも、「皆で一緒にではなく1人で戦え」と岳を突き放すのです。

それを見た岳は何かを察したように「どこかに行ってしまうんですか?」と聞くと、渋谷は「勘がいい」と怪しげな一言を発します。

しかし、海は「俺には行くところはない」、「岳なら1人でやれそうだと思っただけ」と渋谷の発言を誤魔化すのでした。

後日

競争が嫌いだけど答えのないパーティー料理に興味はある岳はコンペに出ることを決意します。

よく考えたらコースよりも楽しさが上回ることに気がついた岳は自分の料理で勝負することに。

布袋にそのことを伝えると布袋は店を閉めたときの苦しさを岳に伝え、岳も数学から挫折したことを思い出します。

しかし、布袋は岳と違い、頭で考えて動くのではなく、体が分かっていることが自分には出来ないから早くそうなりたいと思っていました。

布袋は自分の店でのスペシャリテとして「乳飲み仔牛のコートレット」といういわゆるカツレツを提供していました。

乳飲み仔牛コートレット

  • 骨付きで衣にインパクトがある。
  • コクと燻製の風味が特徴。
  • 卵をふんだんに使ったタルタルソースを添える。

魚介ではなく牛肉のカツレツにタルタルソースを使うことが面白いとまた想像力をふくらませる岳と嬉しそうに話す布袋。

ニコニコして話す2人の距離がまた更に縮まっていたような気がします。

家に帰ってからレシピを考える岳。

布袋が以前店で作っていた「乳飲み仔牛のコートレット」から味を想像し、自分がコンペで作るレシピを思いついたのでした。

コンペ当日

普段仲のいい厨房のシェフたちもお互いバチバチしながら自分たちのレシピを準備します。

一番手は孫六で、「鴨だしとカブの和風ポタージュ」を発表しました。

さりげなく食べる人に受け入れられて特別な料理となると香りが大切だと考えた孫六。

布袋と寧々には評判だったものの、海からは酷評を受ける孫六。

落ち込んだ背中を見た孫六を慰めようと声をかけようとするも、寧々に止められてしまう岳でした。

続いては、王が「ウツボのセイガンスープ」、ペーニャが「牛肉のフリカンド しょっつる仕立て」、ジョルダンが「シャインマスカットと大葉のブラータ」を発表するもそれぞれ海の反応はよくありません。

しかし、蘭菜が「フォアグラのテリーヌ」という大堂料理を発表すると海は食べた瞬間頷きます。

残るは岳のみとなりました。

学が発表したのは「クスクスのタブレ」という前菜を提供。

クスクスのタブレ

  • トマトをミキサーにかけて沸騰させてこす。
  • 旨味だけを抽出したトマトエキスにアサリを入れてさらに沸騰させて出汁を取る。
  • その間にクスクスにオリーブオイルと塩を入れ混ぜてトマトとアサリの出汁をかける。
  • 冷やしたクスクスに細かく刻んだ香味野菜を混ぜ、出汁に使ったアサリエビを盛り付ける。
  • 更にレモンとライムで味を決めた。

