2023年7月にドラマ「ハヤブサ消防団」がテレビ朝日の木曜21時枠で放送されることが発表されました!
「ハヤブサ消防団」は原作があり、あの人気作家「池井戸潤」さんのミステリー小説が原作です。
池井戸潤さんの原作ドラマは毎回人気で、今回の「ハヤブサ消防団」も注目される作品になりそうですよね。
そんな注目作品がスタートする前に「ハヤブサ消防団」の原作について知りたい方の為に、「登場人物」や「原作のネタバレ」はもちろん「原作の最終回」や「ドラマの結末も考察」してみましたよ♩
【ハヤブサ消防団】原作の登場人物ネタバレ
本日『#ハヤブサ消防団』ドラマ化の情報解禁がありました‼️ https://t.co/vTMdsMqRms 主役は、ドラマ『#下町ロケット』帝国重工浅木役でもお世話になった #中村倫也 さん✨悩めるミステリー作家・三馬太郎をどのように演じられるのか、今から楽しみです🚒 #テレビ朝日 #木曜ドラマ #池井戸潤 pic.twitter.com/TMFFi93bg4
— 池井戸潤の事務所です【公式】 (@officeikeido) April 18, 2023
三馬 太郎(みま たろう)
ミステリー作家
東京から離れ、父親の故郷に移住
宮原 郁夫(みやはら いくお)
八百万町消防団ハヤブサ分団 分団長
森野 洋輔(もりの ようすけ)
八百万町消防団ハヤブサ分団 副分団長
藤本 勘助(ふじもと かんすけ)
八百万町消防団ハヤブサ分団員 工務店勤務
徳田 省吾(とくだ しょうご)
八百万町消防団ハヤブサ分団員 一徳堂店主
中西 陽太(なかにし ようた)
八百万町消防団ハヤブサ分団員 大工
山原 賢作(やまはら けんさく)
八百万町消防団ハヤブサ分団員 林業会社経営
その年4件目の火事になった家の人物
立木 綾(たちき あや)
映像クリエイター
江西 佑空(えにし たすく)
随明寺住職
信岡 信蔵(のぶおか しんぞう)
八百万町長
その年5件目の火事になった家の人物
山原 信匡(やまはら のぶまさ)
信蔵の父 故人
とき
信蔵の母 名家信岡家の娘
吉田 夏夫(よしだ なつお)
郵便局長
その年6件目の火事になった家の人物
永野 誠一(ながの せいいち)
警察署長
江島 波男(えしま なみお)
工場経営者
その年3件目の火事になった家の人物
山原 浩信(やまはら ひろのぶ)
山原賢作の親戚 問題児 職なし
中山田 洋(なかやまだ ひろし)
編集者 三馬太郎の担当編集者
田村 富市(たむら とみいち)
フリー記者 オルビス・テラエ騎士団を探っている
野々山 久則(ののやま ひさのり)
沢子(妻)と仏壇屋を経営
三馬太郎の親戚
野々山 瑛子(ののやま えいこ)
三馬太郎と同じ地域に住む高齢女性
高斎 道春(こうさい みちはる)
オルビス・テラエ騎士団教祖
杉森 登(すぎもり のぼる)
オルビス十字軍総長
枝島考多(えだじま こうた)
タウンソーラーの代表取締役
本名は杉本登
真鍋(まなべ)
タウンソーラーの営業
【ハヤブサ消防団】原作のあらすじネタバレ
ここでは、「ハヤブサ消防団」のあらすじと内容のネタバレを紹介します!
ミステリー原作ならではの散りばめられた謎が沢山出てきます。
順をおって説明しますね♩
三馬太郎はミステリー作家として、東京で頑張っていましたが少しずつ仕事も減っていきます。
東京での生活から、父の故郷「ハヤブサ地区」に移住することにしました。
在宅職の三馬太郎は好都合とばかりに、地元の「ハヤブサ消防団」の誘いを受け、承諾します。
しかし、この静かでのどかな田舎での連続放火事件に巻き込まれていくのです。
そしてその事件に関連してくる「太陽光発電開発」と「新興宗教」の謎。
その解決に奔走する三馬太郎と八百万町の人々のミステリーです。
連続火災の発生
江島波男
江島はお金に困っていました。
その情報から、火災の保険目当てで自作自演の可能性
しかし、江島の妻も火災に巻き込まれているため違うようです。
恨みによる放火?
