イップスのネタバレ原作はある?最終回結末までのあらすじ全話

イップスのネタバレ原作はある?最終回結末までのあらすじ全話
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2024年4月12日スタートのフジテレビ系金曜ドラマ「イップス」。

絶不調バディが絶妙な会話術と掛け合いで事件を解決するミステリーコメディです。

メインキャストは女優・篠原涼子さんと芸人・バカリズムさん。

  • イップスのネタバレ!原作はある?
  • イップスのドラマ全話ネタバレとあらすじ
  • イップスの最終回結末予想と考察

今回は「イップス」の原作や全話ネタバレ、最終回の結末予想までまとめてみました。

ドラマ「イップス」のキャスト相関図については別記事でまとめていますので合わせてご覧ください。

目次

イップスのネタバレ!原作漫画や小説はある?

イップス」は原作がないオリジナルストーリー!

完全オリジナル脚本のドラマです。

ネタバレが全くない状態なので毎話ワクワクしながら楽しむことができますね♪

脚本を担当するのは、オークラさん。

脚本・放送作家・オークラさんが手掛けた作品

担当作品

ドラマ

  • 2009年 0号室の客
  • 2012年 花のズボラ飯
  • 2014年 素敵な選TAXI
  • 2021年 ドラゴン桜 第2シリーズ

テレビ番組

  • 週間さんまとマツコ
  • バナナサンド
  • 午前0時の森
  • ゴットタン
  • はねるのトびら
  • 爆笑 大日本アカン警察
  • 関ジャニ∞クロニクル

オークラさんは1997年に作家活動を開始しました。

作家になる前は「細雪」という名前でコンビ芸人をしていたそう!

ご自身も昔は芸人で、数々の有名番組の作家を務めていることから今回担当するイップスもお笑い要素が入った面白いドラマになるのではないでしょうか?

イップス基本情報

▲すでに予告での2人のやりとりが面白いです♪

現時点でわかっているドラマ「イップス」の簡単な基本情報をお伝えします。

放送日と最終回はいつ?

イップスの放送開始日は2024年4月12日!最終回は6月21日と予想!

近年のフジテレビ金9ドラマから放送開始日最終回を予想してみました!

過去のフジテレビ金9ドラマ放送期間と話数
作品タイトル放送期間
うちの弁護士は手がかかる2023年10月13日〜12月22日
院内警察2024年1月12日〜3月22日

フジテレビ系金曜ドラマは11話構成で放送されることが多いです!

予想取り延期もなく毎週放送されるとしたら、最終回は6月21日になりそうですね!

イップスの設定

イップスの放送開始前に知っておきたいストーリー設定をご紹介します!

絶不調バディが絶妙な会話術と掛け合いで事件を解決するミステリーコメディ!

小説を書けなくなってしまったおしゃべりなミステリー作家と事件を解けなくなったエリート刑事が事件を解決していく物語です。

多彩な顔ぶれとなる犯人には毎話豪華なゲストが登場するとか!

イップス】どんな物語?
  • 黒羽ミコ(くろば みこ)|篠原涼子さん
    └小説が書けなくなったミステリー作家。
  • 森野徹(もりの とおる)|バカリズムさん
    └事件が解けなくなった警視庁捜査一課の刑事。

キャストの画像や詳しい役柄の解説は、イップスのキャスト相関図でまとめていますので、そちらも合わせてご覧ください。

イップスの名前の由来は?

イップスのタイトルは主にスポーツ選手などで使われるワードです!

イップスはスポーツ選手などで主に使われる「いままで出来ていたことがコントロールできなくなり、プレーできなくなる」という症状です。

今回のドラマ「イップス」でも書けなくなったミステリー作家と事件を解けなくなった刑事というイップスにより行き詰まった2人がおりなすストーリーのため、こういったタイトルが付けられたようですね。

放送が始まったらさらに詳しく明らかになるかもしれません。

ぜひ、タイトルの意味も含めてチェックしてみてくださいね!

