【星降る夜に】のネタバレと考察!ドラマ原作と最終回の結末は

【星降る夜に】のネタバレ!ドラマ原作や最終回の結末を予想・考察
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2023年1月16日にスタートしたドラマ「星降る夜に」

主演を務めるキャスト吉高由里子さん、過去の主演作品も話題作が多いので、今回も大注目されていますね!

「星降る夜に」は、大人のピュアなラブストーリーを描いた作品で、どんな結末を迎えるのかとっても気になります。

この記事では、ドラマ「星降る夜に」を全話ネタバレ!さらにあらすじとともに考察していきますよ。

ドラマ「星降る夜に」に原作はあるのか、ネタバレや最終回でどのような結末が待っているのかも予想しながらまとめていきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

【星降る夜に】ドラマ基本情報

ドラマ「星降る夜に」の放送開始日はいつなのでしょうか?

「星降る夜に」の放送開始は2023年1月17日です!

今回の「星降る夜に」の放送は、テレビ朝日火曜夜9時の新ドラマ枠になります。

  • 1月の第一火曜日は1月3日でお正月特番の放送が主→放送開始の可能性はなさそう。
  • 1月10日までに始まらなくても、遅くとも1月17日にはスタートするのでは?

と予想していましたが、やはり1月17日放送開始となりましたね!

最終回はいつ?

「星降る夜に」最終回は3月14日に放送されます!

2023年3月14日(火)夜9:00~ 最終話拡大スペシャルで放送されることが決まりました。

10話完結と予想していましたが、9話で最終回を迎えることになりましたね。

  • えーもう最終回なの?ただの胸キュンだけじゃなく、個々の生きざまも見ものだったな。
  • 最終回ハッピーエンドになりそうでほっとしてる。
  • 来週最終回さみしい。最後はみんな幸せでありますように。

こんな声がたくさんありましたよ!

みなさん、鈴や一星たちの幸せを願っていますね。

優しくて温かいストーリーに引き込まれ、あっと言う間に最終回がきてしまったという感じです。

最後までまだまだ目が離せません!

【星降る夜に】ドラマ原作はある?韓国のリメイク?

ドラマを見るときに気になるのが、原作があるかどうかですよね。

そこで、「星降る夜に」の原作について調べてみました。

ドラマ「星降る夜に」に原作はなく、脚本家・大石静さんの完全オリジナル作品です。

大石静さんは、過去に多くのラブストーリー作品を生み出しています。

手掛けた作品は名作揃いで、大石静さんは「ラブストーリーの名手」と称されるほど。

最近は韓国ドラマのリメイク作品が多いですが、ドラマ「星降る夜に」は違うようですね。

私自身大石静さんの作品を見たことがありますが、表現描写が繊細でリアルで、見ているこちらも切ない感情になります

特に、ドラマ「知らなくていいコト」は、とても感情移入をしてしまいました。

「知らなくていいコト」でも、吉高由里子さんが主演を務めていたので、大石静さんとのタッグは2度目ということになります。

大石静さんの過去の作品はこちら

  • ドラマ「知らなくていいコト」
  • ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」
  • 映画「セカンドバージン」

今回のドラマは「大人のピュアラブストーリー」ということで、どんな展開が待っているのか楽しみですね。

【星降る夜に】の設定とは

「星降る夜に」は、どんな設定のドラマなのでしょうか?

自分が頼られるからこそ人に弱音を吐けずにいる主人公が、感情のままに生きる自由人な10歳年下の一星と《運命の出会い》をします。

ドラマ「星降る夜に」の主な登場人物はこちらです。

主な登場人物

  • キャスト:吉高由里子|雪宮鈴(ゆきみや すず)役
  • キャスト:北村匠海|柊一星(ひいらぎ いっせい)役
  • キャスト:ディーン・フジオカ|佐々木深夜(ささき しんや)役

雪宮鈴は産婦人科医、柊一星は遺品整理士、2人とも”命”に関係のある仕事をしています。

このことも、ドラマのストーリーが進む中で、キーポイントになるかもしれません。

【星降る夜に】ドラマのあらすじとネタバレ

ドラマ「星降る夜に」は、どんなあらすじなのでしょうか?

ドラマの放送が始まる前にチェックしておきましょう♩

ドラマ「星降る夜に」のあらすじ

実は鈴、新たな命の誕生という輝かしい瞬間に真摯に手を差し伸べる一方、窮屈で息苦しい社会の中で心がすり減り、誰に弱音をはくこともできない“孤独”な女性。

必死に勉強して医者になり、努力してお金と地位を築いた代わりに、共に戦った仲間や、昔抱いていたはずの熱意や夢は失ってしまいました。「女性の社会進出」と無駄に時代に誉めそやされ、かと思えば「上を目指す女は面倒」とむげに扱われ…社会は必ずしも正しい者の味方ではないし、戦っても疲れるだけと学んだ鈴。

「辞めたい」と思うほどもう若くないし、いまさら熱意あふれた自分には戻れない…。いつの間にやら笑顔も涙もどこかに置いて、どこか死んだ魚のような目で働きながら毎日を消化する…ヒロイン・鈴はそんな現代女性の権化です。

 そんな彼女はある日、息抜きのためソロキャンプへ。一人で酒をあおり、燦然と輝く星空を見上げる鈴。そこへ現れたのは…何も語らず、自分に向かってカメラのシャッターを連続で切る一星。しかも彼、いきなり鈴にキスをして…!?

引用元:テレビ朝日|星降る夜に公式サイト

ここからは、第1話~最終話までのネタバレをご紹介していきますよ!

