ハヤブサ消防団のネタバレあらすじ!原作の結末や犯人は誰?

【ハヤブサ消防団】原作小説ネタバレと結末は?ドラマ最終回も予想!
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2023年7月に放送スタートするドラマ「ハヤブサ消防団」のネタバレあらすじをお伝えしていきます。

ドラマ「ハヤブサ消防団」には原作があり、あの人気作家「池井戸潤」さんのミステリー小説が原作です。

池井戸潤さんの原作ドラマは毎回人気で、今回のドラマ「ハヤブサ消防団」も注目される作品になりそうですよね。

  • 原作の結末はどうなる?
  • 犯人は誰?

などなど、登場人物や原作のネタバレあらすじはもちろん、ドラマの最終回結末まで全話考察していきます。

目次

ドラマ【ハヤブサ消防団】の原作登場人物をネタバレ

三馬 太郎(みま たろう)

ミステリー作家

東京から離れ、父親の故郷に移住

宮原 郁夫(みやはら いくお)

八百万町消防団ハヤブサ分団 分団長

森野 洋輔(もりの ようすけ)

八百万町消防団ハヤブサ分団 副分団長

藤本 勘助(ふじもと かんすけ)

八百万町消防団ハヤブサ分団員 工務店勤務

徳田 省吾(とくだ しょうご)

八百万町消防団ハヤブサ分団員 一徳堂店主

中西 陽太(なかにし ようた)

八百万町消防団ハヤブサ分団員 大工

山原 賢作(やまはら けんさく)

八百万町消防団ハヤブサ分団員 林業会社経営

その年4件目の火事になった家の人物

立木 綾(たちき あや)

映像クリエイター

江西 佑空(えにし たすく)

随明寺住職

信岡 信蔵(のぶおか しんぞう) 

八百万町長

その年5件目の火事になった家の人物

山原 信匡(やまはら のぶまさ) 

信蔵の父 故人

とき

信蔵の母 名家信岡家の娘

吉田 夏夫(よしだ なつお)

郵便局長

その年6件目の火事になった家の人物

永野 誠一(ながの せいいち)

警察署長

江島 波男(えしま なみお)

工場経営者

その年3件目の火事になった家の人物

山原 浩信(やまはら ひろのぶ)

山原賢作の親戚 問題児 職なし

中山田 洋(なかやまだ ひろし)

編集者 三馬太郎の担当編集者

田村 富市(たむら とみいち)

フリー記者 オルビス・テラエ騎士団を探っている

野々山 久則(ののやま ひさのり)

沢子(妻)と仏壇屋を経営

三馬太郎の親戚

野々山 瑛子(ののやま えいこ)

三馬太郎と同じ地域に住む高齢女性

高斎 道春(こうさい みちはる)

オルビス・テラエ騎士団教祖

杉森 登(すぎもり のぼる)

オルビス十字軍総長

枝島考多(えだじま こうた)

タウンソーラーの代表取締役

本名は杉本登

真鍋(まなべ)

タウンソーラーの営業

ドラマ「ハヤブサ消防団」のキャストや相関図はこちら>>

ドラマ【ハヤブサ消防団】原作のあらすじネタバレ

ここでは、ドラマ「ハヤブサ消防団」のあらすじと内容のネタバレを紹介します!

ミステリー原作ならではの散りばめられたが沢山出てきます。

順をおって説明しますね♩

三馬太郎はミステリー作家として、東京で頑張っていましたが少しずつ仕事も減っていきます。

東京での生活から、父の故郷「ハヤブサ地区」に移住することにしました。

在宅職の三馬太郎は好都合とばかりに、地元の「ハヤブサ消防団」の誘いを受け、承諾します。

しかし、この静かでのどかな田舎での連続放火事件に巻き込まれていくのです。

そしてその事件に関連してくる「太陽光発電開発」と「新興宗教」の謎。

その解決に奔走する三馬太郎と八百万町の人々のミステリーです。

連続火災の発生

江島波男

江島はお金に困っていました。

その情報から、火災の保険目当てで自作自演の可能性

しかし、江島の妻も火災に巻き込まれているため違うようです。

恨みによる放火?

江島は資金のため、畑をタウンソーラー(太陽光発電会社)に売却していました。

景観のよかった田舎町がソーラーパネルが設置されたことにより恨みをかっていて、山原浩信とトラブルになっていたことがあります。

火事にあった当日、郵便局長の吉田夏夫の証言によって、山原浩信の目撃情報が出ていた。

しかし、山原浩信は行方不明になっていて、後日滝つぼで遺体となって発見されました。

山原賢作

自宅は無事でしたが、仕事場は全焼してしまいました。

防犯カメラにははっきりは写っていませんでしたが人影が写っていて放火の可能性が高くなります。

火事の被害にあった人物の共通点

全員「随明寺」の屋根の修繕に高額寄付をしていました。

  • 江島波男 300万
  • 山原賢作 80万
  • 富田和夫 100万
  • 山田崇彦 150万

※富田と山田は1件目と2件目の火災の被害にあった人物

これだけ見ると住職の江西佑空が関係しているような気もしますがそうではないようです。

高額寄付ができるということは名家であり、広大な土地も所有していることが多い田舎のあるあるです。

被害にあった4人中、3人は火災にあったあと土地を売却しています。

売却先はタウンソーラー。

これも何か関係しているのでしょうか。

タウンソーラー

タウンソーラーの営業マンは真鍋という男性です。

八百万町の町民は全員顔も家も知り、密接な関係を持っており、町の中を町民以外が歩いていようもんなら誰なのだろうかと思われる地域。

その逆で、町民はいつもの行動範囲でないところで目撃されようものなら何をしていると不思議がられてしまいます。

それを考えると、タウンソーラー営業マンが町をふらついていても町民に比べたら、おかしくは思われないという状況を逆手にとり放火させることができる人物として名前が上がっていました。

不審な目撃情報がないのが不思議ですよね…

しかし、山原賢作の自宅が火災時、真鍋にはアリバイがあり徳田省吾に会っていてソーラーパネルの営業をしていたのです。

オルビス・テラエ騎士団とオルビス十字軍

オルビス・テラエ騎士団

カルト宗教で、数年前に脱退しようとした信者12人を拷問して殺害した事件がありオルビス・テラエ騎士団は解散になり、幹部と教祖の高斎道春は逮捕されました。

オルビス十字軍

オルビス十字軍総長の枝島考多はオルビス・テラエ騎士団で広報担当だった人物。

タウンソーラーとの関係は?

タウンソーラーの事業は「太陽光パネル」

その資金オルビス十字軍のものです。

タウンソーラーはオルビス十字軍の会社となります。

オルビス十字軍の勢力はなくなりつつあり、聖地となる本拠地が欲しかったのです。

オルビスの信者が町民にいる?

怪しい人物が三馬太郎が調べていく中で出てきます。

郵便局長の吉田夏夫

少し前、三馬太郎の自宅付近で不審者が出ました。

その時の車のエンジン音から、持ち主の吉田夏夫が浮上。

吉田夏夫は妻を亡くしてから、人が変わってしまったようで…

その頃、オルビスに入信していたようです。

三馬太郎や一緒に捜査している町民も、郵便局長が日中町を歩き回っても不思議とは思われない。

江島波男の火災時、吉田夏夫が証言していました。

山原浩信をみた」と。

それは反対で、山原 浩信に山田夏夫は出てくるところを見られ、口封じで殺害していたのです。

立木 綾

数年前に東京から移住してきた女性です。

実は、以前オルビス・テラエ騎士団の信者で杉森登と共にPR動画など制作していました。

東京時代、仕事が上手くいかずそんな時に入信。

しかし、友人が教団に殺害されたことを気に、逃げてきたのです。

ある時、移住先の町おこしの手伝いをしていたら、ハヤブサ地区で行動していた信者に見つかってしまいます。

脅されながら、協力することとなり入信した町民の面倒を見させられていたのです。

そして逃げきれない状況になったため、三馬太郎たちが事件解決に動くたび杉森登に報告をし続けていたのです。

ドラマ【ハヤブサ消防団】の連続放火の犯人は誰?

連続放火の犯人は真鍋と仲間のオルビス信者の男性

その3日後、オルビス十字軍の幹部らと総長の杉森登も逮捕された。

山原浩信と吉田夏夫を殺害したのも同じ人物。

なぜハヤブサ地区?

3年前からハヤブサの土地を狙っていました。

オルビス十字軍の前のオルビス・テラエ騎士団の頃からです。

その理由は江西展子という女性が関係していました。

江西展子(えにしのぶこ)

この女性が全ての始まりでした。

  • 信岡信蔵の
    • 異母妹
    • 山原信匡が父
    • 信匡が亡くなり、ときの実家へ移るタイミングで養子に出されます。
  • 江西佑空の
    • 江西家の養子になります。
    • 江西家の事業が倒産し親戚の家に預けられることに。

社会人になりますが、就職先が2つ続けて倒産してしまい海外に旅にでることにしました。

イスラエルを旅しているときにオルビス・テラエ騎士団教祖の高斎道春と出会います。

帰国したタイミングで江西家の両親が相次いで亡くなり失意のどん底にいた頃、高斎道春と運命的に再会し、感化されそのままオルビス・テラエ騎士団に入信します。

江西展子は教団の中では得意の経理関係のキャリアを生かし、教団の経営を立て直し支えました。

その後、29歳のころガンに侵され亡くなります。

オルビス・テラエ騎士団教祖の右腕として貢献し、そんな教団には功労者として大切な人物でした。

江西展子が亡くなる時に言った言葉

「ハヤブサ地区に住んでた頃は、楽しかった…」

涙を流しながら言った言葉をオルビス十字軍の杉森登が忘れられず、この場所に聖地を作ろうと計画していたのでした。

ドラマ【ハヤブサ消防団】の原作最終回結末をネタバレ

全ての話を総合し、吉田夏夫と直接居酒屋で話をしました。

すると動揺し落ち着きがなくなる吉田夏夫をみて確信を持ちます。

それから数日して、吉田夏夫に話がしたいから家に来てくれと電話がありました。

さすがに1人ではと、全て知っている町民の山原賢作と訪問することにします。

時間になり向かうと吉田夏夫の家が燃えていて、その近くには山原賢作が倒れていました。

そして、吉田夏夫は火災現場の中で、頭を殴られて死亡していたのです。

吉田夏夫は、全て自分がしたことを三馬太郎に話そうとしていました。

しかしそれを知ったオルビスは口封じと殺害したのです。

それを知った立木綾も現場に現れ、全て話し、自分のことも全て公にすると教団に話をしてきたと言います。

そして、教団は立木綾を今度は襲いにきますが、警察にも三馬太郎は協力を得ていた為現れた教団関係者はそのまま逮捕されました。

ドラマ【ハヤブサ消防団】ドラマの全話ネタバレとあらすじ

ドラマ「ハヤブサ消防団」の原作は、上記のような内容でした。

ドラマになると演じる俳優さんなどで多少、原作の雰囲気と変わってくるところもあるかと思います。

現在、「ハヤブサ消防団」の公式サイトにはあらすじが紹介されていますが、中村倫也さんが演じる三馬太郎が楽しみですね♩

 三馬太郎(中村倫也)は、崖っぷちのミステリー作家。5年前に“明智小五郎賞”を受賞し、勤めていた会社を辞めて作家業に専念したのはよかったが、その後は新作を出すたびに初版の部数を削られ、ネットの評価も散々。自信を失い、筆の進まない日々が続いていた。

 そんなある日、太郎は山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。亡き父から相続し放置したままになっていた一軒家の様子を確認するためだったが、太郎はハヤブサの豊かな自然に心をつかまれ、この地に移住することを決意する。

 新生活をはじめてまもなく、太郎は地域の飲み会に参加。そこで知り合った男たちに“消防団”への入団を勧められる。運動部に入ったこともなく非力な太郎は、自分にはまったく似合わないからと、いったんは入団を断る。

 ところが直後、ハヤブサ地区の一軒で火災が発生。消防団の必死の鎮火活動を目の当たりにした太郎は、自分も新たな居場所であるハヤブサを守りたいという思いに駆られ、消防団への参加を決意する。だが、団員たちによると、ハヤブサ地区では今年に入って不審火が続いており、今回の火災で3件目。メンバーは、連続放火事件を疑っているという。

 まさか、この長閑なハヤブサ地区のどこかに放火犯がいるのか!? ゾッとする太郎だが、その矢先、住民のひとりが行方不明になるという事態が起きて…!?

