ゼイチョーの原作ネタバレ!漫画の最終回結末とドラマあらすじも

ゼイチョーの原作ネタバレ!漫画の最終回結末とドラマあらすじも
  • URLをコピーしました!

日本テレビドラマ「ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある」の原作をネタバレ

原作は慎結さんの漫画「ゼイチョー〜納税課第三収納係〜」が原作になっています。

そんな「ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある」漫画原作のネタバレと、ドラマのあらすじも含めてご紹介しますね。

目次

ゼイチョー原作漫画の登場人物ネタバレ!

原作漫画の登場人物をネタバレします。

原作漫画の登場人物

  • 百目鬼華子(どうめきはなこ)
    →主人公。新人公務員。強気な性格。
  • 饗庭蒼一郎(あいばそういちろう)
    →主人公の先輩。華子とコンビを組むチャラ男
  • 浅川真名美(あさかわまなみ)
    →華子の最初の徴収対象者。元同級生。
  • 相楽義美(さがらよしみ)
    →幸野市の新副市長。華子の実兄。

主人公は「百目鬼華子(どうめきはなこ)」

漫画での主人公は、女性です。

華子は幼少期に、母親がシングルマザーで苦労した壮絶な過去が…。

そんな彼女が15年後、選んだ仕事が「徴税吏員(ちょうぜいりいん)」

自身の苦しい経験から、「納税の義務」と「市民の苦労」の間に立ち、解決していきます。

ドラマ主人公「饗庭蒼一郎(あいばそういちろう)」は華子のコンビ。

ドラマで菊池風磨さん演じる主人公「饗庭蒼一郎(あいばそういちろう)」は、華子の先輩でありコンビです。

「固く強気」な華子に対し、蒼一郎は「軽いノリ」で華子をサポートします。

1話ごとに様々な事情を抱えた登場人物が描写されるスタイル!

ゼイチョー原作漫画を最終回結末までネタバレ

原作漫画の最終回結末までのネタバレをご紹介します。

1話ごとのストーリーではありますが、連続して注目したいネタバレポイントは3つ!

  • 百目鬼華子の過去
  • 相楽副市長との関係
  • ストーリーの結末

以上のネタバレポイントを詳しくみていきましょう。

百目鬼華子の過去とは?

主人公「百目鬼華子(どうめきはなこ)」が徴税吏員になった理由は過去にあります。

母親が滞納したことにより、徴税吏員に強制執行をされてしまいます。
→強制執行…自宅に来て、金品などを差し押さえること。

悲痛な叫びで抗う母親を、見ている華子。

そんな幼い華子を、1人の徴税吏員が優しく外に散歩に連れ出してくれます

自身の苦しい経験の中、「助けようとしてくれている」という印象を受けたのでは。

自分自身の経験から、同じ苦しみを持つ人の支えになろうと「徴税吏員」になったのですね。

華子は「公平公正!公務員なめんなよ!」と因縁の相手にも宣言しています。

相楽副市長との関係は?

物語中盤で出てくる「相楽副市長

彼は実は、華子の実の兄なのです。

税の徴収率を上げるため、納税強化対策を掲げる「相楽副市長」

しかしそのやり方は、「1人1人に向き合いたい」華子と対峙してしまいます。

さらにこの相楽副市長は、「饗庭蒼一郎」とも過去に因縁があり、2人との対立を深めていきます。

相楽副市長との対立が、ストーリー全体でのに!

結末はどうなる?

基本的に1話ずつ問題を解決していく「ゼイチョー〜納税課第三収納係〜」。

物語を通して注目なのは、相楽副市長との対立です。

相楽副市長と、最後どうなる?

最終的に和解します。

和解の鍵になるのが、「高額滞納者の武谷」。

建設会社の御曹司で、幸野市の「徴収禁止リスト」に入っている人物です。

そんな武谷にも、華子は信念を曲げずにぶつかっていきます。

そして相楽副市長も「徴収禁止リスト」を撤廃しようとしていたことが判明。

このことをきっかけに、「兄と和解する」というのが結末になります。

ゼイチョー払えないにはワケがあるドラマあらすじと最終回までを考察

では、ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある」ドラマ版のあらすじと最終回の考察をご紹介します。

あらすじ

主人公は「饗庭蒼一郎(あいばそういちろう)」。

彼の仕事は、市民から「税金」を徴収する「税金の取り立て屋」。

「税金」を払ってもらうべく人々を訪ねると、それぞれ複雑な事情を抱えた市民たちが…。

そんな中でも蒼一郎は、持ち前の「人たらし力」と「豊富の知識」で、市民の心に寄り添っていきます。

そんな蒼一郎にも、財務省を辞めた過去があり、それはなぜなのか…?

「滞納」をお金だけでなく、「人の心」に寄り添いながら解決していくヒューマンエンターテインメントドラマ。

主人公が、「饗庭蒼一郎(あいばそういちろう)」になっています。

原作漫画では「百目鬼華子」だった主人公が、相方の「饗庭蒼一郎」に変わっています。

持ち前の「軽いノリ」と「人たらし力」でどのように解決していくのかが見所になりそうです。

第1話ネタバレ

みゆきの市役所 納税課に務める饗庭(あいば)は、税を納めない者いわゆる滞納者から税金を徴収するのが仕事です。

日々、滞納者の自宅を訪問し納税を求めたりしています。

そこへ、新人として、百目鬼(とうめき)という新人の女性が配属されて来ます。

とても優秀で、自ら納税課を希望したらしいと知り、納税課野面々は驚きます。

とある滞納している男性の自宅マンションに徴収をしに訪れる饗庭と百目鬼。

ですが、男性はとぼけています。

そこできちんと家宅捜索出来る権利があると示し自宅に入り込もうとすると、「警察を呼ぶぞ」という男性。

それに対し「警察も来ています」という百目鬼。

本当に警察2人も同行していました。

金目のものを次々と差し押さえのために印を貼っていく饗庭達。

ですがそこでストップが掛かります。

それは、滞納者への徴収では無く新人の百目鬼の実演練習でした。

滞納者の男性も納税課の人、そしてその男性は大柄、百目鬼は小柄ですが、ひねり技で動きを封じてしまった百目鬼に「少しやり過ぎ」と言いながらも概ね褒める饗庭。

和菓子屋の主人がずっと滞納しているために、今度は本当に徴収をしに、饗庭と百目鬼が行くこととなります。

気の優しそうな主人は、丁度徴収に行った時に小さな子達に店の和菓子をとても嬉しそうに配り、子供達も喜んでいます。

そして、いよいよ滞納の話に…。

「ごめんなさい」と言いながら払えないという主人。

何故か固定資産税だけは滞納せず払っているのに他は滞納している事に疑問を抱いた饗庭は問いただしますが、主人は言葉を濁します。

が、その内「少し厄介なお客様がいらしてー」とこぼします。

そして何かを思い立った饗庭は色々と調べ、ある旅館のような料亭に目をつけました。

それは、あの和菓子屋のお菓子をその店のお客様が帰る時に大盤振る舞いのように渡していたからです。

そこに来訪する事を決め、赴く饗庭達。

しかしそこの主人は「先代が亡くなってからより大変になった」「生花もいけられず造花です」「物は有りません」と言い、本当に金目の物は何も特にありません。

ですが、花は造花だったものの花瓶は高価そうなものだったことに不信感を持つ饗庭。

そして、次に訪問した際には花瓶すらも質素な物になっていて「すり替えられた」と感じます。

饗庭は、本来は差し押さえ出来ない生活に必要な物とお仏壇ですが、「お仏壇に手を合わせたい」と言います。

それを見た百目鬼は「お仏壇も差し押さえ出来ないのでは」と気に掛けますが、「手を合わせるだけ」という饗庭。

そして、何かと不審な点をつき、仏壇に金を隠していたのを見付け出しました。

一方、和菓子屋の主人は入院しており、そこへ「病床なのに申し訳ないです」と言いつつ訪問する饗庭と百目鬼。

和菓子屋に圧を掛けていた料亭を納税課が突き止めた事も説明し、今後の納税プランを示します。

そしてその中身は高齢故に大変だろうと配慮したものでした。

固定資産税だけは払い続けた理由は、亡くなった奥さんが好きだった庭を大切にしたく、家だけは手放したく無かったからでした。

そして、和菓子を子供達に配っていたのも、月一度だけ。

来訪した饗庭達に、その園の先生も本当に感謝していて、「うちが負担になっているのならもう大丈夫です」と伝えます。

饗庭達は「大丈夫です」と言い、そこが負担では無かった事も突き止めていたのでした。

何かと解決した時、饗庭の同期である人物が副市長として市役所にやって来ます。

何かとあるのでは、と思わせる饗庭の過去ですが…。

税金を徴収することが軸の話ですが、それに隠された饗庭の過去や秘密のようなもの、更には百目鬼にも何かと有る様子なので、そういう点もどう進んでいくのか気になります。

滞納者や税の徴収と言うととても重く堅い内容に感じますが、テンポもよく基本はコメディ風なので見やすかったです♩

饗庭、百目鬼の色々な面がとても気になりますし、今後も楽しみです。

第2話ネタバレ

みゆきの市役所納税課3係の饗庭(あいば)は、副市長として市役所に赴いてきた相楽と実は元親友でした。

ですが、学生時代に2人の目の前で友人が屋上からとびおりていたという壮絶な複雑な過去を抱えていました。

新たに、副市長と納税課3係の新人・百目鬼(どうめき)は元兄妹という事も判明します。

何故「元」なのか?

