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ゆりあ先生の赤い糸の結末ネタバレ!最終回とドラマのあらすじも!

ゆりあ先生の赤い糸の原作ネタバレ!最終回の結末とドラマのあらすじも!
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2023年10月スタートの新木曜ドラマ、「ゆりあ先生の赤い糸」の原作ネタバレをご紹介します!

ゆりあ先生の赤い糸」原作漫画は、今年の手塚治虫文化賞で大賞に輝いた作品としても話題になりましたよね。

そしてドラマ化の主演キャストは女優の菅野美穂さんです♪

そんなドラマ化にあたって、やっぱり原作の最終回結末ネタバレは気になっちゃいますよね!

この記事では、「ゆりあ先生の赤い糸」の原作に出てくる登場人物や、最終回の結末までのあらすじをネタバレしていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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目次

ゆりあ先生の赤い糸原作ネタバレ!登場人物は?

「ゆりあ先生の赤い糸」の原作に出てくる登場人物のネタバレです♪

ゆりあの夫を中心に複雑な人間関係が!

夫である吾良が倒れたことをきっかけにゆりあが知らなかった吾良の人間関係がどんどん出ていきますよ。

伊沢 ゆりあ (いざわ ゆりあ)

  • 50歳。旧姓は長田。
  • 自宅で刺繍教室を開いている。見た目と反してカワイイものが好き。

伊沢 吾良 (いざわ ごろう)

  • 52歳。ゆりあの夫。
  • 売れない小説家。優しい性格。

伊沢 節子 (いざわ せつこ)

  • 吾良の母で、ゆりあの姑。
  • 毎週日曜は教会に行っている。

箭内 稟久 (やない りく)

  • 28歳。美青年のゲイ。
  • 吾良の恋人だとゆりあに打ち明ける。

小山田 みちる (おやまだ みちる)

  • DVだった夫から逃げていたところ、吾良が面倒をみていた。
  • 意外と気は強い。

小山田 まに・みのん (おやまだ まに・みのん)

  • みちるの子供たち。
  • 吾良を「パパ」と呼んでいる。

伴 ゆうや (ばん ゆうや)

  • 便利屋。
  • みちるの夫が乗り込んで来た際、ゆりあを助けた。

伊沢 志生里 (いざわ しおり)

  • 48歳。
  • 吾良の妹。バツイチ。

泉川 蘭 (いずみかわ らん)

  • 53歳。
  • ゆりあの姉。

ドラマゆりあ先生の赤い糸のキャスト相関図>>

ゆりあ先生の赤い糸原作ネタバレ!最終回結末までのあらすじ

では早速「ゆりあ先生の赤い糸」の原作漫画をネタバレしていきますね!

タイトルにもなっている赤い糸というのはどんな意味をもつのでしょうか?

