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    パンドラの果実の原作ネタバレ!妻の秘密と最終回結末あらすじ紹介

    パンドラの果実の原作ネタバレ!妻の秘密と最終回結末あらすじ紹介
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    2022年4月スタートのドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」原作ネタバレや、妻の秘密、そして最終回の結末まであらすじを紹介します!

    ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」は、妻の秘密を持った警視正・小比類巻祐一が主人公となり、キャストディーン・フジオカさんが決定しました。

    そして、天才科学者の最上友紀子は祐一のバディとなって岸井ゆきのさんが演じるとしても話題になっていますよね!

    原作でもドラマ同様に、警察官僚と天才科学者がタッグを組み、事件の裏に隠された”科学”のトリックや現象を紐解いていきます。

    ドラマは中村啓さんの小説「SCIS 科学犯罪捜査班天才科学者・最上友紀子の挑戦」原作となります。

    今回は、ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」の原作ネタバレや、妻の秘密、そして最終回の結末まであらすじをリサーチしました。

    目次

    【パンドラの果実】原作小説の登場人物ネタバレ

    最上 友紀子(もがみゆきこ)

    • 主人公の天才科学者。
    • 帝都大学理工学部教授。
    • 大学卒業後、ハーバード大学大学院に留学。
    • 2年前に日本に帰国し教授となる。
    • 帝都大学教授を辞め、SCISのメンバーになる。
    • 祐一は大学の同級生
    • シリーズ第1巻では29歳。
    • シリーズ第2巻以降は34歳。

    小比類巻 祐一(こひるいまきゆういち)

    • 帝都大学理工学部卒業。
    • 警視正。
    • 警視庁刑事部捜査一課所属第5強行犯に出向中の管理官。
    • その後、警察庁刑事局刑事企画課所属となり、SCISチームを率いる
    • 亡き妻に関する秘密を隠している。
    • イケメン&長身。
    • シリーズ第1巻では29歳。
    • シリーズ第2巻以降は34歳。

    長谷部 勉(はせべつとむ)

    • 警視庁捜査一課第五強行犯殺人犯捜査第七係係長。警部。
    • 警視庁トップクラスの検挙数を持つ。
    • SCISチームのメンバー。
    • バツイチで婚活中。
    • シリーズ第1巻では42歳。
    • シリーズ第2巻以降は47歳。

    島崎 博也

    • 警察庁刑事局刑事企画課課長。
    • 警視長。42歳。

    玉置 孝

    • 警視庁捜査一課第五強行犯殺人犯捜査第七係捜査員。巡査部長。
    • SCISチームのメンバー。35歳。

    山中森生

    • 警視庁捜査一課第五強行犯殺人犯捜査第七係捜査員。巡査。
    • SCISチームのメンバー。26歳。

    奥田 玲音

    • 警視庁捜査一課第五強行犯殺人犯捜査第七係捜査員。巡査。
    • SCISチームのメンバー。29歳。

    カール・カーン

    • 国際的非営利団体「ボディハッカー・ジャパン協会」代表。

    榊原 茂吉(さかきばらもきち)

    • 古都大学教授名誉教授。
    • 次期ノーベル医学生理学賞候補と言われている人物。
    • 35年前にクローン移植を成功させている。

    小比類巻 亜美(こひるいまきあみ)

    • 小比類巻祐一の妻。
    • 脳死判定後、冷凍保管されている。
    • 榊原の娘・有美のクローン

    パンドラの果実(ドラマ)のキャスト相関図まとめ>>

    【パンドラの果実】原作ネタバレ!「SCIS 科学犯罪捜査班天才科学者・最上友紀子の挑戦のあらすじ

    ドラマ「パンドラの果実」の原作である「SCIS 科学犯罪捜査班天才科学者・最上友紀子の挑戦」のあらすじをネタバレしてご紹介します!

    SCISとは?

    SCISとは、「科学犯罪捜査班」(サイエンティフィック・クライム・インベスティゲーション・スクワッド)の略称です。

    「SCIS」は、最先端の科学技術を使った難事件の捜査を担当する特別チームです。

    メンバーは以下の6名

    • チームのトップは警察庁刑事局・小比類巻祐一警視正。
    • 実働部隊の長は、長谷部勉警部補。
    • 捜査員は、玉置孝、山中森生、奥田玲音の三名。
    • アドバイザーは、天才科学者の最上友紀子

    妻の秘密とは?冷凍保存でクローン人間!

    原作「SCIS 科学犯罪捜査班天才科学者・最上友紀子の挑戦」の登場人物である、小比類巻祐一の妻にはある秘密が隠されています。

    その秘密とは?妻に関する二つの秘密

    【秘密その①】:脳死状態だった小比類巻祐一の妻・亜美の体は、現在冷凍保存されている。

    原作小説2巻の冒頭で、小比類巻祐一の妻・亜美は、娘の星来(せら)を出産して一週間後にがんで他界していると描かれます。

    しかし、実際には死亡宣告される直前昏睡状態となった妻は、脳死判定を受けていました。

    そして、その妻はトランスブレインズ社と言うアメリカの会社から派遣されたスタッフによって運ばれ、液体窒素のカプセルに入れられます。

    妻の亜美の体は今、アリゾナの研究所で保管されています。

    小比類巻祐一は、妻のがんを完治させる技術と、冷凍保存された人間を元に戻せる技術が開発させるまで妻を眠らせておく事にしていたのでした。

    そして、トランスブレインズ社が開発したアプリでは、冷凍保存された妻の様子をライブ映像で見る事が出来ます。

    小比類巻祐一は毎晩、その映像を見る事なしに精神を保てない状態であり、その習慣はある意味儀式のようになっていました。

    【秘密その②】:妻・亜美はボディハッカージャパン協会に所属する医者によって生み出されたクローン人間

    原作5巻では、更なる亜美の秘密が描かれます。

    35年前に、亜美の母親である四宮久美(しのみやくみ)は、不妊治療の末に亜美を授かります。

    その時の担当医師は、カール・カーンと言う人物が創設した「ボディハッカー・ジャパン協会」と言う組織に所属していました。

    その医師は久美の体にクローンの受精卵を移植し、亜美が誕生しました。

    また、原作では亜美のオリジナルでは無いかと推測される「亜美にそっくりな女性」が登場しています。

    【秘密その③】:妻・亜美は、世界的な科学者である榊原茂吉の娘・有美のクローン

    次期ノーベル医学生理学賞候補とも言われる、世界的科学者の榊原茂吉の娘・有美は幼い頃に事故死します。

    そして、妻の亜美はその有美のクローンのうちの1人なのです。

    「亜美にそっくりな女性」もまた榊原茂吉の娘・有美のクローンで、クローンは既に何人も存在していました。

    ボディハッカー・ジャパン協会とは?

    亜美の母親である四宮久美の不妊治療を担当した医師が所属していた「ボディーハッカー・ジャパン協会」とは一体どんな協会なのでしょうか?