第1話のネタバレと考察

柊一星(北村匠海)は、ひとり星空をながめ、カメラを覗いていました。

ふと気づくと、女性が楽しそうに星空を見上げています。

思わずシャッターを切る一星。

これが、雪宮鈴(吉高由里子)と一星の出会いでした。

マロニエ産婦人科医院で産婦人科医として働く鈴は、

  • ニコニコと優しい病院長の麻呂川三平(光石研)
  • 頼もしい看護師長の犬山鶴子(猫背椿)
  • 見た目は素敵なのにちょっとドジで頼りない45歳の新人医師・佐々木深夜(ディーン・フジオカ)

など、個性豊かなスタッフとともに、産婦人科医として忙しい日々を送っています。

そんなある日、息抜きとしてソロキャンプに出かけた鈴。

お酒を飲みながら星空を眺めていた鈴は、桟橋で写真を撮っている一星に気付きました。

一星も鈴に気づきます。

何も語らず、鈴にカメラを向け、吸い込まれるようにシャッターを切る一星。

鈴は戸惑いつつも、彼の撮った写真に興味を持ちます。

すると一星は、鈴のテント前で勝手にお酒を飲み始めたのです。

困惑しながらも、一緒にお酒を飲む鈴。

寒さに震える鈴に、一星は自分のマフラーを巻いてくれました。

お酒を飲み、楽しそうな鈴を、写真に収めていく一星。

すると、突然一星が鈴にキスをしてきたのです。

鈴は驚いて頬を叩いてしまいますが、一星はひるむことなく、もう一度唇を重ねるのでした。

翌朝、目覚めた鈴は、帰ろうとする一星を呼び止めますが、一星は何かのメッセージを手話で伝え、去っていきました。

一星の言葉は、鈴への「お前のゲロは自分が片づけた」という悪態だったのでした。

再び忙しい日々を送る鈴に、母が急死したとの知らせが入ります。

葬儀の日。

突然の訃報にまだ現実を受け入れられずにいる鈴の前に、再び一星が現れます。

彼は遺品整理士をしていて、鈴の母の生前整理を担当したというのです。

ろう者である一星は、スマホとタブレットを使って、母に何もできなかったと悔やむ鈴に、

「お母さんはさみしくなかったと思いますよ」

と誠意のこもった言葉を伝えます。

一星は、持ってきた遺品をみせながら、鈴の母から聞いた、鈴への愛情の数々を伝えます。

母を思い、堰を切ったように声を上げて泣く鈴でした。

数日後、堤防で写真を撮っていた一星のもとへ、鈴がやってきます。

借りていたマフラーを返しに来た鈴は、「ありがとう」と手話で伝えます。

「遺品整理をしてもらえてよかった」と話す鈴を、ファインダー越しに見る一星。

「でもあなたのキスはたいしたことなかった」とどや顔で手話をする鈴に、一星は思わず頬が緩みます。

その笑顔を見て、鈴も笑顔になるのでした。

星空がきれいで吸い込まれそうな映像と、いきなりのキュンとくる展開に、早くも引き込まれた第1話でした。

産婦人科のスタッフや、遺品整理会社ポラリスのメンバーが、みんな個性的で見ていて楽しいです。

「ディーンさんのポンコツぶりが新鮮!」という声も上がっていましたし、今後のディーンさんの活躍は見どころのひとつかもしれませんね。

第2話では、鈴と一星の恋が加速していきそうです。

楽しみに待ちましょう!

第2話のネタバレと考察

堤防で写真を撮っていた一星(北村匠海)のもとへ、鈴(吉高由里子)がやってきます。

「ありがとう」と手話で伝える鈴に、一星は「お礼をしてほしい」と言い、鈴の腕を組み強引に連れ出します。

一星と映画を楽しみ、ハンバーガーを食べながら楽しく話す鈴。

2人の年齢差が10歳であることがわかり驚いている鈴に、「たったの10こ」と、さも大したことではないという顔の一星。

しかし、一星の口にケチャップがついているのを見て「こどもだ」と嬉しそうにどや顔をする鈴でした。

マロニエ産婦人科医院。

飛び込み妊婦の陣痛が始まっており、あわただしく分娩となります。

無事に赤ちゃんを出産した女性は、名前も言わず素性がわからない匿名妊婦でした。

素性もわからない、検診にも行っていないその女性を、看護師たちは「無責任だ」「赤ちゃんがかわいそう」と憤慨します。

佐々木深夜医師(ディーン・フジオカ)は、無責任な女性に、複雑な気持ちを抱いていました。

心を閉ざし帰りたいとばかり言う匿名妊婦に、この先のことやケースワーカーの話をする鈴。

すると、深夜が「赤ちゃんを抱っこしませんか。写真も見てほしい」と言い出します。

彼女は「あんたに私の気持ちはわからない」と激高し、深夜を追い出してしまうのでした。

赤ちゃんばかりに目を向けすぎている深夜に、鈴は妊婦も私たちの患者だと諭します。

落ち込む深夜に「医者は神様じゃない」と、過去に自分が抱えていた医療裁判の話をする鈴。

深夜は、妻と子供を亡くしたときのことを思い出していました。

一星から「ご飯食べよう」とメッセージが届き、誘われたお店へ行く鈴。

そこには、一星の親友で、遺品整理ポラリスでともに働く佐藤春(千葉雄大)の姿もありました。

春から、手話の名前表現を教わった鈴は、柊一星って手話でどうやるのか尋ねます。

「ひ・い・ら・ぎ・いっ・せい」ひとつひとつ、ゆっくりとやってみせる一星。

私の名前はどうやるの、と聞く鈴。

「ゆき・みや・すず」嬉しそうに、一生懸命覚えようとする鈴でした。

数日後

匿名妊婦が、赤ちゃんを置き去りにして姿を消してしまいました。

鈴が一星にそれを話すと、一星は、逃げた妊婦を探そうと言います。

高校生のときに両親を亡くした一星は、親がいない自分をかわいそうだと思っており、赤ちゃんと自分を重ねたのでした。

しかし鈴は、耳が聞こえなくても両親がいなくても、一星はうらやましいくらい魅力的な人生だから、かわいそうと思わないでと伝えます。

鈴の言葉に、心が救われたような一星でした。

雪の舞う中、踏切前で立ちどまる鈴。

見ると、線路の向こうに一星が立っていました。

鈴が「雪、降ってきたね」と手話で話しかけます。
そんな鈴に一星は、「雪・宮・鈴・好き」と、あふれる気持ちを手話で伝えたのです。

いつになく真剣な表情の一星に、戸惑い、鈴は黙ったまま立ち尽くすのでした。

鈴と一星の距離がだんだん近くなり、デートなど心がほっこりする第2話でした。

天真爛漫で強引だけど素直な一星に、少しずつ心がほぐれていく鈴がどんどん可愛くなっていきます。

医師という責任の重い仕事をしている鈴には、一星ぐらい自由な人のほうが合うのかもしれませんね。

「1話での唐突なキスに驚いたけど、2話では完全に持っていかれた~!」
「ピュアな一星かわいい!」

という声がありましたよ。

強引だけどピュアなんて、最強ですよね♪

3話では、ついに恋が動き出します!

深夜先生の鈴を見つめる目も気になりますし、なにか起こりそうな予感がしますね!

