エルピスのネタバレとあらすじ!原作はある?最終回の結末まで考察

エルピスのネタバレとあらすじ!原作はある?最終回の結末を予想・考察
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2022年10月24日から放送されたドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」ネタバレあらすじをご紹介します!

ドラマ「エルピス」は、長澤まさみさんが久しぶりに連続ドラマに出演するとして話題となった作品です。

主人公を演じる長澤まさみさんは、「コンフィデンスマンJP」以来、なんと4年半ぶりの連ドラ主演となります。

それではドラマ「エルピス」のネタバレやあらすじと、最終回の結末までの考察も合わせてリサーチしてみました!

ドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」のキャスト相関図や役柄について知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

目次

【エルピス—希望、あるいは災い—】の基本情報!原作はある?

ここではドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」の基本情報を紹介します。

ドラマ「エルピス」の原作はあるのかなどをリサーチしました。

ドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」に原作はある?

リサーチの結果、原作はなく、脚本家・渡辺あやさんの完全オリジナル作品になります!

渡辺あやさんが過去に手がけた作品は?

  • 連続テレビ小説「カーネーション」(2011年)
  • 映画「ジョゼと虎と魚たち」(2003年)
  • 映画「メゾン・ド・ヒミコ」(2005年)
  • 映画「天然コケッコー」(2007年)

今回、はじめて民放ドラマの脚本を担当する事となった脚本家の渡辺あやさん。

今までも話題の映画はNHKドラマを手がけている方だったので、本作でも「今期ドラマで一番面白い」「展開が早くて飽きない」などと、Twitterで高評価なコメントが多かったです。

 【エルピス—希望、あるいは災い—】の設定とは?

ここでは、ドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」の設定を紹介します。

エルピスとは?

ギリシャ神話で、多くの厄災をもたらした「パンドラの箱」の中に唯一残るものを「エルピス(Elpis)」と呼びます。

しかしそれが「希望」なのか「新たな厄災を示す予兆」なのかは示されていません。

ドラマでは、事件の真相に迫る主人公達が「希望」を見出す中で多くの「厄災」も降りかかります。

最後に残るは果たして、「希望」と「厄災」のどちらなのでしょうか?

長澤まさみさん演じる主人公の浅川恵那の設定は?

主人公は、「10年に一人の逸材」と呼ばれていた大洋テレビの人気アナウンサー・浅川恵那です。

しかし激務で疲弊する中に、恋愛スキャンダルも発覚してしまいゴールデンタイムのニュース番組を降板させられます。

落ち目となった恵那は、視聴率もいまいちな深夜番組「フライデーボンボン」のMC役に飛ばされてしまいました。

眞栄田郷敦さん演じる新米ディレクター・拓朗の設定は?

深夜番組「フライデーボンボン」の新米ディレクター・拓朗は裕福な家庭の息子で何不自由なく暮らしているものの、自分の価値を見出せだないでいました。

ある日、拓朗は連続殺人事件で死刑囚となっている人物に「冤罪疑惑」があると知り、恵那に相談した事から物語は大きく動き始めます

鈴木亮平さん演じるエース記者・斎藤正一の設定は?

大洋テレビでエース記者として働く斎藤正一は、かつて新入社員だった拓朗の指導担当をしていました。

拓朗とも親しい間柄から、拓朗と恵那が調べ始めた続殺人事件の「冤罪」の可能性について共に追い始めるのです。

ドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」では、とある連続殺人事件の死刑囚の「冤罪」をめぐり物語が展開していきます。

死刑囚は無実の罪を着せられているのか、その事件の背景にはどんな真実が隠されているのでしょうか?

【エルピス—希望、あるいは災い—】のネタバレあらすじ

ここでは、ドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」の1話から最終回までのネタバレあらすじを紹介していきます。

大まかなあらすじはコチラ

主人公の恵那は、大洋テレビのアナウンサー。入社当初は、抜群の容姿と好感度の高さから「10年に一人の逸材」と持てはやされ、本人の報道志向もあり、ゴールデンタイムのニュース番組のサブキャスターを務める。しかし、複数番組を担当する激務のなかで次第に疲弊していき、徐々に人気に陰りが見え始めたところで、週刊誌に路上キス写真を撮影され、ニュース番組を降板。現在は、社内や視聴者から「落ちぶれた」と後ろ指をさされながら、“制作者の墓場”と揶揄される深夜の情報番組『フライデーボンボン』のコーナーMCを担当している。物語では、番組で見せる華やかなアナウンサーの表情とは異なる恵那が抱える葛藤・苦悩が随所で描かれていく。アナウンサーとして前途洋々だった彼女が“自分の価値”を失い、変ぼうを遂げてしまった理由とは?そして、拓朗から持ち掛けられたある連続殺人事件の真相を追う中で、彼女が再び見出す“自分の価値”とは?