原作漫画を1巻ずつ最終回結末までご紹介していきます♪

ゆりあ先生の赤い糸原作1巻ネタバレ

大柄で、男っぽい性格の伊沢ゆりあは、自宅でフランス刺繍を教える教室を開く50歳の主婦。

夫の吾良は優しく、穏やかで刺激はないが、義母と共に平凡な幸せを実感しながら生活をしていました。

ある日、ゆりあのもとに吾良が倒れて救急搬送されたと連絡がきます。

救急車を呼んでくれたのは箭内 稟久という顔立ちの良い青年でした。

稟久は、吾良との関係を「友人」と言いますが、実は愛人であることを暴露します。

吾良に対して一切、そのような疑いを持ったことのないゆりあはショックを受けました。

ゆりあは稟久と話し合い、吾良との馴れ初めなどを聞くことにします。

全てを打ち明けた稟久は実家に戻ると言って去ろうとしました。

ですが、ゆりあは目を覚ましたら吾良とちゃんと話し合ったほうがいいと説得し、共に吾良の回復を待とうと説得します。

ゆりあ先生の赤い糸原作2巻ネタバレ

吾良の診断はクモ膜下出血でした。

手術は成功したものの、目を覚ます気配はありません

自宅で吾良の介護をする決意をしたゆりあですが、義母の介護もあり、手が回らなくなってきました。

吾良の妹もまったく役に立たず、途方に暮れるゆりあ。

やけくそになったゆりあは稟久に吾良の介護をするよう連絡してしまいました。

最初は売り言葉に買い言葉で介護することを決めた稟久でしたが、献身的に吾良の介護に取り組みます。

介護をするなかで稟久は吾良への想いもさらに深まっていきました。

そんな日々を送る中、自宅に吾良をパパと呼ぶ幼い2人の子供が現れます。

ゆりあ先生の赤い糸原作3巻ネタバレ

その幼い姉妹は小山田まに、みのんと名乗ります。

母、みちるが入院中だというので戸惑いながらもゆりあは病院へ向かいました。

流石のゆりあも女性の浮気相手がいたともなると、心の中で離婚を決意します。

みちると面会するも、本当の子供たちの父親は暴力を振るう人物だということを打ち明けられました。

ゆりあは不安そうな顔をする姉妹を放おっておくことが出来ず、自宅で姉妹を預かることにします。

その決断に怒った稟久は2日間介護を休むと言って出て行ってしまいました。

全ての面倒を見るゆりあでしたが、その最中、子どもたちの父親が自宅に来てしまいます。

父親は寝たきりの吾良を見ると逆上し、模造刀を吾良に向けますが、危機一髪のところ、便利屋の伴が助けてくれました。

ゆりあ先生の赤い糸原作4巻ネタバレ

ゆりあは退院したみちるを家に呼び、稟久と共に皆で一緒に住むことを提案しますが、稟久はもちろん反対します。

みちるは承諾したので同居することとなりました。

そんな中、ゆりあは便利屋の伴に刺繍を教える準備のため、一緒に買物に行くことになります。

嫁に出ていかれ、1人で父親として頑張る伴を意識し始めてしまうゆりあ

一方で家に戻ると吾良が目を覚ましていました。

自発的に目をあけたり、声を発したりできるようになり、医者にも回復の兆しだと言われ喜ぶ稟久たち。

しかし、ゆりあは伴に心が動かされているのもあり、心から喜べないのでした。

ゆりあ先生の赤い糸原作5巻ネタバレ

姉の蘭から生前、大好きだった父が若い女性と浮気していたことを知らされたゆりあ。

父と同じ道を辿っているのではないかという不安を抱えながらも、伴への気持ちを抑えることはできません。

そんな伴と2人きりでファミレスで会うことになったゆりあ。

刺繍を教えるためとはいえ、2人で会うことに少しだけ罪悪感はありますが、嬉しさが増してしまいます。

酒の勢いもあってゆりあは伴に告白のような言葉を漏らしてしまいました。

その場は冗談だと流しましたが、帰り際、伴はゆりあを抱きしめ、キスをします。

ゆりあ先生の赤い糸原作6巻ネタバレ

ゆりあと伴は密会を重ねるようになりました。

50歳にして出来た好きな人。

ゆりあは不安になったり、嫉妬したりと今まで経験したことがなかった気持ちに悩まされる日々が続きます。

いまだ寝たきりの吾良には、なぜか今までのように優しくなることができません。

そんな自分が息苦しくなったとき、新しい風を求めてゆりあはバレエを習うことにしました。

幼少期にやっていたことがあるものの、何十年ものブランクが身体を襲います。

それでもゆりあが頑張っている姿を見て、みちるの娘のまにもバレエを習う勇気が湧いてきました。

恋をすることでゆりあの生活は少しづつ色づいていきます。

そんなゆりあの変化にうっすら気づいてしまった稟久は子供の頃のトラウマを思い出し、ゆりあに不信感を抱くのでした。

ゆりあ先生の赤い糸原作7巻ネタバレ

「会いたい」と夜中に言われ、ついに伴とゆりあは夜に密会します。

介護の合間だから5分だけ、という約束がでしたが、気づけばとうにその5分は過ぎていました。

家に戻ると動けないはずの吾良はベッドから転落しています。

大事には至りませんでしたが、稟久に不倫がバレることになりました。

吾良は順調に回復していきます。

倒れてから半年、言葉はでないものの、少しだけ表情を感じることができるまでになりました。

バレエも変わらず通い続けている中、まにとみのんの父親が現れます。

みちるにウザいと言われ落ち込む父親を見てられず、ゆりあは定期的に、まにのバレエ練習の写真を送ると約束するのでした。

ゆりあ先生の赤い糸原作8巻ネタバレ

伴とデートをした流れで伴の父親と一緒に酒を飲むことになったゆりあ。

ゆりあと同世代の父親はゆりあと酒の力もあって話がはずみますが、帰り際に「息子を離してやってくれ」と言われてしまいました。

落ち込むゆりあでしたが、伴とホテルへ向かいます。

ゆりあと伴はついに夜を共に過ごすことになりました。

しかし、伴は過去にあった事故のせいで身体が反応しないと打ち明けます。

男女の行為が出来なかったことに加え、伴の父親からオバサン扱いされたことにゆりあは落ち込んでしまいました。

ですが、「また会いたい」と言ってくれる伴の気持ちにゆりあは涙が出るほど嬉しくなります。

一方、吾良の妹、志生里がゆりあの不倫を嗅ぎつけてしまいました。

自分と稟久が結婚すればゆりあの再婚を許す

と言われてしまい、ゆりあは心がぐらついてしまいます。

ゆりあ先生の赤い糸原作9巻ネタバレ

志生里はみちるに家から出ていくよう言ってしまいます。

自分たちがゆりあの足枷になっていると思ってしまったみちるは、姉妹をつれて出て行ってしまいました。

今回ばかりは稟久も一緒になって探します。

連れ戻されたみちる達に志生里は不満タラタラ。

そんなとき今まで話せないと思われていた吾良が突然話し出します。

1,2ヶ月前には意識もしっかりし、話すことが出来ていたという吾良に稟久は激怒

家を出て行ってしまいます。

戻らない稟久を心配している日々を送る中、ゆりあは伴にプロポーズされるのでした。

ゆりあ先生の赤い糸原作10巻ネタバレ

伴からのプロポーズを受けて浮足立つゆりあ。

しかし、冷静に考えると吾良や義母、みちる家族を放り出して行く自信がありません。

伴は離婚に向けて別居中の妻、里菜と話し合いますが、里菜が提案してきたのはゆりあと直接会うことでした。

直接会って話したものの、伴の息子が里菜に駆け寄るところを見たゆりあは伴と一緒になることへの期待が揺らぎます。

そんな中、姉、蘭が乳がんの疑いがあると姪から聞いたゆりあは一緒に病院へ行き、検診を受けることになりました。

姉は問題ありませんでしたが、ゆりあに告げられた結果はまさかの乳がんという診断です。

伴に伝えるか迷うゆりあでしたが、この先、一緒になっても周りの誰も幸せにならない状況に絶望し伴と離れる決断をするのでした。

ゆりあ先生の赤い糸は気持ち悪いって本当?


ゆりあ先生の赤い糸原作11巻(最終回)ネタバレ

伴と別れることにしたゆりあ。

会えたら会おう!」とゆりあらしく別れを告げます。

傷心のゆりあは家に戻り、吾良やみちる達に支えられながら日々を過ごしていました。

ある日の夜中、突然稟久が押し入り、吾良とゆりあへの腹いせで暴行しようと試みます。

何とか対処したゆりあ。

ガンの宣告を受け、弱気なゆりあを見ていられなかった稟久の気持ちに、ゆりあは以前のような自分を取り戻そうと決意します。

その後

ゆりあの手術は成功

入院を終えたゆりあが家に戻るとそこには稟久の姿がありました

ゆりあがいない間、皆の食事の世話などをしてくれていたのです。

稟久はその後、蔓延している疫病のせいで経営が傾いている実家の旅館に戻ることになります。

だいぶ回復した吾良は稟久の精神面を案じて1人稟久のもとへ行き、手伝うことにしました

回復したゆりあも自宅をカフェに改築しようと考えます。

そのため、庭の手入れを便利屋に頼むことにしましたが、伴のところではない別の会社に依頼しました。

しかし、その業者はなんと独立した伴の会社だったのです。

再会を果たしたゆりあと伴ですが、伴はこの2年の間に里菜とよりを戻していたと話します。

わかっていたものの、ショックを受けるゆりあ。

ですが伴は続けて話します。

で、やっぱ半年でだめでこの春正式に離婚しました。

やっぱまた会えた。ゆりちゃんに。

運命の糸は本当にあるのかもしれません。

ゆりあと伴は抱きしめあいました。

ゆりあと周りの人達を繋ぐ赤い糸は、ときに切れそうになったり、絡まったりしながらもずっと繋いでいてくれるのでしょう。

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ゆりあ先生の赤い糸ドラマのネタバレあらすじ

ここからは、ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」を最終回結末まで毎週ネタバレしていきます。