どきどきしながら、次回を待ちましょう。

第3話のネタバレと考察

「雪宮鈴が好きだ」

とまどい立ち尽くす鈴(吉高由里子)に、一星(北村匠海)はキスをしようとします。

しかし鈴は、「まだ早い」とキスを拒みます。

子犬のようにすねる一星を引っ張り、2人は雪の中を走りだしました。

遺品整理士である一星は、ある家の遺品整理をしています。

すると、遺品の中から指輪の入ったケースと手紙を見つけます。

「プロポーズしようとした途端病気がわかり、会えなかったけど、今でも君が好き」という手紙を、宛名の女性へ届けようとする一星。

女性を見つけ出し、手紙と指輪の入ったケースを渡しますが、女性は「昔の不倫相手だから迷惑」と、強引に押し返し、倒れた一星はグラスの水を頭から被ってしまいます。

マロニエ産婦人科医院

病院スタッフたちと昼食中、手話教室の受講申し込みをする鈴。

院長の麻呂川(光石研)が、スタッフみんなで釣りに行こうと提案します。

数日後

手話教室に来た鈴は、生徒の中に遺品整理ポラリスの社長・北斗千明(水野美紀)の姿をみつけます。

一緒に手話を学んだ2人は、いつの間にか意気投合していました。

千明から「一星の両親が亡くなったときに遺品整理をしたのは自分だ」と聞き、おどろく鈴。

一星が遺品整理士になったのは、「遺品整理はこれから生きる人のためにやる」という千明の言葉と、遺族のために心をこめて遺品整理する千明の姿に感銘をうけたからでした。

そんな千明の志を継ぐ一星に「救われた」と嬉しそうに話す鈴。

千明も「一星は凄い」と、信頼しているのでした。

一星からの「会いたい」メッセージに、頬がほころぶ鈴。

「日曜日、会えない?」

鈴は「院長たちと釣りに行く」と返信し、一星はやきもちをやきます。

そんなささいなやり取りが楽しく、思わず笑顔になる鈴と一星なのでした。

日曜日

看護師たちにドタキャンされ、鈴・深夜(ディーン・フジオカ)と麻呂川だけの釣り。

麻呂川も先に帰ってしまい、深夜の家で魚を調理することになった鈴と深夜。

食べながら過去の話をする2人。

どうして医者になったのか尋ねる鈴に、「雪宮先生には聞いてほしい」と、10年前の話をする深夜。

深夜の妻は、妊娠中に出血し病院に運ばれましたが、子供と共に亡くなってしまったのです。

その手術に、当時研修医だった鈴もいました。

ボロボロ泣く鈴を見て、いい先生だと思い、鈴のような医者になりたいと思ったという深夜。

そのときのことを思い出し、鈴は涙を流します。

鈴の涙に触れようとする深夜は、優しく、大切な人を見るように微笑むのでした。

酔った鈴を送ろうとした深夜は、転んで体を打ってしまいます。

肩を貸して歩く鈴と深夜の姿を、一星が茫然と見ていました。

一星は、風邪を引いて仕事を休んでいます。

千明から、お見舞いにゼリーを持って行ってと頼まれた鈴は、一星の自宅を訪ねます。

部屋へ入ると、海外で撮った写真がたくさん飾ってあり、キャンプ場で撮った鈴の写真もあります。

「院長ってイケメンだな」と、深夜が鈴の彼氏だと誤解していた一星。

鈴は笑って否定するのでした。

一星は「指輪と手紙を届けたが失敗した」話をし、それを聞いた鈴は、過去の医療事故を思い出し、うつむいてしまいます。

頑張ってもどうにもならないこともある」と、悲しげに言う鈴。

一星は、そんな鈴を励まそうと、鈴の手を取って踊り出します。

鈴にキスをしようとしますが、途中でやめ「鈴がほんとうに自分を好きになってからにする」と笑う一星。

そんな一星に、鈴は背伸びをし、額にキスをするのでした。

そんな2人を、遠くから拳を握りしめて見つめている人影がありました…。

鈴と深夜に10年前のつながりがあったことが判明し、少しずつ過去のことがわかってきましたね。

鈴の医療事故とはどうつながってくるのか、今後の展開も気になります。

「北村くんの年下子犬系男子かわいすぎです」

「一星と鈴のイチャイチャが可愛くてキュンとした」

などの声があり、ピュアな2人になごむ人続出ですね。

「おディーン様の転び方がおもしろいwww」

など、ギャップにはまっている人がたくさんいました!

「「北村くんと千葉くんの手話、すごく練習したんだろうな。リアル!」

と、手話を絶賛している声も多かったです。

次回、ついに鈴も一星を好きって言っちゃう?

そして、春くんの秘密?も気になります!

