ドラマ「それってパクリじゃないですか?」の原作小説ネタバレとドラマ最終回までのネタバレをご紹介していきます。
それってパクリじゃないですか?のキャストは新人知財部員の藤崎亜季を芳根京子さん、上司の北脇雅美役は重岡大毅さん(ジャニーズWEST)が演じます。
社内で起こるさまざまな事件を解決する知財お仕事エンタメドラマ!
ドラマではキスシーンや恋愛シーンがあるのかも気になるところです。
はたまた最終回にはどんな結末が待っているのでしょうか。
原作小説のネタバレと一緒にドラマの最終回までの結末を考察してご紹介します。
それってパクリじゃないですか?原作の登場人物のネタバレ
藤崎亜季は、月夜野ドリンクの新人知財部員。
親会社から出向してきた北脇雅美とバディを組み、社内で起こる知財事件に立ち向かっていきます。
「それってパクリじゃないですか?」原作の登場人物のネタバレについてご紹介します。
藤崎亜季
- 主人公の女の子で、月夜野ドリンク知的財産部員。
- 製品開発部から知財部に異動になり、知財に関しては素人。
- おっちょこちょいな一面もあるが、最後まで諦めない粘り強さもある。
- 期待させるとそれに応えたいと意気込むアツい性格。
- 高校時代はソフトボール部で代打要員だった。
北脇雅美
- 親会社から出向してきた亜季の上司。
- 弁理士の資格を持ち、仕事もそつなくこなす。
- 陰で人一倍努力をしていてその姿は絶対に見せないほどプライドが高い。
- お取り寄せスイーツを食べるのが好き。
熊井
- 月夜野ドリンク総務部長
- 親会社から出向してきた北脇と社員とのパイプ役として頼りになる上司。
根岸ゆみ
- カフェふわフラワーの店員。
- 亜季と高校時代からの友人で、同じソフトボール部員。
- 自ら考案したブランド「ふてぶてリリイ」のグッズをネット販売している。
柚木さやか
- 月夜野ドリンク製品開発部員。
- 亜季が元いた部署の先輩社員。
- 亜季の異動後もよく話をしたり飲みに行ったりする仲。
五木浩司
- 月夜野ドリンク総務部員。
- 柚木さやかの同期で、亜季が密かに思いを寄せている相手。
- 亜季が異動して同じフロアになり、さやかと三人で飲みに行くこともある。
木下
- 月夜野ドリンク常務。
- 北脇が出向してくるまで、法務部で知財を扱っていた。
- 社内一北脇と折り合いが悪いと言われている。
増田
- 月夜野ドリンク社長。
それってパクリじゃないですか?の原作ネタバレ
それってパクリじゃないの?原作小説のネタバレについてご紹介します。
原作となる小説は、2019年に発行されています。
悪意のあるパクリは許さない!
主人公の藤崎亜季は、製品開発部から知財部へ異動となり、期待されていると意気込んでいた。
「弁理士」を「便利士」と表記違いのメールを送ったことから、上司の北脇雅美からこの仕事には向いてないと厳しい指摘をもらいます。
この時亜季は、北脇を女性だと思い込んでしまいます。
その後、偶然出会ったときもすぐに北脇だと気がつかず…
しかし、亜季はめげず素人でありながら早く認められたいと知財の勉強を始めていました。
そんななか亜季の友人・ゆみの元に警告書と書かれた内容証明が届きます。
「ふてぶてリリイ」を商標登録するので、今すぐ販売を中止してくださいという内容でした。
なぜ本物のゆみがふてぶてリリイを使えなくなってしまうのか…
無視して販売を続けると損害賠償を請求されるし、向こうからライセンス料も請求されかねない。
調べてみると、相手の会社はふてぶてリリイによく似せた劣化版を販売していて明らかなパクリでした。
偶然居合わせた北脇から
著作権と違って商標権は最初に出願された人間に与えられる権利だと教えてもらいます。
この時点では、まだ亜季は自分の上司だと気づいておらず、北脇の方は気づいているのがむずきゅんです。
相手の出願よりも前に、ゆみがふてぶてリリイを使っていてその証拠を集めることができれば、商標登録を阻止できるかもしれないと助言を受けます。
亜季とゆみは証拠を集め、北脇が紹介してくれた特許事務所が順調に処理してくれました。
月夜野ドリンク看板商品がパクられた?それともパロディ?
亜季は自分のイラストを使った雑貨が売られる様子を見に行こうと出かけます。
その日は夏の暑い日で、バテ気味の亜季を助けてくれたのは落合製菓食品の店主と社長さんでした。
そのお店で見かけたのは「緑のおチアイさん」というお菓子。
パロディは世間的には浸透しているし、訴訟したからといって法律的にも勝てるか微妙なライン。
しかも、落合製菓食品は地域に貢献している優良企業。
世間の目からしても訴訟すると月夜野ドリンクの印象が悪くなるだけ。
誰もが訴訟にはならないだろうと思っていました。
しかし、月夜野ドリンク社長・増田は
大激怒し、メリットはなくとも許せない!訴訟すると言い張ります。
落合製菓食品も実は業績は落ち目で、訴訟されては困る実情がありました。
北脇が取った解決策は
OEMという業務提携の形で、月夜野ドリンクも相手側もウィンウィンになるような提案をしたのです。
北脇のビジネスには厳しいが根は優しい一面が出た、まさにプロフェッショナルな仕事ぶりでした。
亜季のイラストのグッズが売れたと雑貨屋さんから知らされるのですが、買ったのは北脇でした。
北脇は、本当にいいものにしかお金を出さない性格なので、亜季はとても嬉しく信頼を深めるのでした。
月夜野ドリンクが著作権侵害?
あるイラストレーターのSNS投稿が世間の注目を集めていました。
月夜野ドリンクが勝手にキャラクターを二次利用してる!
それは、月夜野ドリンクの新商品にキャラクターを使ったことについてのイラストレーターの怒りの投稿でした。
しかし、それはイラストレーターの勘違いで契約上は著作権は月夜野ドリンクに譲渡されており、なんの問題もありません。
世間には契約内容なんて知られていないので、月夜野ドリンクは悪い会社という悪いイメージだけが先行していて、月夜野ドリンク側が劣勢。
- 投稿を削除してもらうこと
- SNSで訂正してもらうこと
これが亜季たちに任せられたミッションなのでした。
話し合いに向かう途中で、北脇は席を外しますがそれには大きな理由がありこの事件は亜季一人で交渉へ行きます。
一人で説得を試みますが、なかなかうまくいきません。
亜季が熱く説得を続けると、次第にイラストレーターも心を開いていきます。
新商品が特許侵害で訴えられた!
イラストレーターの説得を終え、社に戻った亜季を待っていたのは役員たちでした。
そこで亜季は、ライバル社が特許侵害だと内容証明を送ってきたと聞かされます。
それはカメレオンティーを作る上で味が落ちることなく、色を変化させるのに必要な材料を入れる順番に関する技術でした。
他の特許は申請していたのに、一番肝心な技術について特許を申請していなかったのには理由がありました。
わざと特許申請しなかった理由は…
特許は20年間しか独占できず、それ以降は誰でも使える技術になってしまうのです。
なので、北脇はあえて特許申請せず、企業秘密として隠し通す道を選んだのでした。
着々とカメレオンティーの発売に向けて準備が進んできた中で届いた内容証明。
あまりにもタイミングが良すぎでした、悪い意味で…
カメレオンティーは販売中止になり、月夜野ドリンクは大赤字を抱えます。
責任を取って北脇は親会社へ戻りますが、亜季は諦めていませんでした。
この事件は、原作の一連にわたって描かれていて、亜季が学んだ知識を最大限に活かしたお話です。
それってパクリじゃないですか?原作の結末は?
