合理的にあり得ない(ドラマ)の原作ネタバレ!あらすじや最終回の結末を予想

合理的にあり得ない(ドラマ)の原作ネタバレ!あらすじや最終回の結末を予想
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2023年4月からドラマ化された『合理的にあり得ない』の原作ネタバレをご紹介します!

主演キャスト天海祐希さん、相棒役として松下洸平さん。

「合理的にあり得ない~上水流涼子の解明~」は、「孤狼の血」などの作品を多数発表し、ミステリー作家として高名な柚月裕子先生原作の小説が原作です。

  • 天海さんが演じる「上水流涼子」はどんな人物なのか?
  • 松下さんと天海さんの関係は?
  • ストーリーはミステリー?謎解きなの?

気になりますよね。

原作のあらすじや、登場人物のネタバレ最終回の結末などを調べてみました!

天海さんと松下さんはこの作品が初共演とのことなので、どんな掛け合いを見せてくれるのでしょうか。

原作ネタバレを読んで、どんなストーリーになるのか楽しく予想してみましょう!

目次

合理的にあり得ない(ドラマ)の原作小説の登場人物ネタバレ!

探偵事務所を構える上水流涼子は、元弁護士という異色の肩書を持つ探偵です。

そんな彼女のもとには、風変りな依頼が舞い込みます。

頭脳明晰な相棒・貴山伸彦とともに、強敵と戦っていく涼子には、過去に秘密が…?

「合理的にあり得ない~上水流涼子の解明」」は、あり得ない方法であり得ない事件を解決していく痛快エンターテインメントです。

原作小説の登場人物ネタバレをご紹介していきます。

上水流涼子(かみづる りょうこ)

  • 元弁護士の探偵。
  • 弁護士資格を剥奪された過去がある。
  • 才色兼備で変装の達人でもある。
  • 激辛料理を好む。

貴山伸彦(たかやま のぶひこ)

  • 涼子とバディを組む。
  • 頭脳明晰でIQ140の天才。
  • 東大将棋部出身。
  • 実は女性が苦手。

本藤仁志(ほんどう ひとし)

  • 藤請(とうしん)建設の社長で、年齢は45歳。
  • 人望があり、社員からも信頼されている。
  • 経営者としては優秀だが、決断力に欠ける一面も。

新井大輔(あらい だいすけ)

  • 30代前半の社長秘書
  • 本藤と同郷(岡山県)

高円寺裕也(こうえんじ ゆうや)

  • 経営コンサルタントを自称する男。
  • 未来を見通せる力がある?

神崎恭一郎(かんざき きょういちろう)

  • バブル絶頂期に不動産取引や投資で富を築く。
  • 間もなく還暦だが、男ぶりは良い。
  • 妻の行動を怪しんでいる。

神崎朱美(かんざき あけみ)

  • 恭一郎の妻。
  • 25歳のときに恭一郎に見初められ結婚。
  • 霊能者に傾倒し、多額のお金をつぎ込んでいる。

神崎克哉(かんざき かつや)

  • 恭一郎と朱美の息子。
  • 中学2年のとき父親のトラブルが原因でいじめられ、現在まで引きこもり状態。

日野照治(ひの てるはる)

  • 暴力団・関東幸甚一家の総長。
  • 恰幅のいい体に、和服をまとっている。
  • 賭け将棋に傾倒し、腕前はアマチュア四段クラス。

財前満(ざいぜん みつる)

  • 暴力団・横山一家の総長。
  • 日野とは将棋の対戦をするライバル。

米澤健一(よねざわ けんいち)

  • 関東幸甚一家の若頭。
  • 左右ともに小指がない。

諫間慶介(げんま けいすけ)

  • 諌間グループの会長。
  • 孫娘の行方を捜している。
  • 涼子と過去に因縁がある

諫間久美(げんま くみ)

  • 諌間の孫で、綾目女子大の2年生。
  • ホストまがいの男に貢ぎ、行方不明に。

広瀬智哉(ひろせ ともや)

  • 久美が貢いでいた男。
  • ホストあがりで、女に貢がせて生きるヒモ。

桜井由梨(さくらい ゆり)

  • 25歳で、大手証券会社に勤める女性。
  • 亡くなった父の無念を晴らすべく、涼子に仕事を依頼。

予土屋昌文(よどや まさふみ)

  • 野球賭博で危ない橋を渡る男。
  • 由梨の父親をだまし、多額の金を手に入れる。

丹波勝利(たんば かつとし)

  • 新宿署の刑事。
  • かつて涼子が起こした事件を担当していた。
  • 仕事のために、涼子とはお互いを利用し合う仲。

愛原樹里亜(あいはら じゅりあ)

  • 有名な美容家だが、黒い噂が絶えない。
  • 涼子にとって最初の対決相手

合理的にあり得ない(ドラマ)の原作ネタバレ!あらすじを結末まで

「合理的にあり得ない~上水流涼子の解明~」の原作は、「〇〇はあり得ない」という形の短編が5編収録されています。

原作のあらすじを、1編ずつ結末までネタバレしていきます!