イップスのネタバレあらすじ

ミステリー作家黒羽ミコと警視庁捜査一課の刑事 森野徹はイップスでという同じ悩みを抱えていた。3作連続でベストセラーを記録するもネタ切れでもう5年もの間作品が書けていないミコは持ち前の会話術と洞察力を武器にコメンテーター業やコラム執筆をこなしていたがそのせいで本業が片手間になっていた。一方森野はかつてエリートとして組織内でも一目置かれる存在ながらある出来事をきっかけに事件を解けなくなった。そんな森野はミコの大ファンで新作を出さないミコに苛立ち「ノモリ」というアカウントでアンチをしていた。

イップス|フジテレビ

1話ネタバレ

5年前から新作が書けず、そろそろ落ち目と言われているミステリー作家の黒羽ミコ

今や活動のメインは、テレビのコメンテーターで、暇があるとエゴサを繰り返し、悪評の嵐に落ち込む毎日。

中でも、SNS上でよく見かけるノモリというアカウントは、最近のミコの作風についてもいちゃもんをつけ、誹謗中傷を繰り返していました。

それでも、ミコの熱狂的なファンで運転手の坂浦猛に励まされ、やる気が出たミコは、久しぶりにパソコンに向かうことに。

ですが、全く書くことができず、気分転換に見ていたテレビ番組で、脳が過度の緊張状態に晒されると、突然今までできていたことができなくなる「イップス」という症状を知りました。