亜季はその一心で、解決の糸口を探します。
もしかして情報漏洩?
他社が同様の技術を研究していない、そう確信したからこそ特許申請をせず企業秘密にする方へ賭けました。
なのに急に技術開発したのはおかしい、亜季は情報漏洩を疑います。
その矢先、ひょんなことから知った憧れ先輩・五木の彼女がライバル社の開発者であると気づきます。
亜季は、五木と彼女が情報漏洩した張本人だと知り、証拠を集めます。
五木とその彼女が興味本位で始めた実験をライバル社の上司に見つかり特許申請まで大ごとになったのでした。
結果、月夜野ドリンクは特許を取り戻し、北脇もまた親会社から出向してきました!
途中に北脇から亜季に宛てた手紙があり、北脇の本音が垣間見えて亜季と一緒に泣いちゃいました。
それってパクリじゃないですか?原作にキスシーンはある?
物語の最初、亜季は総務部の五木に密かに恋心を抱いています。
北脇も恋愛面には鈍感らしく、本音が見えません。
しかし、徐々に二人は距離を縮め上司と部下として信頼していきます。
プライベートを明かすことに人一倍慎重な北脇が、物語の後半では亜季には連絡先を教えます。
また、ふと下の名前を呼ばれてドキドキ…なんて描写はありました。
キスシーンもなく、二人が激しい恋へなんてことはありませんが、むずキュンポイントはたくさん!
ドラマでも原作に沿って、お仕事中心のお話になると予想します。
重岡担の方も芳根さんファンの方も安心して見れると思いますよ!
北脇と亜季は、恋仲というよりは仕事の上でとても信頼している上司と部下の関係を築いていきました。
手を繋ぐシーンもなく、恋愛要素はほぼないと言えます。
ただ他のキャストとの恋模様があり、むずきゅんする場面もあるのでお仕事中心でありながらラブコメ要素もある面白い作品です!
それってパクリじゃないですか?ドラマのあらすじと最終回までのネタバレ考察
ドラマ「それってパクリじゃないですか?」では、どのようにストーリーが進んでいくのでしょうか?
ドラマのあらすじを考察していきます。
原作との違いは?
ドラマでもほぼ登場人物に変更はありませんでした。
ただ、ドラマの設定に主人公の亜季が知財部に異動した理由に「ある事件をきっかけに」とあるので単なる人事異動ではなさそうです。
また、原作ではキャストの常盤貴子さんが演じる高梨部長の印象は、そこまで亜季と関わっていなかったのでなにか脚本で追加されるかもしれません。
原作では大きな事件が4つあるのですが、連続ドラマとしては少し短いような気もします。
第1話「キラキラボトルの情報を漏らしたのは誰?」
飲料メーカー・月夜野ドリンクの会議室
主人公・藤崎亜季は役員たちに問い詰められていました。
お前が情報漏洩したんだろ!
さかのぼること8ヶ月前
月夜野ドリンク開発部は新商品のボトルの開発に取り組んでいました。
新ボトルに採用されたのは、亜季考案の「キラキラボトル」!
そんなとき、ライバルのハッピースマイルがよく似たボトルの特許出願をしたことが判明します。
発案者は、亜季の大学時代のゼミの同級生・青木香苗でした。
役員たちは亜季が情報漏洩の犯人だと疑いをかけたのです。
親会社から調査のために派遣されてきたのが、北脇雅美。
北脇は、弁理士の資格を持つ知的財産のプロです。
調べてみると、ハッピースマイルが特許出願したのは、亜季が同窓会へ出席した後。
亜季が、ボトルを発明したのはそれよりずっと前。
みなさん、知財に対して考えが甘すぎます!
たとえ1日だとしても早く出願した者が権利を得ることができる、それが特許の大原則だと北脇は言います。
冒認出願とは
「アイデアを盗用されました」と証明するために亜季が香苗に情報を漏らしたと証言することでした。
ビジネスに正義などない、会社の利益を守ることが僕の仕事
冷たく北脇は言い放ちます。
高梨部長と亜季はハッピースマイルへ
ハッピースマイルの知的財産部・部長の田所は、よくある偶然で自社で開発したボトルだと主張します。
キラキラボトルを開発したのは月夜野ドリンクだ!絶対に特許は取り返しますと高梨部長は宣言したのです。
やってもないことを認めろという北脇に、亜季は涙ながらに訴えます。
知財の仕事は、個を犠牲にして会社を守るためにあるんですか?
最低の仕事ですね。
亜季は必死に語り、北脇の前にキラキラボトルを置いて帰ります。
一夜明けて
増田社長に対応策を提示しなければならない役員会議に、亜季と北脇も出席しました。
私は情報漏洩などしていない!
どうするつもりなのか、と役員たちは頭を抱えます。
ボトルを改良してキラキラボトルを超えるいいボトルを作る、亜季は開発部のチームの一員であることを誇りに思っていました。
突然、二つのボトルを見せる北脇
- キラキラボトル最新作のきゅるんきゅるんしているボトル
- ハッピースマイルのボトルを再現したきゅるんきゅるんしてないボトル
二つのボトルには、手触りに違いがありました。
これは、キラキラ度合いを調整する中でコーディング技術を調整する中で結果としてたどり着いた技術だったのです。
ハッピースマイルはこのコーティング技術を知らない。
つまりキラキラボトルの改良前、同窓会より前に情報を入手していたのです。
情報が流れたのはどこから?
実は、このボトルの改良期間中に行われていた月夜野ドリンク社長の定期講演会にハッピースマイルの社員がいました。
そう!情報を話してしまったのは、増田社長だったのです!
高梨部長は再度ハッピースマイルへ
証拠となる動画をみせ交渉の結果、特許は無償で返してもらえることになったのでした。
晴れて開発部へ戻れると思っていた亜季でしたが、
新たに創設された知財部のメンバーとなり、熊井部長とこれまた親会社から出向することになった北脇も現れて…
月夜野ドリンク・知的財産部が誕生したのでした。
まさか、主人公が情報漏洩で疑われるなんて。
北脇がいい感じに冷たくて、でも徹夜で亜季の疑いを晴らすために調べてくれて優しい一面もあって面白かったですね〜。
きゅるんきゅるんと連呼してる姿が可愛くて思わず笑っちゃいました!
高梨部長役の常盤さんも頼れる上司って感じてかっこよかったです。
情報を話しちゃったのは、まさか社長だったなんて。
それを誰も指摘できなくて高梨部長が告げるのですが、もっと男どもはっきり言ってくれよ〜と思っちゃいましたね。
増田社長、秘書つけた方が良くないですか?また何か喋っちゃいそうで少しこわい…
熊井部長は「なるほど、なるほど」が口癖なのかよく言っているのですが、ザ中間管理職って感じで本当にいそう。
健気な芳根さんと笑顔封印の重岡さんがいいコンビになりそうな予感です!
第2話からは知財部が本格始動するようなので、楽しみですね〜
第2話「パロディなのかパクリなのか」
月夜野ドリンクに新たに知財部が創設されました。
知財部メンバー
- 部長・熊井部長
- 課長・北脇
- 知財部新人・亜季
北脇は、弁理士を便利屋さんと勘違いするような人に知財の仕事は無理だと言い放ちます。
まあまあとなだめ、月夜野ドリンクの看板商品である「緑のお茶屋さん」で乾杯するのでした。
そこへ緑のお茶屋さんととてもよく似たお菓子を営業部の松尾が持ってきます。
販売者は緑町にある落合製菓で、商標も登録していました。
- 向こうはチョコでうちはお茶、ただのパロディじゃん
- うちの商品にタダ乗りしているから許せない
と、社内でも意見が分かれました。
亜季は、落合製菓へ向かう
道中立ち寄った町おこしのためのイベントで、優しく台車を貸してくれた人当たりの良さそうなおじさんに会います。
お菓子をもらい、落合製菓の人柄に触れた亜季は、悪気があってやったことではないから見逃してほしいと言う。
増田社長からの内線電話
緑のオチアイさんは許せない!裁判の準備をしろ!