期待大の第4話、もうすでに楽しみです♪

第4話のネタバレと考察

一星(北村匠海)が手話を鈴(吉高由里子)に教えるために撮ってくれた動画を、通勤バスの中で見ている鈴。

隣の人から怪訝な顔をされても、気づかないほど夢中で手話を練習していました。

マロニエ産婦人科医院

診察室で、深夜から妊娠していることを告げられているひとりの女性。

戸惑った様子のその女性は、慌てた様子で診察室を出ていきます。

浮かない顔で帰っていくその女性は、一星の親友・佐藤春(千葉雄大)の妻、うた(若月佑美)だったのです。

休憩中、鈴のもとに深夜がやってきます。

妊娠を喜んでいない様子の妊婦(うた)のことが気になるという深夜。

鈴は「妊娠は嬉しいことばかりじゃない。私たち医者は、妊婦の体調の管理をすることが大事。産むかどうかは本人の自由」と諭します。

遺品整理のポラリス

会社に戻ってきた春に、うたから「外食しない?」とメッセージが届きます。

一星に「うたからお誘いが来た」と話していると、そこへ手話教室を終えて帰ってきた千明(水野美紀)と鈴が現れます。

うたも呼び、みんなで夕食を食べることに。

乾杯しようとビールを取る一星。

うたがお酒ではなくジュースを飲もうとすると、千明が「おめでた?」と明るく聞きます。

しかし春とうたは顔を見合わせ、気まずい雰囲気に。

うたは妊娠を否定します。

帰り道、うたは、本当は妊娠していることを春に告げます。

嬉しいかどうかよくわからない」と動揺する春に、「春の気持ちが一番大事」」と笑ううた。

申し訳なさそうに謝る春でした。

週末。

一星と鈴のデート

2人で雑貨屋に入ると、鈴は星の形のネックレスを見つけます。

「星が降っているみたいだね」と嬉しそうに笑うと、一星はネックレスを買おうとしますが、鈴は買わずに店を出ます。

夕方の公園で話す2人。

「春の奥さん赤ちゃんできたの?」鈴に尋ねる一星。

子供ができるのは嬉しいことだよね?」と聞く一星に、「そうじゃない人もいる」と鈴。

春にどんな言葉をかけたらいいのか悩む一星に、「黙ってそばにいるのも優しさ」と鈴は言いますが、何かしてあげたい一星は納得がいきません。

マロニエ産婦人科

春が、ひとりで深夜の診察室に。

「子供はいつまで中絶できるのか」と聞く春に、驚く深夜。

子供が欲しくない」と言う春に、深夜は医者として「中絶」について丁寧に話します。

「奥さんに子供ができたら、普通嬉しいですよね。自分はおかしいのかな」という春に、考え方は人それぞれだと話す深夜。

かつて同じ会社で働いていた春とうたは、仕事の忙しさからすれ違ってしまい、会話もなくなっていました。

ある日、春は心を病んでしまい退職

家から出られず、ひきこもっていたのでした。

そんな春を責めもせず、ありがとうと言ってくれるうたに、申し訳なさを感じ、生きていることすら申し訳ないと思うようになってしまった春。

そんな経験から、自分が親になる自信がないと言うのです。

子供を持つということ。

自分にとっての幸せとは何かを考え、自問する深夜。

そんな深夜に「話を聞いてあげるぐらいしかできない」と鈴はなぐさめます。

遺品整理ポラリス

一星が春に「子供はうたに似るといいなあ」と、明るく話しかけます。

しかし春は声を荒らげ「お前みたいに自信満々に笑えない。もし子供が耳が聞こえなかったとしたら、俺は抱えきれない。無理だ」と怒って出て行ってしまいます。

春は親友なのに、何に悩んでいるかもわからない、と自分を責める一星

落ち込む一星を心配した祖母のカネ(五十嵐由美子)から、うちに来てというメッセージが届き、訪ねていく鈴。

思いがけず鈴の顔を見ることができて、一星は笑顔になります。

帰り道、欲しがっていた星のネックレスをプレゼントする一星。

喜ぶ鈴のうしろに回り、ネックレスをつけてあげます。

そのままうしろから鈴を抱きしめ、手話で鈴が好きだと伝えます。

鈴も「一星のことが好き」と手話で応えました。

思いを伝えあった2人は、ゆっくりと優しくキスをするのでした。

その頃、マロニエ産婦人科医院のSNSに「雪宮鈴は人殺し」という書き込みをする男の姿がありました。

春とうたの自宅

春が夕飯の支度をしていると、お腹が痛いと玄関で倒れ込んでいるうたが…!?

春の苦しい過去が明らかになった第4話でした。

一生懸命な人ほど頑張りすぎてしまうんですよね。

でも、春は一星と出会って、元気な心を取り戻せたと思うので、早く仲直りしてまたわちゃわちゃしてほしいです。

生きるって何だろう。

人生において大切なことは何?

人それぞれ違うけど、改めて考えさせられました。

それにしてもSNSに書き込みをしていたのは誰なんでしょう。

麻呂川院長?

それともまだ出てきていない人物でしょうか。

鈴との過去に、どう関わっていたのかとても気になりますね。

うたと春の赤ちゃんもピンチだし、何やら不穏な感じ

やっと、きちんと両想いになった鈴と一星ですが、まだまだ波乱があり、一筋縄ではいかなそうです。

第5話も目が離せませんね!

第5話のネタバレと考察

心が通じ合い唇を重ねる鈴(吉高由里子)と一星(北村匠海)。

すると、鈴の携帯に深夜(ディーン・フジオカ)から、急患だと着信が入ります。

マロニエ産婦人科医院

鈴が、激しい腹痛で苦しむうた(若月佑美)を診察します。

パニックを起こし座り込む春をなだめる深夜。

鈴を追いかけてきた一星は、その様子をただ茫然と見ていることしかできませんでした。

翌朝

春のもとに、鈴がやってきます。

うたは流産ではなく急性虫垂炎でした。

ハードな仕事のうたが、ゆっくり眠っているのを久しぶりに見たという春。

「遺品整理もハードな仕事」と言う鈴に、自分は1度負けたから、と淋しく春は笑います。

そんな春に「人生にはいろいろあるし、自分が生きていく場所は、星の数ほどあるよね」と鈴。

「今の自分も悪くないと思ってる」春を励ますかのように語る鈴でした。

鈴は、マロニエのスタッフから、SNSで「雪宮鈴は人殺し」という言葉が拡散されていることを知らされます。

「人殺し!」

かつての記憶がよみがえり、凍りつく鈴。

5年前。大学病院時代の鈴

大学病院で、仕事に忙殺される毎日を送る鈴。

ある日、出血のある妊婦を診てほしいと連絡が入ります。

運ばれてきた妊婦は、情報よりも重篤な状態でした。

そして、子供は生まれますが、妊婦は亡くなってしまうのです。

遺族から訴えられ、罵声をあびせられる鈴…。

昔を思い出し落ち込む鈴に、深夜は健気に励まします。

大丈夫じゃないときは、そう言ってください

僕じゃ頼りないけど、と苦笑いする深夜に、強がりながらも涙が出てしまう鈴でした。

病院からの帰り道。

何者かに後をつけられている気配を感じる鈴。

近づいてきたのは一星でした。

おびえる鈴に「鈴はおれが守る」と優しく笑う一星。

一星が鈴を自宅まで送っていくと、玄関で深夜が待っており、2人はとうとう鉢合わせしてしまったのです。

そんな様子を、カメラで撮影する人物が…!

居酒屋で1人飲んでいる春のもとに、一星がやってきます。

「春のこと解った気になってた俺が悪い」という一星に、悪いのは自分だと謝る春。

お前を尊敬してる。俺が引きこもってたとき、働く一星の誠実な仕事ぶりを見て、遺品整理士になりたいと思った」と言う春。

「一星が手話を教えてくれたおかげで、言いづらいことも言えるようになった。立ち直ったのは一星のおかげ

感謝する春に、何でも言ってほしいと言う一星。

「自分が父親になることが不安。うたのことも幸せにできてない」と打ち明ける春に、うたときちんと話せと励ます一星でした。

うたに「自分と結婚して幸せ?」と思い切って聞く春。

「あたりまえでしょ」と怒るうたに「うたと向き合うことから逃げてごめん」と謝る春。

うたも、初めての妊娠で不安になっていたと言います。

しかし、お腹の子供を諦めることもできないと。

「この子、産んでもいい?」と言ううたに、「親に、一緒になってみようか」と応える春。

2人は気持ちを確かめ合うことができました。

ネットの噂により、病院ではキャンセルが相次いでいました。

SNSに写真まで載せられ、それを知った一星は鈴のもとへ駆け出します。

鈴の家には「人殺し」と書かれた無数の張り紙が…!