自分にも思い当たるふしがあったミコは、脳のリラックスが必要だと思い立ち、以前出演番組で取り上げていたサウナ施設を訪れます。

ですが、巷で話題になっている熱波師・電撃ウィッチ麻尋のパフォーマンスが蛇足だと少しがっかり。

その小言をいちいち拾う、隣に座っている男。

癒されに来たはずが、さらにイラっとしてしまうミコなのでした。

その後、しばらくして屋上の水風呂に移動したミコ。

そこに先程の男が現れ、「黒羽ミコさんでは?」と声をかけてきました。

面倒くさそうにあしらっていたものの、話してるうちに本格的に身バレしてしまい、男の話に耳を傾けることにしたミコ。

最初は作品を褒められ、上機嫌でしたが、ダメ出しが始まると、少しイラっとしてしまいます。

ですが、彼の口調が何となくノモリと重なり、「こいつがノモリなのでは?」と思い始め、

さりげなくカマをかけました。

男は動揺し、必死に人違いだと否定していたものの、結局自分がノモリだと認めてしまいました。

そして、「陰で人の悪口を言うのは最低」だの、「今名乗ったから卑怯者じゃない」だのと、子供のような喧嘩を始めたふたり。

ですが、ミコがふと奥の水風呂の前を通りかかると、うつぶせに浮かんでいる男が。

ノモリが彼の死亡を確認すると、「水死体!?」と驚きを隠せないミコなのでした。

その後

施設は臨時休館になり、警察が出入りして大騒ぎ。

第一発見者のミコも、刑事から事情聴取を受けることに。

殺人事件の匂いを感じ、ミステリー作家としての好奇心を抑えきれなくなったミコ。

勝手に現場の写真を撮り始め、興奮気味にフードコートで食事中のノモリに話しかけました。

ですが、水死体を見たばかりだというのに、動揺のかけらもないノモリ。

というのも、彼の正体は、警視庁捜査一課の警部補・森野徹だったのです。

全く事件に興味を示さない彼にイラっとするミコですが、そこに麻尋がやって来て、自分のファンだと告げられると、早速取材を始めました。

その中で、サウナでの事故を溺死前提でしゃべっている麻尋に少し違和感を感じたミコ。

傍で盗み聞きしていた森野も、水死体の男が清掃中なのに勝手に屋上の水風呂に入ったという麻尋の説明が引っかかっていました。

森野もこれが殺人事件と疑っていると感じたミコは、彼に協力を要請します。

あまり気乗りしない森野でしたが、今後も駄作を書き続けてやると脅され、仕方なく現場に連れて行くのでした。

そこで、刑事達から森野が検挙率ナンバーワンのエースだと聞かされたミコは、テンション爆上がり。

まじまじと水死体を眺め、森野達を質問攻めにします。

ドン引きしながらも、真剣に捜査し始めた森野。

ですが、バディの刑事・樋口一之体調不良で仕事を休んだのに、事件現場にいることを指摘され、焦ってしまいます。

そんな中

被害者の竹内渉が反社会組織の人間だったという情報を得たミコは、森野と一緒に麻尋を問い質すことに。

麻尋が竹内と知り合いだったことを指摘するミコと、彼のスマートウォッチが壊れていたこと、首筋にスタンガンの跡があったことをつっこむ森野。

森野は、犯人が竹内の後頭部にスタンガンを押し当てたことで失神し、そのまま溺死したと考えていました。

それは、スタンガンの電圧でスマートウォッチがショートしたという理屈とも辻褄が合い、「それなら、ヒートショックに見せかけて殺すことができる」とノリノリのミコ。

森野は怪しまれずにスタンガンを持ち歩け、竹内と知り合いだった麻尋を犯人だと疑っている様子。

ですが、麻尋は「水中でそんなことしたら、犯人まで気絶してしまうのでは?」と反論し、さっさと立ち去ってしまいました。

その指摘がもっともだと思ったふたりは、早速屋上で試してみることに。

ですが、それを見かけた麻尋に「凶器のスタンガンはどこにある?」と責められた森野は、急に無言になり、立ち去ってしまうのでした。

それでも諦めきれず、こっそり麻尋のロッカーを探っているところを見つかり、逮捕されてしまったミコ。

助けを求められた森野は、シカトしようとしましたが、「このままじゃ事故としてうやむやにされてしまう」というミコの訴えを聞き、もう一度現場に向かうのでした。

ですが、施設の入り口で立ちすくんでしまった森野。

チャットでミコと会話しながら、自分は犯人を目の前にしても問い詰めることができないと打ち明けます。

そこで、お互いがイップス同士だと気づいたミコ。

「まだ諦めてないなら、もがいて這い上がれ」と森野にハッパをかけ、また麻尋に接触しました。

麻尋はさすがに呆れますが、そこに現れ、彼女の殺人トリックを暴き始めた森野。

彼の推理は、超純水という絶縁体を使って、麻尋は自分に電撃が来ないように細工した上で、竹内にスタンガンを押し当てたというもの。

シラを切る麻尋でしたが、森野に定期的に近所で超純水を購入している証拠を突きつけられ、ミコに竹内と付き合っていてDVを受けていたことを言い当てられると、とうとう観念しました。

涙ながらに、売れないアイドルから熱波師に転身し、得た名声を竹内に壊されたくなかったと悲痛な思いを打ち明けた麻尋。

ミコはそれに同情しつつも、「だからって人を殺していいわけない」と一喝しました。

そして、ミコの勧めに従い、自首することにした麻尋。

こうして、ミコは少しだけ、また原稿に向き合う意欲が沸いたのでした。

作家が急に書けなくなることを「スランプに陥った」とよく言いますが、スポーツ業界ではイップスと表現されてたんだとか。

まだ耳慣れない単語ですが、「今まで普通にできてたことが突然できなくなる」という認識は、意外と浸透してきてるんですね。

きっと、マル害を覚えたミコのように、今後SNS上でイップスという言葉が流行りそうですね(笑)

それはさておき。

一般的な刑事ものや探偵ものでは、犯人の殺人トリックを本人の目の前で暴き、自白するまで追い込むというのが、一番の見せ場なはずなんですけどね?

ちょっと踏み込んだだけで倒れるとか、森野ポンコツすぎ!

先に犯人と殺人の過程を見せてしまうという手法は、古畑任三郎を彷彿とさせますが、こういうタイプの種明かしは斬新ですね。

なんなら、放送前の番宣で、すでにトリンドル玲奈さんが「私が犯人です」って言ってましたからね。

ネタバレありきで見てしまうとつまらなく感じてしまう作品も多い中、バカリズムさんと篠原涼子さんの掛け合いが面白すぎて、つい夢中になって見てしまいました。

でもこれ、バカリズムさんが脚本じゃないんですよね?