引用元:フジテレビ|「エルピス—希望、あるいは災い—」公式サイト

では早速、1話から最新話までネタバレしていきますよ!

第1話

大洋テレビのアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)は、かつてゴールデンタイムのニュース番組でサブキャスターを務め、人気、実力ともに兼ね備えた女子アナだったが、週刊誌に路上キスを撮られて番組を降板。現在は、社内で“制作者の墓場”とやゆされる深夜の情報番組『フライデーボンボン』でコーナーMCを担当している。そんなある日、番組で芸能ニュースを担当する新米ディレクターの岸本拓朗(眞栄田郷敦)に呼び止められた恵那は、ある連続殺人事件の犯人とされる死刑囚が、実は冤罪かもしれないと相談される。

両親が弁護士という裕福な家庭で育った拓朗は、持ち前のルックスも手伝って、仕事の実力とは裏腹に自己評価が高く、空気が読めない男。とある理由で報道、ましてや冤罪事件とはもう関わりたくないと思っている恵那の気持ちなどお構いなしに、事件の真相を追うために力を貸してほしいと頭を下げる。しかし、拓朗がそこまで躍起になるのには、ある事情があって…。

拓朗によれば、冤罪疑惑はある有力筋から得た情報だという。だが、かつて自分が報道したこともある事件だけに、にわかには信じられない恵那。そのうえ事件が起きたのは10年近くも前で、犯人とされた男の死刑もすでに確定している。恵那は、すでに風化した事件を掘り起こすことは得策ではないと一蹴するが、それでも拓朗は懲りずに、新入社員時代の指導担当で報道局のエース記者・斎藤正一(鈴木亮平)を頼る。そして、事件当時の話を一緒に聞きに行こうと無邪気に恵那を誘うが…。

引用:エルピス公式サイト

第1話から次が気になる物語で、ドラマに引き込まれました。

長澤まさみさんのカッコいい演技と、眞栄田郷敦さんの目力に注目です。

エルピス第1話のネタバレを詳しく>>

第2話

「真犯人は野放しになっている」——、拓朗(眞栄田郷敦)の言葉がまるで何かの合図だったかのように、行方不明になっていた中学2年生の女子生徒が遺体で発見される。首には、かつて世間を騒がせた連続殺人事件の被害者と同じく絞められた痕があり、遺体発見現場も同じ神奈川県八頭尾山の山中。これは偶然か、それとも——。

当時犯人として逮捕・起訴された、松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の冤罪を訴えていた拓朗の言葉に、わずかな可能性を見た恵那(長澤まさみ)は、番組で過去の事件を調査報道したいと考える。しかし、プロデューサーの村井(岡部たかし)に取り合ってもらえるはずもなく、恵那はひとまず、一人で事件を洗い直すことに。そして、当時14歳で、逮捕当日に松本の家で保護されたヘアメイクのチェリーこと大山さくら(三浦透子)が書きためた裁判記録をもとに、松本が殺人を犯したとされる日の足取りを確認すると、検察側のある主張に違和感を覚える。

一方、事の重大さに気づき、一度は真相究明から手を引いた拓朗だったが、恵那が本格的に動き出したことを知り、自分も手伝いたいと申し出る。中途半端な覚悟に呆れつつも、とりあえず戦力として拓朗の力を借りることにした恵那。するとその矢先、担当弁護士の木村卓(六角精児)を通して面会を申し込んでいた松本死刑囚本人から、恵那宛てに手紙が届く。さらに、思いもよらない人物から1本の電話がかかってきて…。