息をのむ鈴。

心配して来てくれた深夜の手を借り中に入ると、ブロックが投げ込まれガラスが割られます。

そこへ一星が現れます。

鈴が、自分じゃなく深夜を頼ったと思い込み「そんなに俺は頼りないのか?鈴の悲鳴も聞こえない。こんな俺じゃ鈴は守れない!」

と、飛び出します。

翌日

「昨日はごめん」と素直にメッセージを送る一星。

鈴も嬉しそうに「今夜会えないかな」と返信します。

プレアデス星団を見に行こう」という一星。

トラックで迎えに来てくれた一星を見つけ、嬉しそうに駆け寄る鈴。

しかし、鈴が見たのは、千明(水野美紀)の娘・桜(吉柳咲良)が、一星にキスをする姿でした…。

鈴がSNSで誹謗中傷され、不穏な雰囲気になってきた第5話でしたね。

うたと春の赤ちゃんが無事で良かった!

深夜先生の天然っぷりには笑ってしまいますが、あんなに優しい先生、本当にすてきですよね。

命を預かるお医者さんって、とても大変だけど、尊い職業です。

鈴には頑張ってもらいたいなって思います。

春と一星も仲直りできてよかった!

春の、一星への思いが聞けて、涙が出てきてしまいました。

鈴・一星・深夜の三角関係かと思いきや、そこに桜ちゃんまで絡んできましたね~。

今後どうなっていくのでしょうか。

第6話も待ち遠しいですね!

第6話のネタバレと考察

鈴(吉高由里子)のことしか眼中にない一星(北村匠海)に、桜(吉柳咲良)は思わずキスをします。

「一星のことが好き」

桜からの思わぬ告白に、動揺を隠せない一星。

それを、鈴は偶然見てしまいました。

プレアデス星団を見る鈴と一星

一星は、「心配してかけつけたのに、八つ当たりしてごめん」と、先日の行動を謝ります。

自分を責める一星に「それよりほかに言うことない?」と鈴。

「桜ちゃんに告白されてるのを見たの」

という鈴に「俺が好きなのは鈴だけ」と一星。

星を見ながら、生と死について語り合うふたり。

鈴は、産婦人科医である自分も「生と死の境目」を見る仕事をしているかもと語ります。

その中で、医者にできることは何もないという鈴に、「死は絶望ではなくて、生の続きなんじゃないか」と言う一星。

明日死んでも悔やまないように生きたい

そう語る一星は、鈴と一緒に暮らしたいと言い出します。

そして2人は…

とうとう結ばれるのでした。

一緒に暮らす部屋を探す鈴と一星。

なかなか良いところはみつからないけど、幸せを味わう2人なのでした。

遺品整理ポラリスの社長・千明(水野美紀)のもとに、桜の生みの親だという女性から手紙が届きます。

「桜に会いたい」

その手紙を桜に渡しますが、桜は「会いたくない」と読まずにポケットに入れてしまいます。

遺品整理のポラリス

犬山看護師長の息子・チャーリー(駒木根葵汰)の髪色を真似し、ファンタジーピンクの髪色になって帰ってきた桜に驚く一同。

母である千明は、桜がそこまで悩み苦しんでいるのかと落ち込みます。

マロニエ産婦人科医院

ピンクの髪になった桜が、突然鈴のもとへやってきます。

本当の母親からの手紙のことを相談した桜は、鈴とともに母親に会いに行くことに。

道すがら、鈴と一星のなれそめを聞く桜。

そんな桜は、「自分が幼い頃、両親に捨てられた」と話し始めます。

でも、血のつながりはないのに見捨てず育ててくれた千明を尊敬している、と。

桜は、実の母親と対面します。

帰宅した桜に

桜がもう帰ってこないかと思っていた千明は、桜の顔を見ると泣きながら抱きつきます。

「本当のお母さんに会っても、憎いとは思わなかった」

「でもまた会いたいとも思わなかった」という桜。

千明に愛されて育てられたことを、改めて感謝する桜でした。

後日

マロニエ産婦人科医院では、看護師長の犬山鶴子(猫背椿)が、息子の正憲(チャーリー)との昔話をしています。

お昼を食べながら、鶴子の話に耳を傾ける鈴たち。

今では明るく仲のいい親子ですが、かつてはチャーリーが荒れていて大変な時期もあったと聞いて、スタッフみんな驚きます。

でも、そんな息子でも、生きていてくれたらそれでいいと言う鶴子に、共感する一同でした。

和やかなムードになったマロニエ産婦人科医院でしたが…

診察室でカルテを書いている鈴。

そこへ、男がそっと入ってきます。

「久しぶりです。先生」

「また、人を殺していないですか?」

その男(ムロツヨシ)は、かつて鈴を訴え、「人殺し!」と断罪した人物だったのです…!

震えて言葉も出ない鈴…。

鈴と一星が仲直りし、とうとう結ばれましたね。

桜と千明の親子関係にも感動しましたし、血のつながりがなくても親子になれるんだなと考えさせられた第6話でした。

マロニエのスタッフとの絆も強くなってきた鈴。

一星とも楽しく星を見たりと幸せオーラでほっこりします。

しかし、そこに現れた男。

かつて鈴を訴えた男がとうとう目の前に現れて、とても恐かったですね~。

  • 泣ける~!水野美紀のターン感動。
  • 自分の誕生日に母への感謝を伝えるチャーリーいい子!
  • ムロツヨシこわっ!最後もっていかれたー!

こんな声がありましたよ。

ほんとにムロツヨシさん怖すぎ。

鈴の身に危険が及びそうで怖いですよね。

来週からの展開も、ますます目が離せませんね!

個人的には、チャーリーが明るくてポジティブで大好きになりました♪

チャーリーの活躍にも期待しています!