パクリは絶対に許さない!
裁判をしても勝てる見込みはないと助言しますが、一向に引かない増田社長。
パロディだから許してほしいと言う亜季に
北脇は、パロディとパクリはなにがどう違うのかと問います。
高梨に今回の件はどう思うのか聞かれた亜季は、悪意のないパロディだから許してもいいと答えます。
優しいのねと返す高梨は少し切ない表情をしていました。
亜季は、ものまね番組を見ている時に気づきます。
- パロディ→元ネタにリスペクトがある
- パクリ→創造性がなく、そのまま真似ただけ
創作の世界では、模倣の連続で技術を進歩させてきた一面もあると北脇は語ります。
そしてそれは特許の世界でも同じなんだと。
北脇は、白い恋人と面白い恋人という実例を出して説明します。
白い恋人は、面白い恋人に損害賠償を求め訴えを起こしていました。
パロディを訴えるなんて野暮だという声も世間にはありましたが、訴えるだけの理由があったのだということを説明しました。
一方、亜季の親友・ゆみのもとに
ゆみのもとに警告書が届きます。
弊社は、ふてぶてリリイを商標登録していますので販売中止と損賠賠償を請求します。
ふてぶてリリイというブランドを制作し販売しているのは、ゆみなのにアイデアを盗んだ企業からの宣戦布告でした。
亜季は、ゆみのためになんとかしたいと言います。
パクリだろうとパロディだろうとやっぱり許せないと、亜季は意見を変えました。
北脇と亜季は落合製菓へ向かう
緑のオチアイさんの販売中止とライセンス料の請求をします
そう主張しますが、案の定落合製菓は訴えたければ訴えればいいと強がり、非を認めませんでした。
北脇の言葉にヒントをもらい、ゆみが先にふてぶてリリイを販売していた証拠を集めようと突破口を見出します。
落合製菓は町の救世主
落合製菓は、私財を投げうって商店街を助けた町のヒーロー的存在でした。
それは町長にも声がかかるほどの優しい人たったのです。
その事実を聞いた亜季は、また意見を変えます。
亜季は再度落合製菓へ
お菓子のお礼にを言いに落合製菓へ向かった亜季に落合社長は思わず、本家に合わせてロゴもパッケージも変えていると口を滑らせます。
いい人たちだから許してほしいと頼む亜季に、月夜野の立場に立ってみてはと北脇は助言します。
高梨のことを思うと落合製菓を許すことはできないと、開発部の先輩・さやかは話します。
20年前、月夜野ドリンクの危機を救い大ヒットした緑のお茶屋さん。
今や看板商品となったこの商品には、月夜野ドリンクで働くみんなの努力が詰まっていて、それを証明するのが商標なのです。
緑のお茶屋さんには、汗と努力の結晶であり簡単には許せない
安易に上辺だけを真似されてパロディだからとは許せない人もいることを、亜季は知ります。
クッキーを見て北脇は…
北脇は、一枚のクッキーを亜季にあげようとします。
人が二人いてクッキーは一枚しかない、どちらかが諦めるしかないでしょうと言う北脇に、亜季はクッキーを二つに割ります。
こうすると二人とも食べれますよ。
その様子を見て北脇は何か思いついた様子でした。
またまた北脇と亜季は落合製菓へ向かう
緑のオチアイさんの販売中止を求め、応じなければ裁判します
そんな体力はない、訴訟は諦めてほしいと言う落合製菓。
落合社長も商品への愛情は同じで、要求をのもうと申し出ます。
その時に、北脇は解決策を提示します。
OEM(業務提携)をして緑のお茶屋さんのチョコレートを作ってください。
- 落合製菓→製造の委託料をもらえる
- 月夜野ドリンク→製造ラインを一から作らなくて済む
お互いにメリットのあるまさにウィンウィンな落とし所でした。
亜季は、高梨に謝ります。
あれは偶然できてたまたまヒットしただけだと高梨は笑いました。
原作のエピソードをキレイにまとめてて、見ててスピード感が良かったですね〜。
亜季が何度も意見を変える気持ちがわかる〜。
落合製菓でも月夜野でも、相手の立場になれるって純粋にすごいことだと思うんですよ。
北脇が提案した解決策もどっちの顔も立てて、仕事ができる男だなって感じましたね。
OEMを思いついたのは、亜季のおかげなのに本人に伝えそうで伝えられない不器用さもむずキュンでした。
3話はもう少し二人の距離は縮まるのでしょうか。
高梨部長が思い入れのある商品なのに、そんなことないよって亜季に笑う姿がかっこいいってなりました。
第3話「屁理屈も立派な理屈です!」
月夜野ドリンク開発部
時間の経過とともに色や味が変わるカメレオンティーの開発に力を注いでいました。
社をあげた企画ムーンライトプロジェクトで高梨部長が長年開発してきた紅茶です。
知財部も商品化へ向けてできうる限り協力します。
亜季もカメレオンティーのために何か協力したいと申し出て、北脇から侵害予防調査を任されます。
A=Bを証明するのは簡単ですが、Aが唯一無二だという証明は通称「悪魔の証明」とも言われるほど難しい仕事なのです。
自分が役に立てるのなら頑張りたい!と亜季は引き受けます。
そのころ、先輩・さやかは
企画開発したスムージーの開発に成功します。
全国展開しているカフェとの共同企画で、先方の役員たちへプレゼンが通れば商品化にされることになったのです。
最近、製法を変えてより美味しくなったと嬉しそうにさやかは話します。
高梨がカメレオンティーを開発するときにさやかは手伝いに呼ばれました。
しかし、最終的に開発の仕上げを任されたのは後輩の窪地だったのです。
高梨に憧れて頑張ってきたさやかは、後輩に追い越されたことがショックでより一層スムージー開発に気合いが入っていました。
知財部が経費予算オーバー
相島常務らが知財部が経費を使いすぎだと注意にきます。
北脇は知財の仕事にはお金がかかり、他の部署は無駄な経費が多すぎると逆に注意します。
私は知財に関する業務を一任されている。
私の決定は社長の決定と思ってください。
そう告げた北脇にその場にいたみんなが、なにも言い返せずにいました。
スムージーの侵害予防調査をしてみると
亜季がふとスムージーの製法を最近になって変えたことに気づき、侵害予防調査をしてみました。
このままでは商品化はできません。
商品化するためには、
- 他社の特許権を無効にする
- 他社にライセンス料を支払う
- 別の製造方法に変える
今からじゃとてもプレゼンに間に合わないと亜季は、さやかに言えずにいました。
北脇から高梨へ特許侵害の話は伝わっていました。
高梨は、さやかのスムージーの企画は中止して、代わりに窪地の企画をプレゼンすると告げます。
もう一度チャンスをください!
さやかは、頭をさげ来週のプレゼンまでに新たな製法を見つける開発の許可をもらいます。
亜季も開発を手伝うと言い出し
カメレオンティーの侵害予防調査とさやかの手伝いを両立させようと頑張る亜季。
ですが、慣れない仕事でいっぱいいっぱいになっていきます。
さやかの試作品を試飲もせず数値を測る亜季に、さやかはもう手伝わなくていいと怒ります。
しかし、すぐに仲直りし何か開発のヒントになるものはないかと、スムージーの野菜を作っている農園へ行くことにしました。
スムージーの野菜を作る農園
農園で農家さんが持ってきたライスミルクを飲んで、亜季はあることに気づきます。
さやかの製法が特許権侵害していたのは、
野菜や果実、および乳成分を調合したもの
=乳成分→ライスミルクに変えれば問題ない
ということになるのです。
特許は陣取り合戦!他社の特許が登録していない隙をついたまさに「屁理屈も立派な理屈」!