それは、百目鬼の母親の再婚相手が実は副市長の父親だったからです。

ですが、その後その母親と父親は離婚してしまった為に、百目鬼と副市長も疎遠になっていたのでした。

とあるパチンコ店員女性の小沼は税金滞納者でした。

そこへ饗庭と百目鬼が話をしに来ます。

そこで、実は小沼は百目鬼の小中学校の同級生だったという事がわかります。

小沼から「復讐に来たのか」と言われてしまう百目鬼。

百目鬼と小沼の過去
  • 百目鬼の母親は離婚後、生活が苦しくなり滞納者となってしまい
  • 家宅捜索に入られ、何もかも無くしてしまった
  • 百目鬼は祖父母の元で暮らす事となりました
  • その時に百目鬼は「貧乏」といじめられていた
  • いじめた側は裕福な家庭で育っていたパチンコ店店員の小沼だった


とある日、下見でパチンコ店に赴く百目鬼。

そこで小沼にまた会ってしまいますが、意地でも払わないという小沼でした。

饗庭と百目鬼は、小沼の同棲相手の男性の元へも話を聞きに行きます。

同棲相手は、小沼は本当にお金が無く、同棲相手自身も実家への仕送りや兄弟の学費を払う事等で精一杯だと言うのでした。

饗庭と百目鬼は次に、小沼の働くパチンコ店でパチンコをしていた玉木という男性の元を訪ねます。

玉木は、小沼工業=小沼の父親の会社の元従業員でした。

そしてその玉木は今は年金生活者。

そして、実は既に小沼の父親の会社の小沼工業も経営が傾き、小沼の父親も今は年金のみを頼りにする生活をしていたのでした。

玉木の元へ小沼を連れてくる百目鬼。

玉木から小沼の父親は最後まで「誰にも迷惑をかけないように」、「何とか会社を立て直せるように」と頑張っていたのだと聞きます。

そして「人さまには迷惑掛けるな」が父親の口癖だったと玉木から聞く小沼。

そして小沼の父親が、娘には会わす顔がないがコツコツ溜めていたという通帳を渡されます。

それを見ていた百目鬼は「税金は巡り巡って誰かの為になる」と小沼を諭しますが、小沼は頑なにそれでも滞納を続けると言い張ります。

そしてとうとう小沼の自宅への家宅捜索をする事となった日。

小沼の自宅には同棲相手がいました。

その同棲相手は実は以前にもかなりの税金を滞納していましたが、実は株で儲けたお金がかなりあるという事が調べにより分かっていました。

しかもきょうだいの学費を賄っていたと言うのも嘘で、元々兄弟などいなかったのです。

更には仕事も全くしていない身でいる事も判明してしまいました。

目が覚めた小沼は、同棲相手とも別れ、滞納分を税務課に払いに来るのでした。

その頃、市長より大切な話があり、納税課にとっては厳しい事となるとある事が発表されます。

人間関係が複雑に交錯していましたし、何かと考えさせられる回でしたね!

頑なに税金を払わない小沼の言い分。

「日々、パチンコ店には生活保護者や年金受給者が集っていて、そんな事に税金が使われるのなら払いたくない」。

税金は払わなければならないですし、生活保護者や年金受給者が貰ったお金を何に使うかは自由なのかもしれません。

ですが、それもなかなか難しい問題だと感じました。

饗庭と副市長の相楽との関係性、百目鬼と相楽との関係性も何かと複雑そうで、それが今後の展開にどう関わっていくのか、それもとても気になる点だなと思いました。

第3話ネタバレ

『子育ての街』をPRするみゆきの市で親子向けのハロウィーンイベントが開かれ、饗庭あいば(菊池風磨)や華子はなこ(山田杏奈)ら納税課もカボチャの仮装でお手伝いしていると、お絵描きコーナーで子ども同士のちょっとしたイザコザが起こる。保育園児が描いた家族の絵を、別の保育園に通う園児が破ってしまったのだ。保育課の板谷いたや(中田クルミ)がその場をなんとか収めるが…。

イベントの後、饗庭は後輩の増野ますの(松田元太)から、住民税を滞納しているシングルファーザー・木下裕介きのしたゆうすけ(小関裕太)の件で相談を受ける。
木下は1年前に妻を病気で亡くして以来、保育園に通う子ども2人を男手一つで育てているが、仕事と育児に追われて税金のことまで手が回らず、滞納額が膨れ上がっているのだ。

家に行っても会えないため、饗庭と増野は保育課に協力を仰ぎ、保育園のお迎えのタイミングを狙って木下に会おうとする。…と、ちょうどそこに、SNSで話題の瀬戸知宏せとともひろ(見津賢)が息子のお迎えにやって来る。木下と同じシングルファーザーの瀬戸は仕事と育児を完璧にこなし、SNS上で『理想のシングルファーザー』と称賛されていて…。

そんな瀬戸とは大きく違い、仕事と子育ての忙しさに疲弊する木下…。どうにかして力になりたい増野だが、木下から「役所を頼るつもりはない」と突っぱねられ、自分の無力さを痛感して落ち込んでしまう。さらには、離婚してシングルマザーになったことで税金が払えないと言う出渕恵美でぶちめぐみ(大西礼芳)が、税金の執行停止を求めに納税課へやってくるのだが……。