ゆりあ先生の赤い糸のキャスト相関図も一緒に参考になさってくださいね。

第1話

 売れない小説家・伊沢吾良(田中哲司)と結婚した後、自宅で刺繍教室を開きながら、長年にわたって“穏やかな幸せ”を味わってきた平凡な主婦・伊沢ゆりあ(菅野美穂)。そんな彼女の人生が激変する“不意の知らせ”が舞い込んだ。なんと吾良がホテルで倒れ、緊急搬送されたというのだ! しかも…ゆりあが慌てて病院に駆けつけると、そこにはさめざめと泣く見ず知らずの美青年・箭内稟久(鈴鹿央士)の姿が! 稟久が救急車を呼んでくれたと知り、丁寧にお礼を述べるゆりあ。ところが…。
 主治医・前田有香(志田未来)による手術が成功し、吾良は一命を取り留めるも未だ意識不明で、いつ目覚めるか予測できない状態。そこへ畳み掛けるように、稟久から衝撃の告白が飛び出す。
 「僕が『抱いてほしい』って言って…こんなことになりました」――
 なんと稟久はほかでもない、吾良の“彼氏”だったのだ! 疑ったことすらない“事実”を突きつけられ、思わず絶句するゆりあ。だが何を思ったか、引き続き吾良との面会を許可し…!?
 そんな中、ゆりあは緊急家族会議を開催。結婚後ずっと同居している吾良の母・伊沢節子(三田佳子)をはじめ、自分本位な生活を満喫している吾良の妹・伊沢志生里(宮澤エマ)、何かにつけて辛口な実姉・泉川蘭(吉瀬美智子)と共に、吾良をどういった形で介護していくべきか話し合おうとする。ところが、意見は見事に決裂! ゆりあは考えあぐねた挙げ句、“自宅介護”を選択するが…。
 向き合わなければならない問題は、まだまだ山積みだった!? これまで“穏やかすぎた”ゆりあの人生は、みるみるうちに激動の一途をたどっていき…。