そして、さやかは満を辞してスムージーをプレゼンに持っていきます。
プレゼンの結果は?
さやかはカフェの役員たちが選んだのは、窪地のドリンクだったと亜季に報告します。
正直、あなたのドリンクの方が美味しかったわよ
高梨が告げた言葉にさやかは驚きます。
実は、高梨がさやかをカメレオンティーの開発から外したのは自分によく似ていたからでした。
自分と同じ考えだから別の仕事を安心して任せられる、そう言われさやかは自信を取り戻したのです。
知財部では
亜季は、残業しながら侵害予防調査をまとめることができました。
そのとき高梨から「報告書よくできてたわよ」と告げられます。
私がやったことって意味あるんですか?
亜季は泣きながら、北脇に訴えます。
亜季が任されたと思っていたのは、実は練習で本物の調査は北脇がすでに終えていたのです。
本気でやってもらうために、あえて練習だとは言わない北脇なりの優しさでもありました。
知財の仕事は私には向いてないのかな?と亜季は途方に暮れていました。
落ち込む亜季にさやかがスムージーを手渡します。
北脇さんって親会社が月夜野の特許を盗むためのスパイなんじゃないかって噂だよ
果たしてさやかが言った噂は本当なのでしょうか…
今回はオリジナルストーリーが組み込まれていて、スピード感もよく面白かったですね〜!
高梨部長が、さやかに私と似てるって言うシーンは泣きそうになりました。
憧れの上司からの褒め言葉って自信になるんですよね。
よかったねー、さやか!!
毎回高梨部長がカッコ良すぎる!!
高梨部長と北脇が、開発作業中のさやかと亜季を見守るシーンがあるのですが、大事な部下だからこその優しい眼差しにグッときましたね。
北脇の噂は本当なのでしょうか?まさかスパイなんてことはないと思いますが…
第4話「取ってはいけない陣もある」
月夜野ドリンク社長室
亜季と北脇は、高梨らと共に社をあげた一大プロジェクトムーンナイトプロジェクトの中心メンバーに選ばれました。
縄文土器の模様からヒントを得た通称ツキヨンと呼ばれているキャラクターです。
縄文土器が大好きなインフルエンサードキドキ土器子の影響で若い子を中心にツキヨンは人気を集めていました。
そのころ北脇は…
社内でスパイだという噂が一人歩きしていました。
しばらく親会社へ行くと言い残し、姿を見せなくなります。
亜季は又坂の指導を受けながら、土器子に認めてもらった上で商標出願をしたいと準備を進めていました。
土器子に直接会って商標出願の相談をして、納得してもらい無事に認めてもらいました。
そこへ現れたのは親会社の知財部員
ツキヨンの商標出願は中止してください。
我々、親会社が新商品で商標出願します。
親会社の知財部員は、そう言ってきたのです。
商標登録にはさまざまな区分に分かれており、業種の違う親会社と月夜野でうまく棲み分けができないかと亜季は考えます。
親会社の広報にて
亜季は、何とか月夜野としても商標登録させてほしいと親会社の広報担当に頼みに行きます。
そこへ現れたのは、北脇!
ずっと姿を見せなかった北脇が、助け舟を出してくれたのです。
月夜野と親会社がコラボレーションして
同じツキヨンを使うことへの意味を持たせましょう!
北脇の柔軟なこの提案を受ける形で
亜季は親会社の開発部員・南と話すことになります。
南は、北脇は以前開発部にいて研究熱心だったのに急に妙な事を言いだして知財部に異動したんだと語ります。
これからは俺がお前の汗と涙の結晶を守るから!
それが俺の仕事だから!
わけわかんないよな〜と笑う南でしたが、亜季には聞き覚えがありました。
北脇は、開発する立場から商品を守る立場へと変わったのです。
親会社の知財部で
亜季は、北脇が南の仕事をサポートするために親会社へ来ていたんだと知ります。
北脇は亜季に商標の出願をするように言います。
これは、練習なんかじゃありません。
あなたが担当している仕事ですよ。
そのとき土器子から亜季へ電話が
ライバル社のハッピースマイルが土器子にツキヨンは商標登録があるのかと聞いてきたというのです。
北脇は、亜季に商標登録を急ぐように急かすのですが、亜季は先に土器子に話を聞きに行くと言って席を立ちます。
月夜野ドリンクで
みんな商標、商標ってそんなに商標が大事なの?
ツキヨンは1万年前からみんなものじゃないの?
土器子は、商標登録することに疑問を感じているようでした。
亜季はその様子を見て出願を迷います。
早く申請を出せと急かす北脇。
陣取り合戦なのはわかっています。
でも、取ってはいけない陣もあるのではないでしょうか?
亜季はそう告げて、結局商標登録の申請はしませんでした。
翌朝
ハッピースマイルの商標登録が、世間から大バッシングを受けていました。
大手メーカーが、みんなのものであるはずのツキヨンを独占しようとしたと世間の目には映ってしまったのです。
ハッピースマイルは、謝罪会見を開くことになりました。
北脇は、人は必ずほしい能力が与えられるわけではないと語り出します。
開発の能力は南の方が上で自分は知財の仕事が向いているんだと亜季に話しました。
あなたもこの仕事が向いているかもしれない
そう告げました。
ゆみのカフェにて
ゆみのブランドを乗っ取ろうとした事件から、お世話になっている弁理士さんを紹介すると言われた亜季。
北脇は、ゆみのブランドを守るために勤務外でも動いてくれていたのです。
そのころ・高級レストランで
月夜野ドリンク開発部員・窪地が待っていたのは、ハッピースマイルの知財部長・田所で…
2人はどういう関係なのでしょうか…?
北脇のスパイ疑惑も晴れて良かったですね〜。
北脇が、亜季に仕事を任せてくれたのが胸アツでした。
前回、侵害予防調査を練習と言ってさせたことの伏線を回収するかのようでした。
商標登録するしないで議論している時にお互いの意見をぶつけ合うシーンが印象的でした〜。
そこで北脇も亜季の意見を受け入れるんですよね。
終盤には北脇が亜季に「知財の仕事が向いているかも」と告げるシーンもあり、一気に距離が縮まった感じがしますね。
窪地が田所と会っていたのが気になりますね。
今後の展開への伏線でしょうか?
第5話「調整も大事な知財の仕事です!」
月夜野ドリンクの一大プロジェクトカメレオンティーのポスターが完成しました。
しかし、個人ブログから無断で写真を使用していることが発覚したのです。
亜季は、北脇からブログの権利者に許可をもらうように仕事を任せます。
関係各所への調整もお願いします。
簡単に言えば「根回し」が知財の大事な仕事です。
ポスターに関しては一切関与しないから、自分で頑張るようにと亜季を鼓舞します。
同時進行で
開発部員・窪地の甘酒の特許を認められずに拒絶通知書が送られてきており、そちらも手伝うことになりました。
- なぜ拒絶されたのか
- どのポイントの説明が必要なのか
アドバイスをもらうために審査官と面接することに!
