2024年1月スタートのTBS系日曜ドラマ「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」。
天才指揮者の父親と、そんな父を拒絶する娘が親子の絆と人生を取り戻していくヒューマンドラマです。
メインキャストは、俳優・西島秀俊さん、女優・芦田愛菜さんのW主演です。
- さよならマエストロのネタバレ!原作はある?
- さよならマエストロのドラマ全話ネタバレあらすじ
- さよならマエストロの最終回の結末予想と考察
今回は「さよならマエストロ」の原作やドラマ全話ネタバレ、最終回の結末予想までまとめました。
ドラマ「さよならマエストロ」のキャスト相関図については別記事でまとめていますので合わせてご覧ください。
さよならマエストロネタバレ!原作漫画や小説はある?
2024年1月スタート
— 【公式】2024 年 1 月期日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」 (@maestro_tbs) October 29, 2023
日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』
不器用な父と
素直になれない娘の
親子の愛の物語🎼
冬にぴったりなほっこり&アパッシオナート(情熱的)なドラマです☺️
お楽しみに👀#西島秀俊 #芦田愛菜 #さよならマエストロ#アパッシオナート #日曜劇場 #TBS pic.twitter.com/urgjCZ8G6Z
完全オリジナル脚本のドラマです。
ネタバレが全くない状況なので毎話ドキドキしながら楽しむことが出来ますね♪
脚本を担当するのは、大島里美さん。
脚本家・大島里美さんが手掛けた作品
ドラマ
- 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜(2007年)
- マイガール(2009年)
- 花燃ゆ(2015年)
- 凪のお暇(2019年)
- おカネの切れ目が恋のはじまり(2020年)
- 妻、小学生になる(2022年)
映画
- ダーリンは外国人(2010年)
- 君と100回目の恋(2017年)
- 漁港の肉子ちゃん(2021年)
- 水は海に向かって流れる(2023年)
大島里美さんは、第16回フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作を受賞したことをきっかけに脚本家デビューをしました。
2005年に大ブレイクした「1リットルの涙」でも脚本を担当されています。
数々の作品で、人の心の内側を丁寧に描く大島さんの作品ということもあり、音楽とどうマッチするのかとても楽しみですね。
毎話心と音楽が一致した素敵なシーンがあります。さまざまな人たちが音楽の力で豊かになっていく感情を一緒に楽しんで体感してくださると幸いです。
大島里美さんコメント|TBS
さよならマエストロ基本情報
🎼限定ティザー公開•*¨*•.¸¸♬
— 【公式】2024 年 1 月期日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」 (@maestro_tbs) October 30, 2023
父娘の関係性がちょこっとわかる
SNS限定ティザーです🫡
表情豊かなお2人にご注目下さい✴︎
(黄色いキャラはなんだろな🤔🟡⁇)#西島秀俊 #芦田愛菜#さよならマエストロ #アパッシオナート #日曜劇場 #TBS pic.twitter.com/fWBrTQUOd6
現時点でわかっているドラマ「さよならマエストロ」の簡単な基本情報をお伝えします。
放送日と最終回はいつ?
近年のTBS日9ドラマから放送開始日と最終回を予想してみました!
作品タイトル | 放送期間 |
マイファミリー | 2022年4月10日〜6月12日 |
オールドルーキー | 2022年6月26日〜9月4日 |
アトムの童 | 2022年10月16日〜12月11日 |
Get Ready! | 2023年1月8日〜3月12日 |
ラストマン-全盲の捜査官- | 2023年4月23日〜6月26日 |
VIVANT | 2023年7月16日〜9月17日 |
TBS日曜ドラマは10話構成で放送されることが多いです!
さよならマエストロの設定
指揮者である父とそんな父をある事件をきっかけに毛嫌いする娘がおりなすストーリーです。
言葉と音楽が奏でる圧倒的スケール感が見どころだそうです!
- 夏目 俊平(なつめ しゅんぺい)|西島秀俊さん
└世界的に有名な指揮者。 - 夏目 響(なつめ ひびき)|芦田愛菜さん
└父のことと音楽が嫌いな俊平の娘。
キャストの画像や詳しい役柄の解説は、さよならマエストロのキャスト相関図でまとめていますので、そちらも合わせてご覧くださいね。
さよならマエストロの名前の由来は?
さよならマエストロのタイトルは、指揮者のマエストロと熱情的にという意味のアパッシオナートが含まれています!
「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」が正式タイトルですが、マエストロとアパッシオナートは音楽用語です。
マエストロは指揮者という意味で、アパッシオナートは「情熱的に・激情的に」という意味で使われます。
前半の「さよなら」の部分に関してはまだ判明されていませんが、おそらく音楽を通じて何かと「さよなら」をするストーリーになるのではないでしょうか。
放送が始まったらこのタイトルの理由もさらに細かく明らかになるかもしれません。
是非チェックしてみてくださいね。
さよならマエストロの親子の関係とは?
ある“事件”をきっかけに決別していましたが5年ぶりに気まずい同居生活が始まります。
父の俊平は指揮者ですが5年前のある事件をきっかけに、音楽からも家族からも離れてしまいます。
娘の響は20歳で市役所の職員をしていますが、父の俊平が帰国することになり気まずい同居生活が始まってしまうのです。
家事は一つもできないけど音楽に再び情熱を注ぎだす俊平と父も音楽も嫌いな響が再び親子として絆を深めることはできるのでしょうか…?