木曜ドラマハヤブサ消防団公式サイト

第1話:桜屋敷の住人のネタバレ

5年前にミステリー作家の登竜門“明智小五郎賞”を「地獄の門」で受賞した主人公・三馬太郎。

会社を辞め、期待の新人として何作か本を出しますが、結果は安泰どころか惨敗

そして、プレッシャーからスランプになり、一日がいつの間にか終わっていました。

ある日、ポストに入っていたのは、相続不動産の売却のお願いの通知です。

父が亡くなった時に、父の実家を相続していた三馬は、放置したままだった家を一度見に行くことに。

三馬の担当編集者の中山田洋に、実家に行くことを電話で伝えます。

中山田に「原稿は書けましたか?」と聞かれ三馬は「あと少し」と誤魔化しますが、中山田には“書けてない”と見破られていました。

「次は絶対に成功しよう!」と言う中山田に、編集長は「三馬はもう作家としては」と難色を示します。

しかし、中山田は「三馬の作品は悪くない」と三馬に期待していました。

2作目以降は全く結果が出せない三馬。

前作はネットでは「2度と買わない」「時間がもったいない」と悪評でした。

ハヤブサへ

父の実家に向かった三馬ですが、道に迷い途中出会ったハヤブサ地区の住人の波川に案内してもらいます。

桜屋敷”と呼ばれている父の実家。

そして、波川は三馬と昔会っているが、三馬の方は幼いころに会ったきりで覚えていませんでした。

古びた実家の鍵を開けると、部屋の埃や虫の状態を見て唖然とします。

まずは、父の実家の墓の掃除をした三馬は、一人の女性と遭遇しました。

少し気になった三馬が、女性のいた場所に立つと、そこからはハヤブサの街並みが目に入ります。

そして、その話をハヤブサから帰って来た三馬から話を聞く中山田。

三馬は「不思議な気分で、自然の力を感じ心地よかったです」とスッキリした顔で話します。

森林セラピー効果で、ストレスが軽減できたんじゃないかと喜ぶ中山田。

そして、三馬は「ハヤブサに移住を決めました」と話します。

中山田は“八百万町隼地区”という集落で、一大決心をした三馬に驚きました。

三馬が作家を引退するのではないかと怪しむ中山田はそれだけは反対します。

「ここでも田舎でも原稿は書けるから辞めるのはなし」

ハヤブサへ移住

三馬は、ボロボロだった桜屋敷を綺麗にし、ハヤブサに引っ越してきます。

生きていると実感できるこの土地に来たことは、三馬にとってはきっとプラスになると本人は思っていました。

しかし、慣れない田舎暮らし、何か気配を感じ殺虫剤を持ち、部屋の中を回ります。

そこに現れたのは、藤本勘介という男性で、幼いころ一緒に遊んでいた友達です。

三馬が引っ越してきた事を大喜びする藤本ですが、三馬は1ミリも覚えていませんでした。

藤本は寄り合いに三馬を誘い、ハヤブサの居酒屋に連れて行きます。

お店に入ろうとした時にすれ違った女性は、あの時の女性でした。

声をかけることはなく、お店の中に入った三馬は、町の人から歓迎されます。

宮原養鶏社長・宮原郁夫、町役場職員・森野洋輔。

呉服屋の徳田省吾、山原林業社長の山原賢作。

彼らの目的は「消防団に入ってくれませんか?」の勧誘です。

へんぴな町に住む住民たちは、力を合わせて生きていますが常に人手不足でした。

1番近い消防署でも30キロ離れているハヤブサ。

その為、町の消防団の消火活動が大事になっていきます。

勿論、火災だけではなく、夜回りやイベント対応や自然災害の対応もです。

三馬は話は理解できますが「自分はそういうのは向いていない」と断ります。

宮原は「若い世代は皆やっている」と圧をかけますが、山原は「無理やりにやらせるものではない」と止めました。

謎の火災事件

三馬は藤本と翌日川にやってきます。

消防団に参加できない事をが申し訳ない三馬ですが「気にすることはない」と藤本は言いました。

釣りのポイントに来ると、この先にある一の滝の滝壺に“河童伝説”があることを話す藤本ですが、そこに火事の通報が入ります。

そして、その火災現場は三馬を実家に案内してくれた波川の家でした。

急いで現場に急行するハヤブサ消防団。

現場に到着すると、三馬も可搬ポンプに水を繋げる手伝いをします。

放水の準備が完了し、宮原と森野が放水開始し消火活動を始めました。

三馬はその様子をただ見る事しかできず…。

家の中にいた奥さんを救出した直後、波川の家は崩落してしまうのでした。

幸い、奥さんは煙をあまり吸っておらず、無事に救急車で搬送されます。

今年で3件目のハヤブサの火事は漏電原因と言われています。

それでも連続で起きている為、連続放火ではないかと消防団は疑いを向けました。

後日、火事の事を調べる三馬の家に、波川がお世話になったと粗品を持ってきます。

家族は無事ではあったもの、実家を無くしてしまった為、波川は妻の実家に行くことに…。

「地獄の門」を読んで面白かったと感想を言ってくれる波川。

そして、幼いころから小説家の才能があったと話をしてくれます。

昔、三馬が書いた物語を父が波川に見せていたのです。

「夫婦で、小説のファンになったから、次も楽しみにしている」

そういって、波川は帰っていきました。

そういわれた三馬は、その時の記憶を思い出し、当時書いた小説を見つけます。

僕がハヤブサを守るんだ」と書かれた一文を見た三馬は、そのままパソコンに行き原稿を完成させます。

送られてきた原稿に目を通した中山田は、その原稿を大絶賛しました!!

ハヤブサ消防団へ入団

そして、三馬は再び居酒屋を訪れ消防団たちに会いに行きます。

ハイボールをごくごく飲む三馬に驚く藤本。

三馬はこれまでの後悔を酔った勢いで話し始めます。

「自分の事ばっかり考えたし、作家になれて安心してたけどストレスで駄目になって、ここに来て初めて生きてる実感がありました」

三馬は、漸くこの前話していた「自分たちで守らないといけません」を理解し、消防団入団を希望します。

突然の告白に皆驚きながら居酒屋にいる全員で大歓迎し、そのまま歓迎会に。

早速、三馬は消防団の制服を着ますが、恐ろしく似合ってないと恥ずかしがります。

そのまま記念撮影をし、皆で三馬を歓迎するのでした。

この状況に、既に入団後悔がよぎるもの“慣れる”と藤本に励まされます。

そして、消火活動には消防団だけではなく、協力団員もいることを聞きました。

協力団員とは、元消防団の年配の住人のことです。

その話の中、山原浩喜という昔ワルだった男の話になります。

そこで、波川とひと悶着があったといううわさが…。

工場が上手く行っていなかった波川が畑の土地を売り、そこにソーラーパネルが置かれてしまいます。

しかし、「ソーラーパネルで景色が変わってしまう」と山原は苦情を言っていました

三馬は「家庭菜園のやり方を教わろうかと」と山原の家に行きました。

(本当は噂の確認での咄嗟の嘘)

しかし、山原の迫力に押されてそのまま家に戻ります。

そこに、ナスとキュウリと肥料を山原は持って、三馬の家にやって来ました。

そして「あの火事は放火なのか」と聞いてきたので「かもしれない」と答える三馬。

帰ろうとする山原にお礼を言う三馬。

山原は「このハヤブサは住んでどうだ?」と聞いてきます。

「来てよかったです」と答えた三馬に、嬉しそうな顔をして帰っていく山原

そして、夜中大きな雷が落ちるほど、天気が悪くなるハヤブサ。

行方不明になっていた山原浩喜

3日前に家を出てから行方不明になっている山原の捜索が始まります。

ただ帰ってこないだけじゃないかと思われたが、山で発見された車にはスマホも財布も残っていました

川を捜索すると、河童がいるとされる一の滝の近くで、山原の衣服の一部を発見

滝壺を捜索して暫くすると、何かがひっかかります。

そして、ブクブクと水の底から出てきたのは、水死体で浮かんでいた山原だったのでした。

中村倫也さんの結婚後初連ドラと凄く楽しみです!

ホラー×ミステリーのドラマで、最後のシーンはビックリしました。

果たして、犯人の目的は何なのでしょうか。

そして、謎の女性を演じる川口春奈さんは1話あれだけ?!

2話が早く見たいですね!

第2話:町の噂のネタバレ

三馬が入団した直後に山原浩喜が死体で発見されたハヤブサ消防団。

自殺・事故・殺人かも分からないまま今日もハヤブサ消防団は消防操法大会に向けて訓練をします。

放水訓練に参加する三馬は、これまでの事件の事を考えていました。

ぼーっとしていた三馬を注意する宮原。

そんな宮原に「太郎君は入団したばかりだ!すぐ出来るか」と山原は注意します。

もう何時間も訓練していてメンバーたちはヘトヘトでした。

二人の喧嘩は日常茶飯事で誰も止めることはありません。

根も葉もない根も葉もない噂

訓練を終えたハヤブサ消防団は居酒屋で休息を取りました。

そこで、宮原と山原は同期だが仲はいつも悪い話になります。

宮原が分団長で山原が副分団長になることも山原は嫌がっていました。

「入団したばかりの僕が大会に出ない方が」と三馬は危惧します。

消防団メンバーは普段の仕事で時間を取られる為、中々訓練に出るのも難しい。

その点、時間が自由な作家の三馬なら有難いと言われます。

しかし、最近は寝不足になっている三馬は、皆が思うほど自由ではなく…。

そんな消防団に話しかける町の人たち。

そこで浩喜が“連続放火犯の犯人”じゃないかという噂が、ハヤブサで広がっている事を三馬は知ります。

しかし、死ぬ前に浩喜と話していた三馬は、彼が犯人だとは思えませんでした。

帰路についた三馬の家に、近所の杉本が話しかけてきます。

実は、1週間の灯明の当番が回って来た事を伝えに来ました。

灯明とは、神社とお地蔵さんに蝋燭を立てる事です。

そして、家に帰りポストをみると、1本の花が入れられていたのでした。

その頃、三馬が見かけた女性は、浩喜が亡くなった滝壺に花を手向けます

脚本の依頼

翌日、森野から誘われた三馬は、映像ディレクターの立木彩を紹介されます。

立木は1話で三馬が墓参りの時に見かけた女性でした。

役場の職員の森野は、同じ職場の矢内も紹介します。

矢内も立木も三馬の本を読んでいて「面白い!」と感想を話し、早速本題に入ります。

矢内は町おこし担当なのですが、このハヤブサの超過疎の為、観光客はこない!

おまけに浩喜の事件でお手上げ状態。

そこで、起死回生策として、この町を舞台にしたドラマを作ろうと企画していました。

つまり、三馬に脚本を書いてほしいという依頼でした。

ですが、連載や消防大会と時間がない三馬は難しいことを伝えます。

森野は「ちゃちゃーっと書いて」と言いますが、それも無理な話でした。

立木も簡単に書けない事は理解していますが、今思いつく事はないかと聞いてきます。

「事件が起きて、主人公がハヤブサの観光地をめぐる」というベタ案を出しました。

森野や矢内はそのアイディアに乗り気です。

まだ、引き受けると言っていない三馬ですが、もうみんな乗り気でした。

打ち合わせを終えた三馬は、執筆にとりかかりますが、そこで灯明の事を思い出し、急いで灯明しに出かけます。

一人暗い作業にビクビクしながらも無事に終わらせます。

色々とやることが多いハヤブサでの生活

中山田とリモート打ち合わせをしますが「今週末の締め切りを少し伸ばしてほしい」という三馬。

しかし、1時間の猶予しか与えられませんでした。

中山田も印刷所からも厳しい声を貰うため、執筆優先を頼みます。

そこに今度は乱入してきた近所のおばさんから「灯明の次は寺当番」だと言われて硬直する三馬。

早速、江西住職に挨拶しにいく三馬。

そこで寺にかけられている札に波川の名前がある事に気づきます。

そこには、寄進額が書かれ300万と書かれていました。

三馬はあの札が何かを聞くと、寺の屋根の修復の札だと聞きます。

そして、住職は三馬の作品4作品全てを読んでいるファンだったのです。

三馬は「カナンの東」の本にサインをしてあげました。

三馬は住職が浩喜と知り合いだと聞いていたので、最近の浩喜の噂の相談をします。

住職の耳にはその噂は届いていませんでした。

亡くなった浩喜は「もう何も言うことが出来ない」と苦言する住職。

藤本とご飯を食べる三馬は300万の寄進の話をします。

檀家だったから断れなかったのか?