引用:エルピス公式サイト

第2話では本格的に冤罪を晴らそうと恵那と拓朗が動き出しましたね。

今回も早いストーリー展開に目が離せませんよ。

エルピス第2話のネタバレを詳しく>>

第3話

恵那(長澤まさみ)は、一刻も早く松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の冤罪(えんざい)を証明しなければと焦りを募らせる。そんななか、弁護士の木村(六角精児)から新聞記者の笹岡まゆみ(池津祥子)を紹介された恵那と拓朗(眞栄田郷敦)は、新聞社が保有する当時の事件資料を手に入れることに成功。まゆみは政治部の記者だが、聞けば、一連の殺人事件の現場となった八頭尾山に思い入れがあり、事件について個人的に調べたところ、真犯人による犯行の可能性に行きついたという。

強力な助っ人の登場に勢いづいた恵那は、早速、資料をもとに12年前に事件の捜査に関わった八飛署の刑事・平川勉を訪ねる。しかし平川は、すでに最高裁で判決が下されていることを理由に、「犯人は松本で間違いない」の一点張り。実際に取り調べを行った刑事にも話を聞こうとするが、すでに退職して所在は不明だった。

ところが2週間後、拓朗が思わぬ方法で居場所を突き止め、恵那は松本の自供を引き出したとされる山下守元警部にインタビューを敢行。核心をつく質問に、どこか歯切れの悪い返答をする山下の様子を見て、恵那は当時の取り調べに、ある疑念を抱く。そして、撮影した映像を拓朗と編集していると、編集室のドア越しに、斎藤(鈴木亮平)が中の様子をうかがっていて…。

エルピス公式サイト

松本は無罪であり、真犯人がいることを確信した恵那と拓朗。

当時のことを調べた新聞記者や警察、被害者の姉にインタビューをすることができ、真犯人がいるであろう情報が次々とでてきます。

そして今回は恵那と斎藤のラブシーンもありますよ。

エルピス第3話のネタバレを詳しく>>

第4話

恵那(長澤まさみ)の画策により、被害者遺族ら事件関係者にインタビューした映像が『フライデーボンボン』で放送された。拓朗(眞栄田郷敦)すら知らなかった恵那の“奇襲”に、村井(岡部たかし)たちスタッフはぼうぜん。オンエア後、放送不適切と判断されたVTRを独断で流した恵那は、名越(近藤公園)から厳しい叱責(しっせき)を受ける。一方で、特集への反響は想像以上に大きなものとなっていく…。

恵那たちが次に着目したのは、犯人逮捕の決め手にもなった重大な目撃証言。事件当時、目撃者の西澤正は、「男が慌てたように山道から駆け降りてきて、自転車で立ち去る様子を見た」と証言したが、恵那らが申し込んだ取材にはかたくなに応じようとせず、拓朗は西澤の言葉にどこかうさんくささを感じる。そして、証言がうそなら再審もあり得るはずだと息巻くが、そこには“開かずの扉”と呼ばれる司法の高い壁が…。

そんな矢先、恵那は弁護士の木村(六角精児)から、松本死刑囚(片岡正二郎)に関する衝撃の事実を聞かされる。

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第4話では、恵那の奇襲で冤罪事件のVTRを流した結果、とても反響が大きく、恵那たちは引き続き事件を調べることに。

そして眞栄田郷敦さんの「演技が凄い!」と絶賛の声が多かったですよ。

エルピス第4話のネタバレを詳しく>>

第5話

松本死刑囚(片岡正二郎)の再審請求が棄却され、責任を感じたチェリー(三浦透子)が自殺を図る。しばらくすると、拓朗(眞栄田郷敦)たちも特集の続編を制作することを禁じられ、あらがえない大きな力に脅威を感じた恵那(長澤まさみ)は、制作中止の理由も問わぬまま、上層部の決定を静かに受け入れる。だが、世間の反響が大きく視聴率も良かっただけに、拓朗はどうしても納得できない。

行き場のない正義感をまとった拓朗は、単独で、事件の目撃証言をした西澤(世志男)の身辺を調べ始める。すると、西澤がかつて、事件のあった八頭尾山のふもとの町に住んでいたことが判明。さらに現地で聞き込みを続けると、西澤の息子・健太の親友だという男が現れ、西澤の新たな顔が浮かび上がってくる。そこに、いちるの望みをかけた拓朗は、男を介して、ある人物に接触を試みることに…。

一方の恵那は、元恋人の斎藤(鈴木亮平)と再び良好な関係を築き始めていた。その矢先、同期で報道部の滝川雄大(三浦貴大)から、斎藤が警察に多大な影響力を持つ、とある大物政治家と親密な関係であることを聞かされて…。

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第5話では拓郎が覚醒して“決定的で最強の真実”を掴みます。

