2023年10月スタートのTBS日曜劇場「下剋上球児」の原作はあるのか、ネタバレと最終回の結末予想をご紹介します!
「下剋上球児」は、県大会初戦敗退を10年も続けた弱小野球部が、甲子園出場というミラクルを起こす実話をもとにしたドリームヒューマンエンターテインメント。
実話を元にしたストーリーですが、そもそもの原作はあるのか気になりますよね。
この記事では、ドラマ「下剋上球児」はタイトル通り下剋上できるのか、最終回の結末の行方までネタバレしていきますよ♩
下剋上球児のキャスト相関図と一緒にぜひ参考になさってくださいね!
日曜劇場「下剋上球児」の原作ネタバレと実話の結末
まず気になるのが、日曜劇場「下剋上球児」に原作があるのかどうか・・・ですよね!
結論から言いますと
- 「下剋上球児」のストーリー自体は実話で、本もある
- しかしその本はドラマ「下剋上球児」の原作ではない
- ドラマ「下剋上球児」は、元となる実話からインスピレーションを受けて企画されたもの
ちょっとややこしいのですが、要は実際の実話が原作になっているわけではなく、「オリジナル」ということですね。
ドラマ日曜劇場「下剋上球児」は、元となる実話からインスピレーションを受けて企画されたものなので、登場する団体、学校、人物、あらすじは全てフィクションなんだとか。
ちなみに、「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘著)のノンフィクション本の詳細がこちら。
ノンフィクション本「下剋上球児」は、三重県立白山高校の弱小と言われた野球部が、2018年に夏の甲子園に見事出場を果たした実話です。
ただ全体的なストーリーとしては少し実話に似る部分もありそうですよね!
モデルとなった実話の白山高校野球部の結末は?
「下剋上球児」のモデルとなった野球部の高校は、三重県立白山高校。
「全国高校野球選手権」三重大会で10年連続初戦敗退してきた弱小野球部でした。
結末は・・・
残念ながら甲子園での戦績は
- 愛知工業大学名電高等学校に0-10で敗退
- 愛知工業大学名電高等学校は準々決勝で尾道商業高校に敗退
となりましたが、それでも「弱小野球部」が球児たちの憧れである甲子園に出場したのは本当にすごいことですよね!
甲子園は基本的にはそれぞれの都道府県につき1校しか出場できないので、めちゃくちゃすごい!
ちなみにこの甲子園出場という快挙を果たした球児たちは、ほとんどが第一志望校の受験に失敗して三重県立白山高校に入学したんだとか。
三重県立白山高校も、教育困難校とも言われていたのです。
野球部はというと
2013年に白山高校野球部の東拓司監督が赴任してきた際に部員は9人すらおらず、グラウンドの草むしりから始めたんだとか。
東拓司監督自身が入部を呼びかけ少しずつ部員数が増え、2017年には3回戦進出を決め、2018年に甲子園初出場となりました!
甲子園出場の際は「リアル・ルーキーズ」と呼ばれていたんだって!
南雲と山住のモデルとなった先生
「下剋上球児」に出てくる南雲脩司(鈴木亮平)のモデルとなった先生は東拓司先生。
現在は昇学園の教師としてご活躍されています。
東拓司先生の経歴
- 出身地:三重県松阪市
- 出身高校:三重県県立久居高校
- 出身大学:大阪大学
そして、山住香南子(黒木華)のモデルは、当時白山高校家庭科教師で野球好きの川本牧子先生ではないかと言われています。
川本先生は野球が大好きでソフトボール経験者ということもあり城山高校の野球部と家庭科部の顧問を兼任しています。
ドラマの山住も野球好きで家庭科教師という共通点があり、モデルになったのは間違いなさそうですね♪
原作の南雲のモデルの先生に秘密はあった?
「下剋上球児」の東先生がモデルとなった南雲の秘密がついに明らかになりましたね!
ですが、あくまでもフィクションため実際は三重県の教員採用試験を突破し教諭として勤務されています。
しかし東先生ご本人は「原案の本を呼んでくれる人が増えたらいい」と笑顔で語っているほど優しく、心の広い方です♪
ドラマ「下剋上球児」の脚本
そして「下剋上球児」の脚本を担当するのは奥寺佐渡子さん。
奥寺佐渡子さんは、細田守監督の大ヒット映画や、ドラマを多数手掛けていますよ。
奥寺佐渡子さんの代表作は…
- ドンウォーリー!(1998年)
- 夜行観覧車(2013年)
- Nのために(2014年)
- リバース(2017年)
- わたし、定時で帰ります。(2019年)
- 最愛(2021年)
- サマーウォーズ(2009年)
- おおかみこどもの雨と雪(2012年)
- バケモノの子(2015年)
最近のドラマはほとんどTBSの番組になります。
どの作品もヒットして話題になったものばかりなので、今回もかなり期待大ですよね!
「下剋上球児」は元になった話やタイトルから、「最終回は甲子園で試合するんだろうな…」という想像ができます。
しかし、原作はないので、結末に行き着くまでにどんな波乱があるのか、奥寺さんの脚本が楽しみですね♪
下剋上球児ドラマの最終回結末までのネタバレとあらすじ
ここまでお伝えしてきたように、日曜劇場「下剋上球児」は実話であるものの原作はないので、ドラマのあらすじはオリジナルになりそう!
ドラマのあらすじは
主人公・南雲脩司は、ケガが原因で大学時代に野球を引退。
大学も辞めてしまいますが、32歳で大学に再入学して教師に。
赴任した高校で廃部寸前の弱小野球部の顧問になったところから、南雲脩司とその周りを取り巻く人々の日常が変わっていく…
ここからは、1話~最終話まで各話のあらすじをネタバレしていきますね!
第1話のあらすじとネタバレ
南雲のいる高校の野球部員は、幽霊部員と呼ばれる者もいるものの実質正式に活動している部員は1名。
そんな弱小とすらも捉えられない、部活としても機能していないような野球部の新たな監督にと南雲は打診されていますが、何かと有耶無耶にし断り続けています。
そんな折、新たな先生、山住が赴任して来ました。
山住は女性ながら人一倍野球愛に溢れていて、新赴任地でも早速野球部を盛り上げようと意気込んでいます。
そして、新入生も新たに入学。
その中には、入学前には野球でエースと呼ばれていた生徒もいました。
山住は、南雲に監督になって貰いたいとお願いすると共に、元エースの生徒やその他の勧誘に奔走します。
何とか野球部が野球を出来るようにとの思いが強い山住は何かと画策しますが、なかなか上手くいきませんでした。
地元有力者・犬塚の孫が元エースの生徒だった為に、犬塚は自らの土地を、自ら名を冠した野球場に作り変えてしまいます。
そして、孫を活躍させたい余り、何かと野球部にも口を挟み、勝手に練習試合まで決めてきてしまいました。
野球愛の強い山住も、学校外の人間が学校に何の許可もなくそういう事をするのは「さすがに困る」と少し辟易気味。
しかし「野球場を作ったのは私」と言わんばかりの有力者に対し、最後は学校側も折れて練習試合を許可します。
とはいえ当の野球部は、何とか新入生が入り形の上だけはまとまるものの、何かとやはり弱小です。
そして、肝心の練習試合相手校からも、強豪の他校との試合が決まった為にと断りを入れられてしまいます。
何かと八方塞がりの野球部。
そこで南雲と山住が何かと各方面に頼み込み、社会人草野球チームと練習試合が出来るようになりました。
草野球チームは「おじさんだと思ってるだろ」と言いながらも、そのおじさん草野球にも大差をつけられる程に弱小の野球部。
見かねた南雲は、つい何かとサインを出したり、声掛けをしてしまいます。
ですが裏事情があり、全く野球には触れては来てはいなかったのです。
しかし弱小ながらも試合に臨む生徒達を見て、自分でも思わぬ所で野球熱が出てしまい、最終的には「1点でも良いから取ろう」と野球部員達を後押しします。
結果的に負けてはしまいましたが、何とか点は取れた野球部。
そんな折、元監督だった賀門と再会。
南雲に「誰にも連絡を取らず何をしていたんだ?」と優しい言葉を掛けられ、食事を共にします。
ですが、南雲にはやはり内に抱えている誰も知らない秘密があるようでした。
教師でもある南雲は、元野球部で活躍をしていたのかなと思わせる描写が所々に出ていましたが、やはり野球経験者の様子でした。
ですが、それをなぜ周りに隠しているのか?