仁美は、学術的データの裏付けが必要で、大学の准教授である窪地の兄・政宗に相談しては?と提案します。
亜季と窪地は政宗の元へ
政宗は弟の頼みでも協力はできないと断られてしまいます。
政宗は、一流大学で研究をしておりプライドも高くしかも元恋人が審査官だと知ると余計に協力はできないと告げます。
窪地に対しても、大手に就職しなかったことへの不満をぶつけてきて窪地は屈辱な思いです。
そんな中、窪地は
実は、ハッピースマイルは政宗と良好な関係を築きたいという思惑があったのです。
高梨からカメレオンティーのチームから外されたり、特許出願も難航したり、引き抜きも自分の力ではないと知って、窪地は落ち込みます。
一方、ポスターの方は
権利者は多額の使用料を要求してきたのです。
北脇はブログ記事の中から交渉のヒントを見つけ、亜季に伝えようとしますがなかなか気づかずにいます。
月夜野の特許が無断で使われていることに気づいた亜季は、解決の糸口を見つめます。
亜季は、いつも使っている参考書の付箋から北脇が何度も教えようとしてくれていたと気づきます。
特許庁にて
特許庁で偶然仁美と居合わせた北脇。
- 他の特許との調整が必要になってくる
- 仁美は、柔軟な対応をする審査官として知られている
- しかし、保守的な上司との間で特許の承認に消極的になっている
という情報をつかみます。
亜季と窪地は再度政宗の元へ
しかし、またしても月夜野に協力するメリットがないと断られてしまいます。
三流の会社とバカにされ、窪地は言い返します。
大手ほどの力はなくてもいいものを作るための努力をしている
汗と涙の結晶を守ろうとする仲間もいるんだ!
どうか力を貸してほしいと懇願する窪地でしたが、政宗は最後まで協力はできないと突っぱねるのでした。
完全に行き詰まった知財部
亜季の一言をきっかけに解決の糸口を見つけます。
分割出願=認めてもらいたい技術の一部だけを特許出願するという手法を取ることにしました。
- 発酵…ポリフェノールの働きが活性化
- 熟成…オリゴ糖が増加
発酵の技術は、政宗の学術的裏付けがなくても出願できるので発酵の技術だけを先に出願することにしたのです。
仁美からは、文句のつけようのない明細書だと太鼓判をもらうことができました!
そして、窪地は
窪地は、高梨からもカメレオンティーのチームに戻るように言われ、企画書ももう一度出したいとやる気を見せます。
高梨は窪地がハッピースマイルに誘われていることも知っていたのです。
一流でなくとも、月夜野にしか作れない商品もあると窪地は自信を取り戻したのでした。
今回は、亜季がいろんなところで調整に奔走する姿が一生懸命で良かったですね〜。
調整とか根回しって、知財だけじゃなくて社会人には必要なことかなって思います。
調整のやり方って人それぞれの特徴出ますよね〜。
私も熊井部長くらい調整が得意になりたいです!
わたし的に、高梨部長が窪地がハッピースマイルに誘われていることを見抜いていたのはさすがだと思いました。
窪地に期待していると言葉をかけてあげるのも、胸アツでした〜!
北脇が何度も亜季にヒントを教えたくてさまざまなやり方で伝えようとするのに、亜季は全然気づかないところなんかむずきゅんでしたね。
ゆみが北脇に好意を抱いていたり、亜季は五木のことが気になっている様子だったりと恋愛模様も気になります!
第6話「発明は誰のもの?特許は何のため?」
月夜野ドリンクでは
「カメレオンティー」の試飲会が行われていました。
そこへ五木の大学の後輩・若菜たちも参加していました。
若菜たちは月夜野ドリンクと「ジュワっとフルーツ・スパークリング」の共同開発のメンバーです。
通称・ジュワフルスパークリングは、独特な飲み心地を実現しており唯一無二の商品になっていました。
そこへ若菜たちは学会で今まで研究してきた技術を発表する予定だと知ります。
特許を取るためには「新規性」と言って誰も知らない発明でないといけないのです。
また、学会に発表して技術が知られてしまうと他の人に真似されて出願されると月夜野にとっては困ります。
若菜たちも今回の学会にはどうしても発表したいと引き下がります。
北脇は、出資しているのは月夜野だから方向性が違ったなら出資を取りやめることもあり得ると強気に主張します。
自分たちのノウハウを使ってできた発明なのに、自由に発表できないなんておかしい!
特許特許って金儲けのことしか頭にないんですね!
話し合いはヒートアップしてしまいます。
亜季が思わず発言した言葉にその場にいた全員、亜季自身も驚きました。
- 大学→学会や論文でどれだけ研究成果を発表できたかを重視
- 企業→特許出願まではどんな研究をしているかは秘密
両者がうまく共存するために、学会発表の要旨提出の期限である2週間で特許出願できないか試行錯誤します。
実は、特許出願しない例もあるのです
特許には20年しか期限がなく、出願すると技術が公表され誰かが真似すると優位性もなくなります。
そこで、北脇はあえて特許出願せず企業秘密として守り抜く道を選んだのです。
これは賭けなんだ!
この技術は絶対に誰も見つけられない!そう信じている!
北脇の判断は吉と出るか凶と出るか…
一方、ゆみのカフェで
亜季と五木はランチをしていました。
ゆみはふてぶてリリイの一件から北脇に好意を抱いています。
そんな北脇は、亜季と五木が付き合っていると勘違いしているようです。
亜季はもうすぐゆみの誕生日だと助言したり、北脇も亜季と五木を2人きりにしようとしたり、2人の行動はすれ違いばかりです。
そんな中、月野夜ドリンクに届いたのは
研究は月夜野で引き継いぐ形となり、若菜たちは学会だけでなく成果まで失うことになります。
なぜ、若菜たちはそこまでして学会発表を急いでいたのか…?
亜季と五木は大学へ向かいます
若菜たちが学会発表を急いでいた理由は…
後輩たちのために気を遣って自分の将来を後回しにする先輩のためを思って急いでいたのでした。
もう一度共同開発をしないかと亜季と五木は打診し、若菜たちはそれを受けることにしました。
亜季たち知財部は
どうにかじゅわフルスパークリングを2週間で特許出願できないか模索します。
今の段階で出願に足りないのは?
ジュワフルスパークリングは明らかに口当たりが良くなり、唯一無二の味わいに仕上がっています。
人の感想でも多くの専門家が認めれば新しい発明の裏付けになると北脇は提案します。
官能評価→人の感覚を使って物を評価すること
これを使って特許出願しよう!
こうしてジュワフルスパークリングは知財部・開発部・若菜たちも協力して学会発表までに特許出願ができました。
ゆみのカフェに行く亜季
北脇が先にいるようで、なぜかゆみは落ち込んだ様子です。
リリイと遊ぶ北脇は、会社では見せないような笑顔でとても可愛らしい一面があったのでした。
今回は大学側と月夜野側で、同じ開発でも立場で目線が変わるんだな〜と思いました。
亜季が、北脇のようなセリフを言ったのは驚きましたし2人がいいコンビになってきた証ですかね。
カメレオンティーの特許出願について話すシーンがあって、やっぱりカメレオンティーは物語の中心になる話のようですね。
原作にもあったシーンですよ!
北脇が猫好きであるということも描かれていて、ギャップにきゅんきゅんしました!
第7話「特許の怪物に月夜野が狙われた…?」
ある日の月夜野ドリンク
今宮食品という会社から、特許を2,000万円で買わないかと申し出がありました。
あまりにも高額な金額にみんな驚くなか、月夜野がぐるっとヨーグルという商品に使っている技術かもしれないと高梨が言います。
月夜野が特許侵害しているから特許を買えって言ってきてるってこと?
北脇は、ぐるっとヨーグルを商品化する際に侵害予防調査をしているので問題はないはずと判断しますが、又坂は浮かない表情…
そんな中、取引先に
月夜野に抗議の電話が殺到し、社内は大騒ぎです。
今宮食品が悪評を立てて特許を買い取らせようとしているのでは?と疑いますが、証拠がありません。
そこで、亜季と又坂が今宮食品が行う青汁の試飲会に参加し調査することになります。
今宮食品の試飲会にて
今宮食品社長・今宮とアドバイザー・芹沢は、「特許を取得した技術を使っている」と主張して青汁を販売していました。
よく調べてみると、その特許を取得した技術は青汁自体ではなく、青汁の粉末を入れているスティックのこと!