それなのに、ものすごくバカリズムワールドを感じてしまうのは、監督さんと脚本家の方が、以前からバカリズムさんと共同制作の経験があるからだとか。

主演として、ものすごく自分っぽい世界観の中に放り込まれるのって、どういう気分なんでしょうね?

サスペンスとしては、難解すぎないトリックで、意外とゆるーく楽しめるのも、この作品の魅力かなと思いました。

今後、どんどん殺人事件に首突っ込みまくって、ミコが渾身の新作を発表できるようになるのかにも期待したいですね。

2話ネタバレ

サウナ殺人事件で味をしめたミコは、森野に小説のネタになりそうな事件を見たいと頼みますが、森野は完全スルー。

仕事にも身が入らず、家でゴロゴロしながら、悪童エクスプレスという人気ユーチューバーの配信に夢中になっていました。

そんなある日

悪童エクスプレスのふたりがカラオケボックスで緊急生配信をすることに。

チョロは、よっちゃんがやらせ配信を始めたことにかねてから不満を抱いており、今日この場でよっちゃん本人の口からやらせを告白させようと思っていました。

最初は乗り気ではなかったものの、急に素直に応じることにしたよっちゃん。

ですが、それは壮大な殺人計画の始まりでした。

彼はチョロを泥酔させた後、トイレに細工をして、しれっと配信を始めます。

そして、急に吐き気を催したチョロは、よっちゃんに誘導されながらトイレへ。

しばらく様子を見守っていたよっちゃんでしたが、個室の中でチョロが倒れているのを発見したところで配信をストップ。

すぐさま、彼の手に小瓶を握らせ、服の胸ポケットに封筒を仕込むと、個室の細工を証拠隠滅しました。

そして、緊迫した様子で「チョロが自殺した」と爆弾発言。

その画面に、偶然そこに居合わせて配信を見ていたミコと森野が映り込み、よっちゃんは慌ててカメラを止めたのでした。

その後

カラオケボックスは緊急休業し、警察の捜査が入ることに。

従業員や客も取り調べを受ける中、「また事件に巻き込まれた」と目をキラキラさせるミコ。

早速森野を連れて現場検証に混じり、刑事からチョロが青酸カリで自殺したことを聞きました。

  • 青酸カリは摂取してから効き始めるまでに、数分から15分ほどかかり、その間の行動はずっと生配信されていたこと。
  • チョロが青酸カリを飲めるチャンスは、個室にこもった間だけで、自ら飲むしかないこと。

それらをふまえて、森野も他の刑事達も自殺と判断していました。

ですが、なんだか納得いかないミコ。

配信スタート直後にチョロが飲んでいた酒に青酸カリが混入されていただの、配信が実は録画だっただのと推理をしてみますが、どれも的外れ。

刑事に遺書を見せられますが、それにもなんとなく違和感を感じ、直接よっちゃんに聞いてみることに。

遺書の「常に前に進んで欲しい」という文面と、チョロ本人の「振り出しから始めたい」という発言が矛盾していることを指摘。

森野も、よっちゃんの「チョロが泥酔していた」という発言が引っかかり、「彼はお酒に強い印象だった」と突っ込みます。

少し焦り始めたよっちゃんは、「ひとりにしてくれ」と思わず逆ギレ。

一旦その場からは退散したものの、しつこく捜査を続けるふたり。

そこで、ミコはレジカウンターに飾られていたサイン色紙に注目。

店員・井上孝の名前の漢字をチョロが間違えたと聞いたミコと森野は、再びよっちゃんの元へ。

今度は遺書の先立つ不孝の「孝」の字を知らないチョロが、正しく書けるのはおかしいと指摘したミコ。

ですが、その推理をパソコンなら漢字を知らなくても予測変換で書けてしまうと台無しにする森野。

困ったミコに助け舟を出すようにせっつかれ、仕方なく、「配信中にトイレの窓を開けたのは、よっちゃんがあらかじめチョロが青酸カリで死ぬことを予測してたからでは」と告げました。