引用:ストーリー 第3話|ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~|日本テレビ

第4話ネタバレ

みゆきの市役所の納税課3係では、860万円の滞納をしている元日本代表のサッカー選手の小田倉の話をしていました。

それは、スポーツ選手故の悩みである滞納でした。

何故かというと、前年に高額な所得があっても、波があると翌年その分の納税が出来なくなる事も多いからです。

サッカー経験者の花村は、田倉の元に「自分が行く」と言います。

3係の皆は、花村が小田倉に会いたいからではと言いますが、否定する花村。

小田倉のチームの公開練習を見に行く饗庭(あいば)、百目鬼(どうめき)、花村の3人。

小田倉に滞納の話をすると、小田倉は「昨年も年俸が高いのに何で滞納なのか」「そんな訳はない」と言います。

そこへスポーツライターの犬飼が来ました。

犬飼は、饗庭達に、小田倉は今期一度も試合に出ておらず「今がとても大切な時期」と話します。

犬飼と小田倉は元サッカー仲間らしく、だから今も追っているのだと言います。

次に、小田倉の自宅に向かう3係の3人。

妻は滞納を認めますが「夫には内緒にしているのでそうして欲しい」と言います。

小田倉の怪我の為に「よりお金がかかる」と言う妻ですが、「今が大切な時なので余計な心配は掛けたくない」と言います。

小田倉の家を後にした饗庭は「やはり奥さんは、小田倉さんに滞納の事を話せてなかったか」と言いました。

納税課1係の日比野は、3係の花村に「小田倉の滞納をこっそりリークするように」と密かに話しています。

「守秘義務があるから」という花村に対し、「だから内緒にし、秘密に話している」という日比野。

とある店で花村は偶然犬飼と会います。

犬飼は「小田倉は、昔のプライドが捨てきれず苦労している」と話します。

そして花村に、「何故にあなた達は練習場に来ていたのか?」と尋ねました。

小田倉家

小田倉は妻に「役所の人が来た」「何かあるのか?」と聞きますが、「役所の勘違いでなのでは?」と妻は交わします。

そして翌日、妻は小田倉には内緒で滞納金を納税課に支払いに行きますが、どうやら借金をして返済に来たらしく「それは受け取れない」と妻にいう3係。

そして、3係側は「小田倉さんにきちんと話しをしてみて下さい」と伝えました。

小田倉家では、漸く滞納金の事を妻が小田倉に話していました。

「何故そのような事になっているんだ」と荒れる小田倉でしたが、妻と話をして、何とか一先ず落ち着く事となります。

3係では、妻が滞納金を返済しに来たのは何か怪しい事に関わっているのではとの話しになっていました。

そして、花村が妻に「悪徳業者からのお金なのでは?」という感じに言っていた事に対し、何故に妻が悪徳業者から借りている事をわかったのかと問う饗庭。

実は過日、犬飼に妻が内緒で悪い所に出入りしているらしいとの話が密かにあったからなのでした。

練習場では、夜も残って1人で練習する小田倉の姿が・・・。

過去

小田倉と結婚前の妻が、レストランで食事をしながら小田倉の日本代表決定のお祝いをしていました。

そこで妻にプロポーズをする小田倉。

そして、将来の夢や構想に楽しく熱く2人で語り合っているのでした。

現在

小田倉は、チームメイトから陰口を叩かれているのを耳にしてしまいます。

そんな時「小田倉が怪我から復帰」とのネットニューが。

書いたのはどうやら犬飼らしいとわかりました。

これで滞納はもう大丈夫かという3係の皆。

そして、それをサポートするのは相楽グループだという事もわかります。

相楽グループとは、副市長の親の会社という事でした。

そこへ電話が入り、窓口に妻が来て、小田倉が故意に滞納しているという記事のコピーが届いたと見せます。

「まだ世には出てない滞納の事を役所がリークしたのでは」という妻でした。

饗庭は、小田倉の1件が盛れたのは「3係の誰かからか?」と話し、「そうなるとそれは、重大な守秘義務違反だ」と言います。

そこへ1係の日比野が3係に来て、わざとらしく記事を見て「へえ、そうなんだ」と。

そして「花村くん有難う」と意味ありげに言い去っていきます。

実は内密でしたが、花村は日比野から「もし1係に来たいのなら、誰かを出し抜いてでも3係で成果をあげないと」と言われていたのでした。

それを知らずながらも、花村が漏らしたのではという皆でしたが、饗庭は何かに気付きます。

花村と饗庭と百目鬼は「記事は犬飼が書いたのでは?」と思い、犬飼に会いに行きます。

「その通り」と認める犬飼は、「頼まれて書いた」と言うのでした。

練習場

復帰するという小田倉の元へ、3係と妻が来ました。

「実は小田倉がこの記事を書くようにとしたのでは」という予想は当たっていました。

小田倉の口座を調べた3係は、治療と称し別口座に貯蓄していた事を調べあげていたのです。

小田倉は、もう自身の限界を感じ始めていた中チームへの復帰が決まってしまったのでした。

そして、犬飼もその場にやってきて、記事についての経緯がバレてしまいいます。

その場で「もう、いっその事、記事になり何かと問題になってしまう事により辞めるきっかけを作りたかった」と話す小田倉。

犬飼は「記事は書いたが、後で説明するつもりだった」と思っていたと言います。

小田倉は「滞納やその他が出た後で妻とは離婚し、貯蓄していた分は妻に渡すつもりだった」「妻に迷惑は掛けたく無かった」と思っていたらしいのでした。

  • 長らくビックマウスと言われてもなお虚勢を張り続けていた
  • 有名故にチームの客寄せパンダなのだろうと分かっていた

それでも小田倉が選手を続けていたのは妻の為でした。

お金を貯めていたのは妻に渡すため。

妻に約束した夢を叶えられない自分が嫌になり、駄目になる自分を捨てて欲しいと思い、悪ぶっていたのでした。

ですが、妻は「あなたとは別れない」と言います。

そして饗庭は、小田倉に「あなたのビックマウスにより、『何か叶えてくれるのでは』と皆が期待していたのでは」と言いました。

一件後

小田倉が妻の為に貯蓄していた事が功を奏し、小田倉は滞納金を払える事となりました。

花村は、饗庭や百目鬼に「悪かった」と謝ります。

守秘義務は守りましたが『もっと周りを大切にしないといけない』と気付いた」と言いました。

「はじめは成績を上げ、1係に移動したいと思っていた」が、「考えは改めた」という花村。

ですが3係の皆は、元々、花村はそんな人では無いとわかっていたという饗庭と百目鬼でした。

小田倉の妻が滞納金を払いに来ました。

その頃、小田倉はコーチになっており、その架け橋は犬飼だったのでした。

とある部屋で、3係の課長は今回の件で1係の日比野に、記事に対して等の抗議をしていました。

ですが、逆に3係の課長が無能だから何かと起きるのだと1係の日比野。

そして「結果的には守秘義務漏洩はなかったのだから良い」と日比野は言うのでした。

そして、色々な事がある故に複雑な思いを抱える百目鬼は「みゆきの市が好きだから変革しようとするのはやめて欲しい」と副市長に直談判します。

付き添う饗庭。

そこで非道にも「人員整理をする」のだという副市長でした。

実は義理の妹である百目鬼に、兄の副市長は「正義感が強いのは変わらないな」と言います。

それに対し「なら徴収率を上げればいいんだろ」という饗庭。

そして、更に「財務省への手土産が欲しいのは分かるよ」とい言い放つ饗庭でした。

饗庭は何かを抱え込んでいる様子でした。

今回の納税課3係の担当する案件は、スポーツ選手に対しての滞納金!