工場が大変だった波川ですが、それで土地を売ったのか?

それで、浩喜が怒ったのだろうかと言う藤本に対して、その噂も真実なのか怪しむ三馬

噂とはいえ、こんなに早く悪い噂が広がるものかと疑問に思うのでした。

翌日、真鍋が三馬の家にやって来て、彼もまた三馬の作品を絶賛します。

真鍋が何しに来たのか想像がついていた三馬は、案の定、ソーラーパネルの営業でした。

真鍋の様子に、少し怪しむ三馬。

今日も訓練をしている消防団

そこで、ソーラーパネルの話を相談する三馬。

一坪500円の額に驚く三馬ですが「この辺りはそんなもんだ」と皆が言いました。

売るかはまだ決めていない三馬ですが「絶対に売ってはいけない」と宮原は言います。

ですが、山原は「自分で決める事で赤の他人が口出す事ではない」と言って、大喧嘩を始めてしまいました。

この二人が何故こんなに仲が悪いのか疑問に思う三馬ですが、その話は禁句のようです。

ドラマの打ち合わせをする三馬と立木

三馬は話の中で、なぜ立木がこのハヤブサに来たのかと聞きました。

立木は都会生まれで都会育ちで気分を変えたいとのこと。

田舎暮らしの戸惑いを口にする三馬。

それに対して立木は、面倒とも思わないし、都会の人は田舎の良さを作っている人という存在を勘違いしていると話します。

家族の様に思っているこのハヤブサの住人達。

しかし、そう言うなら、浩喜のあの噂は何でだろうと思う三馬。

「放火が再び起きたら浩喜は犯人じゃないですね」とポロっと言う立木。

そして、消防操法大会当日

町長からの長い挨拶から始まり、これがまだまだ5〜6人続きます。

話を聞いている間に「浩喜の捜査はどうなっているだろう」と藤本に聞く三馬。

藤本は親戚の山原に聞きますが、警察からその後の情報はなく、親戚と言ってもほぼ付き合いがない為、山原も何も知りませんでした

大会が始まり三馬も順調に進めていくが、水圧が強すぎて森野は上手く放水ができず…。

会場が水びたしで、町長を含む出席者はびしょぬれになってしまいました。

三馬は自分のミスで台無しになってしまい落ち込みます。

ふと目に入った立木は、三馬をみて微笑み1枚写真を撮るのでした。

死ぬほど落ち込む三馬を励ますハヤブサ消防団ですが、またしても宮原と山原が喧嘩を始めます。

この2人の仲の悪さは、学生時代の男女問題でした!!

ハヤブサの山口百恵と言われる美人の桃子との取り合いです。

修学旅行の座席のズルをした山原に怒った宮原が桃子に告白してしまった…。

その喧嘩は実に40年以上

そこに、宮原の奥さんが怒鳴り込んでくる。

この奥さんが、当時二人の仲を犬猿の仲にした桃子でした。

しかし、もうかつての面影はゼロでした。

それでも、桃子にお尻をたたかれる人生があったのかと思う山原。

浩喜の噂

なんとか締め切りを間に合わせた三馬。

誤字脱字は目立つものの、中山田は「褒めない編集長も褒めている」と大絶賛します。

そして、今度ハヤブサにいく事を伝える中山田。

漸く一区切りを終えた三馬がお酒を飲みに行くと、やはり浩喜の噂が耳に入ってきました

天罰と噂されますが、居酒屋の店長は波川ナミと浩喜が仲良く食べに来たこともあり、野菜を貰っていた事もある話を聞きます。

噂と現実が違う事を確信してくる三馬。

そして三馬の所に立木が、先日は失礼なことを言った事を謝りました。

立木は脚本を書いていた事があって、失敗した自分は成功している三馬に嫉妬していたそうです。

浩喜の事を調べたい三馬は、町中を回りに行くことを立木に話す三馬。

「ここの人たちが、根も葉もない噂に流されて悪口を言うのが嫌だから」

噂を広めた犯人?

そして、三馬は一人の人物に会いに行きました。

村の人たちに聞くと「この人物から噂を聞いた」という証言が何人も出てくる事を問い詰めます。

三馬は、波川に浩喜との噂が事実か確認をしますが、その様なことは1ミリもありませんでした

更に、居酒屋の店長の言った通り「野菜も分けてもらって、非常に仲良くしていた」ことが証明されました。

そして、この噂を広めたと思われるのは真鍋でした。

問い詰める三馬ですが「町の人たちは勘違いしているんじゃないか」と真鍋は誤魔化します

しかし、なぜそんな噂を流さなくてはいけないのか?

そのことは、三馬も分からず直接真鍋に聞きに来たのでした。

ですが、真鍋は「自分は何もしていない」というだけで…。

三馬と立木に迫る怪しい影

そして、三馬は帰宅してポストに入っていた花の名前を調べます。

それは“シャクナゲ”という花で、花言葉は、危険・警戒という意味でした。

その頃、帰宅した立木のアパートに不気味に立つ真鍋

目が合った立木は急いで家の中に入るのでした。

いやー真鍋!あなたは何者ですか?

立木のストーカーですか?

話がミステリーの中で、宮原と山原の山口百恵には笑いました。

浩喜は、強面なだけで本当は良い人なのは間違いなし!

噂の犯人=浩喜を殺害した犯人とも限らないです

この続きが再来週というのが残念!!

第3話:山の怪異のネタバレ

夜中、一人の白髪女性が子守歌のような歌を歌いながら歩きます。

♪手に負えん 童はどこいった まめな子 早く寝ておくれ

♪えーか えーか 母ちゃんのそばに いこまいか

♪ぬくとい布団で 寝ておくれ

そして、幼い少女の目の前で、女性が川で自殺した事を思い出していました。

立木たちに頼まれたドラマの脚本を完成させた三馬。

予定より早く書き上げましたが、その内容の出来に喜ぶ立木。

2人はゆっくりランチを食べながらこんな話題になります。

田舎が舞台だとホラー要素が何で出るんでしょうか」と疑問に思う立木。

やはり“「八つ墓村」や「犬神家の一族」の様なイメージが強い”のではという三馬。

そして、こういう所では不思議な事があると感じます。

山に行くと何かに見られているような感覚で、それは監視されているのか、見守られているのかというもの。

そこに、町おこしドラマが村岡町長の鶴の一声で0になってしまうという電話が立木に入ります。

三馬にどう言ったらいいか悩む立木は、お店に戻り「そのドラマが駄目になった」と言わなくてはいけませんでした。

しかし立木は「自分が監督になりました!」と嘘をついてしまいます。

家に戻った三馬は、古いアルバムから1枚の写真を見つけます。

そこには女性と花が写っていて、その花は、シャクナゲでした。

ハヤブサにやってきた中山田

そして、中山田がまるでハワイ客のような格好で三馬の元にやってきました。

「いやいや三馬さん!三馬さん!三馬さん!お久しぶりです」

ゴルフバックを沢山持参してハイテンションな中山田。

早速ご飯を食べてると、浩喜の事件がハヤブサで起きた事に驚いたと反応する中山田。

三馬は、自分がその事件の発見者とは言えませんでした。

三馬の家を絶賛する中山田は、ハヤブサの雰囲気も大絶賛。

「本当にいい場所ですねー。田舎の生活を考えちゃうなー」

テーブルに置かれていたアルバムに挟まっていた女性の写真を見つけた中山田。

この女性が誰か気になる三馬に、この女性が誰か探さないかと提案をしてきました。

夕方になると中山田は「ゴルフに行きましょう!この為に来たんだ!」と誘います。

ゴルフをプレーをしている時に、三馬が消防団に入団していた事を知る中山田は、大笑い。

これまでの三馬の様子から、消防団は想像つかないものでした。

ハヤブサ消防団も合流

いつもの居酒屋でご飯を食べる三馬と中山田。

中山田がハヤブサを気に入り大絶賛している所に、消防団メンバーが現れます。

田舎の雰囲気に飲まれる中山田は、三馬のコミュニケーションスキルに驚きました。

「僕はとても馴染めそうにないです」と中山田は三馬にこっそり言います。

そして、飲み続けた結果、中山田と消防団のメンバーは仲良くなっていました。

「三馬さん!消防団の小説を書きません?!」と中山田はノリノリです。

そこで、あの写真の女性に心当たりはないか三馬は皆に聞きますが、誰も覚えがありません

そして明日には、中山田が三馬を連れて釣りに行くと言う話になります。

山原に「夕方前には引き上げるように」と忠告されます。

実は、あの場所で昔、自殺した女性がいた為、その幽霊が出るという噂がありました。

川の幽霊

その日の夜、灯明の係をしていた三馬は、写真の女性が目の前に現れ、持っていた火を落とし全身が燃えてしまう夢を見てしまいます。

余り眠れなかった三馬は、中山田と予定通り釣りに行きました。

しかし自分たちの後ろに人影がいるような気がする三馬ですが、気のせいかと思うのでした。

釣りを終えた帰り、藤本の手書きの地図を見て帰ろうとします。

この酷い手書き地図はなんですか…」と中山田は言いました。

結果、完全に辺りは薄暗くなり迷子に…。

完全に遭難した2人は、これ以上動くのは危険だと判断し、その場に立ち止まります。

そこに明かりがいくつか動いているのを見つけ声を出しました。

しかし、何か様子がおかしい。

人気を感じた2人がその方向を向くと、冒頭の女性が無言で立っていたのでした。

三馬と中山田は、突然現れた女性に悲鳴を上げて、走って逃げようとします。

逃げている途中、三馬は獣道を見つけ、中山田を呼び戻します。

なんとか、道に出た2人の前に、刃物をもった人物が現れ腰をぬかします。

しかし、それは山原と藤本でした。

地図の出口に2人が出てこなかったので、心配した山原たちが探しに来てくれたのでした。

そして、その様子を木の陰でこっそり見る真鍋の姿がありました。

翌日、中山田は立木と対面します。

本当は昨日の夜に帰るはずでしたが、遭難しかけたため、もう一泊していました。

立木はいい機会だと思い、ドラマの脚本の感想を聞きます。

ですが、スイッチが入った中山田は、どんどん駄目だしが始まり…。

しかし、そこに迎えのタクシーが着いて強制終了しました。

昨日のプチ遭難で不思議な体験をしたことを話す三馬。

「以前話していた、見られている気配を感じて、道を見つけられました」

そして、そういう不思議な事は縁にも繋がり、三馬と立木も出会いました。

今回の脚本が通る事を祈る三馬に立木は「絶対に通す」と言います。

実は、ドラマのコンテを書いていた立木は、村岡町長と話そうとしましたが、全く会えずじまいでした。

写真の女性

無人の野菜売り場で、野菜を見ていた中山田の元に、藤本が現れます。

実は、藤本のおばあちゃんが写真の女性に心当たりがあると言う情報が!!

それが気になった中山田はタクシーを引き返し、一緒に話を聞くことに。

その写真の女性は山原倫子さん。

お妾さんでしたが、上手く行く事なく、娘・展子を置いて自殺した女性に似ていると。

そう、あの川の噂で自殺した女性が山原倫子でした。

また火事が発生

そんな時、山原の家が火事になったと三馬たちに連絡が入りました。

火の手を見た山原は、消防団が着く前に妻が止めるのも聞かずに火を消しに動きます。

三馬と藤本は、山原の家に急行!!

燃えているのは、山原の作業場でした。

宮原が息をしていない山原を家から連れて出てきます。

心臓マッサージをする宮原。

「あほ!死んだらいけないぞ!賢作!!」

宮原の必死の呼びかけと心臓マッサージのお陰で、山原は意識を取り戻します

一命を取り留めた所に、消防車が到着し、消火は完了。

そして、この火事により浩喜が火災の連続犯ではないと確信します。

中山田は、消防団の仕事を目の当たりにし、三馬が言っていた消防団の仕事を理解しました。

「家だけではなく、人生までも燃やしてしまうんです」

入院先のベッドで、山原は宮原に助けてくれたお礼を言います。

どうも照れくさい様子の宮原。

ちょっと前に防犯カメラを付けていた山原は映像を宮原に見せます。

そして、防犯カメラには犯人が映っていましたが、顔は分かりません

ただ、犯人の車には消防団の帽子が置いてありました。

その事はまだ誰も知りませんでした。

その頃、立木は三馬たちが山で会った女性の背中を摩ります。

そして、天井近くの神棚のような所に、山原倫子の写真が立てられていました

さすが山原ですね!防犯カメラ!しかし、まさかの消防団の帽子!

でも、帽子拾っただけとかそういうのじゃなくて?