【合理的にあり得ない】の原作ネタバレ|「確率的にあり得ない」編

藤請建設の2代目社長・本藤仁志は、優秀な経営者ではありますが、決断力に欠ける一面もありました。

あるとき、自称経営コンサルタントの高円寺裕也と知り合います。

高円寺には予言の能力があるといい、初めは信じていなかった本藤でしたが、実際に起こる奇跡のような予言を目の当たりにし、虜となっていきます。

元々決断力がない本藤は、経営の大事な判断を高円寺に相談するようになります。

高円寺の予言は当たり続け、すっかり信じ込んだ本藤。

ついに、高円寺の会社と正式に経営コンサルタント契約をすることを決め、5000万円という多額の契約料を支払おうとします。

すると、謎の男女2人が現れます。

女性は、貿易を手がける中国企業「神華コーポレーション」の社長秘書、国分美紗。

男性は社長の楊と名乗り、たまたま近くで話を耳にしてしまい、声をかけたといいます。

その予言の能力を見込んで依頼したいことがあるとのこと。

依頼の成り行きを聞いた高円寺は受け入れます。

しかし、謎の2人の正体は、変装した涼子と貴山だったのです。

涼子から弱点を指摘され、高円寺の予言はトリックであることが暴かれてしまうのでした。

【合理的にあり得ない】の原作ネタバレ|「合理的にあり得ない」編

神崎恭一郎は、バブル期に不動産取引などで成功。

それを元手にした資産運用がうまくいき、裕福な暮らしをしていました。

恭一郎には引きこもりの息子(克也)がおり、妻の朱美は克也に付きっきりで世話をしていました。

ところが、最近の朱美に、不審な行動が見られるようになったのです。

家を空けることが増えた朱美を訝る恭一郎。

そこへ、資産管理を任せている銀行から連絡が入ります。

なんと、朱美が直近2か月の間に2000万円ものお金を引き出していたのです。

朱美を問いただすと、霊能者に傾倒しており、壺を買うためにお金をつぎ込んでいました。

怒った恭一郎が興信所を使い調査すると、霊能者の本当の名は上水流涼子であることがわかります。

涼子と対峙する恭一郎。

ある人物からの依頼で、朱美との接点を作るために霊能者に扮して近づいたことを語ります。

ある人物とは、かつて恭一郎が詐欺まがいの行為で人をだまし、自殺においやった松下昭二の妻でした。

松下の妻からの依頼は、恭一郎への復讐だったのです。

【合理的にあり得ない】の原作ネタバレ|「戦術的にあり得ない」編

涼子と貴山のもとに、関東幸甚一家という暴力団の総長・日野照治から依頼が入ります。

日野は将棋を趣味としており、実力もあります。

日野は、横山一家という暴力団の総長である財前満と、賭け将棋の対局をしていました。

これまでの戦績は5勝5敗といい勝負でしたが、ここのところは日野が3連敗を喫していました。

財前が上達したようには思えない日野は、不正を疑い調べましたが、理由がわからなかったため涼子のもとにやってきたのでした。

日野の依頼内容は、次の対局で財前に勝つこと。

東大将棋部出身で実力者の貴山は、財前の不正を暴くため、過去の棋譜を調べ始めます。

コンピューターソフトを使った不正を発見した貴山は、財前に勝つ方法を日野に授けるのでした。

【合理的にあり得ない】の原作ネタバレ|「心情的にあり得ない」編

上水流エージェンシーに連絡してきたのは、かつて涼子を汚い罠で陥れ、弁護士資格を奪った張本人諫間慶介でありました。

涼子にしか頼めない案件だと言う諫間。

貴山は依頼を受けることを反対しますが、涼子はざわつく心をおさえて会うことにします。

諫間の依頼は、行方不明になった孫の久美を探してほしいというものでした。

かつて久美は、ホスト上がりの広瀬智哉という男と付き合っており、女癖の悪い広瀬との関係を断つため、久美の父親が広瀬に手切れ金を渡していました。

その後、広瀬は姿を消しましたが、久美も行方知れずとなります。

久美が姿を消したのは、単に広瀬に執着しているからではないのでは、と考える涼子。

諫間の依頼を引き受けることにより、諫間への遺恨を晴らすことができると考え、涼子は久美捜索に乗り出すことにします。

涼子の指示で、広瀬の身辺を調べていた貴山は、広瀬のある秘密に気づきます。

広瀬は、覚せい剤に手を出していたのです。

果たして涼子は、諫間との因縁に決着をつけられるのでしょうか。

そして、涼子が弁護士資格を奪われることになった事件の隠された陰謀とは…。

【合理的にあり得ない】の原作ネタバレ|「心理的にあり得ない」編

涼子と貴山のもとに、桜井由梨という女性がやってきます。

父親の無念を晴らしてほしいとのこと。

彼女の父は、多額の借金を残して自殺したのですが、「だまされた」という言葉を残して亡くなっていたのです。

由梨の父親が残した手帳には、謎の数字や記号、日付が書いてありました。

ふと目にした雑誌の記事を読み、それが野球賭博の暗号であることに気づいた由梨。

父の最後の言葉を無駄にしないよう、真相を明らかにしてほしいと涼子へ依頼してきたのでした。

手帳に書かれた電話番号と、「予土屋」という名前を頼りに調査を始める涼子。

涼子と貴山は、由梨の父親の無念を晴らすため動きます。

ギャンブル好きの男に扮した貴山が予土屋に近づき、予土屋を破滅へと追い込んでいきます。

合理的にあり得ない(ドラマ)のネタバレ!最終回までのあらすじを紹介

2023年4月スタートのドラマ「合理的にあり得ない~上水流涼子の解明~」

天海さんと松下さんが、どのように難敵と戦っていくのか。

今からとても楽しみですね!

4月スタートのカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”は、天海祐希が主演を務める『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』に決定した。
本作は、頭脳明晰(めいせき)、そして変装の達人という女探偵・上水流涼子(かみづるりょうこ)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(たかやまのぶひこ)とタッグを組み、さまざまな依頼を、超大胆な方法で解決していく。不条理がまかり通る現代の“あり得ない”敵を、“あり得ない”手段で葬る、極上痛快エンターテインメントだ。

女探偵・上水流涼子(天海祐希)と貴山伸彦(松下洸平)が立ち向かうのは、依頼者を困らせる理不尽な悪党たち。時に手段を選ばない上水流を、貴山が頭脳を生かしてサポートするという絶妙なコンビネーションで、不条理な事件を鮮やかにかつ痛快に解決へと導いていく。
同時に、2人はそれぞれが抱える過去の確執にも立ち向かう。貴山は家族との確執を、そして弁護士資格を剥奪されたきっかけである傷害事件の記憶が全くない上水流は、その真相を追い続ける。終盤にかけて明らかになる、それぞれの真犯人と、その目的とは。2人が密かに抱え続ける心の闇にも注目していただきたい。

合理的にあり得ない|カンテレ

第1話ネタバレ

取調室で刑事から尋問されている女性の姿があります。

「上水流涼子です。職業は弁護士です」

上水流涼子(かみずるりょうこ)と名乗るその女性に、刑事は尋問を続けます。

「なぜ暴力をふるったのか?」

「殴ったことを覚えていないのです」

弁護士である上水流涼子(天海祐希)は、クライアントの男性を殴った罪で拘束されていました。

目撃証言があり、殴ったことは事実。

しかし涼子には、殴ったときの記憶がないのです。

傷害事件を起こした涼子。

顧問弁護士を務めていた諫間グループの社長・諫間慶介(仲村トオル)にも見放され、弁護士資格も剥奪されてしまうのでした。

10ヶ月後

弁護士ではなくなってしまった涼子は、探偵に転身しています。

上水流エージェンシー」という探偵事務所を立ち上げ、IQ140の天才・貴山伸彦(松下洸平)を相棒に迎えていました。

そんな涼子たちのもとに、松下祥子という女性がやってきます。

不動産ブローカーの神崎恭一郎(高嶋政伸)から2000万円を取り戻してほしいという依頼でした。

2年前、松下夫妻の土地を汚い手口で奪い、祥子の夫を自殺に追い込んだのが神崎だったのです。

警察でも取り合ってもらえず、200万円という高額の依頼料を払ってでも無念を晴らしてほしいと、涼子のもとへやってきたのでした。

依頼を引き受けた涼子は、元刑事である丹波勝利(丸山智己)から神崎の情報を得ます。

丹波は、祥子に「上水流エージェンシー」を紹介した張本人でした。

丹波の調査で得た情報

  • 神崎の家族は、妻の朱美(戸田菜穂)と引きこもりの息子克哉
  • 神崎の趣味は、ゴルフ・クルーザー・クレー射撃
  • 神崎は、怪しい事業を週刊誌に暴かれ、ネットで炎上した過去あり
  • 神崎には愛人が3人もおり、現在は秘書を愛人としている

キャディーやマッサージ師などに変装し、神崎に近づく涼子。

パーティーにもぐりこみ、神崎に媚薬を飲ませ、愛人と会っているところを押さえようと計画します。

現場を撮影し、不倫の証拠をつかんだ涼子は、神崎に2000万円で買わせようとします。

しかし失敗。

そこで涼子は「あり得ない手段」を行使することに。

神崎の妻である朱美から2000万円を奪うことを計画したのです。

貴山の友人・有田浩次(中川大輔)にも協力してもらい、身分を隠し朱美に近づいていきます。

朱美の信頼を得ていく涼子。

「この皿で料理を出せば、息子(克哉)の引きこもりが直る」

克哉が自分の料理に口をつけないことを嘆く朱美に、涼子は言います。

そうして朱美に高額で皿や壺を買わせ、2000万円を回収しようとしたのです。

数日後

「そのお皿で克哉がカレーを食べた」と喜ぶ朱美。

克哉は少しずつ心を開き始め、なぜか涼子の思惑どおりになっていきます。

涼子のことをすっかり信じた朱美は、2000万円でお皿を買ってしまいました。

数週間後

朱美が2000万円も使ったことを糾弾する神崎。

神崎は、朱美を閉じ込め、涼子の正体を暴こうと尾行し始めます。

「あり得ない。神崎の全てを奪う」

涼子が動き出します。

ショベルカーで小屋を破壊して朱美を救い出し、自分の正体は探偵であることを打ち明けます。

涼子のもとへ向かった貴山は…

神崎に拉致されてしまいます。

貴山と涼子が朱美をだまし、2000万円を奪い取ったことを突き止めた神崎。

高山を縛り、人身売買に出そうとします。

激高する神崎に、なぜ克哉がお皿を変えただけで料理を食べるようになったのかを問う貴山。

答えがわからない神崎に「あれは、克哉くんが大好きな食堂のカレーだ」と語り始める貴山。

克哉がカレーを食べたのは、お皿のせいではなく、食堂のレシピで作ったカレーに興味を示したためでした。

そもそも克哉が引きこもりになったのは、神崎への黒い噂によりネットで叩かれたことが原因でした。

神崎の悪事には、いつも冷静な貴山も怒りをにじませます。

縛られた貴山のもとへ、涼子がやってきます。

涼子の策略は、朱美を騙すつもりはなく、手に入れた情報を駆使して朱美の信頼を得ることでした。

朱美が高額で皿や壺を買ったのは、涼子の意図をちゃんと理解しての行動だったのです。

神崎の悪事に気づいていた朱美は、神崎の悪事の証拠をつかんでおり、それを引き換えに離婚を要求しました。

かくして涼子と貴山は、神崎から2000万円を回収することに成功し、松下祥子の依頼を完遂

さらに、朱美の望みも叶えることができたのでした。

数日後

「上水流エージェンシー」に1本の電話が入ります。

電話の相手は、かつて涼子が顧問弁護士を務めていた諌間でした…。

「合理的にありえない」第1話、テンポがよくて見入ってしまいました。

悪を叩く手段が痛快で、気持ちのいいドラマでしたね。

  • 天海さんと松下さんの掛け合いが気持ちいい。
  • テンポよくて最高に面白かった!
  • やっぱり天海さんいいな。華があるし、上手い。
  • 上水流涼子は天海さんにしかできないと思う。
  • 貴山さんが腕まくりして作ったカレーが食べたい。

こんな声がありましたよ。

ほどよく笑いもあり、テンポがよく、最後にはスカッと悪を退治するストーリーが爽快でした。

涼子が起こした傷害事件には、どんな仕組まれた罠があったのか?

今更ながら涼子を頼ってくる諫間にイラっとしましたが、はやくも第2話が楽しみになりました。

やっぱり天海祐希さんかっこいいですね!