スポーツ選手はとても華やかな世界に思えますが、それと共に何かあればそれがすぐに命取りとなり、選手生命さえ奪われてしまうような過酷な環境ですよね。

元サッカーをしていた3係の花村は、憧れもあったのか担当となりたがり、饗庭や百目鬼たちと一緒に行動します。

その裏で、1係からの誘いも受けていて、気持ちの中で少し中途半端な感じで仕事を受けてしまっています。

さらに3係を裏切っているかの描写もあり、花村が何かと裏でしているのではと思わされました。

ですが、それは違っていて、花村も実は3係に愛着があったのかなという感じだったのはとても良かったです。

サッカー選手の滞納金問題も、上手い感じにきちんと良い方向にいったのもホッとしました♩

でも副市長の何かと不穏な感じがとても気になるなと思う回でした。

第5話ネタバレ

とある銭湯

そこには納税課3係の加茂原が来ていて、ベトナム人のグエンと言う青年と偶然会い親しくなっていました 。

きっかけは、加茂原がたまたま見てしまったグエンの鞄の中にあった税金滞納の封筒。

そして、心配した加茂原が声を掛けたのでした。

外国人労働者であるグエンは、国民健康保険税の納め方がわからないと言います。

そこで加茂原は「僕は納税課の加茂原です」「今度、来てくれたらきちんと教える」と丁寧に伝えます。

同じく3係の饗庭(あいば)と百目鬼(どうめき)は、帰宅途中に寄ったスーパーで偶然会っていました。

節約で安い野菜を買おうとする百目鬼に、饗庭は少し高いものの「美味しいから」と「いくしま農園」という所の作る野菜をすすめます。

そして「友達に会って来た」と言う饗庭。

それはあの、饗庭と相楽副市長の目の前で飛び降りてしまった友達の事でした。

その時、スーパーで何か言われてしまっていた外国人従業員がいました。

それを見て「大変そうですね」と言う饗庭と百目鬼。

加茂原の所にグエンが税金を払いに来ました。何かとお世話をする加茂原と、饗庭、百目鬼。そして、浜村のサポートにて「税金は分納出来る事も出来る」と伝えます。

ただ、グエンは住民税も滞納しているという事が判明してしまいました。

するとグエンは「住民税は働いている農家からの天引きなはず」だと言います。

しかし、納めた記録はなく…。

ChatGPT

了解しました。それでは、文章と文章の間に「。」がある時も含めて、各文の後に1行空けて改行します。


グエンの働くいくしま農園に赴く饗庭、百目鬼、そしてグエン。

そこでグエンは農園経営者の生嶋に「そちらで払ってくれると言った」と言いますが「そんな事は無い」という生嶋。

そして、契約した時の書類もきちんと残っていて、確かにグエンが払う事となっており、グエンのサインもありました。

別の日、3係に、在留の延長やその他の相談に、外国人労働者のチュンという女性が来ます。

介護施設で働いているというチュン。税金の滞納で何かと許可がおりないかもしれないと言います。

そして住民税は天引きのはずなのに、払っていない事になっているのだと言います。

それは、グエンと同じ感じでした。グエンもチュンも国に仕送りをしていて大変なのでした。

そういう事があり「納税通知も英語やその他も記載して出せるようになるといいよね」と言う加茂原でした。

チュンの派遣会社に来る饗庭と百目鬼。

責任者は契約書を見せ「税金は本人達に任せている」と言います。

ですが、チュンは「契約書など覚えていない」と言います。

何とかならないのかと思う百目鬼に、「グエンさんもチュンさんも同じパターンだったとはね」と意味ありげに言う饗庭。

3係に1係が来て「外国人労働者が滞納したまま国に逃げる可能性があるから、気をつけるように」と忠告します。

「そういう方には税の分割払いを提案している」と言う百目鬼に、「外国人は国に帰られたら終わり」と冷たく言い放つ1係の日比野。

饗庭と百目鬼はまた、スーパーで会っていました。

そして、モヤモヤする事があるから少しの贅沢をしたいと言う百目鬼。

そこでチュンと、もう1人の外国人労働者がスーパーで働いている姿を見掛けます。

チュンももう1人の人も、同じ介護施設でも働いていました。

2人と少し話しをする饗庭と百目鬼。

そして、2人は派遣会社に対し何かと不信感を抱いていました。「あの会社何かありそうだな」と言う饗庭。

そして、チュン達の派遣会社に話を聞きに行く饗庭と百目鬼。

外国人労働者と担当者の口座情報を調べた3係は、担当者が住民税の納付を誤魔化し搾取していた事を突き止め、追求します。

「では、あなたは外国人労働者から何の搾取もしていないと言うのですか」「着るものだって食べものだって安い賃金で外国人労働者が働いているから、安く手に入る」と言う担当者。

饗庭は「搾取はしていません」「あなたの使っている横断歩道も、ゴミを出して回収してくれる事も何もかも、税金が使われている」「皆、助け合って生きて行こうとしている」「外国人の方達は一生懸命働いている」と言うのでした。

休日に、いくしま農園の体験に3係の皆で来ました。

内定調査も兼ねていそうな感じです。

体験後、沢山の料理を振る舞われる3係の人達。

「ご馳走様になると賄賂になるので後でお支払いします」と言う百目鬼に、「皆さんも大変なのですね」と言う生嶋。

グエンは「ここの野菜は美味しいでしょう」「ふくしま農園大好きなんです」と言います。

饗庭は「正直、グエンさんを騙しているのではと疑っていた」と素直に生嶋に言います。

それに対し「その通り」と言う生嶋。

「いくしま農園」では、生嶋の夫が亡くなってから何かと大変になったのだと言います。

そして「大変だから騙した」とも。

そこへグエンが来て「違うんです」「生嶋さんは悪くない」と言うのです。

饗庭は、グエンは国保税の事はわからないというのに、住民税についてはとても詳しい事に疑問を抱いていました。

グエンは納付義務が誰にあるかを曖昧にして、経営が大変な生嶋にお金を渡していたと言います。

滞納を知らなかったと装っていたのでした。

生嶋の経営が大変な事を知り「私が何とかする」「私が生嶋さんと野菜を守る」と思い、「私が全部考えて、皆にも話した」と言うグエン。

そして「もう国に帰る、そうすれば払わなくて良い」と言うグエンに「それはいけません」と税金から逃げてはいけないとの感じに言う百目鬼。

「もっと早く相談に来て欲しかった」と言う百目鬼に対し、「ではあなた達は何をしてくれるの?」と言う生嶋。

そして、頭を下げ、それでも「税金はきちんとを払って下さい」「私達を信じて下さい」と言う3係。

生嶋は、グエン達の税金の滞納分を使わず、貯めていました。

なので、それで滞納分はきちんと支払われる事となりました。

延滞料は発生するものの「何とか支払う事が出来て良かった」と安堵する3係。

いくしま農園では、実は広大な土地の全てには手が回ってはいませんでした。

そこで、上手く使われていない土地を市民農園として使う事となりました。

グエン達も、日本に残り、いくしま農園で働き続けると言います。

何とか事が解決した頃。

嫌味かのように「皆さんは、とても親切なのですね」と言う1係の日比野に、3係の橘は「1係こそ、外国の方のために何かしてはあげないのですか」と珍しく意見を言い、3係の皆から「なかなかやりますね」と思われていたのでした。

相楽副市長が車に乗ろうとしていた時、饗庭が「一緒に乗せて」と言いに来ます。

拒否する相楽副市長に「同期なんだからいいじゃん」と言う饗庭。

そして、飛び降りてずっと入院している友人に「会いに行っただろ」と怪訝な顔で言う饗庭。

さらに「お前何が目的なんだ」と饗庭は言うのでした…。

今回は、外国人労働者に関する話でした。

労働の担い手として活躍して貰えている外国人労働者ですが、そこには数々の問題がまだまだ山積しているかなと改めて思わされました。

そして、何かと抜け道もあるのも事実だなと感じました。

その抜け道をあらぬ方向で何とか駆使し悪用しようとする人。対して、外国人労働者を守りたいとの思いからなものの結果的に滞納をしてしまう人。

対照となる2組が出てきました。

滞納は勿論いけません。

そして、それを徴収というと、どうしても負の感じの印象になってもしまいます。

ですが、目線を変えれば助けになる事でもあるのです。

それを3係の皆が、今回も奔走し、解決の糸口を見つけていく感じはとても良かったなと思えました。

新人である百目鬼でしたが、段々と3係にも馴染んで来ています。

3係は1係より劣ると捉えられている感じではありますが、3係自体の雰囲気はとても良い感じです。

3係と相対するような1係と、今後どのようになっていくのか、どことなくずっとギスギスした感じでいくのか、反発し合うも上手く認め合いやっていく事が出来るのか、そこも1つの見所かなと思います。