江島は資金のため、畑をタウンソーラー(太陽光発電会社)に売却していました。
景観のよかった田舎町がソーラーパネルが設置されたことにより恨みをかっていて、山原浩信とトラブルになっていたことがあります。
火事にあった当日、郵便局長の吉田夏夫の証言によって、山原浩信の目撃情報が出ていた。
しかし、山原浩信は行方不明になっていて、後日滝つぼで遺体となって発見されました。
山原賢作
自宅は無事でしたが、仕事場は全焼してしまいました。
防犯カメラにははっきりは写っていませんでしたが人影が写っていて放火の可能性が高くなります。
火事の被害にあった人物の共通点
全員「随明寺」の屋根の修繕に高額寄付をしていました。
- 江島波男 300万
- 山原賢作 80万
- 富田和夫 100万
- 山田崇彦 150万
※富田と山田は1件目と2件目の火災の被害にあった人物
これだけ見ると住職の江西佑空が関係しているような気もしますがそうではないようです。
高額寄付ができるということは名家であり、広大な土地も所有していることが多い田舎のあるあるです。
被害にあった4人中、3人は火災にあったあと土地を売却しています。
売却先はタウンソーラー。
これも何か関係しているのでしょうか。
タウンソーラー
タウンソーラーの営業マンは真鍋という男性です。
八百万町の町民は全員顔も家も知り、密接な関係を持っており、町の中を町民以外が歩いていようもんなら誰なのだろうかと思われる地域。
その逆で、町民はいつもの行動範囲でないところで目撃されようものなら何をしていると不思議がられてしまいます。
それを考えると、タウンソーラー営業マンが町をふらついていても町民に比べたら、おかしくは思われないという状況を逆手にとり放火させることができる人物として名前が上がっていました。
不審な目撃情報がないのが不思議ですよね…
しかし、山原賢作の自宅が火災時、真鍋にはアリバイがあり徳田省吾に会っていてソーラーパネルの営業をしていたのです。
オルビス・テラエ騎士団とオルビス十字軍
オルビス・テラエ騎士団
カルト宗教で、数年前に脱退しようとした信者12人を拷問して殺害した事件がありオルビス・テラエ騎士団は解散になり、幹部と教祖の高斎道春は逮捕されました。
オルビス十字軍
オルビス十字軍総長の枝島考多はオルビス・テラエ騎士団で広報担当だった人物。
タウンソーラーとの関係は?
タウンソーラーの事業は「太陽光パネル」
その資金はオルビス十字軍のものです。
タウンソーラーはオルビス十字軍の会社となります。
オルビス十字軍の勢力はなくなりつつあり、聖地となる本拠地が欲しかったのです。
オルビスの信者が町民にいる?
怪しい人物が三馬太郎が調べていく中で出てきます。
郵便局長の吉田夏夫
少し前、三馬太郎の自宅付近で不審者が出ました。
その時の車のエンジン音から、持ち主の吉田夏夫が浮上。
吉田夏夫は妻を亡くしてから、人が変わってしまったようで…
その頃、オルビスに入信していたようです。
三馬太郎や一緒に捜査している町民も、郵便局長が日中町を歩き回っても不思議とは思われない。
江島波男の火災時、吉田夏夫が証言していました。
「山原浩信をみた」と。
それは反対で、山原 浩信に山田夏夫は出てくるところを見られ、口封じで殺害していたのです。
立木 綾
数年前に東京から移住してきた女性です。
実は、以前オルビス・テラエ騎士団の信者で杉森登と共にPR動画など制作していました。
東京時代、仕事が上手くいかずそんな時に入信。
しかし、友人が教団に殺害されたことを気に、逃げてきたのです。
ある時、移住先の町おこしの手伝いをしていたら、ハヤブサ地区で行動していた信者に見つかってしまいます。
脅されながら、協力することとなり入信した町民の面倒を見させられていたのです。
そして逃げきれない状況になったため、三馬太郎たちが事件解決に動くたび杉森登に報告をし続けていたのです。
【ハヤブサ消防団】連続放火の犯人は誰?
その3日後、オルビス十字軍の幹部らと総長の杉森登も逮捕された。
なぜハヤブサ地区?