第2話ネタバレ

1年前

法廷に立つ弁護士・上水流涼子(天海祐希)。

諫間グループ社長・諫間慶介(仲村トオル)の顧問弁護士として辣腕を振るっていました。

しかし、涼子自身には身に覚えのない障害事件により、クライアントである諫間から見捨てられてしまいます。

そして、弁護士としての資格まで奪われてしまうのでした。

探偵事務所のソファーで目覚めた涼子。

昔の夢を見ていたのです。

そこへ貴山伸彦(松下洸平)が出勤してきます。

電話が鳴り、貴山が取りますが「猫を探してほしいという依頼なので断った」と言います。

「貴山を雇うときにした約束は、お互いに嘘はつかないってことでしょ」

そう言って、涼子は貴山の嘘を看破します。

連絡してきた本当の依頼主は、涼子の因縁の相手・諫間でした。

諫間が困っていることを知り、一泡吹かせられるかもしれないと考えた涼子は、諫間に会うことに。

諫間の依頼は、行方不明の娘・久美(白石聖)を探してほしいというものでした。

なぜ自分に依頼してきたのかと問う涼子に、諫間は「私は誰も信用していない。君にしか頼めない」と言います。

涼子は、依頼を引き受けることにします。

久美の通う大学の学食にもぐりこみ、久美の友人に近づく涼子と貴山。

久美の友人によると、久美は六本木のクラブに通っているといいます。

そのクラブで見つけた女性・エリ(早見あかり)のあとをつけると、怪しげな部屋に入っていきます。

そこは、違法な薬を吸う人々が集まる部屋でした。

丹波勝利(丸山智己)の力を借り、部屋に踏み込む涼子と貴山。

久美は広瀬リアム(猪塚健太)と名乗る男に連れられ、逃げていってしまいました。

有田浩次(中川大輔)からの情報により、エリとリアムは共謀し、若い女性を騙し薬漬けにしているとのこと。

危険な捜査ですが、本格的に乗り出す上水流エージェンシーの2人。

その頃久美は、リアムに連れられ賭博場へ来ていました。

そこへ、久美を引き離そうと変装した貴山が近づきます。

涼子はリアムに近づき、カードゲームで対決します。

わざと負けてリアムを勝たせ、最後はルーレットで決着をつけることに。

ルーレットで大負けし、声を荒らげるリアム。

そこへ久美が戻ってきたので涼子は連れ戻そうとしますが、間一髪のところでエリに略奪されてしまいました。

2日後

諫間のもとへ、拉致された久美の動画が送られてきます。

エリたちが、身代金5,000万円を要求してきたのです。

「こうなったのは君の責任だ」と涼子を責める諫間。

涼子を切ろうとした諫間でしたが、涼子は「身代金を1億円にする代わりに自分に考えがある」といってエリたちに会いに行きます。

身代金の受け渡しに成功し、久美を救い出す涼子たち。

5,000万円を受け取り帰ろうとするエリたちに、賭けをしないかと持ちかける涼子。

1億円を賭けて、数字を当てるゲームを提案します。

「2」という数字を見事に当て、勝負に勝つ涼子と貴山

しかし、隙をついてお金を全て奪われ、リアムは逃走してしまいます。

逃げ切ったリアムがアタッシュケースを開けると、そこにはお金ではなくサツマイモが入っていました。

空手の達人であるエリと対峙し、激しく格闘します。

拳を振り下ろそうとする涼子でしたが、昔の事件がフラッシュバックして拳を振るうことができません。

なんとか倒し、警察に引き渡すことに成功するのでした。

涼子がなぜ5,000万円の賭けをしたのか。

それは、1円も払わずに久美を助け出し、諫間の依頼以上の成果を出すためでした。

リアムが見たアタッシュケースには上蓋に仕掛けがあり、蓋を閉めると上蓋が落ち、サツマイモしか見えなくなるというものでした。

そして数字を当てるトリックは、リアムが数字にこだわっていることをつきとめた涼子が、「2」を選ぶように誘導していたのでした。

久美が家出した理由は「犬を買うことを父に反対されたから」

自分の甘えた考えで、周りの人間や自分自身を傷つける行動をした久美に、涼子は喝を入れます。

「人を信じるな。自分の目で人を見抜く力をつけろ」

そう諭された久美は、実家へと戻ったのでした。

今回のことを反省した久美は、人生経験が必要だと言い出し、再び家出をします。

そして「涼子のもとで働きたい」と言って、上水流エージェンシーに押しかけるのでした。

今回もテンポよく、気持ちのいいストーリー展開でしたね。

内容が濃いのにスッキリしていて、あっと言う間に1時間がすぎるのは、やはりテンポのよさでしょうね。

  • 今日もおもしろかった!天海さんかっこいい!
  • 天海さんのジャケットにカーゴパンツ合わせてるの素敵
  • スーツとサングラスの貴山さんカッコよかった。
  • 貴山さんの過去が気になる!

こんな声がありました。

たしかに天海さんのファッション真似したくなりますよね。

かっこいいです。

貴山さんの過去に何があったのかも気になりますし、今後の展開もますます目が離せませんね!