「これが一番自身のある料理か?」と海に尋ねられた岳は再び厨房に戻っていきます。

岳が持ってきたのはホタテと鯛の頭から取った出汁のスープ。

食べかけのクスクスのタブレにそれぞれかけると2皿目「クスクストラパネーゼ」をその場で完成させます。

布袋と寧々は思わず唸ってしまうほど、岳の料理に感動しますが、これだけでは終わりません。

最後に岳が持ってきたのは「仔牛のコートレット」。

布袋が以前店で提供していたスペシャリテです。

スープをかけたクスクスにソースを掛けてカツレツを乗せ、岳は勝負の一皿を完成させました。

食べるとカツ丼になる不思議な料理に、笑ってしまう布袋。

岳はオイラーの等式という数式からアイデアを生み出しました。

すべての発表が終わると海が布袋、蘭菜、岳だけを残して話があると言います。

すると突然、海は布袋に実力がある順番に4人を並べろと言いはじめました。

布袋が指名した順番は海が一番、次に布袋、次に蘭菜、次に岳を指名。

しかしそれを聞いたときに海は岳の実力はすでに布袋を超えていると評価。

蘭菜も同じく、自分の実力はすでに布袋を超える自信があると言います。

なのに、海は岳が布袋のスペシャリテのアレンジを使ったことに怒っていたのです。

岳は布袋を尊敬し、凄さを証明したいが故に布袋のスペシャリテを使ったと話すと怒り出す布袋。

急遽、「自分の実力は自分で証明する」とコンペに参加させろと言い始めた布袋を「面白くなってきた」と見物する海。

布袋は得意料理である「仔牛のコートレット」を作り岳に味見させると、本物の味に感動する岳。

しかし布袋自身は味見をすると急に手が止まってしまう布袋。

その様子を見た海も食べ、「負けを認めろ」と一言いいます。

スーシェフになった布袋は新しいレシピを考えなくなっていました。

コンペから布袋を外した理由はレシピを考えられなくなったからなのです。

厨房のシェフたちも味見をするとやはり岳の実力のほうが上回っていることを実感します。

布袋は自分の実力が落ちたことに気がついてはいたものの、経営のせいにして店を畳んだことにしていました。

すでに海に対しては負けを認めて、戦うことをやめていたのです。

海はそんな布袋に「本物のシェフに戻れ」と涙を流す布袋の背中を押すのでした。

コンペの結果

満場一致で勝者は岳となりました。

そして布袋は店をやめず、変わらずKのスーシェフとして活躍することに。

ホテルの料理監修のメインを務めることになった岳はまた一歩海に近づきました。

岳が務めるのは数学の有名な表彰式のコース料理を努めます。

しかしその場で料理を振る舞う相手は数学オリンピックの時の仲間、広瀬

それを知った岳はトラウマを思い出して過呼吸になり、倒れてしまうのでした。

布袋がお店をやめなくて本当に良かったです!