3年前からハヤブサの土地を狙っていました。
オルビス十字軍の前のオルビス・テラエ騎士団の頃からです。
その理由は江西展子という女性が関係していました。
江西展子(えにしのぶこ)
この女性が全ての始まりでした。
- 信岡信蔵の妹
- 異母妹
- 山原信匡が父
- 信匡が亡くなり、ときの実家へ移るタイミングで養子に出されます。
- 江西佑空の姉
- 江西家の養子になります。
- 江西家の事業が倒産し親戚の家に預けられることに。
社会人になりますが、就職先が2つ続けて倒産してしまい海外に旅にでることにしました。
イスラエルを旅しているときにオルビス・テラエ騎士団教祖の高斎道春と出会います。
帰国したタイミングで江西家の両親が相次いで亡くなり失意のどん底にいた頃、高斎道春と運命的に再会し、感化されそのままオルビス・テラエ騎士団に入信します。
江西展子は教団の中では得意の経理関係のキャリアを生かし、教団の経営を立て直し支えました。
その後、29歳のころガンに侵され亡くなります。
オルビス・テラエ騎士団教祖の右腕として貢献し、そんな教団には功労者として大切な人物でした。
江西展子が亡くなる時に言った言葉
「ハヤブサ地区に住んでた頃は、楽しかった…」
涙を流しながら言った言葉をオルビス十字軍の杉森登が忘れられず、この場所に聖地を作ろうと計画していたのでした。
【ハヤブサ消防団】原作の最終回結末をネタバレ
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— 集英社文芸書 (@shueisha_bungei) December 20, 2022
📚本日重版出来&情報解禁✨
\#池井戸潤 さんの最新作『#ハヤブサ消防団』が、2023年夏にTVドラマ化することが決定しました🔥🔥🔥
放送枠やキャスト等の詳細は後日発表予定です👩🚒
2023年も『ハヤブサ消防団』から目が離せません🚒https://t.co/5FXnxbIFBG pic.twitter.com/EF64Mw3Cbn
全ての話を総合し、吉田夏夫と直接居酒屋で話をしました。
すると動揺し落ち着きがなくなる吉田夏夫をみて確信を持ちます。
それから数日して、吉田夏夫に話がしたいから家に来てくれと電話がありました。
さすがに1人ではと、全て知っている町民の山原賢作と訪問することにします。
時間になり向かうと吉田夏夫の家が燃えていて、その近くには山原賢作が倒れていました。
そして、吉田夏夫は火災現場の中で、頭を殴られて死亡していたのです。
しかしそれを知ったオルビスは口封じと殺害したのです。
それを知った立木綾も現場に現れ、全て話し、自分のことも全て公にすると教団に話をしてきたと言います。
そして、教団は立木綾を今度は襲いにきますが、警察にも三馬太郎は協力を得ていた為現れた教団関係者はそのまま逮捕されました。
【ハヤブサ消防団】ドラマの全話ネタバレとあらすじ
「ハヤブサ消防団」の原作は、上記のような内容でした。
ドラマになると演じる俳優さんなどで多少、原作の雰囲気と変わってくるところもあるかと思います。
現在、「ハヤブサ消防団」の公式サイトにはあらすじが紹介されていますが、中村倫也さんが演じる三馬太郎が楽しみですね♩
三馬太郎(中村倫也)は、崖っぷちのミステリー作家。5年前に“明智小五郎賞”を受賞し、勤めていた会社を辞めて作家業に専念したのはよかったが、その後は新作を出すたびに初版の部数を削られ、ネットの評価も散々。自信を失い、筆の進まない日々が続いていた。
そんなある日、太郎は山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。亡き父から相続し放置したままになっていた一軒家の様子を確認するためだったが、太郎はハヤブサの豊かな自然に心をつかまれ、この地に移住することを決意する。
新生活をはじめてまもなく、太郎は地域の飲み会に参加。そこで知り合った男たちに“消防団”への入団を勧められる。運動部に入ったこともなく非力な太郎は、自分にはまったく似合わないからと、いったんは入団を断る。
ところが直後、ハヤブサ地区の一軒で火災が発生。消防団の必死の鎮火活動を目の当たりにした太郎は、自分も新たな居場所であるハヤブサを守りたいという思いに駆られ、消防団への参加を決意する。だが、団員たちによると、ハヤブサ地区では今年に入って不審火が続いており、今回の火災で3件目。メンバーは、連続放火事件を疑っているという。
まさか、この長閑なハヤブサ地区のどこかに放火犯がいるのか!? ゾッとする太郎だが、その矢先、住民のひとりが行方不明になるという事態が起きて…!?
木曜ドラマハヤブサ消防団公式サイト
【ハヤブサ消防団】ドラマの最終回結末を予想・考察
ここでは「ハヤブサ消防団」の最終回の結末を予想、考察してみました!
犯人も複数人いて、火災事件の関係者とそれを取り巻く人物たち。
登場人物がとても多い「ハヤブサ消防団」の原作。
それを踏まえて、ドラマでの最終回結末を考察してみました。
皆さんはどんな考察をしますか?
ドラマの最終回結末…
理由としては…
登場人物がとても多い原作。
何人もの人物が放火事件に関係していて、それぞれの背景が沢山ありました。
その中でも、江西展子には壮絶な人生があって…
それを結末に犯人の逮捕と一緒に、事細かく映像化されるのではないかと考えました。
そしてそこで沢山あった伏線も回収される結末のではないでしょうか?
【ハヤブサ消防団】原作ネタバレと結末まとめ
「ハヤブサ消防団」原作を見ると、色んなことが絡み合って連続火災事件に関係していました。
そして池井戸潤さんが描く、架空の町の「八百万町」の情景も想像しながら読み進めていくのが楽しい作品でした♩
ミステリー作家が事件を解決するという設定は、他の作品でもあったかと思います。
しかし「ハヤブサ消防団」の内容は、現代でも問題視されている事柄が多く組み込んであり、読み応えがある作品だなぁと感じました!
今回は「ハヤブサ消防団」の原作について紹介しましたが、そんな現代で起こっている問題が組み込まれたドラマが、どのように表現されていくのか、放送が楽しみです♩