第7話のネタバレと考察

診察室の鈴のもとへやってきた男。

それは、かつて鈴が訴訟を起こされた相手・伴宗一郎(ムロツヨシ)でした。

恐怖のあまり、声も出ない鈴に、伴は語りかけます。

「今日は妻の妊娠について相談に来たけど…ああ、先生に殺されたんでしたね」

伴は、鈴が一星と付き合っていることや、手話教室に通っていることまで知っています。

「楽しまないでくれ。いい加減にしてほしい。人殺しなのに」

五年前

「お子さんは女の子です。奥様は、亡くなられました」

妻が亡くなったときのことを思い返す伴。

訴訟を起こしますが裁判に負け、鈴をずっと恨んでいました。

鈴を追い詰める伴。

異変を察知した深夜(ディーン・フジオカ)により、鈴は外へ連れだされます。

「ひどいのはあっち。ぼくじゃない」

また来ます、と言って、伴は唐突に出ていきます。

外で待っていた女の子の手をとり、伴は帰っていきました。

仕事が終わり外へ出ると、スーツ姿の一星が鈴を待っていました。

深夜から、心配だから送っていってほしいと連絡をもらい、鈴を迎えに来たという一星。

そのまま、鈴を連れて食事に行くのでした。

「あの男が来たんだって?」

伴が鈴のもとへやってきたことを、深夜から聞いていた一星。

「人殺し」と言う伴の声が、今も耳から離れないという鈴に、「そんな言葉は聞かなくていい」という一星。

「聞こえなくても不幸じゃないし、目で見て理解できないものを抱えてる人のほうが大変」

という一星に、そんな風に考えたことはなかったと鈴。

わけへだてなくまっすぐな一星に、励まされる鈴でした。

酔っぱらった鈴を連れて帰ってきた一星。

眠る鈴。

一星がふと外に目をやると、女の子がひとりでいるのに気づきます。

心配して声をかけますが、まわりには大人はいません。

一星は、電話リレーサービスへ連絡し相談しようとしますが、いつのまにか女の子はいなくなっていました。

マロニエ産婦人科医院

看護師の伊達麻里奈(中村里帆)が、朝から気分が悪そうにしており、気になる鈴。

「もしかして、妊娠してる?」

麻里奈に声を掛けます。

「彼氏に言うと捨てられちゃう。私は彼にとってお財布だから」

そういう麻里奈に、驚くスタッフたち。

ヒモである彼氏に注意をしようと、麻呂川院長(光石研)と看護師の蜂須賀(長井短)は、鈴も巻き込み彼氏のもとへ乗り込むことに。

ビシッと言うつもりが、いざとなると言えない麻呂川にあきれる鈴たち。

結局、鈴が話をすることになります。

「あなたにとって伊達さんはお財布なの?」

直球で聞く鈴に、麻里奈の彼は「ばかにしてるんですか?ぼくは麻里奈を愛してます!」

熱く語る彼に驚き「妊娠している」と思わず告げる麻里奈。

彼氏は、意外にもとても喜び、麻里奈にプロポーズします。

これでよかったのかな、と、ちょっと呆れながらもほっとする一同でした。

マロニエ産婦人科医院

定期健診に来ていた春(千葉雄大)とうた(若月佑美)が楽しそうに話していると、隣に伴がやってきます。

「雪宮先生はやめたほうがいいですよ。人殺しだから」

そう話しかける伴。

恐くなりその場を立ち去ろうとする春たちに、伴は追いかけてきて「雪宮鈴は人殺し!」と大声で叫び出します。

気づいた鈴が飛び出してきますが、罵声を浴びせる伴は手を付けられません。

暴言を吐きながら暴れる伴。

「俺が被害者なんだ。世の中おかしいじゃないか!」

そう叫ぶ伴に、「おとうさん」と声をかける少女。

それは伴の娘でした。

その声を聞き、おとなしくなって帰っていく伴…。

後日

鈴と一星・深夜は、3人でキャンプに来ていました。

楽しく料理をしたり、夜には花火をしたり。

励ましてくれる2人の優しさに、涙があふれてとまらなくなる鈴。

「なぜだろう。ここにあの人(伴)がいれば良かったのかなと思った」

一星と深夜に支えられ、ふとそんな想いを抱く鈴でした。

伊達さんの妊娠に、一致団結して手助けするマロニエスタッフ、本当に家族みたいでいいなあと思った第7話でした。

ムロさんは怖すぎたけど、マロニエのみんながちゃんと鈴を信じて守ろうとしてくれて、ちょっぴり感動してしまいました。

  • 一星の考え方が前向きで素敵尊くて涙が出る。
  • 一星の言葉に救われた。
  • ムロさん、恐いと切ないの表現力がすごすぎ。
  • 深夜先生のダンス可愛すぎる!