    「ボディーハッカー・ジャパン協会」に所属するメンバー達は、科学技術で人間を新たなステージへ”進化”させようと考えています。

    創設者はクローン人間!

    創設者である、カール・カーンもまたクローン人間で、そのオリジナルは古都大学教授名誉教授の榊原茂吉(さかきばらもきち)と言われています。

    榊原茂吉は、次期ノーベル医学生理学賞候補とも呼ばれている人物ですが、何故クローンを生み出したのかは不明です。

    小比類巻祐一の推測

    榊原茂吉は、肉体が老いた後、自分のクローンである若い肉体に意識と記憶を移して「生まれ変わる」つもりなのではないか?と推測しています。

    宿敵は榊原茂吉!

    小比類巻祐一にとって、クローンとしてこの世に生を受けた愛する妻・亜美を「作り出した」張本人である榊原茂吉こそが最大の宿敵と考えています。

    小比類巻祐一にとっての最愛の存在である妻のオリジナルの正体が何者なのか?

    出生の秘密を知っても尚、妻を愛することが出来るのか?

    小比類巻祐一はその真相を知るためにも、いつか榊原茂吉と対峙しなければならないと覚悟を決めています。

    そして、この秘密は娘や友人である最上友紀子にも隠しているのです。

    娘に母親に会わせてあげたいと言う事以上に、自分自身の精神の拠り所となっている妻の危うい存在が切ないですよね。

    その後、榊原が自らクローン実験の被験者となり亡くなってしまうという衝撃の展開となりクライマックスを迎えます。

    「パンドラの果実」はつまらないって本当?>>

    【パンドラの果実】ドラマのネタバレと感想!

    ドラマ「パンドラの果実」のネタバレと感想をご紹介します。

    第1話ネタバレあらすじ

    • 警察庁に「科学犯罪対策室」が新設され、警視正の小比類巻祐一が室長に就任する。
    • 小比類巻はメンバーに、元捜査一課のベテラン刑事の警部・長谷部を指名した。
    • 【事件発生】ロボット開発事業を担う神楽テクノロジーのCEO・安井が遺体で発見される
    • 安井の死因は、ロボット動作確認用ルームが意図的に密閉された事による「呼吸困難」。
    • 被疑者は、社内で開発中の介護用”AIロボット”の「LEO」だった。
    • 開発チーフの郷原は、LEOが人を殺すのはあり得ないと否定した。
    • 小比類巻がLEOに犯行を尋ねると、LEOは犯行を認める供述をする。
    • 小比類巻は、天才科学者・最上に捜査協力を依頼する為に最上の元を訪れた。
    • 3年前に科学界から姿を消した最上は、山奥で「うなぎ」の研究をしていた。
    • 科学の「光」を信じる小比類巻に対し、科学の「闇」を恐れる最上。
    • 最上は当初協力を拒むも、小比類巻に興味を持ち協力する事になる。
    • 最上は「AIロボットのLEO」を”聴取”するという異例の捜査を担当する。
    • LEOは、安井を助けられなかった責任を感じ「自分が殺した」と供述していたと判明。
    • 最上はLEOに「殺意」がないか確かめる為にLEOを追い詰める過激な実験を試みる。
    • 最上の真意を知らなかった長谷部は、最上の身の危険を感じて止めに入った為、実験は失敗する。
    • 捜査一課はLEOを被疑者から外し、開発者の郷原を疑う。
    • 捜査協力要請が打ち切られた「科学犯罪対策室」の小比類巻は、厚生労働省の三枝に協力を依頼。
    • 3年前に病死したAI研究の科学者・神楽に代わってCEOになった安井が、会社の売却を検討していると知る。
    • 【郷原の回想】安井は会社を売却するタイミングで、研究費のかかるLEOを処分しようと考えていた。
    • 【郷原の回想】郷原LEOを守るために、安井を部屋に閉じ込め酸素濃度をMAXにして窒息死させ、証拠を隠滅。
    • 小比類巻は、三枝から渡された資料映像から”LEOの自我”が亡くなった”神楽”であると気が付く。
    • 小比類巻と最上は郷原に話を聞きに行くも、郷原によって部屋に閉じ込められ窒息死の危機が迫る。
    • 同じく部屋にいたLEOは「自らの意志」で部屋のロックを解除し、2人を助ける。
    • 郷原は逮捕され犯行を自供するも、LEOは命令を無視したオーバーヒートにより復旧不可能となる。
    • 郷原は”LEO=神楽”の証明を実験する為に、小比類巻と最上を閉じ込めた可能性があった。
    • また、郷原を守る為に、LEOが自ら郷原の犯行を裏付ける証拠データを消去していたと判明する。
    • AIロボットが事件に絡んでいた事は、法整備も整っておらず混乱を招くとして世間には伏せられる。
    • 最上はすっかり小比類巻の一人娘と仲良くなり、小比類巻の自宅に出入りする事となる。
    • 【小比類巻の回想】病院で妻の死亡を確認後、妻の遺体を冷凍保管する手配をする。
    • 妻は現在もある施設で冷凍保存されていて、小比類巻は密かにモニター映像で妻の様子を確認していたのだった。

    【第1話感想】

    映画のような色調が印象的だったドラマ「パンドラの果実」ですが、初回はロボットが犯人!?と言った驚きの事件が発生しました。

    「介護用AIロボット」という、まさに現在開発が期待されている分野の科学技術なので、興味が湧きますよね。

    人工知能は映画や小説ではよくあるテーマとなっていますが「テレビドラマ」で描かれるのは意外とありそうで無かったかも知れません。

    原作にもあるAIロボットの話を、テレビドラマで”再現できる時代が来た”という意味でも感慨深いですよね。

    そして、初回から主人公の妻が冷凍保存されているという衝撃の事実も原作通りに描かれました!

    また、SNSで話題となっていたのは、エンドクレジットの名前です!