引用:木曜ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』|テレビ朝日

主婦の伊沢ゆりあ(菅野美穂)は、売れない小説家・伊沢吾良(田中哲司)と平穏な日常を送っていました。

しかし、ある日渋谷のホテルで夫が倒れて、緊急搬送された連絡が。

救急車を呼んで付き添ってくれたのは男性で、箭内稟久(鈴鹿央士)でした。

医師・前田有香(志田未来)の診断によると、吾良はくも膜下出血で、緊急手術が必要だと告げられます。

手術中、ゆりあが稟久に倒れた時の状況を聞くと、鼻血が出て汚れたのでシャワーを浴びていたら倒れたと説明されました。

手術が終わり、ゆりあが吾良の手を握ると稟久は反対の手を握り、「ごめんなさい」と言いました。

2週間ほど経って吾良の母・節子、妹・志生里、ゆりあの3人が病室に来ても、吾良の意識は戻っていません。

志生里は、インコのセバスチャンをもう少し預かって欲しいと強引に頼み込んで帰って行きました。

病院を出た所でゆりあの姿を見た稟久が近づいてきて容態を聞き、ずっと眠ったままだと知ると、「自分のせいなのだ」と言います。

ホテルに行って「抱いてほしい」と言ってこんなことになったのだと。

ゆりあは戸惑いました。

医師からは、「このまま寝たきりの状態が続くと思われる」、いつ意識が戻るのかは分からないと言われてしまいます。

吾良の母・伊沢節子(三田佳子)、吾良の妹・伊沢志生里(宮澤エマ)、実姉・泉川蘭(吉瀬美智子)と話し合い、結果ゆりあは吾良を家で見ることにしました。


アパートの部屋で二人の少女が食事をしています。咳をしていて具合が悪そうな女性がスマホで電話を掛けています。

病室で、ゆりあが花瓶の水を取り替えるために出ようとすると、声が聞こえて振り返ると吾良が目を開けていました。

慌てて看護師を呼び、前田医師が来て診察しましたが吾良は目を閉じたままです。

自宅には、依頼した便利屋が来て本棚を2階にあげてベッドの置き場所が確保できました。

退院してきた吾良に、「自宅介護を選んだのは愛ではなくて、重荷になった夫を投げたと思う自分が嫌なだけ」と、意識のない吾良に向かって言い放つゆりあ。

父の言葉や吾良との幸せだった日々を思い出すと涙が溢れました。

節子も体調を崩し、病院に行かなければいけない状態に。

吾良の布団をめくるとベッドパットにシミが出来ていたので、おむつを脱がせて着替えさせます。

朝になり節子を病院に連れて行くため志生里に電話をしますが繋がらず、メッセージで今の状況では外出できない、辛くて電話にも出られないと連絡が。

ゆりあは怒りが沸き上がりました。

様々な感情が入交り心が壊れそうになり、思い立って箭内稟久に電話を掛けたのです。

ゆりあは自宅に来てほしいと言うと稟久は躊躇しましたが、ゆりあは状況を説明して怒りをぶつけました。

自宅にやってきて介護ベッドに寝ている吾良を見た稟久は、吾良の手を握り、優しく微笑んでいます。

ゆりあはその様子を複雑な表情で見ながら2階へ上がりました。

別の日、ゆりあが節子と帰宅して吾良のところに寄ると、吾良はなんと目を開けていました。

ゆりあは喜びましたが、男性のヘルパーに吾良の世話をしてほしくない稟久は、もうヘルパーは要らないのではないかと言います。

ゆりあが一人ではどうにもならないと言うと、稟久が毎日来るというのです。

「吾良と稟久の関係は不倫以下のクソままごとだ」と電話でゆりあに言われたため、「クソままごとにはしたくないので介護する」と言い切りました。

「そんなに自分が愛されているという自信があるのか」と問いただすゆりあをまっすぐ見て、「はい」とはっきり答えるのです。

ゆりあは吾良を見て考えを巡らせ、最低1ヶ月休まず来たら決意を認めると約束し、稟久も了解しました。


チャイムが鳴りゆりあが玄関を開けると二人の少女が居て、「この人いませんか」と写真を見せます。

女性と二人の少女と一緒に写っている吾良で、女の子は「パパ」だと言っています。

ゆりあは驚きましたが、訳が分かりませんでした。

義母の節子は、悪意はありませんが思ったことを言ってゆりあを困らせていますし、義妹の志生里は何もせず、なんでもゆりあに押し付ける態度は見ていて不愉快でした。

ゆりあもはっきり断ればいいのにと思いました。

深刻な悩みにもパキパキと真正面から立ち向かい、少しもひるまないのが理解できませんが、ゆりあの言葉になぜか少しすっきりしてしまいます。

しっかり者で頑張り屋のゆりあでも身が持たないと思いましたが、すべてを受け止め、人を憎まないところは大好きな父親の影響なのではないかと思いました。

第2話

ゆりあは稟久に夫・吾良と付き合うようになった経緯を問いただします。

稟久と吾良は飲みに行った店で意気投合し、それからは一緒に飲みに行ったり映画を見に行ったりしていました。

吾良が稟久の彼氏になることを拒んだことで付き合うのはやめましたが、偶然、街で再会したのだと。

ゆりあは少女が持ってきた写真を稟久にも見せました。

稟久は、「少女がゴロさんパパと呼んでいる」ということは、他にもパパがいるということだと言いますが、「ゆりあはそうとは限らない」と言うのでした。

稟久は涙ぐみながら「自分は吾良を信じている」と言い、ゆりあが平静でいることに腹を立てます。

ゆりあは「吾良を信じられず、離婚も考えている」と話しますが、稟久は「吾良は何があってもここに帰ってきた」と言い、ゆりあは絶句するのでした。

稟久は、「一緒に吾良を守ろう」と話をもちかけます。

吾良が目覚めるまでは「敵味方をこえた共同体だ」と言いましたが、ゆりあはこのままだと収拾がつかないと言って、子どもたちの母親に会いにいくことにしました。

まにはみちる(松岡茉優)の病室へ案内し、「吾良も病気になってしまっている」ことを話しながらゆりあを「パパの家の人」と紹介します。

改めて、「伊沢吾良の妻だ」と名乗るゆりあ。

酸素マスクを外したみちるは、「全部自分のせいなのだ」と言うと、ゆりあは「そんなことはどうでもいい」と言って子供たちが訪ねてきたことを話し、吾良の病状を説明しました。

みちるがスマホに手をのばすと、まにはスマホを奪い電話をさせません。

みちるとまにの会話から、みちるが電話をしようとしていた相手は、みちるに暴力をふるう男のようでした。

みのんはゆりあの指を握り、まにはなにかを訴えるような表情でゆりあの顔をみています。

ゆりあはみのんを抱き上げ、二人を連れて家に帰ることにしました。

3人で帰宅し、「母親が退院するまで預かることにした」と、母・節子に話すと、それを聞いた稟久は激しく非難し、子供達に対しても冷たくあしらうのでした。

夜、節子がアルバムを見せながら、「みのんが吾良の子どもの頃に似ている」と言い、吾良の子供なのかと聞きつつ、子供達の母親のこと以外にも知らないことがあるのではないかと心配するのでした。