なぜ元の仲間達とも連絡を取っていないのか?
頑なに野球に関わろうとしなかった筈なのに、その思いや感情をも突き動かし、野球にまた携わって行くようになるのはなぜなのか気になります!
それが分かった上で、ようやく野球部がいかにして強くなるのかが描かれて行くのかなと思うと、とても楽しみになりますし、とても見応えのありそうなドラマだなと思いました。
下剋上球児のロケ地高校や野球場についてもあわせてチェックしてみてくださいね!
第2話のあらすじとネタバレ
南雲は教師を辞める事を考えており、自分が野球をしていた時の監督・賀門に会った時に話していました。
賀門から「昔の仲間とは連絡を取っていないようだが、何故か」と聞かれて、顔を曇らせる南雲。
時は変わり、南雲は妻に、越山(えつざん)高校野球部の監督を夏まで臨時で引き受ける事を決めたと伝えます。
妻も「良いのでは」と受け入れてくれました。
野球部に関して改めて話をする南雲と山住。
山住は目標を「甲子園」とするものの、南雲は「まず一勝」と言い、相違がある感じとなってしまいました。
ある日、野球部の生徒達の実力を見るフィジカルテストを行うことに。
結果は、地元有力者の孫で野球の実力のある犬塚に頼るばかりの感じでした。
部員達も段々やる気が失せ、サボる者も多数出始めます。
そして、折角決まっていた他校との練習試合も「予定が詰まっているから」と断られていました。
何とか部員を増やそう・強化しようと言い、焦りを見せる山住に対し、今のまま少しずつ進めばという南雲。
その頃、南雲の妻は元夫にとあるパーティで会うことに。
南雲は妻にとっては再婚相手、長男も元夫の子でした。
野球部に焦りを感じる山住は、校内で生徒達をスカウトし始めます。
そんな中、野球部の前監督が様子を見に来ました。
そして南雲の恩師である星葉(せいよう)高校監督の賀門も、たまたま近くに来たからと越山高校野球部の様子を見に来て、山住と話しをしています。
そんな中、なかなか学校に来ない生徒・根室がいました。
心配して様子を見に行く南雲。
実は祖母が倒れ、家の事で大変になっていたのでした。
元々、学校に通うのもフェリーを使ったりと遠く大変で、野球にはお金も掛かりなかなか続けられないという根室 。
その頃、賀門が監督の星葉高校野球部との練習試合が決まりました。
星葉高校は1年生チームというものの、強豪校相手という事には変わりありません。
そこで更に気合いを入れようとする山住と、 あくまでも自分たちのペースでという南雲。
星葉高校との試合当日。
越山高校は1人欠けてしまい、元々10人とギリギリの部員数でしたが、それが9人となり何かあったら試合続行は即無理という状況に。
越山のピッチャー犬塚は、星葉の野球部には知る者が沢山いた為か段々と調子を崩しがちになります。
そして南雲は、犬塚に変わり根室をピッチャーにしました。
速さは無いもののコントロールの良い根室の送球に少しずつ翻弄される星葉高校野球部。
10人の時には補欠だった生徒も試合に出る事になり、気合を入れヒットを打つ事が出来ましたが、怪我をしてしまいました。
そこで、見学に来ていた足の速い生徒に代走を頼む山住。
さらに南雲はタイムを入れ、勝つイメージを持つようにしようと優しく鼓舞します。
皆が健闘するも、結果試合には負けてしまいました。
試合後、遠くから通う根室をフェリー乗り場まで送る南雲。
その時に南雲自身が以前使っていたグローブを根室に渡します。
使い込んではあるもののその分手に馴染みやすく使いやすいはずという南雲。
南雲に心から感謝した根室は、「越山の野球部に入って良かったです」と言いました。
そしてまた、新たに別の所との練習試合が決まり順調な様子。
しかし、折り入って話があると南雲は山住を呼び出します。
そこで、「チームに可能性があるからこそ監督を続けられない」と南雲は話します。
- 実は教員免許をもっていない
- 大学での単位が足りず卒業出来ず、教員免許を偽造した
と告白するのです。
この事は誰も知らな絶対いという南雲。
驚愕の事実に困惑し動揺する山住。
そして南雲は、恩師の賀門にも、卒業していない事を知られるのも時間の問題だろうから、近い内にこの事を周りにも知られるだろうと言うのでした。
第3話のあらすじとネタバレ
越山(えつざん)高校教師の山住にそう告白した同じく越山高校教師の南雲に対し、
- 「聞かなかった事にさせて下さい」
- 「先生がいないと高校も野球部も困ります」
という山住でした。
そんな時、日沖という南雲の学校の生徒が人を殴ったと連絡が来入り警察に行く南雲と山住。
日沖は、野球部の兄・日沖の弟でした。
ネットで無免許教師として働いている人がいるのか等を調べ「結構いる」と感じている山住。
そんな中、日沖・弟は謹慎となります。
南雲が何かと調べ、原因を究明すると言います。
そこへ、地元有力者の犬塚が事件の事を聞きつけ学校に乗り込んで来ました。
生徒が問題を起こし野球部が活動できなくなったら「グランドは自分が作ったのだから使わせない」と憤怒しています。
南雲の妻が、以前に勤めていた職場から復職を求められていますが、悩んでいると南雲に話しました。
そして南雲に対し、「何か話したい事があるのでは?」と聞き、南雲は「今年一杯で学校をやめようと思う」と伝えるのでした。
南雲は練習にも来ません。
事情を知っている山住は困惑します。
練習試合をする越山高校。
前監督の采配はイマイチなものでした。
喧嘩の真相
日沖・弟のしたと思われる喧嘩の原因は、自分のせいでは無いのかと気にするつばき。
野球部が活動出来ない事を危惧し、日沖・弟は野球部の兄の事を庇っているのでは、と…。
野球部の兄・日沖が南雲の家を訪れます。
弟は咄嗟に「『俺がやった』と言った」とのだと言います。
そして、「自分のせいで予選には出られなくなるのですか」と謝ります。
喧嘩の相手に謝りに行く日沖の兄弟と南雲。
殴られた側にも何かと裏がありそうでしたが、それでも日沖兄弟と南雲は「何とか許して下さい」と頭を下げます。
辞職を決意した南雲は・・・
しかし「保留にして欲しい」「南雲先生が来てくれてから退学者が減った」と言う校長。
悩む南雲でした。
南雲の家に山住が来て、妻と話し「何か南雲先生から聞いていませんか」と聞きます。
そしてそのまま帰っていきます。
先日の試合映像を観た南雲は、山住にアドバイスをします。
野球部を集めミーティングをする山住。
そこで日沖・兄は謝り、予選に出ないという思いを伝えます。
「南雲先生には相談したのか」と言う山住に、「3日考えて答えを出した」「キャプテンも辞めたい」と言う日置・兄。
ですが「せめてキャプテンだけは続けられないか」と山住や野球部員たちも言います。
練習後、南雲が来ないことに「野球部を見放したのか」と言う部員たちは、南雲に直に聞きに行くことにしました。
「一心上の都合で」と言い「俺がいなくても皆はやる気になっている」と言う南雲。
見放されたのかと思う部員たちに、山住は「南雲先生は、試合のビデオも全てチェックしている」と話します。
その頃、犬塚家では、孫の犬塚を「もっと成長させたいから」との理由から「留学させる」と言い出す祖父の犬塚。
犬塚は「いい加減にしてくれ」「ほっといてくれ」と声を荒げます。
祖父・犬塚は、孫に夢を託したいのだという犬塚の両親。
そして犬塚は、祖父に話をしに行き「俺、頑張るから」と、このまま続けたい事を話します。
祖父の犬塚も「おじいにかっこいい所を見せてくれ」と言うのでした。
山住は、甲子園に向けての予選大会の抽選会に来ていました。
南雲は家で思い悩んでいましたが「行ってくる」と言い駆け出していきます。
そして南雲は抽選会会場へ。
山住に「ベンチに入ってくれないか」と頼まれる南雲。
それに対し「山住先生は何も知らなかった事にして下さい」「全て妻に話しました」と言う南雲でした。
それからまた南雲の野球部の練習が始まります。
甲子園予選当日
南雲は監督としてではなく試合を迎える事となります。
そこに南雲を知る人物が、星葉(せいよう )高校の賀門と話していました。
「南雲は今は高校教師をしている」という賀門に、その人物は
卒業出来たんですね。てっきり中退したと思っていました。
話していたのでした…。
南雲が教員免許を持っていないなんて衝撃的でした!