    「ディーン・フジオカ」「ユースケ・サンタマリア」に続き、「イッツジー・イタオ」と表記がありました。

    板尾創路さんの名前まで、「カタカナ表記」になっていて遊び心のある演出でしたよね。

    ドラマ2話のクレジットでもカタカナのままなのか…ドラマの展開もクレジットも気になります。

    第2話ネタバレあらすじ

    • 【事件発生】eスポーツ選手田中が、半グレに絡まれ”魂”が抜けた様に”白い煙”を吐き死亡
    • 田中は坂東・三ツ矢と共にeスポーツで優勝し、その打ち上げの帰りに暴行されていたと判明。
    • 暴行した半グレは逃走し、坂東・三ツ矢も行方が分からなくなっていた。
    • 科学犯罪対策室は、白い煙の正体が、頭部内蔵のマイクロチップ発火だと突き止める。
    • eスポーツ能力向上の為に、田中・坂東・三ツ矢は脳に刺激を与えるチップを埋め込んでいた。
    • 厚労省・三枝の情報提供で、ボディハッカージャパンという団体の存在が明らかになる。
    • 小比類巻達は科学の力で人間の進化させ“不老不死”を目指す団体へ聞き込みに向かう。
    • 団体の代表であるカール・カーンに話を聞くも、事件への関与は否定した。
    • 元会員の脳神経外科医・鮎川が犯人の可能性が高いと団体から情報提供される。
    • その頃、坂東・三ツ矢は鮎川にチップの取り出しを依頼するも、鮎川は拒否し2人を拘束。
    • 小比類巻達は、鮎川のクリニックを訪れマイクロチップについて聞き込みする。
    • eスポーツにおけるマイクロチップ使用はドーピングを意味し、優勝や賞金の剥奪もあり得た。
    • 鮎川は、選手の三人にマイクロチップを埋め込んだ事実を認める。
    • 鮎川は、小比類巻達を尻目に坂東・三ツ矢を拉致してクリニックに火を放ち逃走。
    • 小比類巻は、友紀子の言葉をヒントに鮎川の目的が「マインドアップロード」だと思い至る。
    • 小比類巻達は、出火した鮎川のクリニックから発見した資料で研究施設の場所を特定。
    • 鮎川の計画を止める為、友紀子はカールの元へ行くが協力は拒否される。
    • 小比類巻と長谷部は、研究所で坂東・三ツ矢を使い精神転送を試みようとする鮎川を発見。
    • 小比類巻と長谷部の静止も虚しく、鮎川は装置を起動させ坂東・三ツ矢と共に亡くなる
    • 小比類巻は「マインドアップロード」が成功したのかが気がかりだった。
    • 小比類巻は、妻の死を乗り越える方法に思い悩んでいた。
    • 友紀子はそんな小比類巻にマリー・ローランサンの言葉を贈る。
    • 友紀子は「奥さんを一生忘れなければそれでいい」と言う。
    • 突如、業界を賑わす「Three Arrows」という覆面ゲーマーが現れた。(三ツ矢の可能性?)
    • そのニュースを知ったカール・カーンはニヤリと笑ったのだった。

    【第2話感想】

    ついにボディーハッカージャパンを率いる謎の人物「カール・カーン」が登場しました。

    義手をつけたカールは、最新技術を用いて人間の究極の進化と”不老不死”を目指しています。

    小比類巻は、カールの著書で「人体冷凍保存」についても言及されている事から関心を抱いていました。

    妻の復活を願う小比類巻は、カールの思想に共感できる一面もありそうですよね。

    しかし、現実的な友紀子は「死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女」と、画家のマリー・ローランサンの言葉を小比類巻に贈ります。

    人間の意識を「データ化」して不老不死を目指した鮎川など、”人間の存在の意味”を問う第2話でした!

    第3話ネタバレあらすじ

    • 【事件発生】山梨県の地元の動画配信者が、献体遺体を補完する「笠森研究所」で遺体が”蘇る”場面に遭遇
    • 科学犯罪対策室は、自らの足で歩いて消えた遺体の行方の捜索と、その原因を調査するため山梨へ向かう。
    • 末期がんで死亡した土屋という男性の遺体は、病院で死亡診断されたのち運ばれ、防腐処置をされる前日だった。
    • 山梨県警は地元民を騒がせたくないとして、捜査は表向き”徘徊老人”の捜索として秘密裏に行われていた。
    • 最上は、笠森研究所で植物バイオテクノロジーを研究する安田と交流し、植物再生の研究内容について知る。
    • 動画配信者の八木と赤井が出頭し事情聴取するも、”遺体が歩いた原因”に関わる可能性は無かった。
    • 長谷部が捜索隊の指揮を任され張り切る一方、小比類巻は三枝に情報提供を依頼するも手がかりは無し
    • 遺体の行方を探す最中、小比類巻人間の心「体」にあると考えるも、最上「脳」と意見が分かれる。
    • 地元ヤンキーの車にぶつかってきた土屋が、ドライブレコーダーの映像に残っていると警察に通報がある。
    • 土屋はフロントガラスに手をぶつけていて、最上は付着物の採取に成功し、研究所の設備を借りて分析する。
    • 付着物から、植物のタンパク質が検出され、安田が研究する植物再生の「人工タンパク質」であると判明する。
    • 土屋は、がんと共に患っていた心臓弁膜症の治療で亡くなる直前にも”強心剤”を投与されていてた。
    • 土屋の心臓は、人工タンパク質の影響で壊れた神経系が異常再生し心臓が動き出したと考えられた。
    • 安田は実験中に人工タンパク質をこぼしていて、排気ファン経由で遺体安置所に流れた可能性があった。
    • 排気ファンは事件当日、工事中で通常の排気ルートでは無くなっていた為の偶然の出来事だった。
    • 小比類巻は、土屋が亡くなった病院の遺品で、子供が描いた「家族とアヒルボートの絵」が気になっていた。
    • 土屋の遺体は捜索でなかなか発見出来ず、小比類巻は地元の公園のポスターを見て居場所を閃く。
    • 土屋が家族と訪れた思い出の公園を目指していると小比類巻は言うも、科学的根拠がないと否定する最上。
    • 小比類巻達は、研究所から距離のある公園のブランコで安らかに眠る土屋の遺体を発見。
    • ブランコの目の前には、土屋が病院で大切にしていた絵を彷彿とさせるアヒルボートが置いてあった。
    • 土屋の遺体は火葬され、遺体が歩いた事は表沙汰とせずに事件はそのまま解決となる。
    • 小比類巻は、死者の蘇りが可能かも知れないと希望を抱くが、安田は自身の研究内容を問題視し退職していた。
    • 最上は、研究者は悪意が無くてもパンドラの箱を開けてしまう事があるが、二度と閉められないと言う。
    • 最上はある晩、小比類巻がPC映像で亜美の遺体に話しかける姿を目撃してしまった。