こんな声がありましたよ。

殺伐としたムロさんのシーンから、深夜先生のダサ可愛いダンスは反則です。

まだまだムロさんの気持ちはおさまりそうもないし、鈴と一星が幸せだと、逆にこれからの展開が不安になってしまうのはなぜでしょう…。

これ以上誰も傷ついてほしくないです。

来週も、なにか起こりそうで目が離せませんね。

第8話のネタバレと考察

娘・静空を抱き、お墓の前にたたずむ伴宗一郎(ムロツヨシ)。

妻を亡くし、職も失い、自暴自棄の中。

起こしていた裁判も、勝てる見込みはないと弁護士から言われ、ますます荒れる伴。

鈴が一星と楽しそうにしているところを見て、やり場のない怒りをぶつけていました。

「なんでお前だけ幸せなんだ」

すさんだ生活の中で、娘の存在だけが救いでした。

マロニエ産婦人科医院

少し元気がない深夜(ディーン・フジオカ)が気になる鈴。

深夜は、かつて妻と共に暮らしていた東京の家にいました。

何も手を付けず、時が止まったままの家。

もくもくと掃除機をかけていく深夜。

鈴は、遺品整理ポラリスの社長であり、深夜の親友でもある北斗千明(水野美紀)から、深夜が東京の家をいまだに片づけられないでいることを聞かされます。

すると突然、鈴と千明の前に伴が現れます。

「その女は二股をかけてますよ。なんでそんな女と友達なんですか」

暴言を吐く伴に、「うるさい!」と千明が一喝します。

「自分がつらいからって逆恨みするな」

お前と同じ境遇でも頑張ってる人もいる!」

千明から怒鳴られ、茫然とする伴…。

深夜が帰宅すると、家の前で伴が待っていました。

「あなた二股かけられてますよ」

「あんた医者だもんな。なんでも持ってていいな」

そう言う伴に、深夜は「僕の妻は、出産のときに子供と一緒に死にました」そう語り始めます。

「だから、あなたの気持ちがすこしわかります」

「僕が医者になろうと思ったのは、復讐のためかもしれません」

そう言う深夜に、伴は驚き何も言い返せませんでした。

その夜

「あの男は、鈴に甘えてるんだ。自分でもどうやって悲しさをしずめたらいいかがわからないんだよ」

そう言う一星に、「そうなのかな」と鈴。

「深夜も鈴もあの男も、おれが抱きしめる!」

一星らしい言い方で鈴を励ましました。

仕事の合間

休憩をしている一星と春は、海の近くをひとりで歩く伴の娘・静空を見つけます。

春が話しかけると、「おとうさんに捨てられた」と言います。

そのとき、一星の携帯に深夜から連絡が入ります。

深夜がスーパーで買い物をしていると、偶然居合わせた一星の祖母・カネ(五十嵐由美子)が、胸を押さえて倒れ込み、救急車で搬送するところだと言います。

慌てて飛び出す一星。

病院に着くと、深夜から「心筋梗塞でカテーテル手術をした。もう大丈夫」と聞き、ほっと胸をなでおろす一星。

両親を亡くしたときを思い出し、また置いていかれると思った一星は、鈴に抱き着き涙を流します。

春から、伴の子供と一緒にいると連絡を受け、深夜とともに春のもとへと走る鈴。

するとそこに、伴が現れます。

身構える鈴に、「ご迷惑をおかけしました」と突然謝罪し、去っていく伴。

とまどいながらも、鈴と深夜は伴を追いかけます。

すると、防波堤を歩く伴を見つけます。

海に飛び込もうとする伴を、必死で止めようとする2人。

しかしそんな2人を振り切って行こうとする伴。

「いい人にならないでください。自分が苦しくなるだけだから」

そう言って、海へと歩いていく伴。

おとうさん!

そこへ、娘の静空が一星と春に連れられてやってきます。

その声に、歩みを止め、子供のように泣き出す伴。

一星は、そんな伴を力強く抱きしめるのでした。

鈴をずっと苦しめ、非道なことを続けてきた伴でしたが、自分の悲しみをどう昇華したらいいかが分からず苦しむ姿に、胸が苦しくなりました。

そして、ムロさんのお芝居が本当にすばらしいですよね。

  • 最後のムロさんと一星のシーンで泣きました。
  • 鈴が一星と一緒にいることで鈴におせっかいがうつってるの、いい。

つらい思いをさせられた相手のはずなのに、憎まず救おうとする鈴と一星が本当にまっすぐで、「無償の愛」を感じさせました。

  • 予告で伴さんもお風呂に入っててなんか泣いちゃったよ…。
  • 深夜先生の復讐ってなに?

最後まで、気になることがたくさんですね!

伴さんも、深夜先生も、笑顔で終われるかな。

出来ればラストはみんな幸せになってほしいです。

次回、第9話が最終回です!

さみしい~。

鈴と一星の「無償の愛」最後まで見届けましょう!