そして、謎の白髪女性は倫子の娘でしょうか?

結構病んでいそうな女性ですが、その隣に立木?!

ん?自殺した女性がそっちで娘が立木?

あーわからない!!

第4話:恋の蛍のネタバレ

緑の丘で少年少女が、フルーツバスケットをして遊んでいます。

何故かその中には、笑顔で一緒に遊ぶ立木が…。

太陽の方に顔を向け目を瞑ると、三馬の家で目が覚める立木。

その日は7月23日の朝でした。

目を覚ました立木は、リモート会議中の三馬に朝の挨拶をして洗面所へ。

三馬は初めて立木を見かけてから、気になる存在になっていました。

30代半ばなので、浮かれることはないと思っていますが、実際は超浮かれている三馬

さて、そもそもこの急展開になったのは数日前に遡ります。

7月10日の夜

ハヤブサ消防団は“火の用心の声掛け”をしながら町を回ります。

そして、この前の火事の話になりました。

山原の家まで火事になり、更に防犯カメラの怪しい人物…。

放火事件と思われる火事が起きた家?

  1. 山田崇彦宅
  2. 富岡和夫宅
  3. 波川志津雄宅
  4. 山原賢作宅

この田舎で、よそ者が居ればすぐ気づくはず。

しかしそれがないとなれば、住民の中に犯人がいるのでは無いかという話になりました。

「全く関係ないけど、太郎君。明日カブトムシ採取いかない?」と藤本は急に三馬を誘います。

しかし、翌日は三馬の父親の七回忌の為、随明寺に行かなくてはいけないので断ります。

翌日、三馬は何故かついて来た藤本と寺を訪れます。

寄進額の札に目をやると、高額寄進をしている家が火事にあっていた事に気付く三馬。

熱心な檀家だと感心する藤本ですが、三馬は不自然な共通点に引っかかりながら七回忌を無事に終わらせました。

中止になったドラマ

中山田と電話をしていた三馬は、中山田が人命救助の講習に申し込んだことを聞きます。

そして、森野から山原が退院したと聞いてよかったと喜ぶ中山田。

消防団メンバーといつの間にか仲良くなっている事に三馬は驚きます。

その話の中で、1週間も前に町おこしドラマが中止になった事を聞き、寝耳に水の三馬。

その日の夜、三馬は立木を居酒屋に呼び出します。

立木は脚本の出来が良ければ、町長に考え直して貰えると思っていました。

しかし、ドラマ中止は覆す事は覆ることはなく…。

「何とか三馬の報酬を払う」と立木は言いますが、三馬が怒ってるのはそういう事ではありません

大声を出した三馬に、事態の状況を飲みに来た消防団メンバーも悟りました。

東京でも似たような事はありましたが、立木が嘘をついていた事に、三馬は怒っていました。

「僕なりに面白いものを作るつもりでやってました。東京でも同じ様に人を騙していた?」と聞く三馬。

そんな事はありません」と立木は否定しました。

立木が去った後、消防団のメンバーでご飯を食べる三馬。

立木以前の前に、プロの三馬に書かせていたのに、中止にする方が間違っていると考える宮原。

藤本は先日の消防大会で水をかけたのが原因ではないかと疑います。

しかし、そんな逆恨みでやるだろうかと宮原は思いました。

退院してきた山原も合流し、山原はドラマ中止に疑問を思います

それは、県から観光の助成金が出ているのに、そのお金はどこにいくのか?

何とかドラマをやれないものかと皆がお金を出します。

宮原は3000円、徳田は5000円、藤本は1000円。

「ホームビデオじゃねーぞ」と山原は呆れるのでした。

三馬が「500-600万円は予算でかかるそうです」と話すと皆驚愕しました。

土木課の森野が聞いた話では、町長の企画が通った為だと分かります。

つちのこ探索

そして、町長の企画の町おこし「つちのこ探索」のイベントが開かれます。

しかし、懸賞金があるわけではないこのイベントに観光客はあまり来ません

呆れながらも消防団は、イベントに協力します。

山原はある疑問を解決する為、町長の秘書をやっている甥・勝に声をかけます。

イベントは順調に進む訳もなく、三馬が叫び声を上げたのもマムシでした。

マムシを食用に使っていた事もあり、かば焼きやマムシご飯が普通にハヤブサでは食べられていました。

早速「居酒屋でマムシご飯にしてもらおう」と盛り上がります。

そこに、ルミナスソーラーの真鍋が町長と仲良く話しているのを消防団は見かけます。

真鍋が怪しいと考えている三馬は、真鍋の事をまだ疑っていました。

真鍋の営業で、どんどんハヤブサがソーラーパネルで埋められていたのも事実です。

イベント終了後、立木は再度ドラマの制作続行をお願いします。

しかし、町長は全く話を聞きません。

それどころか、観光客離れや事件のイメージダウンは、ハヤブサの消防団がちゃんと防災しないからだと非難する町長。

放火された家の共通点

三馬は随明寺に来て、和尚に自分の考えを話します。

確かに、寄進額が高い人が放火されていると和尚も納得し「協力します」と言ってくれました。

藤本が三馬の家に行くと、ハヤブサの地図を色付けしているのを目にします。

実は色付けされているのは、火事にあった人達が元々持っていた土地

しかし火災に遭い、土地をルミナスソーラーに売却するしかなかったのです。

営業されている家が、土地を売った場合、ハヤブサはソーラーパネルに埋まる事が明白でした。

ただ、土地を売らせる為に、放火までするのだろうか?

町おこしドラマを!

そして、居酒屋に集まった三馬以外の消防団は、この前のイベントのテレビ放送をみましたが、あまり放送されませんでした。

テレビを見終えた消防団メンバーは、三馬のドラマをどうにかできないものかと相談しました。

実は、山原の甥の勝が昔ギャンブルで借金をして、親に黙って肩代わりした事がある山原は、勝から町長の不正を入手します

そして、三馬のドラマを再度考え直してほしい消防団メンバーは、町長室に向かいます。

町長の不正を脅しに使う宮原たち。

町長の交際費が、あの助成金で全て賄われている証拠の資料を見せます。

更に若い女性と公用車を使って別荘にも行っていました。

炎上間違いなしの写真も確保した消防団メンバーに町長は言葉を無くします。

結果ドラマが再始動!!

何も知らない三馬と立木だったので、今回の事は驚きでした。

どうして復活したかは勿論2人には内緒です。

消防団メンバーは雑用でもなんでも協力すると積極的。

その帰り道、本当にハヤブサはいい所だと思う三馬と立木。

そして、たくさんの蛍が目に入り、2人でそれを眺めるのでした。

そこでマムシの話になりますが、よく考えれば蛍も虫だった事に気づく三馬。

三馬は、虫が全くダメでした。

その後、大雨が2人を襲ってきたもので、急いで三馬の家に向かいます。

雷も鳴っているので、ブレーカーを落とす三馬。

都会では、雷でブレーカーを落とすことはないのに…。

気になった三馬がネット検索しようとすると、立木は「調べるんですね」と言うと「職業病かな」と答える三馬。

そして、三馬が火事の事を調べていると噂になっていると立木は言います。

消防団と個人的に調べているのが半々の三馬。

そのあと、立木が担当した深夜ドラマの話になりますが、少し様子がおかしい立木。

三馬はそれ以上聞かない方が良いかと思い、それ以上は聞きませんでした。

立木は「挫折しましたが、ここでまたドラマに関われて嬉しいです」と言います。

三馬は「自分の脚本以上の出来になる事を期待ですね」と笑い話をしました。

深夜に床につく三馬の元に、無言で立つ立木がやってきます。

ビックリする三馬ですが、その場の雰囲気でキスをしてしまう2人。

その後も雷鳴は大きく鳴り響くのでした。

衝撃の事実?!

7月23日の朝(ドラマ冒頭に戻り)

朝、目覚めた三馬は、隣に寝る立木を起こさないように寝室から出ます。

中山田からリモートの連絡があり、リモートにつなぎます。

実は中山田が、この前のハヤブサの話を仕事関係者にしている時に立木の話になり、そこで彼女の不審な過去を知ることになります。

立木が会社を辞めたのは、体調不良ではなく、ある宗教団体にのめりこんでいたのが原因という噂でした。

その宗教団体は、信者12人を教祖と教団幹部たちが殺害したと話題になったアビゲイル騎士団でした。

教団は既に解散していますが、未だに信者はいて、事件も肯定する人物もいます。

中山田は、教団の写真を三馬に送ると、そこには立木に似た女性が目隠しの線をされた状態で写っていました

教団の広報担当だった立木が制作したと思われるPR映像が残っていました。

(その映像は、ドラマ冒頭の立木の夢のシーン)

中山田は「念のために立木に近づかないよう」にと三馬に忠告しますが、既に時遅し…。

流石、池井戸潤さんというべきでしょうか。

ここに何と宗教団体が入ってきました。

PRの映像のシーン、あの「ミッドサマー」を思い出してしまったら、宗教だった(笑)

私は、あの白髪女性が宗教にハマって、それを調べる為に潜入していたと思いたい!

じゃないと、太郎君w可哀想です!

そして、三馬がホームズならワトソンは藤本か?!中山田か?!

第5話:ある女の運命のネタバレ

町おこしドラマ

無事に三馬の脚本、立木の監督で“町おこしドラマ”の話が再開。

しかし三馬は、立木がアビゲイル騎士団の信者と聞いた事が頭から離れず、打ち合わせにも集中できずにいました。

そんな中、ドラマの撮影がスタートします。

ハヤブサ消防団も出演に協力しますが、役者ではない為、ほぼ棒読みのメンバーたち。

そこに、真鍋が通りかかり、車の中からこっそり立木を撮影します。

真鍋が来ている事に気づいた藤本は、真鍋が放火事件に関わっているかもしれない事を皆に言わなくて良いのかと三馬に言います。

しかし、まだ憶測の段階で話す事ではないと、三馬は思っていました。

藤本は母と祖母にはそれを言ってしまったらしく、噂が広まらないかを心配する三馬。

その会話を少し離れた所から、山原は聞いていました。

そして、消防団はそのまま訓練に入り、三馬と藤本は撮影の手伝いに向かいます。

次の撮影地は、ハヤブサのパワースポットの崖でした。

藤本は、パワースポットに大はしゃぎして崖に向かってしまいます。

置いていかれた三馬に話しかける立木。

「今夜、居酒屋に一緒に行きません?」と誘われますが、締め切りがあると断る三馬。

立木は、あの一夜以降、三馬が自分に目を合わせてくれないと思っていました。

「私たちってどんな関係に、今なってますか?」

三馬は、目をそらしていないと否定します。

そこに、空気を読まない藤本が、崖の石を持ってきて、これで自分の家もパワースポットだと大はしゃぎ

それ以上、話が出来なくなった2人は、この事を宿題にします

藤本は2人の様子を見て、フラれたのではないかと心配…。

意外な洞察力を持っている藤本は、三馬が立木に好意がある事に気づいていました!