犯人と疑われ、さらに声を荒げるよっちゃん。

そこで急に茫然自失になり、そっと部屋を出て行く森野。

残されたミコは、「じゃあ、いつ俺が青酸カリを飲ませたんだ」と逆に詰め寄られ、反論することができませんでした。

夜になり、結局何もわからないまま、現場から運び出されたチョロの遺体。

完全に煮詰まったミコは、井上からあるものを見せられ、悪童エクスプレスの過去の動画を見直すことに。

そこで、青酸カリを飲む以外で体内に摂取する方法を考え始めたミコ。

森野に相談すると、彼はある方法が思い浮かんだ様子。

三度目の正直で、またよっちゃんを直撃しに行きました。

全く乗り気がしない中、真相を語り始めた森野。

  • よっちゃんが不自然にチョロの嘔吐の後始末をしてしまったこと。
  • チョロに青酸カリを飲ませたわけではなく、よっちゃんが事前にトイレに青酸カリを撒いておき、そこにチョロが吐きに来るように仕向けたこと。
  • そもそも、チョロが泥酔するように、ウォッカなどの強い酒をこっそり混ぜていたこと。

それでも、「動機がない」と食い下がるよっちゃん。

ですが、ミコは畳みかけるように「やらせのことでチョロと揉めていた」ことを指摘。

実は、チョロは裏垢でよっちゃんに対する愚痴を投稿しており、それを井上に見せられていたのでした。

ようやく観念したものの、「自己満足の面白さなんていらない」と開き直ったよっちゃん。

ですが、ミコに「チョロは軽蔑なんかしていない。あなたを大事に思っていた」と説得され、とうとう後悔したような素振りを見せました。

そして、実はこのやり取りをこっそり録画していたよっちゃん。

もう薄々自分の犯行がバレることを予想しており、捕まってからもこの動画でバズろうと考えていたのでした。

若干呆れつつも、「もがき続ければまだ再出発できる」と励ましたミコ。

よっちゃんは素直に刑事に身を委ねたのでした。

その後

やっぱり小説が書けないと悩むミコ。

ばったり出会った森野に「あなたを小説のモデルにしたい」と言い出します。

困惑しつつも、まんざらでもなさそうな森野。

弟の慧も賛成しましたが、森野の名前が引っかかります。

そこで何かの事件の資料をめくっていると、そこに森野の名前が。

なにか不穏な空気を察し、複雑な表情を浮かべる慧なのでした。

今回のやらせユーチューバーというテーマは、すごくリアリティがありましたね。

人気が出て来ると、スポンサーのご機嫌取りに走るという傾向は確かに現実でもありそうな感じはします。

万人受けする動画を作り続けるって、結構大変なことだと思うし、配信者に限らず、人気クリエイターは自分の意に沿わない仕事を任されることもあるでしょうし。

一度甘い汁を吸ってしまうと、自分のポリシーやプライドを簡単に曲げてしまうよっちゃんは、精神的に弱かったのかもしれません。

だからといって、相方を殺そうという考えに至る気持ちは全くわからないですけど。

チョロのプライドと正義感も素晴らしいとは思いますが、裏垢でファンに匂わせをするとか、生配信で公開処刑しようとするとか、やり方は乱暴だった気もします。

ふたりの関係は、本人同士にしかわからないけど、コンビ解散という選択肢はなかったのかなと少しもやもやしてしまいました。

ミコと森野も、今はまだ微妙な雰囲気だけど、事件の推理に関しては息が合ってるようだし、今後も異色コンビの活躍に期待ですね。

3話ネタバレ

本格的に森野をモデルに小説を書こうと思い始め、彼の密着取材を始めたミコ

そんな中、都議会議員の尾花健一郎の自宅で、第一秘書・田所万作の遺体が発見されました。

中に入る前から殺人事件の匂いがするとウキウキするミコと、一気にテンションガタ落ちな森野。

それでも、刺殺体を生で見たミコは、思わず悲鳴を上げてしまいます。

森野も努めて冷静に振る舞っていたものの、思わず回れ右。

森野のバディ・樋口の話によると、第一発見者は健一郎第二秘書の村井浩平

打ち合わせから戻って来ると、書斎にカギがかかっており、庭越しに血まみれで倒れている田所を発見したとのことでした。

現場は中からしかカギがかけられない密室状態で、かつ、田所本人がナイフを握りしめていたことから、警察は自殺と判断していましたが、森野もミコもなんとなく腑に落ちません。