第6話ネタバレ

饗庭(あいば)の財務省時代の同期・奥林の入院先に会いに行った同じく同期の相楽副市長に対し「何で会いに行ったのか」と詰め寄る饗庭。

そして、更に、財務省時代「そもそも何故、あの時、自分(饗庭)が行く前に奥林と屋上にいて、何故に奥林は飛び降りたのか」「何があった」と相楽に迫る饗庭。

ですが、何も語らず去る相楽でした。

偶然その場面を見てしまっていた百目鬼(どうめき)は「相楽副市長と何かあったのか」と心配しますが、「大丈夫」と言う饗庭。

3係

税金滞納者の家宅捜索で押収した物品は「公売」にかけられます。

ですが、先に一般の買いたい人に披露するのだという事でした。

そこに、平凡そうな「ゆで卵器」を気にする人物が。

そして、ネットでの公売に出した途端にそのゆで卵器は100万の入札価格がつき、3係の皆は驚きを隠せません。

そのゆで卵器は以前1係と一緒に家宅捜索した時のものだったとの事。

百目鬼の来る前の事でした。

そのゆで卵器の持ち主は熊川という人物。

その時の家宅捜索で、最後まで渡したがらなかったのが、そのゆで卵器だったのです。

その後、熊川は亡くなり、その時から暫く保管されていたものでした。

熊川の死去により、3人の息子から滞納金を徴収する事に。

ですが、長男・一哉と次男・英二は相続を放棄し、全て三男・弘三の元に。

一哉と英二は税金支払い義務を含む亡き父からの相続を、弘三に全て押し付けていたのでした。

何も分からず相続人となった弘三。

そして、ゆで卵器を競り合っているのは、何故か一哉と英二だったのでした。

弘三の元を訪れる饗庭と百目鬼

弘三に、守秘義務があると言いつつやんわりゆで卵器を何故、長男・次男が競り合っているのかを聞きますがわかりません。

熊川が何故持っていたのかすらわからないのです。

何故なら熊川は卵アレルギーだったから。

そして熊川は、何故か自分の会社を弘三に継がせようとしていたようでしたが、一哉・英二はそれに怒り出て行っていたのでした。

弘三は、父親と自分の分の滞納金がかなりあり、取り敢えず自動車税だけ納付したのですが、多すぎる滞納の事情の為に、それ以上は何も言えない3係。

以前

財務省同期として共に働いていた頃の饗庭と相楽副。

そこに奥林もいます。

「金の使い方は、良い使い方も悪い使い方もある」との話しをしていたのを想い出している饗庭。

3係

第三者納付として滞納分を何故か一哉が払いに来ていました。

弟の弘三が「兄たちとは話したくない」と言っていたのに何故?と思う3係。

そして「兄弟でも守秘義務があるから滞納等については話せない」と伝えると、怒る一哉。

その後3係の皆は「『払いたい』と言い怒る人は珍しい」と食堂で話しています。

そこで饗庭は、狙いがわかったというのです。

あの、ゆで卵器が狙いなのでは…。

でも仮に一哉が納付しても、相続人の弘三の所に戻されるのに、何故そんなにゆで卵器にこだわるのか。

そこでゆで卵器をよく調べると、謎の数字が羅列されていたのでした。

何かの暗証番号かと推理する3係。

それは隠し資産?兄たちはそれを狙っているのか?ですが、もし隠し資産が見つかっても兄たちの元には行かず弘三の元に行くので「弘三さんを助けられるかも」という3係。

そして弘三と共に父の隠したものが無いか探しに行く饗庭と百目鬼。

ですが、仮に何か見つかっても相続税がかかり「結局、税金かよ」という弘三。

そして屋根裏部屋で壁のおかしな剥がれを見つけます。

弘三は兄たちが同時頃に電話して来て「肩代わりする」と言った事を饗庭に話し、その屋根裏部屋に何かあるのでは無いかと勘づいた様子。

3係で係長の橘と話す百目鬼

熊川の家の事を話していました。

そして、饗庭は何故、財務省から3係に来る事となったのか、普通の徴税の仕方と違うのは何故かと気になっている百目鬼。

橘は財務省から饗庭が移って来たのは「友達の為」と。「友達」との言葉に、以前「友達に会って来た」と言った饗庭の言葉を思い出す百目鬼。

飛び降りた奥林の見舞いに来ていた相楽。

勝手に日記を見てしまっています。

付き添いの女性に「何か自分の事が書かれていないかと思った」と言う相楽。

熊川の家の屋根裏部屋に来ている三兄弟と饗庭

やはりそこには金庫が。

たまごアレルギーの父が何故かゆで卵器を持っていたのはおかしいと思い、やはりその為に競り合っていた一哉と英二。

そして金庫を前にし「オヤジの財産は三等分しよう」という弘三。

饗庭に言われ、「これを機に兄弟の関係を昔のように仲良く戻せるのでは」と思い三等分を承諾したのだと言います。

そして、いよいよ金庫と向き合う饗庭・百目鬼と三兄弟。

ゆで卵器に羅列されている数字に合わせダイヤルを回すと金庫は開きますが、何も無い。

落胆する一哉と英二ですが「熊川の財産を三等分する事を忘れたのか」言う饗庭。

「三等分はマイナス分の財産も含まれる」との事。

「騙すつもりだったのか」と怒る一哉と英二。

ですが更に中を良く見てみると、弘三の成人式の時に仲良く三兄弟で撮った写真が。

弘三は怪我をしています。

前日にトラブルを起こし兄たちに迎えに来て貰っていたのでした。

そして、ファイルを見ると三兄弟の仕事やその他の記事がファイリングされていたのです。

「仲が悪くなっていった三兄弟に、又仲良くして欲しくて父親が残したのでは?」という饗庭。

そして「良くも悪くもお金は人間関係を変える」「今回の事で改めて仲良くなるのも良いと思います」 という饗庭でした。

弘三に、特別な青色申告をす勧める百目鬼。

そして、弘三は「兄たちと三等分する事になった」と言います。

饗庭に「友達」の事を聞く百目鬼

「一緒に働く仲間なのだから何でも話して下さい」という百目鬼に、奥林の事を話す饗庭。

饗庭・相楽・奥林の3人は財務省の同期、そして奥林が飛び降りた事を話す饗庭。

飛び降りた時「何故あそこに相楽がいたのかわからない」という饗庭は「何故、奥林がああなったのか知りたい」とも。

そして「又相談させて貰うかも」と言い、去る饗庭でした。

そして、ある日

百目鬼はとある女性とぶつかりますが、何かを思い出しているかの様子でいたのでした…。

今回の話は、きょうだい間による遺産相続の問題でしたね!

遺産相続と言うとプラスになる面が多いのではと思いがちですが、実はマイナス面も多いのです。

それを親の死去と三兄弟の例にそって、何かと暴きつつ、上手い感じにわかりやすく説明も込めた内容になっていました。

はじめは、元から仲の悪い兄弟なのかと思いましたが、実は仲の良かった三兄弟。

父親の生前、父親の会社の事で少しずつぎくしゃくして来ていた様子でしたが、父親が亡くなり遺した負の遺産に、何かと知識のある長男・次男は早々に放棄をし、何もわからない三男に半ば押し付けるかのようにしていまいます。

本当にわからず、負の遺産相続をする事となってしまう三男。

そこでやはり饗庭が何かと気付き、百目鬼や3係の皆と共に打開策を見出していくさまはとても良かったです。

そして、饗庭と相楽副市長と同期で、以前に飛び降りてしまい入院中の奥林。

そこの関係性もやはり気になりました。

その件で、饗庭は1人悩みを抱えている様子。

それを、百目鬼が「一緒に働く仲間」「だから何でも話して」と言い、饗庭も少し心を開き話していたのは、今の良い関係性の饗庭と百目鬼を象徴しているかのようで、良いなと感じました。

第7話ネタバレ

饗庭(あいば)は、財務省時代の元同期、奥村の入院先に来ていました。奥村に「百目鬼(どうめき)という後輩がいてー」と話し掛けています。

付き添いの奥村の母は、奥村の「日記を読んでみる?」と言い、更には「この前は相楽くんも読んでいた」と聞き、それを不審に思う饗庭。

3係

みゆきの市で、還付金の振込ミスが発生していました。

振込作業をしていた庶務係の担当者が入力ミスをしてしまい、昨年度分の控除の還付金約1千万円が、1人の口座に全て入金されてしまったというのでした。

「みゆきの市が注目されてしまう」という3係。

そして、何故かその件を請け負わされる3係の皆は「庶務係が間違えたのに何故3係が担当せねばならないのか」と疑問に思うのでした。

それは何故か。

実は既に返還を求めていたものの、受け取り側が「これはもう自分のもの」と言い返還を断られていた為に3係に回って来た模様。

3係が何かと調べていくと、受け取った市民は、元徴税吏員の羽生という人物という事がわかります。

そして、羽生は、以前に百目鬼の母親の所が家宅捜索された時の担当でもありました。

羽生の元を訪ねる饗庭と百目鬼。

羽生は以前に百目鬼とぶつかっていて、百目鬼が見覚えがあると思った人と同一人物でした。

そして、羽生に改めて対面する百目鬼。

百目鬼に気付き喜ぶ羽生でしたが、百目鬼が徴税吏員とわかると態度は一変。

饗庭は「このままだと滞納処分を受ける事になる」と羽生に伝えます。

羽生には他にも住民税の滞納があり、それは一先ず納付すると言う羽生でした。

そして還付金の話しになると、やはり「還付金を返すつもりは無い」と言うのです。

饗庭は「還付金を返さないと口座差し押さえの可能性もある」と話すと、羽生は「市長と話したい」との条件を突きつけるのでした。

3係。

羽生は、以前3係にいて、その時にはとても仕事が出来たのですが、父親がからだを悪くし仕事を辞めたとされていました。

ですが後に「父親が滞納していたから辞めたのではないか」という噂が立っていたのでした。

「やはり羽生には何か秘密があったのでは」「還付金を返還しないのも何か理由があるのでは無いか」と心配し、それを突き止めようとする饗庭と百目鬼。

そしてその秘密とは、以前3係にいた時に、羽生が特定の滞納者の徴税禁止リストを作っており、そのリスト作成は上からの指示があっていしていた事で、羽生は父親が滞納していた事により脅されていてリストの作成をしていたのでした。