さよならマエストロネタバレあらすじ
夏目俊平は若い頃から海外で活躍してきた才能あるマエストロ。5年前に起きた事件で家族と音楽界から離れていました。しかし日本のある地方音楽団の式をするために数十年ぶりに帰国します。一方、夏目の娘の響は父とは真逆で音楽を嫌っていました。そんな中、父親が日本に戻ってくることになり、気まずい同居生活が始まります。
さよならマエストロ|TBS
ここでは、さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜の第1話〜最新話までのあらすじとネタバレをご紹介していきます。
第1話のネタバレとあらすじ
夏目俊平のチャンスは45歳のときに訪れます。
ウィーンで指揮台に立ち大衆を湧かせ大成功させた頃、娘の響はコンクールを抜け出し、事故に遭ってしまいます。
5年後
市役所で働いていた響はあおぞらホールという場所に部署異動を命じられます。
俊平は変わらずウィーンに住んでいますが妻の志保から離婚届が届いておりそれを書けずにいました。
そんなとき志保から日本に帰ってきて子供たちの面倒を変わりに見てほしいと電話がかかってきます。
仕事帰りの響と遭遇しますが響は冷たい反応を示すばかり。
息子の海は俊平のことを「ぺー」と呼んで嬉しそうです。
家に帰ってきた俊平は音楽以外はポンコツでめちゃくちゃなため、家事は全くできず、子供たちに呆れられるばかり。
そんなとき、市役所勤務で晴海フィルハーモニーの団長を務める古谷が家に尋ねてきて「無理なお願いを聞いてくれてありがとう」と俊平に頭を下げます。
俊平は古谷に言われるまま向かった先はあおぞらホール。
古谷曰く、晴海フィルハーモニーの指揮者が高齢で退任したのでその枠を俊平にやってほしいということでした。
古谷の言われる時間帯に、晴海フィルハーモニーの練習に顔を出した俊平は揃っていないオーケストラの演奏を聴いて、何も言わずにその場を去ろうとしますが、「楽譜をしまってみて」と一つ提案をします。
その後「どんな音を出しても構わないから作曲をしてみて」と言い、一人ひとりに好きな音を出させます。
気持ちよく演奏をするオーケストラとそれをうっとり聴く俊平。
一通りの演奏が終わったあと「これが音楽のはじまり」と伝えるのでした。
しかし同じあおぞらホールで働く響には「指揮者をやめなくてもいいけどよそでやってほしい」と一刀両断されてしまいます。
一方、オーケストラの団員たちには前回のアドバイスのおかげで俊平にマエストロとして仲間入りしてほしい気持ちが強まっていました。
そこで俊平が古谷たちに連れてこられたのは、団員の森の祖父が経営しているうたカフェ二朗という場所。
祖父の二朗は晴海フィルハーモニーの最古参で色々話す中で、俊平に「来るのが遅かった」と伝えるのです。
ある日、また俊平はオーケストラの話を断りに行こうとしたところでベートーヴェンの「運命」のダダダダーンにはどういう意味が込められているかを宿題にしました。
その宿題についてそれぞれの思いを伝えて盛り上がる晴海フィルハーモニーの団員たち。
晴海フィルハーモニーが3月で解散することが決まり、「自分にとって晴海フィルはホーム」だったと話す古谷。
ティンパニを担当する内村は高校のときに失敗をしたトラウマから音を出すのが怖くなったと話します。
内村にとって運命の宿題は「自分のことを責める音に聞こえる」と言いました。
そんな意見を聞いた俊平は「その考えは面白い!」と興奮して楽譜と向き合い、内村と表現の解釈を考えます。
そんな楽しそうな内村と俊平の会話をこっそり聞いていた響。
海から「姉ちゃんの時間はあの時から止まったまま」「2人で止まっててどうするの?」と言われ、再度楽譜と向き合ってみる俊平。
そして苦手だったパンケーキ作りにもまた挑戦してみます。
朝起きて成功したパンケーキがテーブルに置いてあるのを見て驚く響に後ろから声をかけ「決めたよ」と言う俊平。
晴海フィルハーモニーの演奏会当日
観客も入らない演奏会にやる気を失う団員たちのもとに現れた俊平。
「音楽は人の心を救うことができる」と伝え、久しぶりに指揮台に立つ俊平。
楽しそうに指揮を振る俊平の後ろ姿を見た響は思わず見入ってしまいますが演奏が終わったあと足早にその場をあとにします。
そして俊平が朝焼いたパンケーキは響に食べてもらえずテーブルの上に残ったままなのでした。
ついにはじまった「さよならマエストロ」!