そこで

早速健一郎本人に話を聞くことにしたふたり。

ミコには握手を求めたものの、森野にはいきなりハグ。

そして、自分で自分を刺す自殺方法は珍しいとカマをかけられると、「時代劇が好きだから、切腹しようとしたのでは?」と、とんちんかんな答え。

普段から、頭の中がお花畑という嫌味を込めて「フラワー健一郎」と呼ばれている彼だけに、全身からアホさがにじみ出ていると、思わず困惑するふたり。

ですが、何となく健一郎が田所を殺したのでは?と感じていました。

そして

今度は村井に話を聞くことにしたふたり。

田所は健一郎の父・総一郎を崇拝しており、今でも何かにつけては健一郎を彼と比べ、二世議員呼ばわりしていました。

そして、服装から発言、立ち居振る舞いに至るまで、全てを田所がプロデュースし、ちょっと天然なところを前面に押し出して、フラワー健一郎のキャラを作り上げていたのです。

ですが、プライドの高い健一郎は、アホ扱いされるのが大嫌い。

そのことで田所とよく言い争いをしていたと聞いたミコは、健一郎が田所に恨みがあったと、ますます疑惑を深めました。

そんな中

田所の服のポケットから遺書が見つかり、署名の筆跡から本人のものという可能性が高く、自殺の線がかなり濃くなります。

ですが、やはり腑に落ちない森野とミコ。

  • 迷惑をかけないようにという文面なのに、なぜわざわざ健一郎の自宅で自殺した?
  • 本文がパソコン打ちなのに、署名だけなぜ手書き?
  • 普段からスピーチ原稿を作っている人が、こんな改行位置のおかしい遺書を書くのか?

疑問が溢れ出て止まらないふたりは、この遺書が偽造だと判断したのでした。

その後

もう一度健一郎に接触することにしたふたり。

健一郎は田所への感謝の気持ちを述べ、少し泣きそうな表情を浮かべました。

話を聞きながら、自然な流れで、田所と健一郎の作った原稿を見比べることに成功したふたり。

予想通り、健一郎の原稿は全く改行されておらず、あの遺書は彼が書いたものだと確信しました。

ですが、そこでふと、自分が疑われてるのかと健一郎が問い質してくると、思わず固まってしまった森野。

そのまま屋敷を逃げ出し、近くの川に避難していました。

そこでようやく冷静になり、ミコに更なる疑問を話し始めます。

  • フラワー健一郎が、あれほど完璧な密室を作り上げるのは不可能なこと。
  • 村井が共犯者じゃないかということ。
  • 田所の刺し傷は、1箇所だけ真上からで、残りは斜めからと、入射角度が違っていたこと。