そんな時に父親がからだを壊し仕事を辞めていたのでした。

そして、その指示を出していた大元は何と市長らしい…。なので「市長に会いたい」と羽生は言っていたのでした。

話しが大き過ぎ、困惑する3係。

橘と饗庭、百目鬼は、橘の元上司である人物に会います。

そして「あなたも羽生さんに指示を出していたのか」と聞く饗庭。

元上司は否定はしませんが「調べても無駄だ」と。

ですがそんな元上司の言葉に反し、更に調べをすすめる饗庭と百目鬼。

百目鬼は、子供の頃に辛い思いをしていた時、羽生に優しくされた事を思い出していました。

そして、饗庭に何かを頼む百目鬼。

羽生の家に行く饗庭と百目鬼。

そして、饗庭は百目鬼に話しをさせます。

百目鬼は「徴税禁止リストの事はわからない」「でも市長にも会わせられない」と言います。

ですが「私は、羽生さんの事を止めたい」とも言う百目鬼でした。

思い出の地で話しをしている百目鬼と羽生。

子供の頃に「税金は、誰かを助ける為のお金」「だから誰かを頼って」と羽生から言われ救われた百目鬼は、「だから、羽生さんも助けを求めて欲しい」と羽生に言います。

相楽副市長に会いに行く饗庭と百目鬼

相楽は、この還付金の一件を気にしていたようでしたが「徴税禁止リストの事は何も無いし、わからない」。

「無いものには何も出来ない」と言いますが、「もし見付けたら調査してくれるんだな」と相楽に対して言う饗庭でした。

そして、還付金は、羽生の元から無事返還されました。

市長も誤送金を皆に謝りに来ます。

羽生は「あのリストには、市長だけでなく、相楽グループも関わっていた」と、饗庭と百目鬼に話していました。

相楽グループとは、副市長である相楽も関係があります。

今後も、その件を更に追求していこうと決める饗庭たちでした…。

第8話ネタバレ

饗庭と百目鬼はクラブに来ていました。

滞納者の19歳の女性・星野のバイト先がそのクラブだったのでした。

ノリよく振る舞う饗庭。

そして、星野と話しをする饗庭と百目鬼。

学生の星野でしたが成人していてそこそこ稼いでいる為に払わないといけない…と。

ですが、星野は逆に「払わなくて良い方法があると友達が言っていたから、それを教えて」と言うのでした。

それに反応した百目鬼は「その話しを詳しく教えて下さい」と逆に言うのでした。

3係でも、星野の話題に

4ヶ月前、中学生時代の同級生の男性・若月と会った星野。

若月はとある徴税吏員に会っていたらしく「「もう払わなくて良くなった」と言われた」と言っていたのでした。

饗庭たちが何かと若月について調べていくと、何と担当は3係の加茂原でした。

ですが、加茂原は「そんな事は何も知らない」と。若月が話していたのはスーツの男性らしかったのですが、その雰囲気は加茂原では無さそうでした。

書類にあった加茂原の名は嘘の記録だった可能性が。誰がそんな事をしたかを突き止めようとする3係。


若月の勤務先は、相楽グループの関連会社。相楽グループとは、相楽副市長の父親の会社。

徴税禁止リストとやはり何か関係あるのかと不信感を抱く饗庭と百目鬼。

若月は丁度、市役所に来ていて、饗庭と百目鬼は話しを聞きます。

「担当の人から税金を払う必要は無い」と言われたと言う若月。

ですが「担当者が誰かは言えない」という若月なのでした。

3係では「若月の担当は大物か、そういう人物が関わっているのでは?」との話し合いになっています。

そこへ星野が窓口に来ます。

納税相談に来たのでした。

星野に若月の担当やその他の事を聞く饗庭と百目鬼。

ですが、余り覚えていないという星野。

そんな頃

若月は会社でいじめのような感じの扱いを受けてしまっていました…。

そして、その夜、若月は、3係の鷺沼(さぎぬま)と会っていました…。

3係

星野が若月に会ったのは8月、その時の事を更に調べる饗庭と百目鬼。

そんな中、饗庭と百目鬼は1係の日比野に呼び出されます。

そして、饗庭と百目鬼が調べている事に対し、日比野から「何をしているのか」と問いただされますが、饗庭は「3係は成績が悪いから他の係を見習わないといけないと思い勉強している」と誤魔化します。

日比野は「仲間を疑うような事はやめるように」「私たちはただの公務員」と言うのでした。

日比野は以前、相楽副市長と、徴税禁止リストについての話しをしていて、相楽に協力するという感じに意味深に言っていました。

今回の事とも何か関係があるのかどうか…。

若月に又会っている饗庭と百目鬼。

若月は、親を亡くし、祖父の介護をしながら働いていたのですが、そういう事もありなかなか正社員として働くのが難しいという状況。

その為に、会社での立場も色々と難しく大変な面もある様子でした。

そして、「若月の担当は鷺沼」だと言う饗庭でした。

鷺沼に饗庭と百目鬼は話しを聞く事にします。

やはり若月の担当は鵜沼でした。

鷺沼と若月は、ご近所同士で知り合い。

鷺沼は、生活に苦しい若を見るに見かねてお金を渡し、急場を凌いでいたのでした。

そして、税金を払わなくて済む停止処分の方法を考えていました。

鵜沼はその時に、徴税禁止リストの事を知ったと言うのです。

若月を徴税禁止リストに入れると上から言われ、そのかわりに今後は徴税禁止リストの仕事をするようにと秘密裏に言われてしまった鷺沼。

そして鷺沼は若月には嘘をつき「払わなくて良い措置をしたから大丈夫」と言ってあったのでした。

徴税禁止リストにはやはり、上の者も関わっていたのでした。

鷺沼も、実は裏で、徴税禁止リストの事を調べていました。

それは、若月を助けたかったから。

饗庭と百目鬼に「リストについては全て話す」という鷺沼。

饗庭は、鷺沼の若月を思う気持ちを汲みながらも、やはりやってはいけなかった事だと言い「俺たちがリストについて調べなければ秘密にしたままにしておくつもりだったのでしょう」と鷺沼を問いただします。