翌朝、ゆりあは二人を送って行きましたが、3人を見ている男が。

帰宅すると志生里と稟久がいて、暫くすると、ゆリあの姉・蘭が姿を見せます。

皆でお茶を飲みながら雑談をして蘭は帰りましたが、ゆりあが良くやっていると感心しつつも呆れているようでした。

夕方、インターホンが鳴り玄関ドアを開けると、そこには小山田源(前原滉)がいました。

「うちの娘こちらにいますよね」と言って玄関に入ろうとする小山田源を落ち着かせ、リビングに通します。

小山田源とみちるは、まにが3歳の時に離婚しました。

小山田がみちるに戻るように説得し、みちるの心が開いたころに吾良が現れてヤクザみたいに凄まれて・・・と言うのです。

話しながら「まにのために買ってきた」と言う偽物の刀をまにに持たせようとしましたが、まには嫌がって逃げてしまいました。

追いかける小山田をゆりあが止めようとすると、小山田は再び感情的になり、吾良のせいで復縁できなかったことを訴えながらゆりあに刀を向けると、まにが止めました。

今度は吾良の喉元に刀を向ける小山田。

ですがその時、玄関のチャイムが鳴り、階段の手すりの取り付けに来た便利屋・伴優弥のおかげで事なきを得るのでした。

ソファーで泣いているまにをゆりあは優しくなだめ、小山田に向って、女の子にとって父親の姿は大事なのだと言い聞かせます。

小山田はまにに謝り、まにの手を取って肩を抱き寄せると、まには自分の手を小山田の手に重ねました。

ゆりあは小山田を玄関で見送り、「まにとみのんに会いたい時はこの家に来るように」と告げると、素直に「はい」と言って帰るのでした。

作業が終わった後、ゆりあが伴優弥にお礼を言うと、優弥は笑顔でゆりあを気遣いつつ優しい言葉を返しました。

後日、ゆりあは入院中のみちるにこの出来事を話し、籍が抜けていたら吾良との再婚もあったのかと問いただします。

「それはない、吾良の優しさにぶら下がっていただけだと」と答えるみちるですが、ゆりあは「ゴロさんパパ」と呼ばせていたことが納得できず、許せなかったのでした。

みちるは男性の恋人がいた事も聞いていて、吾良は何でもみちるに話していたことを知ります。

距離があるからこそ話しやすく、奥さんの事を誰よりも信頼できる人だと思っているのだと話しました。

伊沢家の吾良の携帯電話に着信があり、小山田みちるの部屋の家賃は3か月分滞納していることが分かります。

保証人が吾良でずっと家賃を払っていたのでした。

夜、布団に横たわると吾良のいろいろな面が脳裏をよぎり、思いを巡らせ、結局、ここじゃない生活を求めていたのではないかと寂しそうな顔をするゆりあ。

ずっと穏やかで幸せな毎日だと思っていたのに、憎しみでいっぱいになりそうだと涙ぐみました。

朝、玄関のチャイムが鳴りドアを開けるとみちるが居ました。

ダイニングルームでゆりあは、みちると稟久に「二人のここからの3年間を私に預けて欲しい」と言います。

みちるには二人の子と一緒に伊沢家に住み、働きながら介護や家事を手伝う事を提案しましたが稟久は、猛反対するのでした。

「これ以上面倒を見る必要はないし、一緒に介護するのは無理だ」と言う稟久ですが、稟久にも「伊沢家に住む」ことを要請します。

もし、近い将来、吾良の意識がしっかりして体も回復したら、その時の状況によりこの中の誰が伴侶になってもいいんじゃないのと思い、条件を一緒にしたと言うのでした。

稟久が下の子の父親は誰かと聞くと、みちるは「答えたくない」と言います。

その挑戦的な言動に腹を立てた稟久は、「もう来られない」と帰ろうとします。

稟久が帰ろうと吾良の頬にキスをすると、吾良がゆっくりと目を開けたのでした。

ゆりあは面倒見がよすぎると思いました。

しかも、すべて一人で背負ってしまって。

男性の愛人がいるだけでもショックでしょうに、女性の愛人もいて、もしかしたら子どもも夫との子かも知れないなんて・・・。

次々にいろいろな事実が判明し心が折れそうになりながらも、冷静に考えひとつひとつ整理して解決しようとするゆりあの気力と体力には感心させられました。

吾良はゆりあを愛していますが、稟久を愛していることも確かだと思います。

この愛情の形が理解できません。

小山田みちるは恋人ではないようも思えましたが、子供達ふたりを含む他人4人が同じ屋根の下で同居すると言う常識では考えられない生活。

ゆりあにとっては楽しい生活ではないように思います。

第3話

小山田みちると娘たちを同居させ、箭内稟久と共に吾良の看病を手伝ってもらうことにしたゆりあ。

3年間同居して吾良の介護を手伝って欲しいと切り出しましたが、稟久はみちるへの敵対心と嫌悪感を露にします。

稟久はゆりあの申し出を拒否して伊沢家を去ろうとし、吾良の頬に別れのキスをすると、吾良が目を開け、涙を流しました。

みちるのことを信用できない稟久は、できるだけ吾良にみちるを近づけたくないのでした。

家のリフォームをしてくれた便利屋・伴優弥が刺繡に興味を持ち、伴に刺繍を教えることになります。

伴は、ゆりあと同名の息子・優里亜(佐藤大空)のために「いろいろ作ってあげたい」と言うのでした。

息子・伴優里亜(佐藤大空)と3人で、刺繍の準備のため買い物に行き、妻が出て行ったという事情を知ります。

時々目を開けるようになった吾良ですが、まだ意識は戻りません

そんなある日、姉・蘭と会い、実は父が浮気をしていたと知り、ゆりあはショックを受けます。

真面目な父は、浮気相手と本気で付き合っていたのでした。

女であることを確かめるために浮気しているという蘭。

その言葉にゆりあは、伴と会ってイラっとしたのは、自分が女と見られていないと感じたからだと気づくのでした。

刺繡を教えるため、伴と二度目の待ち合わせをしたゆりあ。

慣れない化粧をしていると、見かねたみちるが手伝ってくれることに。

少し雰囲気が違うことに伴が気づき、それはゆりあに嬉し恥ずかしなのでした。

ファミレスで初回の刺繍教室を終えると、「お疲れ様会をしましょう」と言い出した伴。

妻の話など聞くうちに、「伴と息子、二人をもらいたい」とふと口にしたゆりあに、伴は告白かと固まってしまいます。

お疲れ様会がいいストレス発散の機会となった帰り道。

ゆりあは伴にいきなり抱きしめられ、キスされます。

けれどゆりあは伴を突き飛ばし、「寂しいだけの慰めならいらない」と怒ります。

その言葉に、「なぜ決めつけるの?ただ会いたいから来たのに」と伴は悲し気な顔で去っていったのでした。

ゆりあの目から涙がこぼれ、優弥の後ろ姿を見送りました。

みちるは吾良とどんな関係なのかはっきりしたことを話さず、遠慮する様子も無く、厚かましい嫌な女性だと思っていました。

が、ゆりあのメイクを手伝って、オシャレをして会いたい人の存在を察知して気遣うシーンを見てからは、嫌悪感が薄れました。

母・節子はこの親子との同居を初めはかなり戸惑っていましたが、直ぐに馴染んでしまたのは、節子のおっとりした性格と子供たちの存在が大きかったと思います。