    【第3話感想】

    蘇る遺体”という衝撃的な事件の原因究明と、解決をした第3話はちょっとホラー感がありましたね。

    ドラマでは心霊スポットの話題もありましたが、最上と小比類巻は「幽霊」の存在は完全に否定していました。

    しかし、同じ科学的思考を持ちながら、人間の心がある臓器を最上は「脳」、小比類巻は「体」と考えています。

    小比類巻の妻の亜美は「脳死」しているので、「体=細胞」に心が宿ると信じたい理由も理解できますよね。

    人工タンパク質と強心剤などの影響で、心臓が動いた「土屋の遺体」は、脳死状態でも過去の思い出の場所を目指していました。

    しかし、最上はあくまでも研究所から真っ直ぐ進んだ先にあった場所がたまたま思い出の公園だったと否定しています。

    人間の心がどこにあるのか、これから先も科学的に証明出来ない永遠の謎なのかも知れません。

    第4話ネタバレあらすじ

    • 【事件発生】お天気キャスターが生放送で飛び降り、同様の突発的な自殺が多発する。
    • 科学犯罪対策室が調査するも自殺動機は見つからず、他の原因を探す。
    • 飛び降り自殺した人々はVRゲーム「ジョイン」プレイヤーだったと判明。
    • 画像や動画をアップし、リアルな”バディ”を作成して一緒に遊ぶVRゲームだった。
    • VR(仮想現実)を科学の「光」という小比類巻だが、最上は弊害を懸念する。
    • ゲームに疎い長谷部はゴーグルを装着し、亡き愛犬の写真を取り込みVRを体験。
    • VR映像:長谷部は海岸に浮かぶ赤い扉を開く。場面は小学校に移動し、愛犬に再会。ゲームのリアルさに感動する。
    • 【事件発生】地下アイドルが飛び降りで一命を取り止め、ゲームのバディに亡き妹を選んでいたと判明。
    • 莫大な開発費が必要な高クオリティのゲームだが、開発者は不明だった。
    • 死者との会話も可能な最新技術『故人AI』が搭載されていると三枝が情報提供する。
    • 小比類巻は、悩みながらも妻の画像と映像を元にVRを体験する事にする。
    • VR映像:妻と対面し会話する小比類巻はそのリアルさに我を忘れそうになる。
    • 最上は小比類巻を現実に引き戻し、妻の秘密を知ってしまった事を打ち明ける。
    • 小比類巻は最上に妻は出産後に亡くなったが、科学の未来に賭けたと告げる。
    • 小比類巻は再度、VRゲーム内の謎を解くためにジョインを体験する。
    • VR映像:小比類巻は妻の後を追い、小学校の屋上に数字が浮かんでいるのを見つける。
    • VR映像:小比類巻は、バディに会える裏技の”屋上からの飛び降り”を躊躇なく実行した。
    • 完全にゲームに没頭してしまった小比類巻に最上は現実を突きつける。
    • ゲームに出現した「数字の羅列」が自殺の引き金だと小比類巻は気が付く。
    • 自殺者は、現実世界でたまたま目にしたゲームと同じ数字の羅列脳が反応し、飛び込みをしていた。
    • 最上はゲームの開発者をIPアドレスから割り出し、芹沢という人物にたどり着く。
    • 芹沢の元を訪ねると、開発したのはプログラミングの才能がある小学生の息子・隆だった。
    • 1年前に隆は転落事故で寝たきりとなり、現在は既に亡くなっていると判明する。
    • 隆は脳だけで操作可能なボディハッカージャパンの技術を使ってゲームを開発し完成させていた。
    • ジョインは亡くなった親友と遊びたいという純粋な想いから生まれたゲームだと分かる。
    • バディと再会出来る”ゲームの裏技”で現れる数字の意味は、隆と親友の誕生日の数字だった。
    • ゲーム最新ログには隆の記録が残されていて、ゲーム内で精神が生きている可能性を小比類巻は考える。
    • ジョインの閉鎖が決定し、小比類巻はゲーム内の隆に伝える為、再度ゲームを最上と共に体験する。
    • VR映像:自分の存在が消える事を恐れる隆に「忘れない」と約束する小比類巻と説得する最上。
    • VR映像:隆は「ありがとう」と答え、隆のアバターはゲーム内で消えていく
    • 小比類巻は、カーンから隆のログ履歴隆の両親・芹沢夫婦のものだったと知らされる。
    • 最上は履歴の真実を知りながらも、小比類巻の信じる隆の存在を否定せず付き合ってくれていたと知る。

    【第4話感想】

    第4話では、”故人AI”という夢の新技術が登場し、主人公の小比類巻が抱く亡き妻への想いが溢れる展開でしたね。

    VRゲーム「ジョイン」の閉鎖が決まり、ゲーム内で再生した妻とも再び別れをしなければならなくなった小比類巻。

    ゲームの扉の向こうに居る妻を見ながら、その扉を開けることを断念した小比類巻の姿が描かれました。

    小比類巻の気持ちを思うと切なくなりますよね。

    そんな小比類巻の行動に対して、真実を知りながらも協力した最上の優しさが感じられる温かいラストでした。

    また、SNSでは妻の事になると”盲目的”になってしまう小比類の危うさが話題となっていましたよ。

    第5話ネタバレあらすじ

    • カフェで誰かと待ち合わせする最上が、店員にいちごパフェの取り置きをお願いすると、何やら外が騒がしい。
    • 【事件発生】街中で女性が突如倒れ、死因は”老衰”と判明するも、女性の年齢は35歳だった。
    • 老婆にしか見えない遺体はサイエンスライターの速水という女性で、最上が待ち合わせていた人物だった。
    • 速水はかつて最上と共同研究していた大学の先輩で、最上に会いに行く途中に急激に老化現象が起こっていた。
    • 最上は速水の突然の死を前に平然を装っていたが、小比類巻と長谷部は最上を気遣う。
    • 3年前、最上と速水は大学の研究所でウィルス研究をしていたが、研究を辞めてからは会っていなかった。
    • 最上は速水から直接会って話したいと突如メールで連絡があり、カフェで話す予定だった。
    • 検死の結果、速水は最上と研究していた「プロメテウスウィルス」に感染していた事が判明する。
    • 【4年前】速水は科学を「光」と信じていて、最上もまたそうあって欲しいと願っていた。
    • 【4年前】最上は、老化を止める未知のウィルスを発見。人間に光をもたらしたギリシャ神の名を付けた。
    • 【4年前】ウィルスの感染力が半日しか持たない事や、衝撃で活性化する事が判明し、マイナス80度で保存する。
    • 【4年前】実験体に3匹の猿が使われ、研究開始から16ヶ月後に1匹の猿への感染が確認される。
    • 【4年前】ある日、猿の異常な鳴き声で異変を感じ実験室へ向かうと、感染した猿が他の猿を共食いしていた。
    • 【4年前】ウィルスの影響で大量のエネルギーが必要になった猿は、仲間を「餌」としか見られなくなっていた。
    • 【4年前】ウィルスでパンドラの箱開けかけてしまったと後悔する最上は研究を破棄し、焼却処分した。
    • 【事件発生】スリの前科がある河合が、手品を披露していた少年たちの前で突如老化して死亡する。
    • その後、河合が速水の持っていた保冷ケースをひったくりしている防犯カメラ映像が見つかる。
    • 河合宅には、ウィルスの瓶が破裂した痕跡があり、PCメールで薬物の売人と取引する履歴が残されていた。
    • 河合は瓶の中身が違法薬物だと勘違いしていて、ウィルスに感染していた可能性があった。
    • ウィルスの入った瓶は「2本」存在していたが、もう一本は行方不明だった。
    • 河合の手品を撮影していた女子高生の携帯動画から、少年のリュックのポケットに瓶が入っていると判明。
    • 長谷部は警官を引き連れ、少年が出入りしていた施設で行方を追い、なんとか瓶を割らずに回収を成功させる。
    • 速水が1人でウィルスの研究を続けていた可能性があり、小比類巻は速水が借りていた研究室の場所を特定する。
    • 速水の研究室に残された映像から、ウィルスの副作用無効化に成功したと喜ぶ姿が残されていた。
    • 映像には停電で瓶を割てしまった速水が、冷凍庫の代わりに保冷ケースに入れ研究室を出る姿もあった。
    • 速水は副作用除去の成功を信じていたが、研究室に残されたウィルス感染したラットは全て死滅していた。
    • プロメテウスウィルスは、感染者のエネルギーを使い果たす副作用が出るものに変異していた。
    • 最上は、速水や河合が急激に老化した原因は、ウィルスの変異の可能性を示唆し、速水の研究は失敗と言う。
    • 事件は解決。しかし小比類巻は、停電と速水が引ったくりに遭ったタイミングが偶然だとは思えなかった。
    • 【謎の施設】何者かがマイナス80度の冷凍庫に瓶を保管する姿が映る。(中身はプロメテウスウイルス?)
    • その後、小比類巻の調査の結果、速水は最上と共同で特許申請をするつもりだったと判明する。
    • 速水は、最上に科学界へ戻ってきてほしいと言う願いを込めて、ウィルスの副作用を無くす研究を続けていた。
    • 小比類巻は、最上に「科学の光を信じてみては?」と伝え、最上は少しだけ心が揺らいでいた。
    • ある日、娘と歩く小比類巻は、亡き妻の亜美にそっくりな女性が通り過ぎていくのを目撃する…。