そして更に鷺沼に詰め寄る饗庭でした。

鷺沼から渡された徴税禁止リストを、相楽副市長に渡す饗庭と百目鬼。

ですが「どうしてこれが本物だと言えるのか?」という相楽。

そこへ1係の日比野が来て、若月が働いていたエスジーアイクリーンサービスという会社を調べていたと言います。

「調べが入る会社の載ったリストに意味は無い」、更には「眉唾ものの怪文書には付き合う気は無い」という相楽。

若月に、ヤングケアラーについて話をしに行っていた3係の増野。

そのおかげで若月は何かとケアが受けられるようになるという事になりました。

鷺沼は、退職願を出し、辞める事を決意。

ですが饗庭は、まだ相楽がそのリストを認めていないのだから「鷺沼が辞める理由は無い」と言います。

「ケジメの問題」という鷺沼に対し、「それなら、リストについて一番知っているのは鷺沼まさんなのだから、一緒に調べて下さい」「一緒に戦って下さい」という饗庭でした。

この件により、更に団結する3係。

そして若月はというと、新たな会社で頑張ると決めたと言います。

相楽は、意味深に饗庭と百目鬼たちを見ながら、どうやら父親に電話をして話しをしています。

父親から「財務省時代の同期(饗庭)が何かを嗅ぎ回っているようだが」「それは問題ないのか」と言われる相楽でした…。

第9話ネタバレ

3係の係長・橘は、とある床屋へ来ていました。

そこへ、饗庭(あいば)と百目鬼(どうめき)も来ます。

「偶然だね」と橘は苦笑しますが、実は有休を使い敢えてその床屋へ来ていた様子でした。

そして、饗庭と百目鬼が来ていた事にも何か理由があった様子です。

その前日。

徴税禁止リストについて調べている3係。

ですが、徴税禁止リストに関わりを持った事があり詳しい鷺沼がログインしようとしても出来なくなってしまっていました。

パスワード等が変えられた模様です。

困り果てる中ででも、どうしたら徴税禁止リストの存在を上に認めさせる事が出来るかを思案する3係。

そして、話は床屋へ戻ります。

床屋では、税金の滞納がありましたが「つい忘れてしまった」と謝られてしまいます。

「大丈夫ですよ」と言う饗庭たち。

そして、床屋の主人は、馴染みの橘に「そういえば、滞納といえば、相楽グループの所に差し押さえしようとしたんだって?」「お客さん達が噂していた」との話しをします。

床屋のある「みゆきの商店街」は、人通りも少なく、滞納の店も多い所。

そして、何か相楽グループと関連がありそうです。
相楽副市長と話している1係の日比野。

「捜査は順調ですか」と問う相楽に「ええ、大丈夫です」と答える日比野。

そして、日比野は「リストに載った企業を調査して良かったのですか」と相楽に聞いていたのでした。

やはり、相楽は、徴税禁止リストの存在を知っている様子でした。

みゆきの商店街の自治会長・守谷も、税金の滞納をしている様子でした。

守谷の元へ赴く饗庭と百目鬼。

守谷は「自治会長なのに情けない」「取引先の価格等の影響で大変になった」と話します。

そこには相楽グループの関連があるとも話す守谷。

「みゆきの商店街は、相楽グループのお陰でもっている」「その為には市長に当選して貰わないと困る」と意味深な事を守谷は言います。

そこへ、守谷の娘が来ます。

意味深な事を話す父親・守谷に対し「しっかりして」と言う娘。

何かありそうです。

3係では、相楽グループの中で、とある気になる所を見付けていました。

そこは、最近になり、徴税禁止リストから外されたのでは無いかと思われる「サガラトノサキ製作所」という所でした。

その会社に赴く饗庭と百目鬼。

2億程も滞納があるのでは?という会社ですが、「何故うちが?」と、知らん顔をするサガラトノサキ製作所の代表。

その態度に怒りを隠せない百目鬼でした。

ですが、納税課の課長から「サガラトノサキ製作所へは勝手に手を出さないように」と釘を刺されてしまいます。

相楽グループからクレームが入ったからとの事。「今は事を荒立てないで」と言う課長に対し、更に怒りのおさまらない百目鬼。

そして、3係内では「きっとサガラトノサキも、気付いたら徴税禁止リスト入りをしていて納付済扱いになるのだろう」と推測していました。

そして、3係の皆に、相楽グループの代表が実は百目鬼の父親だという事が知られます。

隠していた訳では無い百目鬼でしたが「母親の元再婚相手」だと素直に話します。

ですが「お葬式にも来なかった人」と他人のような扱いをする百目鬼でした。

入院中の、饗庭の財務省時代の同僚・奥林の所へお見舞いに来ている饗庭。

母親に「日記を見せてくれませんか」と頼みます。

母親も「息子も良いと言うと思います」と、日記を見せてくれそうな様子です。

みゆきの市長は、相楽グループ代表の相楽から呼び出しをされていました。

そして、息子の相楽副市長とも話しをする父親である相楽グループの代表の相楽は「もう手は打ってある」と意味深に言っています。

みゆきの商店街では、お祭りが開かれています。

手伝いに来ている3係。

1係の日比野もいます。

そこに、自治会長の娘も来ていますが、相楽グループの者と話しをしている様子です。

それを見た饗庭たちは、自治会長の娘が相楽グループと何をしているのかといぶかしげに様子を見ているのでした。

そのお祭りの会場に、サガラトノサキ製作所の代表が来ます。

商店街の人達は、過剰かと思われる程のもてなしをしているのでした…。

百目鬼は、改めてやはりサガラトノサキ製作所を調べ直せないかと憤っています。

それを商店街の人達が妨げようとします。

「見逃してくれ」と…。何故かサガラトノサキ製作所が調べられている事を知っていたのでした。

何故それを知っているのかと問う3係ですが、商店街の人達は誤魔化すのでした。

やはり相楽グループとは繋がりが深くあるかと思われる商店街。

そこへ、自治会長の娘が来ます。

娘は、商店街を無くし、秘密裏にショッピングセンターの誘致をしていたのでした。

そして「相楽グループは商店街は要らないと思っている」と言うのでした。

「裏切ったのか」と言う自治会長や商店街の人達。

ですが、それは違いました。

「商店街の救済手段を模索していた」と娘の代弁をする饗庭。

相楽グループに頼らずとも何とかならないかと、娘は思案していたのでした。

そして、3係は、商店街の人達にある提案をします。

相楽グループにはもう頼らなくとも自分たちの力で何とか出来る道です。

「クラウドファンディングにより、たて直しませんか」と。

そして、その説明を聞き、プランを受け入れてくれた商店街の人達でした。

それにより、ショッピングセンターの話しも無しに…という事に。

そして、商店街の問題は良い方に向かいそうとの決着がつきました。

3係に相楽副市長が来ていました。

そして、饗庭と百目鬼と話をし、どれだけ相楽グループの力が強いかを見せ付けるかのように話しをする相楽副市長。

そして、相楽グループには、市のみならず、国にも影響力を持つ人物が関わっているのでは?と疑念を持つ饗庭。

その事が、奥林の日記には書かれている様子でした。

そして、何らかの形でやはり相楽副市長も関わりがある様子なのでした…。

第10話(最終回)ネタバレ

屋上では、饗庭と相楽副市長、百目鬼が話しをしています。

相楽は「徴税禁止リストについて調べる為にみゆきの市に来た」と。

それに対し「奥林が徴税禁止リストの件に関わっていた事を知っていたのか」「徴税禁止リストの存在をやはり知っていたのか!」と詰め寄る饗庭。

相楽は、自分の父親である相楽グループ代表が徴税禁止リストについて関与を調べていた事を認め、更には市長や大物の関与もある筈だろうと話します。

更には饗庭と相楽の財務省時代の同期の「奥林が関与していた」とも。

奥林の関与により、市だけでは無く国の関与もあった事となります。

相楽がそれを知ったのは、奥林が飛び降りてしまう直前の事。

相楽は、父親を責める前に、先ず、関与している奥林だけでも止められないかと考えましたが、その矢先に思い詰めた奥林が飛び降りてしまったのでした。

飛び降りる直前、饗庭と相楽に連絡をしていた奥林。

一足先に相楽が屋上に着き、その後に饗庭が来たのでした。

そして、その直後、奥林は飛び降りてしまいました。

何もかもを知っていた相楽は、饗庭にはその事は話せないままいましたが、秘密裏に調べる為にみゆきの市に入り込もうと、出向という形で副市長になったのでした。饗庭が財務省を辞めた理由も同じくでした。

そして、相楽は饗庭に「謝らなければならない」と。

更には「奥林が不正に関与していた事も隠していたのは、饗庭に不審がられ嫌われるのが怖かったから、言えなかった」と話すのでした。

相楽が奥林の入院している病院に以前行っていたのは、奥林の日記に何か書かれていないか・母親が何か聞いていないか、相楽なりに調べる為だったのでした。

相楽のしていた事は、全てみゆきの市の為、奥林の為。

そして饗庭たちへの裏切りどころか、表向きはそう見せ裏では確実な事を調べあげようとしている同士だったのでした。

饗庭は、そんな相楽に「奥林へのお見舞いは「友達として」普通に行けば良いんだよ」と優しく言うのでした。

そして、百目鬼には気になっている事がありました。

「何故、調べ、公表しようとするのが「今」なのか」と。

3係では、以前のサガラトノサキ製作所の件も含め、話し合いが行われていました。

サガラトノサキ製作所に調査が入ったのは、相楽副市長がわざとリストから外し、それにより滞納が明らかになり、それを3係が知れば必ず調査すると踏んだから、という事を相楽副市長と饗庭が説明しています。