ゆりあは、優弥に刺繡を教えることで、付き合えるようになり、楽しい時間を持てるようになりましたが、気まずい別れ方をしてしまいました。

でも、ゆりあがこのままの状態にいておくとは思えません。

何か働きかけて、次第にお互いの心のわだかまりが無くなって、また、心を通わせることが出来る様になると思います。

みちるや稟久については、今まで知らなかった事実が明るみに出て、ゆりあの周りにまた新たな問題が発生するのかなと思いました。

第4話

昏睡状態の夫・伊沢吾良の介護の合間を縫って便利屋・伴優弥に刺繡を教えることになったゆりあ。

優弥にキスされた途端に拒否する言葉を浴びせて、傷つけてしまい、気まずい別れ方をしてしまいました。

優弥が立ち去った後一人で歩く帰り道、ゆりあは、優弥にキスされた時の事を思い出していました。

帰宅すると箭内稟久もまだいて、話があると言います。

稟久は母親に仕事の事を聞かれて「介護の勉強を始めた」と話してしまい、「現場で働く姿を見たい」母が来ることになってしまいました。

ゆりあは優弥のことが気になり、メールを送信。

翌朝目覚めるとスマホにメッセージが着信しましたが、優弥ではなく稟久からで、「吾良との関係は母には内緒で」と言う内容でした。

ゆりあは、「言えるか」と呟きムッとした表情でした。

稟久が母・寿美代を連れて伊沢家に来て、ゆりあと節子に挨拶をした後、部屋に通された寿美代は吾良の介護をする稟久と手伝っているゆりあの様子を見ています。

寿美代と稟久が帰ろうとすると、節子がお土産にお団子を持たせたいと言って3人で一緒に駅に向かいました。

後片付けをしていると、チャイムが鳴り、ドアを開けると寿美代が立っていました。

ゆりあと二人だけで話がしたいというのです。

寿美代は、夫とは離婚していて稟久は女手一つで育てた事を話します。

マンションを引き払う様に勧めたところ、お手伝いに行っている伊沢家に住むように言われていると聞いたが、「事実を確認したかった」と言うのでした。

いろいろ考えると全部がちぐはぐな気がして、稟久はゆりあを愛しているのではないかと言う結論に達したと言うのです。

ゆりあは啞然として、すぐに否定し、ここはシェアハウスなのだと説明。

そこに稟久が走り込んできて、ゆりあの合図で話を合わせました。

寿美代は納得して帰り、稟久も伊沢家に住むことになったのです。

伊沢家のダイニングルームで、ゆりあ、稟久、みちるの3人でシフト会議をするのでした。

主治医・前田の診察によると、周りの状況は理解できていないが介護は満点と言われます。

家事が一段落し子供たちが寝た後、階下へ降りてきたゆりあのスマホに着信がありました。

優弥からのメッセージでしたが、先日の事を詫びるだけの内容でゆりあは落胆、終わったと思ったのでした。

湯上りの髪を乾かしながら、優弥の事を思い出すゆりあ。

ゆりあが吾良のベッドの傍らにいる稟久に、「吾良のどこが好きで執着しているのか」を尋ねると、「運命の人だ」と言います。

稟久は元気だった頃の吾良を思い出しながら、お互いに愛し合っていた証である会話の数々を教えるのでした。

それでも、ゆりあを捨てようとはしなかった事が憎らしかったとも話し、優しい眼差しで吾良を見ました。

そんな稟久の横顔を見つめるゆりあの目には涙があふれていました。

ゆりあはベッドに横になって、子供のころに母から聞いた「運命の赤い糸の話」を思い出していました。

将来結婚する人とは赤い糸で結ばれていると聞かされていたのでした。

その時、優弥から二人の自撮り写真のメッセージが届きます。

「また行きましょう」というメッセージに、ゆりあは喜びを隠せずベッドの上で転びまわりました。

初心者向けの刺繍セットをネットで売ろうと考えたゆりあの表情は明るく、鼻歌まじりで刺繡の材料を袋詰めしています。

刺繡教室も再開できる事になったのでした。

ゆりあは可愛いものを拒むまにの様子が気になっていて、バレエに興味を持っているまにに、「やってみたいか」と聞くと、「ううん。無理だし。」とまには答えます。

ゆりあはまにの気持ちを察して、月謝はゆりあが払うのでバレエを習わせるようにみちるに勧めました。

まには自分に似ていると話し、まには可愛い服を着ることも、バレエを習うことも諦めているのではないか、まにが楽しそうに踊っているところを見たいのだと言うのでした。

ベランダで洗濯物を取り込んでいる途中で優弥にメッセージを送り、刺繡バッグの経過を聞くと、すぐに返信が。

どこかで教えて欲しいというメッセージで、ゆりあは大喜びです。

この頃からみちるは弱い面を見せはじめ、ゆりあに甘えるようになりました。

ファミリーレストランでゆりあと優弥が向かい合って座り、作りかけの刺繡について話していましたが、優弥がこの間の事を切り出して反省したと告げて謝りました。

何気ない素振りを見せようとするゆりあでしたが、優弥が不倫した事があるかという問いかけるとゆりあはハッキリとないと答えました。

優弥はゆりあ夫婦を理想の夫婦だと思っていたので納得し、自分もしたことはないし、そういうのはカッコ悪いといいました。

ゆりあは「そういう関係になってみないか」と言いますが、優弥の表情を見ると困惑して黙り込んでしまいました。

「ごめんなさい」と答える優弥に一瞬ガッカリしたゆりあでしたが、優弥は、「今は無理かも」と言葉を付け加えます。

優弥の別居中の妻は不倫しており、「自分も不倫したら親として最低すぎるのではないか」と言うのです。

今は「離婚も視野に入れながら考え中」だと話し、「息子の優里亜も何か感じているみたいで荒れている」と聞いて、ゆりあは心が痛みました。

ゆりあは自分の軽はずみな発言を忘れて欲しいと言い、謝りました。

優弥は何故ゆりあがそんなことを言ったのか疑問をぶつけると、ゆりあは自分たち夫婦の事、夫の愛人たちの事、愛人の子供達、みんなで同居している事を洗いざらい話しました。

帰り道、優弥は話の内容のすごさに大笑い。

ゆりあを車の助手席に乗せ、ゆりあの顔を見ながら「やっぱ、ゆりちゃん好きだわ」と言って満面の笑顔でした。

ゆりあが、「そういうの止めて、真に受けちゃうから」と少し怒った表情をすると、優弥は「マジそう思ったからだ」と真剣な顔。

車から降りようとする優里亜の腕を掴んで引き留め、キスをしようとするとゆりあは拒みますが優弥は手を握りキスをします。

ゆりあは、拒みませんでした。

今までは一方的に不倫されている側だったゆりあが、優弥との関係をどうしていくかが今後のポイントになりそうですね♩

一番気になるのは、稟久と吾良との関係が今後どうやって落ち着くのか。

稟久は吾良を運命の相手だと言い切り、自分たちの関係は不倫であっても真剣な愛だと考えているので、予告にあった通り優弥と関係を持ちはじめたゆりあと激しくぶつかり合うような気がします。