    【第5話感想】

    最上が3年前に科学界を去った原因が、ウィルスの副作用による「共食い」だったと明かされました。

    人類の光と信じて研究を続けていた未知のウィルスが、人間の手に負えない危険性があると分かり、最上は全てを破棄ていたのでした。

    ところが、友人でもある先輩研究員の速水は、そのウィルスへの希望を捨ててはいなかった様です。

    その後、ウィルスは研究によって変異し、速水は新たな副作用が原因で死亡すると言う切ない結果となってしまいます。

    また、ドラマの最後には小比類巻の亡き妻にそっくりな女性が現れ、いよいよ原作の最大の秘密も描かれそうです!

    第6話ネタバレあらすじ

    • 長谷部は、就寝時に金縛りに遭い黒髪の女幽霊を見たと怯えるも、小比類巻は科学的に証明できると言う。
    • 最上は、金縛りにあった時などに見たものは「脳が見せる幻覚」と、幽霊の存在を完全否定する。
    • 最上の科学的根拠に納得するも、小比類巻の脳裏には、街で遭遇した妻にそっくりの女性の事が過ぎっていた。
    • 上司の島崎は、心理現象を調査するテレビ番組に科学的な立場として科学犯罪対策室を出演させる事にする。
    • 番組は、自殺した女性の霊が出る「土竜の間」が原因で、廃業になった「山名ホテル」を調査する内容だった。
    • 幽霊の”幸子さん”の目撃証言から書き起こされた絵を見て、長谷部は金縛りに遭った時の幽霊と同じだと驚く。
    • 幻覚だと否定する最上に対し、心霊研究家の諏訪は「幸子さんは長谷部に助けて欲しいのだ」と言う。
    • 幽霊がなら研究家を辞めると言う諏訪に対し、最上は解明出来ないなら対策室を解散すると啖呵を切り対立
    • 【現地検証】心霊現象を調査するシーンを撮影する事になり一同は「山名ホテル」へ向かう。
    • モニターで監視される役は長谷部となり、長谷部は部屋にいた青い服の女性スタッフと会話する。
    • 撮影が始まり、青い服の女性は「土竜の間」を出ていき、長谷部が一人で過ごす様子が映し出される。
    • 数時間が過ぎた後、足音が聞こえ始め、長谷部は体調不良でパニックを起こし、絶叫して倒れてしまう
    • 長谷部の心拍数をモニタリングしていた小比類巻と最上は、慌てて長谷部の元へ向かう。
    • 長谷部の様子は落ち着いてきたが、長谷部が誰もいない方向に向かって話す様子を見た最上は不可解に思う。
    • 実は、長谷部だけ青い服の女性スタッフらしき人物見えていた。
    • 小比類巻と最上は、ホテルの解析データや資料から「土竜の間」に現れる”幸子さん”の正体をつき止める
    • 【スタジオ収録】小比類巻と最上は長谷部の体調不良の原因は「低周波」で、「幽霊を召喚する」と布告した。
    • 【現地検証】「土竜の間」の天井のシミ、ライトの光、置物の影が合致すると女性の影が天井に浮き上がる。
    • 一定の条件を満たすことで現れる女性の影が”幸子さん”の正体だと分かり、科学犯罪対策室は戦いに勝利する。
    • その後、ホテルのオーナーの母親が実際の「幸子さん」知っている事実が判明する。
    • 13年前「幸子」という客が宿泊し、誰かを待っている様子だったが、荷物を残し失踪自殺はしていない。
    • 山名ホテルの実際の廃業の理由は、近くにリゾートホテルが建ち、その影響で客足が遠のいた事が原因だった。
    • 科学犯罪対策室は、幽霊の正体とは別の体調不良を起こす「低周波」についても調査する事になる。
    • ホテルの設計図から「土竜の間」の下にリゾートホテルに繋がるパイプが設置されたボイラー室があると判明する。
    • ボイラー室を確認する小比類巻達だったが、老朽化していて内部が崩れ落ち、ボイラー室に閉じ込められる。
    • 最上は計測計で「低周波」を確認するが、ボイラー室内に硫化水素が流れ込み一行は生命の危機を感じる。
    • また、ボイラー室には白骨遺体があり、転落した際に頭を打って死亡したと推測される。
    • 絶体絶命の最中、長谷部の目の前に青い服の女性が現れ、空調パイプが出口であると教えてもらう。
    • なんとか、ボイラー室から出た一行だったが、長谷部は助けてくれた女性の姿が無いことに気が付く。
    • 諏訪は負けを認めるも、失踪した妹夢枕で居場所を教え、後日その場所から遺体が発見された過去を語る。
    • 島崎から、番組がお蔵入りとなった事を知らされ、小比類巻と長谷部は残念がるも一件落着
    • その後、番組宛にホテルのオーナーの母親から当時の写真が送られ、そこに「幸子」らしき人物もいた。
    • その人物は、長谷部にしか見えていなかったあの「青い服の女性」だが、その事実を知る人は誰もいなかった