納得する3係の人たち。

ですがその目論見も外れ、相楽グループに先手を打たれ上手くはいかなかった、という隠れた経緯があったのでした。

ですが何かと駆使して色々と調査に入れるようにしていきたいと話す3係と相楽。

相手は相楽グループだけでなく、市であり国でもあります。

そんな大敵に立ち向かえるのか。

ですが皆は協力し、何とか闇を暴こうと誓いあいます。

百目鬼は、饗庭に、相楽に対し「副市長は、父親の不正を暴くなんて大丈夫なのか」と心配気味。

「やはり兄だから気になるよね」という饗庭に対し「そんなんじゃありません」という百目鬼でしたが、やはり気にはなっている様子。

それに対し「相楽なら大丈夫」と、改めて言ってあげる饗庭。

相楽グループに捜索の令状が出ました。

3係では、今後について話し合いをしています。

今迄の不正で滞納に当たる額は何と45億円。

3係は本社だけに集中し、他の施設等は別の係が…となる様子。綿密に計画を練る3係。

そして、この一連の事には「相楽副市長が関わっているけれど、本当に信用出来るのか」という3係の人たち。

饗庭は「お気持ちはわかります」「ですが、今回はどうかお願いします」と頭を下げます。

相楽を信頼しての事でした。

いよいよ相楽グループに調査が入ります。

饗庭と百目鬼、橘は相楽グループ代表のもとへ。

他の人たちはそれぞれに捜索を。

相楽グループ代表に概ねの事を伝えると「そんな事をしたのは息子(相楽副市長)だろう」と勘ぐります。

更に、かつて百目鬼の母親の再婚相手であった相楽グループ代表は、疎遠であるといえど百目鬼は娘でもあります。

その百目鬼に「久しぶり」「大きくなった」と柔らかく言います。

ですが、そんな事では揺るがない百目鬼。

饗庭も百目鬼に同意します。

それに対し「相楽副市長が何を言ったか知らないが、証拠はあるのか」「善良な市民を調べあげ、何も出なかったらどうする」と余裕な態度の相楽グループ代表。

そして、3係がくまなく調べても何も出て来ない…と、そう思った矢先。

社員のとある人物が不審な動きをしている事に気付き、それを追う3係。

その人物は逃げようとしますが、3係が社屋に入る前に車で逃げられないようにしていたタイヤロックが功を奏し、その怪しい動きの人物は逃げる事が出来ません。

「中に証拠でもあるのか」と車を調べる3係。

ですが何も出ては来ません。

が、カーナビに目をつると、そこには最近も行った履歴のある別荘が載っていました。

そこに内密のものを隠していた相楽グループ。

隠し通そうとする相楽グループ代表でしたが、既にその別荘には1係の日比野たちが向かっていました。

日比野はこれ迄、怪しい動きをしていたかのようにも思えましたが、相楽と同様、相楽グループの闇を暴きたく共に秘密裏に動いていたのでした。

そして饗庭は、相楽グループ代表に対し「これであなたも滞納者」そう強く伝えます。

ですがそれに対し「みゆきの市が潤うようになったのは相楽グループのお陰」「税金なんてバカバカしい」と開き直る相楽グループ代表。

「みゆきの市民を救っているのは、私なんだ」とまで言い張ります。

それに対し百目鬼は「あなたの功績はわかります」「ですが税金は公正公平に支払わなければなりません」と憤る百目鬼。

半ば馬鹿にし、まだ反論しようとする相楽グループ代表でしたが、そこへ相楽が、3係の皆と共に来ます。

息子ながらも「あなたの不正を暴く為にこれ迄やって来た」という相楽。

そして「下には国税局も来ている」と伝える相楽でした。

その上で饗庭は「私たちはあなたが困っているのなら助けたい」「助けて欲しいと言って欲しい」と伝えるのでした。

「市民を助けるのは当たり前」と。

そして、不正に関わった人たちは逮捕される事となります。

饗庭と相楽は、奥林のお見舞いに来ています。

「みゆきの市はこれからが大変」と。

相楽は、出向期間がまだ残っているものの、父親が逮捕されさすがにみゆきの市には残れないからと財務省に戻るようです。

饗庭は変わらず、みゆきの市で徴税吏員を続けていく様子。

そして、眠り続ける奥林に話す2人。

「本当に申し訳無かった、許してくれ」と奥林に話す相楽に対し「許さない」と言う饗庭。

それは「財務省に戻り、今後もきちんとしていってくれないと許さない」という饗庭なりのエールのようでした。

そして「いつか気が向いたら、みゆきの市に戻って来い」とも。

そして、病室に戻ってきた奥林の母親から「どうも有難うございました」と頭を下げられる2人でした。

そして…奥林の動かない筈の指が僅かに動き、もしかすると良い兆候かもしれないという気配も見られるのでした。

そして…3係では、クリスマスを楽しめた事の無いという百目鬼の為に、サプライズクリスマスパーティーが行われる事に。

皆で楽しみ、より結束も深まるのでした。

屋上で休憩しながら話す饗庭と百目鬼。

「色々あったものの徴税吏員になって良かった」という饗庭。

先に立ち去る百目鬼の背中越しに「ありがとう、百目鬼ちゃん」という饗庭でした。

3係には日常が戻っていました。

今日も税金の為に奮闘しています。

滞納者が「払えない」と怒り窓口に来て、話しを聞き応対する饗庭と百目鬼。

そして理不尽な事に対しても毅然と「公務員舐めないで下さいね」と…。

今回が最終回という事で、何かと様々なことが解明される回となりました。

まず、徴税禁止リストはやはり存在し、そこには重要な人たちの関わりがやはりありました。

ですが疑われもしていた相楽副市長は、それを調べている側でした。

3係の人たちたちと志は実は同じだったのでした。

奥林もどう携わっていたかも解り、何故に饗庭や相楽副市長がみゆきの市役所に来たのかも解りました。

全て解明され、スッキリする展開ともなり、とても良かったと思います。

これ迄、裏がある悪役かもと見せかけていた相楽も辛かったとは思います。

ですが誤解もとけ、饗庭とも何かと話しも出来たのは本当に良かったと思えました。

そして、相楽は財務省へ戻り、饗庭は市役所に残りました。

それぞれ道は違いますが、志は同じなのだろうと思わされる描かれ方も良かったです。

庭と百目鬼も、今後も良い関係性であろうと思わされる終わり方はとても良かったです。

全体的に、とても楽しめる良いドラマだったと思えました。

ゼイチョー払えないにはワケがある最終回結末を予想!

ではドラマ版の最終回はどのような結末を迎えるのでしょうか。

最終回の結末を予想していきます。

漫画では注目されていた「兄妹関係」がなくなるので、「蒼一郎の過去」に注目していくのではないか、と考えられます。

財務省をやめ、徴税吏員になった経緯がある蒼一郎。

仕事が出来、エリートの蒼一郎がなぜ財務省をやめることになったのか。

考えられる理由

  • 財務省に対し不満があった?
  • 大きな内部の秘密を知ってしまった?
  • 大きなミスを犯した?
  • 誰かの罪を被った?

あくまでも個人の考察ですが、上記のような理由があるのでは?と考えています。

そして結末では、そのが解き明かされるのでは…!?

漫画版ではハッピーエンドだったように、最終回はドラマ版でもハッピーエンドなのでは、と考えます。

最終回予想

今後も、饗庭、百目鬼はじめ3係の皆が、共に協力し合い、税金滞納の徴収をしていくのだと思います。

3係の皆の関係性の良さ。それはとても良いですし、変わらずいて欲しいし、変わらないかなと感じています♪

相楽副市長と百目鬼との関係性

相楽副市長と百目鬼は訳ありな感じの義理の兄。

今回、相楽副市長に元義妹・百目鬼が抗議に行きますが、その時に「変わらないな」と相楽副市長は言います。

百目鬼は、昔から真面目で一生懸命な性格だったんですよね。

共に百目鬼は、相楽副市長に対し余り良い感情は抱いていないのかなと思いますが、相良副市長は百目鬼にどのような思いを抱いているのか気になります。

でも、この義理の兄妹は反発しているようでいて、実は最終的には何らかの形で妹・百目鬼を、そして3係の事を相楽副市長が救うのかなとも思えています。

饗庭と相楽副市長

この二人も実は何かと深い仲で気になりますし、4話の最後は饗庭が意味深な感じだったんですよね。

何かを悟ったかのような、何かを目論んで何かしようとしているというような・・・!

2人の目の前で飛び降りてしまった友人は、岡林でした。

饗庭は、岡林が屋上から飛び降りてしまった時に居合わせてしまっています。

そして、先に屋上に岡林といたのは現副市長である相楽。

何故に相楽はそこにいたのか?岡林と何があったのか?何を話していたのか?

何かがあったのだろうと気に掛かる饗庭。

このあたりもだんだんと解明されていきそうですね!

饗庭は何故3係に来たのか?

饗庭は何故3係に来たのか?財務省で何があったのか?

きっと何らかの形で岡林の件も関わっていると思えるような展開になっていますね!

この事も今後の核となり、少しずつ解明されていくのかと思います。

6話の最後に百目鬼が街中でぶつかってしまった女性の存在も、今後のキーになって来そうですね!

ゼイチョー原作ネタバレとドラマ最終回結末まで考察のまとめ

日本テレビドラマ「ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある」について、原作漫画のネタバレと、ドラマ最終回結末までの考察をご紹介しました。

漫画のネタバレは「兄妹関係」についてでした。

しかし、主人公が漫画とドラマで異なることから、ドラマではまた違ったストーリーになりそうですよね。

ネタバレのないドラマの最終回も気になります。

2023年10月14日スタートの日本テレビドラマ「ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある」が楽しみですね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次