アビゲイル騎士団の事件

アビゲイル騎士団の当時のニュースを持ってきた中山田。

カルト集団だと当時から大きなニュースになっていました。

この事件には謎が残っていることも多い

動機がハッキリしておらず、逮捕された教祖も幹部もだんまりのまま。

教祖は死刑判決され、教団も自主的に解散しました。

しかし、大事なのは元アビゲイル騎士団の信者だからと言って、危険人物とは限らない事です。

立木が今どう思っているかが重要だと中山田は伝えます。

中山田は、当時の事を調べていた記者から話を聞いて、三馬の事が心配でハヤブサにやってきました。

そこに、森野と徳田が三馬の家にやってきました。

待ってました!と言うかの如く、万全な態勢と装備で中山田はゴルフへ向かう。

「心配して来たんじゃないのか…」三馬はそう言いながら玄関を閉めました。

東京時代の立木

夢だった脚本家と監督になる為、東京アーツムービーの面接に参加していた立木。

就職も無事に果たし、バラエティーADからスタートします。

自分が憧れている会社の社長の浅野は、脚本も監督もしていました。

そして、時間がない中でも、立木はドラマの脚本を書き、社長にアドバイスを貰い修正します。

その努力が実り「ループ」という春ドラマの脚本が決まりました。

しかし、最終話まで書き終えた立木に待っていたのは、余りにも酷い現実が。

脚本は素晴らしいんですが、「無名の立木では無理」と局に言われてしまったのです。

そして、浅野の名前に取り換えられてしまいました

自分が書いたとは言えないドラマの現場で、スタッフとして働く立木。

脚本と監督は全て浅野に奪われただけではなく、ドラマのその後も書かされていました

更に、浅野は立木の家のシャワーを使うまでに…。

三馬の家で、山原展子の写真を見る中山田。

もうすぐ帰る時間だと言うのに、色々と気になる様子。

中山田はミステリー小説を仕事柄、沢山読んできた為、疑り深いとの事。

ハヤブサの連続放火を立木と話した事がないかと聞いてきます。

よく考えてみれば、立木は放火事件の事も浩喜の事件も気にしていました。

ハヤブサで起きた事だから気にするのは当たり前だと思う三馬。

消防団に相談する三馬

居酒屋で三馬が、アビゲイルの話を藤本に話していた所に、消防団メンバーがやって来ます。

三馬は、立木という事は伏せて、あくまで三馬の友達という事で相談。

ハヤブサでも、当時の事件の事を覚えていました。

「信者と知ってから、どう付き合って良いか分からなくなった」と話す三馬。

難しい話しではありますが、皆、真剣に相談に乗ってくれました。

「別に無理して友達続けなくても」

「気味悪いわ。教祖を崇拝する人は…」

「太郎君の友達が殺したわけじゃないから、その子が悪いわけではない」

しかし、このハヤブサに来れば、みんな仲間と考える宮原たち。

「本人と話すのが一番」という山原のアドバイスから、立木に話をしようと決めます。

アビゲイル騎士団にいた頃の立木

三馬は、立木を自宅に呼び出し、この前の宿題の話をします。

「僕たちの関係の前に聞きたい事が…立木さんの過去です」

三馬は、立木の知られたくない過去を知る権利はありませんが、立木の口から聞きたいとお願いします。

そして「ループ」というドラマは、自分の脚本で、社長に奪われた事を告白。

その後も、ゴーストライターを続ける様に会社から指示をされ、自分の中でどんどん何かが壊れていきました。

2カ月も会社に行けなくなる程、辛くなった立木。

それを高校時代の友人に相談した時に、弁護士を紹介するとアビゲイル騎士団に連れていかれます。

宗教団体と関わりたくない立木は、直ぐに帰ろうとしますが、友人に止められてしまいます。

恐る恐る建物に入った立木は、そこでの様子に驚きました。

どこにでもある会社の様な風景だったのです。

更に、杉森という弁護士に面会し、自分の給与の未払いや執筆の権利を相談しました。

しかし、弁護士に相談する費用もない立木に、杉森は成功報酬で寄付で構わないと言ってくれます。

そして、少し年代が上の信者が話しかけてきます。

その様子を見た立木は、ここの信者たちはどこにでもいる人達に見えました。

後日、杉森は立木と一緒にテレビ会社に話し合いに向かいます。

全く、悪気がない会社に、杉森はアビゲイルの名前を出し、少々脅しました。

浅野は「立木がカルトに入信したぞ!」と社員達に聞こえる様に言います。

杉森は、カルト集団の定義で言い返しました。

「カリスマ的指導者を熱狂的に信仰し、それは時に構成員の思考や行動が失われる」

それを聞いた立木は「浅野こそがカルトだ」と言い放ちました。

そして、杉森は立木に教団のPR映像の依頼をし、立木はその映像で成功を得ます。

それから、教団が作る多くの作品に関わり、それが生き甲斐になっていました。

しかし、あの事件は突然起こってしまった。

殆どの信者が事件をニュースで知って、立木も同じでした

何が起きたのか、何でこんな事が起きたのか、誰も真相が分かりません。

そして、残された信者たちは、世間から誹謗中傷の嵐に遭うのでした。

棄教後の立木

信じた信者も居れば、逃げ出した信者も多く、立木も教団から離れました。

立木は、地方の専門学校の講師に転職し、ハヤブサにやってきます。

しかし、もし信者に見つかったらと思うと怖いと語りました。

田舎のハヤブサなら見つからないとも思っています。

そして、ハヤブサの人たちは自分を受け入れてくれ、三馬に会えた事が嬉しい。

三馬の決意

しかし、もう三馬とは関わらない、連絡もしないと立ち去ろうとする立木。

こんな時に、脚本家なのに、気が利く台詞が全く出てこない三馬

「そんな僕が言えることは、明日は僕が料理を作るので、一緒に夕飯を食べませんか?」

三馬からそんな事を言われると思っていなかった立木は驚きます。

「でも、僕が作れるのは焼きそばレベルですけど、大丈夫ですか?」

そんな三馬に立木は、クスっと笑い、さっきまでの空気が変わりました。

そして、2人が抱きしめあった先に、立木が見たものは、展子の写真でした。

それを見て最初は驚く立木ですが、最後に不敵な笑みを見せます。

その事に、三馬は気づきませんでした。

料理が得意な中村さんが、焼きそばレベル設定とは勿体ない!!

立木はまだ何か隠してますよね。

あの白髪女性の家には展子の写真が立てかけられていました。

もしかして、アビゲイルの関係者なのかな?

いつから教団があるか分かりませんが、昔からあるならその可能性はありますよね。

そして、あの立木の笑顔はなんですか?!

第6話:放火犯の正体のネタバレ

リモートで

三馬は中山田にメールで、立木と交際を始めた事を伝えていました。

最初は心配していた中山田は“近づく事に苦言を示したのは反省”と感じていたそうです。

2人がお付き合いする事になったのは、良い事だと喜ぶ中山田。

2人の仲は順調に進み、三馬の連載小説も無事に最終回を迎え大反響

「次回作は、恋愛作品にしますか」と中山田も乗り気の様子でした。

怪しい視線

三馬が立木を送った後に、買い出ししようと車を出します。

しかし、何故か立木を隠れて見ている人間がいました。

三馬は、立木を送り届けた後、買い物に向かいます。

その途中で、ルミナスソーラーの車が村西家に止まっているのを見つけました。

その村西とは、三馬が疑っている多額寄進者の1人です。

気になった三馬は車を出て、その家に近づくと、後ろから気配が…。

振り向くとそこには、山原が立っていました。

その時、家から出て来た真鍋に気づき、三馬と山原は隠れます。。

真鍋は、三馬の車を見つけ、自分が見られている事に気づきますが、そのまま立ち去りました。

真鍋が立ち去った後、山原は村西の家にも、真鍋が度々来ていた事を気にしている事を知る三馬。

放火犯は真鍋?

そして、ハヤブサ消防団メンバーを招集し、三馬と山原が今考えている事を話します。

三馬は、自分が怪しんでいるハヤブサ周辺の地図を見せました。

1つ目は、放火被害に遭った家が持っていた土地でしたが、現在はルミナスソーラーが保有している事

2つ目は、土地買収の話を交渉中の家。

色分けされたその地図を見ると、それはハヤブサがソーラーパネルで埋め尽くされているものでした。

しかし、森野は「土地買収の為に、放火をするだろうか」と疑問に思います。

三馬は、放火の罪を押し付ける為に、浩喜の噂を広めたのが、真鍋かもしれない事を話します。

もし、それが事実ならとんでもない事だと思う消防団。

山原が真鍋を怪しむ理由は、1年前から営業をしていますが、3年以上前に、真鍋を見た事があったからです。

敷地内に勝手に入り、家や畑を撮影して観光客と言っていた真鍋。

山原は、その様子に違和感がありました。

ただの下見かと思われましたが、夜の山に入ってまでやるのはおかしいと感じる山原。

実は、三馬が中山田との釣りで遭難しかけた時、山原は真鍋を追って、山に入っていました。

真鍋もその事に気づき、山原の作業場を放火したと山原は考えます。

もし、真鍋が犯人だとしても、次はどこが放火されるのか

三馬は、次の放火の可能性がある5軒が、まず土地を売却したか、渋っているかを調べる必要があります。

それぞれが、5軒の家に聞き込みに行く事に。

三馬は、ルミナスソーラーを調べる為に、中山田に調べてもらえるように連絡を取るのでした。

火事の予防も消防団がやる事だと皆やる気満々!

翌日、それぞれが5軒の家に直接行き、話を聞きに行きます。

その頃三馬は、江西住職の元へ。

住職は、三馬も完結した連載を完読し、その内容に関心します。

三馬は、少し照れながら、短冊が一部外れている事が気になり「何故、札を外しているのか」を質問しました。

外れている短冊は、檀家を抜けた離檀の短冊でした。

そして、本題に入ります。

放火犯に殺された可能性がある浩喜の様子を、聞きに来た三馬。

住職が最後に浩喜に会ったのは、亡くなる2. 3日前に野菜を分けに寺に来たそうです。

つまり、波川の家が火事に遭った日で、浩喜はその火事の事を気にしていました。

放火当時、事件現場の近くに浩喜が居ました

浩喜は何かを見てしまったのではないだろうか?

住職は、三馬が思っている推理が外れる事を祈るのでした。

お寺から出てくると、放火犯と疑われている事に関して真鍋が苦言しに来ます。

そして、真鍋は忠告というより警告するかの様な発言をしました。

「首を突っ込むのはよくないと思うな。でも頑張って放火を防いで下さい」

ルミナスソーラー

家に戻った三馬は、中山田からリモートで、ルミナスソーラーの調査結果を聞きます。

3年前に出来たばかりの会社ですが、強引な営業とノルマが厳しいという噂がありました。

しかし、ノルマが厳しいからという理由で、放火はしないはず。

ですが、現代は事実は小説より奇なりと思う事が多くなってきています。

更に、陽当たりの悪い土地まで買っているルミナスソーラーに違和感を覚える三馬。

そして、真鍋は1年前に入社したばかりの新人社員でした。

ではなぜ、3年前から真鍋はハヤブサにいたのだろうか

ネットにない情報までゲットしてくる中山田に関心する三馬。

中山田は、作家にお願いされれば100倍にして探してきます

「私は、編集者のかがみと呼ばれた中山田洋ですよ」と自慢する中山田。

次の被害者は…

三馬がふと窓の外を見ると、何かが燃えている?!

慌てて外に出ると、家庭菜園が燃やされていました。

急いで水を出して、ホースで消火活動をする三馬。

なんとか無事に鎮火させますが、そこに物音が…。

その先にはフードを被った怪しい人物がいて、急いで追いかけます。

しかし、その人物はトラックに乗って逃げて行くのでした。

翌日、燃やされた家庭菜園を見て言葉を失う立木。

そして、警察の実況見分が行われ、三馬は昨夜起きた事を話しました。

実況見分を終えて部屋に戻ると、立木が少し怒っている様子です。

「好奇心でやってませんか?本当に消防団の仕事ですか?」

次の被害者を出さない為だと否定する三馬。

ですが、立木は「次の被害者は、三馬だったかもしれない」と恐怖を感じていました。

「三馬さんが頑固なのは、知っているので分かります。でも、危険な事は止めてほしい」

三馬の身の安全を心配する立木ですが、三馬がこの警告だけで逃げない人なのも判っていました。

だから「次からは何か判ったら、自分に必ず教えて欲しい」とお願いします。

そして立木は、待っている間に読んでいた三馬も連載作「都会で鳴く郭公」を面白いと賞賛しました。

三馬の家庭菜園が放火され、益々真鍋を怪しく感じる消防団。

おまけに、三馬は今度1泊東京へサイン会で留守にする為、家を空けるのが少々不安でした。

東京に行く理由を聞かれたので、連載されていた作品が出版される記念のサイン会に行く事を伝えます。

タイトルを聞かれ「郭公は都会で笑う」と伝えますが、疑問だらけの消防団。

カッコウ?何で都会で笑う?鳥って笑うのか?とそもそも論点が…。

説明が長くなるので、割愛する三馬。

それよりも放火される可能性がある家の方が気になる三馬。

そして、殆どの家が土地を売却していました。

ルミナスソーラーに土地を売っていないのは、村西と加藤の2軒だと判ります。

今まで火災が遭った家は全て留守にしていましたが、波川の家は違いました。

しかし、本来なら放火された時間は、奥さんを病院に連れていく時間で、不在のはずだったのです!

ですが、あの日は、波川の急用により予定が変わってしまいました。

やはり、不在の時に放火される?