久美が押しかけてきて、女性が苦手な貴山が嫌がるところが楽しい♪

3人の掛け合いも面白くなりそうです。

そして、天海さん強かった

第3話ネタバレ

「違います!何度言ったらわかるのですか?」

上水流エージェンシーの事務所に、貴山伸彦(松下洸平)の怒声が響きます。

カレースパイスの並べ方をなかなか覚えない諫間久美(白石聖)が叱られていたのでした。

丹波勝利(丸山智己)と徹夜麻雀をしていた上水流涼子(天海祐希)が帰ってきます。

麻雀で負けた涼子が愚痴っていると、チャイムが鳴り客がやってきました。

依頼を持ってきた女性は、諫間慶介(仲村トオル)からの紹介だと言います。

女性は本藤朝子(神野美鈴)と名乗り、息子の目を覚ましてほしいとの依頼でした。

朝子の夫は苦労して藤請建設を大きくした社長でしたが、2年前に他界。

息子の本藤仁志(笠原秀幸)が跡を継いだのです、社長としては頼りなく、ことあるごとに母親である朝子に意見を聞いていました。

その仁志が最近「未来を見通す力を持つ男」に傾倒しているというのです。

その怪しい男に興味を持った涼子は、朝子の依頼を引き受けることにします。

仕事での重要な決断ができない仁志は「高円寺」と名乗る男に相談をしていました。

高円寺裕也(高橋克実)と仁志が会っているクラブに潜入した涼子。

高円寺の「未来を見通す力」を探ります。

疑う涼子に「次に来るお客さまを予知しよう」と言う高円寺。

その予言は見事に当たります。

高円寺を信じ込んでいる仁志でしたが、秘書の新井は仁志をいさめます。

「皆に信じてもらえるよう、もっと大きな予知をお見せします」

高円寺は、藤請建設の関係者を集めて予言を披露すると言い出しました。

丹波の調査によると

企業詐欺の被害届がいくつか出ており、いずれも「自分には未来が見える」と言ってだまし、契約金を巻き上げるという手口でした。

それは全て高円寺が犯人であると目星をつけた涼子は、高円寺のトリックをあばくため動き出します

後日

高円寺の予知披露は、本藤の自宅で行われることになりました。

そこへ、涼子と「天才物理学者」に変装した貴山も参加することになります。

本藤の先代が購入した「江戸時代の木箱」を使い、予知を披露すると言う高円寺。

生中継のボートレースで、着順を1着から6着まで全て当てると言うのです。

レースが始まる前に予知した着順を書き、その紙を木箱へ入れる高円寺。

またしても、予知は的中します。

何度やっても当たり続ける予知に「確率的にあり得ない」と訝る涼子。

トリックがわからず苛立つ涼子のもとに、朝子から連絡が入ります。

明日、仁志が高円寺を顧問として5,000万円で契約すると。

翌日

仁志が高円寺に5,000万円の小切手を手渡すと、そこへ車いすの女性が近づいてきます。

「金華コーポレーションの社長」と名乗る女性は、予知能力があるという高円寺に興味を持って声をかけたとのこと。

その女性は高円寺に「儲け話」を持ちかけます。

「私が宝くじを買いますので、その数字を予知してほしい」

「報酬は、あなたが当てる当選金額1億の半分、5,000万円です。」

しかも、今すぐに支払うと言うのです。

おどろきながらも宝くじの数字を予知する高円寺。

すると女性は

「予知された宝くじの当選番号を差し上げますので、私にあなたの持っている5,000万円の小切手をください」

「その当選番号が本物の予知によるものなら、あなたは間違いなく5,000万円が手に入るのですよ」

車いすの女性の正体は変装した涼子でした。

しかし予知は嘘ですので、当然高円寺は涼子の要求を飲めません。

それこそが、高円寺が仁志を騙していたという証拠でした。

小切手を渡そうとしない高円寺は、その場から逃げようとします。

「小切手を置いていきなさい。これに懲りたら二度と人はだまさないことね。詐欺師さん」

素直に小切手を渡した高円寺は逮捕されました。

涼子は自分が探偵で、ある人物からの依頼を受けていたことを仁志に話します。

ボートレースでの予知が詐欺であることを貴山は見破っていたのです。

高円寺のトリックとは

木箱の蓋に薄型のプリンターをしかけ、スマホと連動させ、着物の袖の中でレース後の数字を書き、印刷したものをみせていたのでした。

そして、木箱の蓋にプリンターをしかけたのは、なんと秘書の新井だったのです。

新井が高円寺とグルになり仁志を騙そうとしたのは、仁志が社長の器ではないことに腹を立てていたからでした。

「なぜあんな男にすがったのか」

涼子は仁志に尋ねます。

「自信がなかったから」そう答える仁志に

「あなたになかったのは、自信ではなくて失敗した時の覚悟です」

そう言って涼子は仁志をいさめるのでした。

帝都総合病院

人工呼吸器をつけて眠っている男性。

ベッドにかかれた名前は、貴山勇作。

男性の傍らには、貴山の姿がありました。

その病室の外には、おそらく貴山の跡をつけてきたのであろう涼子の姿が…。

今回も涼子さんと貴山さんの変装が楽しかったですね。

詐欺師のトリックを暴き、「息子の目を覚ましてほしい」という依頼も成し遂げた涼子と貴山。

かっこよかったです。

  • ぱっつん貴山カワイイ
  • 涼子さんの着物素敵でした♪
  • お互いの秘密知ってて知らないふりしてるの何で?

こんな声がありました。

最後のシーン、ベッドで眠っているのは貴山さんのお父さんでしょうか。

しかも涼子さんも何か知ってそうですよね。

今後の展開が気になります。

第4話もとっても楽しみです!

2人のゆるい変装に誰も気づかないのも面白すぎました。

第4話ネタバレ

「父はどうでしょうか?」

医師に訊ねる貴山(松下洸平)。

「意識不明で変わりありません。昨日も警察が来ましたよ」

引き続きよろしくお願いします、と貴山は頭を下げます。

その様子を涼子(天海祐希)は隠れて見ていました。

上水流エージェンシーに涼子が戻ると、久美(白石聖)がなぜかクリニックの制服姿をしています。

クローゼットの奥から見つけたその制服は、涼子が初めての依頼を受けたときに使用したものでした。

思い出したくない涼子でしたが、当時の話を聞きたがる久美に根負けし、事務所立ち上げ当時のことを語り始めます。

8ヶ月前

事務所開設の準備を、丹波(丸山智己)も手伝っていました。

過去の事件で涼子の無実を主張した丹波は、それが原因で捜査一課から相談センターに飛ばされてしまったのでした。

最初の仕事は、弁護士時代の後輩が紹介してくれたもので、西田真紀(市川由衣)という結婚を控えた女性が依頼主でした。

真紀は、あるビューティークリニックで額のあざを取る施術を受けたのですが、半年後には消えたはずのあざがひどくなったと言います。

そのマジェスティックビューティーラボの美容家・愛原樹里亜(水野美紀)に治療が原因だと訴えますが、確証が取れず、泣き寝入り状態だというのです。

額のあざを消すためのお金を樹里亜から奪いたい、というのが真紀の依頼でした。

探偵として樹里亜のもとに乗り込んだ涼子ですが、樹里亜に「弁護士でもないのに」「元犯罪者」と一蹴されてしまいます。

樹里亜が「頭脳明晰・容姿端麗・若くてイケメン」の秘書を募集しているところに目をつけた涼子。

その頃、飼い猫がいなくなり探していた貴山は、猫を見つけてくれた涼子と出会います。

涼子は貴山を、クリニックへ秘書として潜入させるという計画を思いつきました。

クリニックの採用試験で、貴山が天才的頭脳の持ち主であることがわかり、まんまと秘書として潜入することに成功します。

クリニックの不正の証拠を得るため、貴山は樹里亜の様子を探ります。

しかし樹里亜はなかなかしっぽを出しません。

額のあざが原因で結婚が破談になってしまった真紀のためにも、と捜査に力を入れる涼子。

すると貴山が、樹里亜が「黒皮の手帳」を大事に持っていることに気づきます。

そこには薬品名と美容機器の名前が書いてあり、カルテに書けない情報を手帳に記しているのではと推測します。

金庫に厳重保管されてい黒皮の手帳を手に入れるため、貴山の友達である浩次(中川大輔)に協力を頼みます。

浩次が用意したホストクラブに樹里亜を連れてきた貴山。

樹里亜を酔わせて眠らせた涼子と貴山は、クリニックに戻り金庫から手帳を出そうとします。

目が覚め戻ってきた樹里亜に見つかるギリギリのところで、金庫を開けて手帳の写真を撮ることに成功したのです。

無認可で危険な薬品を使った業務上過失致傷罪にあたる、と樹里亜に言う涼子。

証拠である手帳の写真を2,000万円で買い取ってほしいと持ち掛けます。

しかし物的証拠がなく、樹里亜の犯罪を暴くことはできなかったのです。

ですが涼子と貴山は、黙って引き下がってはいませんでした。

ホストクラブでお酒がかかった樹里亜の身体を拭くときに、樹里亜のネックレスをレプリカとすり替えていたのです。

その本物のネックレスを渡すことで真紀の願いをかなえようと考えたのです。

しかし間に合わず、なんと真紀は自ら命を絶ってしまいました。

貴山の能力を必要とした涼子は、一緒に仕事をしないかと誘います。

今のあなたを信用する」という涼子の言葉に、涼子のもとへ来ることを貴山は決めます。

決して嘘をつかないこと。お互いに」このことを約束して、涼子と貴山はバディになったのでした。

突然

「私殺されそうなの」そう言って、樹里亜が上水流エージェンシーを訪ねて来ます…。

涼子と貴山がどうやって出会ったのかがわかった第4話でした。

猫好き貴山さんにキュンとしましたね♪

涼子&貴山への最初の依頼は、悲しい結末になってしまいました。

こんなふうに泣き寝入りしたり、自らの命を絶ってしまうような人を救うために、涼子は戦っているんですね。

樹里亜みたいな悪いやつがのさばっている世の中を、涼子と貴山のバディで少しでも良くしてほしいなと感じます。

そしてラストに樹里亜が涼子を頼って来ましたね。

どんな依頼なのか、涼子がどう対応するのかが楽しみです。

貴山が何者なのか、ますます謎が深まった感じがしますし、今後の展開はどうなっていくのでしょうか。

お父さんのことも気になりますし、第5話も楽しみです!