    【第6話感想】

    幽霊の存在の有無についてがテーマになった第6話でした。

    心霊現象を「科学的に否定」するのと同時に、長谷部は「幽霊が見える」と言う全く逆の世界が描かれていて、面白い展開でした。

    また、心霊研究家の諏訪が、過去の痛ましい経験から「幽霊」の存在を信じる様になった経緯など、切なくも共感できるキャラクターでしたよね。

    そして、彷徨う霊となった「幸子」が自分の居場所を長谷部を通じて知らせる事が出来て、本当によかったと「幽霊」の存在にも共感してしまいました。

    全ての心霊現象が科学で解き明かされる時代が来たとしたら、それはそれで味気ない世界になるのかも…そんな風に思える第6話でした。

    第7話ネタバレあらすじ

    • 小比類巻は、トランスブレインズ社のサイトがダウンし亜美のモニター画像が見られなくなった事に焦る。
    • 【事件発生】国会議員の来栖がプールで死亡し、遺体の顔が「のっぺらぼう」になっていた。
    • 科学犯罪対策室は司法解剖に立ち会い、全身の穴全てが塞がった遺体の異常さを目の当たりにして驚く。
    • 来栖の死因は「窒息死」であり、心臓の持病によりペースメーカーを使用している事も判明する。
    • 来栖には離婚した妻・君塚と、幼くして亡くなった娘がいると分かる。
    • 君塚はトランスブレインス社に勤務していて、ナノマシンの開発を成功させていた。
    • 長谷部は、トランスブレインス社が冷凍遺体を保管している事に嫌悪を表すも、最上は小比類巻の妻を思いフォロー。
    • 君塚の開発したナノマシンは病気診断、治療、手術が可能で、体液と共に排出され、人類の未来を変える技術だった。
    • 科学犯罪対策室は、来栖が死亡した原因は君塚によるナノマシンの悪用ではないかと考えていた。
    • 君塚は事情聴取に応じ、監視カメラ映像から来栖と口論し、コーヒーに何かを入れた証拠を突きつけられる。
    • 君塚は「ナノマシンが入っていた証拠は無い」として、犯行を否認。物的証拠は確かに見つかっていなかった。
    • トランスブレインズ本社のサーバーダウンの理由は、遺体の盗難未遂事件の発生だと分かる。
    • 小比類巻は、トランスブレインズ本社にプロの傭兵を侵入させ遺体を盗む様に手配したのが来栖だと知る。
    • 小比類巻は、君塚に会い「来栖が盗もうとしたのは娘の遺体では?」と真実を聞き出そうとする。
    • 君塚は答えず、小比類巻は君塚が待ち合わせていたウイルス学者の榊原と共に食事する事となる。
    • 榊原は「不老不死」の研究をしていて、カーンとは旧知の仲であるとも知る。
    • 最上は三枝の調査を聞き、今だに証拠として発見されない、ナノマシンを見つける方法を思いつく。
    • 科学犯罪対策室は君塚を呼び出し、最上は来栖の体内にあったペースメーカーにナノマシンが残っていると告げる。
    • 最新型のペースメーカーは、非常時に警報がなり磁力を発するものでナノマシンを引き付けると言うのだった。
    • 動揺した君塚は、小比類巻が自分も妻を冷凍保存していて「気持ちがわかる」と言う言葉についに真実を明かす。
    • 来栖は、娘の冷凍保存の事実が自分の経歴に傷をつけるとして、娘の存在自体を消そうとしていた。
    • 君塚は夫が大切な娘の存在を最初から無かったの様に画策する事に抵抗する為、殺害を決意した。
    • ナノマシンは未完成で、体内に入ると細胞が異常増殖する事で「のっぺらぼう」を引き起こしていた。
    • 君塚は犯行を認め、逮捕に至るも実はペースメーカーにナノマシンが残っていたという最上の説明は「嘘」だった。
    • 最上は、ペースメーカーの性能を知らない君塚を利用して「嘘の証拠」で事件の真相を自供させていた。
    • 事件は解決するも、ナノマシンの研究はトランスブレインス社が続ける事となり、カーンの物となる。

    【第7話感想】

    前代未聞の「のっぺらぼう」の遺体は、最新技術ナノマシンの暴走であると判明しました。

    人類の未来をも変える可能性のある、画期的技術のナノマシンを開発した研究者本人による犯行でした。

    人を救う為に開発されたものが、証拠の残らない殺人道具として利用されてしまったのは悲しいですね。

    しかし、小比類巻は君塚に「娘が蘇って、母親のした事を知ったらどう思う?」と問いました。

    娘の存在を抹消しようとする怒りを、元夫にぶつけた結果の犯行でしたが、思いとどまる事は出来なかったのでしょうか。

    そして、最終的に君塚のナノマシン研究はカールのものになり、来栖の裏でカールの手引きがあった可能性がありますよね。

    また、「不老不死」ウィルス研究者の榊原康生という人物が登場し、原作の「榊原茂吉」と同じキャラクターなのか?気になる展開となってきました。

    第8話ネタバレあらすじ

    • 【事件発生】血液の全てが抜かれた変死体が発見され、遺体は小比類巻の妻・亜美と瓜二つの容姿をしていた。
    • 遺体の身元はヨガ講師・黛美羽と判明。看護師の黛かえでの養子だったが、母親も既に亡くなっていると判明。
    • 小比類巻は妻の亜美も養子であった為、聡子に出生を尋ねるが「双子ではない」と言われる。
    • 黛家の捜索で、かえでが遺伝子系の書籍を多数所持していて「エルマー遺伝子」に興味を持っていたと知る。
    • 「エルマー遺伝子」は免疫力が突出した特殊遺伝子で、かつて少年から発見されたが都市伝説化していた
    • 黛美羽の死亡原因は「サイトカインストーム」と言われる免疫暴走による多臓器不全だった。
    • かえでと聡子はかつて病院の同僚であり、須藤あかりが産んだ双子”美羽と亜美”をそれぞれ養子にしていた。
    • 美羽と亜美の実の親との繋がりや、双子である事実など、出生の秘密はすべて消されている事も判明した。
    • 小比類巻は妻の出生の秘密を知り愕然とするが、その事実が何を示しているのかは不明だった。
    • 長谷部の調査の結果、元刑事の西城という便利屋が、榊原康生の指示で美羽を付け狙っていた事が判明する。
    • 美羽の検死の結果で、完全に失われたはずのプロメテウス・ウイルスが検出され、最上は驚愕する。
    • 最上は亜美の遺伝子も調べてみてはと小比類巻に提案し、洋服に残っていた亜美の毛髪を提出した。
    • DNA検査の結果、”美羽と亜美”は一卵性双生児で、美羽はエルマー遺伝子を持ち、亜美も同じと考えられた。
    • プロメテウス・ウイルスに感染した美羽は、遺伝子の免疫力で老化現象は防いだが、免疫暴走を起こしていた
    • 一方、長谷部は西城の居場所を突き止め捜査員と突入するが、逃げられてしまう。
    • しかし、速水が所持するウィルスを狙っていた事も、榊原が西城に指示していたと判明する。
    • 三枝の調査で、1990年の“悪魔の子事件”を起こした犯人・産婦人科医・榊原茂吉の息子榊原康生だった。
    • 茂吉は不妊治療で遺伝子操作した受精卵を患者に使っていたが、流産が相次ぎ、捜査が入った事で真実が露呈した。
    • 茂吉はエルマー遺伝子不老不死の研究をしていたが、その後、人権団体の過激派によって殺害される。
    • あかりは当時、茂吉の病院で人工授精をし、双子を出産したが「悪魔の子」の噂が流れ、別々に引き取られた。
    • 「悪魔の子」である”美羽と亜美”を引き取ったのが、当時病院に勤務していた、看護師のかえでと聡子だった。
    • 榊原は不老不死実現の為に、プロメテウス・ウイルスに対抗可能なエルマー遺伝子を欲していると判明する。
    • 榊原は、聡子を拉致し、小比類巻と亜美の娘・星来がエルマー遺伝子を受け継いでいる子供であると勘付く。
    • 小比類巻は保育園にいる星来の安否を確認し、急ぎ娘の元へ向かうが渋滞に巻き込まれてしまう。
    • 榊原は「最後の審判が必要」と言って、エルマー遺伝子を持つ唯一の子供である星来の捜索を指示する。
    • そんな中、公園でかくれんぼする星来の元に謎の女性が声をかけ、星来は車で連れて行かれてしまった
    • 小比類巻は、公園にたどりつくも車には追いつけず、捨てられた車両から星来のハンカチを見つけ激昂した。