「共犯になります」と山住が言ってしまうくらい、優秀で真面目で周りからも望まれる人材の南雲の秘密が「大学を中退し、教員免許を偽造していた」なんて・・・!
更には、もしかしたら学生時代の南雲を詳しく知るのかもしれない感じの人物も現れていたので、今後の展開がめちゃくちゃ不安です!
南雲も野球部もどうなって行くのか・・・きっとハッピーエンドで終わるとは思いますが、すでにドキドキしています。
第4話のあらすじとネタバレ
いよいよ甲子園予選(三重県大会)1回戦の日がやってきます
越山高校の相手は、昨年夏の大会を一回戦で敗退した多気高校。
監督の横田を隠れ蓑に、副部長として指揮を執ることになった南雲はこの大会を最後に教師をやめると決意してベンチ入りしていました。
エースの犬塚翔をはじめ、久我原、楡ら1年生の活躍もあり、いつの間にか越山ペースの展開になっていきます。
ただ対戦相手の多気高校も効率の弱小校ではあるものの、監督がベテランの曲者という難点が。
ハンドサインなどで相手の様子を見つつ攻めていく越山高校ですが、そこに南雲の息子・青空も会場に駆けつけました。
それを見て、美香が南雲を残して東京へ行くことを青空へ伝えたときを思い出し苦い表情をしていました。
子どもたちを東京へ連れて行く理由は、南雲のことが表沙汰になった場合クラスで何を言われるか分からないからです。
学校に戻り職員室内が越山高校が勝っていることで大盛り上がりの中、賀門は学校に戻ってきます。
そんな賀門に連絡が来て、南雲の学生時代の友人から「南雲は大学を中退している」という話を聞きます。
確認しようとしていたところ賀門は「いまは南雲にも自分にもやらなければいけないことがある」といって止めたのでした。
4回の裏、多気高校の攻撃
無失点だった越山高校ですが、スーパーバント大作戦という作戦を使って翔の体力を奪っていくのでした。
翔は祖父の犬塚樹生に「自分ではなくザン高を応援してほしい」とお願いし、「勝ったら余計なことは言わないようにする」と約束させます。
食事中や玄関で寝てしまうほど練習を重ねて来た翔。
そんな翔を見て樹生はプレッシャーを与えて勝てと言っているのではなく翔を信じていると言うのでした。
6回裏、翔はスーパーバント作戦によってストライクが入らなくなっていきます。
そこで、伝令を出しタイムをかける南雲。
相手が完全に打つ気がないなら、翔にバント処理をさせず守備位置を大きく変えることに。
外野が2人、内野が5人という大胆な守備位置変更作戦に出ることに。
そのおかげか、越山高校は8回裏まで無失点で多気高校の攻撃を迎えます。
ここで南雲はピッチャーだった翔をライトに、ライトだった根室をピッチャーに属させます。
根室は翔ほど早い球を投げることはできませんが、キレはピカイチです。
緊張している根室に「いつも通りいけ」とアドバイスしたおかげで順調に8回裏を終えることができました。
点差1点、「ここで追いつけば行ける」とみんなを励ます南雲。
越山高校の攻撃、先頭バッターの根室はさっそく得意な球の逆の球を振っておく作戦を実践し、早速ヒットを出します
そこからも順調に進む越山高校。
そんな壮磨に校長は「人に怪我をさせてしまい深く反省していて、自分からピッチに立たないと言った」と伝えました。
それを聞いた壮磨は「兄貴は悪くない」と涙を流しました。
誰よりも大きな声を出して励ます主将の日沖。
他にも仲間の声援を受けながら翔はバットを握ると自分に向かってきたボールに対して強くバットを振りかざします。
誰もが入ると思ったボールは、残念ながらレフトのグローブの中に収められています。
3アウト試合終了、2対1で多気高校の勝利となり越山高校は1回戦敗退となりました。
しかし悔しがるより先に、初めて9回表まで行けたことを心から喜ぶ越山高校野球部。
キャプテンの日沖は「負けてすみません」「最後の試合だったから勝って終わりたかった」と悔しさを口にします。
部員が自分1人のこともあったけど、いい先生や新しいグラウンドに恵まれて嬉しかったと涙を流しました。
南雲は右手を差し出して無言で握手を求め、2人は固い握手を交わしました。
そして日沖は翔に「越山高校に来てくれてありがとう」と感謝を伝えるのでした。
試合後、コンビニで南雲は野球部に大盤振る舞いをしてる中で「この夏で学校もやめることになった」と伝えます。
日沖は帰宅中、家の前で頭を刈った壮磨に会います。
壮馬は試合の日沖に影響されて、野球部に入ることを決めました。
そして翔は樹生から「勝ったら余計なことは言わないようにする」という約束を負けたにもかかわらず約束をしてもらい、越山高校にいられることになりました。
夜に家で仕事をしていた南雲のもとに、青空が「眠くならない」と起きてきます。
一緒にアイスを食べながら「東京に行きたくない」「友達はみんな違うフェーズに入ってる」と溢す青空。
「お母さん脩ちゃんは離婚しないよね?」の一言で一瞬表情が止まる南雲でしたが「しないよ」といって安心させるのでした。
しかし、突然やめることで校長に無免許で教員をやっていたことや偽造したことがバレて「遺憾」とまで言われてしまった南雲。
ついに美香と子供たちが東京に行く前日
犬塚から「とにかく大変だから来てくれ」と言われ急いで向かうと、お祭りで盛り上がっている犬塚家。
サプライズ慰労会と言って南雲を呼び出したのでありました。
教師まで辞めることになったことで事情を聞きたがる犬塚。
「もう勝手に試合組まないし負けても文句言わない」「自分も変わるから南雲先生も変わろう」と熱い気持ちを伝える犬塚でしたが答えることができない南雲はその場を後にします。
それに対して南雲を思わず引き止める山住。
「これからどうするのか」に対して「明日警察に行きます」と伝えた南雲の背中を見守る山住でした。
ついに美香と子ども2人は東京へ
惜しむ暇もなく「今から行く」と何処かへ電話する南雲。
学校へ「南雲と話をしにきた」と賀門がやってきますが、南雲が急にやめたことに対して怒っている様子。
そして、電車に乗り込む美香と子供たち。
ずっと険しい顔をしていた青空ですが「やっぱり東京に行きたくない」と電車を飛び出し家に帰ってきてしまいます。
しかしそこには南雲の姿がなく「なんでいないの」とつぶやく青空。
南雲は校長と警察に行き
罪を償いたいと思い伺いました。
と言うのでした。
惜しいところまで行きましたが1開戦敗退となってしまった越山高校。
悔しい気持ちがありますが、9回表まで行けたことに喜ぶ野球部のみんなにとても感動しました!