第5話ネタバレ

「助けて。殺されそうなの」

そう言って「上水流エージェンシー」を訪ねてきた愛原樹里亜(水野美紀)。

樹里亜の元に「殺す。地獄に落とす」という脅迫状が届き、身辺警護と犯人捜しを依頼にきたとのことでした。

樹里亜との因縁がある涼子(天海祐希)は、樹里亜に自殺させられた真紀(市川由衣)の無念を晴らすため、依頼を引き受けます。

樹里亜の身辺警護のため、クリニックにスタッフとして潜入する涼子。

その頃、真紀の事件が気になった久美(白石聖)は、過去の記事を調べていました。

「僕たちが事件を解決できていれば、真紀さんは死なずにすんだかもしれない」

涼子はそれを後悔していると貴山(松下洸平)は言います。

樹里亜の上に工事現場の鉄パイプが落ちてきて、涼子が間一髪で助けます。

上を見ると、黒いフードを被った怪しい人物が見ていました。

後日

樹里亜は記者を集めて事件について話し、政界進出を発表します。

すると、人混みの中から「悪魔!」と罵声を浴びせる作業服の男が。

その男は、自殺した真紀の元婚約者である滝本(小久保寿人)でした。

滝本に近づくため、涼子たちは真紀の知り合いと称して接触します。

滝本から「真紀は自殺する直前まで、樹里亜に会って決着をつけると言っていた」という情報を得ます。

鉄パイプを落としたのは滝本ではないことがわかり、犯人に心当たりがあるのでは、と樹里亜に訊ねる涼子。

樹里亜は、怒って涼子をクビにしてしまいます。

解雇されてからも調査を続ける上水流エージェンシーのメンバー。

そこへ樹里亜から連絡が入ります。

涼子が駆けつけると、顔が黒く焦げ、胸に針の刺さった人形が送られてきていました。

その後

警備員に変装した涼子と貴山は、樹里亜を誘拐します。

手足を縛られた樹里亜に、真紀のふりをして「あなたが私を殺した」と語る涼子。

涼子と貴山が知った真実は…。

「どんな汚い手を使ったの」と樹里亜を問い詰める真紀。

しかし樹里亜は口を割りません。

お金で解決しようとする樹里亜に、真紀は、あなたに全てを奪われた、と涙を流します。

自分の顔を出して、樹里亜の悪行を全部公表するという真紀を、樹里亜は石で殴りつけ海に放り込んだのでした。

真紀が落とされた場所へ行き、潮の流れを調べた貴山は、ある町を見つけていました。

そこで聞き込みをしたところ、ある漁師がまだ息のある真紀を助けたという情報を入手。

助かった真紀でしたが、自分は死んだことにして、樹里亜への復讐を誓っていたのです。

さらに、脅迫状や鉄パイプ事件が樹里亜の自作自演だったことも判明しました。

強い女を演出して、政界進出を目論んだのです。

「真紀さんと同じようにあんたに騙された女性たちの思いが奇跡を起こした」

真紀が助かったのは、樹里亜へのたくさんの恨みが起こした奇跡だったと言う涼子。

「たくさん人の人生を狂わせた罪、きちんと償いなさい!」

そう樹里亜を断罪する涼子でした。

密かに樹里亜のクリニックにもぐりこんでいた真紀に気づいた涼子は、真紀とともに樹里亜の罪を暴くことに成功。

婚約者との誤解も解けて、真紀は幸せになるのでした。

貴山の父が入院する病院で

眠っている父親に「なぜ母さんを殺した?絶対ゆるさない!」

罵声を浴びせながらつかみかかる貴山の姿がありました…。

真紀さんが生きてて驚いたけど、最後には幸せになってくれて良かったです。

お金が必要と言いながらも、人情に厚い涼子がかっこいいですね。

今回は久美もお手伝いができていたし、上水流エージェンシーの結束はどんどん強くなっていってますね。

  • 今週はハラハラの展開だった。来週が気になってしかたない!
  • 人の憎しみや怒りに寄り添う涼子さんたちに心が揺り動かされます。
  • 貴山さんの鬼気迫る表情と声に圧倒された。

こんな声がありましたよ。

とにかく今回は、いつも以上にストーリーがジェットコースター並みに急展開して、ハラハラしたり感動したり、驚いたり。

忙しかったです。

最後の貴山さん、凄い迫力でしたね。

第6話では、貴山さんの秘密がわかるのでしょうか。

今から待ち遠しくてたまりません!

第6話ネタバレ

6年前

アメリカにいる貴山のもとに、警視庁捜査一課から連絡が入ります。

それは、貴山の母と妹が亡くなったというものでした。

日本に戻った貴山は、母と妹が殺された可能性があることを知ります。

しかも、殺したのは貴山の父かもしれないと言うのです。

火災が原因で植物状態になった父には、真相を聞くことができない状態なのでした。

丹波から、貴山の父の容態を聞く涼子。

まだ話せる状態ではないと聞き、何かできることはないかと涼子は考えます。

上水流エージェンシー

野崎貴子という女性が、線路に転落して亡くなった夫の死を不信に思い、調べてほしいと依頼にやってきます。

生前「いつか社長に殺されるかもしれない」そう夫は言っていたとのこと。

涼子は依頼を受けることにします。

貴子の夫が務めていた「八雲建設」の社長・八雲治(浅野和之)の身辺を調べる貴山と涼子。

慈善家として知られる八雲ですが、なぜか高級な食事ばかりとる毎日を過ごしているのです。

不信に感じた涼子が八雲を盗聴し調べると、外務副大臣の増本幸次郎(石黒賢)とのつながりが見えてきました。

増本のバックには八雲建設がついており、その闇を暴くため、涼子と貴山は調査を続けます。

選挙のたびに増本はお金をばらまき、その資金を八雲建設が出していることが判明。

その見返りに、外務副大臣である増本は、アジアの途上地域に学校などを建設する事業を八雲建設にまわしていました。

その証拠をつかむため、八雲の盗聴を続けていた涼子は、亡くなった野崎が、八雲と増本の不正の証拠を自宅に隠していたことをつかみます。

その証拠が原因で、野崎は八雲たちに口封じのため殺されたのでした。

そして6年前、八雲たちの不正に気付き、告発しようとしたのが貴山の父だったのです。

貴山の父は、貴山の母と妹を殺したのではなく、八雲たちの不正に毅然と立ち向かった立派な父親だったことが涼子から伝えられました。

父を殺そうと思っていたと言う貴山。

真相を知って、涙を流すのでした。

そこへ「貴山の父への警護が終了した」と丹波から知らされ、危険を感じた涼子と貴山は病院へ急ぎます。

増本から貴山の父を殺すよう指示を受けた部下を間一髪で退ける涼子と貴山。

「あんたも、あんたの飼い主も絶対に許さない!」

増本と八雲をこらしめる決意を涼子は固めます。

増本たちを騙し、白トリュフをふるまうと称しておびき出した涼子たち。

トリュフを食べた増本と八雲は、突然体が痙攣し始めます。

実はトリュフだと言って食べさせたのは、毒のあるキノコだったのです。

解毒剤と引き換えに、2人の口から真相を引き出すことに成功しました。

八雲たちをこらしめ、警察に引き渡すことができたことで、依頼者である貴子の望みも叶えることができた涼子でした。

その後

眠る父に、何も知らずにごめんね、と謝る貴山の姿がありました。

そして、父の意識が少し戻り、回復に向かっていることがわかり安堵する貴山でした。

貴山さんの悲しい過去がわかりましたね。

でも、お父さんが犯罪者ではなく、不正を暴こうとした立派な人物だったことがわかり、貴山さんも少し前に進むことができたのではないでしょうか。

  • 貴山さん、悲しいけど、ちょっとほっとしたよ。
  • 貴山のいろんな感情が見られて、人間らしくてよかった。
  • 病室のお父さんに話しかけてるシーンにぐっときた。

こんな感想を見かけました。

貴山さんが苦しみから少しでも解放されてよかったなと思います。

そして、さりげない優しさがにじみ出る涼子さん、やっぱりかっこいいですね。

ラストシーンの、涼子さんを見つめる貴山さんの視線がなんだか意味深で、まだなにかあるの?と気になります!