第4話に続き眞栄田郷敦の演技が素晴らしい回となりました。

エルピス第5話のネタバレを詳しく>>

第6話

西澤正が「松本死刑囚(片岡正二郎)を見た」というのはうそだった—。逮捕の決め手となった目撃証言が覆されたことで、再審は現実味を帯び、恵那(長澤まさみ)は再び奮い立つ。さらに、拓朗(眞栄田)がつかんだこの事実は、かつて報道局に在籍していた村井(岡部たかし)の魂にも火をつけ、事が事だけに報道部に任せるべきだという恵那や名越(近藤公園)の言葉をよそに、村井は『フライデーボンボン』で大々的に報じると宣言する。

オンエア後、日本の司法を揺るがす新事実に世間の反応はすさまじく、あらゆるメディアが動き出し、情報提供者である西澤の元妻・吉村由美子も不安を隠せない。さらに、恵那たちの考えがいかに甘かったかを思い知らされる、取り返しのつかない事態が起きてしまう。

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拓郎の執念が村井の魂にも火をつけて、報道でも大々的に報じることができました。

その一方、恵那と斎藤はいい関係であったにも関わらず、斎藤は恵那との関係を絶ち、恵那がとても可哀想になります。

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第7話

副総理大臣の大門(山路和弘)が八飛市出身だと気づいた恵那(長澤まさみ)は、新聞記者のまゆみ(池津祥子)に大門の身辺調査を依頼。かつての斎藤(鈴木亮平)の言動から、警察に対し絶大な力を持っていた大門が、事件に何らかの形で関与しているのではないかと考えたのだ。

一方、経理部へ異動した拓朗(眞栄田郷敦)もまた、引き続き事件を追っていた。しかし、新たな手掛かりは何も得られず、調査は八方ふさがり。このままでは松本死刑囚(片岡正二郎)を救い出すどころか、事件は風化してしまう——。落ち込む拓朗が村井(岡部たかし)に愚痴をこぼしていると、そこへ、とんでもないニュースが飛び込んでくる——!

やがて、まゆみの協力により大門に関わる重要人物のリストを手に入れた恵那は、ある仮説を立証すべく、多忙な自分に代わってその人物たちを調べてほしいと拓朗にリストを託す。局の看板アナウンサーに返り咲き、もはや自分とは違う世界の住人となった恵那の態度に、不満とどこか寂しさを感じる拓朗。するとその矢先、拓朗の元に意外な人物から電話がかかってきて…。

エルピス公式サイト

恵那の事件に対する思いが薄れてきている感じがした回でした。

拓朗は覚醒してから事件に突き進み、少し危ない感じではあるけれど、このまま正義が報われて欲しいです。

副総理である大門が事件にどれだけ関わっているのか、益々怪しくなってきましたね。

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第8話

かつて迷い込んだ商店街で、暗がりのなか、えたいの知れない雰囲気と危険をはらんだ瞳で恵那(長澤まさみ)を惑わせた男——。その人物こそが、大門副総理(山路和弘)の有力な支援者である「本城建託」社長の長男・本城彰だという。あの男には何かある——。そう直感した恵那に頼まれ、拓朗(眞栄田郷敦)が調べると、彰に対する地元の評判は上々。だが一方で、その存在があまり知られていないことも分かった。八頭尾山で3人目の女子生徒が殺されてから、再び犠牲者が出るまでの12年間、彰は海外を転々としていたという。

連続猟奇殺人の犯人について、ある“仮説”を立てた拓朗は、再び八飛市で聞き込みを行い、最後に殺された中村優香と親しかった高岡ひかるにたどり着く。ひかるは、亡くなった優香をどこか快く思っていない様子だったが、拓朗がある質問をすると、当時のことをぽつりぽつりと話し始めた…。さらに、ひかるの携帯電話に残されていた写真が、拓朗をさらに突き動かすことになる。

事件の真相に近づこうと突き進み、興奮気味に報告をしてきた拓朗に対して、恵那の反応は妙に鈍かった。強いいら立ちを隠せない拓朗はついに、恵那に“本心“を問い詰めたが、返ってきた言葉は…。