負けたことによって、あれだけ野球部を拒否していた壮磨が入部したり、犬塚が変わることを宣言したりいい事もありましたが、南雲は約束通り教師をやめ、警察に行ってしまいました。
また、東京に行かなかった青空はどうなるのか…気になることが多くて来週が待ち遠しいです。
第5話のあらすじとネタバレ
警察に自首をした南雲の噂は野球部員たちの耳にもすぐに届いてしまいます。
南雲の犯した犯罪で野球部員も職員室の先生たちも一気に手のひらを変えて冷たい反応を示していました。
そして、越山高校は急遽保護者会を開きます。
犬塚は「張本人が在宅で取り調べを受けていると聞いたので呼んでくれ」と無茶を言います。
そんな中、根室の姉・柚希が声を上げる保護者たちに対して「私と弟は南雲先生の力になりたいと思っている」と伝え、校長にも問います。
しかし校長はなにか助けるという考えは全くないと伝え、柚希の顔は曇ってしまいました。
そして、「茶番だ」と言って怒って帰ろうとした犬塚が用意されていたパイプ椅子に躓き、転んで負傷。
南雲は取り調べを受けるため、教師の頃に使っていた荷物をダンボールに詰めていました。
そこに帰ってきた青空が「脩ちゃんは闇の先生?」と南雲に問い、南雲は嘘をつくことなく「ごめん」と伝えます。
「なんで俺に話してくれなかったの」と涙をこぼす青空。
家にはマスコミがしつこくやってきて、困っている南雲と美香の父・七彦。
そこに南雲の弁護士・榊原がやってきて記者を追い払ってくれます。
榊原は「不起訴に持っていきたいが、地元の声が大きいと起訴になる可能性が高い」と南雲に伝えます。
特に地元では犬塚が検察と繋がっているということもあり、危機を示しているようでした。
そこで南雲は「謝罪に行くことはできるか」聞くと榊原ともう一人の弁護士・蓮見は「火に油を注ぐようなもの」と伝えます。
だいぶやつれてしまった南雲は弁護士にも「はい」「いいえ」「その通り」としか言わなくなっていたので「そろそろ腹を割って話してほしい」と榊原が言うと、ぽつりぽつりと話し始めました。
南雲がどうしても教師になりたかった理由は今までであった先生たちのおかげで、
- 保護者がいなかったので当時の担任・寿が助けてくれた。
- 散髪、料理、洗濯などの面倒を見てくれた。
- 寿の口癖は「勉強を教えるだけではない」。
- 誰にも教えてもらえなかったことを時間をかけて教えてもらった。
中学を卒業したら働く予定でしたが進学の道筋を見つけてくれたのも寿でした。
高校に通えていなかったら野球はやっていなかったと言います。
高校では賀門が帰宅部だった南雲を野球部にしつこく誘い、つい入部。
練習はきついなんてものじゃなかったけどチームは強くなっていった。
勝てるようになったのは賀門のおかげだと言いました。
そこで「教師になりたい」という気持ちが芽生え、大学を再入学。
しかし、赴任してすぐに「教師をやめたい」と思ったことも。
赴任してすぐに生徒指導を任され、援助交際の噂が経っている生徒・越前を見張るためにプライベートでも行動。
接し方を変えようと悩んでいた末、突然越前から「スーパーでアルバイトを始めた」と報告を受けます。
人はいつか変わるという言葉通り奇跡が起きたと思った南雲。
そこで、教師を辞めたくても辞められなくなってしまったと言います。
捻挫のため安静にしなければいけなくなった犬塚。
怪我までも南雲のせいにしています。
野球部の勢いを切らさないために賀門が新しい指導者を探していると山住が伝えても「そんなの断れ」とワガママを言う犬塚。
勝手なことは言わないと約束したのにもかかわらず、今とあのときは事情が違うといい、勝手に新しい監督まで決めてしまいました。
新監督になったのは塩尻という男で、仙台国際高校でコーチと監督を3年半やっていたというまあまあ優秀な人のようですが山住は困ってしまいます。
「練習を見て」と言う山住の意見も、新監督の塩尻には「無駄」と言われてしまいます。
夏休みになり、美香が東京から帰ってきました。
青空は美香に会うなり、自分が東京へ連れて行かれると思い逃げてしまいます。
美香は青空が学校で何かを言われるのが心配だと言いますが、南雲は青空を無理に東京へ行かせることはしたくないと伝え、美香は激怒。
美香は卒業に必要な単位を登録していなかったという南雲を関西弁で捲し立てます。
自分より先に山住に話したこと、夫婦は信用第一ということなどどんどんヒートアップしていく美香に対してどんどん小さくなっていく南雲。
謝り倒す南雲と頭を抱える美香に対して青空が「離婚は嫌だ」と一言いうと一気に静かになります。
南雲の処分は秋になっても決まらないまま…
野球部は不調続きで、秋の大会も1回戦敗退となりました。
サボり癖のある部員たちはサボりはじめ、塩尻の言っていたスカウトもうまくいきません。
ある日、南雲が家にいると山住が突然訪問してきます。
塩尻とうまくやっているか南雲が聞くと「練習にはほとんど来ない」と溢す山住。
「あれから賀門監督とは話しました?」と聞くと、南雲は携帯を開いて「破門だ」と書かれたメールを見せました。
すごく怒っているような賀門に対して、山住はなぜ怒らないのか南雲が聞くと、「がっかりはしたけど、怒る理由が思いつかない」と言う山住。
困っている山住に一冊のノートを見せます。
そこには練習メニューがぎっしりかいてありました。
やることがなかった南雲は生徒1人1人のメニューまで考えていたのです。
キラキラした顔でアドバイスをする南雲に対して「たまには顔を出してください」と山住が伝えると、「気晴らしできるような立場じゃない」と拒否する南雲。
2017年 冬
山住は南雲の考えた練習メニュー通りの練習を始めました。
青空が学校の生徒に「闇教師」と悪口を言われているところを見てしまった南雲。
後日青空に「いつでもお母さんとなぎさのところに行ってもいい」と伝えると、「決めたことは最後までやる」とたくましく答える青空。
そして時は流れ、ついに3年生は卒業。
新入生・中世古はかなりの有望株です。
塩尻とコンビニで打ち合わせをしていると、塩尻は「ピッチャーは翔1人で十分」と言い、山住が根室のピッチャーを見てあげてと言うも聞く気を持たない塩尻。
そして、その場を根室が聞いていました。
南雲の家の前に一つの紙袋が置いてあり、そこには根室にあげたグローブが入っていました。
なにかを察した南雲は、外に歩いていた根室のもとに行き、何かあったか聞きます。
根室は「授業中眠くなるから野球部の練習を減らすことにした」と伝えます。
その夜、家に柚希と山住がやってきます。
南雲の家族、街の人達みんなで根室を探していますがなかなか見つかりません。
そこで、翔から南雲に「根室の目撃情報」があったと聞いて南雲が急いで向かうと根室は電車の中で眠って車庫まで来てしまったようでした。
意味深な発言をしていなくなってしまった根室だったのですが、無事に見つかって何より安心した南雲たち。
バイトやフェリーでの通学で大変な根室を「うちに泊まったらいい」と提案する南雲。
そして、ある日、根室は南雲の家に帰ってきます。
しかしその日は、根室だけでなく部員が続々と南雲の家に入ってきました。
越山高校を卒業したOBの日沖はスーパーに就職し、差し入れまで持ってきています。
練習試合に勝てるようになってきた野球部員たちの言葉に嬉しそうな表情を見せる南雲。
- 1人も新人をスカウトできなかったことを理由にクビにされた塩尻。
- 新入部員が10人入ってきて、2人やめたこと。
- 楽しいだけじゃなく、もっと上を目指したい。
そう嬉しそうに話す部員たちをみて、涙を浮かべる南雲。
それを見てもらい泣きをする部員、優しい空間がそこには広がっていました。
そんな南雲へ榊原から電話が来て
事件が検察に装置された。
これで起訴か不起訴かはっきりするから心の準備をしておいて。
そう伝えられた南雲は返事をするのでした。
警察に自首をしたところで終わったので不安が残っていましたが、今回のお話は優しい世界が広がっていて心が温かくなりました。
中でも青空の「決めたことは最後までやる」とたくましく発した一言に子供ながらに大人の面影を感じてとても感動しましたね♪
ついに来週、南雲の処分が明らかになります…!