しかし毎話ごとに海の岳に対しての無茶振りが大きくなっていってヒヤヒヤしますね。

それを頭を悩ませながらも考える岳のアイデアには思わず関心してしまいます。

倒れてしまった岳ですが因縁のライバルの登場にドキドキですね…。

第7話

数学で有名な授賞式のイベントの料理監修を務めることになった岳は、トラウマの相手である広瀬が出るイベントということを知り倒れてしまいます。

その後、料理を作っていなかった夢を見ていた岳はかなりのプレッシャーを感じているようでした。

そんな時変わらず忙しいKの厨房に、突然広瀬が乱入してきます。

「僕の助手になることは決まっている」と奇妙な一言を残して去っていく広瀬。

岳はその後Kの厨房で、広瀬が悪い人ではないこと、数学を諦めた理由が広瀬の存在ということを皆に話します。

しかしその話を聞き、さらに応援してくれるKのシェフたち。

海は先日のコンペで作ったメインの他に前菜、スープ、魚料理、肉料理を完成させて完璧を超えたコース料理を作ることを指示します。

シェフたちの協力でコース料理を考えていく岳

海の「完璧を超える」という言葉にプレッシャーを感じている岳は毎回最高の料理が出来ても満足をしません。

そんな岳の考えがわからなくなってくるKのシェフたち。

しかしその話を聞いていた岳は落ち込みますが、布袋は岳を責めることなくそれぞれのシェフに武器があることを伝えます。

岳の数学という武器は岳だけのものです。

布袋に憧れていた岳ですが、布袋から「朝倉海になれ」と伝えられて考える岳。

海の考えていることも分からない蘭菜は海の隠しているものが知りたくて問い詰めますが海はいつも通り誤魔化します。

布袋の一言に頭を悩ませた岳は今回のミッションが本気だから怖いということを素直に海に伝えます。

岳の出した答えは「今回は海も一緒にやってほしい」ということでした。

しかし岳に託したから乗り越えろと行って突き放す海。

海の強い眼差しにそれ以上岳は頼むことは出来ませんでした。

魚見が家に訪れ、海外留学が決まったことを告げると引き止めもせずにおめでとうと伝える岳。

寂しがっている魚見に気づきもしない岳ですが、魚見の来ているパーカーを突然欲しいと言い出します。

倒れた海

変わらずこの日も渋谷と淡島に夜食を提供した海でしたが、突然倒れてしまいます

次の日目が覚めた海はめまいを起こしていたようですが「お前にはもう料理はできない」と厳しく伝える渋谷。

しかし、蘭菜が仕込みしているところに海は現れ「俺の後継者は岳」と突然伝えます。

そんな海を心配そうに見つめる蘭菜でした。

パーティー当日

Kの厨房スタッフ全員で協力しながらコース料理を完成させていく岳。

しかしライバルである広瀬はグミしか食べず、料理を口にすることもしてくれませんでした。

そんな見てしまった岳はかなり落ち込んでしまいますが、布袋をはじめKのスタッフは背中を押してくれます。

解けない問題が大好きな岳は、料理を口にしない広瀬に食べてもらえる料理の問題を解こうとします。

海がくれたヒント「岳にしか伝えられないなにか」が分かった岳。

海は岳のお願いを叶えるため、一緒に調理に参加します。

最初と比べたらプロの顔つきになっている岳をみて満足そうな顔を見せる海。

海と一緒に完成させた料理はフィボナッチ数列をテーマにした料理。

黄金比率を見た目に表すことで料理に興味を示してもらうことに成功した岳。

「美味しい」と言わせることにも成功し、今回も料理人として結果を残すことができました。

しかし、残ったのは満足でなく妙な違和感を感じている岳。

そんな中、2週間店を開くためパリに行く準備をするため、その間のKの料理長を岳に託した海。

しかしその日が海を見た最後の夜となったのでした。

フィボナッチ数列という黄金比率でまた数学と料理の組み合わせに成功しました。

しかし、未だに海が何を考えているのか、何を隠しているのかが分かってイないので早く続きが気になってしまいます。

岳と料理をはじめる海役の志尊淳さんがとてもかっこよくて思わず見惚れてしまうシーンもありましたね。

最後の岳の意味深な一言がさらに意味深で思わず「えー!」という声を上げてしまいました!