いきいきと指揮棒を振っていた俊平の身に一体何が起きたのか、そして娘の響はどうして父と音楽を嫌っているのか、いまだに明らかになっていません。
最後、妻である志保は海外ではなくなぜか日本に居て古谷とともに過ごしているのもかなり謎が深まります。
響のために毎日パンケーキを焼く俊平を見てたら思わず応援したくなってしまいました。
第2話のネタバレとあらすじ
古谷は先日と変わらず、志保のいるもとにりんごの差し入れを渡しに行っていました。
志保がフランスに行った理由は「2人が交わりそうにないから」と言います。
響がコンサートホールに異動するのがチャンスだと思い、海外に仕事で行くと嘘を付いてまで俊平を晴海フィルのマエストロに任命させたのでした。
そんなことも知らない俊平は円の感覚をまだ掴めず、騙されて大量のりんごを買って響がリクエストしたお菓子を作ろうと奮闘します。
晴海フィルが3月で廃団することが決まったため、ホールに残っている晴海フィルのスコア(楽譜)たちはすみやかに撤去するようにと響には「晴海フィル撤去係」という特命が命じられます。
落ち込む森と古谷のもとに「こういうときは元気な曲をやろう!」と持ちかける俊平。
「ウィリアム・テル序曲」が晴海フィルでやる夏目オケの一発目になります。
しかし演奏会の予定もないのに何を目標に練習をすればいいかという質問に「演奏する側が心から楽しめる演奏を目標にやる」という目標を決めました。
しかし練習を始める前に、チェロとフルートが1人ずつ欠員していることに気が付きます。
演奏会のときはエキストラにやってもらっていたため、この際3ヶ月限定で町のなかにいる人から団員を募集することに。
まずは内村が勧めた羽野というチェリストから声をかけることになりました。
続けて晴海フィルのオーケストラメンバーを探し続ける晴海フィルの団員たち。
ある日、オーケストラに入りたいと練習中に「楽器はできないけど指揮がしたい」と言う女子高生がやってきます。
先日の晴海フィルの演奏を聴いて音楽の素晴らしさに目覚めたその子は、主旋律だけじゃなくて副旋律の音まで聞き分けていました。
練習終わりに響が怒っていたことを森から聞いて家に変えるのが怖くなってしまった俊平はこの日も「うたカフェ二朗」に連れて行かれました。
そこでお酒を飲みながら歌を歌っていたのは瑠李という女性。
瑠李は日オケの試用期間にも関わらず恋愛沙汰で揉めたことでオケの調和を乱すと言われクビになったのでした。
ある日の夕方、仕事中に俊平を見かけた響は俊平を尾行します。
俊平が向かったのは、元チェリストの羽野の元でした。
羽野は「音楽をやめた」と言いつつ、美しいチェロの音を奏でていて、それを聴き入る俊平と響。
十分聴き入った響は大人しくその場を離れました。
羽野は母親の言う通りやっていただけで自分のやりたいことではなかったのです。
今は好きなときに好きな音楽をできる環境が性に合っているから誘っても無駄だと言う羽野に、今日は誘いにきたわけではなく音楽を教わりにきたと言う俊平。
俊平は鍵盤ハーモニカを、羽野はチェロでバッハの「無伴奏チェロ組曲第6番」を一緒に演奏します。
指揮者がいなくても「音」と「音」で会話をし、奏でたいイメージを膨らまして羽野と幸せな時間を過ごす俊平。
俊平は家に帰ってからアップルシュトゥルーデルを自分なりにアレンジして響に食べてもらうことに。
影で見ていた響のリアクションに大満足する俊平でした。
後日、晴海フィルにフルートの瑠李と指揮者見習いの天音が仲間入り。
そして入団を渋っていた羽野もチェロとして仲間入りしました。
新しい仲間が入った晴海フィルはいきいきとし始めますが、その間にも夏目の上司は楽譜を捨てようとしたり、海は町で志保を見つけてしまいます。
ウィリアムテル序曲をうまく演奏した晴海フィルに「コンサートをやろう!」と持ちかける俊平。
満足感でいっぱいの羽田は帰宅後、響のことを思い出していました。
冒頭から騙されてりんごをたくさん買ってしまう俊平に思わず「かわいい〜!」と声が出てしまいました。
今回の回では響がまだ音楽が好きなことが垣間見える瞬間がいくつかありました。
そして晴海フィルハーモニーに新たに3人の仲間が増えましたね!
特に女子高生の天音がどんな成長を見せてくれるのか個人的にとても楽しみです。
第3話のネタバレとあらすじ
母である志保の姿をみてしまった海は俊平に言おうか迷っていました。
一方志保も海にバレたことを古谷に話しているときに海から「いま本当はどこにいるの?」と連絡が。
しかし帰らない意思が固い志保は察しのいい海を味方にまだ身を潜めることになります。
ある日、「うたカフェ二朗」には二朗と森と俊平、そしてこの日は学校帰りの天音も集まりました。
天音は楽器に興味津々ですがやはり天音が心を惹かれるのはバイオリン。
初めて天音が鳴らすバイオリンの音色はギーギーと鳴り、さすがに聞けたもんじゃありません。
チェロ奏者の羽野は練習室に行く前に会った響に「あなたのバイオリンを聞いたことがある」と伝えますが、響は逃げてしまいます。
廃団が迫る晴海フィルが管理していたスコア(楽譜)たちは期限までに撤去しない場合は廃棄されることを余儀なくされるのでした。
練習を終えた頃、羽野から森が吹くトランペットのピッチが気持ち悪いと指摘を受けます。
少し練習現場がピリつきますが、それも面白い音とポジティブに捉える俊平。
俊平は家で響に晴海フィルがコンサートをやろうと思っていることを伝えます。
「聴きに来てほしい」という俊平に悩む響。
古谷はホールの至る所に晴海フィルお手製のチラシを貼ってコンサートに来る顧客を集めていました。