本気でゆりあが吾良と離婚する形で終わるのかも気になるし、みちるの周辺の真実も気になります。

恐らくみちるとは実は何もなくて、ただ経済的に援助していただけなのかなと思えてきました。

第5話

目を開けることが増え、世話をすると反応が感じられるようになってきた伊沢吾良。

伴優弥への思いを断ち切れないまま、ゆりあは介護を続けていました。

そんなある日、小山田まにと友達からもらうお菓子のお返しに、皆でブラウニーを作ることに。

遊びに来た義妹の志生里は、他人と暮らす現状が「おかしい」と文句が止まりません。

ゆりあは、多く作ったブラウニーを優弥にあげる約束をするのでした。

まにと一緒にバレエ教室の見学に行ったゆりあ。

自身は習うことに前向きですが、楽しそうに見ていながらもまにはためらいがあるようでした。

ブラウニーを優弥に渡すと、二人でどこかに出かけようと言われ嬉しくなるゆりあ。

そんな二人を、偶然稟久が見ていました。

吾良が声を出して唸るようになり、ゆりあは夜の付き添いで十分睡眠をとれなくなってきます。

そこに子供と遊びに行ったと優弥が写真を送ってきますが、そこには可愛い女性も一緒に写っていて、ゆりあはイライラすることに。

その夜もうなり続ける吾良にいら立ち、思わず「好きな子がいる。アンタはもういらない!」と気持ちをぶつけてしまいます。

けれどそれを義母・節子に聞かれてしまうのでした。

ゆりあがバレエ教室に入会し、まにも始めることに。

写真の女性に感じた嫉妬を正直に伝えたゆりあに、「今すぐ会いたい」と優弥から返信が来ます。

5分だけと家を抜け出したものの、一緒にいるのが楽しく戻るのが遅れたゆりあ。

家に帰ると、吾良がベッドから落ちていて驚きます。

ちょうど帰って来た稟久に手伝ってもらいベッドに戻しますが、優弥と会うため家を出ていていたのを知った稟久に責められます。

優弥とのことは真剣と言っても見下すような稟久にゆりあはつかみかかり、二人は大騒ぎ。

すると突然、吾良が上体を起こしたのです。

呼びかけると手を握り返すような反応もあり、稟久とゆりあは吾良の手を握ったまま眠ってしまいます。

翌朝、「おはよう」と小山田みちるが声をかけると、吾良に笑顔が浮かんだのでした。

ゆりあパパと言われた方がしっくりくるというゆりあ。

分かる~と共感です。

足を開いた、どっしりとした座り方も、みちるたちを受け入れた大きな度量も男性的。

けれど心の中はすっかり恋する乙女。

優弥と別れる時の笑顔の輝きは、誰が見ても隠せない。

二人を見て、稟久がゆりあの気持ちに気づくのも当たり前でしょう。

刺激が多い環境がいいのか、吾良の状態がどんどん改善してきているのはすごいこと。

なぜベッドから落ちたのかと思ったら、いきなり上半身を持ち上げられるほどになっていたからとはビックリ。

でもそのまま落ちたのかと思うと可哀想で、ゆりあと一緒に泣けてきました。

しかしその後の、ゆりあと稟久の取っ組み合いは爽快なほど思いっきり!

ごまかしのない正直なゆりあらしくて、菅野美穂の演技力に惚れ直しました。

第6話

吾良が意思疎通出来るほど回復の兆しを見せ始めました。

バレエ教室に通うようになった小山田みちるの娘まには心配事を抱えてるようですが、ゆりあに話そうとはしません。

そんな中、便利屋・伴から息子の優里亜の園バックが出来上がったと連絡が入りました。

他愛のない会話を済ませたゆりあは自身もバレエ教室へ向かいます。

レッスンを終え、外は出ると教室の仲間たちが不審な男がいると騒いでいました。

正義感の強いゆりあが男の姿を確認に行くと、それは小山田みちるの夫でした。

娘のまにがバレエ教室へ通っていると聞き、会いに来たのでした。

ゆりあは小山田みちるの夫と共に喫茶店で小山田みちると娘のまにの到着を待ちます。

夫婦で話し合いをさせた方が良いと判断したのでした。

ですがみちるは夫を拒絶し、話し合いも平行線で立ち去ってしまうのでした。

翌日、吾良の妹の志生里が家にやって来ます。

そして、とんでもない提案をしました。

吾良の愛人で身の回りの世話をしている稟久と志生里が結婚し、吾良の世話をするのです。

そして伴と交際しているゆりあを解放してあげると言うのでした。

志生里は若くてイケメンの稟久を気に入ってました。

そして「小山田みちる親子は家から追い出す」と宣言されます。

ゆりあは箭内稟久の職場のバーへ行き真意を確認しますが、箭内稟久が同意した訳でもなく志生里の自分勝手な意見でした。

が、みちる親子を家から追放したい箭内稟久は『悪くない、考えてみます』と返事をしました。

次の日、ゆりあは伴と息子の優里亜と園バックのお披露目がてらピクニックへ出掛け、親子のような休日を過ごしました。

夜になり2人きりになりたいゆりあと伴は、伴のお家へ優里亜を置きに行きました。

家には伴の父親がいて、父親から家の中に招かれ食事をしながら同年代のゆりあと伴の父親は昔話に意気投合し話に花が咲きました。

途中、伴が席を外すと父親から遊びなら遊びで終わらせてほしい、年齢的にも無理だと思う、でも息子が離婚の方向へ動いたことは感謝すると言うのでした。

しかし、ゆりあは複雑でした。

伴の家を出たゆりあは『この前の続きをしよう』と伴をホテルに誘いましたが、伴は最後まですることが出来ませんでした。

伴は優里亜が生まれる前にバイクで事故を起こし大怪我をしたため、以来、生殖機能を失っていたのでした。

最後まで出来ないのは、「年齢が上の自分に魅力がないからだ」と思ったゆりあは、更に頭を悩ませます。

伴はそのせいで年相応の相手に恋はせず、若い相手に振り向いてくれる年上のおばさんを選んだのではないのかと…

ゆりあは涙が止まりませんでした。

稟久が愛しているのは吾良なのに、なぜゆりあと優弥が愛し合うことが不快なのか理解できません。

志生里が稟久と結婚する提案をしたときは意外でしたが、稟久の承諾を得ていないどころか話してもおらず・・・

稟久も志生里も自分の考えを優先するところは共通していて、伊沢家には変な人ばかりいると思いました。

優弥の父親はチャランポランの様に見えますが言っていることはまともで、子や孫を思う気持ちが伝わってきました。

いろいろ考えたゆりあは優弥と別れようとするのかなと思いました。

みちる親子も伊沢家を去りますが、ゆりあは探し出して連れ戻し、再び家族として一緒に暮らすことになると思います。

第7話

優弥の事が大好きなゆりあは、自分が相手にされるのは優弥が自分のことを欠陥品であると思っているからではないかと不安になっていました。

そんな中、みちる一家を追い出したい志生里は仕事帰りのみちるに、

  • みちる家族がいるせいでゆりあが好きな人と結婚できずに我慢して生活している
  • ゆりあのことを気遣うように

と言い、みちる家族を追い出そうとしました。

しかし、母である節子の言葉でゆりあも稟久もみちる一家の大切さに気がつき、夜の町を2人で探しに行き、無事連れ戻すことができました。

この事がきっかけでゆりあとみちるの仲は深まり、みちるの2人の子どもは吾良の子どもではないが、

  • 家を出て吾良にめんどうを見てもらうようになったきっかけ
  • ゆりあの恋話

をしました。

ゆりあが悩んでいることを話すと、みちるは「みんなの事は全部受け止められるのに、自分の気持ちだけ受け止められないのはダサい」とゆりあに言いはなちます。

ゆりあもふっきれた様子でした。

その後ゆりあと優弥はデート中に、優弥がまだ離婚できていないことを知らされます。

しかし、逆に優弥もゆりあに「吾良が良くなったら元サヤに戻るのでは?」と不安を話します。

やきもちを焼かれたゆりあはそのことに安心し、2人は気持ちを確かめ合えたのでした。

みちる一家を家に住まわせることに対して納得してもらおうと、志生里との話し合いの場を設けることに。

納得の行かない志生里は、「みちるの子が兄の子である証拠がない」と言うと・・・

話せないはずの吾良が、「下の子は自分の子である」と話し出し、一同衝撃を受けました。

そこで稟久に感謝とお詫びを告げさらに話し出そうとした時に、稟久は泣いて家を飛び出してしまいました。

志生里は稟久を追って慰めようとしましたが、「クソババア」とはねのけられてしまうのでした。

子どもの話をしようとした時に、節子は気を使いみのの迎えに家を出ます。

吾良は次に、ゆりあに感謝の気持ちを伝えつつ、「自分が普通に話せるようになったらみんなで生活していたこの幸せな時間が終わってしまうので話せないふりをしていた」ことを伝えました。