ミコも、田所のことを思い出す健一郎が、ウソ泣きじゃなかったことが気になっていました。

そこで

田所の妻に話を聞くことにしたミコ。

彼女は、署名は確かに田所本人のものだと認めたものの、横領という文章には違和感が。

というのも、田所は子供の頃から総一郎と付き合いがあり、彼が亡くなる時にも「自分の命をかけて尾花家を守る」と宣言していたほど。

そんな忠誠心の強い田所が、尾花家に泥を塗るような真似をするはずがない。

それ以前にお金に執着もなかったし、そもそも病気で入院した時に、すでに遺書を作成していたのです。

一方その頃

広間で物思いにふけっていた健一郎。

ふと、花瓶に拭き残した血痕を発見し、慌てて掃除しようとします。

そこに突然現れたミコ。

健一郎は田所が手術をしていたことも、すでに遺書を書いていたことも知りませんでした。

「遺書の種類が違うのでは?」と言い逃れしようとする健一郎に、ますます怪しさを感じるミコ。

そして、自分が姿を消した隙に、トイレには行かず、血痕を掃除しているところを見つけてしまいました。

そのことから、田所が広間で殺され、書斎に運ばれたと考えたミコ。

ですが、森野は、共犯者がいない限り、廊下に引きずった血の跡がないのは不自然と、健一郎単独犯説を否定しました。

その後

もう一度書斎を確認し、虫に怯えながらも、ある仮説を思いついたミコ。

再び健一郎の元に向かい、とうとうはっきりと「あなたが犯人だ」と指摘しました。

「密室の謎が解けていない」と健一郎は食い下がりましたが、その説明を引き継いだ森野。

健一郎が密室を作り上げた有能なバディは、実は田所本人だったと言い始めました。

森野の推理は以下の通り。

  • 最初に健一郎から刺された時点では、田所はまだ生きていた。
  • 健一郎を殺人犯にしたくない一心で、田所は自分を自殺に見せかけようとした。
  • 密室を作りやすい書斎に歩いて移動した田所は、健一郎に自分が考えた遺書の文章を打たせ、自分が手書きで署名した。
  • そして、健一郎を外に出して、中から施錠。
  • その後、自分で自分の腹を6回刺して絶命した。
  • 自分がきっかけだったにも関わらず、自分を守ろうとした田所を思って、健一郎は涙した。

全てを言い当てられ、思わず自白しそうになる健一郎。

ですが、ふと、それも想定した田所の言葉を思い出し、「それは状況証拠にしかならない」と開き直り、強引に話を終わらせようとします。

ミコは反論できませんでしたが、健一郎に握手をされ、初めて会った時のことを思い出しました。

そして、大騒ぎしながら家捜しし、袖に血がついた健一郎のシャツを見つけ出したのです。

決定的な証拠を見つけられ、ようやく観念した健一郎。

アリバイ工作は完璧だったのに、自分の詰めが甘かったと、改めて自分の天然っぷりを自覚しました。

そこで、ミコから自分に宛てた田所の手紙を渡された健一郎。

改めて田所の本心を知り、いたたまれない気持ちになったのでした。

その後

ようやく小説にやる気が出て来たミコ。

ですが、やはり机に向かうと、1文字も書けません。

まだまだ取材が足りないと、落ち込みながらに愚痴るミコなのでした。

今回は以前にも増して、コント感が強かったですね。

超当たり前のことをドヤ顔で言うフラワー健一郎、意外と嫌いじゃないです。

それにしても、これだけアホ扱いされる犯人が、かつていたでしょうか?

典型的な二世議員で、親が偉大だと一生比べられてしまうところは、大変な人生だなとは思います。

でも、たった一度の過ちで、人生を棒に振ってしまったのは、やはり残念だなと思いました。

健一郎のそういう部分も含めて、あえて憎まれ役に徹して、自分の死に際までプロデュースしてしまった田所は、全てにおいて完璧な秘書でしたね。

でも、健一郎はフラワーなんだから、普段からもうちょっとわかりやすく説明するべきでした。

最初から田所の本心に気づいていれば、健一郎の心構えも少しは違っただろうし。

尾花家にとって、彼を失ったことは大きな痛手になりそうですが、これを教訓にして、健一郎ももう少し自立できたらいいんですけどね。

それはさておき、かなり深刻そうな森野のイップス。

NGワードが「私を疑ってるんですか?」なんて、サスペンスものにはありえない欠陥ですよね。

慧がちらちら気にしている冤罪事件と、なにやら関係がありそうな感じ?