しかも、今宮フーズなどと会社名を変え、製造は他へ業務委託して手をかえ品をかえ悪徳な商売をしていることもわかりました。
そんなの特許を悪用した違法スレスレのあくどいやり方じゃないか!
早急に解決するために先方の要求をのもう、こんな相手には関わらない方がいいと珍しく逃げ腰な高梨。
一方、又坂は一度和解金を払うとカモにされてしまう、と対抗します。
一旦役員会での決定を待つことで落ち着きます。
北脇と亜季は
先行文献とは
特許が認められるための要件
- 新規性:新しい発明であること
- 進歩性:容易に考え出すことができないこと
- 先願性:先に出願されていること
先行文献:すでに公表されている発明の文献
→見つかれば、新規性が否定される
しかし、なかなか先行文献を探すことができません…
なぜ又坂はいつもより肩入れしているのでしょう?
又坂には、大学時代の先輩の天才研究者が太陽新社という会社に騙され研究まで奪われてしまったのです。
この経験から又坂は優秀な研究者をあくどい人たちから守るために弁理士を志したのです。
この太陽新社と今宮食品のやり方が似ていたので、又坂はずっと気になっていたのでした。
2社のやり方はまるでパテントトロール!
パテントトロール
→特許を事業活動ではなく、他の会社にライセンス料を求めたり、訴訟をして利益を得ようとする組織。
まるで特許を悪用するあくどい怪物のようですね…
亜季は青汁が飲みやすいことに秘密があることに気づき、調べてみると青山製薬堂という会社の特許を無断使用していることがわかりました。
今宮食品は、特許を勝手に悪意を持って使用していたのです!
しかし、青山製薬堂には今宮食品を訴えるだけの資金力がありません…
ムーンナイトプロジェクトへの影響も考え、月夜野は和解金を支払う方向へ決まりつつありました。
亜季・北脇・又坂・五木はもう一度今宮食品へ
北脇愛用の猫用のカメラを使い、消費者を食い物にする本性が出たところを同時中継して今宮食品の社長の悪事を暴くことに成功しました。
今宮食品はやけになって、訴訟でもなんでもやれるもんならやってみろ!とタンカを切ります。
では、遠慮なく訴えさせていただきます!
実は、青山製薬堂から特許を買取り、正式に月夜野に特許権は譲渡されていたのです!
この騒動を見守っていたのは、アドバイザーの芹沢でした。
この男、まだ何か企んでいそうです…
又坂は、今宮食品の資料の中から太陽新社というファイルを見つけます。
そのファイルの中には、なんと高梨の名前があり…
一方、北脇と亜季は
ゆみのカフェで、北脇は今宮食品で亜季に何かあったらどうしようと心配していたと告げます。
亜季も北脇のおかげできっと大丈夫だと安心できたと伝えました。
偶然、2人は五木と見知らぬ女性が腕を組んでいる姿を見かけてしまいます。
亜季は思いがけずショックを受け、必死で北脇はフォローするのでした。
突然北脇の電話が鳴ると
熊井からの電話に出ると、月夜野が訴えられたと聞かされます。
月夜野にさらなる危険の手が迫っていました。
今回は、又坂さんが活躍してくれました。
意外にアツい性格で、まさに正義のヒーローでしたね!
それにしても、パテントトロールって腹立ちますよね。
弱いものいじめなんて、どこの世界にもあくどいやつっているんですね〜。
しっかり成敗してくれて、スカッとしました!
北脇と亜季もさらに距離が縮まったようで、きゅんポイントでしたね!
秋元さん演じる女性は、後半のキーパーソンになるようなので、こちらも注目です。
第8話「特許の本物の怪物現る…!」
月夜野ドリンク社長室にて
ことの発端は、以前解決したはずだった「009特許」を今宮食品から買い取った総合発明企画が特許権侵害を理由に訴訟を起こすと言ってきたのです。
翌日、総合発明企画の代表が月夜野へ
そこへ現れたのは、今宮食品でアドバイザーをしていた芹沢です。
つまり以前から今宮食品と総合発明企画は繋がっていたということになります。
芹沢は訴訟の代わりに和解金1億円の条件を提示してきます。
そんな法外な金額払えない!こっちに非はないんだから裁判でもなんでも受けて立つ!
とタンカを切る増田社長に、「本当にそうでしょうか…?」と含み笑いを残して芹沢は去っていきました。
パテントトロール
→特許を事業活動ではなく、他の会社にライセンス料を求めたり、訴訟をして利益を得ようとする組織。
高梨がそんな組織にいたなんてとショックを受ける月夜野の社員たち。
そして、そのことが世間に知られれば、不買運動が起きて多額の損害を被ることにもなりかねません。
芹沢が要求した1億円には、特許権侵害の賠償金+口止め料という意味も含まれていたと理解するのです。
相手の要求をのんで1億円を払うか、裁判するか、月夜野の命運をかけた大事な選択になることは間違いありませんでした。
亜季たち知財部では
総合発明企画を調べてみると、明らかにパテントトロールで今宮食品とは段違いのあくどい会社で特許の本物の怪物でした。
高梨のスキャンダルまで掴まれて、月夜野が本物の怪物に狙われたということです。
009特許の先行文献がないか探すことにします。
ですが、調べてみると砂漠の中から米粒を探すようなとても途方もない大変な作業だったのです。
これがパテントトロールのやり方で、狙われた企業は対応に追われることになり時間・費用がかかり本来の業務ができなくなります。
それなら和解金を払ったほうがいいという企業が多いのです。
だから割り切るしかないんだ。
ビジネスに正義なんてない!
高梨の電話が鳴ります
相手は芹沢で、高梨は2人で会うことになります。
芹沢は高梨に「月夜野の開発情報を売るなら、和解金を値引きしてやる」と要求してきます。
月夜野の社内でも高梨への不信感が募っていき、和解金を支払うべき、裁判をするべきと意見が割れてしまうのです。
高梨はたびたび外出するように
窪地が跡をつけてみると、ハッピースマイルの知財部員と会っていることもわかりました。
本当に高梨は人を騙したり悪事に手を染めているのでしょうか?
その人が本当はどんな人かなんて、誰にもわからない。
それなら自分が信じたいことを信じるべき。
形の上では、親会社からの命令をなっていますが、何年も前から高梨が裏で動いていまの知財部が創設されたのです。
それを知った亜季は高梨を信じたいと決心をします。
北脇と亜季はハッピースマイルへ
北脇は、ハッピースマイルも総合発明企画に狙われているのでは?と疑ったのです。
田所は、高梨が来た理由は総合発明企画について情報交換をしたいと交渉していたと告げます。
高梨の過去についても…
高梨は新しい研究をするために以前勤めていた会社から太陽新社へ引き抜かれたのです。
最初は善意で中野の研究をサポートしていました。
しかしその裏で、芹沢が言葉巧みに中野を騙し特許を奪う様子を見て太陽新社の正体に気づいたのです。
過去の経験から月夜野に知財部を作るべきだと高梨は進言してきたのでした。
わたしは諦めたくない!
部長はみんなの汗と涙の結晶を守るために知財部を作ってくれたんですよね!
亜季は高梨にそう告げるが、「何も心配しなくていい」と言い残しその場を去ります。
高梨は、責任を取るつもりで退職届を提出するのでした。
和解金の支払い期限が迫る中
中野の居場所も見つかり、あとは先行文献を探すのみ…
社内には諦めムードの空気が流れます。
ビジネスに正義なんてない!
だけど、時にはコストより大事なものがある、正義があってもいい!