第6話のあらすじとネタバレ
南雲の事件が検察に送致される1年前、部員・楡のアイデアで、越山高校野球部は学校を始め、街中の方々に嘆願書を書いてもらっていました。
そんな時、教師・服部にバレてしまい、校則違反だと責められる野球部。
山住はそんな野球部に厳しく指導するも、本当は南雲を教師に戻すために野球部が集めた署名が気になっている様子でした。
そして1年後
罪を認めて深く反省していること、給与の返納も申し出ていること。
そして何より生徒たちが集めた嘆願書が検察に届いていたことが不起訴になる影響となりました。
それを見て思わず涙をこぼす南雲でした。
教師を辞めた南雲は、社会復帰を目指そうとするも、やはり噂が広まった以上なかなかうまくいきません。
横田と山住はなかなか監督を決めない犬塚に呆れていました。
犬塚は今年こそ越山高校に甲子園に行ってほしいという気持ちが強く、監督を厳選している様子です。
横田は「改めて野球を勉強してみた」と言い、その状態で監督をやっていたことに衝撃を受けますが、その後の「ルールを分かっている人がやるべき」という一言に、山住は嘉門と話した内容を思い出していました。
嘉門曰く、「監督は選手がくいなく戦えるよう全力で支えることが第一の仕事」。
南雲は東京にいる美香となぎさの元へ青空と訪問します。
美香に再度謝罪をし、なぎさとの再会を喜ぶも、そこには小柳の姿も。
小柳は自分ことを差し置いて、南雲と口論になりますが、美香がさりげなく南雲の味方をしているようでした。
まもなく美香となぎさが東京に行って1年経ちます。
果たして美香は南雲の元へ戻ってくるのでしょうか。
そして越山高校野球部も南雲を恋しがっていました。
ある日、就活中の南雲が帰ると根室はピッチングの練習をしていました。
相手になって、野球部の近状を聞くと、やはり山住が正式に監督をやるのではないかという話にいなっている様子。
根室は自分が翔みたいに気が小さいのが悩みなようです。
そこで南雲は根室の投げ方がサイドスローなのが気になって聞いてみると、ヤクルトの高津選手が格好いいからだと言います。
そんな根室にオーバースローで投げさせたりしてみるのでした。
賀門のいる星葉高校野球部から野球道具を借りる事になった越山高校野球部。
その際、壮磨と肩がぶつかった生徒に見覚えがある山住。
ある日山住と居酒屋に来ていた南雲
最近の野球部について聞いていると、お店に現れた一人の客…なんと犬塚と偶然会ってしまいます。
「許してもらえるとは思っていない」と申し訳無さそうにする南雲に対して、「金輪際野球部に関わるな」と声を荒げる犬塚。
それを見て慌てて止めに入ってくれた居酒屋の店長のおかげで落ち着きますが、南雲は居ても立っても居られずその場を後にします。
その帰り道、踏切の前で自転車を止めて意識朦朧としている野球部員・楡を見つけます。
楡を家に連れて帰り、一緒に食事をとります。
のんびりしたテンションで「なんで根室ばかり面倒を見るの?」と聞く楡に、「あいつは遠いから、お前は家が近いだろ」と答えるも不服そうな楡。
そこで南雲は嘆願書のお礼を楡に直接伝えます。
表情には出さないけど嬉しそうな楡でした。
ある日いつも通りコンビニに集まる越山高校野球部
三重大会の組み合わせ抽選で五十鈴高校との対戦が決まった野球部員たちは愚痴が止まりません。
昨年大会のベスト8である五十鈴高校に若干自信を無くしそうな越山高校野球部ですが、彼らが入ったいつものコンビニに見覚えのある生徒。
そこには五十鈴高校のの生徒である椎野がいました。
「山住が横浜青隆を辞めた理由を知りたくないか?」と不敵な笑みを浮かべているのです。
変わらず就活中の南雲
28社目の面接も、あまり手応えがない様子。
疲れて帰ってきた南雲のもとに、野球部員・冨嶋から電話がかかってきます。
野球部員は椎野から「山住は生徒と淫行をして、横浜青隆を辞めた」と聞いていました。
南雲は「そんなことするはずない」と否定をしますが、生徒たちは納得しません。
南雲が「馬鹿なことを考えるな」と言いなんとか落ち着きますが、そこで楡が「1回でも勝ったら戻ってきてくれ」と伝えます。
生徒たちも南雲を野球部に戻すためにまた更に団結。
練習時代も調子に乗ってきたある日、ついに三重大会第1回戦を迎えます。
三重県大会 1回戦
ピッチャーである椎野はエースです。
椎野の強さを見て山住は横浜青隆で弱音を吐いていた椎野を思い出します。
当時を思い出し暗い顔になる山住でしたが、生徒たちは山住に勝ち星を与え南雲を越山高校に戻すために力を合わせます。
しかし、さっそく五十鈴高校にチャンスを与えてしまう越山高校。
バッターに椎野が立った時、作戦では椎野は変化球の打率が1割以下という作戦を思い出していましたが、翔が投げたボールは椎野に打たれ、五十鈴高校は2点先制。
それを見た山住を煽る仕草をする椎野。
椎野の仕草を見て、野球部員たちは怒って乱闘になりそうになりますがここは切り替えることにします。
越山高校は色々な作戦を実行するも、未だにピンチの状態が続きます。
そこへ影から見守る南雲の姿が。
五十鈴高校の3点先制でチェンジ、越山高校の攻撃が始まります。
楡のバットも球が当たらず、攻めもなかなかうまく行きませんが、そこで南雲が見学に来ていることに気づきました。
南雲が来たことによって再び越山高校は力を入れ直します。
まだヒットを打つことができない越山高校ですが、ここで椿谷が椎野の投げ方に特徴があることに気が付き始めます。
この作戦に気がついた根室がバットを構えると、見事ホームランを決めました。
続く冨嶋も1塁ヒット、犬塚はデットボールでノーアウト満塁になります。
9回裏、このまま逃げ切りたいところですがピッチャーの症の体力もまもなく限界。
最後までやれると励ます山住は「行っておいで」と背中を押して見送ります。
翔が投げたボールを椎野が打ち、ショートの冨嶋がとります。
2塁ランナーが飛び出し、2塁3塁で挟みますが翔がボールを落としてしまいます。
それを見た南雲は思わずバッターランナーがセカンドに行っていることを声を上げて伝えます。
それに気づいた翔は2塁に送球、タッチアウトをします。
そして3類に送球、セカンドランナーを挟み、タッチアウトを決めました。
試合後、南雲は部員に駆け寄り監督として戻ってくることを約束しました。
試合終了後
「私もあなたのとこに戻ろうかな」と言う美香。
また一緒に4人で過ごすことを決めたのでした。
五十鈴高校は越山高校にエールを送る中、椎野は「お前らの監督は生徒に手を出して首になったんだぞ」と未だいう中、山住は「仕事をやめたのはそれが原因じゃなく、その生徒が何を考えているのか分からなくて、分からないのが情けないからやめた」と理由を話しました。
翌日、犬塚は病院に来て目の検査を受けていました。
早めに手術を受けたほうがいいと勧められるも、しばらく考えた後、
翔くんが見えなくなるのは、嫌。
そう呟くのでした。
無事に初戦突破を決めた越山高校!