加藤家には子供がいて、旦那は家で仕事している為、放火するタイミングは難しいはず。

村西家は今度、旅行をするらしく、その事を真鍋に言ってしまっているらしい。

消防団はその旅行期間中、見張りをする事になります。

放火犯を待ち伏せ

シーバーでそれぞれ連絡を取り合いながら、放火犯を待ち構えます。

消防団で、見張りをしている時、宮原と山原の2人はプライベートの話に…。

宮原は、若いメンバーも入り、消防団メンバーといる事が嬉しいと語ります。

すっかり、分団長の宮原ですが、消防団に入った頃は入団を拒否していましたが、奥さんに説得されたそうです。

しかし実は、奥さんに説得をお願いしたのは山原でした。

その事実を初めて聞いた宮原。

何だかんだで仲が良い会話を聞かされていたら、宮原夫婦の夜の生活の話になります。

シーバーを、切り忘れていた宮原の会話を、消防団メンバーが嫌でも聞く羽目に。

三馬はシーバーを切って欲しいと小声で言いますが、聞こえていない様子。

宮原は山原の家はどうなのかと聞くと、山原はシーバーが繋がっているのを知っているので、話しません。

今更、シーバーが繋がっている事を、宮原は山原に言われ大慌てします。

そこに、真鍋が紙袋を持って現れ、チャッカマンで火のチェックしている様子を目にします。

しかし、まだ火を点けた現場を見た訳ではないので、捕まえられません

玄関の鍵の隠し場所を知っていた真鍋が、住居に入った為、不法侵入で捕まえようと消防団が家を囲みます。

ですが、そこに丁度現れたのは、不審者通報を受けた警察でした。

なんとその通報者は真鍋だったのです。

真鍋は、怪しい車が止まっているのを心配して連絡。

更に、村西の飼育している兎の餌やりと、灯明の当番を代わりにやる為に来ていたのです。

村西と電話を繋いでいた為、真鍋の行動は間違いありません。

しかし、電話を切る真鍋は不敵な笑みを浮かべました。

警察から注意を受けた消防団は、しぶしぶ真鍋に謝罪します。

真鍋は、火事の現場に、確かに出入りをしていましたが、火事の時間には全てアリバイがあった事を警察から聞かされる消防団。

真鍋は三馬に「いつか三馬さんの作品を語れる仲になりたいです」と言います。

そして、三馬の最新作「格好は都会で笑う」に「期待している」と言って立ち去る真鍋に、三馬は違和感を覚えるのでした。

知るはずのない事

随明寺に集まった三馬、中山田、立木、住職。

中山田は、三馬から衝撃のニュースを聞いて、座禅に集中出来ませんでした。

動揺する理由は、ハヤブサ消防団の5人の中に、放火犯がいること。

三馬は、真鍋に言われた自分の本のタイトルに違和感があったのです。

格好は都会で笑う」の“笑う”に疑問に思う立木と住職。

2人の記憶では、連載されていた小説のタイトルは「都会で鳴く格好」でした。

実は、出版時に改題する事があり、今回はまさにそれで、真鍋が改題など知るはずがないものです

その改題を知っているのは、あの時にいた消防団のメンバー5人。

つまり、その事を真鍋にリークした人間がいる可能性が…。

そして、村西との電話を切った時の真鍋の表情は、自分達が来る事を知っていて、罠にかけたんじゃないか

更に放火の手口である漏電に見せかける知識がある人物。

三馬の話を聞いて、消防団メンバーが白に思えなくなっていきます。

誰が放火犯かは今の時点では判らない。

そこで、三馬は住職に5人のアリバイ確認をお願いをします。

自分の家が放火された時間に、5人が外出していないかを家族に聞けば分かるかもしれない。

何故、その犯人はそんな事をしているのかという疑問が残ります。

その理由だけは、まだ見当もつかない事でした。

では、5人の中で怪しい人物はいるのか?

山原は被害者であり、死にかけたので自作自演には見えません。

藤本は事件の日は三馬と一緒にいました。

そんな真面目な話をしているのに、中山田は今度また徳田と森野とゴルフに行くのにと悩みます

「どちらかが放火犯かもしれないかと思うと、スコアが伸びない!」

そして、ペットボトルを落とした中山田を見て、自分の家が放火された日の物音の事を思い出しました

急いで家に戻り、犯人がいた辺りを探し始めます。

中山田はゴミだと思った物を拾うと、それはベンジンという可燃性の液体

犯人が落とした物の可能性が高い

三馬はその日の夜、自分をハヤブサに迎えてくれた消防団との記憶を思い出します。

5人とも放火をする人間にはとても思えず、消防団に入団した時の集合写真を眺めるのでした。

平凡な日常

さんかくで、ハヤブサ消防団と立木でドラマのクランクアップの打ち上げが行われます。

そこに、住職がやってきて、一緒にぼたん鍋を食べます。

イノシシの命を頂く事に感謝をしながら食べる消防団。

話の中で、住職が脱サラした事が話題になりました。

中々、この田舎では寺の住職がいない為、外から呼ぶのは普通の事らしい。

住職は、このハヤブサで住職になれた事が幸福だと語ります。

「一緒に美味しい物を食し、笑い合い、まるで家族の様に平凡な毎日を過ごす」

「この平和な時間が、いつまでも続く事を願っています」

そんな住職の話が、心にしみるハヤブサメンバーたち。

そして、住職は三馬に顔を合わせ頷き、それがどういう意味なのか三馬は理解しました。

それは、三馬にとっては違ってほしかった事…。

辿り着いた真犯人

その後、東京では見えない澄んだハヤブサの夜空を見る三馬と立木。

そして、来月は皆既日食があるらしく、三馬は「一緒に見よう」と立木と約束します。

立木は「三馬さんとの平和なこの時間が続くのか」と質問すると「勿論」という三馬。

ですが、この平和なハヤブサを脅かす人間がこの町にいる事。

更に、その人間は、ハヤブサ消防団のあの5人の誰かだという事。

そして、三馬は重い口を開き、立木にこう伝えます。

「判ったんです…誰が犯人か…」

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

誰も犯人でいて欲しくないけど、駄目だ。

山原と藤本が色々怪しすぎる言動と行動と表情が多い!!

ミステリーあるあるですが、そもそもアリバイある方が怪しいのです。

でも、脅されてやっていると信じたい!せめてね!

って、来週サイン会になぜいる?!杉森?!怖い怖いw

こういうサイン会の警備体制どうなってるのw

とりあえず真鍋が黒なのは確定ですね!

あと、何故原作本宣伝を中盤に入れた(笑)

真面目に伝える三馬と山原の後ろ4人が、消防団の歌を歌ってて聞こえないw

第7話:最後の晩餐のネタバレ

立木は映子に「三馬太郎っていう作家さんがいるんです」と伝えます。

展子の写真をずっと観ている映子は、その言葉に反応を見せました

「郭公は都会で笑う」のサイン会

その頃三馬は、東京の本屋で、サイン会のイベントに参加。

話題にはなった作品ではありますが、大人気作家ではない為、中々行列にはなりません

なので、お客さんが途切れるととても気まずい三馬でした。

このイベントを開催してくれた中山田と書店員に感謝なのですが、申し訳なさも抱くのです。

そこへハヤブサ消防団も、全員本を買ってサインを書くことに

三馬太郎の作家姿に全員感動します。

山原は「サイン会で貰ってこそ価値があるから」と何と親戚分も含めて5冊も購入しました。

行列がない事も徳田に突っ込まれますが「悲しい事実だから、言われるのは泣きたくなる」と本音を漏らす三馬。

団欒ムードの中、三馬は次の男性のお客さんにサインを書きます。

その男性は「地獄の門」から全て読んでいる人物です。

知り合いがハヤブサの近くに住んでいるらしく、三馬が住んでいる事も知っていました。

そして「自分もハヤブサが好きで、今度行く予定です」と言います。

「その時、偶然会えたら嬉しい」と言うこの男性は、あのアビゲイル騎士団の弁護士の杉森でした。

しかし、三馬は杉森の話を聞いていただけで、顔は知らない為、何も気づきません。

3日間の東京観光

サイン会を終えた三馬は、消防団と東京観光するのでした。

「太郎君にとっては観光にならんのじゃ?と心配する山原。

しかし、三馬は東京観光は余りした事がなかった為、楽しみでした。

それは、ハヤブサでも同じです。

地元の観光地は、地元民は中々行かないものだと納得します。

藤本に立木がいない事を茶化され「寂しくない」と答える三馬。

にやけている三馬は、立木と最後に会った日の事を思い出していました。

車で立木の家に送り届け、降り際にキスをする仲に2人は親睦に。

立木は編集の仕事があって、一緒に東京に行けないのを残念がりながら、三馬が車で去るのを見届けました。

バスで東京観光をする消防団たちは、東京を満喫します。

しかし、東京はどこか急かされている様なものだと感じる森野。

ハヤブサの田舎と東京の都会の両方で暮らした三馬。

ハヤブサの唯一の欠点があるとしたら、虫が大きい事でした。

「虫嫌いなのに、田舎暮らしを選択するなよー」と宮原にツッコまれます。

しかし、その虫問題以外で、後悔している事はありません。

久々の東京ですが、帰ってきた感覚はもうない様で、すっかりハヤブサの住人になったと実感した三馬。

しかし、東京に対してマイナスイメージを感じてしまうのも良くないと三馬は思っていました。

例えばですが、土地の値段の差を痛感します。

1坪500円のハヤブサですが、東京なら2千万する程の価値の違いです。

「東京は観光はええけど、住む場所じゃねーな」と徳田は言います。

ですが、宮原や山原の子供たちは、大阪や名古屋等で暮らしているので、考えも変わってきていると感じるのです

続いて、スカイツリーや東京タワーに大はしゃぎする藤本。

宮原達も東京観光を心の底から楽しんでいました。

その頃、さんかくでは…。

売り上げが厳しく、値上げを考えていましたが、それはしないという店主。

閑古鳥が鳴いてるレベルのこの町は、どこも厳しいのが現状でした。

そこに、若い観光客が大勢来ていました。

楽しい晩餐

東京のレストランで豪華なディナーを食べるハヤブサ消防団。

美味しい料理も食べて、和やかな空気になります。

宮原は「妻の次に皆を大事にしたいと思っているし、信頼してます!だから隠し事はなしだ」と言います。

楽しく盛り上がっている中、三馬と山原は目を合わせます。

そして、三馬は話を切り出します。

「ハヤブサに来て、皆さんの消防団に出会えて嬉しかった。皆と東京に来れて良かった」

しかし藤本は「俺らがここで観光している間に、放火されないか心配だ」と言います。

三馬は「放火犯は今、ハヤブサにはいないから放火はされない」と答えるのでした。

それはどういう意味なのか?

放火犯は誰?