天音は同じ高校の海に楽譜の読み方を教えてもらっていましたが、なかなか苦戦している様子。
天音が指揮者を目指していることと、譜面に書いてあるイラストで自分の父親が天音の師匠だと気づくのでした。
羽野に散々言われてしまった森はその日の夜、うたカフェ二朗で酒を飲み落ち込んだ様子。
森は元々、「墓場」と呼ばれている使わなくなった楽器たちから選んだトランペットでバンドをやっていたのでした。
クラシックは苦手な森はうたカフェ二朗で観客を賑わすのは大の得意。
一方、古谷が至るところに貼っていたチラシの存在に気づいた市長は当日晴海フィルにホールを使わせないように圧をかけてきます。
伝えにくいことをあえて響に任せてくることに腹がたった俊平は、響が幸せなのかどうか心配でした。
そんな俊平に「時間がかかっても違う生き方を見つけようとしてるのになんで帰ってきたの?」と怒りでいっぱい。
そんな響の言葉を聞いて「1人で向き合ってきた時間を台無しにした」と落ち込む俊平。
そんな俊平に「逃げるのか?」と聞く二朗に俊平は「もう逃げない」と決心したのでした。
コンサートをする場所をなくした晴海フィルは、屋外でやっている晴海マルシェで急遽コンサートを開きます。
お客さんを呼べないなら、自分たちからお客さんのいる場所にいるという俊平の案でした。
第2楽章にはトランペットの出番はないですが、森のトランペットは「歌う」のでたとえトランペットの出番がない曲でも俊平のアレンジで美しく奏でることができました。
そんな中、コンサート中にも関わらず突然の雷雨が。
各々が楽器や楽譜を安全な場所へ運ぶ中、そこには志保の姿がありました。
ゲリラコンサートは無事成功に終わります。
そして、天音が開けた練習室に置いてあったバイオリンに触れた響は、思わず演奏してしまうのでした。
先週の放送では志保が海にバレてしまい、しばらくはうまく逃げ切れるかと思いきや、今週はついに俊平にまでバレてしまいましたね。
そして近づく晴海フィルの廃団と共に強くなる市長からの圧に心が締め付けられそうになります。
しかし俊平のおかげで、どんなピンチでも素敵な音楽と一緒に乗り越えることができる晴海フィルのみなさんをみてると元気が出ますよね♪
来週の予告からすでに面白そうな予感ですが、次回の響と志保のが気になりますね!
第4話のネタバレとあらすじ
ゲリラコンサートの会場で志保を見かけた俊平は志保に電話をかけてみるも繋がらず。
一方、響がバイオリンを弾いているところを見てしまった森と天音、羽野。
森は響を晴海フィルに誘いますが響は絶対に俊平に言わないでと釘を刺します。
絶対に言わない代わりに天音はある条件を響に提案します。
天音が響に提案したのは、天音のバイオリンのコーチになってもらうことでした。
響のバイオリンに感動した森は未だに晴海フィルに響を誘い続けますが「気持ち悪い」と言われ撃沈。
フランスにいるはずの志保と日本で再会した俊平はなぜフランスに行っていないのか問い詰めます。
響に志保が日本にいると知ったら完全にへそを曲げるから、俊平が家にいる間は帰らないと意思が固い志保。
響は何か隠してないか海と俊平に聞きますが二人共誤魔化していることに少し不満な様子。
志保とちゃんと向き合うことを決めた俊平はファミレスに志保を呼び出します。
その現場を抑えようと尾行する響、そんな響を尾行する天音と海もついてきます。
「家族をもう一度やり直したい」という俊平の気持ちを聞いた志保は「あなたは全然わかっていない」と怒ります。
志保は音楽に没頭すると他のことは何もできなくなる俊平、さらに海と響の子育てに気が参っていたのでした。
志保は絵を描くことが大好きだったのに、俊平と一緒にいるとその生きがいである絵も描けなくなっていたのです。
「俊平が指揮棒を振っている間に私は人生を棒に振っていた」と話す志保に唖然とする俊平。
改めて離婚を切り出す志保は、「プロポーズされた」という衝撃の一言を残して去っていきます。
離婚を切り出されてショックを受けた俊平は胸を抑え込んで倒れてしまいます。
瑠李にその場を助けてもらい、瑠李は先日レシピを教えてあげたお礼に深い話がしたいと誘います。
しかし鈍い俊平は瑠李の本心に気がつくことが出来ません。
俊平は家のことを気にしている間に、晴海フィルには市長が企んでいる暗雲が近づいているのでした。
二朗に「志保にプロポーズした相手は晴海フィルのメンバーの中にいる」と聞いた俊平は大慌て。
志保との関係を聞いた森と張本人である古谷はこの状況をなんとかしようと考えます。
この日はレストランで演奏を披露することに。
披露するのは「セヴィリアの理髪師」という楽曲。
そこのレストランには俊平の元マネージャー・鏑木と志保の姿がありました。
この日の演奏に「音が乱れていたらそいつが志保の相手」と二朗からアドバイスを受けていた俊平は演奏中にその相手を探します。
古谷は焦りから演奏を乗り越えることが出来ず、思いっきり音を外します。
演奏が終わったあと、古谷が志保の相手だと悟った俊平は驚きを隠せないのでした。
今回は晴海フィルより、俊平の家族の話がメインでしたね。
志保が家族のことをどれだけ大切に思っているかが詳しく分かって、温かい気持ちになると同時に切なくなくなってしまいました。
古谷が志保のことを本気だと分かってしまい、今後晴海フィルにも大きな影響が出てきそうで怖いです…。
第5話
志保と古谷の関係に気がついた俊平はなんとも言えない気持ちになっていました。
そして、離婚を告げられた現場に居た響も微妙な面持ち。