第8話

パリで店を出すためにしばらくKを空けることになった海。

岳は海が残した置き手紙を見つけ、そこには「戻るまでの間、店の指揮は岳に任せる」と書いてありました。

パリで店を出すなんて聞いていないKのスタッフたちは焦りますが、寧々までいないことに不信感しか抱けません。

岳が料理長っていうと不安がある蘭菜たちですが、他の雄厨房のシェフたちは岳が料理長になることは大賛成。

蘭菜は休むことを決めますが、海が復帰するまでの間の料理長は岳になりました。

店はうまく回りますが、2週間経っても海は戻って来ません。

海の過去

2005年にパリで渋谷に出会った海。

母親に捨てられていたところを渋谷に救われていました。

2020年に渋谷と寧々に手伝ってもらい、各国からの料理人と資金面をサポートしてもらえる出資者を集めKをオープンさせていました。

しかし『大事な脇役』と呼ばれる岳を見つけるのです。

岳は姿を消した海を探すため、渋谷と淡島のもとを訪ねますがうまくはぐらかされてしまいます。

岳は気が付きませんでしたが、そこにいたのは海ではなく寧々でした。

蘭菜は2週間の休みでパリに行き、海を探しに行くもなんの手がかりも見つけられず。

海が店を出すなら目立つはずなのに、手がかりが無かったということは嘘なのではないかと疑う3人。

店はどうするかという話にふたたび戻ると、岳は「やってみたい」と挑戦の意思を見せます。

しかし、Kは支援者たちの金銭的サポートによって経営が保たれていたことが明らかになりました。

料理だけでなく、経営面での壁も発覚しますが、それでもやってみたいという岳に店は任されます。

出資者である客から褒められ続ける岳ですが、そこで新たに出資者となる西門理事長が再び登場します。

そこで西門理事長は海に関する秘密を持ってきます。

なんと海は聴神経腫瘍という味覚を失ってしまう病に冒されていたのです。

その情報を握っていた西門理事長は、資金面はサポートし岳を料理長として譲るかわりに経営権を譲れという条件を出してきます。

ある日、寧々が家に戻ってきます。

海がどこにいるかは教えられないが寧々はKに戻ることを決意してきてくれました。

岳の親友の魚見は海外留学へ行くことに。

一番の味方で応援してくれた魚見さえも身近にいなくなってしまい寂しさでいっぱいの岳は父親に電話をします。

「どこにいてもお前と一緒」と言ってくれる父親からのエールを受け、西門理事長のサポートを受けずに海を待つことを決意します。

海が必ず戻ってくると信じて、居場所を作って待っていることをみんなで決意したというKのスタッフたちにまた不満そうな表情で帰って行く西門理事長でした。

Kはまた、料理長の岳を筆頭にまた団結します。

しかし、仲間がいるけどどこか孤独を感じている岳。

海や憧れていた人たちが感じていた「孤高」というものです。

「孤高」を感じ始めた岳は、他の人を超えられるという自信に満ち溢れ、豹変し始めるのでした。

今回のお話では海の過去の話や病気のお話など、いままで明かされてこなかった秘密が全て明らかになりました。

全話の最初に流れていた、岳が豹変してしまった理由などもわかりスッキリと同時にどうなっていくのか心配になりますね。

第9話

岳が海から店を引き継いで1年が経ちました。

しかし岳は料理の真理に近づくために妥協を許さないシェフになってしまい、蘭菜をはじめとするシェフたちは疲れ切ってしまっていました。

蘭菜は呆れて店に来なくなりますが、蘭菜が来なくなった厨房ではある日、ナッツアレルギーの客が来店します。

かわりの食材である菊芋の在庫が不足していたため、岳がとった策はメインを変更し、その他のコース料理もすべてメインの料理とのバランスがとれたものに作り直すことでした。

急な提案に厨房では混乱が起きますが、料理長である岳の言う通りにしかできず、不服ながらも従うシェフたち。

岳が自分を追い込み、人が変わったようになったのは1年前のミシュランで星を一つ減らしてしまったことでした。

メインの料理は出来ても、そこから逆算して前菜などを考えるため時間がかかり店内にいる多くの客からクレームが来てしまいます。

かわりの前菜を作って出そうとしても、岳は他のシェフが従わないことに激怒。

そんな岳に限界を迎えた岳以外のシェフたちは仕事を放棄して店を出ていってしまいます。

岳が完璧な前菜を完成させた頃、お客さんは1人も残っておらず、他のKのメンバーも出て行き、残ったのは寧々だけ。

この日の一件でKには誰も来なくなり、岳も絶望

そんな岳に父である勲が事故に遭ったと岳に電話がかかってきます。

無事軽症だった勲ですが岳が謝ると理由を聞かずに抱きしめ、続けて勲は仲間を力にすることが岳の強さだと話してくれます。

父親の応援によって岳は目を覚まし、再び仲間を取り戻すために動き始めるのです。

Kのシェフになり、海から学んだことを書いたノートを見返すと海からもらった言葉の数々が書いてあり、そこから答えを見出すことが出来た岳。

岳は海に会うために田舎町を訪れ、ある小さな店を訪ねるとそこに居たのは渋谷。

渋谷は海を自分が作った最高傑作だと話します。

渋谷が海の前からいなくなったことで、海は超えるべき目標を見失っていたのです。

渋谷が言うには料理人としての海を終わらせたのは病気でも淡島でもなく、岳だと言います。

後継者が出来た以上、料理の道を全うしたため、もう海は料理をする必要はないと容赦なく話す渋谷。

そんな淡島に「海の料理を返して」と強く言う岳ですが、渋谷は「料理をすることはもうない」と断言します。

渋谷が話した場所に海はいました。

体調は良好ですが料理はもうできないと話す海。

そして元々Kを作った理由は「託す」ということだったと話します。

この1年間、料理とひたすら向き合ってきた海。

岳が羨ましかったと話す海ですが、岳は真剣にレシピノートを広げて「この料理を一緒に作って欲しい」とお願いをします。

海さんの物語は僕が終わらせません

そう伝えると、海は静かに笑ってノートを改めて見返し、新たに何かを書き足します。

やろう」と呟いた海に、涙を流して喜ぶ岳。

しかし、Kの厨房に戻ってきたとき、蘭菜も同時に戻ってきます。

海に「もうここで岳に料理はさせられない」と伝えるのでした。

前半と比べると豹変してしまった岳の差がすごくて思わず鳥肌が立ちました。

最後まで岳の気持ちを理解しようとついてきてくれた布袋の優しさも分かりましたが結局全員去ってしまいましたね。

最終的に海がKに戻ってきてくれて安心しましたが蘭菜の一言に心がざわざわしています。

次回はついに最終回です!