思わず声が出てしまうほど、熱い闘いでしたね。
個人的に今回、楡くんがとても活躍していて一気に好きになりました。
そして最初はあんなにやんちゃだった壮磨くんがどんどん成長していく姿にも感動してしまいました。
第7話のあらすじとネタバレ
12年ぶりに予選1回線を突破した越山高校は、2回戦に強豪である伊賀商業高校に挑みます。
しかし楡がボールを見失ったことで伊賀商業に点が入ってしまいます。
そして、次にバットを握った伊賀商業の牛久はストレートを得意としているバッター。
そんな事も知らずに翔はストレートを投げてしまい、伊賀商業にホームランが入ります。
南雲は、越山高校の野球部に監督として復活します。
生徒は南雲を見かけるなり駆け寄ってきますが、山住の姿がありません。
新しく入ってきた1年生にも挨拶をしますが、南雲はすでに野球部全員の名前を覚えていました。
そして、山住と同じく楡の姿も見当たりません。
どうやら「自分のエラーで負けた」と言い、練習に出てこないといいます。
しかし、「12年ぶりに1回戦勝てたことで越山高校の歴史を変えた自分たちに誇りを持て」と部員たちの背中を強く押すのでした。
山住は負けたショックから発熱
自分のせいだと責めていた山住の元を南雲と横田でお見舞いに行きます。
行きつけのコンビニ店員・青沼も含めて山住を必死で励ましますが、翔の母から「犬塚家は野球部のスポンサーから撤退する」と言われていました。
今まで備品や雑費などは犬塚家から出してもらっていましたが、これからは学校と部費から賄うしかなくなってしまいました。
追い込まれた野球部に山住はとてつもないプレッシャーを感じていました。
一方犬塚は入院中
捻挫の次は頭を怪我していました。
検査のため、娘の杏奈に入院をさせられているだけでしたが、手術を勧められます。
「失敗したら最悪失明する」ということを言われていた犬塚は断固拒否。
未だなんの病気と闘っているのか不明なままです。
南雲はOBたちと食事に
野球部の部員たちが元気のないことなどを伝え、他愛もない話で盛り上がる中で、「遠征用のマイクロバスを探している」と相談を持ちかける南雲。
その後、家に帰るとなぎさと美香が家で待っていました。
美香はテレワークで三重にいても仕事ができるようになったため、変わらず働くと言います。
監督となって復帰をした南雲を家族一丸となって応援するのでした。
ある練習試合の日
野球部員たちの前に止まったオンボロのバス。
このバスはOBの日沖たちが探してくれた遠征用のマイクロバスでした。
今年は練習試合を増やして、実力を上げていく作戦です。
就職活動に苦戦している間に沢山の資格を取った南雲はバスの免許もとっていたのでした。
この日の練習試合も順調にこなしていく越山高校野球部。
しかし相変わらず楡は姿を現していません。
そんな時、山住に電話がかかってきて「楡から退学届が出された」とのこと。
楡はOBの長谷川の元で働いていました
2回戦の時、エラーを犯した楡に罵声を浴びせた野原は逃げる楡を追いかけて「どういうことだ」と問います。
「俺がいると負ける」とすっかり気持ちが後ろ向きになってしまっている楡。
実は仕事を始めてもミスが多く怒られている楡。
「働くのも勉強のうち」と南雲は時々見に行くことだけを伝えてそれ以上は動きませんでした。
一方、1回戦を突破したという称号がついた越山高校野球部には中学生の見学がたくさん来るようになります。
見学者の中には「必ず甲子園に行きたい」と夢見ている生徒も。
1年の中世古は甲子園を目指さない3年に嫌悪感を示していました。
根室の姉・柚希は近所の方々から野菜や米をおすそ分けしてもらい、南雲宅へ持ってきました。
その番は柚希や根室も一緒に食事をとりますが、そこでも楡の話が出ます。
楡は以前、野球クラブにいたときは真面目に野球をやっていたそうです。
しかし、学校をサボるようになり「勉強も真面目にやらないと試合に出さない」と言われてから中学2年生で野球を辞めます。
それを聞いて、楡は高校でまた野球をやる機会を待っていたのではないかと察する南雲。
楡は野球部に顔を出さなくなった今も素振りの練習を続けていました。
そこへ様子を見に来た翔と壮磨。
翔が「甲子園目指したことある?」と聞くと、楡は「ないやつなんていないだろ」と力強く答えてその場を去っていきました。
ある日南雲も仕事帰りの楡を待ち伏せしていました。
ジュースを渡そうとした楡の手のひらに豆が出来ていることに気がついた南雲。
南雲が「何が嫌になったのか」聞くと「このままだと進級できない」と言われたと言います。
勉強が分からず、学校がつまらなくなってしまった楡は学校に行っても意味がないと思ってしまったのです。
そんな楡に「野球やりにきてもいいんだぞ」と背中を押します。
さらに、楡が視力に問題を抱えていることに気がついた南雲は一緒にコンタクトレンズショップに行き、ともにコンタクトを入れるチャレンジをします。
ボールを上手く追いかけられるようになります。
しかしここで問題が置きます。
予選で健闘する部員たちを見て目が覚めたという南雲は丹波と犬塚にもう一度チャンスがほしいと頭を下げます。
しかし丹波は他の生徒や地域の人たちの評価を懸念しているようです。
横田はそれを聞き、「大人が口を出すものではない」「失敗した人間の背中を蹴り続けるのはよくない」とフォローをしてくれます。
横田の見たことのない表情と熱のこもった言葉に思わず鼻をすする南雲。
丹波は、最低でもベスト8を目指せと約束させますが、南雲は優勝させて甲子園に連れて行くと伝えるのでした。
野球部の今後の目標は甲子園に行くことになりました。
野球部員たちは野球部に入ったときのことを振り返りながら、南雲はどこまで行きたいか自分に問えと聞きます。
越山高校野球部は来年の甲子園を目指すために団結するのでした。
オンボロのバスも越山高校野球部のバスに生まれ変わり、練習も前よりさらにパワーアップしていきます。
そして2018年の春大会では、越山高校はベスト16になりました。
しかし、翔はライバルである根室の活躍からあまり表情が良くありません。
そしてベンチ入りのメンバー20人が発表されますが、背番号1番をもらったのは変わらず翔。
根室は10番をもらい悔しい表情を見せました。
そして2018年8月 三重大会1回戦
1年前悔しい思いをした2回戦まで気持ちよく突破。
そして3回戦、根室の素晴らしいプレーで勝利。
キャプテンの椿谷はインタビューにて
日本一の下剋上を目指す。
緊張しながらもそう伝えるのでした。
ついに南雲が越山高校の監督として戻ってきました!