帰ってきて落ち込む俊平に「人気が終わったら離婚してウィーンに帰ってくれたほうが落ち着く」とはっきり伝える響。
しかし、俊平は離婚をしたくない旨伝えると「プロポーズされてる人がいるんだからどうせ挽回できない」と言われてしまいます。
まだ高校生の息子・海も明るく見えて本当は繊細なようでした。
古谷は「正直に話そうと思う」というと森は大反対。
古谷は正直に話して、それでも許して貰えなければオケを去ろうとしていました。
そんな話をしていると、外で職員たちが俊平と瑠李が関係を持っているのではないかと噂をしているのを聞いてしまいます。
古谷と響に大きな誤解をさせてしまった俊平は大慌て。
次の日の朝、その事件にショックを受けてしまった響は家出してしまいます。
志保の家に行き、響のことを伝えにいく俊平。
「日本に帰ってくる前より嫌われてどうするの」と呆れる志保でしたがお互いに協力して響を家に連れ戻すことにします。
一方、家出した響はホールの倉庫で過ごしていました。
その場を発見した森はさすがに倉庫には居させられないと家に来させることに。
自分は実家に行くから好きなように使わせて、宿泊費に畑の手伝いをすることで了承しました。
そしてある日、海が寝てしまったのを心配して海の屋根裏部屋に勝手に入り、寝てしまっている海の様子をwebカメラをオンにして生配信してしまった俊平。
絶望の俊平は二朗に相談すると、森の家に響がいることが分かりますが、二朗に「20歳の娘に父親ができることはそうない」と諦めることを諭します。
天音はしっかりバイオリンを練習した成果が出ていました。
そんな天音に家の事情を話す海に「そんなこともある」と慰める天音。
海はポツポツと話し始めます。
響がバイオリンに全力を注いでた頃、評価されても嬉しい顔もせずひたすら自分に落第点をつけていた響に気が付かなかった俊平。
そこで亀裂が入ってしまった俊平と響の関係。
さらに亀裂が入ってしまった関係を少しでも修復しようと考えていると、偶然響が大ファンである小痴楽に遭遇します。
小痴楽は時々うたカフェ二朗で公演をやっていたのでした。
それを聞いた響は家に一度戻りおしゃれをしてうたカフェ二朗へ。
小痴楽と話す機会を貰った響は大緊張。
握手もできて大満足の響は、そのまま森の歌うジャズを楽しむことに。
そのあとの帰り道、「これから楽しいことが待ってる」と話す森に珍しく大笑いをする響。
その姿を影から見ていた俊平は、久しぶりに大笑いしている響を見て嬉しそうに微笑むのでした。
俊平、そしてようやく家に帰ってくると響は家の外に座り込む海もいました。
部屋の中に入ると、夕飯を作って3人の帰りを待っていた志保まで。
久しぶりに家族全員で囲む食卓は、幸せな空間で溢れていました。
一方、天音は家で大好きなクラシックを聞きながら鼻歌を歌っているとある人物が帰ってきます。
5年前、親子関係に亀裂が入ってしまった理由が明らかになりました!
響は俊平の指揮で演奏できるほどの実力を持っていなかったと言っていたセリフが印象に残っています。
海まで家出してどうなることやらと思っていましたが最後の家族全員で食卓を囲むシーンで、実は繊細な海の性格がよく出ていた気がします。
そして、天音の父親の存在は一体今後どういった影響をもたらしてしまうのか、気になるところです。
第6話
3月末で廃団する予定だった晴海フィルは、1ヶ月早まって2月末での廃団が決まります。
最後に何かできないか提案するも、新規のイベントは一切受け付けないと言われて悔しがる団員だち。
そこで、二朗の提案により、市の一大イベントである梅フェスで市に内緒で最後のコンサートをやることに。
梅フェスでの演奏は、晴海フェス第1回定期演奏会で演奏したカルメンに決まりました。
そんな中、晴海フィルのファンである富さんが鼻歌で晴海フィルに演奏してほしい曲があるといい鼻歌を歌いますが、響が言う「ハバネラ」ではないといいます。
さらにその曲にはなんとも不思議な歌詞があり、一体何の曲かわかりません。
一方晴海フィルの最後の演奏が近づくにつれて色々な想いが溢れてくる団員たち。
瑠李は家族揃って見てくれるのが嬉しかった、コンマスの近藤は晴海フィルに40年間在籍していますが10年以上妻と娘が演奏を見に来ていなので最後ぐらいは来てほしいと思っていました。
梅フェス当日
晴海フィルの団員たちは音楽家の仮装を着ながらチラシを配っていました。
そんな中、近藤の妻と娘は回転寿司の食べ放題に行くと帰っていってしまいます。
瑠李も両親が来ていたのですが、離婚しているため父親は後妻とその子供を連れていました。
テンションが下がってしまった瑠李に「曲を変えよう」と気持ちの切り替えを促す俊平。
晴海フィルの演奏はホールだけでなく外にも広がり、ぞろぞろと吸い込まれるようにホールに入っていくまつりの客たち。
あっという間にいっぱいになったホールで演奏したのはビゼーという曲でした。
様々なユーモアに溢れたコーナーも挟みながら最後の演奏になった時、近藤に指揮棒を渡す俊平。
40年間、晴海フィルとホールを愛してきた近藤にその想いを爆発させるよう指揮を促しました。
そんな時、富さんが言っていた曲が何なのか分かった響は富さんを会場内で探す響。
晴海ホールで打ち上げを市ている際、元マネージャーの鏑木のもとに一本の電話が。
鏑木はその電話をきっかけに俊平をドイツに連れて帰るため、動き始めるのでした。
晴海フィルの40年の活動が終わってしまいました…。
あのメンバーでぶつかり合いながら切磋琢磨してきたシーンがもう見られないのはかなりさみしいですね。
しかし、「さよならマエストロ」はまだ終わりではありません!