第10話

海は岳と一緒にまた料理の世界に戻ることを決めました。

しかし、渋谷は「元のお前には戻れなくなる」と認めてはくれません。

次の日、渋谷は店に訪問し、そこで出される料理が真理の扉を開くものでなければ「料理は二度としない」と海に約束させます。

渋谷は海の作った料理に今まで「美味しい」と言わせたことはありません。

海は岳の提案で作る料理を決めて、Kの厨房に戻ってきますがそこで会った蘭菜に「岳に料理はさせられない」と言われてしまいます。

その理由は、岳の料理に対しての熱が勝手な行動を呼び、営業が停止してる間、寧々が色んな人に頭を下げて回っていました。

岳の自分勝手な行動にうんざりした蘭菜は、それを理由にKで岳に料理はさせられないと思ったのです。

海は蘭菜が決めたことに反対はしません。

しかし最後の頼み事といい、Kのスタッフのみんなに岳と作る料理を食べてほしいとお願いをします。

岳は1人1人に謝りに回りますが、岳のしたことは大きすぎました。

いくら頭を下げても誰一人として話は聞いてくれませんでした。

しかし、時間は迫っているので海と作るコース料理のレシピを固めなければいけません。

レシピ作りは朝まで続きました。

次の日

約束通り渋谷が来店します。

渋谷は来て早々に「一つでも真理の扉を開かない料理があったら二度と料理をするな」と再度伝えるのです。

寝ないで料理を考えた海と岳ですが、海はいざ料理を始めようとしたときにめまいを起こしてふらついてしまいます。

そんなときに蘭菜、続けてKのシェフたちが全員厨房に現れます

「客席じゃなく居場所は厨房」と言うKのシェフたちに頭を下げて感謝する岳。

実は裏で親友である孫六が全員に頭を下げてお願いをしていました。

Kのスタッフが全員集まり、ついに真理の扉を開くコース料理の調理が始まります。

前菜は蘭菜のアイデア、スープは孫六のアイデア、魚料理はペーニャジャンのアイディアで完成したものを提供。

ラストのメイン料理に出てきたのはなんとハンバーグ

岳は父親との思い出であるハンバーグからアイデアを得て、この料理を作りました。

付け合せのピューレは布袋のスペシャリテから得たものでした。

渋谷はどうして他人のアイディアを提供したのかという質問に、全員が最高だと思える料理を提供したかったと答えます。

Kのシェフたち全員のアイディアと思いが詰まったコース料理に渋谷はなんと評価するのか緊張が走る中、渋谷は完食して席を立ちます。

向かったのはKの厨房

突然料理をし始める渋谷に、出会った頃の思い出が蘇る海。

つくっているのはファルスという料理で海にとってのハンバーグ。

ファルスを試食した岳はショックを受けます。

自分たちのハンバーグが最高だと思っていた海と岳は落ち込みますが、そんな岳と海に「お前たちの作ったハンバーグが良かったからそれでいい」と渋谷は慰めます。

料理に真理が存在するなら、どこまでも究極を追い詰める料理人の姿だと渋谷は話し、料理人に帰ってきた海に「すでに自分を超えている」と伝えるのです。

その場をあとにしようとする渋谷ですが、それを見た岳は「思っていることをちゃんと話してください」と言い本音を言わせます。

渋谷は海に「突然現れて鬱陶しかった」「勝手に病気になってどれだけ心配したか」と強く言いますが、優しく「息子だと思っていた」と伝えると海は涙を流しました。

美味しかった」と伝えた渋谷は海のことを岳に任せます。

今後は、布袋は自分の店をやり直し、王、ジャン、ペーニャの3人は店を出すことに。

孫六は実家の料亭を継いで、Kは蘭菜に買い取られることが決まりました。

みんなからのエールをもらった岳は3ヶ月後に海と一緒に店を開きます

そこには寧々も一緒にいて、魚見や神楽も客として訪れていました。

2人が見つけた答えは「ひとりじゃない」ということでした。

料理会に戻ってきた海に喜ぶとともに、ストイックな海が倒れてしまわないか心配でハラハラした最終回でした。