次回もめちゃくちゃ楽しみです。

第7話ネタバレ

上水流エージェンシーに、「誘拐事件を解決してほしい」というメールが届きます。

依頼主は、石原歩美(酒井若菜)という有名なインテリアコーディネーターと、経営コンサルタントをしている夫・啓示(山崎樹範)でした。

娘の星名が誘拐されたのですが、身代金の要求はなく、警察に知らせたら娘は殺すという連絡があったというのです。

さらに、歩美の自宅には監視カメラが設置されており、石原夫婦の行動は犯人に筒抜けだといいます。

依頼を引き受けた涼子と貴山は、犯人に正体を気づかれないよう動物病院のスタッフに扮して石原家にやってきます。

飼っている犬を診察するという名目で潜入した涼子たちは、さりげなく家じゅうの監視カメラの位置を確認します。

唯一子供部屋には監視カメラがないため、ここで作戦を練ることになります。

監視カメラを仕掛けるには、石原家に自由に出入りできる人の可能性が高いと考えた涼子は、心当たりがないかたずねます。

そのとき、犯人から「今すぐホームパーティーをしろ」という謎の指令が届きました。

急遽行うことになったホームパーティーには、犯人から指示された「石原夫婦と交流のある人々」が集められました。

啓示の秘書・建築家の青田・スナックのママ・歩美のパーソナルトレーナー・歯科医の白鳥という、年齢も性別もばらばらの5人。

そんな人々に近づくため、涼子と貴山もパーティーに入り込みます。

「夫婦でいちゃいちゃしろ」「キスをしろ」という指令が犯人から入り、実行する2人。

その様子を見ていた涼子は、白鳥と啓示が不倫していることに気づきます。

そして、この誘拐事件は星名の自作自演ではないかと気づいた涼子。

「イチャイチャしろ」という指令で、なんとなく子供かなと感じた涼子は、目的がわかるまで計画に乗ったふりをしていました。

歩美の不倫も疑い、しかし相手がわからなかった星名は、怪しい人間を集め、仲のいい夫婦を見せつけることにより、不倫相手を探そうとしたのです。

両親を仲直りさせることが目的でした。

安心した涼子でしたが、そこへ犯人から「白鳥を殺せ」という指令が届きます。

犯人からのメッセージが変化したことにより、星名がほんとうに危険な目に合っていることがわかったのです。

星名を救うため、涼子と貴山は動き出します。

啓示には他にも不倫相手がおり、その人物が星名を誘拐した犯人だったのです。

その相手は、以前星名の家庭教師をしていた岡田美紗という女性でした。

星名の居場所を探るため、「歩美の手で白鳥を殺せ」という犯人の要求に乗るふりをすることにします。

啓示が白鳥を連れ出し、歩美が白鳥を刺したと見せかけます。

歩美が白鳥を刺したことを防犯カメラの映像で見ていた美紗。

そこへ、白鳥が本当に死んだのかを確かめるため、美紗が現れます。

「歩美が死ねば啓示は自分のもの」そう言って歩美を刺そうとする美紗ですが、間一髪で涼子が美紗を制することに成功します。

星名も、無事に救い出すことができました。

「パパとママに仲良くなってほしかった」そう言う星名が監禁されていたのは、3年前まで家族で住んでいたアパートでした。

「パパとママが仲良しだったころに戻りたかった」

そう言う星名を、歩美は抱きしめます。

「星名ちゃんは2人の宝物でしょ。こんな悲しい思いを二度とさせないで」

喧嘩ばかりだった石原夫婦に、涼子はそう諭しました。

上水流エージェンシー

事件を解決した涼子たちですが、支払いで報酬がほとんど消えてしまいました。

請求書の金額3,776円という数字を見た涼子は、昔の記憶がフラッシュバックします。

涼子の過去には、まだ秘密がありそうです…。

今回は、涼子さんの洞察力が生きたストーリーでした。

コメディっぽくもあり、きちんと推理ものでもある「合理的にあり得ない」。

涼子さんはどんどん探偵らしくなっていきますね。

正直、最初のほうは貴山さんのほうが活躍していた感があったような…。

  • 涼子さんの洞察力が素晴らしかったです。
  • 緊張感がある中、丹波さんが出てくるとほっとする!
  • 恋愛IQが低いって言われてる貴山さんかわいい。
  • 星名ちゃん救出する貴山さんかっこよすぎ!

こんな声がありましたよ。

過去の事件に関係がありそうなことを思い出した様子の涼子さん。

今後、その記憶のキーとなる人物が出てきそうですね。

諌間との関係も、まだ謎がありそうだなと感じました。

今後の展開も目が離せませんね!

第8話ネタバレ

丹波(丸山智己)が居酒屋で1人飲んでいると、涼子(天海祐希)が見知らぬ男性と2人でやってきます。

親しげな2人の様子に嫉妬する丹波は、翌朝「上水流エージェンシー」で久美(白石聖)に愚痴ります。

「もしかして、涼子さんの彼氏では?」

そう言う久美に、焦る丹波。

そこへ涼子が帰ってきます。

昨日一緒にいたのは、新藤達也(間島秀和)という高校の吹奏楽部の後輩だと涼子は言います。

新藤は銀行マンで、近々吹奏楽部の同窓会があるため連絡をくれたとのこと。

「弟みたいなもん」そう涼子は言いますが、不安を隠せない丹波は、200万円で涼子と新藤の関係を探ってほしいと、貴山(松下洸平)に依頼するのです。

数日後

いつもと違う、女性らしい服をまとった涼子が、嬉しそうに新藤とのデートへ向かっています。

それを尾行する貴山と久美。

バッティングセンターでストレス発散し、公園で新藤手作りのお弁当を食べる涼子たち。

「僕と付き合ってもらえませんか」

新藤からの告白に、涼子は驚きます。

その様子を見ていた貴山は、明らかに動揺した様子でうろうろ落ち着きません。

「付き合うわけないでしょ」

そういう涼子に、ちょっぴり嬉しそうな貴山でした。

後日

丹波に、涼子が告白されたことを報告すると、もっと調査するよう頼まれます。

涼子と新藤が2人で飲んでいるところを、こっそり監視し盗聴する貴山。

「私ね、前科があるの」法曹資格を剥奪されたことを話す涼子に、なぜか泣き出す新藤。

「涼子先輩が、理由もなくだれかを傷つける人じゃない」きっと、理由があると思いますと新藤。

そこへ、新藤の妹から連絡が入ります。

妹は病気で、進行すると呼吸不全になり命にもかかわるとのこと。

海外で肺移植をうけなければならなず、お金を貸して欲しいと新藤は言います。

そんな新藤に少し違和感を覚えた貴山は、新藤を尾行します。

調べると、新藤は1ヶ月前に横領未遂で解雇されていたのです。

数日後

新藤の自宅を訪ねた涼子。

そこには、妹ではない別の女性とその姉が2人で暮らしていたのです。

病気なのは新藤の妹ではなく、恋人だということが発覚します。

病気の恋人を救うため、多額のお金が必要だった新藤は、横領しようとしたり、涼子からお金を借りようとしたのです。

どこにも頼る人がいなかった新藤が最後に頼ったのが涼子だったのです。

全てを知った涼子は、お金を貸すからきちんと病気を治し、2人で幸せになるようにと伝えます。

しかし、新藤の恋人と言っていた女は実は詐欺師で、新藤のことを騙していたのです。

新藤の恋人の家を訪ねたとき、まるで生活感のないその部屋に違和感を覚えた涼子は、そこで生活をしていないことを見破ります。

この女たちは元看護師で、病気のことに詳しかったためこの手口を思いついたのでした。

「病気で苦しむ人たちを間近で見ておきながら、難病のふりをして人を騙すなんて最低だ」

「ちゃんと罪をつぐなって、生まれ変わった気持ちで生きて行きなさい」

詐欺師の女たちを、そう諭す涼子でした。

2人が詐欺師で、だまされていたことを新藤に伝える涼子。

「よかった。彼女は病気じゃなかったんですよね」

騙されたことを怒るどころか、この期に及んで恋人の心配をするお人よしな新藤。

涼子は呆れながら「恋愛的にあんたと付き合うのあり得ない」そう言います。

「次は、ささいなプレゼントでも喜んでくれる人をさがしなさい」

そう言って、新藤の前から去っていく涼子でした。

貴山は、涼子のそばで仕事ができることを幸せに思う、そう涼子に伝えます。

貴山の涼子への気持ちは、上司としての尊敬だけなのか、それとも…?

今回も涼子さんの洞察力が冴えてましたね。

しかし、あんなに推理力と洞察力に富んでいる涼子さんは、なぜ弁護士になったのでしょうね。

探偵でなくても、警察官とかのほうが向いてそうな気がします。

さて、そんな第8話ですが、いよいよ、とうとう、貴山さんの涼子さんへの想いが表面化してきましたね。

涼子さんに恋人ができたのかも、と思った貴山さんの動揺ぶりにはちょっと笑っちゃいました。

  • 今日も涼子さんカッコよかった!
  • テンポよく笑えるストーリーもいいな。
  • 貴山さんの涼子さんへの告白におどろいた!
  • 久美ちゃん最近涼子さんたちと馴染んできたね。

こんな声がありましたよ。

「合理的にあり得ない」も、最終回が近づいてきましたね。

涼子を陥れた黒幕は誰なのか?

諫間は本当に何も知らないのか?

まだわからないことがたくさんありますよね。

今後の展開に、ますます目が離せません!