北脇の言葉で、社員たちはもう一度一丸となって先行文献を探します。
一方、又坂は中野の元を訪ね
中野は、特許の出願書類にはちゃんと自分の名前があったはずだと言います。
誰かに書き換えられたというのか…?
芹沢との話し合いの日
北脇らは、芹沢に「009特許」についての先行文献を見せます。
それでも芹沢は訴訟を続けると強気な姿勢を続けます。
高梨のスキャンダルを世間に公表すると脅す芹沢に、高梨は月夜野を辞めて芹沢の罪を公表し償わせると告げます。
ですが、太陽新社とわたしは関係ないとシラを切る芹沢。
訴訟するならやればいい!
高梨は月夜野を救ってくれた人なんだ!絶対に守る!
と増田がタンカを切ったところに又坂が現れます。
徹底的に戦うと詰め寄った月夜野社員たちに、悪事を暴かれた芹沢は諦めて帰るのでした。
高梨と中野も和解して再会を果たせました。
月夜野はついにカメレオンティーの発売が迫りますが、月夜野と北脇に大変なことが起こり…
今回は高梨部長の過去にも触れ、特許の怪物をやっつけた展開はスカッとしましたね!
1話でちょっと頼りないと思った増田社長が、本当に心強くて芹沢相手にタンカを切るシーンは胸を打たれました。
高梨部長の涙に思わずグッときて泣きそうでした。
社長室で、みんなが芹沢に詰め寄ってやっつけるところは胸アツでしたね。
北脇もコストや時間を考えず、「いつものビジネスに正義なんてない」発言を撤回するのも月夜野知財部がいいチームになってきたなと感じます。
次回予告では、北脇が追い詰められているのか泣いているシーンがありました。
これは原作にもあったカメレオンティーの特許出願のこと…?
第9話「北脇は賭けに負けたのか…」
月夜野ドリンクの一大プロジェクト「カメレオンティー」の発売を控えていました。
イラストレーター・ハナモが以前月夜野と仕事をした際に描いた「月夜野ウサギ」を今回の販促グッズにも使用したのです。
月夜野が勝手にキャラクターを使用している!!
ハナモは無断で勝手にキャラクターを二次利用されたと怒り、SNSに投稿し炎上していました。
しかし、契約上は著作権はハナモにありますが、アレンジしたり別の目的に使用してもいいという契約を結んでいたので月夜野に非はないのです。
しかし、世間は契約内容までは知らないので、ハナモの投稿で月夜野が悪者というイメージがついてしまっており払拭しなければなりません。
- 投稿を削除してもらうこと
- ハナモさんを説得し、SNSで訂正してもらうこと
これは藤崎さんが適任だから、藤崎さんに任せる
北脇にそう言われ、亜季は仕事を任されてやる気がみなぎってきました。
北脇と亜季はハナモへの対応を準備する中
突然、月夜野にハナモが押しかけてきたのです!
大慌てで話し合いの準備をする中で、北脇の携帯が鳴ります。
北脇の表情がみるみる変わり果て、亜季もこれは何かあったに違いないと不安になります。
大丈夫。自分の仕事に集中して。
藤崎さんならできるから、期待してる。頑張って。
そう言って席を外す北脇の表情は言葉とは裏腹に青ざめていました…
亜季はハナモとの話し合いの場へ
ハナモは怒り心頭で、契約内容を説明されても感情がたかぶっており聞く耳を持ってくれません。
亜季自身もイラストを書く人間として、キャラクターへの愛情・イラストへの想いを伝え、心を込めて説得を続けます。
私たちはハナモさんのイラストが好きなんです!
これからも一緒に仕事がしたいんです!
ハナモさんのがんばりを守らせてください!
ハナモは亜季のイラストが見たいと言って、亜季はオリジナルイラストを描いてみせます。
亜季の熱意が伝わり、ハナモはSNSで投稿を削除してくれて、さらにカメレオンティーの宣伝までしてくれました。
一方、北脇が席を外した理由は
内容は、カメレオンティーに関する技術がハッピースマイルの特許を侵害しているというのです。
営業秘密として守り続けるために、あえて特許申請をしなかった「0116」の発明をハッピースマイルも発明していて特許を取っていたのです。
他社の特許権を侵害する以上、カメレオンティーは発売できません。
これは賭けなんだ。
僕は賭けに負けたんだ…
北脇は今まで見たことないほど落ち込み、自分自身を責めていました…
亜季たち知財部は
ハッピースマイルの特許を無効にするために先行文献がないか探すことにします。
しかし、先行文献がないことは北脇が一番よく知っていました。
なぜなら、後にも先にも誰もこの発明は見つけられない。徹底的に調べて、そう判断したからこそ北脇は企業秘密として守る道を選んでいたからです。
北脇は寝る間も惜しみ、食事もちゃんととらず先行文献を探していました。
奇しくもタイムリミットは訪れ
しかし、先行文献を見つけられないままタイムリミットを迎えてしまいました。
静かに1人涙を流す北脇をただ見守ることしかできない亜季…
今回の責任を取る形で、北脇は出向を解かれ親会社へ戻ることになりました。
そんな中、高梨は
ハッピースマイルの特許を発明した社員・篠山瑞生について調べていました。
篠山は果汁飲料系の研究しかしていないのに、突然お茶の研究をして大発明をしたことに疑問を感じます。
そのことを知った亜季は、情報漏洩されたのでは?と疑いを持つのです。
熊井と亜季はハッピースマイルへ
月夜野に届いた再警告書の話し合いをするためにハッピースマイルへ向かいます。
増田社長は、カメレオンティーをどうしても諦めたくないと言い、どうにか穏便に調整してほしいとのことでした。
熊井は、ハッピースマイル側へカメレオンティーの発売は中止しますと告げます。
「お互いに商品化に必要な特許を持っているので、どちらも商品化することができずに残念ですね」と告げる亜季に対してハッピースマイルは
商品化できないのは残念ですが、この特許のおかげで他社のプロジェクトを潰すことができたのでそれほど痛くないです。
とニヤニヤしながら悪びれる様子もなく平然と言い放ち、さらに北脇の判断も失敗だったと非難してきたのです。
なるほど、なるほどと相づちを打っていた熊井でしたが、田所の言葉にブチギレます。
モノづくりに携わる人間とは、純粋に商品を愛していなければならない。
その想いを守り、調整するのが私の仕事だ。
北脇の判断は正しく、最善の策だった。
訴訟したいなら、やればいい!!
そうタンカを切り、相手を挑発してハッピースマイルを後にしました。
帰り際、ハッピースマイルのロビーで
亜季は、見覚えのある人物を目にします。
しかも、受付で聞いた名前は「篠山瑞生(ささやまみずき)」、あの0116を発明した本人だったのです!
まさか、五木が情報漏洩した犯人なのか…?
今回は、原作にもあるエピソード中心に描かれていました。
北脇は1人涙を流すシーンは胸が痛みましたし、それも見つめる亜季を思うともどかしいですね。
私はいつもなるほど、なるほどと言っている熊井がハッピースマイル相手にタンカを切るシーンがスカッとしました。
普段穏やかな人が感情に任せて放つ言葉って刺さりますよね!
しかも、自分じゃなくて北脇や増田を非難されたことに対して怒っているのですから好感度アップです!
いよいよ、最終回で月夜野ドリンクにとって最後の戦いが始まります。
亜季たちはカメレオンティーを守ることができるのか、楽しみですね。
第10話「守るべきものを守りたい」
亜季は五木の彼女・さーちゃんが0116を発明した篠山瑞生だと北脇に報告しに行きます。
冒認出願とは
→人の発明を盗んで出願すること
情報漏洩の証拠を探すということは五木を追い詰めることになるが大丈夫なのか、と心配する北脇に対し
証拠が見つかればカメレオンティーを発売できるかもしれません。
北脇さんの判断が間違っていなかったと証明できます!