エルピス公式サイト

恵那を信じ、正義に向かって事件の真相を求めて突き進んでいた拓朗が、恵那に裏切られ、会社にも解雇されてしまいました。

涙しながら悔しそうな表情を浮かべる拓朗に、視聴者からは「頑張れ」という声が多数上がっています。

エルピス第8話のネタバレを詳しく>>

第9話あらすじネタバレ

岸本拓朗(眞栄田郷敦)は刑事・平川(安井順平)を脅迫した疑いで会社を解雇されてしまい、浅川恵那(長澤まさみ)は背後にいる巨大な力になすすべがありませんでした。

チェリー(三浦透子)や滝川雄大(三浦貴大)は、恵那にこれ以上首を突っ込まない方がいいと言います。

一方、村井喬一(岡部たかし)は拓朗にフリージャーナリストと名乗らせ、副大統領・大門雄二(山路和弘)の娘婿で秘書の大門亨に会わせます。

亨は過去に村井の力を借り、大門派の議員がバイトの女性を強姦して自殺に追いやったことを告発しようと試みたことがあったのです。

しかし権力に屈して当時は断念したものの、大門の右腕になるであろう斎藤正一(鈴木亮平)の存在が決め手となり、今回は決意を固めてると言います。

拓朗は自分がこのまま終わらせてはいけないと思い、大門を排除する作戦に動き始めました。

数日後、拓朗は亨と再び会い、亨から大門の娘と離婚したことを告げられます。

過去に告発を断念したのは、妻と子供のことを思ってのことでした。

「被害者を自殺に追いやってしまった罪を背負い続けるしかない」と亨が言うと、拓朗は「自殺した友人のことを思いながら仕事している」と打ち明けます。

拓朗は大門を排除するネタを週刊誌の佐伯(マキタスポーツ)に持ち込みます。

佐伯は慎重にしないといけないと言い、ウラを取るために被害者遺族から話を聞くように指示されました。

拓朗は被害者家族に手紙を書くも、上手に書けずに亨に電話します。

すると亨は大門の秘書を辞めたことを拓朗に報告し、これでしがらみが無くなったので、過去みたいに逃げないから心配しないで欲しいと励ましたのです。

5日後、大門亨が自殺したと連絡が入ります。

遺書があったことから自殺であると断定され、遺族の希望で病死だと発表されました。

村井は亨の葬儀に行き、斎藤に声をかけ「本当は他殺だろ?」と言います。

斎藤は村井を睨み、そんな斎藤に「引き返すなら今だ」と告げました。

村井は知り合いの記者から大門のインタビューを聞くと、亨が精神科に通っていて病気だったと話している内容でした。

村井はインタビューの内容に憤りを感じ、怒りをあらわにしました。

夜になり、ニュース8放送終了後のスタジオに村井が乗り込んできます。

村井は「ふざけんな!」と言いながらスタジオを破壊し、暴れ回ります。

恵那はそんな村井の姿を見て「いっそ粉々に壊れてしまえばいいと、私も願っていたのかもしれない」と思ったのです。

村井さんのどうにもできない苛立ちがひしひしと伝わる回でした。

大門を排除するには本当に高い壁があり、人を他殺してしまうほどの力があることに恐怖を感じました。

次週が最終回ですが、大門を排除することが本当に出来るのでしょうか?

拓朗の努力が報われるのか、最終回が楽しみですね。

第10話あらすじネタバレ

村井喬一(岡部たかし)がニュース8のスタジオに乗り込んできて暴れ、恵那は村井の様子を見て涙を流していました。

翌日、なぜ村井があんなことをしたのか知りたくて岸本拓朗(眞栄田郷敦)の家を訪ねます。

拓朗は亨が死んだのは自分のせいだと責任を感じて憔悴し、今度こそこの件から手を引くと言います。

しかし恵那は「これ以上真実は飲み込まない」と言い、拓朗がインタビューした亨のボイスレコーダーを聞きます。

インタビューを聞いた恵那は「希望は人が信じられたときに生まれる。岸本がいてくれたから今の自分がある」と感謝します。

恵那の言葉を聞いた拓朗は号泣していました。

副大統領・大門雄二(山路和弘)がもみ消したレイプ事件をニュース8で取り扱うと決めた恵那は、ディレクターの滝川雄大(三浦貴大)に、VTRを亨のインタビューに差し替えるように頼みます。