次回は二朗の演奏がメインとなってまた晴海フィルのメインキャストたちが協力してでてきます。
そして俊平は日本に残ることができるのでしょうか…?
第7話
ついに晴海フィルが早めに撤退することになり、あおぞらホールが閉鎖されることになりました。
晴海フィルが管理していたスコアたちはうたカフェ二朗に一時的に保管してもらうことに。
二朗は後日控えている22種類の楽器を披露する自身のライブで気が気でない様子でした。
しかし、二朗の演奏は本番までに鍛えられるか不安なほどのクオリティ。
22種類からどうしてもやりたかったクラリネットだけに楽器を絞ることにしました。
晴海フィルの協力で、二朗の練習はみるみる上達していきます。
散り散りになってしまっても廃団のその日までは前向きに演奏に繰り出そうと考えていた俊平はご機嫌でした。
俊平が憧れであり、夢であったノイエシュタットからの招待状を俊平は受けとるべきか迷っていました。
響も同じく、自分の父が夢のためにドイツに行くべきか、今のままか…父の人生はどっちが幸せなのか悩んでいました。
そんな時、俊平が帰ってきて、「四国にある母校から記念スピーチの依頼があってそれを受けるかどうか迷っている」と志保に相談します。
それを見た響は、ドイツからの招待状よりも四国の母校を優先していることに疑問を感じるのでした。
とてつもなく大きなチャンスを逃そうとする俊平に、声を荒げながらも「いつまで自分に嘘をつき続けるんだ」と伝えます。
5年前、鏑木も応援しているみんなのことも裏切ったと怒鳴りながら鏑木はその場を去ってしまいます。
一方天音もピンチにさらされていて、家でバイオリンを弾いているところを父である晴海市長の白石に見られてしまいます。
天音が晴海市に来た理由は、母親が姉ばかりを見ていたせいで孤独を感じていたからでした。
「2人に無視されるより1人に無視される方がマシなだけ」と本音を漏らすと、白石はバイオリンを今すぐ返してこいと言うのでした。
病院に運ばれましたが、二朗の容態はめちゃくちゃ元気。
持病の心臓のせいで高齢者特有の失神を起こしてしまったらしく検査結果は何もなかったようです。
しかし、二朗のリーダーコンサートには多くの観客が集まってしまい、このコンサートをどう収集するか俊平の手にかかっていました。
二朗は練習してきたアマポーラを素敵な音色で演奏することができ、会場では大きな拍手に包まれました。
そして、その場にいた響も思わず笑顔になり、思わず拍手。
演奏終わり、鏑木に「僕の居場所はここ」と伝えると、鏑木は「ついていく」と決心してくれます。
そして俊平は、ずっと帰っていない四国に帰ることを決意するのでした。
俊平が実家をでてから30年間帰っていないという事実が明らかになりました。
また、二朗が音楽好きだけど楽器だけはポンコツなのがわかり可愛らしいな〜と感じるシーンが多かったです。
二朗が倒れたシーンは思わず血の気が引いてしまいましたが、その後の森の「めちゃくちゃ元気」というセリフには吹き出してしまいましたね。
ドイツには行かず、晴海に残ってやりたいことをやっていく俊平に、これからどんな試練が待っているのでしょうか?
辛いことが起きないことを願います!
第8話
森と響は天音の様子が気になり、家を訪れました。
しかし、天音の姿は見られず、出てきたのは晴海市市長で天音の父親である白石。
門前払いされてしまい、大人しく退散することに。
一方俊平は高松にある母校のスピーチの仕事を引き受けることに。
何年も実家に帰っていないのでこれを期に家族皆と実家に帰り、自分の家族とも実家の家族とも向き合うことを決めていました。
音楽をやめた天音に連絡を取って、あおぞらホールで待ち合わせをします。
数日ぶりに顔を見せた天音にバイオリンを渡すと「自分で小村さんに返しに行って」と私ます。
そこから響は家族旅行のための待ち合わせをしますが、志保と海が来ないことを伝えられます。
響は仕方なく父親と2人で家族旅行に行くことになりました。
実家についた俊平はインターホンを押すのにも躊躇していると、後ろには父・行彦の姿が。
父には無視をされてしまいますが、響の力を借りて実家に入ることが出来ました。
久々に俊平が帰ってきたこともあり、俊平の母・裕子はオケのメンバーも家に招待し、宴会を開くことに。
天音は家出をして高松まで来てしまい、白石から訴えられるのではないかと恐れる晴海フィルの団員たち。
白石から天音の携帯に電話が来て、俊平が出ると白石は激怒している様子。
海と天音に「勝手に家出したらいけない」と2人を叱る俊平に、「あなたがそれ言う?」と響に言われてしまいます。
アルバムを開きながら、高校球児であった俊平がどうして指揮者になったのかの経緯を聞くと、野球に熱を入れていた高校2年生の夏、隣の空き家からバイオリンの音色が聞こえてきたことがきっかけでした。
底に住んでいたのはシュナイダーというドイツ人の男性で、親しくなるうちに音楽の虜になっていきました。
ある日、シュナイダーにノイエシュタット交響楽団のチケットをもらいますが、そのコンサートの日に甲子園の予選がありました。
それに激怒した父は、「出ていけ」といい、俊平を勘当します。
次の日、母校でスピーチをした俊平は「あなたの夢を否定する言葉に耳を貸さないで」と生徒に伝えるのでした。
その言葉は今、やりたいことを否定されている天音の心にはとても響くものだったのです。
俊平が母校を訪れたこの日、父の行彦は野球の監督をする最後の日でした。
俊平は父と向き合い、思いを伝えるも「もう帰ってくるな」と言われてしまいます。
やっぱり向き合うのは難しいと感じた俊平でしたが、その後行彦は「帰ってこなくていいからしっかりやれ」と涙を流すのでした。
晴海に帰ってきた途端、白石は天音を引き取るために迎えに来ます。
俊平が「向き合って上げて」と言っても聞く耳を立てない白石の前で天音はバイオリンを弾き始めます。
最初は普通のきらきら星、その後は海が教えたきらきら星のアレンジを披露。
1話と比べると俊平と響が話すシーンが徐々に増えていっているのがわかりますね!