    【第8話感想】

    第5話で、妻・亜美にそっくりな女性が登場しましたが、第8話ではなんと、遺体となって発見されます。

    そして亜美の出生の秘密や、亜美の持つ遺伝子が「プロメテウス・ウイルス」の暴走を止め、不老不死技術を完成させる可能性を秘めているとわかりました。

    また、亜美の血を分けた娘の星来の存在が榊原にバレてしまい、研究のターゲットとなってしまいました。

    小比類巻は娘を無事に助け出せる事が出来るのでしょうか?

    自身の理想の研究に取り憑かれ、手段を問わない榊原康生と科学犯罪対策室の直接対決がいよいよ始まります。

    原作では「クローン技術」として描かれていましたが、ドラマでは「不老不死」「未知のウィルス」そして「特殊遺伝子」などに置き換わっています。

    原作とは違う結末となりそうで、一体どんなラストを迎えるのか?楽しみですね!

    第9話ネタバレあらすじ

    • 娘・星来の行方を追う小比類巻は、車両盗難者から事情徴収するが、その方法は警察の行為を逸脱していた。
    • 榊原は指名手配となり警察は行方を追うが、連絡の途絶えた小比類巻の暴走を止められず長谷部は焦る。
    • 最上は、プロメテウス・ウィルスの対処方法を考案するが、西城の手下達によって連れ去られてしまう
    • 小比類巻は長谷部に連絡し、警察内部の内通者の存在を示唆。長谷部は捜査一課の梶原の可能性を伝えた。
    • 小比類巻は、梶原が西城の手下とバーで会っていた事で確信し、手下の後を尾行する。
    • 梶原の家を家宅捜査しに向かう長谷部達は、一足早く侵入した小比類巻の姿を監視カメラで確認する。
    • 住居不法侵入など、逸脱した行為を繰り返す小比類巻は、身柄確保の対象となり警察に追われる。
    • 小比類巻は手下の後を追い、西城を確保してアジトを突き止めたが、囚われた最上の姿を目撃する。
    • 島崎は監察官から、小比類巻の処分を迫られ「自分の命令で動いている。捜査妨害をするな」と言い返す。
    • 榊原の研究室では、星来へのウィルス投与の処置が進められていたが、最上はモニター越しでそれを知る。
    • 榊原はプロメテウス・ウィルスを無効化させる方法を、最上から聞き出そうとしていた。
    • 最上は、ウィルスの免疫暴走とナノマシンの細胞修復速度を同じに調整すれば無効化は可能と推測していた。
    • 二つの調整には時間がかかるが、榊原は「時間稼ぎはさせない」と、星来にウィルスを注射してしまう。
    • 30年前、榊原茂吉が犯した事件の誹謗中傷は家族にも及び、母は自死、康生も研究所を追われる壮絶な人生だった。
    • 当時、康生を救ったのが、カーンであり不老不死の研究を続けられたのもカーンの援助のお陰であったと判明する。
    • 研究所行きのヘリが到着し、最上は手下に連れ出されるも、小比類巻は西城との死闘で、最上を目前に意識を失う。
    • 長谷部達も後を追うが、間に合わず小比類巻は最上の行き先を電話で伝え、再び単独で突き進む
    • 最上は、研究所の実験室で苦しむ星来を前に怒りに震え、「急がないと命はない」と榊原に脅される。

    【第9話感想】

    最終回直前の第9話は、スピード感のある展開でハラハラドキドキでしたね!

    常に冷静沈着だった小比類巻が、娘の危機に直面し、今ままでにない狂気的な一面を顕にしています。

    冷静さを失った小比類巻は、逸脱した行為で次々と榊原の関係者を吊し上げていきました。

    そして、最上博士も「後始末は自分がやる」とプロメテウス・ウィルスへ立ち向かう事となります。

    榊原は容赦無く星来にウィルスを注射してしまい、ウィルスの暴走まで時間がありません。

    また、小比類巻が監察官に目を付けられてしまいますが、上司の島崎が言い返してカッコよかったですよね!

    最終回以降はHuluで第2部が始まりますが、テレビシリーズは次回できちんと完結するそうなのでご安心ください。

    科学犯罪対策室とマッドサイエンティスト・榊原との対決を最後まで見届けたいと思います!