来週も楽しみですね。

第9話ネタバレ

紙袋を下げて涼子(天海祐希)が訪れたのは「椎名レンズ」という町工場。

そこは、涼子がかつて傷害事件を起こした被害者である椎名保の会社でした。

当時の記憶がなく、椎名に会えば記憶が戻るかもしれないと考えた涼子は、たびたび椎名の元を訪れます。

しかし、謝罪したいと涼子が伝えても、椎名は会ってはくれませんでした。

上水流エージェンシー

涼子が戻ると、依頼人の女性が待っていました。

この女性は澤本香奈江(入山法子)といい、離婚した元夫から息子の親権を取り戻してほしいと依頼してきたのです。

親権を取り戻す案件は難しく、逡巡する涼子でしたが、なぜか熱くなった久美(白石聖)が勝手に依頼を引き受けてしまうのでした。

香奈江の元夫は整形外科医の安生健吾(高橋光臣)。

安生の身辺に女の影がないかを探るため、久美が患者のふりをして病院に潜入します。

安生は、ネットの書き込み通り、患者にも高圧的なモラハラ医師でした。

「どうしてこの案件に乗り気なの?」

貴山(松下洸平)が久美に尋ねます。

安生が自分の父親の諫間に似ており、直人の境遇と自分を重ねていると言う久美。

自分の力で直人を助けたいという久美に、「あなたはこの仕事向いてない」そう涼子ははっきりと言います。

私情を挟んでしまう久美に、涼子は1週間の謹慎を命じるのでした。

その後

安生の身辺調査をしても女性の影は見当たりません。

ただ、近所の住人や職場での高圧的な態度から、トラブルに発展している件がいくつか見つかります。

しかし、直人への厳しい教育方針も見受けられますが、親権を取り戻す材料にはなりません。

次の手を考えると香奈江に話す涼子でしたが、ふと、香奈江から男物の香水の香りがし、香奈江を怪しいと感じ始めます。

香奈江を尾行すると、若い男と会っていました。

相手の男のことを浩次(中川大輔)に調べてもらうと、ホストで、女を騙してお金を巻き上げている人間でした。

香奈江と男の話を盗聴した涼子と貴山は、直人が安生の息子ではないことを知ります。

「高圧的な父親と、子供を金づるとしか思っていない母親。直人くんにとってどちらがいいのでしょうね」

そう言う貴山に、涼子は「私たちの仕事は、親権を取り戻すこと」そう諭します。

安生のクリニックを尋ねる涼子と貴山。

直人が安生の子供ではないことを告げると、安生はそのことを知っていました

自分の子供ではなくても育てようと決意した安生でしたが、香奈江は育児放棄し、男と遊び惚ける日々。

いつかは目を覚ましてくれるだろうと期待していましたが、変わることなく離婚に至ったと言うのです。

血のつながりはなくても、直人を息子として大事に思っていたのでした。

香奈江の相手のホストは、香奈江をだましてお金を巻き上げ、その挙句殺そうとしていたことがわかります。

ホストが他の女と会っているところを盗聴し、それを香奈江に聞かせたのでした。

ホストの男は、殺人予備罪で捕まります。

安生と直人のもとに久美がやってきて、「直人くんは親のいいなりになっていて可哀そう」と安生に告げます。

すると直人は「ぼく、かわいそうじゃないよ。勉強もサッカーも、ぼくが自分でやりたいって言って、お父さんは全部やらせてくれてるんだよ」

驚く久美に「だってぼく、お父さんみたいなお医者さんになりたい」と直人は笑顔で言います。

「お父さんはいいお医者さんだよ。お父さんは厳しいけど、患者さんのためを思って怒ってくれてるんだ。ぼくはそういうお医者さんになる」

その様子をみていた香奈江に

「直人くんはあなたがいなくても幸せになれる。金のために血のつながった息子を利用するなんて、親子的にあり得ない」

涼子はそう言って断罪するのでした。

その夜…。

「氷川がもどってきたらしい。のぶりんのこと探してた」

浩次からそう聞いていた貴山のもとに、その氷川が現れます。

「また一緒に仕事しよう」そう言う氷川をふりきろうとする貴山。

すると氷川が「過去は消せない。お前のやった過去は一生消せない」そう言い放つのでした。

数日後

涼子の携帯に「あなたの探し物お届けします」というメッセージと動画が届きます。

不信に思いつつも動画を見ると、そこには、催眠術のようなものをかけられている涼子の姿が映っていたのです…!

モラハラ医者かと思いきや、息子思いのいいお父さんでほんとによかったです。

それをちゃんと見抜ける涼子さんはさすがですね。

「合理的にあり得ない」は、親子関係に焦点をあてたストーリーが多い印象です。

そんな第9話ですが、涼子さんの傷害事件の謎が少しだけ見えてきましたね。

  • 貴山さんの過去も、思ったより危なそうでドキドキです。
  • 氷川のセリフ、まさか貴山さんと涼子さんて過去に因縁があるの?
  • 涼子さんに催眠をかけたのって、まさか…。
  • サッカーへたくそな貴山さんかわいい!

やっぱり貴山さん大人気です。

しかし、まさかの貴山さん黒幕説

でも諌間もまだ怪しいですよね。

いよいよ最終回が近づいてきました。

どんな結末へと物語は進んでいくのでしょうか。

色々と考察しながら、次回のドラマ放送を待ちましょう!

第10話ネタバレ

3776という数字を聞くと、怒りの感情が抑えきれなくなる」

術者にそう暗示をかけられている涼子。

その数字を聞いた涼子は、椎名(野間口徹)を殴ったときの記憶がよみがえります。

8か月前

弁護士である涼子と椎名は、仕事の話をしていました。

「あなたは知っていますか。3・7・7・6」

椎名からその数字を聞いた涼子は、意識がとび、気づいたら椎名を殴っていました。

これは催眠ではないかと気づいた涼子は、丹波(丸山智己)に動画を見せます。

これは後催眠暗示で、「3776」という数字をキーワードに催眠をかけたのかもしれないと丹波から聞かされた涼子。

あらためて動画を見直すと、メトロノームと「A」というロゴが映っていることに気が付きます。

そのロゴは、弁護士時代の後輩・谷川が持ってきた名刺に記されていたものでした。

その名刺は、ヒプノセラピーを行う施設のものです。

話を聞こうにも口論になってしまい、会ってくれなくなった谷川を探るため、涼子は谷川の会社に潜り込み調査をします。

買い出しをする久美(白石聖)と貴山(松下洸平)

そこへ、氷川(阿部亮平)が再び現れます。

「自信満々な探偵のお姉さんが絶望する顔を見たくてゲームをはじめた」

貴山は、涼子を傷つけられたくなかったら、俺とまた一緒に仕事をしろと脅されます。

上水流エージェンシー

涼子の元に諫間(仲村トオル)がやってきます。

「久美が探偵をやめるよう説得してほしい」という諫間に、「椎名さんの事件は谷川の仕組んだことだったかも」と話します。

そこへ、警察が涼子を訪ねてきます。

谷川が亡くなったという警察に、驚く涼子。

谷川と口論していたという証言により、警察に連れていかれてしまいます。

涼子が任意同行されたことを知った貴山は、涼子に「辞める」と告げて出ていってしまいます。

涼子を守るため、貴山は涼子のもとを離れ谷川のところへ行く決意をしたのです。

涼子を傷つけると脅された貴山は、谷川とともに詐欺行為に加担します。

貴山が去り、わけがわからず混乱する涼子でしたが、ひとりで調査を続けていました。

後催眠をかけた施設の会社名が「リバーエンド」であることをつきとめた涼子。

浩次(中川大輔)から、「氷川」という闇バイトの元締めをしている男のダミー会社かもしれないという情報を得ます。

入院している父親のためにお金が必要だった貴山が、氷川のもとにいたことが判明するのです。

犯罪者の息子だと思われていたためどこにも雇ってもらえず、仕方なく氷川と仕事をしていたのでした。

その頃

やはり詐欺はできないと氷川に言う貴山。

すると、2人の男に襲われ、すきをつかれ氷川に気絶させられてしまいました。

氷川の居場所をつきとめた涼子は、リバーエンドへと向かいます。

そこには、氷川から動画を見るようにとのメッセージが。

そこに移っていたのは…涼子に催眠をかける貴山の姿でした。

涼子が事実を知ってしまったことを知り、涙を流す貴山。

氷川の策略により、貴山の秘密が暴かれてしまったのです。

軽い気持ちで氷川からの依頼を受け、涼子に催眠をかけてしまったことを悔いる貴山。

自分のせいで涼子の全てを奪ってしまったと言う貴山に、氷川は「じゃあなぜ本当のことを言わなかった。きれいごとを言うな」と突き放します。

涼子が自分のせいで逮捕され、社会的地位を失ったことを知った貴山は、いてもたってもいられず涼子に会いに行ってしまったのです。

涼子は人生に絶望せず、明るく生きていて、そんな涼子をせめてそばで見守ろうと思ったのでした。

「涼子さんに後催眠をかけたのは誰だ」氷川に聞く貴山。

「そいつは…」耳元でささやく氷川。

そこへ涼子が貴山を助けに来るのです。

「その子はうちの子だから返して」

「貴山は悪い人間じゃない。信頼は過ごした時間じゃない。過ごした深さで築かれるものなの」

「そんなことで私たちの仲がどうにかなるなんて絶対的にあり得ない」

そう言って涼子は貴山を救い出します。

「ずっとだましてたのね」怒る涼子に、嘘をついていたことを謝る貴山。

上水流エージェンシーを辞めて氷川の仕事を手伝うふりをしていたのでした。

貴山は、氷川に殺されるかもしれないというメッセージを丹波に送り、すきをついて氷川と自分のスマホを取り換え、場所を探知してもらえるようにしていました。

涼子は丹波から貴山が拉致されたと聞き、夢中で貴山を救出に向かったのでした。

「あなたは、自分の仕事をやっただけ。罠にはまった私が愚かだっただけ

「今まで通り働いて。私には貴山が必要だから」

そう言う涼子に驚く貴山。

「涼子さんに催眠をかけるように指示したのは、諌間慶介です」

そう話す2人の会話を、諫間は盗聴していたのです…。

涼子さんを催眠にかけたのが貴山さんだとわかり、どうなるかとハラハラしました。

しかし、やっぱり2人の絆は強かったですね。

貴山さんの涼子さんへの想いと、涼子さんの貴山さんへの信頼。

すごく胸が熱くなりました。

  • 涼子さんは美しくてかっこいいし、貴山は賢くてかわいくて最高!
  • 話が進むにつれて深みが増して、登場人物がみんな愛おしい。
  • やっぱりこの2人のバディが最高!
  • 来週が最終回なのあり得ない…さみしい。

こんな声がありました。

そして、涼子さんを陥れたのは諫間だとわかりましたね。

やっぱりお前か~!と叫んでしまいましたよ。

来週はとうとう最終回ですね…さみしいです。

涼子と貴山のバディが、最後に諫間をスカッとやっつけてくれることを期待しています!