わざと響と俊平を2人で高松に行かせる志保の荒手にはびっくりしましたが、結果うまく行ってよかったです。
お父さんと向き合えたシーンと天音が父に反抗したシーンは少し感動して涙が出そうになりました。
第9話
晴海フィルが仙台のオーケストラフェスティバル二参加できることになり、晴海フィルが今後の活動を続けるための最後の望みであり、最後の演奏になるかもしれないことになる。古谷たちは再びみんなで演奏できることに大喜びだが、遠征費用や練習場所もなく課題は山積み。その後、瑠李の尽力で晴海フィルの練習場所が熱海にあるお陽施設に決まる。響も森に誘われて一緒に来るまで現地へ向かう。そんな時にドイツのシュナイダー先生から俊平に譜面が届く。その譜面にインスピレーションを受け、俊平は久しぶりに音楽づくりに没頭する。そして、響は音楽合宿で俊平の思いを知り、動き出す…。
さよならマエストロ|TBS
海は天音の演奏を聴いて俊平の気持ちが少し分かったような気持ちがしました。
俊平は天音の演奏を聴いて泣いていた響のことを気にしていました。
そんな中、晴海フィルがエントリーしていた仙台オケフェスの敗者復活SNS動画審査のラスト1枠に当選します。
しかし、仙台までの宿泊費や練習場所がないことにぶつかり、考えなければいけないことが多そうです。
5年前俊平が活動休止する前に最後に指揮を振った曲でもありました。
晴海フィルの団員たちは仙台へ行く資金を集めるための募金を始める中、瑠李はある人に力を貸してもらうようお願いをしています。
森は響をキャンプに誘いますが、実はただのキャンプではなく晴海フィルの音楽合宿でした。
瑠李が動いていたのはお客様に無料にコンサートをする代わりに施設を無料で使わせてもらうことをお願いしていたのです。
俊平は「ライン」だけでなく、一番最初に会った時に演奏した即興シンフォニーがもととなる、「晴海シンフォニー」という譜面を作り、晴海フィルの団員たちに配りました。
同じくキャンプに来たお客さんに演奏する時がやってきます。
数日前にシュナイダーから届いた手紙は俊平の心を揺さぶるもので、シュナイダーの気持ちを表現するかのように晴海シンフォニーを奏でるのでした。
晴海フィルの音楽合宿が終わって、森の家で響は語ります。
当たり前のように音楽といっしょに生活してきた響は、すべてが風も花の香りもすべて音楽に聴こえていました。
いつか、俊平とヴァイオリン協奏曲を奏でるのが夢でしたが、12歳の頃に自分より上手いライバルが現れ挫折をします。
一番近くにいた俊平とも全然違うと比べ、必死に練習しますが「あなたよりふさわしい子がいる」という声が聞こえるようになりました。
寝る間も食事の時間も割いて練習をしている響を見て、「もうやめて」と志保は言います。
それも聞かずにひたすら練習していると15歳の頃のコンクールでは奇跡のように素晴らしい演奏ができるのでした。
しかし、俊平から「少し走った場面があるからそこを直せばもっといい演奏ができる」と言われたことで響の心は崩壊してしまいます。
「それでも帰ってきた」という明るく話す森のおかげで響は俊平と向き合う決意をします。
家に帰ってから響は今まで俊平がドイツから送ってきた手紙を読むのでした。
一通り、俊平からの手紙を読み終わった響は、買い物から帰ってきた俊平に昔した約束を問います。
1つは「日本の甘栗を食べさせてもらうこと」、2つ目は「俊平と一緒に演奏すること」でした。
2人は家でバイオリンコンチェルト第二章を奏でます。
演奏が終わり響は「ひどいことを言った」と俊平に謝り、俊平も「響がひとりぼっちだったことに気が付かず突き落としてしまった」と俊平も謝ります。
先週の天音の演奏から、なんとなくここから響と俊平の関係がどんどんよくなるのではないか…と予想していましたが、最後の和解シーンでは思わず涙が出そうになりました。
何より、最後のシーンで2人の邪魔をせず、静かに泣いていた海に心がぐっと掴まれました!