校長や犬塚に話をしないまま監督になってしまったのはさておき、横田の熱い気持ちを伝えるシーンは思わずじーんと来てしまいました。
椿谷をキャプテンにした越山高校野球部はついにベスト8に進出。
これからの活躍に目が離せなくなってきましたね。
第8話のあらすじとネタバレ
南雲が監督に復帰して1年で驚きの快進撃を見せ、ベスト8に進出した越山高校野球部。
準々決勝は香良洲高校との対戦
しかし、春に香良洲高校と対戦し、勝利している越山高校の野球部員たちは余裕があるのかヘラヘラしてふざけた姿を見せています。
そんな部員たちに喝を入れる南雲と山住。
「敵じゃない」と香良洲高校に余裕を見せすぎている部員たちに椿谷も手を焼いています。
あと2回で試合が終わってしまうのに、点を入れられず不安が募ります。
南雲から「サインを見ろ」と言われてから気持ちを揃えていく越山高校。
犬塚は南雲を認めつつありますが、目の病気のせいで視界の下の方が見えていません。
翔が投げていることが見えているのか、婿の敏生が言うとムキになってしまいます。
星葉高校の試合を見て勉強しながら次の試合の対策を練る越山高校野球部。
その試合を見ているときに翔は「このチームで勝ちたい」と呟くと、みんなも次々と「勝つ」と口に出して団結します。
そんな威勢のいい越山高校野球部ですが強豪校の実力を考えないといけないと南雲と山住は危機感を示します。
勝利を収めた星葉高校は越山高校の野球部に厳しい威嚇をします。
「夢を見るな」と言われた越山高校の野球部はさらに勝ちたいという気持ちが大きくなるのでした。
星葉高校の応援歌をひたすら聞けと南雲に言われた野球部員たちは早速実戦しますが、早々に諦めそうになります。
しかし椿谷が言った「これに負けたら次の日からユニフォームを着られなくなる」と言う一言でまたしっかり前を向いて団結する部員たち。
一方、南雲は星葉戦に出すピッチャーに迷っていました。
今までは翔を先発にしてきましたが、星葉戦に限っては根室を先発にしようと思っている南雲。
しかし、一度の負けが大きく影響してしまうのではないかと恐れる山住。
南雲は1日でも多く野球をやらせたいという気持ちからその決意を山住に伝えたかったのでした。
次の日南雲が球場に現れると、部員たちにスマホのトーク画面を見せられます。
そこにはジョンソンから「星葉戦のピッチャーを変えるらしい」とのメッセージが。
部員たちから「本当なのか」と聞かれますがうまく誤魔化した南雲。
しかし、その話を聞いてしまった翔と根室の間には妙な空気が漂っていました。
星葉との戦いを控えている越山高校野球部
賀門監督の期待を裏切ってほぼ絶縁状態になってしまった南雲は勝ちたいという気持ちから不安が大きくなっていました。
南雲は職場の人たちから応援され、越山ドーマーズの紺野は小銭でいっぱい入った瓶を野球部に寄付してくれます。
そんな中、練習中に飛んでいったビニール袋をとりに行った山住のもとに壮磨が打ったボールが当たってしまいます。
心配する部員たちに「大げさに騒がないで」と言い、ボールを当ててしまった壮磨を慰める山住。
そしてついに星葉戦のスタメンが発表されます。
そして3番に楡、4番に中世古、キャプテンである椿谷と翔は選ばれませんでした。
疑問を感じている部員たちに「今までと同じじゃ勝てないから」と伝えますが、選ばれなかった椿谷と翔は悔しさを滲ませます。
「いつかは根室に抜かされると分かっていた」という翔に「感謝してる」と伝える山住。
そんな山住に「明日はどうしても勝ちたいから俺にやれることを考えておく」と翔は言うのでした。
準決勝当日
山住の作ったお守りを皆でズボンのポケットに入れて気持ちをひとつにします。
そんな山住は結局急遽横田の運転する車で病院に向かうことに。
その話を聞いたボールを当ててしまった張本人、壮磨に不安が募ります。
その裏で南雲は賀門との再会を果たすのでした。
ベスト4にまで進出するという見事な快進撃を見せてくれました!
しかし、部員たちが調子に乗っている様子や、このままでは勝てないという気持ちからスタメンを大きく変更するなど大きな変化が現れた回でもありました。
そして何より心配なのは山住や犬飼の病状です。
最後の壮磨の不安そうな顔があまりにもつらくて目を背けたくなってしまいました。
第9話のあらすじとネタバレ
始まった試合では、賀門率いる星葉高校もいままでとは違うやり方で挑んでくることになり、戸惑いからミスを連発する越山高校。部員たちに南雲が考える手段とは。そして越山高校は決勝に進むことができるのか。そんな中、懸念を抱えている丹羽は犬塚にある相談を持ちかける。
下剋上球児|TBS
三重大会準決勝当日
星葉高校の応援席は満席なのに、平日だからか越山高校の客席は空席が目立つ中、星葉高校もピッチャーはもちろん違うメンバーで挑んでくることになります。
先発に選ばれた根室は緊張していますが、根室だけでなく山住のことが心配で気が気じゃない壮磨やほかの生徒もミスを連発してしまいます。
山住はテレビで中継を見ていましたが「なんともない」と伝えて、試合そっちのけで会場に向かおうとします。
しかし、結果は肋骨骨折。
「なんともない」という情報を聞いても不安で仕方ない壮磨に兄である誠は「ザン高勝たせるっていっただろ」と喝を入れます。
美香は試合中に写真と動画を集め、応援の力を強めていくのです。
ピンチに追いやられた星葉高校は越山高校の作戦通りここでエースの児玉をピッチャーに登板させてきます。
見事勝ち越し点を入れることが出来た越山高校ですが、ここで星葉高校のバッターにエースの江戸川が登場。
投げた球は100球を超えた根室の体力はそろそろ限界、ここで翔を登板させようとしますが負けたくないという気持ちから根室はそれを否定します。
「江戸川は追い込まれると気負う」という翔からの情報で、追い込む作戦で見事正々堂々戦っていく越山高校。
美香の作った動画で越山高校側の客席もスクールカラーの緑を身に着けた応援客でいっぱいになりました。
越山高校がボールを取り逃して、星葉高校に2点が入り大ピンチに。
手当中に観客は南雲に対してやじを飛ばし、越山高校と星葉高校の観客同士で言い合いを始めてしまいます。
しかしそこで賀門が「大人が失望させないでくれ」と声を上げて無事にその場は収まります。
そして戻ってきた楡、久我原は病院に搬送されることになりますがかわりにキャプテンの椿谷が入ることになりました。
気持ちをさらにひとつにした越山高校野球部員たちは、お尻のポケットに入れた山住からのお守りを触りながら「勝つ」という気持ちを確かめます。
板のかわりに代打で翔を登板させ、リトルリーグからのライバル児玉との1対1になりました。
ついにラスト3球目
翔が振ったバットはヒットを打ち、見事、一塁と二塁にいた楡と壮磨がホームベースに戻ってきます。
しかしここで緊急会議を開く越山高校の校長、丹羽。
このままでは甲子園に行けません。
費用が書いてある資料を配って犬塚にそう伝えるのでした。
ついに越山高校がまた甲子園に一歩近づきました!