先週の最後に蘭菜が放った一言にどうなるんだろうと不安でしたが、やはりこういうときにKのスタッフたちの絆を感じて目頭がジーンとしました。

渋谷の言葉にも気持ちがこもっていてとても感動しました。

とても感動的な最終回でしたがみなさんにとって2023年記憶に残るドラマになったでしょうか♪

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フェルマーの料理最終回の結末!海ネタバレと岳はどうなる?

岳がどのような未来を選択するのかが鍵!?

「フェルマーの料理」は原作ネタバレを見てもまだ連載中とあって、ドラマではオリジナルの最終回になる可能性が高いと考えられます。

主人公、岳が料理と出会った末、どのような未来を思い描くのか気になりますよね♪

今回は2パターン予想してみました!

結末予想①岳と海が一緒に働く最終回

岳は海の元でそのまま働く

海のレストラン、「k」で働いている岳ですが、そのまま海の右腕として働いていくと予想します。

岳の才能に海も気づいて認めているので、一緒に料理を突き詰めていくのではないでしょうか。

最終回の結果:料理を突き詰めるというよりは仲間意識が高くなったような結果になりました。

結末予想②岳が独立する最終回

料理の面白さに気づいた岳は自分の店をもつ

料理に自分の才能である数学的な考えが活かせると知った岳は、突き詰めていくうちに自分の自由にできる店を持つことを夢に持つのではないでしょうか。

海から離れ、店を持つことは海とライバルになるということでもありますが、切磋琢磨し互いを高め合う存在として関係は続いていくと予想します。

最終回の結果:こちらのネタバレの通りの結果になりました!

どちらも岳が料理の道へ進む結末であると予想しました。

とはいえ、ドラマ放送当初から話題となっている「海が1年後にいない」「岳が別人のようになってしまう」という点。

本体なら海が仕切っているはずのレストラン「K」を、1年後は岳が仕切っているようですよね!

この部分がどう展開していくのか気になるところです。

「海がいない」ことは原作になくネタバレもないので完全に予想になりますが・・・実際の最終回結末がどうなるか楽しみですね♪

この記事でも最終回までネタバレしていきますのでお楽しみに!

海の原作ネタバレ

ドラマでも話題となっている「海が1年後にいない」こと。

原作漫画では実際どうなっているのか、原作の”海のネタバレ”が気になりますよね!

結論からお伝えすると、原作漫画ではこの「海がいない」という部分は出てきていないんです!

しかし、ドラマの中では1年後、海が来ていた料理長の服をきて厨房のシェフたちに声を荒げる様子まで描かれていますね。

第9話までの放送で、海には味覚障害の症状が出てしまう病気に侵されていることが明らかになりました。

手術をするとさらに味覚が失われてしまう危険性もあることから、手術はせずに少しずつ様子を見ていた海。

しかし、最終回で渋谷の反対を押し切って料理の道に戻ってきました!

「楽しい」と呟く海にみなさんも感動したのではないでしょうか?

フェルマーの料理の原作ネタバレと最終回結末予想まとめ

フェルマーの料理」の原作ネタバレ最終回結末予想をご紹介しました!

一見、料理に関係なさそうな数学というジャンルが融合することで今までになかった料理が生まれていくストーリーの今作。

原作漫画の中には岳や海が作った美味しい料理が沢山出てきます♪

きっとあまり料理をしてこなかった人も「フェルマーの料理」をきっかけに作ってみたくなること間違いなしですね♪

ネット上には原作に出てくる数々の料理を再現している人も沢山いました!

志尊淳さんと高橋文哉さんのケミストリーが感動を呼んだドラマでしたね!

「フェルマーの料理」現在も連載中なので、ドラマが終わってしまっても漫画で楽しんでみるのもいかがでしょうか?

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