幸せだったと聞いたゆりあは泣きながら手を握り、吾良は今まで苦労かけたことと幸せであったことをさらに伝えました。

まさか吾良が実は前から話せたなんて思わなかったのでとても驚きました。

何年も一緒に過ごして最後はみんな本当の家族のようになる姿を想像していたので、今後どのようになっていくのか楽しみです。

次週の予告で優弥の奥さんらしき人が出てきたのでみんな元サヤに戻って、稟久は知り合ったバレエ教室の先生と何か起こりそうですが、そちらとうまくいくのか、実は騙されてたっていう展開になるのかも楽しみです。

みちる一家はしばらくして昼の仕事を見つけて部屋を借りて自立していきみんな元の生活に戻って行くのかも。

それにしても、いつみてもゆりあの懐の大きさと度胸の座りっぷりがすごいですよね!

と思います。

第8話

回復していたのを隠していた伊沢吾良。

箭内稟久を「自分の介護から自由にしてやりたい」と、「みのんは自分の子」と嘘を言ってしまいます。

ショックで出て行った稟久は、バレエ教師・松川と付き合うようになるのでした。

ゆりあに好きな人がいるのも知っている吾良は、自分を世話してくれたことに感謝し、「好きにして欲しい」といいます。

ゆりあと結婚を考える伴優弥は、離婚届を出さない妻・里菜と話しあうことに。

すると里菜はゆりあを見せろと言い出し、ゆりあは二人で会うことにします。

優弥に気持ちはないけれど、息子・優里亜を大事に思う里菜。

結婚生活が上手くいかなかったのも、二人の問題だけでないことが分かり、優弥と里菜が別れていいのかとゆりあに迷いが生まれるのでした。

そんなゆりあを親身に見守る小山田みちる。

スナックでの仕事を辞め、調理師免許を取ることを考えたりと人生に前向きになっていました。

吾良の車いすを押し、仲良く近所の公園に行くみちる、まに、みのん。

その姿を遠くからじっと稟久が見つめていたのでした。

胸にしこりがあると心配する姉・泉川蘭と一緒に検査を受けたゆりあ。

姉は大丈夫だったものの、自分にがんが見つかりショックを受けます。

手術を受けることになると家に帰って報告すると、吾良はじめ皆ショックを受けながら、自分たちが出来るサポートをすると励まします。

そんな自分の状態を受け、優弥に会ったゆりあ。

病気のことは言わず復縁を勧めるゆりあに、優弥は激しく抵抗します。

けれどゆりあの思いが変わらないと知り、幸せを願い去っていくのでした。

言葉使いも、しゃべり方もいかにもヤンキー、といった里菜を好演したえびちゃん。

あまりに自然で、里菜そのものでした。

もっと自分勝手な女性かと思ったら、彼女なりの大変さがあったんですね。

個性的な義父や親戚の話、何よりも優里亜を抱きしめる姿に、ゆりあと同じく復縁もありでは?と思ってしまいました。

しかし人生、何があるか分からない。

一つ問題が解決したと思ったらすぐ次の問題が起こると、ゆりあのがん告知はショックでした。

泣き出した節子が一番心配しているのは食事のこと?と吹き出してしまいましたが。

みちるたちがいるおかげで、家の方は何とかなりそう。

けれど優弥との関係は、終わらせることにしたゆりあ。

ぶちぎれるほど怒りを露にしたのに、結局ゆりあの決断を尊重した優弥の強さと優しさにウルウルでした。

最終話もひと騒動ありそうで、見逃せません。

第9話

第9話のネタバレは放送後に追記します。

ゆりあ先生の赤い糸のネタバレ!ドラマの最終回結末は原作と違う?

「ゆりあ先生の赤い糸」のドラマ最終回は原作と違う可能性も!

ゆりあ先生の赤い糸は気持ち悪いという声もあるように、「ゆりあ先生の赤い糸」の内容は実は賛否両論。

なので、原作とドラマの最終回は違う結末となることも予想されます。

そこで「ゆりあ先生の赤い糸」のドラマ最終回の結末を予想してみました!

①奇妙な共同生活が続いていく

夫と愛人、姑と夫が面倒を見ていた家族・・・。

普通なら一緒に生活などしないであろう関係の登場人物たちは、最終回を迎えても特に変わらず、平穏に暮らしていく結末になるのではないかと予想します。

なんだかんだ面倒見のいいゆりあなので見捨てたりはしないはずです。

ゆりあと皆との赤い糸はこの先も切れそうで切れずに続いていくのでしょう。

②ゆりあは家を出る

様々な事情を抱えた登場人物たちと暮らしていたゆりあですが、自身の幸せを第一に考えて家を出る可能性もあるのではないかと予想します。

違う誰かとの幸せを掴んでもいい、何もかも自由になったゆりあを見ることが出来てもいいのではないでしょうか?

第二の人生で、伴と生きる道を選ぶ可能性もありますよね!

ゆりあ先生の赤い糸原作ネタバレと最終回結末まとめ

「ゆりあ先生の赤い糸」の原作ネタバレと、ドラマでの最終回の結末の予想をご紹介いたしました!

50代の主婦という主人公は今まであまりなかった設定ですよね。

特別な人とは違う、どこにでもいそうな人物像がよりリアルに、身近に感じる作品となっています。

「ゆりあ先生の赤い糸」はなんといってもゆりあの男前な性格も見どころです!

なんだかんだ繋がった人の面倒をみてしまうゆりあにハラハラさせられた方もいるのではないでしょうか?

「ゆりあ先生の赤い糸」の原作ネタバレと最終回の結末を知ってからドラマをみると、より楽しむことが出来そうですね!

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