根室くんのピッチャーとしての成長した姿やライバルだった翔くんとの友情なども感じられてほっこりしたと同時に、楡くんと久我原くんの衝突には思わず声を上げて驚きました。
山住先生も楡くんも久我原くんも怪我をする中で、不安に押しつぶされずに見事決勝進出を決めた越山高校。
来週はついに決勝大会(最終回)となります。
第10話のあらすじとネタバレ
決勝大会に出場することになった越山高校。
しかし、越山高校の校長・丹羽は犬塚や町の人達を集めて緊急会議を開いていました。
そんなことも知らずに越山高校野球部は南雲の家に集合して決勝への気持ちをひとつにしていました。
次の日の決勝や将来にまで不安が募る椿谷や根室、壮磨ですが翔や楡が励まして解散します。
根室は大学進学ではなく就職をすることを希望していました。
今まで姉の柚希に無理を言って続けさせてもらったからという気持ちで大学進学は諦めていました。
決勝当日
久我原は前日の大会の影響で欠席。
しかし、久我原の分も優勝しようとみんなで一致団結します。
しかしなぜか会場に現れた、久我原。
「ここにいないと一生後悔する」とお願いする久我原に南雲は「大人しく座っていること」を約束させてベンチにいさせることにしました。
一方、犬塚は決勝の日に限って目の手術を受けることに。
「賞を見てたらいつまでも手術を渋ってたらかっこ悪いと思った」と言う犬塚にも成長が見られます。
試合は始まりましたがやはり伊賀商業は守備も堅くなかなか点を入れることが出来ません。
そんな中でも卒業生一人一人に寄付をお願いしようと動く丹羽。
そんな丹羽からの連絡でアナログなやり方ではなく、インターネットで募金を集めようと詳しい人を探します。
試合は2回裏まで0対0でなんとか守り続けていました。
本人たちは練習試合のように楽しそうな試合をしています。
そんな中でも翔は手術をする犬塚を心配する気持ちはありました。
前日の影響もあり根室の腕がだんだん上がらなくなり、伊賀商業5回裏で3点を入れさせてしまいます。
緊張が走る根室を阪と交代させます。
悔しさで涙が出てしまう根室ですが、グッドサインを出した南雲に悔しさだけじゃなくいろんな思いがこみ上げるのでした。
阪にピッチャーを交代した越山高校はなんとか守備を守り、攻撃に入ります。
賀門のアドバイスから伊賀商業野球部の一人ひとりの弱みを知っていた南雲はサインを出し、伊賀商業と同点まで追いつきます。
しかし、伊賀商業はそう簡単に勝てる相手じゃありません。
伊賀商業も攻撃の体制に入ると阪の投げたボールですらヒットさせて、またさらに2点入れてきます。
ここで点を抑えるため、エースの翔をピッチャーに投入。
すると壮磨のファインプレーでうまく点を抑えることに成功。
再びやってきた攻撃のチャンス。
椿谷はヘッドスライディングに失敗して鼻血を出していた頃が信じられないくらいのきれいなヘッドスライディングを見せチャンスを広げます。
そして代走に出されたのは見学だった久我原。
しかし久我原はランナーとしてスタートするもつまずいてしまい、挟まれてしまいます。
しかしその間に壮磨がホームベースに帰ってきて1点差まで縮めることに成功。
続けた楡もヒットを打ち、会場には応援にきてくれた星葉学園の応援歌が流れる中中世古もヒットを打ちついに逆転することができました。
ついに最後の守備。
「ここで一息」という南雲のアドバイスで最後まで笑顔でリラックスをする越山高校野球部。
最後に翔が投げたボールは空振り三振。
甲子園に行くことが決まった越山高校には、多くの寄付が集まります。
根室は柚希に大学が来てることを伝えて、大学に行きたいという本音を伝えられました。
賛助金はあっという間に目標を達成し、無事甲子園に行けることに。
南雲は「次があるかぎり人は終わらない」と強く伝えるのでした。
2023年 冬
翔は越山高校野球部のコーチに、根室は社会人野球に入団。
三鬼は実家の旅館を継ぎ、椿谷は市役所に務めていました。
久我原は自転車のプロチームでオリンピックを目指していて、中世古は教員免許を取るために大学に在学中。
楡と壮磨は伊勢で旅行会社を企業しています。
コロナで3年ぶりのOB会となりましたが変わらぬ友情を見せていました。
そして2018年の甲子園には
今まで感じたことのない歓声の中、負けても笑顔で甲子園球場のマウンドに立つ越山高校野球部がいたのでした。
1話から見直してみると越山高校野球部員たちの様々な葛藤や挑戦が見えてきて、最終回は思わず胸がいっぱいになりました。
県大会に優勝して甲子園に行ったことはもちろんですが、一人ひとりの成長を感じられるシーンが盛りだくさんで、1話から最後まであっという間だった気がします。
最後にOBのメンバーがどう過ごしているのかまで明らかになったことでさらに胸がいっぱいになり、実際に甲子園球場に観客を入れて撮影したと言われているシーンもありました。
甲子園という夢舞台で輝くことが出来た越山高校野球部に拍手を送りたいです。
下剋上球児最終回の結末と考察!
「下剋上球児」は元となる実話からインスピレーションを受けて企画されたものとはいえ、最終回結末は何となく予想できちゃいますよね♩
オリジナルのストーリーを含みつつも、やはりベースは原作実話の「下剋上球児」に似た展開になりそうですよね。
とはいえ、ヒューマンエンターテインメントなので選手が強くなって勝ち進んでいくだけのサクセスストーリーではなさそうです。
主人公の妻や、部員の祖父、母、姉なども主要キャストになっているので、人間関係も気になりますね。
その後、優勝するパターンと、惜しくも敗れるパターンと二通り考えられますよね。
優勝すれば、視聴者はスッキリしますが、そんなに何もかも上手くいかないという結末もよくあります。
主人公・南雲脩司は南雲の大学OBで恩師監督でした。
第3話で南雲が落第していることも知ってしまったため、今後は南雲を追い詰める存在になりそうな予感。
賀門英助が、結末の鍵を握っているかもしれませんね。
教員免許をもっていないまま教師となった南雲。
犯罪を犯しているという事実は変わらないので最後は警察に自首するのではないでしょうか?
真面目でとてもいい先生ということもあり、このオチは少し悲しいですがハッピーエンドを祈りましょう!
日曜劇場「下剋上球児」の原作ネタバレと最終回結末まとめ
2023年10月スタートの日曜劇場「下剋上球児」のネタバレと原作はあるのか、最終回の結末予想をご紹介しました!
ドラマ「下剋上球児」
- 元になったモデルで実話は、三重県立白山高校野球部
- 日曜劇場「下剋上球児」は、原作にインスピレーションを受け企画したオリジナルストーリー
- 最終回は「下剋上球児」のタイトル通り、弱小野球部が強豪校に勝ち甲子園に出場する予想
そして第1話から最終話まであらすじをネタバレしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
途中で南雲の秘密が明らかになり、教師を辞めることになったりと先がどうなるか心配になりましたが、しっかりハッピーエンドになってくれてホッとしました。
南雲も監督に戻れたし、ちゃんと甲子園に行けて良かった~!
この秋、一番の熱いドラマになりましたね♩