滝川は全力で阻止しようとするも、恵那の決意は固く「どんなことがあっても大門の悪事を暴露する」と言ってスタジオに向かったのです。

困った滝川は斎藤正一(鈴木亮平)を呼び、斎藤の姿を見た恵那は一瞬強張ります。

しかし恵那は「斎藤に何を言われても気持ちは変わらない」とはっきりと答えました。

斎藤は「もし恵那が大門を告発する原稿を読めば、日本の政治や経済は窮地に追い込まれる」と言うも、それでも真実を明らかにするべきだと恵那は言います。

「必ず恵那がやろうとしていることをいつか実現させるから、それまで時間が欲しい」と斎藤は恵那に頼み、恵那は少し考えてから「本城彰の逮捕を邪魔しないのなら」と条件を出しました。

斎藤はどこかに電話し、恵那の条件を呑むと答えると、恵那はすぐに拓朗に電話します。

拓朗は偶然にも大洋テレビのロビーにいて、本城彰が犯人である証拠のVTRを恵那は受け取り、「ニュース8のトップニュースで扱う」と伝えました。

拓朗は被害者家族や松本良夫死刑囚の冤罪事件に関わってくれた人に電話し、ニュース8を見て欲しいと伝えました。

それからしばらくして、チェリーは釈放された松本と一緒にカレーとショートケーキを涙を流しながら食べていました。

一方、拓郎は村井が立ち上げた映像会社で働いていました。

「これからは夢のために生きろ」と恵那に言われた拓郎は、自分の夢について考えるもまだその答えは出ていません。

しかし、真実から逃げなかったことで夢に向かう希望の光を手に入れたのです。

ついに最終回を迎えましたが、大門はやっぱり逮捕できませんでしたね。

本城彰が逮捕されるシーンもなかったので、個人的には少し残念です。

本作を通じて、報道で「真実」を追究することがどれだけ厳しいことなのかが理解出来ました。

しかし、大事なのは「逃げないこと」だということを伝えたかったのではないでしょうか。

【エルピス—希望、あるいは災い—】の最終回結末

ドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」の最終回結末を見ていきましょう。

ドラマ放送前の最終回結末予想はこちら!

連続殺人事件で死刑囚となっていた人物は、とある政治家の息子が犯した罪を着せられていたのでした。

しかし、死刑囚の男はやってもいない罪を素直に認める代わりに、家族を助けてもらえると約束されていました。

政治家の息子の罪を暴くことで、社会的に抹殺される可能性があります。

テレビ局も政治家からの圧力を受けて、真実を知りながらも公表はできないと言います。

主人公達は、ネットを通じて世間に冤罪事件の真実を明かします。

そして、政治家の息子は逮捕されるも、主人公達はその責任を取らされ、会社を解雇され、居場所を完全に失います。

しかし、主人公達はネット上に自分達の情報番組を立ち上げ、声を上げられない人々のために寄り添う報道を続けていくと決めたのでした。

主人公達は社会的に一度は立場を失うものの、自分達を信じて「希望」に向かう新たなステージを作り上げるのではないでしょうか?

実際の最終回結末がこちら!

松本死刑囚は連続殺人犯に仕立て上げられ、冤罪で収容されていました。

真犯人は本城彰という人物だったが、その事実を隠蔽した黒幕は副総理である大門でした。

冤罪事件の真相を追う中でいろんな人を敵に回し、勝てない大きな力に絶望しながらも、「真実」を伝えるために葛藤し続けた恵那と拓朗。

最後には松本死刑囚は釈放され、真犯人である本城彰が逮捕されました。

大門を逮捕するまではできなかったものの、確実に追い詰めることはできました。

真実に目を反らし、嫌なことから逃げる現代社会の現状に、大事なことは「逃げないこと」だということを伝えてくれたドラマでした。

【エルピス—希望、あるいは災い—】のネタバレあらすじ!最終回の結末まとめ

ドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」のネタバレあらすじや、最終回の結末までを見てきました。

ドラマ「エルピス」のまとめ

  • 主演は連ドラ4年ぶりの主演となる長澤まさみさん
  • ドラマは脚本家・渡辺あやさんによる完全オリジナル作品
  • エルピスは「とある連続殺人事件の死刑囚の「冤罪」をめぐり物語」
  • 結末:冤罪だった松本死刑囚は釈放されて真犯人・本城彰が捕まり、黒幕だった副総理・大門を追い詰めることができた。

Twitterでは常に「面白い」という高評価を得ていたドラマですので、まだ視聴していない方は是非見てみてください。

以上、ドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」のネタバレあらすじと、最終回の結末までを紹介しました!

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