第9話(最終回)のネタバレと考察

「あなたにはいい医者でいてほしくない。だから優しくしないでほしい」

そう言って、雪宮鈴(吉高由里子)の制止を振り切って海へと歩いていく伴宗一郎(ムロツヨシ)。

そこへ、柊一星(北村匠海)と佐藤春(千葉雄大)に連れられてきた、伴の娘・静空がやってきます。

「おとうさん!」

静空の悲痛な叫びに、子供のように泣きじゃくる伴。

そんな伴を、一星は駆け寄って抱きしめます。

鈴は、少し戸惑いながらも伴の背中をさすります。

そんな鈴と伴を、強く抱きしめる一星でした。

銭湯で

一星、春、佐々木深夜(ディーン・フジオカ)、そして伴も一緒に銭湯で温まっています。

「冬の海に入ると死んじゃいますからね」と言う春に、「すみません」と素直に謝る伴。

みんなでお風呂に入り、ぎこちなく会話しながらも、少しずつわだかまりが溶けていきます。

マロニエ産婦人科医院

カルテを書く鈴のもとへ、深夜がやって来ます。

遺品整理ポラリスの社長・北斗千明(水野美紀)に、東京の家の遺品整理をお願いしてきたと言います。

そして土曜日・遺品整理の日

東京の深夜の自宅には、千明と一星をはじめ、ポラリスのメンバーがみんなで来ていました。

深夜が心配でついてきた鈴も一緒です。

「10年間、頼めなくてごめん」そう謝る深夜に、感慨深い様子の千明。

遺品は全部捨ててください。」そう決意し遺品整理を依頼した深夜ですが、いざ整理が始まると、いろいろな思いがよみがえってきます。

子供ができたときのこと。

ベビーベッドを買った日のこと。

子供の名前は「一星」にしようと決めたときのこと。

思い出して、しばらく茫然とする深夜。

そんな深夜の様子を心配する鈴に、「医者になったのは復讐のためだった」と深夜は語り始めます。

妻と子供が亡くなったとき、医者は精一杯やってくれたのだろうけど、ミスがあったのではないか、もっとできることはあったのではないか。

自分が医者になれば、妻と子供がなぜ死んだのか、理由がわかるかもしれないと思った、と言う深夜。

「医者になって、心が傷つくのは医者も同じなんだと気づいた」

「出産の喜びをうまく表現できない自分は、医者になるべきではなかったかもしれない」

そううつむく深夜に、「私は深夜先生に出会えてよかった」と励ます鈴。

「深夜先生のおかげで、自分のことを医者として認めることができた

そう言う鈴に、すこしだけ笑顔を見せる深夜でした。

遺品整理が全て終わり、確認のために家に入る深夜。

すると一星が、「これだけは残しました」と1つのボックスを差し出します。

深夜の妻が結婚記念日に買った、家族3人のお揃いスニーカーと、深夜への手紙でした。

「このスニーカーを履いて、3人でいろんなところへ行こうね」

妻からのメッセージに「もっと一緒にいたかった」と号泣する深夜。

それは、10年間泣くことができなかった深夜が、妻と子供の死に向き合い、前を向くために流した涙でした。

数日後

マロニエを辞めると言う深夜に驚く鈴。

「雪宮先生みたいな医者になりたい。だから、離れて一人前にならないといけない」

そう言う深夜に、「つらいときにいつも支えてくれてありがとう」と感謝する鈴でした。

きれいな星空を見上げる鈴。

一星と出会ったときのことを思い出していました。

すると、鈴のスマホに

「君と出会ったのは、星降る夜でした」

一星からメッセージが届きます。

「今どこ?」

そう返信すると、初めてお互いの気持ちを伝えあったあの時のように、踏切の向こう側に一星が立っていました。

「雪・宮・鈴。愛してる」

手話でそう伝える一星。

「私も一星を愛しています」

一星に駆け寄り、抱き合いキスをする2人…。

1年後

深夜は、青森の病院で働いていました。

颯爽と歩く深夜に、患者さんたちはときめきますが、また、派手に転んでしまいます。

相変わらずドジな一面もあるけれど、産婦人科医として、1人の人間として、確実に前に進んでいる深夜でした。

春とうたに子供が生まれ、そして看護師の麻里奈にも赤ちゃんが無事に生まれました。

鈴も、マロニエ産婦人科で、周りのスタッフに支えられ、充実した日々を過ごしています。

そんなある日、鈴と一星がスーパーへ買い物に行くと、なんと伴が働いていました。

再会に驚く3人でしたが、前を向いて歩いている伴に、心が温まる鈴と一星。

そんな2人に頭を下げる伴の傍らには、ランドセル姿の静空がいました。

海のそばの家で、2人で暮らす鈴と一星。

他愛のない生活が、愛おしくかけがえのないものだと感じる2人。

2人の幸せは、この先もずっと続いていくのです。

終わり

とうとう最終回を迎えた「星降る夜に」第9話。

男子4人でお風呂に入っているところは、ほっこりしてかわいかったですね。

伴が子供のように声を上げて泣くことで、5年間の苦しみ・悲しみから解き放たれた感じがすごく切なくて、でも良かったなと心から感じました。

深夜先生も、一星のおかげで泣くことができて、10年間の孤独や悲しみから解放されてほんとうに良かった!

人間って、涙を流すことで気持ちが切り替わり、前を向けるんだなということを知りました。

ラストでは、一星が死んでしまうのではという予想もあったのですが、鈴と仲良く暮らしていたのでほっとしましたね。

  • 前向きでいいドラマだったな
  • みんな幸せでよかった!
  • 誰も悪い人いないし、みんなが温かくて誰かを思いあっていて、素敵なドラマ

みんな幸せなラストだったことを喜ぶ声がたくさんありました!

自分の気持ちをうまく表現できなかった鈴が、一星と出会うことで、明るく前向きな女性に変わっていく姿は、多くの女性が共感できたのではないでしょうか。

こんな素敵な人と出会えて、鈴は幸せですよね。

「生と死」に向き合い、生まれてくることの奇跡・生きることの大変さを学びました。

一緒にいられるだけで幸せと思える相手に出会いたいものですね。

【星降る夜に】ドラマ最終回の結末と考察

ドラマ「星降る夜に」3月14日に最終回放送を終えました。

鈴と一星は幸せな結末を迎えることができたのでしょうか?

「星降る夜に」ドラマの結末と考察をご紹介いたします!

「星降る夜に」の結末は?

雪宮鈴と柊一星は、互いに惹かれていくものの、いくつかの壁が立ちはだかっています

  • 雪宮鈴は、自分の本音を話すことが苦手
  • 柊一星は、耳が聞こえない
  • 佐々木深夜の存在
  • 雪宮鈴と柊一星には、10歳の年の差がある

初めは強く惹かれ合う二人も、これらが原因ですれ違ってしまうでしょう。

すれ違ってしまう二人ですが、真逆ともいえる柊一星の性格が、雪宮鈴の凍った心を溶かし、交際がスタート

柊一星は、耳が聞こえませんが、雪宮鈴も手話を覚えたりして二人なりにコミュニケーションをとります。

佐々木深夜は、雪宮鈴にとって辛い時に寄り添ってくれる存在

10歳差を感じさせない一星との関係に、鈴の心もほぐれていき、よく笑うようにもなる鈴。

深夜の優しさにも支えられ、楽しい時間を過ごしていた鈴は、かつての裁判の相手から攻撃を受けるようになります。

鈴に妻を殺されたと思い込み、誹謗中傷をSNSに書き込んだり、鈴の病院に乗り込んできたりする伴。

彼もまた、やり場のない悲しみと怒りを持て余していたのでした。

そんな伴を、「無償の愛」とも言える優しさで包んだ一星と鈴。

伴の心も少しずつ平穏を取り戻し、前を向いて歩き出します

10年前に妻と子供を亡くして以来、未だに心の整理がついていなかった深夜も、鈴や一星との出会いをきっかけに、少しずつ前へ進むことができました。

春とうたの赤ちゃん、看護師の伊達さんの赤ちゃんも元気に生まれます。

そして、鈴と一星は、2人で一緒に暮らし始めます

周りの仲間と支え合い、ささやかだけど、幸せな日々。

海辺の家で一緒に暮らす鈴と一星。

2人の未来は、ずっと幸せが続いていくでしょう。

最後は一星が鈴にプロポーズすると予想していましたが、プロポーズまでは行かなかったですね。

しかし、幸せな2人の生活が描かれていて、このあともずっと幸せなんだろうな~と感じました。

結婚だけじゃない、幸せの形は色々あるんだなということも考えさせられました。

でもとにかくみんなハッピーエンドで良かった!!

春とうたの赤ちゃん、看護師の麻里奈にも無事に赤ちゃんが生まれてくれてほっとしました~。

赤ちゃんってなんであんなにかわいいんでしょう♪

深夜先生もちゃんと泣けて良かったですよね。

深夜先生は、このドラマのある意味主役だったのではないでしょうか。

鈴と一星の赤ちゃんを、深夜先生が取り上げる未来が見えましたよ!

「生と死」を描いていて、つらいエピソードもありましたが、みんな明るく前を向いていて、最後までさわやかなドラマでしたね。

鈴と一星には、これからも困難があるかもしれません。

でも、強く優しい一星が鈴を支えてくれる限り、2人の絆は固く結ばれたままでしょう。

いつまでも、幸せな2人でいてほしいです。

【星降る夜に】ドラマのネタバレ・あらすじのまとめ

この記事では、ドラマ「星降る夜に」のネタバレについて解説しました。

原作の紹介や、最終回の結末の予想・考察もしてみましたが、参考になりましたでしょうか?

主人公たちは10歳差ですが、ピュアなラブストーリーというところに興味を惹かれますよね。

ネタバレを見ると、ますますドラマ最終回の結末が気になる方も多いと思います。

どんな結末を迎えるのか、基本情報や設定を抑えつつ、ドラマを追っていきましょう。

ドラマ「星降る夜に」鈴と一星の中が深まってきて、この先の展開も楽しみですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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