森野の過去も、今後少しずつ明らかになりそうだし、ますます続きが気になりますね。

第4話ネタバレ

アレンジモンブランが人気のパティスリー『Ebahi』のオーナー・小泉春樹(宮尾俊太郎)が死体となって発見される。森野徹(バカリズム)より先に現場に到着した黒羽ミコ(篠原涼子)は、いつもの警察メンバーと“森野が現場に来るかどうか”を賭ける中、森野が現場に到着する。捜査に乗り出していた捜査一課刑事・樋口一之(矢本悠馬)によれば、春樹の死因は頭部を強打したことによる脳挫傷の可能性が高いという。死亡推定時刻は前夜の21時~21時半の間。ちょうどそのころ、近隣で発生した火事が原因で停電が起きていたため、春樹は明かりを探していた際に、床に落ちていたクリームを踏んで滑ったものと推測された。

春樹が最後に一緒にいたのは、彼の恋人でもあるチーフ・パティシエの金町環奈(香椎由宇)。ドキュメンタリー番組で取り上げられるほどの人気パティシエである環奈は、春樹の尽力で、フランスの三ツ星レストランのシェフに自作のケーキを試食してもらう機会を得ていた。これが上手くいけば、フランスの三ツ星レストランでパティシエになる、という環奈の夢が叶うのだ。だが年齢的にも人生の分岐点にたち、春樹との結婚を望むようになっていた環奈は、春樹が元恋人で後任パティシエになる江原尚子(遊井亮子)とヨリを戻すために自分を店から追い出そうとしていると疑っていた。

今回も事件に首を突っ込むことにしたミコと森野は、閉店後に春樹とふたりで新作メニューの開発をしていたという環奈から話を聞くことに。ミコは環奈と尚子の間に流れる気まずすぎる空気感から、春樹を含めた三者の「ドロドロの三角関係」と「痴情のもつれ」を動機とした環奈による殺人を疑うが……。

引用:フジテレビ | イップス公式

詳しいネタバレは、放送後に追記いたします。

イップスの最終回の結末予想と考察!

原作やネタバレ情報がない「イップス」。

書けなくなった作家と解けなくなった刑事がどのような結末を迎えるのか、予想してみました。

2人がイップスをどう乗り越えるのかに注目です!

最終回結末予想① イップスを乗り越える

2人がイップスを乗り越え、作家としても刑事としても大活躍するハッピーエンドを予想!

イップスという単語がタイトルにある通り、2人は様々な事件を通してイップスを乗り越えていくのではないでしょうか?

1話完結のストーリーのため、ミステリー作家としても警視庁捜査一課の刑事としても大活躍し、最終的には自分の立ち位置に戻ることができそうですよね。

最悪なコンビと言われた2人がイップスを乗り越え、どんな変化をもたらすのか気になります!

最終回結末予想② イップスはそのまま

イップスは乗り越える事ができないという少し切ない結末も予想!

元々イップスというのは簡単に乗り越えることができません。

そのため、イップスを乗り越えなくとも、2人は同じ悩みを抱える者同士として最高のコンビになるのではないかという予想もありそうですよね!

2人は2人なりに、様々な事件を通して成長していく姿を見ることができそうです。

最終回結末予想③森野が辞職?

森野が過去の冤罪事件で慧に訴えられるのでは?という、まさかのバッドエンドも予想!

2話のラストから、森野の名前をやたらと気にしているミコの弟・慧。

その深刻な表情から、森野が何か重大な事件に関わっていた可能性が高いです。

慧はすでに何か秘密を掴んでる様子ですが、ミコも森野を取材するうちに、そこに辿り着くかもしれません。

この事件に彼のイップスの原因がありそうですが、慧から徹底的なダメージを与えられた森野が再起不能になり、刑事を辞めてしまうという展開もあるかも?

イップスの原作ネタバレと最終回まとめ

「イップス」まとめ

  • 原作漫画や原作小説はないオリジナルドラマ
  • 主演は篠原涼子さんとバカリズムさんのW主演
  • 放送は全11回と予想!

今回は2024年4月スタートのフジテレビ系金曜新ドラマ「イップス」についての情報をお伝えしました。

この春、笑えるドラマになること間違いなしです。

今後も毎話ごとにネタバレあらすじを更新していきますのでぜひ参考にしてみてくださいね♪

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