一番怪しい真鍋には、犯行は不可能でしたが、もし共犯者がいたら可能

漏電に見せかける火の知識、村西の家を見張る事を知っていた人物が犯人と考える三馬。

そして、三馬は自分の庭が火事になった時に、独特のエンジン音がする車の音を覚えていました

全員の車の音をさりげなく聞き出していた三馬は、徳田のトラックの音だと気付きます。

更に三馬が見つけた“ベンジン”は、着物の染み抜きに使うもので、それは、呉服屋の徳田が持っていても不思議ではありません

そこで、さんかくの飲み会で、皆が飲んでいる間に、住職が徳田のトラックを調べました。

そこには、放火道具が積んでありました

更に、三馬の家が放火された時に、アリバイは徳田以外のメンバーは、家族と家にいたという証言をとれてもいました。

実は、藤本以外はこの東京旅行がどういう事かを知っていました。

藤本は「嘘はつけないから」と山原が口止めさせます。

大きく動揺する藤本は、否定をしてほしかったのですが、徳田は何も言いません。

放火した理由、浩喜を殺した理由が聞きたい仲間たち。

浩喜が殺された理由

恐らく、浩喜は放火現場から出てきた徳田を目撃し、その口封じと思われました

ですが、人殺しの度胸は、徳田にあるようには皆、思えません。

実は、夜の森の中で「黙っててほしい」と浩喜にお願いする徳田。

しかし、放火は犯罪であり、黙っていられるものではありません。

そこにやってきたのが真鍋で、口封じに浩喜を川に落とします

その現場に腰を抜かす徳田。

放火の理由

徳田の放火は、あくまでも人がいない所でした。

実際、波川の放火では、病院にさり気なく予定を聞きに来た人物がいました。

「留守の家なら、家だけ燃えるからな」という徳田。

消防団員とは思えない発言に、一同は愕然とするのです

何も答えない徳田に怒る宮原。

「ずっと東京に行きたい」という願いを叶える為に、今回の旅行は組まれたものでした。

ですが、徳田は何も悪びれた様子はありません。

そして、徳田は、一つ嘘をついた事を認めます。

それは、東京は住む所ではないという事。

若い頃、成功を願って東京に出た事もありましたが、結果失敗し呉服店を継ぐ事に。

失敗した人生の事はこれまで誰とも話せなかった徳田。

徳田は中々放火した理由を話さず、浩喜の事は残念だと口にします。

貴重な命は、エネルギーに変えればいいと言う考えの徳田。

それは、人が肉を食べてエネルギーにする事と一緒という感覚の様子。

そして「戻ったら全てを話す」と言って、レストランを出て行ってしまいます。

その様子を聞いていた女性は、レストランを出て車に乗ります。

その車には、真鍋が乗っていました

徳田の真意

翌日、三馬は中山田に徳田の話をします。

否定もせず、仲間から責められても何とも思ってない。

快楽的放火魔なのか?と思う中山田ですが、そうとは思えない三馬。

その後、立木に電話をする三馬。

しかし、立木は着信があるのに気づきながらも、電話には出ませんでした

そして、そのタイミングで呼び鈴が鳴ります。

電話を切った三馬は、夜に電話をしていいかメッセージを送りました。

その直後、藤本からの電話で、徳田が水死体で見つかった事を聞かされます。

突然の別れ…

消防団は、死因を調べる為の解剖が、終わるのを待ちをします。

観光中の徳田の様子を、警察から聴取を受けますが、消防団たちは言葉に詰まりました

そして、解剖後に遺体の確認をする5人。

藤本は涙が止まらず、他の消防団も言葉が出ませんでした。

山原は、警察に徳田が放火犯の可能性がある事を伝えます。

しかし、それは仲間を売った事であり、それが宮原は許せませんでした。

ですが、山原がやった事は間違いでない事は、宮原も皆も理解していました。

そして、この感情は簡単には片づけられません。

徳田が見つかった場所に、中山田も合流し献花。

自分達と過ごした時間が全て、徳田が嘘ついていたとは誰も思っていません。

「こんなこと言ったらアカンけど、今でも省吾は仲間や」

黙祷を終えた消防団は、ハヤブサに戻ります

その頃、ハヤブサでは謎の集団が映子を連れて太陽を見るのでした。

ハヤブサに異変?

ハヤブサに戻った三馬達は、人が多くて驚きます。

見知らぬ観光客かと思われましたが、どうも様子がおかしい

親切な雰囲気で、畑仕事を手伝ったり…。

さんかくも大盛況で、凄く混んでいました。

藤本がさり気なく言った事に異常な反応で睨みつけてくる人たち

彼らが全員身に着けている紫の物をみて三馬は驚愕。

そう、ここにいる全員がアビゲイル騎士団の人間だと気づきます。

お店から出た消防団は、徳田の動画が時間でアップロードされたのに気付いたので、その動画を観ます。

もうすぐ、ハヤブサが活気づくという宣言でした。

そして、自分がやってきた事は、使命だと。

徳田は、この前三馬が展子の写真を持ってきた時は、運命を感じたそうです。

その頃、立木の家に杉森が来て、ハヤブサのドラマを見ていたのでした。

いやいや、アビゲイル騎士団がやばすぎます!

目的はわかりませんが、町を乗っとるためなら殺人も洗脳もしてるw

立木は裏切り者じゃないことを願ってるよ?予告が気になりますが…。

徳田はどこでこの宗教に勧誘されたんでしょうか

だから、カルト集団って言われるんだよw

人に迷惑かけないでほしい!せめて!

町の人たち、ちょっと異常を感じるべきでしょ!

第8話:聖母の帰還ネタバレ

乗っ取られ始めたハヤブサ

アビゲイル信者達が、ハヤブサに来ている!!

立木の身に何かあったのではないか?と三馬は急いで家に向かいました。

立木の家に行くと、杉森がいました。

「立木さんは私達の仲間で、もう会えないからお引き取りを」

混乱する三馬の前に、立木と真鍋も現れました。

アビゲイル騎士団ではなく、聖母アビゲイル教団という名前に変えて、彼らの活動は続いていたのです。

どんどん穏やかなハヤブサが、アビゲイルの信者たちに浸食されて行き、三馬は絶句するのでした。

12人の信者達

実は事件の後、杉森は残った信者達に事件の経緯を話しました。

実は12人は脱会を希望し、それを許さなかった幹部達が起こしたのです。

杉森は、ここ最近の幹部達の異変を感じながらも、止める事が出来なかったと責任を感じていました。

立木も、その事件で入会を勧めてきた友人・滝川明日香も亡くなってしまい悲しみます。

そんな立木に、杉森はあるお願いをするのです。

それは、亡くなった人の無念を晴らす為に、新しいアビゲイルを作る事

杉森は、その拠点としてハヤブサを狙ったのです。

アビゲイルの為なら、何でもする真鍋を使い、着々と準備をするのでした。

ハヤブサの多くの土地を手に入れ、拠点にする事を最終目標に。

そう、ルミナスソーラーは、ハヤブサの土地を買い占める為に作られた会社でした。

二度とこんな事が起きない様に、オンラインで信者を増やしてきた杉森。

そのオンライン信者の中には、徳田もいたのです。

「ハヤブサに全国の仲間が集まれるユートピアを!」

杉森のアビゲイル継続の声に、立木は微笑むのでした。

立木がこの町に来たのは全て、このアビゲイルの再興の為だったのです。

どんどん浸食されていくハヤブサ

もうハヤブサを見渡す限り、アビゲイルの信者ばかり。

宮原は「どんな宗教でも構わないが、観光でもないこれはありえん」と言いました。

森野は一つ気になる事があると皆に話します。

それは、空き家に家族でもない人間が大人数で、移住し始めているのです。

法律上、アビゲイルは自分達の土地で何をしようと手立てがありません。

ハヤブサの人口は1000人、現在ハヤブサにいる信者は300-400人。

このままほっといてしまったら、信者の人口が増えると容易に想像できます。

更に寺の檀家が離檀した数が増加したのは、アビゲイル騎士団へ移ったのが原因。

異常な人数が離檀した事に気付かなかった住職ですが、徳田の事も気づけなかった消防団も同じです。

どの人にも悩みがあり、アビゲイルはその悩みを解決に導いたのだろう。

そして、身近ではない宗教を否定する事も、それを信仰する人の事も否定はできないのです

しかし、消防団は納得がいきません。

町おこしドラマにも協力したし、三馬が立木に利用された事に宮原は怒りました。

住職は、自分が檀家の人達に注意喚起をすることに。

宮原と藤本は、警察に行って相談しますが、全く取り合ってくれません。

放火も浩喜を殺したのもアビゲイルなのに、証拠らしいものもない為「強制的に信者を追い出す事は出来ない」と言われてしまいました。

山原と森野は、町長にこの危機を訴える記者会見を頼みます。

乗り気ではない町長に、山原は再び不倫写真をちらつかせ、記者会見の準備をさせる事になりました。

突然の出来事

そして、ハヤブサのピンチに駆けつけた中山田は、この状況に驚きます。

中山田は、立木の事が気になって仕方ない様子…。

今、その話だけはしたくない三馬ですが、中山田は気になりすぎて止められません。

三馬の家に到着した2人の元に、映子が突然やってきます。

腰を抜かし叫ぶ中山田ですが、映子は「さっ……か……さっ…………」と掠れた声で言ってきます。

映子が何かを言いたがっているのに気づく三馬ですが、アビゲイル信者がやってきて、映子を連れて帰ってしまいました。

家に戻った映子は、杉森を冷たく見ながら家に入ります。

映子を迎えに行った信者が、映子を見つけたのが三馬の家だと報告しました。

立木は、三馬の家にやってきて、映子が何をしに来たのかを確認しに来ました。

三馬は、これまでの事が全て嘘だったのかと聞きますが、立木の回答に愕然。

嘘はつきたくない、全ては話せない。

三馬は、立木がどこまで今回の事を知っていたのかと問いただすと、しらばっくれました。

徳田が殺された原因は、立木に徳田の事を伝えたせいではないか。

「何で、アビゲイルみたいな所に入ったんですか!!」

信仰する事が信じられない三馬の考えは、自分達を否定してくる他の連中と同じだと感じる立木。

確かに、アビゲイルは立木を救ったのかもしれない。

けれど、それを三馬は理解を示す事はできませんでした。

そしてあの日“2人の何気ない毎日”の会話は何だったのだろうか。

立木が返した言葉は「聖母アビゲイルの写真が掲げてあったから」と。

そう、あの写真の展子は、アビゲイルの聖母だったのです。

立木はその写真を、三馬が持っていたので“導かれている”と感じました。

「アビゲイルに入信しませんか?」

立木は三馬とこれからも一緒にいられるように提案しますが、三馬は唖然。

立木は、そんな反応をする三馬を軽蔑するかの様に立ち去っていきました。

不信感も持っていた立木

帰り道、立木はハヤブサのサイレンを聞き、放火が起きた時の事を思い出します。

立木は、3件の火災や浩喜の死が不自然に感じ、杉森に真鍋が犯人ではないかと電話していました。

しかし、不幸な事故だと杉森は相手にしません。

聖母・山原展子

聖母が展子と分かり、アビゲイルがこのハヤブサを選んだ理由が判明。

聖母アビゲイルが産まれたのがハヤブサだったからです。

中山田が持ってきた教本を読むと更に、これまでの謎が明らかになってきました。

この世の全部が始めも終わりもない、循環する円環構造と説く教本。

そして、彼らが大事にしている円、シャクナゲは警告の意味があるということ。

これまでの立木の発言や、三馬の家にあったシャクナゲの意味も判明。

教団の映像作品が褒められた立木は、幹部達から大歓迎されました。

その功績から、聖母・展子の写真を見せ、彼女に継ぐ者が立木だと伝えられます。

三馬は中山田と一緒に、事態をこれ以上悪化させない為にも、展子の事を調べる事に。

そして、展子の事を知っている人に会うと、彼女を引き取った江西家は、ネグレクトの家でした。

そんな展子を救ったのは、その家の一人息子で親代わりになっていたのです。

そして、その息子の名前を聞いて三馬は、黒幕が誰かに気づきました

アビゲイルの勢力

波川が持っていた土地に、ソーラーパネル建設予定の看板が…。

しかし、他の場所にも集合住宅を建てて、信者達を集める移住計画が着々と進んでいました。

そんな中、サンカクに杉森達がやってきます。

杉森を含めて、アビゲイル信者の来店拒否をする賀来。

差別だと訴える杉森ですが、賀来は意見を曲げません。

藤本は、徳田に放火をやらせた事に怒鳴りますが、杉本は「放火をする犯罪者はいない」と否定します。

その言葉に、藤本は激ギレするが、山原は元々口封じするつもりだと思っていました。

更に杉森は「自分たちのおかけで、ハヤブサが救われている」と言います。

確かに、杉森が言う様にハヤブサの過疎化は問題です。

ですが「人の命を奪ってするものではない!」と消防団は言い返しました。

話にならない消防団に、杉森は町長の記者会見の様子を見せます。

アビゲイル騎士団を追い出す記者会見をするはずの町長は、観光客大歓迎記者会見

消防団は、こんな会見を開いている事に驚きました。

実は、町長の愛人はアビゲイル信者で、町長が貢いでいたお金は、アビゲイルの資金源になっていたのです

町長の情けなさに、いつもは黙っている森野も一括するのでした。

遂に黒幕が…

そして、髄明寺に向かったアビゲイルを追いかける消防団。

立木を含めた多くの信者が寺の前に現れ、住職が止めてくれると思った消防団でした。

しかし「皆様、ようこそハヤブサへ」と住職は彼らを受け入れたのです。

何が起きたのか分からない消防団は、全く理解が追いつけません。

そこに、三馬がやってきました。

そう、展子を救った江西祐空とは、随明寺の住職だったのです。

遂に最終回…。

立木ーーーー!!と、とりあえず言っておかないと。

でも、立木を救ったのはハヤブサ消防団と三馬だと信じたい!