と強い決意を持って亜季は圧倒的不利な戦いに挑むことにしたのです。
裁判所にて
いよいよハッピースマイルと月夜野の裁判が始まりました。
北脇もこの訴訟だけは!と自ら名乗り出て協力してくれることになりました。
ハッピースマイル側の田所も一歩も引かずに北脇の屁理屈も通用しません。
このままでは裁判に負けてしまうかもしれません。
亜季たち知財部は
引き続き冒認出願の証拠を探すことにします。
高梨の協力もあり、
- 五木のメール履歴
- 開発部の複合機
- フロアの防犯カメラ
あらゆる可能性を考えて亜季は徹底的に調べます。
しかし、五木が情報漏洩をしているという確固たる証拠は見つけられずにいました…
再度、裁判で
あっさり、出廷を許可したハッピースマイルはこの特許が盗まれたものであると知らないのでは?と考えます。
なんとか証言を引き出そうとする北脇の動きを田所に勘づかれ、阻止されてしまいます。
次回の口頭弁論までに情報漏洩の証拠を見つけなければ、裁判に負けてしまいカメレオンティーを発売することができません。
月夜野にはもう後がありません…
月夜野ドリンクでは
まだ裁判は終わっていないというのに、取引先からカメレオンティーの返品が相次いでいました。
みんな月夜野が訴訟に負けると思っているのです。
ゆみのカフェにて
亜季は、大学の同級生でハッピースマイル社員・青木香苗から「篠山は優秀であるがゆえにいつも特許のノルマに追われていてプレッシャーを感じていた」と話を聞きます。
ゆみからも「五木と篠山は、揉めてる様子だった」と聞き五木が何のために情報漏洩をしたのかと、五木を信じたいという気持ちの間で亜季の心は揺れていました。
藤崎さんは知財部でいろんなことを経験して、藤崎さんらしい答えを出してきた。
その藤崎さんを僕は信じている。
その上で僕から一つ提案なんだけど…
北脇は亜季にある提案をしますが、その提案とは…?
夜、みんなが帰宅した月夜野で
亜季は熊井に電話をかけるフリをします。
北脇さんから冒認出願の大事な証拠を預かりました
亜季は熊井に電話をかけ、そう電話口で言って書類が入った封筒を机に置いたまま席を離れます。
近くでその様子を見ていたのは、五木でした。
五木は、亜季が大事な書類と言っていた封筒に手をかけます。
そこへ亜季は戻ってきて問い詰めます。
五木は情報漏洩を認めますが、裁判で証言はできないと言います。
ハッピースマイルも篠山の出廷を拒否し、亜季たち知財部は窮地に立たされます。
亜季は、まだ試合は終わってないと諦めずに情報漏洩の証拠を探す決意を新たにします。
北脇もまた「うまくいってもいかなくても、連絡をくれ」と亜季に告げ打開策がないか手を尽くすと約束をします。
月夜野知財部で
夜遅くまで証拠探しをしている亜季の元に高梨がやってきます。
亜季は、「なんでわたしを知財部に異動させたんですか?」と問いかけます。
目に見えないものの価値をちゃんとわかる人だと思ったからよ
高梨は亜季に期待して知財部に異動させたのでした。
あと、「北脇さんともいいコンビになると思ったからよ。」とも告げます。
最初は冷たい人だなと思ったけど、実はいい人だと気づいたんです。
今はすごく感謝しています。
いい上司に出会えました。
時を同じくして親会社では
北脇は又坂と一緒に裁判の準備をしていました。
又坂は「最初の頃は冷たかったのに、冒認出願の証拠探しを任せるなんて信頼しているのね」と北脇に言います。
僕は知財部でも嫌われる存在になると思っていました。
でも藤崎さんは腐ることなく、僕自身も刺激をたくさんもらった。
いい部下に恵まれたと思っています。
お互いがお互いへの感謝していることを打ち明けていました。
ある日の月夜野ドリンクで
さやかと窪地の会話から、一時期窪地は開発部ではなくフロアの複合機を使っていたことがわかります。
亜季は急いでフロアの複合機の使用履歴と監視カメラを確認します。
証拠を突きつけられた五木は全てを認め、社長たちの前で事情聴取をされることになりました。
事情聴取の席に同席していた北脇は、亜季に自分の机にある書類を書類を取って来るように言います。
きっと君は五木さんを追い詰めてしまったと自分を責めているんだろう。
どうかこう思ってほしい。
「君のおかげでみんなの努力が守られて、月夜野も僕も救われたんだ」
情報漏洩の証拠を見つけた亜季が自分を責めているのでは?と心配した北脇の優しさでした。
亜季は涙があふれ、手紙を抱きしめるのです。
田所たちが月夜野へ話し合いに
月夜野とハッピースマイルは、訴訟を取り下げ和解することになり特許も月夜野へ無償譲渡する形で落ち着きました。
親会社へ戻っていた北脇も、再び月夜野へ出向することになり月夜野に賑やかさが戻りました。
みんなで釜飯を食べて、一致団結した月夜野ドリンク社員たちはそれぞれの新たな道を歩み始めたのでした。
最終回もとっても良かったですね!
北脇からの亜季へ宛てた手紙のシーンが本当に良くて、わたしも亜季と一緒に泣いてしまいました!
五木はさーちゃんのためにと思って取った行動ですが、やはり守るべきものを間違えていますね。
2人ともちょっと参考にするつもりがこんな大ごとになるとは思ってなかったでしょうし、もっと早く誰かが止めていたら気づけていたらと思ってしまいます。
北脇も月夜野に戻ってきて亜季とのコンビも復活してハッピーエンドですね。
最後にキャストがほぼ全員というくらい集まって釜飯を食べるシーンは、これからの月夜野の未来は明るくなりそうで本当にうれしいです!
それってパクリじゃないですか?ドラマ最終回結末を予想
ユニフォームを身にまとった
— 【公式】『それってパクリじゃないですか?』日テレ水10ドラマ 4月スタート (@sorepaku_ntv) March 19, 2023
高校時代の亜季⚾️
バットを持つ姿も様になってます😊
現場では監督役の元プロ野球選手から
アドバイスをもらって本番に臨んでいました👍#元プロ野球選手 とは⁉️
発表をお楽しみに~♪#芳根京子#それってパクリじゃないですか?#それパク#初回は4月12日水曜よる10時 pic.twitter.com/WQQoMJDLFx
最終回の10話は、9話からのエピソードの回収となっており、ドラマ一連の中で中心になっていたカメレオンティーの特許出願に関するエピソードでした。
わたしは下記のようにドラマ最終回を予想していましたので、ほぼ合っていたのではないかと思います。
原作通りにストーリーが進んでいくと仮定すると、原作と同様の結末を迎えると予想します。
ある事件の責任を取らされ、親会社へ戻った北脇もラストシーンではもう一度月夜野ドリンク・知財部へ出向してきます。
亜季と北脇、知財部部長・熊井の三人で看板商品である「緑のお茶屋さん」で乾杯するシーンの通り丸く収まる結末になるのではないでしょうか。
それってパクリじゃないですか?原作ネタバレとドラマ最終回までの結末まとめ
それってパクリじゃないですか?の原作小説ネタバレとドラマ最終回までの結末をまとめてご紹介しました。
それってパクリじゃないですか?は知的財産をめぐってさまざまな事件を解決する知財お仕事エンタメ系ドラマでした。
ドラマでは芳根京子さんをはじめキャスト陣がそれぞれのキャラクターを個性的に演じ、原作にはないストーリーもありとても楽しいドラマです!
それってパクリじゃないですか?原作ネタバレ・最終回までの結末についてご紹介しました。
ハッピーエンドを迎えた「それってパクリじゃないですか?」、続編もやってほしい面白いドラマです!