響がバイオリンを再び持ち始めたことにより、晴海フィルにも何か変化が起きそうですね。
第10話
親子の関係が元通りになった翌朝、事を察した海や森は自分のことのように喜んでいました。
しかし、晴海フィルの宮城の出張演奏のための資金はまだまだ集まらない様子。
そんな中、羽野の提案でエフエムするがというラジオ局にスポンサーになってもらうよう頭を下げに行きます。
エフエムするがは数年前、羽野が自分勝手にスポンサーを降りてしまった会社でした。
そこから晴海フィル存続のために晴海フィルは協力して小口企業にスポンサーになってもらうよう力を合わせます。
後日、志保のところへ向かった俊平は渡された離婚届にサインをして志保に渡します。
自分が志保を縛ってしまっていたことを謝罪し、今後は縛られることなく自由に生きてほしいと伝えるのでした。
さらに、響と向き合ったことを伝えてそれを聞いた志保は心から喜びます。
古谷に離婚することを伝えた俊平ですが、俊平は志保を想っている古谷のことを友人として応援すると背中を押しました。
響と海に離婚のことを志保と伝えましたが、海は「離婚とか結婚とかどうでもいい」と、響と俊平が仲直りしたことを喜んでるようでした。
そんな中、俊平はウィーンの大学に連絡することを忘れて晴海フィルに残っていた事に気が付きます。
大量のメールに気が付き「これだからマネージャーいないと…」とがっかりする志保の声にちょうどよく現れる鏑木。
シュナイダーも高齢のため、ドイツに帰るべきじゃないかと鏑木に伝えられますが、今はいけないと断る俊平。
鏑木も響もドイツへ帰るべきだと思っていましたが晴海フィルで楽しそうにしている俊平を見ているとそんなことは言えません。
宮城のコンペへ行く最後の練習はコンマスの近藤の職場を練習場所として借りました。
恩師が倒れたこととコンペへの意気込みで複雑な気持ちになっていることを晴海フィルの団員たちにも気づかれていました。
一方、響と森の俊平への気持ちにもすれ違いが起き、衝突してしまいます。
晴海フィルが宮城のコンペに行く日、響はある決意をしていました。
宮城についた俊平は気持ちを切り替えていましたが、夏目のいない夕食の宴会場で「このまま俊平を引き止めておいて正解なのか」、団員たちも悩んでいました。
名も無いオケが、ノイエシュタット交響楽団で常任指揮者をオファーされるほどのプロの指揮者を囲っていることは奇跡に近いことでした。
晴海フィルの団員たちは、俊平がいて助けてもらったことが多いため一緒にやっていきたいという気持ちが強い気持ちとドイツに帰るべきだという気持ちが葛藤していました。
一人ひとりが俊平について考えていると、その場所に突然現れた響。
響は俊平への気持ちとして「狼の口に飛び込むような挑戦をしてほしい」と伝えるのでした。
翌日俊平はリハに大遅刻して、オケのみんなにボイコットをされてしまいます。
海と響に手を引いて連れてこられた場所は、空港ラウンジの中。
そこには天音の指揮で演奏する晴海フィルの団員たちがいました。
新たなコンマスとして響を迎え入れた晴海フィルに「必ず存続させるから心配しないで」と言われ、涙を流す俊平。
「オオカミの口に飛び込んでくる」と宣言した俊平は晴海フィル最後の指揮として交響曲3番「ライン」を演奏するのでした。
最後の演奏を終えた俊平に「さよなら マエストロ」と呼びかける晴海フィルの団員たちに「必ずまた帰って来ます!」と元気よく答えるのでした。
第1話目と比べ、俊平と響の関係に大きく変化が出て、最初から穏やかな気持ちで見ることができた最終回。
俊平を想う晴海フィルの団員たちと晴海フィルを想う俊平の気持ちが強くて感動するシーンがたくさんありましたね!
何より、一人ひとりの回想シーンが含まれた最後の演奏シーンは思わず涙が出るほど感動してしまいました…。
タイトルのさよならマエストロの伏線も回収され、涙涙の最終回でした!
さよならマエストロの最終回の結末予想と考察!
原作やネタバレ情報がない「さよならマエストロ」。
指揮者の父とそんな父を嫌う娘がどのような結末を迎えるのか、予想してみました。
父と娘の親子関係がどうなるのかに注目です!
日曜劇場枠のヒューマンドラマらしく、最後はハッピーエンドになるのではないでしょうか?
なかでも、見どころ部分に書いてある「地方オーケストラを通じて失った情熱を取り戻す」という部分が、音楽嫌いの娘の気持ちを動かしそうですよね。
指揮者の父が娘にどんな気持ちの変化をもたらすのかが気になります!
▶実際の最終回の結末ではこちらの予想が正解でした!
親子関係が修復した後は感動でいっぱいのドラマになりましたね!
指揮者の父の影響を受け、市役所職員だった娘も音楽の才能がどこかで開花しそうですよね!
父と同じ指揮者の道を歩むのか、果たして楽器を担当するのか、予想しただけですでにワクワクしそうです。
▶親子関係の修復に加え、最終回では晴海フィルのコンマスとして響が加入したことにより、こちらの予想も正解でした!
久しぶりにバイオリンを弾く響は楽しそうでこちらも安心しましたね♪
最初とは少し距離は縮まるも、完全修復とまでは行かず…。
音楽界から離れていた父も指揮者の道へ戻るために海外へ戻ってしまうという切ない結末も可能性として考えてみました。
▶こちらの予想は残念ながら不正解となりました。
しかし、海外に戻るという予想に関しては上の2つに加えて合っていましたね!
さよならマエストロの原作ネタバレと最終回結末まとめ
「さよならマエストロ」まとめ
- 原作漫画や原作小説はないオリジナルドラマ
- 主演は西島秀俊さんと芦田愛菜さんのW主演
- 放送は全10回と予想!
今回は2024年1月スタートのTBS系日曜新ドラマ「さよならマエストロ」についての情報をお伝えしました。
この冬、思い出のドラマになった方も多いのではないでしょうか?
原作・ネタバレが一切ない今作でしたが、くすっと笑えたり感動するシーンに心が暖かくなりましたね♪
この記事を参考に、「さよならマエストロ」を楽しめたなら幸いです!