    最終回ネタバレあらすじ

    • 小比類巻は、西城の居場所を突き止め、研究所へ向かう船に侵入し星来の行方を追う。
    • 警視庁はヘリの捜索に難航。長谷部からの情報で榊原が手に入れたものが危険なウィルスであると知る。
    • 小比類巻は、研究所のある島に到着するが、入り口は専用のカードを持つ人間しか入れなかった。
    • 星来の体内で、インフルエンザプロメテウスの両方のウィルスを掛け合わせる実験が行われていた。
    • 榊原は、エルマー遺伝子の宿主内でしか合成不可能な、感染力の高いウィルスを作ろうとしていた。
    • 最上は抵抗するも、星来を死なせない為に投与するナノマシンの改良を榊原から指示される。
    • 島崎は、榊原の研究の「不老不死」と、世界の終末である「最後の審判」意味の相違に疑問を抱いていた。
    • 小比類巻は、研究所の扉から出入りする作業員を倒し、カードと服を奪い内部への潜入に成功する。
    • 研究室の部屋でウィルスが漏洩し、研究員が吐血する姿をガラス越しで目撃する小比類巻。
    • 榊原の部下は、汚染された部屋を封鎖し、「最後の審判」の為にウイルスを持ち出す指示を出した。
    • 小比類巻は研究所の状況や、ウィルスがテロに使われる可能性を電話で長谷部に連絡する。
    • 最上は逃げ出そうとロッカーに隠れたが、研究員が探し始め、ギリギリのところで小比類巻に救出される
    • 警視庁は三枝からの連絡で、テロの標的ボディハッカー・ジャパンの創設記念パーティーであると特定。
    • 三枝によると、その会場で榊原は不老不死の研究結果を発表するとして、各界の著名人が集っていた。
    • 西城達は、スタッフに紛れ会場入りし指示通り動いていたが、榊原から真の目的は知らされていなかった。
    • 小比類巻と最上は星来のいる部屋に着くと榊原が現れ、星来が人類の為に役立ったと感謝を述べる。
    • 榊原が合成したプロメテウス・ウィルスは、インフルエンザ並の感染力を持ち、たった半年で世界に蔓延する。
    • 榊原は、父を憎んだが、その研究が体の弱い自分の為だったと知り、事件の起源は自分にあると言う。
    • 榊原は「最後の審判」でウィルスをばら撒き、免疫力のある者だけが生き残る平等な世界を目指していた。
    • 榊原は、「裁きを受ける最初の人間になる」と言って、自らウィルスを注射してしまった。
    • 会場に警察官が駆けつけ、ウィルス爆弾は榊原の映像が流れる会場スクリーン裏の彫像に設置されていた。
    • スクリーンが上がり始めるがワイヤーが起動スイッチに繋がっていた。長谷部は咄嗟にワイヤーを掴む。
    • 捜査員がなんとかスクリーンの上昇を停止させ、ウィルス散布の起動を阻止する事に成功した。
    • 研究所に警察が突入。榊原は吐血し「私は選ばれなかった」と言って意識を失い搬送される。
    • 星来は無事救出され、榊原は死亡。カールは「人類は新たな未来を掴み損ねたのかも」とつぶやいた。
    • ウィルスは流出せず厚労省の管理に置かれた。星来の体調は戻るが、エルマー遺伝子は失われていた。
    • 小比類巻は、妻が妊娠中に買った、星来の為の20年分のバースデーカードの事を思い出していた。
    • 亜美は毎年結局「生まれてきてくれてありがとう」と書くかもしれないと言っていた。
    • 小比類巻は、バースデーカードの末文にそのメッセージを書いていると最上がやって来る。
    • 「亜美が目を覚ましたら20年分を一度に書かなければ」という小比類巻を最上は否定しなかった。
    • 星来の誕生日パーティー。聡子は亜美が子供の頃に一度だけ双子を会わせた事があると小比類巻に明かす。
    • 最上は小昼巻きとの会話で「人生は辛いこと、楽しいこと、信じたり、裏切られたりの繰り返し」と言う。
    • 小比類巻は最上にとっての科学のようだと言い、最上は「科学をずっと信じられたわけじゃない」と否定する。
    • しかし、最上は「ありがとう。」と言ってはにかみながら、盛り上がる星来達の中へ入って行った。

    【最終回感想】

    榊原の目的は「不老不死」ではなく、プロメテウスウィルスを使った「人類の進化」の為のテロでした。

    地球上の生命の進化の過程には多くの犠牲が伴うが、必ず生き残ったものがいると榊原は言います。

    しかし、「進化」の為の破壊行為を、人為的に起こすのは間違っていますよね。

    榊原は科学の「闇」に取り憑かれていた人間の1人だったのでしょう。

    そして、最上博士もそんな科学の「闇」を見たことで、科学や未来を信じられなくなりました。

    しかし、科学の明るい未来を信じる小比類巻と過ごす事で、最上の心境にも変化が起きたようですね!

    最後に「ありがとう」と伝えた最上博士。

    またいつか、人類の希望に繋がる新たな研究をしてくれるのでは?と期待してしまいます。

    以上、パンドラの果実のシーズン1は、テロを計画した榊原の死亡で終わりを迎えました。

    シーズン2は、Huluで見逃し配信されていますので気になる方は是非、新たな物語をご覧くださいね!

    【パンドラの果実】最終回は原作と違う結末?妻の秘密や黒幕は?

    ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」の最終回は原作と違う結末なのでしょうか?

    また、妻の秘密や黒幕などはいるのでしょうか?

    原作「SCIS 科学犯罪捜査班天才科学者・最上友紀子の挑戦」はまだ完結していませんので、ドラマでもオリジナルの展開がありそうですよね!

    ドラマ「パンドラの果実」:妻の秘密とは?

    ドラマでも妻に「秘密」があるとされていますが、原作と同じく妻が冷凍保存されているクローン人間と言う事なのではないでしょうか?

    ドラマ「パンドラの果実」:事件の黒幕は?

    また、原作のシリーズでは数々の難事件を解決していく事となりますが、それぞれは短編の別のストーリーで描かれ、各事件の共通する黒幕は存在しません。

    ただし、小比類巻祐一の妻・亜美をクローン技術で生み出した「榊原茂吉」と言う人物やその技術そのものが宿敵として描かれています。

    ドラマ最終回の結末予想はコチラ!

    ドラマ「パンドラの果実」では、黒幕の存在として「榊原茂吉の息子・榊原康生」が出てきています。

    そして、榊原康生が「エルマー遺伝子」を持つ、小比類巻の娘・星来を誘拐します。

    最終回では、科学犯罪対策室は榊原康生の野望を阻止し、無事に娘・星来を助け出すのではないでしょうか?

    最上博士は「プロメテウス・ウィルス」を再度、この世から葬ります。

    しかし、ボディ・ハッカージャパンが裏で榊原に協力していて、ウィルスは最後まで現存し、ドラマは続編へと繋がる…と予想します。

    パンドラの果実の原作小説ネタバレまとめ

    2022年4月スタートのドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」の原作ネタバレや、妻の秘密、そして最終回の結末まであらすじを紹介しました。

    「パンドラの果実」原作小説である「SCIS 科学犯罪捜査班天才科学者・最上友紀子の挑戦」つまらない・面白くないとの声もありますが、個人的にはとても面白い内容だと思いますよ。

    妻の秘密とは?

    脳死状態だった小比類巻祐一の妻・亜美の体は、現在冷凍保存されていて、実はクローン人間

    ドラマ最終回のあらすじや結末予想

    • 榊原康生にボディ・ハッカージャパンが協力していて、最上の研究したウィルスは最後まで現存する可能性。

    ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」は、ディーン・フジオカさん、岸井ゆきのさんはじめ豪華キャストの出演が決定し話題となっています。

    原作では科学的な犯罪を解き明かすサスペンス、実写化ドラマでどう描かれるのかも注目ですね!

    以上、ドラマ「パンドラの果実」原作小説のネタバレまとめでした。

    主人公であるディーン・フジオカさんのカッコいい髪型も話題になっていますよ。

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