人は失敗もすれば辛い事もある。

でも、あの弁護士!さっさとハヤブサから出てけ!と言いたい。

ハヤブサの住人を追い出してまで、こんな事するなんて怖すぎる。

三馬は全て分かったのかな?流石、明智五郎!違うw

第9話(最終話):理想の世界(ユートピア)のネタバレ

アビゲイル騎士団の信者達が、随明寺に集結。

彼らを受け入れる住職に、言葉が出てこない消防団メンバー。

そこに三馬が合流し、住職に何故、彼らを受け入れたのか聞きます。

アビゲイルの人間ではない住職が、浩喜を殺したような連中と協力しているとは思えません

住職が放火や浩喜を殺した事に関係していると知ったのは、杉森が此処に来た時でした。

消防団が東京に行った日に、杉森はここに来ていました。

杉森の話を聞いた住職は、全てを悟りましたが、証拠は何もない

住職が彼らを受け入れた理由は“展子への償い”でした。

「この魂を売ってでも取り戻したいものがあるからです」

サンカクで、先ほどの住職の話を聞いた消防団メンバーは、住職の事情から責められませんでした。

しかし、住職がアビゲイルを受けいれた事で、更なる離檀が不安視されます。

賀来夫婦は、信者の客の会話から怪しい話を聞いていました。

光鶏山で聖母が降臨する儀式を、三日後の皆既日食に開かれるというもの。

更にその日はアビゲイルの聖母の命日という特別な日。

そして、その日に立木彩が新たな聖母として誕生するのです。

余りにも事が大きくなり、中山田は徳田の様な被害になる事を恐れるのでした。

映子は、例の子守歌を展子の写真を見ながら歌います。

♪手に負えん 童はどこいった まめな子 早く寝ておくれ

♪えーか えーか 母ちゃんのそばに いこまいか

♪ぬくとい布団で 寝ておくれ

♪手に負えねー 童はどこぞえーた 真面目な子 はよー寝ておくれ

♪えーかね えーかね 母の隣に いけねーか

♪あったけぇ布団で 寝てくださいな

♪手に負えない 子供はどこいった 真面目な子は 早く寝て下さい

♪いいかい いいかい ママの隣に 行かないか

♪あったかい布団で 寝ましょうね

そして、子供の頃の自分と展子を思い出していました

そう、2人は幼馴染だったのです。

決意を決めた三馬

サンカクにやってきた杉森と信者2名。

来るなり、ケイチャンはあるか尋ねる杉森ですが、準備中とまたしても食べれなく残念がりました。

杉森がここに来たのは、三馬に呼び出されたからです。

三馬は、ハヤブサでの目的を聞きますが「何もしません。平和に過ごすだけです」と話す杉森。

そして杉森は、三馬も都会に疲れて移住してきて、心身が癒された効果がある“ハヤブサにユートピアを建設したい”という願いを語ります。

しかしユートピアという本来の意味は、ギリシャ語を元にした造語の“どこにも存在しない”と杉森を否定します。

もしあるとしたら、一人一人の心の中にあるもので、ハヤブサをユートピアにする事は、こじつけでしかない

更に、作家と言うものは文章を書くだけではなく、人間の本質を見極める仕事である事。

「作家人生をかけて100%言い切れます。あなたにあるのは独裁者欲で、救済する気なんてない」

杉森に切り込んだ言い方をする三馬ですが、徳田の心の傷を癒したのは自分だと言う杉森

「現代社会は、競争社会のせいで病んでる人が多い。私たちはそれを救いたい」

そのやり方を“カルト”と呼ぶことに嫌悪を示す杉森。

「正論を並べているようですが、結局は安っぽいあなたのエゴで妄想です」

三馬がそう言うと杉森は「少なくても立木彩を救ったのは我々です」と言い返します。

しかし、傷ついた立木を騙して利用しているだけで、救ったとはいえません。

杉森にとっては、手段は問題ではなく、その人の真実であれば構わないという考えです。

三馬は「それがカルトと呼ばれるんですよ。僕が彩さんが信じ込まされている真実を崩して、ハヤブサも彩さんも、あなた達に渡しません」と宣戦布告しました。

儀式の邪魔を計画するハヤブサ消防団。

しかし、そんな事をしたら逮捕されてしまうと忠告する警察。

実は、警察は真鍋をずっとマークしていたのです。

捜査情報を漏らさないために、消防団に真鍋の事を全部を話した訳ではありませんでした

三馬が帰宅すると三馬をこっそり見る映子。

自分に話したい事があるのかと声をかけると、映子は頷き展子の名前を言います。

「展子ちゃん…展ちゃんが…」

その日の夜、三馬は映子から聞いた話を小説にして仕上げました。

皆既日食当日

丘に集まるアビゲイル騎士団。

ハヤブサの防災無線は、皆既日食での注意点を流していました。

いつも通り、消防の整備をしている消防団メンバー。

せっかくの皆既日食も、アビゲイル騎士団のせいで楽しめません。

藤本は、徳田が今日を楽しみしていたのかと思ってしまいます。

ですが、難しい事は考えられない、これからもハヤブサで楽しく過ごしたいと願うのです。

これからどうなるかは“三馬の行動次第”だと山原は言いました。

立木は、三馬の家で彼が書いた小説を読んでいました。

『聖母アビゲイルと呼ばれてー山原展子の生涯』

それは、映子と住職から聞いた話で書いたものです。

展子の母親が自殺した後、住職の家に引き取られました。

しかし、住職の父は今でいうネグレクトをしており、悲惨な子供時代を過ごしていたのです。

そんな展子を不憫に思った住職は、こっそり幼い展子の面倒をみていました。

展子はよく、ハヤブサでの楽しい思い出を住職に聞かせてくれていたのです。

ですが、1年たらずで展子は遠い親戚の家に引き取られますが、そこでも幸せに過ごす事は出来ず…。

嫌気がさした展子は、1人住職に会いに来ますが、父親から反対され会う事が出来ませんでした。

成長した展子は、水商売の生活や万引きをする人生。

その事実が書かれた小説は侮辱としか思えないもので、立木は小説を投げ捨てます。

しかし、そこに書かれたものは真実だと訴えます。

更に読み進めると、展子は病に冒され余命僅かで入退院を繰り返しました

その時の入院患者に誘われ、あるサークルに参加。

そのサークルで、外国人と一緒に働いていた時の話をする展子。

「展子って名前は発音が難しいらしく、ノビーと呼んでと言ってたら、いつの間にかアビーってなってたの

そのアビーという名前は、アビゲイルの愛称だったのです。

展子はその境遇を利用され、自分が神格化される事に傷つきます。

亡くなる前に住職に「ハヤブサに戻りたい」と願いますが、展子の遺骨はアビゲイルが権利を主張をして奪われてしまいました

亡くなっても、展子は信仰の対象にされてる事を悔やむ住職。

そんな住職に遺骨の交換条件を付けてきたのが、杉森でした。

自分達に協力するのであれば…。

住職は、どうしても展子の遺骨を取り戻したかった…。

展子は必死に人生を生きた、どこにでもいる女性。

それでも信じられない立木ですが、映子の話を三馬は出します。

展子と映子は、大人になってから再会を果たします。

展子は、自分がアビゲイルにいる事を映子に話した事で、映子はアビゲイルに入信しました。

しかし、映子が入った頃には、展子がいた時と全く違っていたのです。

そして、聖母アビゲイルの写真を見させられた映子は驚愕します。

何故、展子が聖母なのか疑問に思った映子は、入ってはいけない地下室にいる先生の元に向かいます。

ですが、そこでは聖母の教えに歯向かった信者は、修行という名の拷問をされていたのです。

その現場を見てしまった映子は、かなり酷い目に遭ってしまいます。

今まで映子が口を開かなかったのは、自分を守るためでした。

しかし、このままでは立木が酷い目に遭わせられるのを止めたい。

映子が意を決して、三馬に会いに来たのは、立木から三馬の話を聞いたからです。

立木にとってアビゲイルと同じ位に、大事になった三馬という存在

しかし、立木も今のままでは三馬との仲は上手くいくわけがない。

それを、映子に立木は相談していました。

「彩さんも展子さんも1人の普通の人間です」と訴える三馬。

自分は特別な存在で聖母にならないといけないと感じる立木。

立木は立木のままでいい、特別でいる必要はない。

アビゲイルではない三馬には、自分の気持ちが分かるわけないと否定する立木。

しかし三馬は、辛そうにして立木自身が救われていないのは嫌だと話します。

本当の展子の人生の方が尊敬できるものであり、自分が弱い事はいけない事ではない

三馬は、全てを捨てさせようとはしませんが、儀式には行かないで欲しいと願います。

ですが立木は、仲間たちが待っていると涙を流しました。

「僕の側にいてください。焼きそばでも食べましょうよ!」

儀式の時間

三馬の説得の甲斐もなく、立木は約束の場所へ向かいます。

その時に展子の幻影を立木は目にしました。

「これからも此処にいたいけど、それは叶わないから、1枚写真を撮ってくれませんか?」

そして「このハヤブサは同じ様にハヤブサを愛する人が守ってくれますよね」と言って姿を消します。

立木は、これまでのハヤブサでの想い出を思い出しました。

皆既日食の時間

多くのハヤブサ住民が、空を見上げていると、立木のアナウンスが流れます。

アビゲイルの教えを語っていましたが、これまでの事件を語ります。

放火事件の犯人は徳田で浩喜や徳田の殺害犯は真鍋。

そして、杉森はこの事を知っていたことも。

自分もそれに加担してしまったと告白する立木。

ユートピアはありません

信者たちは、紫の布を捨てハヤブサから去って行きました。

全てが告白されたアナウンスに映子は微笑みます。

最後の戦い

三馬が家に戻ると、立木がそこにはいました。

『探偵ハヤブサの事件簿』が解決したので、2人はそれを見ようと話をします。

しかし、そこに真鍋がどこからか大声で叫ぶのでした。

「円の中に与した者は、教義の為に生き、裏切り者には死の制裁を!」

立木に鉄槌をしようとした真鍋が、猟銃で立木を狙います

立木を庇おうとした三馬は、撃たれてしまいました。

止めをさそうと真鍋は屋根から下りてきますが、そこに消防団がかけつけます。

山原は真鍋に銃を向けますが、真鍋は銃を捨て殺されることを希望しました。

アビゲイルが終わった今、生きている意味がないからです。

山原は徳田の敵をうちたかったのですが、宮原がそれを止めます。

ここで真鍋を殺しても本人が喜ぶだけだからです。

そして、そのまま警察に逮捕される真鍋。

三馬に駆け寄る消防団は、三馬の名前を呼び続けますが、三馬は意識を失ってしまうのでした…。

最後の最後に漸くサンカクでケイチャンを食べた杉森。

そして、今回終わったとしても、次なる聖母が現れると杉森は言いながらハヤブサを後にします。

それからしばらくして…

ハヤブサに平和な日常が戻りました。

住職と映子は、展子の遺骨の粉末をハヤブサに撒き、展子が漸くハヤブサに帰ってきた事を喜びます。

そして、今日も小説のアイディアが浮かんだ三馬。

三馬もあれからも消防団として活躍し、本業の方も売れっ子小説家の仲間入りをしていて、毎日執筆に大忙し。

三馬の活躍のお陰で、中山田も喜びで溢れています。

リモートしている中山田の近くを通りかかる派手めの女性。

この女性も、三馬の最新刊を持っていてファンだと思われました。

そんな彼女が座った席には、かつてのアビゲイル信者と相談者が座っています。

彼らが待っていたこの女性は、自分の事を“アビー”だと名乗るのでした。

終わってしまったハヤブサ消防団。

キャスト陣がしっかりしているから、安心して見られるドラマ!

最後の最後に盛り上がった演出に良い最終回。

立木と三馬の関係は恋人なのかな?

命がけで守った三馬におおおお!!となった!

そして、無事でよかった!ヒット作品が出て良かった!

続編やってください!!

ドラマ【ハヤブサ消防団】の最終回結末を予想・考察

ついにドラマ「ハヤブサ消防団」が終わってしまいました~!

でも、展子や映子の正体、真鍋の犯罪行為、教団による殺人事件の真相など、しっかり最後に伏線が回収されてすっきり

教団の話は現実的で何だか怖い気もしましたが、三馬が冷静に矛盾点を論破するシーン、良かったですよね~。

そして何より、三馬とイケオジ消防団、そして中山田さんキャラクターたちがめちゃくちゃ良かった!

このメンバーに会えなくなるのは寂しいですが、最後教団が東京進出?していたようなので、もしかしたら続編が・・・?なんて期待しちゃいますね!

ドラマ【ハヤブサ消防団】の原作ネタバレと結末まとめ

ドラマ「ハヤブサ消防団」の原作を見ると、色んなことが絡み合って連続火災事件に関係していました。

そして池井戸潤さんが描く、架空の町の「八百万町」の情景も想像しながら読み進めていくのが楽しい作品でした♩

ミステリー作家が事件を解決するという設定は、他の作品でもあったかと思います。

しかしドラマ「ハヤブサ消防団」の内容は、現代でも問題視されている事柄が多く組み込んであり、読み応えがある作品だなぁと感じました!

そしてドラマ自体も、しっかり最後に伏線が回収されスッキリ!な終わり方で個人的には大満足でした!

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