あと、丹波さんと浩次くんも活躍してほしいですね。

次回最終回、待ちきれないです!

第11話(最終回)ネタバレ

上水流エージェンシー

自分を陥れたのが諫間慶介(仲村トオル)だとわかり、頭が混乱する上水流涼子(天海祐希)。

生ハバネロを食べながら、貴山伸彦(松下洸平)と諫間について話します。

顧問弁護士時代、諫間との関係は悪くなかったと話す涼子。

負債を抱えた中小企業と合併を進めようとする諫間に、断固反対したことはありました。

しかしそれだけで自分を陥れるとは思えない涼子は、諫間に直接話を聞きに行くことに。

「あんな姑息な手、私が知ってる諫間は絶対やらない」

「本当のことを聞かせてください」

諫間に問う涼子。

ずっときみが邪魔だった。殺されなかっただけありがたく思え」

そう言う諫間に、涼子は目に涙を浮かべて

この男を全力でつぶす」と宣戦布告するのでした。

諫間に、Sという人物から電話がかかってきます。

「椎名さんに頼んだレンズはいつ完成するのか?」

そう急かすSに諫間はもう少し待てと返します。

するとSは、氷川を使って手荒なことをさせたのは自分だと言います。

諫間はどうやらSに弱みを握られているようでした。

上水流エージェンシー

諫間が涼子を陥れた人物であることを、娘の久美(白石聖)に話す涼子。

するとそこへ、椎名保(野間口徹)の息子がやってきて、父が行方不明だと言います。

息子の証言から、氷川に連れていかれたことがわかります。

息子の電話に知らない番号から着信があり、そこには爆弾をつけられた椎名の姿が映っていました。

「1時間以内にここまで来い」氷川に言われた涼子たちは、椎名の行方を探し始めます。

御殿場に椎名がいることをつきとめた涼子たちは急いで椎名のもとへ向かいます。

間一髪で椎名を発見し、爆発を阻止することに成功します。

助け出した椎名に、かつての事件について改めて謝罪する涼子。

椎名は、陥れた人が悪いと言って許してくれていました

「3776」という数字について聞くと「3776計画」という言葉を椎名から知らされます。

椎名が独自に開発した、暗い中でもわずかな光を増幅し、視界を確保するという特殊なレンズ。

1年半前、それを進化させたレンズを作ってほしいと諫間から依頼されたと言います。

レンズの用途を教教えてくれない諫間を訝り、諫間のもとを訪ねたときに「3776計画」という資料を見たのでした。

諫間と唯一対等に話せる涼子を頼り、3776計画のことを聞こうとしたところ、傷害事件が起きてしまったのでした。

久美の力を借り、諫間のオフィスに忍び込んだ涼子と貴山は、諫間のパソコンから情報を抜き取ろうとします。

そこへ、諫間が戻ってきます。

3776計画は、軍事用ドローン・兵器利用など、戦争に関わる内容であることがわかり、事実なのかを諌間に問いただします。

「日本の技術者を守るため」そう言い張る諫間に、涼子は「人殺しの道具を椎名さんに作らせていたのか」と激高します。

すると諫間は、真実を語り始めます。

この計画に涼子が邪魔になったが、顧問弁護士である涼子を解任するには、役員会を通さなければなりません。

そのことをSに伝えると、自分たちに任せろと言ってきたので、一線は超えないことを条件に全てを任せたのでした。

翌日

輸出第1号が出航することをつきとめた上水流エージェンシーのメンバーは、決着をつけるため港へ向かいます。

しかし港はフェイクで、飛行場が本当の場所だということがわかります。

それは、久美が諫間にプレゼントしたピンバッジに涼子がGPSを仕込み、諫間のあとを追いかけていたため判明したのでした。

その頃、氷川に撃たれ爆弾をしかけられた浩次を救おうと久美がやってきます。

「そこからはなれて!」叫ぶ涼子でしたが、無常にも爆発してしまいます。

それを目の当たりにした諫間は、悲しみにくれます。

「社員を守るため、Sの言いなりなるしかなかった」

そういう諫間に、涼子は

「社員どころかたった1人の家族すら守れないじゃない!あんたなんか人間的にあり得ない!」

「お願いだから、久美ちゃんのために全て正直に認めて!」

諫間は、観念して罪を認めました

そこへ、久美がやってきます。

実は、さっきの爆発は、貴山が作ったCGでした。

諫間に罪を認めさせるため、涼子と貴山が手を打ったのです。

はめられたぶん、きっちりお返ししましたから

そういう涼子に、「久美が生きてるならそれでいい」と、諫間はおとなしく逮捕されたのでした。

その後…

いろいろなことが片付き、気持ちよくお酒をのんで寝坊する涼子に、貴山は

「こんな裏家業ではなく弁護士に戻らないのですか」とたずねます。

しかし涼子は、弁護士に戻る気はないと言います。

今の生活が楽しい涼子と、涼子の面倒を見ることが仕事になってしまっている貴山。

2人は最高のバディとして、これからも事件を解決していくでしょう。

おわり。

やはり諫間が涼子を陥れた張本人でしたね。

しかし、ある意味諫間も被害者かもしれないなと感じました。

涼子さんの色々なやっかいごとが全て解決して、みごとにすっきりしました!

  • 最初から最後まで楽しめるいい作品でした。
  • BOSS要素めっちゃあったな~。
  • 天海さんと松下くんのバディ最高すぎてずっと見ていたい。
  • 素敵な仲間たちにまた会いたい。

こんな声がありました。

天海さんと松下さんのコンビが本当に息ぴったりで、恋人でもなく友達でもない、でも信頼している感じがすごく良かったです。

涼子さんと貴山さんならなんとかしてくれる、そんな安心感の中見られるドラマでした。

また、どこかで涼子さんと貴山さんに会いたいです!

合理的にあり得ない(ドラマ)の結末は原作と違う?最終回を予想

「合理的にあり得ない~上水流涼子の解明~」の原作小説は、5編からなるオムニバス形式の作品です。

原作の最後の話は第5編「心理的にあり得ない」ですが、第4編「心情的にあり得ない」が、涼子が弁護士資格を奪われる原因となった男と対峙するエピソードです。

第4編のエピソードで復讐することに成功した涼子。

しかし、数々の難事件を貴山とともに解明していく中で、「最強の敵」が現れます。

ドラマ最終回は、涼子と貴山が因縁の相手である諫間と一時的に手を組み、難敵に立ち向かうと予想!

探偵として敏腕である涼子と、天才的な頭脳を持つ貴山の2人でも倒しがたい敵が現れ、一時的に諫間と共闘する、というオリジナルの話が最終回なのではないでしょうか。

実際の最終回結末は…

このように予想していましたが、実際の敵・黒幕は諫間慶介でした。

S・インダストリーという謎の組織から脅された形ではありましたが、諫間が涼子から何もかもを奪った張本人でした。

すべてを知った涼子は、諫間が進めようとした軍事用ドローンの製造計画を阻止することに成功し、諫間に罪を認めさせることがきたのです。

かくして涼子と諫間の因縁は、諫間が逮捕されたことにより解決したのでした。

続編の可能性はある?

「合理的にあり得ない~上水流涼子の解明」の原作には、続編があります。

合理的にあり得ない2」として、2022年10月から連載されています!

原作がシリーズ化されている人気作ですので、ドラマも続編が作られる可能性はあると考えます。

天海祐希さんが主演ですし、原作もおもしろいと話題ですので、2023年4月からのドラマが好評ならば十分ありますよね。

天海さん主演のドラマは「BOSS」など、いくつか続編が作られていますし。

S・インダストリーという謎の組織の正体も判明していませんし、涼子と貴山のコンビも続きそうです。

続編の期待大ですね。

合理的にあり得ない(ドラマ)の原作ネタバレ!あらすじや最終回の結末予想まとめ

「合理的にあり得ない~上水流涼子の解明」原作ネタバレあらすじと、最終回の結末予想をご紹介しました。

原作の柚月裕子先生は、重厚な作品が多いのですが、「合理的にあり得ない」は1話完結型でさらっと読めるのがポイントです。

  • 涼子と貴山コンビがかっこいい!
  • あり得ないような無茶な依頼を次々と解決する姿が清々しい!
  • とにかく結末が痛快!

という声がたくさんありました。

ドラマでは、原作に出てこない人物が活躍したり、丹波や久美などが存在感を示したりと、原作をさらにふくらませた楽しいドラマになっていました。

天海さんはもちろん安定の演技でしたが、このドラマで一番注目されたのは、なんといっても松下洸平さんではないでしょうか。

イケメンというだけでなく、その演技力に魅了された人が多かったですよね。

貴山伸彦というキャラが、松下さんが演じたおかげでもっと魅力的になりました。

「合理的にあり得ない」を見て、松下さんのファンが増えたんじゃないでしょうか♪

息の合った天海&松下コンビの活躍を、いつかまた見られるといいですね!

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

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